JP6826353B2 - プリンタ - Google Patents
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図7を参照すると、特許文献1に開示されたものに似た第1の関連技術としてのプリンタは、通帳Tのページ面における印字すべき行がセンターホールドTc付近か否かを判断し、印字すべき行が通帳TのセンターホールドTc付近の場合は、このセンターホールドTc付近の紙の膨らみが潰れるようにプラテン66を印字ヘッドプロテクタ44に近付く方向(Hu)に変位させる移動手段を有している。
また、図8を参照すると、特許文献2に開示されたものに似た第2の関連技術としてのプリンタは、通帳のページ面のセンターホールド付近に印字を行う際に通帳が反らないように、リボンガイドプロテクタ84の、媒体搬送方向(D)における両端が、通帳の厚さが厚い部分を逃がし得る形状841となっている。これにより、印字の際の通帳の反りが発生せず、印字不良、印字品質低下、騒音の発生の防止が期待できる。
さらに、図6を参照すると、特許文献3に開示されたものに似た第3の関連技術としてのプリンタは、上下動可能なプラテン106と、プラテン106を駆動するプラテン駆動手段と、印字ヘッド103の先端部分において揺動自在に支持されたプロテクタ104と、プロテクタ104を回動させるプロテクタ回動手段とを有している。このプリンタは、通帳の搬送時は通帳が引っ掛からないようにプロテクタ104を傾斜させる一方、通帳への印字時はプラテン106を上動させると共に、プロテクタ104を媒体搬送路に対して平行にする。
図4を参照すると、本発明の第1の実施形態によるプリンタは、筐体20と、筐体20の前面に形成された通帳挿入口21と、媒体搬送路Aと、媒体搬送機構(一部のみ図示)と、印字ヘッド3と、プロテクタ4と、プラテン6と、プラテン押圧部(図示せず)とを有している。尚、本プリンタは、キャリア、媒体検出部、プロテクタ態勢切替部等(いずれも後述する)をも有しているが、図4においては、図示を省略している。
(2)印字時に印字ヘッド3が通帳Tの厚さが薄い側に位置している時に、プロテクタ4の対の斜面のうち、通帳Tの厚さが厚い側を臨む側の斜面が開き、かつ、反対側の斜面が搬送方向(D)に平行となるように、プロテクタ4の態勢を切り替える。
本発明の第2の実施形態は、プロテクタの態勢切替を、第1の実施形態のような媒体検出部およびプロテクタ態勢切替部によって行わず、搬送される媒体としての通帳からの力やプラテンからの押圧力によって、いわば受動的に行われる点が、第1の実施形態とは異なる。それ以外の点については、第1の実施形態と同じか同様であるため、図面をも含め、第1の実施形態の説明を援用することとし、詳細な説明は省略する。
(2)印字時に印字ヘッド3が通帳Tの厚さが薄い側に位置している時に、プロテクタ4の対の斜面のうち、通帳Tの厚さが厚い側を臨む側の斜面が通帳Tの厚さが厚い側に押し広げられることにより開き、かつ、反対側の斜面が、通帳Tを介したプラテン6からの押圧力により、搬送方向(D)に平行となるように、プロテクタ4の態勢が切り替わる。
2 ガイドシャフト
3 印字ヘッド
4 プロテクタ
4a1、4a2 斜面(プロテクタ先端面)
5 中心軸
6 プラテン
6a プラテン先端面
7 リンク
8 ロッド
9 搬送ローラ
10 押圧ローラ
11f 下前搬送ガイド
11r 下後搬送ガイド
12f 上前搬送ガイド
12r 上後搬送ガイド
20 筐体
21 通帳挿入口
22 伝票挿入口
23 合流部
A 媒体搬送路
T 通帳
Tc センターホールド
Claims (8)
- 筐体と、
前記筐体内に設けられ、路幅方向および路高方向を有すると共に、搬送方向に延在する媒体搬送路と、
前記媒体搬送路内にて、冊子状の媒体を、そのセンターホールドを前記路幅方向に平行にし、かつ、ページを開いた状態で、搬送する媒体搬送機構と、
前記媒体搬送路の前記路高方向の一方の側に設けられ、前記媒体搬送路内の媒体のページ面に印字を行う印字ヘッドと、
前記印字ヘッドの先端部の周囲に設けられ、前記路幅方向に平行な中心軸を中心として揺動可能であり、さらに、前記媒体搬送路を臨むプロテクタ先端面を備えたプロテクタと、
前記媒体搬送路を介して前記プロテクタに対向するように設けられ、前記路高方向に変位可能であり、前記搬送方向および前記路幅方向に平行なプラテン先端面を備えたプラテンと、
