JP6822744B2 - エアカーテン装置 - Google Patents

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Description

本発明は、通路空間を互いに逆方向に横断する2つのエア循環流によって形成されるエアカーテンによって室内空間と室外とを遮断するエアカーテン装置に関するものである。
従来、衛生的に管理された食品工場等においては、室内空間の出入口(開口部)から虫や塵埃等の室内空間への侵入を防ぎつつ、出入口の人や物(原料)の通過を許容するための手段としてエアカーテン装置が用いられている。この種のエアカーテン装置に関しては、例えば特許文献1に提案がなされている。ここで、特許文献1において提案されたエアカーテン装置の概要を図12に基づいて以下に説明する。
即ち、図12は特許文献1において提案されたエアカーテン装置の基本構成を示す斜視図であり、図示のエアカーテン装置101は、室内空間S1と室外S2とを連通させる開口部に形成された通路空間Sの左右の側壁に沿って立設されたユニット102,103を備えている。
上記各ユニット102,103は、同じ構成を有しており、その相対向する面には、縦方向に細長い矩形のエア吸引口104,105とエア吹出口106,107が通路空間Sの奥行方向に隣接してそれぞれ形成されている。ここで、一方(図12の左側)のユニット102のエア吸引口104は、通路空間Sを挟んで他方(図11の右側)のユニット103のエア吹出口107に対向し、一方のユニット102のエア吹出口106は、通路空間Sを挟んで他方のユニット103のエア吸引口105に対向している。
又、各ユニット102,103内には、各エア吸引口104,105から吸引したエアの流れ方向を水平方向に180°反転させて各エア吹出口106,107から吹き出すエア流路114,115がそれぞれ形成されている。尚、図示しないが、各ユニット102,103内には、複数のファンが上下方向に配列されて収容されている。
而して、左右の各ユニット102,103内に収容されたファンが駆動されると、例えば一方のユニット102の吸引口104から吸引されたエアは、エア流路114内で流れ方向が水平方向に180°反転され、ファンによってエア吹出口106から他方のユニット103のエア吸引口105に向かって吹き出され、他方のユニット103に向かうエア循環流Xを形成する。又、他方のユニット103の吸引口105から吸引されたエアは、エア流路115内で流れ方向が水平方向に180°反転され、ファンによってエア吹出口107から一方のユニット102のエア吸引口104に向かって吹き出され、一方のユニット102に向かうエア循環流Yを形成する。従って、両ユニット102,103間において通路空間Sを互いに逆方向に横断する2つのエア循環流X,Yによってエアカーテンが形成され、このエアカーテンによって室内空間S1と室外S2とが遮断される。
ここで、例えば一方のユニットのエア吸引口付近の部分側断面を図13(a),(b)に示すが、ユニット内には、当該ユニットに吸引された虫を捕獲するための捕虫ネット119が設けられており、この捕虫ネット119で捕獲した虫がファンの停止時に外に逃げないようにするためにエア吸引口に複数のダンパ109が設けられることがある。
上記各ダンパ109は、上端の軸116を中心として上下に回動するものであって、ファンの稼動時には、吸引されるエアの風圧によって図13(a)に示すように軸116を中心として上方(図示矢印方向)に回動してエア吸引口を開き、エアのエア吸引口への吸引を可能とする。そして、ファンが停止してエアが流れなくなると、ダンパ109は、自重によって軸116を中心として下方へと回動し、図13(b)に示すようにエア吸引口を閉じて該エア吸引口からの虫の逃げ出しを防ぐ。
特開2007−278577号公報
