JP6824009B2 - 飲料用缶の製造方法、印刷システム、および、飲料用缶 - Google Patents

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Description

本発明は、飲料用缶の製造方法、印刷システム、および、飲料用缶に関する。
特許文献1には、インクジェット印刷が少なくとも一つのインクジェット印刷ステーションで行われ、インクジェット印刷ステーションには複数個のインクジェットヘッドが配置されている印刷装置が開示されている。
特開2012−232771号公報
飲料が充填される飲料用缶では、その外面に、文字や図柄などの画像が形成されることが多い。ここで、この画像の形成を、インクを用いて行う場合、缶体への画像形成後に、画像を構成しているインクが外側に拡がり、画像の輪郭がぼやけたりするおそれがある。
本発明の目的は、インクを用いて飲料用缶の外面に形成する画像の高画質化を図ることにある。
本発明が適用される飲料用缶の製造方法は、飲料用缶の外面にインクを付着させて像を形成する像形成工程と、前記外面のうちの前記像が形成される箇所の脇に、当該像の輪郭に沿う2列以上のドット像列を形成するドット像列形成工程と、を備える飲料用缶の製造方法である。
ここで、前記2列以上のドット像列に含まれるドット像は、前記飲料用缶の軸方向に沿って並び且つ当該飲料用缶の周方向に沿って並ぶことを特徴とすることができる。
また、前記2列以上のドット像列に含まれるドット像は、千鳥状に配置されることを特徴とすることができる。
また、前記2列以上のドット像列が硬化することにより形成される層の厚さが、2μm以上であることを特徴とすることができる。
また、前記2列以上のドット像列は、透明のインクにより形成されることを特徴とすることができる。
また、前記像形成工程による像の形成が行われる前に、前記2列以上のドット像列の形成が行われることを特徴とすることができる。
他の観点から捉えると、本発明が適用される飲料用缶の製造方法は、飲料用缶の外面にインクを付着させて、各像の色が異なる複数の像を形成する像形成工程と、前記各像の形成箇所の脇であって当該各像のうちの他の像に接しない部分の脇に、当該各像を構成するインクの当該脇への移動を抑制するための抑制用インクを付着させるインク付着工程と、を備える飲料用缶の製造方法である。
ここで、前記インク付着工程では、前記各像の形成箇所の脇であって当該各像のうちの他の像に接する部分の脇に、前記抑制用インクの付着を行わないことを特徴とすることができる。
また、前記インク付着工程では、前記抑制用インクとして、透明のインクを用いることを特徴とすることができる。
また、前記インク付着工程では、前記他の像に接していない部分の脇に、前記各像の輪郭に沿う2列以上のドット像列を形成することを特徴とすることができる。
また、前記2列以上のドット像列に含まれるドット像は、前記飲料用缶の軸方向に沿って並び且つ当該飲料用缶の周方向に沿って並ぶことを特徴とすることができる。
また、前記2列以上のドット像列に含まれるドット像は、千鳥状に配置されることを特徴とすることができる。
他の観点から捉えると、本発明が適用される飲料用缶の製造方法は、飲料用缶の外面にインクを付着させて像を形成する像形成工程と、前記外面のうちの前記像が形成される箇所の脇に、当該像を構成するインクの当該脇への移動を抑制するための抑制用インクを付着させるインク付着工程と、前記像形成工程による前記像の形成後、および、前記インク付着工程による前記抑制用インクの付着後、当該像および当該抑制用インクの上に塗料を塗布する塗料塗布工程と、を備える飲料用缶の製造方法である。
また、本発明を印刷システムと捉えた場合、本発明が適用される印刷システムは、飲料用缶の外面にインクを付着させて像を形成する像形成手段と、前記外面のうちの前記像が形成される箇所の脇に、当該像の輪郭に沿う2列以上のドット像列を形成するドット像列形成手段と、を備える印刷システムである。
他の観点から捉えると、本発明が適用される印刷システムは、飲料用缶の外面にインクを付着させて、各像の色が異なる複数の像を形成する像形成手段と、前記各像の形成箇所の脇であって当該各像のうちの他の像に接しない部分の脇に、当該各像を構成するインクの当該脇への移動を抑制するための抑制用インクを付着させるインク付着手段と、を備える印刷システムである。
他の観点から捉えると、本発明が適用される印刷システムは、飲料用缶の外面にインクを付着させて像を形成する像形成手段と、前記外面のうちの前記像が形成される箇所の脇に、当該像を構成するインクの当該脇への移動を抑制するための抑制用インクを付着させるインク付着手段と、前記像形成手段による前記像の形成後、および、前記インク付着手段による前記抑制用インクの付着後、当該像および当該抑制用インクの上に塗料を塗布する塗料塗布手段と、を備える印刷システムである。
また、本発明を飲料用缶と捉えた場合、本発明が適用される飲料用缶は、外面と、前記外面に設けられた像と、前記外面に設けられ、前記像の輪郭に沿う2列以上のドット像列と、を備える飲料用缶である。
他の観点から捉えると、本発明が適用される飲料用缶は、外面と、前記外面に設けられ、各像の色が異なる複数の像と、前記各像の脇であって当該各像のうちの他の像に接しない部分の脇に設けられ、当該各像を構成するインクの当該脇への移動を抑制するための抑制用インクが硬化したインク層と、を備える飲料用缶である。
他の観点から捉えると、本発明が適用される飲料用缶は、外面と、前記外面に設けられた像と、前記像の脇に設けられ、当該像を構成するインクの当該脇への移動を抑制するための抑制用インクが硬化したインク層と、前記像および前記インク層の上に設けられた透明層と、を備える飲料用缶である。
本発明によれば、インクを用いて飲料用缶の外面に形成する画像の高画質化を図ることができる。
