JP6823984B2 - 画像生成装置及びプログラム - Google Patents
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Description
画像を表示する表示部が複数の要素レンズを配列してなるレンズ板に対面して配置された画像表示装置に表示させる表示画像を生成する画像生成装置であって、各視点の仮想カメラ画像を取得する仮想カメラ画像取得手段と、前記仮想カメラ画像に表わされた被写体の奥行と前記画像表示装置の合焦位置(空間解像度最大で表示できる位置)の奥行との差が大きいほど高い平滑化度で前記仮想カメラ画像を平滑化する仮想カメラ画像調整手段と、前記表示画像の画素である表示画素に対応する要素レンズを特定し、前記表示画素と同じ位置の平滑化された仮想カメラ画像の画素の画素値に対し、前記表示画素の位置と仮想カメラの位置に基づく重み係数を乗じて得られる値を仮想カメラ画像間で合成して前記表示画素の画素値を算出する画素値決定手段と、を備える画像生成装置である。
[1]の構成によれば、表示画像を構成する表示画素と同じ位置の平滑化された仮想カメラ画像の画素の画素値と、その表示画素に対応する要素レンズの位置を基準とする表示画像の位置と仮想カメラ画像の視点により定めた重み係数を用いて、その表示画素の画素値が算出される。平滑化は、表示画像を構成する表示画素と同じ位置の仮想カメラ画像の画素の画素値が、被写体の奥行と画像表示装置の合焦位置の奥行との差が大きいほど高い平滑化度でなされる。そのため、仮想カメラの平滑化度が低い合焦位置の奥行に近い部分について鮮明な画質を維持し、平滑化度が高い離れた部分については平滑化による画質の劣化が低減するので仮想カメラの数を増加させずに像の品質が向上する。また、中間画像を生成することなく、仮想カメラ画像に基づいて表示画像が直接生成されるので、表示画像の生成が効率化される。
[2]の構成によれば、視認される像のうち合焦位置の奥行よりも深い部分ほど表示画像の生成に用いられる仮想カメラ画像の平滑化の度合いが高くなる。視認される像のうち合焦位置の奥行よりも深い部分ほど顕著に現れる画質の劣化が緩和されるので、像全体としての品質が向上する。
[3]の構成によれば、画素値を所定の値域内に制限しながら、被写体の奥行と合焦位置の奥行との差が大きいほど、高い平滑化度で平滑化された画素値が簡素な演算により得られる。そのため、演算量を顕著に増加させずに画像の品質が向上する。
[4]の構成によれば、表示画像を構成する表示画素と同じ位置の平滑化された仮想カメラ画像の画素の画素値と、その表示画素に対応する要素レンズの位置を基準とする表示画像の位置と仮想カメラ画像の視点により定めた重み係数を用いて、その表示画素の画素値が算出される。平滑化は、表示画像を構成する表示画素と同じ位置の仮想カメラ画像の画素の画素値が、被写体の奥行と画像表示装置の合焦位置の奥行との差が大きいほど高い平滑化度でなされる。そのため、仮想カメラの平滑化度が低い合焦位置の奥行に近い部分について鮮明な画質を維持し、平滑化度が高い離れた部分については平滑化による画質の劣化が低減するので仮想カメラの数を増加させずに像の品質が向上する。また、中間画像を生成することなく、仮想カメラ画像に基づいて表示画像が直接生成されるので、表示画像の生成が効率化される。
図1は、本実施形態に係る画像生成装置10の構成例を示すブロック図である。
画像生成装置10は、インテグラル方式の立体ディスプレイ装置(図示せず)に表示させる表示画像を生成する。インテグラル方式の立体ディスプレイ装置は、画像を表示するディスプレイパネルと複数の要素レンズを配列してなるレンズ板とを備える。ディスプレイパネルとレンズ板は、それぞれの主面が互いに平行に対面して配置される。観察者は、ディスプレイパネルに表示された表示画像を、レンズ板を通して観察することにより、立体像を視認することができる。
画像生成装置10は、カメラパラメータ記録手段110、入力部120、仮想カメラ画像調整手段130、カメラパラメータ・仮想カメラ画像関連付け手段140、画素値決定手段150及び出力部160を含んで構成される。
ぼけパラメータ取得手段121は、画像を平滑化するために用いるぼけパラメータを取得する。画像を構成する画素間で画素値を平滑化して得られる画像は、一般に元の画像よりも不鮮明に視認される。以下の説明では、平滑化処理を「ぼかし処理」、平滑化により不鮮明になった状態を「ぼけ」と呼ぶことがある。ぼけパラメータには、ぼけの程度を調整するための調整係数が含まれる。ぼけパラメータ取得手段121は、取得したぼけパラメータを仮想カメラ画像調整手段130に出力する。
