JP6825447B2 - 制御プログラム、操作連携方法及び情報処理装置 - Google Patents

制御プログラム、操作連携方法及び情報処理装置 Download PDF

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Description

本発明は、制御プログラム、制御方法及び情報処理装置に関する。
一の端末装置に対する操作内容を記録し、記録した操作内容を再生することで、操作を再現する技術が知られている。例えば、この技術を使用すれば、一の端末装置に対する所定の操作を行った場合に、その操作内容を記録し、記録した操作内容を1又は複数台の他の端末装置にて再生することで、操作を効率的に行うことができる。
特開2005−63279号公報
しかしながら、上記手法では、一の端末装置にて操作内容を記録する際の表示画面の設定環境と、他の端末装置にて操作内容を再生する際の表示画面の設定環境とが異なる場合、記録された操作が他の端末装置において再現されない場合がある。例えば操作内容を再生する側においてアイコン等の操作対象オブジェクトの表示領域に、記録された座標情報が含まれない場合、記録された操作内容は再現されない。この場合、早期に操作内容の再現が行われるように業務を効率化するリカバリ機能は実現していない。
そこで、1つの側面では、効率的に操作内容を再現することを目的とする。
1つの実施態様では、操作が検出された場合に、該操作の種別を示す操作種別情報と、前記操作の対象オブジェクトを示す情報とを他のコンピュータに送信し、前記他のコンピュータにおける表示画面に、前記操作の対象オブジェクトが検出されない場合に、前記他のコンピュータから該表示画面の情報を受信し、受信した前記表示画面の情報に基づいて表示画面を表示部に表示し、表示した前記表示画面の領域において検出された操作の種別を示す操作種別情報を送信する、処理をコンピュータに実行させることを特徴とする制御プログラムが提供される。
1つの側面では、本発明は、効率的に操作内容を再現することができる。
操作内容の記録と再生について説明する図。 一実施形態に係る操作記録DBの一例を示す図。 記録装置による操作記録情報の記録と、再生装置による操作記録情報の再生の一例を示す図。 記録装置の画面と再生装置の対応画面の一例を示す図。 一実施形態に係る記録装置のハードウェア構成の一例を示す図。 第1実施形態の記録装置及び再生装置の機能構成の一例を示す図。 一実施形態に係るリアルタイム操作の連携を説明する図。 一実施形態に係る操作連携処理(リアルタイム操作)の一例を示すフローチャート。 一実施形態に係る操作記録DBの一例を示す図。 一実施形態に係る操作連携処理(バッチログ操作)の一例を示すフローチャート。 一実施形態に係るバッチログ操作の連携を説明する図。 第2実施形態の記録再生装置の機能構成の一例を示す図。 第3実施形態の記録再生システムのシステム構成の一例を示す図。
以下、本発明の実施形態について添付の図面を参照しながら説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省く。
[はじめに]
本実施形態では、図1に示す記録装置100において行われた操作の内容を、操作記録情報200として操作記録DB20に記録する。記録された操作記録情報200は、再生装置300−1、300−2において読み込まれ、記録された操作が再現される。
本実施形態において、操作記録情報200として内容が記録される操作は、例えば記録装置100で繰り返し行わせたい操作や、再生装置300−1、300−2等の他のコンピュータで行わせたい操作等である。
尚、図1では、操作記録情報200を再生する再生装置を、再生装置300−1、300−2の2台としたが、操作記録情報200を再生する再生装置の数は任意であって良い。以下の説明では、再生装置300−1、300−2を区別しない場合には、単に再生装置300と呼ぶ。
本実施形態では、記録装置100において、操作記録情報200を記録することで、記録装置100で行われた操作を自動的に任意の数の再生装置300に行わせることができる。したがって、本実施形態によれば、例えば複数台のコンピュータに同一の設定を行う操作を実施する場合等には、1台の記録装置100において該当する操作を実施して操作記録情報200を記録し、この操作記録情報200を複数台のコンピュータに再生させれば良い。
特に、本実施形態では、記録装置100において実施した操作を再生装置300において再生することに失敗した場合に、記録装置100と再生装置300との間にて操作の連携が行われる。本実施形態に係る記録装置100は、再生装置300との間の操作の連携を行う連携装置の一例である。また、本実施形態に係る再生装置300は、記録装置100が記録した操作記録情報200に基づき操作を再生する端末装置の一例である。
また、本実施形態では、記録装置100と再生装置300とを別のコンピュータとしているが、これに限定されない。記録装置100と再生装置300とは、図12に示すように同一の装置であっても良い。この場合、例えば1台のコンピュータに複数回同じ操作を実行させたい場合等に、操作記録情報200を記録し、再生させれば良い。
尚、本実施形態の操作記録情報200は、例えば記録装置100において、外部の記録装置や可搬型の記録媒体等に記録されても良い。
次に、本実施形態の記録装置100による操作記録情報200の記録と、再生装置300による操作記録情報200の再生について説明する。
本実施形態の記録装置100は、表示画面に表示された操作対象オブジェクト(以下、「オブジェクト」ともいう。)を示す情報(以下、「オブジェクト情報」という。)と、操作対象オブジェクトに対して行われた操作の種類を示す情報(以下、「操作種別情報」という。)とを操作記録DB20に記録する。図1に示す操作記録DB20に記録された操作記録情報200は、操作種別情報と操作種別情報に対応付けられたオブジェクト情報とを含む情報である。なお、本実施形態における操作対象オブジェクトとは、画面上に選択可能な状態で表示され得るものであり、且つ操作の対象となる表示部品である。
以下に、本実施形態のオブジェクト情報について説明する。オブジェクト情報は、操作対象オブジェクトの名称(以下、「オブジェクトの名称」という。)とオブジェクトの種類の情報を含む。
本実施形態のオブジェクト情報は、記録装置100に搭載されたOS(Operating System)により取得され、操作記録DB20に記録される。図2に一実施形態に係る操作記録DBの一例を示す。操作記録DB20は、操作種別情報200a、移動先座標情報200b及びオブジェクト情報200cを有する。操作種別情報200a、移動先座標情報200b及びオブジェクト情報200cは、操作記録情報200の一例である。