本実施形態に係る飲料用缶の斜視図である。 飲料用缶の製造工程の一部を示した図である。 印刷装置の斜視図である。 (A)、(B)は、飲料用缶の外周面に形成された形成画像を示した図である。 (A)〜(C)は、飲料用缶の断面を示した図である。 (A)〜(D)は、クリアインク部を説明する図である。 実施例、比較例における実験条件を示した図である。 クリアインク部のドット像の列数、クリアインク部の厚さ、および、形成画像(インク層)の厚さを、様々な値に変更したときの実験結果を示した図である。 実際の印字結果を示した図である。 (A)、(B)は、他の印刷例を示した図である。 印刷装置の他の構成例を示した図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る飲料用缶100の斜視図である。
飲料用缶100には、円筒状に形成された缶本体200が設けられている。缶本体200の上部には、円形の開口210が形成されている。また、缶本体200の下部には、底部220が設けられている。また、缶本体200は、外周面(外面)230を備える。
外周面230には、インクジェットヘッド(後述)による印刷が施され、外周面230には印刷画像が形成されている。
本実施形態では、飲料用缶100の上部に位置する開口210を通じて、飲料用缶100の内部に、内容物である飲料が充填される。その後、この開口210は、不図示の缶蓋により塞がれる。これにより、飲料が充填された飲料缶が完成する。
なお、図1では、飲料用缶100の詳細な形状の図示は省略し、飲料用缶100を有底円筒で表現した。より具体的には、飲料用缶100には、一般的に、フランジを有するネックが設けられたり、飲料用缶100のボトムには、一般的に、飲料用缶100の内部方向に凹む円形の凹部が設けられたりするが、図1では、これらの図示を省略している。
飲料用缶100は、金属材料により形成される。具体的には、飲料用缶100は、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金等により形成される。また、飲料用缶100は、例えば、ティンフリースチールなどの鉄合金等により形成される。
また、飲料用缶100は、例えば、平板状の板材を、ドロー&アイアニング(DI)成形や、ストレッチドロー成形することにより形成される。
飲料用缶100の内部に充填される飲料としては、例えば、ビール等のアルコール系飲料や、清涼飲料などの非アルコール系飲料が挙げられる。
図2は、飲料用缶100の製造工程の一部を示した図である。具体的には、図2では、飲料用缶100の製造工程に含まれる複数の工程のうちの印刷工程を示している。付言すると、図2では、飲料用缶100の外面への印刷を行う印刷システムに含まれる各工程を示している。
飲料用缶100の印刷工程には、図2に示すように、ベースコート層形成工程10、第1乾燥工程20、クリア印刷工程30、第2乾燥工程40、画像形成工程50、第3乾燥工程60、オーバーコート層形成工程70、第4乾燥工程80が設けられている。
飲料用缶100への印刷にあたっては、飲料用缶100がこれらの工程を順に通過するように飲料用缶100の搬送を行う。そして、この搬送の過程で、飲料用缶100に対する各種の処理が行われる。なお、飲料用缶100の搬送にあたっては、円筒状の支持部材(マンドレル)(後述)を飲料用缶100の内部に挿入したうえで、飲料用缶100の搬送を行う。
なお、ベースコート層形成工程10、第1乾燥工程20、第2乾燥工程40は、省略することもできる。
ベースコート層形成工程10では、飲料用缶100の外周面230(図1参照)に対する、ベースコート層(下地層)の形成が行われる。
ベースコート層を形成することにより、飲料用缶100の地色を隠蔽することができ、飲料用缶100の外周面230に形成される画像をより鮮明にすることができる。
ベースコート層の形成は、ロールコートにより行う。即ち、飲料用缶100の軸方向に沿うように配置され且つ表面に塗料が付着したロール状部材を、飲料用缶100の外周面230に接触させて、飲料用缶100にベースコート層を形成する。
ベースコート層は、主として樹脂により形成される。
樹脂としては、ポリエステル/エポキシ/アミノ系樹脂及びポリエステル/アクリル/アミノ系樹脂等を使用することができる。また、紫外線硬化型塗料によりベースコート層を形成してもよく、この場合は、光重合開始剤を含有させたエポキシ/ポリエチレン系樹脂等が使用できる。
また、飲料用缶100の金属色を打ち消すために、添加剤として白色顔料を添加してもよい。また、ベースコート層の厚さは、例えば、2μm〜15μmとすることができる。
次いで、本実施形態では、第1乾燥工程20にて、ベースコート層の乾燥が行われる。第1乾燥工程20では、飲料用缶100の加熱あるいは飲料用缶100への紫外線の照射が行われ、ベースコート層の乾燥(硬化)が行われる。
その後、本実施形態では、クリア印刷工程30にて、ベースコート層の上に、クリアインク(無色透明なインク)を用いたクリア印刷が行われ、ベースコート層の上に、クリアインク部(詳細は後述)が形成される。
ここで、本実施形態では、クリアインクとして、紫外線硬化型のインクを用いる。ベースコート層の上にクリアインク部を形成すると、ベースコート層の上に、土手の役割を果たす機能部が設けられ、インクの滲みが生じにくくなる(詳細は後述)。
次いで、本実施形態では、第2乾燥工程40にて、飲料用缶100の外周面に紫外線が照射され、クリアインク部の硬化が行われる。
クリアインク部の硬化を行うと、土手の役割を果たすクリアインク部がしっかりと形成されて、滲みを防止する効果(後述)が向上する。その一方で、第2乾燥工程40を設けると、生産効率が低下するおそれがある。このため、第2乾燥工程40は、省略してもよい。
次いで、本実施形態では、像形成工程の一例としての画像形成工程50にて、飲料用缶100の外周面230に対して、カラーのインクを吐出して、飲料用缶100の外周面230に、文字、図柄などから構成される画像(以下、「形成画像」と称する)を形成する。
ここで、本実施形態では、形成画像の厚さ(カラーインクの厚さ)は、例えば、2〜5μmとなる。
