JP6824470B2 - 真空バルブ - Google Patents

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Description

この出願は、真空バルブに関するものである。
一般的な真空バルブの構造では、セラミックスなどから成る円筒状の絶縁容器の端面の一方には固定側端板、もう一方には可動側端板が接合されており、内部が密閉された真空容器を形成している。この真空容器内には、接離可能な固定側電極および可動側電極が真空容器の軸方向に互いに対向して配置されており、固定側電極には固定側電極棒が、可動側電極には可動側電極棒がそれぞれ取り付けられている。固定側電極棒は、固定側端板に接合され、可動側電極棒は、ステンレス等の薄い金属で蛇腹状に形成されたベローズを介して可動側端板に接合される。すなわち、ベローズの一方の端部が可動側端板に接合され、他方の端部が可動側電極棒に接合される。このように、可動側電極棒と可動側端板をベローズを介して接合することにより、気密を保ちながら開極動作および閉極動作を行うことが可能となっている(例えば、特許文献1参照)。このような真空バルブは、真空が持つ高い絶縁耐力によりコンパクトに設計できるという利点がある。
真空バルブは通電容量が大きいほど好ましいとされており、真空バルブの通電容量を向上させるための手段の一つとして電極棒の大径化と短縮化が挙げられている。しかしながら、可動側電極棒の大径化は固定側電極棒の大径化と比べて難しく、可動側電極棒において抵抗損が大きくなる問題がある。可動側電極棒の大径化が難しいのは、真空バルブを開極させるための操作力が可動側電極棒の大径化により増大し、操作機構が大型化することで真空遮断器全体の大型化を招くおそれがあるためである。より具体的に説明すると、可動側電極棒の外周はベローズに覆われているため、可動側電極棒の大径化に合わせてベローズも大径化する必要があり、ベローズの大径化は一般的に真空バルブの自閉力を増大させる。真空バルブの自閉力が大きいと開極動作に必要な操作力も大きくなるため、操作機構および真空バルブ全体の大型化を招く。
そこで、真空容器の外側に可動側電極棒より太い電極棒を可動側電極棒の軸方向に接合することが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開昭62−249327号公報 特開2006−324177号公報
しかしながら、特許文献2の技術のように真空容器の軸方向外側に電極棒を接合する構成は、可動側電極棒も含めた電極棒部分を軸方向に延長していることとなり、電極棒の短縮化に反してしまう。
この出願は、上記のような課題を解決するための技術を開示するものであり、ベローズの大径化を抑制しつつ通電性能を向上させることができる真空バルブを得ることを目的とする。
この出願に開示される真空バルブは、円筒状の絶縁容器、絶縁容器の一端に接合された固定側端板、絶縁容器の他端に接合された可動側端板、固定側端板に接合された固定側電極棒、可動側端板にベローズを介して接合された可動側電極棒、固定側電極棒の端部に接合された固定側電極、可動側電極棒の端部に接合された可動側電極を備え、固定側電極と可動側電極とは絶縁容器の軸方向に互いに対向して配置されている真空バルブにおいて、可動側端板とベローズの接合部が絶縁容器の内部に入れ込まれており、可動側電極棒は、ベローズの内径よりも径が小さくベローズを貫通する小径部と、ベローズの内径よりも径が大きく、少なくとも一部が絶縁容器内に配置された大径部が設けられているものである。
この出願に開示される真空バルブによれば、ベローズの大径化を抑制しつつ通電性能を向上させることができる。
実施の形態1に係わる真空バルブを示す縦断面図である。 実施の形態2に係わる真空バルブを示す縦断面図である。 実施の形態3に係わる真空バルブを示す縦断面図である。
実施の形態1.