次に、本実施形態に係る仮想カメラの配置例について説明する。図2は、本実施形態に係る仮想カメラの配置例を示す図である。表示画像の生成において複数の視点のそれぞれから観察される被写体Obを表す平面画像Eiを用いる。図2に示す例では、各視点に相当する仮想カメラの光学中心の位置が被写体に対面した2次元平面内にアレイ状に配置される。立体像の画質を確保するために、一方向に配置される仮想カメラの個数は、レンズ板を構成する1つの要素レンズの領域内に収容可能な画素数以上になることが望ましい。例えば、要素レンズの直径、画素ピッチがそれぞれ1mm、0.1mmであるとき、仮想カメラの水平方向、垂直方向の個数は、それぞれ10個以上であることが望ましい。また、仮想カメラの分布は、要素レンズの形状に対応した配列であってもよい。図2に示す例では、ほぼ円形の領域内に複数の仮想カメラが水平方向及び垂直方向に等間隔に配置される。
次に、表示画像の例について説明する。図3は、表示画像の一例を示す図である。図3に示す表示画像は、図2に示す被写体Obを複数の仮想カメラの位置において観察される表示画像を、画素値決定手段150において集積ならびに合成して得られる。この表示画像は、出力部160から最終的に出力される表示画像データに基づいて立体ディスプレイ装置のディスプレイパネルにより表示される二次元の画像である。この表示画像にディスプレイパネルの前面に平行にレンズ板を設置し、観察者がレンズ板を透過した表示画像を観察することによって立体像を視認することができる。
なお、(u,v)は、表示画像内の画素の座標値を示す。原点は、表示画像の左下端の画素である。u、vは、それぞれ水平方向、垂直方向の座標値を示す値であって、0以上1以下に正規化された値をとる。例えば、表示画像の左下端、右上端の画素の座標は、それぞれ(0,0)、(1,1)となる。
なお、座標値(u,v)に代えて座標値(Px,Py)が取得されている場合には、座標値(u,v)から座標値(Px,Py)への変換は省略可能である。
画素値決定手段150は、座標値(Px’,Py’)を特定される領域の左下端を原点とする座標値(Qx,Qy)に変換する。座標値(Qx,Qy)は、式(4)に示す関係を用いて算出される。但し、座標値(Px,Py)が補正されない場合には、画素値決定手段150は、座標値(Px’,Py’)に代えて座標値(Px,Py)を用いて座標値(Qx,Qy)を算出する。
そして、画素値決定手段150は、座標値(Qx’,Qy’)を、その座標点Q’に最も近接する要素レンズの中心点plcを原点とする座標値Q’’に変換する。座標値Q’’は、式(9)に示す関係を用いて表される。
次に、画素値決定手段150は、各仮想カメラについて仮想カメラ画像データを構成する画素のうち、表示画素の座標値(u,v)と等しい座標値で表される位置に配置された画素の画素値を選択する。画素値決定手段150は、抽出した画素値に、その画素値に対応する重み係数を乗じて得られる乗算値を仮想カメラ間で合成して得られる値を、その表示画素の画素値として定める。具体的には、画素値決定手段150は、式(11)に示す関係を用いて座標値(u,v)に配置された表示画素の画素値col(u,v)を算出する。
次に、本実施形態に係る画像生成処理について説明する。図8は、本実施形態に係る画像生成処理の一例を示すフローチャートである。
(ステップS101)カメラパラメータ記録手段110は、3次元空間における複数の仮想カメラのそれぞれの位置の情報を取得する。その後、ステップS102の処理に進む。
(ステップS102)カメラパラメータ記録手段110は、取得した仮想カメラのそれぞれの位置から所定の基準点を原点とする相対位置を算出し、算出した相対位置を示す相対位置情報をカメラパラメータとして記録する。その後、ステップS103の処理に進む。
(ステップS103)立体ディスプレイパラメータ入力手段123は、立体ディスプレイパラメータを取得する。表示画像調整パラメータ入力手段124は、表示画像調整パラメータを取得する。表示画像調整パラメータには、レンズ板の取付誤差調整パラメータが含まれる。その後、ステップS104の処理に進む。
(ステップS105)仮想カメラ画像調整手段130は、仮想カメラ画像取得手段122により仮想カメラ毎に取得された仮想カメラ画像を、ぼけパラメータを用いてその画像に表される被写体の奥行に応じてぼかす。ぼかし処理については、後述する。その後、ステップS106の処理に進む。
(ステップS106)画素値決定手段150は、仮想カメラの相対位置情報と仮想カメラ画像データを用いて表示画素毎に画素値決定処理を行うことにより表示画像を示す表示画像データを生成する。画素値決定処理については、後述する。その後、ステップS107の処理に進む。
(ステップS107)出力部160は、画素値決定手段が生成した表示画像データを立体ディスプレイ装置のディスプレイパネルに出力する。ディスプレイパネルには出力部160から供給された表示画像データに基づく表示画像が表示される。その後、図8に示す処理を終了する。