ここで、形成画像の形成に用いるインクは、40℃における粘度が、5mPa・s以上30mPa・s以下の範囲であることが好ましく、5mPa・s以上20mPa・s以下の範囲であることがより好ましい。インクの40℃における粘度をこのような範囲とすることで、インクジェットヘッド(後述)からインクを吐出する際に、良好な吐出安定性を実現することができる。なお、インクの粘度は、コーンプレート型粘度計を用いて測定することができる。
また、形成画像の形成に用いるインクは、25℃における表面張力が、22mN/m以上36mN/m以下の範囲であることが好ましい。インクの25℃における表面張力をこのような範囲とすることで、インクジェットヘッドからインクを吐出する際に、良好な吐出安定性を実現することができる。
その後、本実施形態では、第3乾燥工程60にて、飲料用缶100に対する紫外線の照射が再び行われて、画像形成工程50にて形成された形成画像の硬化が行われる。
次いで、本実施形態では、オーバーコート層形成工程70にて、飲料用缶100の外周面の全体に亘って一様に塗料が塗布され、飲料用缶100の最外層に、透明層の一例としてのオーバーコート層(透明な保護層)が形成される。ここで、オーバーコート層の形成は、ベースコート層の形成と同様に、ロールコートにより行う。
オーバーコート層の形成に用いる塗料としては、アルキッド樹脂系、アクリル樹脂系、ビニル樹脂系、ポリエステル樹脂系、アミノ樹脂系、ポリウレタン樹脂系、エポキシ樹脂系の塗料が挙げられる。
これらの中でも、塗膜硬度および耐水性の観点から、アミノ樹脂系の塗料を用いることが最も好ましい。
図3は、印刷装置500の斜視図である。
本実施形態では、クリア印刷工程30および画像形成工程50の各々に、図3に示す印刷装置500が設けられている。
より具体的には、クリア印刷工程30には、1台の印刷装置500が設けられ、画像形成工程50には、4台の印刷装置500が設けられている。
画像形成工程50では、YMCK(イエロー、マゼンタ、シアン、黒)の4色のインクを用いて画像の形成を行うが、画像形成工程50では、この4色のインクを吐出可能なように、図3に示す印刷装置500が4台設けられている。
ここで、画像形成工程50に設けられた4台の印刷装置500は、像形成手段として機能し、飲料用缶100の外周面230にインクを付着させて、形成画像、インク層(後述)を形成する。
また、画像形成工程50では、飲料用缶100を順次搬送するとともに、飲料用缶100の搬送方向に、4台の印刷装置500が並べられ、飲料用缶100が搬送されていく過程で、YMCKの4色のインクを用いての画像形成が行われる。
より具体的には、本実施形態では、飲料用缶100の搬送方向上流側から搬送方向下流側に向かって、例えば、イエローの印刷装置500、マゼンタの印刷装置500、シアンの印刷装置500、黒の印刷装置500が順に並んでいる。
そして、本実施形態では、各印刷装置500に飲料用缶100が達する度に、飲料用缶100が停止し、停止している飲料用缶100へのインクの吐出が行われる。なお、飲料用缶100へインクの吐出が行われる際、飲料用缶100は、周方向に回転している。
図3に示すように、印刷装置500には、インクジェットヘッド400が設けられている。このインクジェットヘッド400は、順次搬送されてくる飲料用缶100の上方に位置する。また、インクジェットヘッド400は、飲料用缶100の軸方向に沿うように配置されている。なお、上記のとおり、飲料用缶100は、円筒状の支持部材(マンドレル)600により支持されている。
また、インクジェットヘッド400の底部には、飲料用缶100の軸方向に沿って並ぶ複数のインク吐出口610が設けられている。
インク吐出口610は、複数列設けられている(図3では、3列分のみ図示)。
言い換えると、本実施形態では、インク吐出口610が一列に並んだインク吐出口列が、複数設けられている。さらに、本実施形態では、互いに隣り合う2つのインク吐出口列において、インク吐出口610が千鳥状に配置されている。
より具体的には、本実施形態では、インクジェットヘッド400の長手方向における位置を比較した場合に、一のインク吐出口列に含まれる各インク吐出口610の位置と、この一のインク吐出口列の隣に位置する他のインク吐出口列に含まれる各インク吐出口610の位置とがずれている。
付言すると、インクジェットヘッド400の長手方向において、一のインク吐出口列に含まれる各インク吐出口610は、他のインク吐出口列に含まれ互いに隣接する2つのインク吐出口610の間に位置する。
なお、インク吐出口610は、千鳥状に配置する場合に限らず、図11(印刷装置500の他の構成例を示した図)に示すように、飲料用缶100の軸方向に沿って直線状に並べ且つ飲料用缶100の周方向に沿って直線状に並べてもよい。付言すると、インク吐出口610は、インクジェットヘッド400の長手方向および短手方向に沿って直線状に並べてもよい。言い換えると、図11に示す実施形態では、複数のインク吐出口610を格子状に配置している。
さらに説明すると、図11に示す構成例では、インクジェットヘッド400の長手方向における位置を比較した場合に、一のインク吐出口列に含まれる各インク吐出口610の位置と、この一のインク吐出口列の隣に位置する他のインク吐出口列に含まれる各インク吐出口610の位置とが揃っている。
クリア印刷工程30および画像形成工程50の各々では、不図示の駆動機構によって、支持部材600が周方向に回転し、これに伴い、飲料用缶100が周方向に回転する。
そして、周方向に回転しているこの飲料用缶100の外周面230に対して、インク(クリアインク、カラーのインク)の吐出が行われる。
さらに、本実施形態の印刷装置500には、インクジェットヘッド400におけるインクの吐出を制御する印刷制御部510が設けられている。印刷制御部510は、プログラム制御されたCPU(Central Processing Unit)により構成されている。
本実施形態では、印刷制御部510によりインクジェットヘッド400が制御され、インク吐出口610から、下方に位置し周方向に回転している飲料用缶100に対してインクが吐出される。これにより、飲料用缶100の外周面230に、クリアインク部(後述)や形成画像が形成される。