実施の形態1を図1に基づいて説明する。図1は、実施の形態1に係わる真空バルブを示す縦断面図である。図1に示すように、真空バルブ100は、アルミナセラミック等から構成される円筒状の絶縁容器11と、絶縁容器11の一端の開口部を密封する固定側端板12と、絶縁容器11の他端の開口部を密封する可動側端板13と、固定側端板12を貫通し、絶縁容器11側の端部に固定側電極17が接合された固定側電極棒14と、可動側端板13およびベローズ16を貫通し、絶縁容器11側の端部に可動側電極18が接合された可動側電極棒15を備えている。なお、以降では絶縁容器11の一端を固定側端部、他端を可動側端部と呼ぶ。
固定側端板12および可動側端板13は、例えば金属製の円形板状部材であり、それぞれ絶縁容器11と同軸に配置されている。固定側端板12は、絶縁容器11側にL字状に折り曲げられた折り曲げ部が周縁に設けられ、この折り曲げ部を介して絶縁容器11の固定側端部に接合されている。また、固定側端板12の中央部は絶縁容器11の軸方向外側に盛り上がり、固定側電極棒14が貫通する開口部12aが設けられている。可動側端板13は、U字状に折り曲げられた折り曲げ部13bが周縁に設けられ、折り曲げ部13bを介して絶縁容器11の可動側端部に接合されている。また、可動側端板13の中央部には可動側電極棒15が貫通する開口部13aが設けられており、開口部13aの周囲において、ベローズ16との接合部NP1が可動側電極18と対向する面に設けられている。U字状の折り曲げ部13bは、径方向外側の直線部が絶縁容器11の可動側端部に接合されるとともに、径方向内側の直線部が絶縁容器11内を軸方向内側に延びている。このため、可動側端板13の中央部は絶縁容器11の軸方向内側に入れ込まれた構成となっている。
固定側電極棒14は、絶縁容器11と同軸に配置され、固定側端板12の開口部12aを貫通する。また、固定側端板12と固定側電極棒14との間から絶縁容器11内に外気が流れ込んで気密性が損なわれることを防ぐため、固定側電極棒14の外周面と固定側端板12は気密に接合されている。
可動側電極棒15は、絶縁容器11と同軸に配置され、ベローズ16の内径よりも径が小さい小径部SR1と、ベローズ16の内径よりも径が大きい大径部LR1が設けられている。小径部SR1は、大径部LR1よりも絶縁容器11の軸方向内側に設けられ、小径部SR1の一部または全部はベローズ16を貫通するベローズ貫通部A1となっている。ベローズ16は、その一端が小径部SR1の外周面に接合される。また、ベローズ16の他端は接合部NP1を介して可動側端板13と接合される。このように、可動側電極棒15はベローズ16を介して可動側端板13と接合されているため、可動側端板13と可動側電極棒15との間から絶縁容器11内に外気が流れ込んで気密性が損なわれることはない。
大径部LR1は、接合部NP1よりも軸方向外側に配置される。上述したように、可動側端板13の中央部は絶縁容器11の軸方向内側に入れ込まれており、接合部NP1も絶縁容器11の内部に入れ込まれている。大径部LR1は、可動側端板13の中央部を絶縁容器11内に入れ込んだことにより生じるスペースに配置され、大径部LR1の一部または全部は絶縁容器11内に配置されることとなる。また、大径部LR1の一部または全部は、摺動部B1として樹脂製のガイド19の内表面に当接する。これにより、可動側電極棒15の移動に伴い摺動部B1とガイド19とが摺動する。ガイド19は、可動側端板13に取り付けられて可動側電極棒15の移動を案内し、可動側電極棒15の傾きを抑制する。なお、大径部LR1は、小径部SR1と一体に形成してもよいし、別部材で形成してもよい。
ベローズ16は、中空円筒状で側面に蛇腹構造を有し、可動側電極棒15の移動に合わせて伸縮するもので、その収縮力が閉極方向の付勢力となるように取り付けられている。ベローズ16の収縮力はベローズ16の内径が大きいほど大きくなるため、ベローズ16の内径が大きいほど真空バルブ100の自閉力も大きくなる。なお、上述したように大径部LR1は接合部NP1よりも軸方向外側に配置されるため、ベローズ16は可動側電極18と大径部LR1との間に配置されることとなる。なお、実施の形態1では封止部材としてベローズを用いているが、中心部が開口した構造の封止部材であればよく、例えばOリングを用いることができる。