しかしながら、図13(a),(b)に示すダンパ109にあっては、ダンパ109が重い場合には、風圧によって該ダンパ109を全開状態へと開くことは困難であり、図13(c)に示すように、ダンパ109が半開き状態となった場合には、エア吸引口へと吸引されるエアの流れが矢印で示すように下方へ曲げられ、ユニット内にエアの下方に向かう偏流が発生する。このような偏流が発生すると、通路空間におけるエア循環流によるエアカーテン効果が低下し、室内空間と室外との遮断効率も低下するという問題が発生する。このため、各ダンパ109のサイズを小さくして軽くする必要があるが、このように各ダンパ109のサイズを小さくすると、ダンパ109の個数が多くなってコストアップを招くという問題が発生する。
又、ダンパを上下に回動して開閉するものから、水平面内で左右に回動して開閉するものとすることが考えられるが、このようなダンパでは、風圧によって容易に開くことができる反面、自重によって自動的に閉じることができないという問題がある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、稼動時にはダンパが風圧によって確実に開くとともに、停止時にはダンパが自重によって確実に閉じるエアカーテン装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、発明は、室内空間と室外とを連通させる開口部に形成された通路空間の左右の側壁に沿ってユニットをそれぞれ立設し、
各ユニットにエア吸引口とエア吹出口を前記連通空間の奥行方向に隣接してそれぞれ形成するとともに、前記通路空間を挟んで一方のユニットのエア吸引口を他方のユニットのエア吹出口に対向させ、一方のユニットのエア吹出口を他方のユニットのエア吸引口に対向させ、
前記各ユニット内に、前記エア吸引口から吸入ゾーンに吸引したエアの流れ方向を反転ゾーンにて水平方向に180°反転させて吹出ゾーンの前記エア吹出口から吹き出すエア流路を形成し、
前記各ユニットのエア吸引口に、風圧で開き自重で閉じるダンパを配置し、
両ユニット間において前記通路空間を互いに逆方向に横断する2つのエア循環流によって形成されるエアカーテンによって前記室内空間と室外とを遮断するエアカーテン装置において、
前記各ユニットの吸入ゾーンを、矩形ボックス状の複数の吸入パーツを上下に積み重ねて構成し、各吸入パーツの正面に、上下方向に細長い複数の前記エア吸引口を開口させ、
前記各エア吸引口を開閉する上下方向に長い縦長の前記ダンパを、前記エア吸引口の幅方向中心を境としてこれの左右に2つ配置し、その左右何れか一方の縦方向の軸を中心として水平面内で左右に回動するよう構成するとともに、垂直に対してエア吸引方向に所定角度傾斜させて配置し
前記各ダンパの左右端の一方をコの字状に屈曲させてこれに、当該ダンパの全開角度を規制するストッパを設け、他方をL字状に屈曲させてこれに、当該ダンパの全閉状態を維持するためのパッキンを設けたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記ダンパを前記エア吸引口の幅方向中心を境としてこれの左右に2つ配置し、各ダンパの左右端の一方をコの字状に屈曲させてこれに、当該ダンパの全開角度を規制するストッパを設け、他方をL字状に屈曲させてこれに、当該ダンパの全閉状態を維持するためのパッキンを設けたことを特徴とする。
発明によれば、ダンパを、その左右何れか一方の縦方向の軸を中心として水平面内で左右に回動するよう構成したため、該ダンパは、自重に打ち勝つだけの大きな風圧でなくとも、小さな風圧で確実に開くことができる。このため、ダンパが半開き状態となって各ユニット内にエアの偏流が発生することがなく、室内空間において高いエアカーテン効果が確保されて室内空間と室外とが確実に遮断される。そして、このダンパを垂直に対してエア吸引方向に所定角度傾斜させて配置したため、ダンパには自重の分力(ダンパの面に垂直な分力)が作用して該ダンパを閉じようとし、装置が停止してエアが流れなくなるとダンパが自動的に確実に閉じられる。
又、本発明によれば、ダンパの全開角度がストッパによって確実に規制されるとともに、同ダンパの全閉状態がパッキンによって維持される。