図4(A)、(B)は、飲料用缶100の外周面230に形成された形成画像を示した図である。
図4(A)に示す例では、ベースコート層BLの上に、星形の形成画像201が形成されている。さらに、図4(A)に示す例では、星形の形成画像201を囲むように且つこの星形の形成画像201に接するように、クリアインク部301が形成されている。
本実施形態では、クリアインク部301も星形に形成され、このクリアインク部301の内側に、星形の形成画像201が形成されている。
さらに説明すると、本実施形態では、星形の形成画像201の輪郭(外周部)201Aに沿うように、クリアインク部301が設けられている。
図4(B)に示す他の例では、星形のベースコート層BLが露出しており、この星型のベースコート層BLの部分が、星型の抜き画像となっている。そして、図4(B)に示す例では、この星型の抜き画像の周囲に、画像形成工程50にて吐出されたインクにより形成されたインク層401が設けられている。
さらに、図4(B)に示す例では、インク層401に接する箇所であって星形の抜き画像に臨む箇所に、クリアインク部301が設けられている。言い換えると、星形の抜き画像の周囲に、インク層401に接するクリアインク部301が設けられている。
飲料用缶100の外周面230に、本実施形態のような形成画像201や抜き画像を形成する場合、クリアインク部301がないと、インクの滲みに起因して、形成画像201や抜き画像の輪郭がぼやけたりする。
これに対し、本実施形態のように、形成画像201の輪郭に沿ってクリアインク部301を設けると、形成画像201の脇へ、形成画像201を構成するインクが移動することが抑制される。また、インク層401の輪郭(抜き画像の輪郭)に沿ってクリアインク部301を設けると、インク層401の脇へ(抜き画像の内部へ)、インク層401を構成するインクが移動することが抑制される。
これにより、インクの滲み(移動)が起きにくくなり、形成画像201や抜き画像の輪郭がぼやけることが抑制される。
なお、クリアインク部301は、形成画像201やインク層401を形成する前に形成することが好ましいが、形成画像201やインク層401を形成した後に、クリアインク部301を形成することもできる。
図5(A)〜(C)は、飲料用缶100の断面を示した図である。
図5(A)に示す例では、黒色の形成画像201が形成され、さらに、この黒色の形成画像201の周囲に、クリアインク部301が設けられている。
ここで、クリアインク部301には、2列のドット像列が設けられている。言い換えると、本実施形態では、クリアインク部301にて、ドット状の像(ドット像)が形成され、さらに、このドット像が、形成画像201の脇に2列分形成される。
より具体的には、この例では、形成画像201が形成されている箇所の脇に、この形成画像の輪郭201Aに沿う2列のドット像列が形成されている。
これにより、本実施形態では、形成画像201に近い側に一列分のドット像が形成され、このドット像を挟み形成画像201が位置する側とは反対側に、もう一列分のドット像が形成された状態となっている。
ここで、クリアインク部301に形成されるドット像列は、ドット像列形成工程の一例としてのクリア印刷工程30(図2参照)にて形成される。より具体的には、クリアインク部301に形成されるドット像列は、クリア印刷工程30に設けられた、ドット像列形成手段の一例としての印刷装置500により形成される。
さらに、本実施形態では、形成画像201、クリアインク部301よりも外側に(飲料用缶100の径方向における外側に)(形成画像201、クリアインク部301の上に)、オーバーコート層OLが設けられている。
オーバーコート層OLは、塗料塗布工程の一例としてのオーバーコート層形成工程70(図2参照)にて、飲料用缶100の最外層に塗料が塗布されることにより形成される。
より具体的には、オーバーコート層形成工程70には、塗料塗布手段の一例としてのロール状部材が設けられており、塗料が付着したこのロール状部材を、飲料用缶100の外周面230に接触させて、飲料用缶100の最外層に、オーバーコート層OLを形成する。
本実施形態では、このオーバーコート層OLと、飲料用缶100との間に、形成画像201、クリアインク部301、ベースコート層BLが設けられた構成となっている。
付言すると、本実施形態では、オーバーコート層OLと、飲料用缶100との間に、形成画像201、クリアインク部301、ベースコート層BLが封入された状態となっている。
図5(B)に示す例では、カラーの形成画像201が形成され、さらに、このカラーの形成画像201の周囲に、クリアインク部301が設けられている。
この例でも、クリアインク部301に、2列分のドット像が設けられている。また、上記と同様、オーバーコート層OLと、飲料用缶100との間に、形成画像201、クリアインク部301、ベースコート層BLが封入された状態となっている。
なお、図5(A)、(B)にて示した例では、クリアインク部301のドット像が2列分設けられている場合を説明したが、ドット像は、3列以上設けてもよい。また、ベースコート層BLのうちのインクが載らない部分(画像形成工程50による画像形成が行われない部分)の全てに、クリアインクを載せてもよい。言い換えると、形成画像201や抜き画像の輪郭の脇の部分のみに限らず、この脇の部分以外に、クリアインクを載せてもよい。
図5(C)に示す例では、抜き画像が形成され、この抜き画像の周囲に、インク層401が設けられた状態となっている。さらに、インク層401のうちの抜き画像に臨む部分に接するように、クリアインク部301が設けられている。
このクリアインク部301でも、上記と同様、ドット像が2列分設けられている。また、図5(C)に示すこの例でも、オーバーコート層OLと、飲料用缶100との間に、インク層401、クリアインク部301、ベースコート層BLが封入された状態となっている。
なお、上記と同様、図5(C)に示す例でも、クリアインク部301のドット像は、3列以上設けてもよい。また、抜き画像の全体にクリアインクが載るように、クリアインク部301を形成してもよい。