操作種別情報200aには、例えば、移動、マウスクリック、ドラッグ、ドロップ等の操作の種類が記録される。移動先座標情報200bには、操作が行われた位置、具体的には移動先の座標情報が記録される。オブジェクト情報200cには、オブジェクトの名称と種類が記録される。オブジェクトの名称とは、オブジェクト内に表示されたテキストデータである。オブジェクトの種類とは、例えばウィンドウ、ダイアログボックス、ボタン(最小化、最大化、閉じる等)等を示す。例えば、図2の例では、オブジェクトの名称が「FAQ」の操作対象オブジェクトの種類はメニューであり、所定のアプリケーションの起動により立ち上げられたウィンドウである。
本実施形態の再生装置300は、操作記録DB20に記録した操作記録情報200に含まれるオブジェクト情報に基づき、再生装置300の表示画面において、操作対象オブジェクトを特定する。そして、再生装置300は、特定された操作対象オブジェクトに対して操作種別情報が示す種類の操作を発生させる。
図3は、記録装置100による操作記録情報の記録と、再生装置300による操作記録情報の再生の一例を示す。図3では、記録装置100の表示画面A1に表示されたオブジェクトに対して行われた操作の内容を記録する例を示している。表示画面A1は、記録装置100のディスプレイ等に表示される。
表示画面A1には、オブジェクト101〜106が表示されている。オブジェクト101〜106は、それぞれが選択可能であり、且つ操作の対象となり得る。オブジェクト101は、アプリケーション「XYZ」の起動により立ち上げられたウィンドウである。つまり、表示画面A1は、同一名称のアプリケーション「XYZ」が複数立ち上げられた状態を示している。
オブジェクト102、103は、起動しているアプリケーション「XYZ」のそれぞれに対する操作を行うための表示部品である。オブジェクト104は、ウィンドウの最小化の要求を行うための表示部品である。オブジェクト105は、ウィンドウを閉じる要求を行うための表示部品である。ウィンドウを閉じる要求とは、アプリケーション「XYZ」の終了の要求である。オブジェクト106は、ウィンドウの最大化の要求を行うための表示部品である。
図4(a)は、記録装置100の表示画面例であり、図4(b)は、再生装置300の対応する表示画面例である。図4の例では、再生装置300は一台のみ表示しているが、記録装置100で入力した操作を、複数台の再生装置300で実行する場合、操作内容を他の再生装置300にも同時入力し、複数台の再生装置300で同じ操作内容の再生を行ってもよい。
図4(a)の表示画面A1は、記録装置100のデスクトップ画面であり、オブジェクト111〜117が表示されている。オブジェクト111〜117は、それぞれが選択可能であり、且つ操作の対象となり得る。オブジェクト111は、所定のアプリケーションの起動により立ち上げられたメニュー画面(システム設定画面)である。つまり、表示画面A1は、メニュー画面のオブジェクト111を表示する所定のアプリケーションが立ち上げられた状態を示している。オブジェクト111〜116は、メニュー項目(テキスト)を示す表示部品であり、オブジェクト117は、スクロールを示す表示部品である。
図4(b)の表示画面A2は、再生装置300のデスクトップ画面であり、オブジェクト211〜217が表示されている。オブジェクト211〜217は、それぞれが選択可能であり、且つ操作の対象となり得る。オブジェクト211は、所定のアプリケーションの起動により立ち上げられたメニュー画面(システム設定画面)である。つまり、表示画面A2は、メニュー画面のオブジェクト211を表示する所定のアプリケーションが立ち上げられた状態を示している。
図4(a)に示す記録装置100において行われた、マウスを移動させてクリックさせる操作を再生装置300にて再生させる場合、マウスクリックの操作内容を示す操作記録情報200が、再生装置300に送信される。再生装置300は、操作記録情報200に基づきマウスクリックの操作を再生する。ところが、記録装置100と、その操作内容を受信した再生装置300との環境(例えばブラウザのバーション等)を同じにしていても、操作がうまく連動せず、再生装置300側で操作の再生ができない場合がある。
例えば、図4(a)に示す記録装置100の表示画面A1には、ブラウザのメニュー画面のオブジェクト111が表示され、その最下のメニュー項目である「(5)FAQ」のオブジェクト116がマウスクリックされている。この場合、図4(b)に示す再生装置300の表示画面A2には、メニュー画面のオブジェクト211が表示される。しかしながら、再生装置300のメニュー項目のオブジェクト212〜217は、記録装置100のメニュー項目のオブジェクト112〜116よりも一つ多く表示されている。このため、記録装置100のマウスクリック操作を再生装置300で再現しようとすると、「(5)よくある質問」のオブジェクト216と「(6)その他」のオブジェクト217の間がクリックされる。このため、再生装置300では何も起こらず、記録装置100のマウスクリック操作が再生されない結果となる。このとき、マウスクリック操作の対象である「(5)FAQ」のオブジェクト116の文字列検索を行ったとしても、図4(b)の「(5)よくある質問」のオブジェクト216とは異なる文字に変更されているため、文字列検索では「(5)FAQ」に対応する再生装置300側のメニュー項目を探すことができない。
また、マウスを移動させてクリックさせる操作内容を再生装置300に送信する場合に、記録装置100から送信される操作記録情報200に、マウスクリックを行った操作位置を示す移動先座標情報が含まれていても、移動先座標にズレが生じ、クリック対象のオブジェクトがないような場合がある。例えば、表示のサイズが違っていて、記録装置100に表示されているスクロール等のオブジェクトが再生装置300には表示されない場合や、文字の表示が異なっていて、かつ文字が異なる座標に表示されている場合である。
このように再生装置300において操作対象オブジェクトを特定できず、操作内容の再生に失敗した場合、本実施形態では、再生装置300において早期に操作内容の再現が行われるようにリカバリする機能を有する。つまり、本実施形態におけるリカバリ機能では、再生装置300にて一の操作内容がうまく再現されなかった場合に、記録装置100の操作者に再生装置300の状況を知らせる。これにより、記録装置100は、処理の負荷を少なくして記録装置100の操作性を悪化させることを回避しながら、再生装置300において再現されなかった操作の再生処理に必要な情報を再送信する。これにより、再生装置300において効率的に操作内容を再現することができる。