固定側電極17および可動側電極18は、絶縁容器11の軸方向に互いに対向して配置されており、可動側電極棒15が軸方向に移動することにより接触(閉極)および非接触(開極)となる。
実施の形態1によれば、ベローズの大径化を抑制しつつ通電性能を向上させることができる。より具体的には、可動側電極棒に小径部と大径部を設け、小径部の径はベローズの内径部よりも小さくし、大径部の径はベローズの内径よりも大きくした。小径部は、その一部または全部をベローズに貫通させる一方で、大径部はベローズよりも軸方向外側に配置した。これにより、大径部の径はベローズの内径に制限されることなく大きくできるので、ベローズの大径化を抑制しつつ可動側電極棒の大径化を実現し、抵抗損を小さくすることできる。この結果、真空バルブの通電容量を増大させ、通電性能を向上させることができる。この際、ベローズの内径が大きくなることはないので、ベローズの収縮力および真空バルブの自閉力が増大することはなく、真空遮断器全体の大型化を招くことはない。また、大径部は可動側電極棒の一部について径の長さを大きくしたものであり、可動側電極棒が軸方向に長くなることはないので、電極棒の延長もない。
また、可動側端板の中央部を絶縁容器内に入れ込むことにより、大径部の一部または全部が絶縁容器内に配置するため、真空バルブの全長が大きくなることを抑制し、真空遮断器の小型化を図ることができる。
また、可動側電極棒の傾きを抑制し、移動を案内するガイドを可動側端板に取り付けたので、可動側電極棒の大径部の摺動が円滑化され、閉極動作および開極動作をより容易に行うことができる。
なお、実施の形態1では固定側端板の中央部を絶縁容器11の軸方向外側に盛り上げる構成としたが、これに限られるものではなく、固定側端板の中央部を絶縁容器の固定側端部と同一平面上に配置する構成にしてもよいし、可動側端板と同じように絶縁容器内に入れ込む構成にしてもよい。
実施の形態2.
実施の形態2を図2に基づいて説明する。実施の形態2は、樹脂製のガイドを可動側端板に取り付けず、可動側端板と可動側電極棒が直接摺動する構造としている点が実施の形態1と異なる。図2は、実施の形態2に係わる真空バルブを示す縦断面図である。図2に示すように、真空バルブ200は、アルミナセラミック等から構成される円筒状の絶縁容器21と、絶縁容器21の一端の開口部を密封する固定側端板22と、絶縁容器21の他端の開口部を密封する可動側端板23と、固定側端板22を貫通し、絶縁容器21側の端部に固定側電極27が接合された固定側電極棒24と、可動側端板23およびベローズ26を貫通し、絶縁容器21側の端部に可動側電極28が接合された可動側電極棒25を備えている。
固定側端板22および可動側端板23は、実施の形態1における固定側端板12および可動側端板13に相当し、それぞれ絶縁容器21と同軸に配置されている。固定側端板22は、絶縁容器21側にL字状に折り曲げられた折り曲げ部が周縁に設けられ、この折り曲げ部を介して絶縁容器21の固定側端部に接合されている。また、固定側端板22の中央部は絶縁容器21の軸方向外側に盛り上がり、固定側電極棒24が貫通する開口部22aが設けられている。可動側端板23は、U字状に折り曲げられた折り曲げ部23bが周縁に設けられ、折り曲げ部23bを介して絶縁容器21の可動側端部に接合されている。また、可動側端板23の中央部には可動側電極棒25が貫通する開口部23aが設けられており、開口部23aの周囲において、ベローズ26との接合部NP2が可動側電極28と対向する面に設けられている。U字状の折り曲げ部23bは、径方向外側の直線部が絶縁容器21の可動側端部に接合されるとともに、径方向内側の直線部が絶縁容器21内を軸方向内側に延びている。このため、可動側端板23の中央部は絶縁容器21内に所定の長さ入り込んだ構成となっている。