本発明に係るエアカーテン装置の配置構成例を示す平面図である。 本発明に係るエアカーテン装置の基本構成を示す斜視図である。 本発明に係るエアカーテン装置のユニットの正面図である。 図3のA−A線断面図である。 本発明の実施の形態に係るエアカーテン装置のダンパ(吸入パーツ)の正面図である。 図5の矢視B方向の図である。 重心Gを通るC−C線の一部断面図である。 のD−D線断面図である。 図8のE部拡大詳細図である。 図8のF部拡大詳細図である。 本発明の別形態を示す図8と同様の図である。 特許文献1において提案されたエアカーテン装置の基本構成を示す斜視図である。 (a)〜(c)は特許文献1において提案されたエアカーテン装置に設けられたダンパを示す部分断面図である。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係るエアカーテン装置の配置構成例を示す平面図、図2は同エアカーテン装置の基本構成を示す斜視図であり、図1において、S1は例えば衛生管理が必要とされる室内空間であって、この室内空間S1は、室外S2と矩形の通路空間Sを介して連通している。そして、本発明に係るエアカーテン装置1は、前記通路空間Sの左右の側壁に沿って立設されたユニット2,3を備えている。尚、図1において、20は室内空間S1と室外S2とを仕切る仕切り扉、30は出入り口である。
ここで、左右の各ユニット2,3は同じ構成を有しており、図2に示すように、その相対向する面(正面)には、縦方向に細長い矩形のエア吸引口4,5とエア吹出口6,7が通路空間Sの奥行方向に隣接してそれぞれ形成されている。そして、一方(図2の左側)のユニット2のエア吸引口4は、通路空間Sを挟んで他方(図2の右側)のユニット3のエア吹出口7に対向し、一方のユニット2のエア吹出口6は、通路空間Sを挟んで他方のユニット3のエア吸引口5に対向している。
次に、一方のユニット2の構成を図3及び図4に基づいて説明する、尚、左右のユニット2,3の基本構成は同じであるため、以下、他方のユニット3についての図示及び説明は省略する。
図3はユニットの正面図、図4は図3のA−A線断面図であり、ユニット2は、上下方向に長い矩形ボックス状のハウジング8を有しており、このハウジング8の正面(図3の手前側の面)の左右(通路空間Sの奥行方向)に前記エア吸引口4と前記エア吹出口6が隣接して複数開口している。
ここで、図4に示すように、ユニット2のハウジング8の内部は、吸引ゾーンZ1と吹出ゾーンZ2及び吸引ゾーンZ1と吹出ゾーンZ2とを接続する反転ゾーンZ3とに区画されており、図3に示すように、吸入ゾーンZ1は、矩形ボックス状の吸入パーツP1を上下に3段積み重ねて構成されており、各吸入パーツP1の正面には、上下方向に細長い計4つの前記エア吸引口4がそれぞれ開口している。そして、各エア吸引口4は、水平面内で左右に回動するダンパ9によってそれぞれ開閉されるが、このダンパ9の詳細については後述する。尚、図示しないが、ユニット2,3の吸引ゾーンZ1のダンパ9の奥側(エアの吸引方向においてダンパ9よりも下流側には、虫を捕獲するための捕虫ネットがそれぞれ設けられている。
又、図4に示す前記吹出ゾーンZ2は、図3に示すように、矩形ボックス状の吹出パーツP2を上下に2段積み重ねて構成されており、各吹出パーツP2の正面には、上下方向に細長い左右2つの前記エア吹出口6がそれぞれ開口している。ここで、各エア吹出口6は、図4に示すように、風洞10によってエア吹出方向(図4の下方)に向かって開口面積が絞られている。そして、各エア吹出口6には、該エア吹出口6からのエアの吹出方向を調整するための左右各2つの風向板(ルーバ)11が水平面内で左右に回動可能にそれぞれ設けられている。又、吹出ゾーンZ2のエア吹出口6よりも奥側には、各3台のファン12が上下方向に等ピッチで計6台配列されて収容されている。