図9は、本実施形態に係るぼかし処理の一例を示すフローチャートである。
図9に示す処理は、図8のステップS105において実行される。
(ステップS111)仮想カメラ画像調整手段130は、仮想カメラ画像の画素毎の奥行位置zに基づいて、その画素の画素値に対するぼけ量S(z|s,d)を定める。ぼけ量S(z|s,d)は、奥行位置z、調整係数s及び合焦位置の奥行dの関数である。合焦位置とは、最も空間解像度が高い像が得られる被写体の位置である。即ち、合焦位置の奥行dは、ぼかし処理を行わずに生成された表示画像による立体像が最も鮮明に表される被写体の深度に相当する。以下の説明では、合焦位置の奥行dを、単に奥行dと呼ぶ。図10に例示されるように、仮想カメラ画像調整手段130は、所定の分割数nに離散化された奥行位置z毎にぼけ量S(z|s,d)を定める。離散化において、奥行dから上限farの間をn個に分割された範囲のうち、奥行位置zが含まれる範囲の代表値(例えば、最大値、最小値の平均値)が離散化された奥行位置ziとして用いられる。nは、2以上の整数である。nが大きいほど精密にぼけの度合いが制御されるが、多くの計算量とメモリ使用量を必要とする。nは、例えば、5である。ぼけ量S(zi|s,d)は、例えば、式(16)(後述)の下段に示す関係を用いて定めることが可能である。その後、ステップS112の処理に進む。
ガウスカーネルG(u,v,S)は、式(16)に示すように注目画素の座標値(u,v)を平均値とし、分散をぼけ量S(zi|s,d)とする2次元のガウス関数である。
その後、ステップS114の処理に進む。
図11は、本実施形態に係る画素値決定処理の一例を示すフローチャートである。
図11に示す処理は、図8のステップS106において実行される。
(ステップS121)画素値決定手段150は、表示画像を構成する表示画素毎にその座標値(u,v)を画素を単位とする座標値(Px,Py)に変換する。その後、ステップS122の処理に進む。
(ステップS122)画素値決定手段150は、座標値(u,v)を、画素を単位とする座標値(Px,Py)に変換し、変換した座標値(Px,Py)を、表示画像調整パラメータを用いて座標値(Px’,Py’)に補正する。その後、ステップS123の処理に進む。
(ステップS123)画素値決定手段150は、補正した座標値(Px’,Py’)で表される表示画素の位置を、その領域に含む要素レンズを特定する。その後、ステップS124の処理に進む。
(ステップS125)画素値決定手段150は、各仮想カメラからの画像のうち、表示画素の座標値(u,v)に対応する位置に配置された画素の画素値を取得する。その後、ステップS126の処理に進む。
(ステップS126)画素値決定手段150は、各仮想カメラの相対位置(cx,cy)と表示画素の座標値(rx、ry)に基づいて、その仮想カメラの対応する画素に対する重み係数w(cx,cy,rx,ry,p)を算出する。その後、ステップS127の処理に進む。
次に、本実施形態に係る画像生成装置10によって生成された表示画像によって観察される立体像の例について説明する。図12(a)、(b)、(c)、(d)は、それぞれ仮想カメラ画像の一例、ぼかし処理を行わずに生成された表示画像による立体像の一例、ぼかし処理を行わずに生成された表示画像による立体像の他の例、本実施形態に係るぼかし処理を行って生成された表示画像による立体像の一例を示す。図12(c)に示す例では、図12(b)よりも用いられた仮想カメラの数が多い。図12(d)に示す例では、図12(b)に示す例と仮想カメラの数が等しい。図12に示す図は、いずれも複数の机が床上に配置され奥の壁面に黒板が設置されている教室を表す。図12(a)と比較すると、図12(b)、(c)、(d)は、インテグラル方式の立体ディスプレイ装置の特性として、空間解像度を高く表示することが出来る奥行き位置が限られることを示す。具体的には、机上に置かれた筆記具の像は空間解像度が高く、筆記具よりも奥又は手前に配置された被写体の像は空間解像度が低く、不鮮明になることを示す。図12(b)、(c)、(d)に示す例では、空間解像度が低い部分において格子状の筋状の模様が顕著に現れる。この模様は、空間サンプリングが粗なために生じたアーチファクトである。この点、図12(c)に生じている模様は、図12(b)に示す模様ほど顕著ではない。図12(d)に生じている模様も、図12(b)に示す模様ほど顕著ではなく、図12(c)に示す模様とほぼ同様である。このことは、本実施形態に係るぼかし処理により仮想カメラの数を増加させずに視認される立体像の主観品質を向上できることを示す。