固定側電極棒24は、実施の形態1における固定側電極棒14に相当し、絶縁容器21と同軸に配置され、固定側端板22の開口部22aを貫通する。また、固定側電極棒24の外周面と固定側端板22が気密に接合されている点も実施の形態1と同様である。
可動側電極棒25は、実施の形態1における可動側電極棒15に相当し、絶縁容器21と同軸に配置され、ベローズ26の内径よりも径が小さい小径部SR2と、ベローズ26の内径よりも径が大きい大径部LR2が設けられている。小径部SR2は、大径部LR2よりも絶縁容器21の軸方向内側に設けられ、小径部SR2の一部または全部はベローズ26を貫通するベローズ貫通部A2となっている。ベローズ26は、実施の形態1と同様に、その一端が小径部SR2の外周面に接合されており、他端が接合部NP2を介して可動側端板23と接合されている。このように、可動側電極棒25はベローズ26を介して可動側端板23と接合されている。
大径部LR2は、実施の形態1と同様に接合部NP2よりも軸方向外側に配置される。上述したように、可動側端板23の中央部は絶縁容器21の軸方向内側に入れ込まれており、接合部NP2も絶縁容器21の内部に入れ込まれている。大径部LR2は、可動側端板23の中央部を絶縁容器21内に入れ込んだことにより生じるスペースに配置され、大径部LR2の一部または全部は絶縁容器21内に配置される。また、大径部LR2の一部または全部は、摺動部B2として可動側端板23の内表面に当接し、可動側電極棒25の移動に伴い摺動部B2と可動側端板23とが直接摺動する。なお、大径部LR2は、小径部SR2と一体に形成してもよいし、別部材で形成してもよい。
ベローズ26、固定側電極27および可動側電極28については実施の形態1におけるベローズ16、固定側電極17および可動側電極18と同様であるので、その説明を省略する。
実施の形態2によれば、実施の形態1と同様に、ベローズの大径化を抑制しつつ通電性能を向上させることができる。また、真空バルブの全長が大きくなることを抑制し、真空遮断器の小型化を図ることができる。
また、可動側電極棒における大径部と可動側端板との間にガイドを設けることなく、大径部と可動側端板とを直接摺動させるので、大径部の径をより大きくすることでき、通電性能をさらに向上させることができる。また、ガイドを用いないため部品点数を削減することができる。
実施の形態3.
実施の形態3を図3に基づいて説明する。実施の形態3は、可動側電極棒における大径部を絶縁容器の外に配置した点が実施の形態1および実施の形態2と異なる。図3は、実施の形態3に係わる真空バルブを示す縦断面図である。図3に示すように、真空バルブ300は、アルミナセラミック等から構成される円筒状の絶縁容器31と、絶縁容器31の一端の開口部を密封する固定側端板32と、絶縁容器31の他端の開口部を密封する可動側端板33と、固定側端板32を貫通し、絶縁容器31側の端部に固定側電極37が接合された固定側電極棒34と、可動側端板33およびベローズ36を貫通し、絶縁容器31側の端部に可動側電極38が接合された可動側電極棒35を備えている。
固定側端板32および可動側端板33は、それぞれ絶縁容器31と同軸に配置されている。固定側端板32および可動側端板33は、絶縁容器31側にL字状に折り曲げられた折り曲げ部が周縁に設けられ、この折り曲げ部を介して絶縁容器31の固定側端部および可動側端部に接合されている。また、固定側端板32および可動側端板33の中央部は絶縁容器31の外側に盛り上がり、固定側電極棒34および可動側電極棒35が貫通する開口部32aおよび開口部33aがそれぞれ設けられている。また、可動側端板33の開口部33aの周囲において、ベローズ36との接合部NP3が可動側電極38と対向する面に設けられている。
固定側電極棒34は、実施の形態1における固定側電極棒14に相当し、絶縁容器31と同軸に配置され、固定側端板32の開口部32aを貫通する。また、固定側電極棒34の外周面と固定側端板32が気密に接合されている点も実施の形態1と同様である。