<第1実施形態>
[ハードウェア構成]
次に、図5を参照して一実施形態の記録装置100と一実施形態の再生装置300のハードウェア構成について説明する。本実施形態の記録装置100と再生装置300のハードウェア構成は、同じであるため、図5では、一実施形態に係る記録装置のハードウェア構成について説明し、一実施形態に係る再生装置300のハードウェア構成の説明は省略する。
本実施形態の記録装置100は、それぞれバスBで相互に接続されている入力装置11、出力装置12、ドライブ装置13、補助記憶装置14、メモリ装置15、演算処理装置16、インターフェース装置17及び通信装置19を含む。
入力装置11はキーボードやマウス等を含み、各種信号を入力するために用いられる。出力装置12はディスプレイ装置等を含み、各種ウィンドウ、データ等を表示するために用いられる。インターフェース装置17は、モデム、LANカード等を含み、ネットワークに接続する為に用いられる。
本実施形態の記録装置100は、例えばタブレット型のコンピュータ等であっても良い。その場合、入力装置11及び出力装置12の代わりに、表示機能を有するタッチパネル等の表示操作装置を有していても良い。
なお、記録装置100には、操作記録再生プログラム140がインストールされている。操作記録再生プログラム140は、再生装置300にもインストールされている。操作記録再生プログラム140は、記録装置100を制御する各種プログラムの少なくとも一部である。操作記録再生プログラム140は、再生装置300を制御する各種プログラムの少なくとも一部である。操作記録再生プログラム140には、記録装置100と再生装置300の間で操作を連携するための制御プログラムが含まれる。
操作記録再生プログラム140は例えば記録媒体18の配布やネットワークからのダウンロードなどによって提供される。記録媒体18は、CD−ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等の様に情報を光学的、電気的或いは磁気的に記録する記録媒体、ROM、フラッシュメモリ等の様に情報を電気的に記録する半導体メモリ等、様々なタイプの記録媒体を用いることができる。
また、操作記録再生プログラム140は、操作記録再生プログラム140を記録した記録媒体18がドライブ装置13にセットされると、記録媒体18からドライブ装置13を介して補助記憶装置14にインストールされる。ネットワークからダウンロードされた操作記録再生プログラム140は、インターフェース装置17を介して補助記憶装置14にインストールされる。
補助記憶装置14は、インストールされた操作記録再生プログラム140を格納すると共に、必要なファイル、データ等を格納する。メモリ装置15は、コンピュータの起動時に補助記憶装置14から操作記録再生プログラム140を読み出して格納する。そして、演算処理装置16はメモリ装置15に格納された操作記録再生プログラム140に従って、後述するような操作連携処理等の各種処理を実現している。
通信装置19は、記録装置100と再生装置300の間における操作の連携に必要な操作記録情報200等のデータの送信及び受信を行う。
[機能構成]
次に、図6を参照して第1実施形態に係る記録装置100と再生装置300の機能について説明する。図6は、第1実施形態の記録装置100及び再生装置300の機能構成を説明する図である。本実施形態の記録装置100は、操作記録再生処理部110を有する。また、本実施形態の再生装置300は、操作記録再生処理部310を有する。記録装置100と再生装置300とはネットワークで接続されている。
本実施形態の操作記録再生処理部110は、記録装置100にインストールされた操作記録再生プログラム140を演算処理装置16が実行することで実現される。また、本実施形態の操作記録再生処理部310は、再生装置300にインストールされた操作記録再生プログラム140を、再生装置300の演算処理装置が実行することで実現される。
ここで、本実施形態において、記録装置100と再生装置300のそれぞれにインストールされる操作記録再生プログラム140は、同一のプログラムであって良い。記録装置100では、操作記録再生プログラム140に含まれる記録プログラム及び連携処理プログラムを実行することで記録処理部120を実現し、コンピュータを記録装置100として動作させる。また、再生装置300では、操作記録再生プログラム140に含まれる再生プログラム及び連携処理プログラムを実行することで再生処理部330を実現し、コンピュータを再生装置300として動作させる。
(記録装置)
始めに、本実施形態の記録装置100について説明する。本実施形態の記録装置100の操作記録再生処理部110は、記録処理部120、再生処理部130を有する。
本実施形態の記録処理部120は、操作検知部121、割込発生部122、オブジェクト情報取得部123、操作種別取得部124、表示制御部125、操作記録部126、送信部127、受信部128及び記憶部129を有する。
操作検知部121は、記録装置100において行われた操作を検知する。具体的には、本実施形態の操作検知部121は、記録装置100に搭載されたOSがクリック操作、ドラッグ操作、ドロップ操作等を検知したことを示す通知を受け付け、操作を受け付けたことを割込発生部122へ通知する。
本実施形態では、画面上の同一の座標において、マウスボタンのボタンダウンとボタンアップが検知されたとき、この操作はクリック操作として検知される。また、本実施形態では、マウスボタンのボタンダウン後に、ポインタが指し示す座標が移動した場合に、この操作はドラッグ操作として検知される。また、本実施形態では、ポインタが指し示す座標が移動した後のマウスボタンのボタンアップを検知したとき、この操作はドロップ操作として検知される。
割込発生部122は、操作検知部121により検知対象の操作が検知されると、記録装置100に搭載されたOSに対して割り込みを発生させ、操作内容を記録する処理の実行を要求する。
オブジェクト情報取得部123は、割り込みが発生すると、ポインタが指し示している操作対象オブジェクトを示す情報を取得する。具体的には、オブジェクト情報取得部123は、表示画面においてポインタが指し示している位置の座標を移動先座標として取得する。
そして、オブジェクト情報取得部123は、この移動先座標を記録装置100に搭載されたOSに渡し、OSから移動先座標と対応する操作対象オブジェクトのオブジェクト情報(オブジェクト名、種類)を受け取る。