図6(A)〜(D)は、クリアインク部301を説明する図である。
図6(A)は、図5(A)の矢印VIA方向からクリアインク部301を眺めた場合の図である。
本実施形態では、上記のとおり、クリアインク部301では、クリアインクにより形成されたドット像が2列分設けられる。また、図6(A)では、図3にて示した印刷装置500を用いた場合のクリアインク部301を示している。図3にて示した印刷装置500では、インク吐出口610(図3参照)が千鳥状に配置されており、この場合、2列のドット像も千鳥状に配置される。
言い換えると、ドット像列が延びる方向において、一方のドット像列に含まれ互いに隣接する2つのドット像の間に、他方のドット像列に含まれるドット像が位置する。付言すると、本実施形態では、ドット像列が延びる方向において、一方のドット像列に含まれるドット像と、他方のドット像列に含まれるドット像との間に重なりが生じるようになる。
また、本実施形態では、一方のドット像列に含まれ互いに隣接する2つのドット像の間に、他方のドット像列に含まれるドット像の一部が入り込むようになる。
図6(D)は、図11にて示した印刷装置500を用いた場合のクリアインク部301を示している。図11にて示した印刷装置500では、インク吐出口610(図11参照)が、飲料缶100の軸方向および周方向に沿って並んで配置されており、この場合、2列のドット像に含まれる各ドット像も、飲料缶100の軸方向および周方向に沿って並んで配置される。
なお、飲料缶100の軸方向および周方向に沿うドット像は、図11にて示した印刷装置500に限らず、図3にて示した印刷装置500でも形成できる。具体的には、例えば、図3の符号3Aで示す列に含まれるインク吐出口610を用いずに、図3にて符号3B、3Cで示す列に含まれるインク吐出口610を用いることで、飲料缶100の軸方向および周方向に沿うドット像を形成できる。
ここで、例えば、図6(B)に示すように、ドット像列が一列であり且つドット像間に間隙があると、この間隙を通ってインクが移動しやすく、インクのにじみが生じやすくなる。
例えば、必要となる全てのドット像列を吐出した場合であってもインクの吐出圧が低い場合、インクの液滴が小さくなり、これに伴い、ドット像が小さくなる。この場合、図6(B)に示すように、ドット像間に間隙が生じやすくなり、この間隙を通ってインクが移動しやすくなる。そして、この場合、インクの滲みが生じやすくなる。
また、図6(C)に示すように、ドット像間に間隙が無い場合であっても、ドット像列が一列であると、互いに隣り合う2つのドット像間に位置する谷間の部分を通ってインクが移動しやすく、インクの滲みが生じやすくなる。
必要となる全てのドット像列を吐出しなかった場合であっても、インクの吐出圧を高くした場合、インクの液滴が大きくなり、これに伴い、ドット像が大きくなる。この場合でも、ドット像間に間隙が生じることを防止できる。しかしながら、間隙が無くても、ドット像列が一列であると、上記のとおり、谷間の部分を通ってインクが移動しやすく、インクの滲みが生じやすくなる。
これに対し、図6(A)、(D)にて示した本実施形態の構成では、互いに隣接するドット像が重なることにより(2列のドット像列の一方のドット像列に含まれるドット像と、他方のドット像列に含まれるドット像とが重なることにより)、一つのドット像列にて互いに隣り合う2つのドット像間に位置する谷間の高さが、図6(B)、(C)にて示した態様における谷間の高さよりも大きくなる。この場合、谷間の部分をインクが通りにくくなり、インクの滲みが生じにくくなる。
続いて、実施例について説明する。
発明者は、図2にて示した工程を用い(ベースコート層形成工程10〜第4乾燥工程80に含まれる各工程での処理を順次行い)、飲料用缶100への印刷を行った。そして、印刷により得られた形成画像201、抜き画像の評価(滲みの評価)を行った。
図7は、滲みの評価を行った際の実験条件を示した図である。
飲料用缶100への印刷にあたっては、ベースコート層BL、クリアインク部301、形成画像201、オーバーコート層OLの厚みは、それぞれ、13μm、1.5〜4μm、2〜4μm、3〜4μmとした。
また、ベースコート層BL、オーバーコート層OLは、ロールコートを用いて形成した。また、クリアインク部301、形成画像201、インク層401は、インクジェットヘッド400(図3参照)を用いて形成した。
また、ベースコート層BL、クリアインク部301、形成画像201(インク層401)、オーバーコート層OLは、それぞれ、ポリエステル/アクリル系樹脂、変性アクリル系樹脂、変性アクリル系樹脂、アミノ樹脂系により形成した。
また、形成画像201(インク層401)の形成は、紫外線硬化型インクを用いて行った。より具体的には、アクリレート系の単官能モノマー、アクリレート系の多官能モノマー、光重合開始剤、着色剤からなる変性アクリル樹脂系のインクを用いて行った。
また、クリアインク部301の形成は、形成画像201(インク層401)の形成に用いたインクと同様の組成を有するインクであって、着色剤を含有していないインクを用いて行った。
また、ベースコート層BL、形成画像201(インク層401)、オーバーコート層OLの乾燥は、それぞれ、200℃乾燥炉、紫外線(UV)照射、遠赤外線照射により行った。
また、クリアインク部301については、形成画像201(インク層401)とともに硬化させた。
言い換えると、形成画像201(インク層401)の硬化の際に、クリアインク部301にも紫外線を照射し、形成画像201(インク層401)とともにクリアインク部301を硬化させた。
また、クリアインク部301の形成に用いるインクの特性は、40℃における粘度が、6〜8mPa・sであり、25℃における表面張力が、30mN/m〜35mN/mであった。
また、形成画像201(インク層401)の形成に用いるインクの特性は、シアン、マゼンタ、イエロー、黒の何れの色のインクにおいても、上記と同様、40℃における粘度が、6〜8mPa・sであり、25℃における表面張力が、30mN/m〜35mN/mであった。