可動側電極棒35は、絶縁容器31と同軸に配置され、ベローズ36の内径よりも径が小さい小径部SR3と、ベローズ36の内径よりも径が大きい大径部LR3が設けられている。小径部SR3は、大径部LR3よりも絶縁容器31の軸方向内側に設けられ、小径部SR3の一部または全部はベローズ36を貫通するベローズ貫通部A3となっている。ベローズ36は、実施の形態1と同様に、その一端が小径部SR3の外周面に接合されており、他端が接合部NP3を介して可動側端板33と接合されている。このように、可動側電極棒35はベローズ36を介して可動側端板3と接合されている。
大径部LR3は、小径部SR3と一体に形成され、接合部NP3よりも軸方向外側に配置される。上述したように、可動側端板33の中央部は絶縁容器31の軸方向外側に盛り上がっており接合部NP3も絶縁容器31の軸方向外側に配置されるため、大径部LR3は絶縁容器31の外に配置される。
接合部NP3が絶縁容器31の軸方向外側に配置されるため、ベローズ36も一部が軸方向外側に配置される。その他の点は実施の形態1におけるベローズ16と同様である。固定側電極37および可動側電極38については実施の形態1における固定側電極17および可動側電極18と同様であるので、その説明を省略する。
実施の形態3によれば、実施の形態1と同様に、ベローズの大径化を抑制しつつ通電性能を向上させることができる。
また、可動側電極棒の大径部を絶縁容器の軸方向外側に配置するため、可動側端板と固定側端板とは同形状でよく、部品コストを低減することができる。
また、可動側電極棒の小径部と大径部が一体に形成されているため、部品点数の増加を抑制することができる。
本願は、様々な例示的な実施の形態及び実施例が記載されているが、1つ、または複数の実施の形態に記載された様々な特徴、態様、及び機能は特定の実施の形態の適用に限られるのではなく、単独で、または様々な組み合わせで実施の形態に適用可能である。
従って、例示されていない無数の変形例が、本願に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態の構成要素と組み合わせる場合が含まれるものとする。
11、21、31 絶縁容器、12、22、32 固定側端板、13、23、33 可動側端板、14、24、34 固定側電極棒、15、25、35 可動側電極棒、16、26、36 ベローズ、17、27、37 固定側電極、18、28、38 可動側電極、19 ガイド、100、200、300 真空バルブ、A1、A2、A3 ベローズ貫通部、B1、B2 摺動部、SR1、SR2、SR3 小径部、LR1、LR2、LR3 大径部、NP1、NP2、NP3 接合部

Claims (5)

  1. 円筒状の絶縁容器、前記絶縁容器の一端に接合された固定側端板、前記絶縁容器の他端に接合された可動側端板、前記固定側端板に接合された固定側電極棒、前記可動側端板にベローズを介して接合された可動側電極棒、前記固定側電極棒の端部に接合された固定側電極、前記可動側電極棒の端部に接合された可動側電極を備え、前記固定側電極と前記可動側電極とは前記絶縁容器の軸方向に互いに対向して配置されている真空バルブにおいて、
    前記可動側端板と前記ベローズの接合部が前記絶縁容器の内部に入れ込まれており、
    前記可動側電極棒は、前記ベローズの内径よりも径が小さく前記ベローズを貫通する小径部と、前記ベローズの内径よりも径が大きく、少なくとも一部が前記絶縁容器内に配置された大径部が設けられていることを特徴とする真空バルブ。
  2. 前記ベローズは、前記大径部と前記可動側電極の間に配置されている請求項1に記載の真空バルブ。
  3. 前記可動側端板は、前記可動側電極棒における前記大径部と摺動するガイドが取り付けられている請求項1または2に記載の真空バルブ。
  4. 前記可動側端板は、前記可動側電極棒における前記大径部と直接摺動する請求項1または2に記載の真空バルブ。
  5. 前記小径部と前記大径部とは、一体に形成されている請求項1から4のいずれか1項に記載の真空バルブ。
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