操作種別取得部124は、割り込みが発生すると、操作検知部121により検知された操作の種類を示す情報(操作種別情報)を取得する。
操作記録部126は、取得した操作種別情報、移動先座標情報及びオブジェクト情報を、操作種別情報に対応付けて操作記録DB20に記録する。これにより、操作記録DB20に、操作の履歴を示す操作記録情報200が作成される。つまり、操作記録情報200には、操作種別情報、移動先座標情報及びオブジェクト情報が含まれる。本実施形態の操作記録部126は、記録処理の終了指示を受け付けたとき、記録の処理を終了する。
送信部127は、操作記録DB20に記録された操作記録情報200のうち、操作者により選択された特定の操作種別情報とその操作種別情報に対応するオブジェクト情報を再生装置300に送信する。送信部127は、特定の操作種別情報、その操作種別情報に対応するオブジェクト情報に加えて、移動先座標情報を送信してもよい。
操作記録情報200は、例えば可搬型の記録媒体210に記録される。記録媒体210は、再生装置300において読取可能な記録媒体であれば良い。
表示制御部125は、再生装置300において、送信した操作種別情報に従った操作の実行により、送信したオブジェクト情報に対応する操作対象オブジェクトが検出されない場合、操作の実行にかかる表示画面を取得して表示部に表示する。表示部は、例えばディスプレイにより実現される。
操作検知部121は、再生装置300から取得した表示画面の領域において特定の操作種別情報を検出すると、検出した操作種別情報とその操作種別情報に対応するオブジェクト情報とを送信する。
受信部128は、再生装置300から操作の再生が完了した通知や操作の再生に失敗した通知を受信する。記憶部129は、操作記録DB20に操作記録情報200を記憶する。
なお、操作検知部121、割込発生部122、オブジェクト情報取得部123、操作種別取得部124、表示制御部125及び操作記録部126は、例えば、演算処理装置16により実現可能である。また、送信部127及び受信部128は、例えば、通信装置19により実現可能である。また、記憶部129は、例えば、メモリ装置15により実現可能である。
(再生装置)
次に、本実施形態の再生装置300について説明する。本実施形態の再生装置の操作記録再生処理部310は、記録処理部320、再生処理部330を有する。本実施形態の再生装置300では、上述したように、再生処理部330が実現される。本実施形態の再生処理部330は、操作記録読込部331、操作種別特定部332、存在判定部333、オブジェクト特定部334、操作発生要求部335、送信部336及び受信部337を有する。
操作記録読込部331は、記録媒体210に格納された操作記録情報200を読み込む。操作種別特定部332は、操作記録情報200に含まれる操作種別情報から、特定した操作対象オブジェクトに対して行う操作の種類を特定する。
存在判定部333は、再生装置300の表示画面上に、操作記録情報200が示す操作対象オブジェクトが存在するか否か(表示されているか否か)を判定する。存在判定部333が、該当する操作対象オブジェクトが存在しないと判定した場合、送信部336は、再生装置300の表示画面を記録装置100に送信する。
図7を参照して具体的に説明する。図7(a)は、記録装置100の表示画面A1であり、図7(b)は、再生装置300の対応する表示画面A2である。図7(c)は、再生装置300から取得した画面の画像を表示する記録装置100の表示画面A1である。
存在判定部333は、再生装置300の表示画面上に該当する操作対象のオブジェクト116が存在しないと判定する。この場合、送信部336は、図7(b)のデスクトップ画面(表示画面A2)の画像を記録装置100に送信する。この場合、再生装置300から送られる画像の座標情報は、絶対座標を示す。つまり、取得したデスクトップ画面(表示画面A2)の左上の基準座標(0,0)は、記録装置100のデスクトップ画面(表示画面A1)の左上の基準座標(0,0)に一致するため、記録装置100は、取得した座標が示す位置にそのまま、取得したデスクトップ画面(表示画面A2)の画像を表示すればよい。
しかしながら、送信部336は、例えば、図7(b)に示すように、操作の再生に失敗した画面を表示するアプリケーションの起動により立ち上げられるオブジェクト211の画像を記録装置100に送信してもよい。この場合、再生装置300から送られるメニュー画面のオブジェクト211の画像に対応して送信される座標情報は、相対座標を示す。例えば、再生装置300が、図7(b)に示すオブジェクト211の画像とともにその画像の左上の座標(x、y)を送信するとする。この場合、記録装置100は、取得した座標(x、y)を、図7(a)に示す記録装置100の表示画面A1に表示されるオブジェクト111の画像の左上の座標(x、y)に変換する相対座標変換を行い、変換後の座標が示す位置に、取得したオブジェクト211の画像を表示する。
図7(c)は、再生装置300から取得した画面の画像が、記録装置100に表示されたときの表示画面A1の画面例である。ここでは、記録装置100の表示画面A1に、再生に失敗した再生装置300の表示画面A2の画像A2aが表示されている。表示画面A2の画像A2aの領域には、メニュー画面のオブジェクト211の画像211aが表示されている。
また、記録装置100の表示画面A1には、表示された画像A2aの上部にエラーメッセージのオブジェクト218が付加され、重畳表示されている。例えば、エラーメッセージのオブジェクト218には、再生装置では、操作が認識されなかったこと、操作の再生に失敗した画面の画像を表示していること、記録装置100でマウスクリックされた対象をクリックすることの指示等が表示されてもよい。
なお、本実施形態では、再生装置300から記録装置100に、操作の再生に失敗した画面の画像を送る場合、該当する画像とその画像の座標情報を送信する例を挙げた。しかしながら、必ずしも、操作の再生に失敗した画面の画像とともに座標情報を送信する必要はない。例えば、操作の再生に失敗した画面の画像とともに、操作の再生に失敗した画面に表示されるオブジェクト情報の組合わせ(テキスト、ボタン等のオブジェクト情報群)を送信することで、操作の再生に失敗した画面の画像の座標情報を送信しなくても、操作の再生に失敗した画面を記録装置100の画面に表示することができる。これにより、記録装置100の操作者に再生装置300の状況を正しく知らせることができる。
図6に戻り、オブジェクト特定部334は、操作記録情報200に含まれるオブジェクト情報に基づき、操作対象のオブジェクトを特定する。操作発生要求部335は、再生装置300に搭載されたOSに対して、操作対象のオブジェクトに対して特定した操作を発生させるための操作発生要求を行う。再生装置300では、OSに対して操作発生要求を行うことで、OSの機能により要求した操作が発生し、操作記録情報200に記録された操作内容の操作が特定のオブジェクトに対して再現される。