また、ベースコート層BLは、白色とし、また、上記のとおり、厚さを13μmとした。
また、オーバーコート層OLは、透明とし、さらに、上記のとおり、3〜4μmの厚さとした。但し、図8及び図9にて示す実験(後述)を行う際には、オーバーコート層OLの形成を行わなかった。付言すると、発明者は、図8及び図9にて示す実験以外の実験も行ったが、この実験(図8及び図9にて示す実験以外の実験)の際には、オーバーコート層OLを形成した。その一方で、図8及び図9にて示す実験(後述)を行う際には、オーバーコート層OLの形成を行わなかった。
また、この実験では、図9に示すように、文字を印字し、この文字の滲みを観察した。
図8は、クリアインク部301のドット像の列数、クリアインク部301の厚さ、および、形成画像201(インク層401)の厚さを、様々な値に変更したときの実験結果を示した図である。
なお、この実験では、クリアインク部301のドット像の列数を、1列、2列、3列の3種類とした。また、クリアインク部301の厚さを、1.5μm、2μm、3μm、4μmの4種類とした。また、形成画像201(インク層401)の厚さを、2μm、3μm、4μmの3種類とした。
また、クリアインク部301では、図6(D)に示したように、ドット像を、飲料用缶100の軸方向および周方向に沿って直線状に並べた。
なお、以下で説明する実験結果では、ドット像を、飲料用缶100の軸方向および周方向に沿って並べた場合の実験結果を示すが、図6(A)のようにドット像を千鳥状に配置した場合も、ドット像を、飲料用缶100の軸方向および周方向に沿って並べた場合と同様の結果が得られた。
ここで、クリアインク部301、形成画像201(インク層401)の厚さは、変更可能であり、クリアインク部301、形成画像201(インク層401)の厚さの変更は、インクジェットヘッド400からのインクの吐出量を調整して行う。
より具体的には、単位時間当たりに吐出するインク液滴の数を変え、あるいは、インクの液滴の大きさを変えることで、クリアインク部301、形成画像201(インク層401)の厚さを変更する。
なお、クリアインク部301の厚さ、形成画像201(インク層401)の厚さについては、飲料用缶100のうちの、クリアインク部301、形成画像201(インク層401)が設けられている部分を切り取って樹脂に埋め込んだ後、顕微鏡により断面観察を行いながら5か所の膜厚を測定し、そして、平均膜厚を、クリアインク部301の厚さ、形成画像201(インク層401)の厚さとした。
図8を参照し、実験結果について説明する。
図8に示すように、クリアインク部301のドット像列が1列の場合は、全ての条件において「×(滲みが大きい)」という結果となり、クリアインク部301の厚さや、形成画像201(インク層401)の厚さに関わらず、滲みが大きいものとなった。
一方で、クリアインク部301のドット像が2列以上となると、「△(滲みあり)」、または、「○(滲みはわずか)」という結果となり、滲みを防止する効果が得られた。
また、今回の実験では、クリアインク部301の厚さ(クリアインク部301の硬化後の厚さ)を、2μm以上(より好ましくは3μm以上)とすることが好ましい旨が判明した。
クリアインク部301の厚さが、1.5μmの場合は、クリアインク部301のドット像列が2列あるいは3列であるかにかかわらず、「△」という結果となったが、2μm以上とすると、「△〜○(滲みは小さい)」という結果が得られた。また、3μm以上とすると、「○(滲みはわずか)」という結果が得られた。
図9は、実際の印字結果を示した図である。
具体的には、図9では、図8の(2)〜(8)、(10)〜(13)の各条件における、実際の印刷結果を示し、また、図9の(1)、(9)では、クリアインク部301を全く形成しなかった場合の印刷結果を示している。
また、図9の「通常文字」とは、文字の部分が形成画像201により形成された文字を示し、「抜き文字」とは、文字の部分が抜き画像により形成された文字を指す。
また、図9の符号9Aの部分は、クリアインク部301を形成していない場合の結果を示し、符号9Bは、クリアインク部301のドット像列が1列である場合の結果を示し、符号9Cは、クリアインク部301のドット像列が2列、3列である場合の結果を示している。また、この実験では、通常文字を、5ポイント、6ポイントで形成し、また、抜き文字を、5ポイントで形成した。
実験結果を説明すると、クリアインク部301が全く無く、且つ、通常文字の場合は、図9の(1)に示すように、文字の全周囲に滲みが発生し且つ滲みが拡がった。
また、クリアインク部301が無く、且つ、抜き文字の場合は、図9の(9)に示すように、抜き文字のほとんどの部分に、周囲に位置するインク層401のインクが侵入して、抜き文字の大部分がインクにより覆われた。
また、クリアインク部301のドット像列が1列であり、且つ、通常文字の場合は、図9の(2)に示すように、文字の周囲に滲みが発生し且つ滲みが拡がっており、文字の輪郭が崩れている部分が多くなった。
また、クリアインク部301のドット像列が1列であり、かつ、抜き文字の場合も、(10)に示すように、抜き文字内へインクが侵入し、文字の輪郭が崩れている部分が多くなった。
これに対し、クリアインク部301のドット像列が2列であり、かつ、通常文字の場合、図9の(3)〜(8)に示すように、クリアインク部301が無い場合や、クリアインク部301のドット像列が1列の場合に比べ、文字の輪郭がはっきりしている。
また、クリアインク部301のドット像列が3列であり、かつ、抜き文字の場合も、図9の(11)〜(13)に示すように、クリアインク部301が無い場合や、クリアインク部301のドット像列が1列の場合に比べ、抜き文字内へのインクの侵入が抑えられ、文字の輪郭がはっきりした。
また、クリアインク部301の厚さが2μmの場合(図9の(4)、(7)、(12)の場合)、クリアインク部301の厚さが1.5μmの場合(図9の(3)、(6)、(11)の場合)に比べ、滲みが小さくなった。
また、クリアインク部301の厚さが3μmの場合(図9の(5)、(8)、(13)の場合)、さらに滲みが小さくなり、輪郭がより明確となった。