少なくとも印字時に前記プラテンを前記プロテクタに近付く方向に押圧するプラテン押圧部と、を有し、
前記プロテクタ先端面は、前記中心軸に沿った稜線からそれぞれ前記媒体搬送路から遠ざかるように傾斜した対の斜面を含み、
前記プロテクタ先端面の前記対の斜面は、前記稜線に関して対称形状を呈し、
前記対の斜面の頂角は、一方の斜面が前記媒体搬送路に対して平行である時に他方の斜面の開き角度が最大厚さの媒体を避け得る角度となっている、プリンタ。 - 前記プラテン先端面は、前記搬送方向の両端が前記媒体搬送路から遠ざかる方向に、平面状または曲面状の面取りが施されている、請求項1に記載のプリンタ。
- 媒体の搬送方向がどちら向きであるかと、前記媒体搬送路内の媒体のセンターホールドを介した両側の厚さの大小と、を検出する媒体検出部と、
前記媒体検出部の検出結果に基づいて、前記プロテクタの揺動方向における態勢を切り替えるプロテクタ態勢切替部と、をさらに有し、
前記プロテクタ態勢切替部は、
媒体の搬送時に、前記プロテクタの前記対の斜面のうち、搬送方向上流側の斜面が開くように、該プロテクタの態勢を切り替え、かつ、
印字時に前記印字ヘッドが媒体の厚さが薄い側に位置している時に、前記プロテクタの前記対の斜面のうち、媒体の厚さが厚い側を臨む側の斜面が開き、かつ、反対側の斜面が前記搬送方向に平行となるように、該プロテクタの態勢を切り替える、請求項1または2に記載のプリンタ。 - 前記印字ヘッドを搭載し、前記路幅方向に移動可能なキャリアをさらに有し、
前記プロテクタは、揺動可能な状態で前記キャリアに搭載され、
前記プロテクタ態勢切替部は、少なくとも、前記プロテクタに機械的に接続した部分が前記キャリアに搭載されている、請求項3に記載のプリンタ。 - 前記プラテン押圧部は、印字時のみ前記プラテンを前記プロテクタに近付く方向に押圧する一方、それ以外の時は該プラテンを該プロテクタから遠ざかる方向に退避させる電動機構を備えている、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のプリンタ。
- 前記プラテン押圧部は、前記プラテンを前記プロテクタに近付く方向に付勢するバネ部材から成る、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のプリンタ。
- 冊子状の媒体のページを自動的にめくるページ送り機構をさらに有する、請求項1乃至6のいずれか一項に記載のプリンタ。
- 前記プロテクタ先端面の稜線には、R付けが施されている、請求項1乃至7のいずれか一項に記載のプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016253012A JP6826353B2 (ja) | 2016-12-27 | 2016-12-27 | プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016253012A JP6826353B2 (ja) | 2016-12-27 | 2016-12-27 | プリンタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2018103486A JP2018103486A (ja) | 2018-07-05 |
JP6826353B2 true JP6826353B2 (ja) | 2021-02-03 |
Family
ID=62785161
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016253012A Active JP6826353B2 (ja) | 2016-12-27 | 2016-12-27 | プリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6826353B2 (ja) |
-
2016
- 2016-12-27 JP JP2016253012A patent/JP6826353B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2018103486A (ja) | 2018-07-05 |
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