送信部336は、操作の再生にエラーが生じた場合、操作の失敗を記録装置100に通知する。また、送信部336は、操作の失敗が生じた画面を送信する。受信部337は、記録装置100等から操作記録情報200等の各種データを受信する。
なお、操作記録読込部331、操作種別特定部332、存在判定部333、オブジェクト特定部334及び操作発生要求部335は、例えば、演算処理装置16により実現可能である。また、送信部336及び受信部337は、例えば、通信装置19により実現可能である。
なお、図6及び後述する図12は機能に着目したブロック図を描いており、これらの機能ブロックで示した各部のソフトウエアを実行するプロセッサはハードウェアである。
[操作連携処理:リアルタイム操作]
次に、記録再生処理において、本実施形態に係る記録装置100と再生装置300の操作の連携を実現する操作連携処理(リアルタイム操作)の一例について図8を参照して説明する。図8は、一実施形態に係る操作連携処理(リアルタイム操作)の一例を示すフローチャートである。図8の処理は、記録装置100が再生装置300と連携して各装置にそれぞれ搭載されたOSを介して実行される。
本処理が開始され、操作検知部121が、記録装置100において実行された操作を検出すると(ステップS10)、マウスをロックし、操作の入力を受け付けないようにする(ステップS12)。次に、操作記録部126は、検出した操作内容(操作種別情報、移動先座標情報、オブジェクト情報)を操作記録情報200として操作記録DB20に記録する(ステップS14)。次に、送信部127は、操作記録情報200を再生装置300に送信する(ステップS16)。
次に、受信部128は、送信した操作内容にかかる操作の完了通知を再生装置300から受信したかを判定する(ステップS18)。受信部128は、送信した操作内容にかかる操作の完了通知を再生装置300から受信したと判定すると、マウスが使用できるようにロックを解除し(ステップS20)、ステップS10に戻る。
受信部128は、再生装置300から、送信した操作内容にかかる操作の完了通知を受信しなかったと判定すると、再生装置300から、操作内容にかかる操作の失敗の通知を受信したかを判定する(ステップS22)。受信部128は、操作の失敗の通知を受信しなかったと判定すると、ステップS18に戻り、ステップS18〜S22の処理を再度行う。
ステップS22にて、受信部128が、操作の失敗の通知を受信したと判定すると、割込発生部122は、再生装置300の現在の表示画面の取得を要求する割り込みを発生する。そして、送信部127は、再生装置300に、表示画面の取得指示を送信する(ステップS24)。なお、再生装置300が、ステップS22の操作の失敗の通知とともに、現在の表示画面(操作の再生に失敗した画面)を送付してもよい。この場合にはステップS24を省略できる。
次に、受信部128は、再生装置300から操作の再生に失敗した画面を受信したかを判定する(ステップS26)。受信部128は、再生装置300から操作の再生に失敗した画面を受信したと判定するまでステップS26の処理を繰り返す。そして、再生装置300から該当表示画面を受信したと判定されたとき、表示制御部125は、受信した表示画面を記録装置100の表示画面に重畳表示し、更にエラーメッセージを重畳表示する(ステップS28)。これにより、図7(c)に示すように、記録装置100の表示画面に、再生装置300から取得した、操作に失敗した表示画面A2の画像A2a及びエラーメッセージのオブジェクト218が表示される。ここでは、「再生装置では、操作が認識できませんでした。再生装置の画面を表示します。クリック対象をクリックしてください。」というエラーメッセージが表示されている。表示画面A2の画像A2aの表示サイズは小さくても大きくても良い。
次に、操作検知部121は、マウスのロックを解除し、マウスが操作の入力を受け付け可能な状態にする(ステップS30)。続いて、操作検知部121は、表示画面A1上に重畳して表示した表示画面A2の画像A2aの領域における操作を検出したかを判定する(ステップS32)。操作検知部121は、表示画面A2の画像A2aの領域における操作を検出したと判定するまでステップS32の処理を繰り返し実行し、表示画面A2の画像A2aの領域における操作を検出したと判定したとき、マウスをロックする(ステップS34)。
次に、操作記録部126は、重畳画面内にて検出したオブジェクト情報を、そのオブジェクト情報に対して操作した操作種別情報に対応付けて操作記録DB20に記録する(ステップS36)。次に、送信部127は、重畳画面内にて検出した操作内容を再生装置300に送信する(ステップS38)。重畳画面内にて検出した操作内容に重畳画面内にて検出したオブジェクト情報が含まれる。このとき、送信部127は、重畳画面内にて検出したオブジェクト情報と重畳画面内にて検出した操作種別情報とを送信することが好ましい。
例えば、図7(c)に示した記録装置100の表示画面A1に、再生装置300から取得した表示画面A2の画像A2aが表示されている場合について具体的に説明する。操作者は、図7(a)に示す記録装置100の表示画面A1におけるオブジェクト116へのマウスクリックの操作に対応させて、図7(c)に示した記録装置100の表示画面A1に重畳表示された表示画面A2の画像A2aの領域において、オブジェクト216の「(5)よくある質問」をマウスクリックする操作を行う。これにより、操作検知部121は、この重畳画面内の操作を検出する。割込発生部122は、操作検知部121により検知対象の操作が検知されると、記録装置100に搭載されたOSに対して割り込みを発生させ、操作内容を記録する処理の実行を要求する。操作記録部126は、検出した操作内容を操作記録DB20に記録とともに再生装置300へ送信する。
これにより、操作内容の再生に失敗した場合に、記録装置100において処理の負荷を抑えながら、正しい操作内容を再生装置300にて効率的に再現できる。また、操作記録DB20には、重畳画面内にて検出したオブジェクト情報(例えば、図9の再検出座標情報200d)が操作種別情報に対応付けて記録され、次の操作連携処理に使用することができる。