なお、図9に示した例では、5ポイント、6ポイントの通常文字、5ポイントの抜き文字を印刷したが、その他に、1ポイント〜14ポイントの文字の印刷も行い、滲みの状態を確認した。結果は、上記と同様であり、クリアインク部301のドット像列が2列以上であると、滲みが小さくなり、文字の輪郭がはっきりした。
なお、文字のポイントが大きくなると(たとえば10ポイント以上となると)、文字に対する滲み部分の割合が小さくなり、文字が読めなくなるという不具合は生じないが、クリアインク部301を形成しない場合、文字の輪郭がぼやけるという不具合は依然として生じた。
また、図9では、文字の滲みについての実験を行ったが、文字ではなく模様の場合も、上記と同様の効果が得られ、通常模様や、抜き模様の場合も、クリアインク部301を形成することで、滲みが生じにくくなった。
また、ベースコート層BLの有無に関わらず、図8、図9にて示した結果が得られた。言い換えると、ベースコート層BLがある飲料用缶100、ベースコート層BLがない飲料用缶100の2種類の飲料用缶100を用意して、上記にて説明した実験を行ったが、何れの飲料用缶100であっても、図8、図9にて示した結果と同様の結果が得られた。
図10(A)、(B)は、他の印刷例を示した図である。
図10(A)では、上記と同様に、星形の形成画像201(以下、「星形形成画像201S」と称する。)を形成している。さらに、この例では、星形形成画像201Sに隣接するように、丸い形成画像201(以下、「丸形形成画像201C」と称する)を形成している。なお、星形形成画像201Sの色と、丸形形成画像201Cの色とは異なっている。
付言すると、この例では、像形成工程の一例としての画像形成工程50にて、飲料用缶100の外周面230にインクを付着させて、色が互いに異なる星形形成画像201S、丸形形成画像201Cの2つの形成画像201を形成した。
言い換えると、画像形成工程50にて、飲料用缶100の外周面230にインクを付着させて、この外周面230に、互いに色が異なる複数の形成画像201を形成した。
また、図10(A)に示す例では、星形形成画像201Sの周りの全てに亘ってクリアインク部301を形成せずに、丸形形成画像201Cに接する部分では、クリアインク部301を形成していない。
同様に、丸形形成画像201Cの周りの全てに亘ってクリアインク部301を形成せずに、星形形成画像201Sに接する部分では、クリアインク部301を形成していない。
言い換えると、星形形成画像201Sと丸形形成画像201Cとの間には、クリアインク部301を形成していない。
さらに説明すると、図10(A)に示す例では、インク付着工程の一例としてのクリア印刷工程30にて、形成画像201(星形形成画像201S、丸形形成画像201C)の脇の部分にクリアインクを付着させて、クリアインク部301を形成するが、図10(A)に示す例では、形成画像201のうち他の形成画像201に接しない部分の脇へのクリアインクの付着を行っている。その一方で、図10(A)に示す例では、他の形成画像201に接する部分の脇へのクリアインクの付着は行っていない。
付言すると、クリアインクは抑制用インクとして機能し、クリア印刷工程30では、形成画像201のうちの他の形成画像201に接しない部分の脇に、この抑制用インクを付着させる。これにより、形成画像201を構成するインクの、形成画像201の脇への移動が抑制され、形成画像201の輪郭が崩れることが抑制される。
その一方で、図10(A)に示す例では、形成画像201のうちの他の形成画像201に接する部分の脇への抑制用インクの付着は行わない。
さらに説明すると、クリア印刷工程30では、インク付着手段の一例としての印刷装置500が、形成画像201のうちの他の形成画像201に接しない部分の脇に、クリアインクを付着させる。その一方で、印刷装置500は、形成画像201のうちの他の形成画像201に接する部分の脇へのクリアインクの付着は行わない。
さらに説明すると、図10(A)に示す例では、星形形成画像201Sの脇であって、丸形形成画像201Cに接しない部分の脇に、クリアインク部301を形成する。その一方で、星形形成画像201Sの脇であって、丸形形成画像201Cに接する部分の脇には、クリアインク部301を形成しない。
同様に、図10(A)に示す例では、丸形形成画像201Cの脇であって、星形形成画像201Sに接しない部分の脇に、クリアインク部301を形成する。その一方で、丸形形成画像201Cの脇であって、星形形成画像201Sに接する部分の脇には、クリアインク部301を形成しない。
ここで、図10(A)に示す例では、星形形成画像201Sのうちの丸形形成画像201Cに接する部分の脇(横)には、この丸形形成画像201Cが位置する。このため、星形形成画像201Sのうちの丸形形成画像201Cに接する部分の脇に、クリアインク部301を形成しないでも、星形形成画像201Sを構成するインクの移動は抑制される。
同様に、丸形形成画像201Cのうちの星形形成画像201Sに接する部分の脇(横)には、この星形形成画像201Sが位置する。このため、丸形形成画像201Cのうちの星形形成画像201Sに接する部分の脇に、クリアインク部301を形成しないでも、丸形形成画像201Cを構成するインクの移動は抑制される。
なお、星形形成画像201Sと丸形形成画像201Cとの間に、クリアインク部301を形成することを排除するものではなく、星形形成画像201Sと丸形形成画像201Cとの間に、クリアインク部301を形成してもよい。
この場合、星形形成画像201Sを構成しているインクと、丸形形成画像201Cを構成しているインクとの混色を抑えられるようになる。
なお、図10(A)に示す例でも、クリアインク部301に、上記と同様、2列分以上のドット像列が設けられている。
図10(B)では、星形の抜き画像の中に、上記と同様、丸形形成画像201Cが形成されている。丸形形成画像201Cは、抜き画像の周囲に位置するインク層401に接するように設けられている。
図10(B)に示す例でも、インク層401のうちの丸形形成画像201Cに接しない部分の脇に、クリアインク部301を形成している。