更に、前記反転ゾーンZ3は、ユニット2のエア吸引口4から吸入ゾーンZ1へと吸引されるエアの流れ方向を水平方向に180°反転させる機能を果たすものであって、図4に示すように、その反転部13の平断面形状が楕円形状とされている。従って、ユニット2内には、吸引されたエアの流れをガイドする平面視U字状のエア流路14が形成されている。
而して、左右一対のユニット2,3にそれぞれ内蔵された各6台のファン12がそれぞれ回転駆動されると、例えば一方のユニット2のエア吸引口4から吸引されたエアは、その風圧でダンパ9を開けて吸入ゾーンZ1(図4参照)へと導入され、ユニット2内の反転ゾーンZ3で流れ方向が反転部13によって水平方向に180°反転され、図2に示すように、ファン12によってエア吹出口6から他方のユニット3のエア吸引口5に向かって吹き出され、他方のユニット3に向かうエア循環流Xを形成する。又、他方のユニット3の吸引口5から吸引されたエアは、ユニット3内のエア流路14内で流れ方向が水平方向に180°反転され、図2に示すように、エア吹出口7から一方のユニット2のエア吸引口4に向かって吹き出され、一方のユニット2に向かうエア循環流Yを形成する。従って、両ユニット2,3間において通路空間Sを互いに逆方向に横断する2つのエア循環流X,Yによってエアカーテンが形成され、このエアカーテンによって室内空間S1と室外S2とが遮断される。
而して、本実施の形態においては、各ユニット2,3に形成されたエア吹出口6,7の開口面積をエア吹出方向に沿って絞ったため、各エア吹出口6,7からそれぞれ吹き出されるエアの流速が高められ、通路空間Sを横断するエア循環流X,Yによって形成されるエアカーテンによる遮断効果が高められる。
又、本実施の形態では、図4に示すように、ユニット2の反転ゾーンZ3に設けられた反転部13の平断面形状を楕円形状としたため、円形とした場合に比してユニット2の奥行寸法Lを短縮してユニット2の小型コンパクト化を図ることができる。これは、他方のユニット3についても同じであって、両ユニット2,3、延いてはエアカーテン装置1全体の小型コンパクト化を図ることができる。
次に、前記ダンパ9の詳細を図5〜図10に基づいて以下に説明する。
図5はダンパ(吸引パーツ)の正面図、図6は図5の矢視B方向の図、図7は図重心Gを通るC−C線の一部断面図、図8は図のD−D線断面図、図9は図8のE部拡大詳細図、図10は図8のF部拡大詳細図である。
図5は図3に示すユニット2の一部である1つの吸引パーツP1を示すものであって、この吸引パーツP1の正面に開口する複数のエア吸引口4は、複数のダンパ9によって開閉される。
ここで、各ダンパ9は、上下方向に長い縦長の矩形プレートとして構成されており、その内側(幅方向中心側)に配置された縦方向の軸16を中心として水平面内で左右に回動することによってエア吸引口4を開閉するものである。このダンパ9の軸16が設けられる内側の端部は、図9に示すようにコの字状に屈曲しており、外側の端部は図10に示すようにL字状に屈曲している。
そして、本実施の形態では、各ダンパ9は、図6に示すように、垂直に対してエア吸引方向(図6の右方向)に所定角度θだけ傾斜して配置されている。ここで、図8及び図9において、ダンパ9の全閉状態を実線にて示し、全開状態を破線にて示すが、左右2つのダンパ9の間には、各ダンパ9の全開角度を規制するためのストッパ17が配置されている。又、エア吸引口4の左右両側には、図10に示すように、全閉状態にある左右のダンパ7の外側端部を受けて該ダンパ9の全閉状態を維持するためのパッキン18が設けられている。
而して、本実施の形態では、ダンパ9を、その内側に設けられた縦方向の軸16を中心として水平面内で左右に回動するよう構成したため、該ダンパ9は、自重に打ち勝つだけの大きな風圧でなくとも、小さな風圧で確実に図8及び図9に破線にて示すように開くことができる。このため、ダンパ9が半開き状態となって各ユニット2,3内にエアの偏流が発生することがなく、室内空間Sにおいて高いエアカーテン効果が確保されて室内空間S1と室外S2とが確実に遮断される。このように、各ダンパ9が風圧によって開くと、該ユニット2,3のエア吸引口4,5からエアが吸引され、図2に示すようなエア循環流X,Yが形成される。