操作記録DB20に記録されるオブジェクト情報の一例としては、重畳画面内にて検出した操作対象オブジェクトのオブジェクト情報(例えば、オブジェクト名((5)よくある質問)及びオブジェクトの種類(メニュー項目(テキスト)))であってもよい。また、重畳画面内にて検出した操作対象オブジェクトの操作位置を示す座標情報であってもよい。例えば、図7(c)の表示画面A2の画像A2a内にてマウスクリックの操作を行った座標が(41,85)であった場合、図9に示す操作記録DB20のように、再検出座標情報200dの座標情報1に(41,85)の座標情報が記録されるようにしてもよい。再生装置300が複数台あり、複数の再生装置300にて操作の失敗が生じた場合には、各再生装置300の表示画面の重畳表示された画像領域内において特定の操作が検出される度に、再生装置300毎に検出された特定の操作の再検出座標情報が再検出座標情報1、2・・・に記録されるようにしてもよい。なお、重畳画面内にて複数回の操作を検出した場合には、そのうちの最新の操作に係る再検出座標情報のみを再検出座標情報200dに記録することが好ましい。なお、再検出座標情報200dは、操作記録情報200の一例である。
図8に戻り、次に、表示制御部125は、重畳画面している再生装置300から取得した画面の画像を非表示とする(ステップS40)。次に、受信部128は、再生装置300から、ステップS38にて送信した操作内容にかかる操作完了の通知を受信する(ステップS42)。次に、操作検知部121は、マウスのロックを解除し(ステップS44)、ステップS10に戻る。
例えば、最初に所定台数の端末装置が納品された場合、納品された所定台数の端末装置を再生装置300として、記録装置100にて所定の操作(インストール操作等)が行われたとき、同一操作を所定台数の端末装置に対してリアルタイムで実行する。このリアルタイム操作において記録装置100にて行われた操作は、上記の操作連携処理において処理操作記録DB20に記録される。
その後、次の端末装置が納品された場合、次に納品された端末装置を再生装置300として、記録DB20に記録された操作記録情報200を用いて端末装置に対して同一操作を再生する。これを操作連携処理におけるバッチログ操作という。
[操作連携処理:バッチログ操作]
以下、本実施形態に係る記録装置100と再生装置300の操作の連携を実現する操作連携処理(バッチログ操作)の一例について図10を参照して説明する。なお、図10に示す処理のいずれかが、図8の操作連携処理(リアルタイム操作)と同一の処理である場合、同一のステップ番号を付す。図8の処理は、記録装置100が再生装置300と連携して各装置にそれぞれ搭載されたOSを介して実行される。
本処理が開始されると、操作検知部121は、操作記録DB20を呼出し、操作者によって選択及び「実行ボタン」が押下された対象の操作記録情報200を選択する(ステップS52)。操作記録DB20には、1以上の操作記録情報200が記録されている。例えば、図11(a)に示すように、操作者は、記録装置100の操作ログ選択画面からデータ登録(1件)項目を選択し、操作記録DB20に記録された複数の操作記録情報200からいずれ(例えば操作記録情報1)を選択して「実行ボタン」を押下したとする。これにより、再生装置300にて再生される操作記録情報200が特定される。操作記録DB20にn個の操作記録情報200群が記録されている場合、操作者は、記録装置100の表示画面から特定の操作記録情報200を1つまたは2以上選択することができる。
図10に戻り、ステップS52において「実行ボタン」が押下されると、操作検知部121は、マウスをロックする(ステップS12)。次に、操作記録部126は、操作記録DB20から選択された操作記録情報200(操作種別情報、移動先座標情報、オブジェクト情報)を再生装置300に送信する(ステップS54)。
次に、受信部128は、再生装置300から操作の完了通知を受信したかを判定する(ステップS18)。受信部128は、再生装置300から、送信した操作の完了通知を受信したと判定すると、マウスのロックを解除し(ステップS20)、ステップS52に戻る。
受信部128は、再生装置300から、送信した操作の完了通知を受信しなかったと判定すると、再生装置300から、操作の失敗の通知を受信したかを判定する(ステップS22)。受信部128は、操作の失敗の通知を受信しなかったと判定すると、ステップS18に戻り、ステップS18〜S22の処理を再度行う。
ステップS22にて、受信部128が、操作の失敗の通知を受信したと判定すると、割込発生部122は、再生装置300の現在の表示画面の取得を要求する割り込みを発生する。そして、送信部127は、再生装置300に、表示画面の取得指示を送信する(ステップS24)。ステップS26〜S44の処理は、図8の同ステップの処理と同じであるため、個々では説明を省略する。
これにより、操作連携処理においてバッチログ操作の場合にも、図11(b)に示すように、再生装置300が操作内容の再生に失敗した場合に、記録装置100の表示画面に、再生装置300から取得した、操作に失敗した表示画面A2の画像A2aが表示される。また、記録装置100の表示画面に、エラーメッセージのオブジェクト218が表示される。
これにより、操作内容の再生に失敗した場合に、記録装置100において処理の負荷を抑えながら、正しい操作内容を再生装置300にて効率的に再現できる。これにより、再生装置300における操作の再現の失敗を適切に修正することができる。
また、操作記録DB20には、重畳画面内にて検出したオブジェクト情報(再検出座標情報200d)が操作種別情報に対応付けて記録される。これにより、操作記録DB20に記録された同じ操作内容の操作を、再生装置300で繰返し実行することが可能となり、更なる業務の効率化を図ることができる。
<第2実施形態>
図12は、第2実施形態の記録再生装置の機能構成を説明する図である。本実施形態の記録再生装置100Aは、操作記録再生処理部110Aを有する。
本実施形態の操作記録再生処理部110Aは、記録処理部120と再生処理部130とを有する。再生処理部130は、操作記録読込部131、操作種別特定部132、存在判定部133、オブジェクト特定部134、操作発生要求部135、送信部136及び受信部137を有する。再生処理部130の有する各部は、第1実施形態の再生処理部330の有する各部と同様の機能を実現する。
記録再生装置100Aでは、操作記録再生プログラム140に含まれる記録プログラム及び連携処理プログラムを実行することで記録処理部120を実現する。また、操作記録再生プログラム140に含まれる再生プログラム及び連携処理プログラムを実行することで再生処理部130を実現する。
また、本実施形態の記録再生装置100Aは、操作記録DB20を記憶する記憶部129を有する。再生処理部130は、記憶部140に格納された操作記録情報200を再生する。ただし、操作記録DB20は、クラウド上の記憶領域に記録されていてもよい。