この構成により、表示画像を構成する表示画素と同じ位置の仮想カメラ画像の画素の画素値が、被写体の奥行と画像表示装置の合焦位置の奥行との差が大きいほど高い平滑化度で平滑化される。その表示画素に対応する要素レンズの位置を基準とする表示画像の位置と仮想カメラ画像の視点により定めた重み係数を用いて、その表示画素の画素値が算出される。
そのため、視認される像のうち奥行が合焦位置の奥行に近い部分については平滑化度が低く、奥行が合焦位置の奥行から離れた部分については平滑化度が高くなる。従って、仮想カメラの平滑化度が低い合焦位置の奥行に近い部分について鮮明な画質を維持し、平滑化度が高い離れた部分については平滑化による画質の劣化が低減するので仮想カメラの数を増加させずに像の品質が向上する。また、表示画像は、平滑化された仮想カメラ画像に基づいて中間画像を生成せずに表示画像を直接生成することが可能であるので、品質の向上にかかる演算量の増加が抑制される。そのため、通常のテレビジョン番組などの一方向的なメディアに限らず、コンピュータゲーム、ビデオ通信などインタラクティブメディアへの画像表示装置による立体像の応用が促進される。
この構成により、視認される像のうち合焦位置の奥行よりも深い部分ほど表示画像の生成に用いられる仮想カメラ画像の平滑化の度合いが高くなる。視認される像のうち合焦位置の奥行よりも深い部分ほど顕著に現れる画質の劣化が緩和されるので、像全体としての品質が向上する。
この構成により、画素値を所定の値域内に制限しながら、被写体の奥行と合焦位置の奥行との差が大きいほど、高い平滑化度で平滑化された画素値が簡素な演算により得られる。そのため、演算量を顕著に増加させずに画像の品質が向上する。
また、上述した実施形態における画像生成装置10の一部又は全部をLSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現してもよい。画像生成装置10の各機能ブロックは個別にプロセッサ化してもよいし、一部、または全部を集積してプロセッサ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現してもよい。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いてもよい。
Claims (4)
- 画像を表示する表示部が複数の要素レンズを配列してなるレンズ板に対面して配置された画像表示装置に表示させる表示画像を生成する画像生成装置であって、
各視点の仮想カメラ画像を取得する仮想カメラ画像取得手段と、
前記仮想カメラ画像に表わされた被写体の奥行と前記画像表示装置の合焦位置の奥行との差が大きいほど高い平滑化度で前記仮想カメラ画像を平滑化する仮想カメラ画像調整手段と、
前記表示画像の画素である表示画素に対応する要素レンズを特定し、
前記表示画素と同じ位置の平滑化された仮想カメラ画像の画素の画素値に対し、前記表示画素の位置と仮想カメラの位置に基づく重み係数を乗じて得られる値を仮想カメラ画像間で合成して前記表示画素の画素値を算出する画素値決定手段と、
を備える画像生成装置。 - 前記仮想カメラ画像調整手段は、
前記仮想カメラ画像のうち前記被写体の奥行が、前記合焦位置の奥行よりも深いほど高い平滑化度で前記仮想カメラ画像を平滑化すること
を特徴とする請求項1に記載の画像生成装置。 - 前記仮想カメラ画像調整手段は、
前記被写体の奥行と前記合焦位置の奥行との差が大きいほど、大きくなるように前記奥行毎の平滑化度で平滑化された前記仮想カメラ画像の第1の画素値に対する混合率を定め、
前記第1の画素値と前記混合率との積と、前記第1の画素値と同じ位置の画素値であって前記仮想カメラ画像の平滑化されていない第2の画素値と1から前記混合率を減算した値との積と、を加算した画素値を前記奥行毎に算出し、
前記奥行毎の画素値の総和となる画素値を前記画素値決定手段に出力すること
を特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像生成装置。 - 投射光を収束する複数の要素レンズを配列してなるレンズ板を備える画像表示装置に表示させる表示画像を生成する画像生成装置であって、
各視点の仮想カメラ画像を取得する仮想カメラ画像取得手段と、
前記仮想カメラ画像に表わされた被写体の奥行と前記画像表示装置の合焦位置の奥行との差が大きいほど高い平滑化度で前記仮想カメラ画像を平滑化する仮想カメラ画像調整手段と、
前記表示画像の画素である表示画素に対応する要素レンズを特定し、
前記表示画素と同じ位置の平滑化された仮想カメラ画像の画素の画素値に対し、前記表示画素の位置と仮想カメラの位置に基づく重み係数を乗じて得られる値を仮想カメラ画像間で合成して前記表示画素の画素値を算出する画素値決定手段と、
を備える画像生成装置として、コンピュータに機能させるためのプログラム。
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