その一方で、インク層401のうちの丸形形成画像201Cに接する部分の脇への、クリアインク部301の形成は行っていない。
また、丸形形成画像201Cについても、丸形形成画像201Cのうちのインク層401に接しない部分の脇に、クリアインク部301を形成している。
その一方で、丸形形成画像201Cのうちのインク層401に接する部分の脇への、クリアインク部301の形成は行っていない。
言い換えると、図10(B)に示す例でも、上記と同様、丸形形成画像201Cとインク層401との間には、クリアインク部301が設けられていない。
この例でも、丸形形成画像201Cのうちの、他の像(インク層401)の接していない部分の脇には、クリアインク部301が設けられ、これにより、丸形形成画像201の輪郭がぼやけることが抑制される。また、丸形形成画像201Cのうちの、他の像(インク層401)に接する部分の脇には、この他の像が位置しており、この他の像によっても、丸形形成画像201Cを構成するインクの移動が抑制される。
同様に、インク層401のうちの、他の像(丸形形成画像201C)の接していない部分の脇には、クリアインク部301が設けられ、これにより、インク層401の輪郭がぼやけることが抑制される。また、インク層401のうちの、他の像(丸形形成画像201C)に接する部分の脇には、この他の像が位置しており、この他の像によっても、インク層401を構成するインクの移動が抑制される。
なお、上記と同様、丸形形成画像201Cとインク層401との間にクリアインク部301を形成することを排除するものではなく、丸形形成画像201Cとインク層401との間にクリアインク部301を形成してもよい。この場合、丸形形成画像201Cを構成しているインクと、インク層401のインクとの混色を抑えられる。
また、図10(B)に示す例でも、クリアインク部301には、2列分以上のドット像列が設けられている。
(その他)
図4にて示した形態では、形成画像201や抜き画像の全周に亘って、クリアインク部301を形成したが、必ずしも全周に亘ってクリアインク部301を形成する必要はなく、形成画像201や抜き画像の輪郭の一部にのみ接するようにクリアインク部301を形成してもよい。
輪郭の一部を敢えてあいまいにしたい場合もあり、この場合は、クリアインク部301を省略することで、輪郭の一部をあいまいにすることができる。
また、文字列の周囲にクリアインク部301を形成する場合には、文字毎に、文字の周囲にクリアインク部301を形成してもよいし、文字列をひとまとめとし、この文字列の周囲にクリアインク部301を形成するようにしてもよい。
また、ドット像列は、3列以上形成してもよい。また、ベースコート層BLのうちのインクが載らない部分(画像形成工程50による画像形成が行われない部分)の全てに、クリアインクを載せてもよい。言い換えると、形成画像201や抜き画像の輪郭の脇の部分のみに限らず、この脇の部分以外に、クリアインクを載せてもよい。
30…クリア印刷工程、50…画像形成工程、100…飲料用缶、201…形成画像、201C…丸形形成画像、201S…星形形成画像、230…外周面(外面)、301…クリアインク部、500…印刷装置

Claims (7)

  1. 飲料用缶の外面にインクを付着させて像を形成する像形成工程と、
    前記外面のうちの前記像が形成される箇所の脇に、当該像の輪郭に沿う2列以上のドット像列を形成するドット像列形成工程と、
    を備え
    前記ドット像列形成工程では、
    前記2列以上のドット像列に含まれるドット像が千鳥状に配置され、且つ、各列に含まれ互いに隣り合うドット像同士の間に重なりが存在し、且つ、互いに隣接する列同士の間でもドット像の重なりが存在し、さらに、一方の列に含まれ互いに隣り合うドット像の間に位置する谷間の部分に対して他方の列に含まれるドット像の一部が入り込んでいる当該2列以上のドット像列を形成する、
    飲料用缶の製造方法。
  2. 前記2列以上のドット像列に含まれるドット像は、前記飲料用缶の軸方向に沿って並び且つ当該飲料用缶の周方向に沿って並ぶ請求項1に記載の飲料用缶の製造方法。
  3. 前記2列以上のドット像列が硬化することにより形成される層の厚さが、2μm以上である請求項1又は2に記載の飲料用缶の製造方法。
  4. 前記2列以上のドット像列は、透明のインクにより形成される請求項1乃至の何れかに記載の飲料用缶の製造方法。
  5. 前記像形成工程による像の形成が行われる前に、前記2列以上のドット像列の形成が行われる請求項1乃至の何れかに記載の飲料用缶の製造方法。
  6. 飲料用缶の外面にインクを付着させて像を形成する像形成手段と、
    前記外面のうちの前記像が形成される箇所の脇に、当該像の輪郭に沿う2列以上のドット像列を形成するドット像列形成手段と、
    を備え
    前記ドット像列形成手段は、
    前記2列以上のドット像列に含まれるドット像が千鳥状に配置され、且つ、各列に含まれ互いに隣り合うドット像同士の間に重なりが存在し、且つ、互いに隣接する列同士の間でもドット像の重なりが存在し、さらに、一方の列に含まれ互いに隣り合うドット像の間に位置する谷間の部分に対して他方の列に含まれるドット像の一部が入り込んでいる当該2列以上のドット像列を形成する、
    印刷システム。
  7. 外面と、
    前記外面に設けられた像と、
    前記外面に設けられ、前記像の輪郭に沿う2列以上のドット像列と、
    を備え
    前記2列以上のドット像列では、
    前記2列以上のドット像列に含まれるドット像が千鳥状に配置され、且つ、各列に含まれ互いに隣り合うドット像同士の間に重なりが存在し、且つ、互いに隣接する列同士の間でもドット像の重なりが存在し、さらに、一方の列に含まれ互いに隣り合うドット像の間に位置する谷間の部分に対して他方の列に含まれるドット像の一部が入り込んでいる、
    飲料用缶。
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