本実施形態の記録再生装置100Aでは、1台のコンピュータ(記録再生装置)100Aにおいて、記録処理部120による記録と、再生処理部130による再生とを同一のコンピュータで行う。
<第3実施形態>
以下に図面を参照して第3実施形態について説明する。第3実施形態は、記録装置100において記録された操作記録情報200が、外部のサーバに格納される点が第1実施形態と相違する。
よって、以下の第3実施形態の説明では、第1実施形態との相違点について説明し、第1実施形態と同様の機能構成を有するものには、第1実施形態の説明で用いた符号と同様の符号を付与し、その説明を省略する。
図13は、第3実施形態の記録再生装置の機能構成を説明する図である。本実施形態の記録再生システム400は、記録装置100、再生装置300、サーバ410を有する。記録装置100、再生装置300及びサーバ410は、ネットワークを介して接続されている。
本実施形態の記録装置100は、操作記録再生処理部110の記録処理部120により、操作記録情報200をサーバ410に記録する。本実施形態の記録装置100は、操作内容の記録の終了指示を受け付けてから、記録された操作記録情報200をサーバ410に送信しても良い。
本実施形態の再生装置300は、操作記録再生処理部310の再生処理部330により、サーバ410から操作記録情報200を読み込んで再生する。本実施形態の再生装置300は、操作記録情報200全てをサーバ410から取得した後に、再生装置300内に保持された操作記録情報200を再生しても良い。
本実施形態によれば、再生装置300はサーバ410から操作記録情報200を取得すれば良く、操作記録情報200が記憶された可搬型の記録媒体を持ち運んだり、記録媒体から操作記録情報200を再生装置300に読み取らせたりする作業が軽減される。
以上に説明した、上記各実施形態に係る記録装置100及び記録再生装置100Aは、情報処理装置の一例である。
以上、制御プログラム、制御方法及び情報処理装置を上記実施形態により説明したが、本発明に係る制御プログラム、制御方法及び情報処理装置は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能である。また、上記実施形態及び変形例が複数存在する場合、矛盾しない範囲で組み合わせることができる。
以上の説明に関し、更に以下の項を開示する。
(付記1)
操作が検出された場合に、該操作の種別を示す操作種別情報と、前記操作の対象オブジェクトを示す情報とを他のコンピュータに送信し、
前記他のコンピュータにおける表示画面に、前記操作の対象オブジェクトが検出されない場合に、前記他のコンピュータから該表示画面の情報を受信し、
受信した前記表示画面の情報に基づいて表示画面を表示部に表示し、
表示した前記表示画面の領域において検出された操作の種別を示す操作種別情報を送信する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする制御プログラム。
(付記2)
前記表示画面の領域において検出された操作の種別を示す操作種別情報を、前記表示画面において操作された座標と共に送信する、
付記1に記載の制御プログラム。
(付記3)
送信された前記操作種別情報に従った操作の実行により操作される操作対象オブジェクトを取得して、該操作種別情報に対応付けて記憶し、
次の操作の連携を行う際、対応付けて記憶した前記操作種別情報と前記操作対象オブジェクトを示す情報とを送信する、
付記2に記載の制御プログラム。
(付記4)
取得した前記表示画面の情報は、操作対象オブジェクトに関する情報を含み、
前記表示画面の領域において検出された操作の種別を示す操作種別情報を、該操作種別情報に対応する操作対象オブジェクトと共に送信する、
付記1に記載の制御プログラム。
(付記5)
前記検出された操作の対象オブジェクトを示す情報を、前記操作種別情報に対応付けて記憶し、
次の操作の連携を行う際、対応付けて記憶した前記操作種別情報と前記検出された操作の対象オブジェクトを示す情報とを送信する、
付記2に記載の制御プログラム。
(付記6)
前記表示部に、取得した前記表示画面とともに操作の連携に関するメッセージを表示する、
付記1〜5のいずれかに記載の制御プログラム。
(付記7)
表示した前記表示画面の領域において前記操作種別情報に従った操作の実行により、操作対象オブジェクトが検出されると、操作の入力を受け付ける入力機器をロックする、
付記1〜6のいずれかに記載の制御プログラム。
(付記8)
操作が検出された場合に、該操作の種別を示す操作種別情報と、前記操作の対象オブジェクトを示す情報とを他のコンピュータに送信し、
前記他のコンピュータにおける表示画面に、前記操作の対象オブジェクトが検出されない場合に、前記他のコンピュータから該表示画面の情報を受信し、
受信した前記表示画面の情報に基づいて表示画面を表示部に表示し、
表示した前記表示画面の領域において検出された操作の種別を示す操作種別情報を送信する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする制御方法。
(付記9)
前記表示画面の領域において検出された操作の種別を示す操作種別情報を、前記表示画面において操作された座標と共に送信する、
付記8に記載の制御方法。
(付記10)
送信された前記操作種別情報に従った操作の実行により操作される操作対象オブジェクトを取得して、該操作種別情報に対応付けて記憶し、
次の操作の連携を行う際、対応付けて記憶した前記操作種別情報と前記操作対象オブジェクトを示す情報とを送信する、
付記9に記載の制御方法。
(付記11)
取得した前記表示画面の情報は、操作対象オブジェクトに関する情報を含み、
前記表示画面の領域において検出された操作の種別を示す操作種別情報を、該操作種別情報に対応する操作対象オブジェクトと共に送信する、
付記8に記載の制御方法。
(付記12)
前記検出された操作の対象オブジェクトを示す情報を、前記操作種別情報に対応付けて記憶し、
次の操作の連携を行う際、対応付けて記憶した前記操作種別情報と前記検出された操作の対象オブジェクトを示す情報とを送信する、
付記9に記載の制御方法。
(付記13)
前記表示部に、取得した前記表示画面とともに操作の連携に関するメッセージを表示する、
付記8〜12のいずれかに記載の制御方法。
(付記14)
表示した前記表示画面の領域において前記特定の操作種別情報に従った操作の実行により、操作対象オブジェクトが検出されると、操作の入力を受け付ける入力機器をロックする、
付記8〜13のいずれかに記載の制御方法。