そして、エアカーテン装置1が停止され、ファン12によるエアの吸引も停止されてエアが流れなくなると、ダンパ9は、自重の分力によって図8及び図9に実線にて示すように閉じてエア吸引口4を塞ぐ。ここで、ダンパ9が自重の分力によって閉じる原理を図6及び図7に基づいて説明する。
即ち、図6に示すように、ダンパ9の重心Gには自重m・g(mはダンパの質量、gは重力加速度)が垂直下方に作用する。ここで、ダンパ9は、垂直に対してエア吸引方向(図6の右方向)に所定角度θだけ傾斜して配置されているため、該ダンパ9の重心Gに作用する自重m・gの分力(ダンパ9の面に垂直な分力)m・g・sinθが該ダンパ9に対してこれを閉じようとする力として作用する。
つまり、図6に示すダンパ9の重心Gを通る水平面で該ダンパ9を切断して示す図7によれば、ダンパ9には、これを閉じる方向(図7の矢印方向)のモーメントMが作用する。ここで、ダンパ9の重心Gの軸16からの距離をrとすると、モーメントMは次式で表わされる。
M=m・g・sinθ×r
従って、各ダンパ9は、当該エアカーテン装置1が停止してエアが流れなくなると、これの自重m・gの分力m・g・sinθによって自動的に閉じ、例えばユニット2内において不図示の捕虫ネットによって捕獲した虫の外部への逃げ出しを確実に防ぐことができる。
ところで、以上の実施の形態では、図8に示すように、内側の軸16を中心として水平面内で左右に回動するよう構成したが、図11に示すように、各ダンパ9を外側の軸16を中心として水平面内で左右に回動するよう構成しても良い。このように構成すると、各ダンパ9を図11に破線にて示すように全開にした状態で不図示の捕虫ネットを簡単に清掃することができる。
1 エアカーテン装置
2,3 ユニット
4,5 エア吸引口
6,7 エア吹出口
8 ハウジング
9 ダンパ
10 風洞
11 風向板
12 ファン
13 反転部
14,15 エア流路
16 軸
17 ストッパ
18 パッキン
20 仕切扉
30 出入口
G ダンパの重心
P1 吸入パーツ
P2 吹出パーツ
S 通路空間
S1 室内空間
S2 室外
Z1 吸引ゾーン
Z2 吹出ゾーン
Z3 反転ゾーン

Claims (1)

  1. 室内空間と室外とを連通させる開口部に形成された通路空間の左右の側壁に沿ってユニットをそれぞれ立設し、
    各ユニットにエア吸引口とエア吹出口を前記連通空間の奥行方向に隣接してそれぞれ形成するとともに、前記通路空間を挟んで一方のユニットのエア吸引口を他方のユニットのエア吹出口に対向させ、一方のユニットのエア吹出口を他方のユニットのエア吸引口に対向させ、
    前記各ユニット内に、前記エア吸引口から吸入ゾーンに吸引したエアの流れ方向を反転ゾーンにて水平方向に180°反転させて吹出ゾーンの前記エア吹出口から吹き出すエア流路を形成し、
    前記各ユニットのエア吸引口に、風圧で開き自重で閉じるダンパを配置し、
    両ユニット間において前記通路空間を互いに逆方向に横断する2つのエア循環流によって形成されるエアカーテンによって前記室内空間と室外とを遮断するエアカーテン装置において、
    前記各ユニットの吸入ゾーンを、矩形ボックス状の複数の吸入パーツを上下に積み重ねて構成し、各吸入パーツの正面に、上下方向に細長い複数の前記エア吸引口を開口させ、
    前記各エア吸引口を開閉する上下方向に長い縦長の前記ダンパを、前記エア吸引口の幅方向中心を境としてこれの左右に2つ配置し、その左右何れか一方の縦方向の軸を中心として水平面内で左右に回動するよう構成するとともに、垂直に対してエア吸引方向に所定角度傾斜させて配置し
    前記各ダンパの左右端の一方をコの字状に屈曲させてこれに、当該ダンパの全開角度を規制するストッパを設け、他方をL字状に屈曲させてこれに、当該ダンパの全閉状態を維持するためのパッキンを設けたことを特徴とするエアカーテン装置。
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