(付記15)
操作が検出された場合に、該操作の種別を示す操作種別情報と、前記操作の対象オブジェクトを示す情報とを他のコンピュータに送信する送信部と、
前記他のコンピュータにおける表示画面に、前記操作の対象オブジェクトが検出されない場合に、前記他のコンピュータから該表示画面の情報を受信する受信部と、
受信した前記表示画面の情報に基づいて表示画面を表示部に表示する表示制御部と、を有し、
前記送信部は、表示した前記表示画面の領域において検出された操作の種別を示す操作種別情報を送信する、
情報処理装置。
(付記16)
前記送信部は、前記表示画面の領域において検出された操作の種別を示す操作種別情報を、前記表示画面において操作された座標と共に送信する、
付記15に記載の情報処理装置。
(付記17)
送信された前記操作種別情報に従った操作の実行により操作される操作対象オブジェクトを取得して、該操作種別情報に対応付けて記憶部に記憶し、
前記送信部は、次の操作の連携を行う際、対応付けて記憶した前記操作種別情報と前記操作対象オブジェクトを示す情報とを送信する、
付記16に記載の情報処理装置。
(付記18)
取得した前記表示画面の情報は、操作対象オブジェクトに関する情報を含み、
前記送信部は、前記表示画面の領域において検出された操作の種別を示す操作種別情報を、該操作種別情報に対応する操作対象オブジェクトと共に送信する、
付記15に記載の情報処理装置。
(付記19)
前記検出された操作の対象オブジェクトを示す情報を、前記操作種別情報に対応付けて記憶し、
前記送信部は、次の操作の連携を行う際、対応付けて記憶した前記操作種別情報と前記検出された操作の対象オブジェクトを示す情報とを送信する、
付記16に記載の情報処理装置。
(付記20)
前記表示部に、取得した前記表示画面とともに操作の連携に関するメッセージを表示する、
付記15〜19のいずれかに記載の情報処理装置。
(付記21)
表示した前記表示画面の領域において前記特定の操作種別情報に従った操作の実行により、操作対象オブジェクトが検出されると、操作の入力を受け付ける入力機器をロックする、
付記15〜20のいずれかに記載の情報処理装置。
20 操作記録DB
100、100A 記録装置
110、110A、310 操作記録再生処理部
120、320 記録処理部
121 操作検知部
122 割込発生部
123 オブジェクト情報取得部
124 操作種別取得部
125 表示制御部
126 操作記録部
127 送信部
128 受信部
129 記憶部
130、330 再生処理部
200 操作記録情報
200a 操作種別情報
200b 移動先座標情報
200c オブジェクト情報
210 記録媒体
300 再生装置
331 操作記録読込部
332 操作種別特定部
333 存在判定部
134、334 オブジェクト特定部
135、335 操作発生要求部
136、336 送信部
137、337 受信部
400 記録再生システム
410 サーバ
A1 記録装置のデスクトップ画面
A2 再生装置のデスクトップ画面

Claims (9)

  1. 操作が検出された場合に、該操作の種別を示す操作種別情報と、前記操作の対象オブジェクトを示す情報とを他のコンピュータに送信し、
    前記他のコンピュータにおける表示画面に、前記操作の対象オブジェクトが検出されない場合に、前記他のコンピュータから該表示画面の情報を受信し、
    受信した前記表示画面の情報に基づいて表示画面を表示部に表示し、
    表示した前記表示画面の領域において検出された操作の種別を示す操作種別情報を送信する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする制御プログラム。
  2. 前記表示画面の領域において検出された操作の種別を示す操作種別情報を、前記表示画面において操作された座標と共に送信する、
    請求項1に記載の制御プログラム。
  3. 送信された前記操作種別情報に従った操作の実行により操作される操作対象オブジェクトを取得して、該操作種別情報に対応付けて記憶し、
    次の操作の連携を行う際、対応付けて記憶した前記操作種別情報と前記操作対象オブジェクトを示す情報とを送信する、
    請求項2に記載の制御プログラム。
  4. 取得した前記表示画面の情報は、操作対象オブジェクトに関する情報を含み、
    前記表示画面の領域において検出された操作の種別を示す操作種別情報を、該操作種別情報に対応する操作対象オブジェクトと共に送信する、
    請求項1に記載の制御プログラム。
  5. 前記検出された操作の対象オブジェクトを示す情報を、前記操作種別情報に対応付けて記憶し、
    次の操作の連携を行う際、対応付けて記憶した前記操作種別情報と前記検出された操作の対象オブジェクトを示す情報とを送信する、
    請求項2に記載の制御プログラム。
  6. 前記表示部に、取得した前記表示画面とともに操作の連携に関するメッセージを表示する、
    請求項1〜5のいずれかに記載の制御プログラム。
  7. 表示した前記表示画面の領域において前記操作種別情報に従った操作の実行により、操作対象オブジェクトが検出されると、操作の入力を受け付ける入力機器をロックする、
    請求項1〜6のいずれかに記載の制御プログラム。
  8. 操作が検出された場合に、該操作の種別を示す操作種別情報と、前記操作の対象オブジェクトを示す情報とを他のコンピュータに送信し、
    前記他のコンピュータにおける表示画面に、前記操作の対象オブジェクトが検出されない場合に、前記他のコンピュータから該表示画面の情報を受信し、
    受信した前記表示画面の情報に基づいて表示画面を表示部に表示し、
    表示した前記表示画面の領域において検出された操作の種別を示す操作種別情報を送信する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする制御方法。
  9. 操作が検出された場合に、該操作の種別を示す操作種別情報と、前記操作の対象オブジェクトを示す情報とを他のコンピュータに送信する送信部と、
    前記他のコンピュータにおける表示画面に、前記操作の対象オブジェクトが検出されない場合に、前記他のコンピュータから該表示画面の情報を受信する受信部と、
    受信した前記表示画面の情報に基づいて表示画面を表示部に表示する表示制御部と、を有し、
    前記送信部は、表示した前記表示画面の領域において検出された操作の種別を示す操作種別情報を送信する、
    情報処理装置。
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