JP6822704B1 - 横型風力選別機及び横向き風力選別方法 - Google Patents

横型風力選別機及び横向き風力選別方法 Download PDF

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Abstract

【課題】良品と不良品の比重等の物理的性質の違いに着目し、落下する選別原料に横方向から吹付ける選別風の吹出し高さと風速を制御することで、選別原料の分別をきめ細かく容易に行い、可動仕切体により製品と屑の分別精度を高めることができる横型風力選別機及び横向き風力選別方法を提供する。【解決手段】排気口4を有するケーシング1には、排気口4に連通する分別空間5に選別原料を落下させて供給する原料フィーダ9が設けてある。ケーシング1に設けた吹出しチャンバ21の吹出しノズル23は、分別空間5を落下する選別原料に横方向から選別風を吹付ける。吹出しチャンバ21に選別風を押込む送風ファン40がケーシング1に設けてある。ケーシング1には分別空間5の下方に位置して製品収容ホッパ42を配設し、吹出しノズル23から製品収容ホッパ42より離間させて屑収容ホッパ43が配設してある。【選択図】図4

Description

本発明は、小麦、籾、豆類、蕎麦等(以下、選別原料Mという。)を風力によって製品と屑に効率良く選別する横型風力選別機に関する。
風力選別機、別名粗選機は、選別原料Mの物理的性質の違いを利用して風力
により良品である製品と不良品である屑に選別する装置で、農林水産省の資料によれば、吹上げ式風力選別機、吸引式風力選別機及び密閉式風力選別機に大別されている。
実開昭52−45657号公報 実公平 3−52138号公報
上述した従来技術の中で選別風を吹付ける吹上げ式風力選別機(別名、縦型風選機)は、振動フィーダにより原料を吹上げ部に供給するが、吹上げ速度を大きくとるために風選部の断面積を小さくすることから振動フィーダの供給幅が狭くなり、良品と不良品が混在して縦方向に落下する状態で下方から吹上げられても、良品に遮られて不良品が屑収容側まで飛ばされないために分別の歩留りが悪いという問題がある。
また、特許文献1の選別装置と称する先行技術は、横断流ファン22によって吹出す風と、吸入孔32から吸引して羽根板31から吹出す風とを合成して均一な風力分布を作り、選別性能を向上させるというものである。
特許文献2の唐箕における通し装置と称する先行技術は、唐箕における通し装置に、選別網に搖動手段を付設し、選別網に衝撃を与えるスプリング式衝撃具を付設し、また選別網の上面に踊り止め用布を吊下げた構成のものである。
しかし、特許文献1の先行技術は、選別風路内に横断流ファンを配置して均一な選別風を供給するものであり、特許文献2の先行技術は、大粒用選別網と小粒用選別網を用いた唐箕に関するものであって、いずれの先行技術も落下する選別原料に横方向から選別風を吹付けて選別するという本願発明の原理とは異なる選別原理によるものである。
ところで、風力による選別の対象である小麦、籾、豆類、蕎麦等は、外形、大小、密度等の性状が多様に異なっている。また、例えば小麦と大きな花豆を比べると、胴割れした小麦と半割れの花豆では夫々の選別の風速は、前者が13m/s程度、後者が20m/s程度と異なっている。
また、製品にも収穫年によって「ふっくらした製品」と「痩せた製品」とがあり、「ふっくらした製品」は風圧が強くても分別の歩溜まりが良いのに対し、「痩せた製品」は強い風圧を当てると飛ばされて歩留りが悪いことになる。そこで、選別原料Mの性状(種類、大きさ、屑の多寡等)を見ながら、選別が目指す製品の等級や歩留りを勘案して条件設定をこまめにして選別作業を行うことが求められる。
更に、割れた屑を選別する方法には、風力を利用する方法の他に、網を利用する方法、光学を利用する方法がある。網を利用する方法は選別サイズを変えるために網目の異なる網の交換作業が必要なことが欠点とされている。光学利用方法は、屑の判断と選別の手段の両者が必要なために複雑かつ高価であるという欠点がある。
本発明は、上述した従来技術の問題点、欠点に鑑み、良品と不良品の比重等の物理的性質の違いに着目して鋭意研究した結果なされたもので、落下する選別原料に横方向から吹付ける選別風の吹出し高さと風速を調整することで、選別原料の分別をきめ細かく容易に行うことができるし、可動仕切体により製品と屑の分別精度を高めることができる横型風力選別機を提供することを目的とする。
(1)上述した課題を解決するために構成した請求項1に係る本発明の手段は、排気口を有するケーシングと、該ケーシングに設けられ、選別原料を収容する複数の収容部を周方向に有する送りロータを回転させ、均しベルトで擦切りすることにより、選別原料を均一の薄層状にして前記排気口に連通する分別空間に順次落下させて供給する原料フィーダと、前記分別空間を落下する選別原料に前記排気口に対向する横方向から選別風を吹付ける吹出しノズルを有し、前記ケーシングに設けられて昇降機構により上下方向に高さ調整が可能な吹出しチャンバと、前記ケーシングに設けられ、該吹出しチャンバに風速調整可能に選別風を押込む送風ファンと、前記分別空間の下方に位置して前記ケーシングに配設した製品収容ホッパと、前記吹出しノズルから該製品収容ホッパより離間させて前記ケーシングに配設した屑収容ホッパとからなる。
(2)そして、前記吹出しチャンバには、1以上の風圧調整板を設けるとよい。
(3)また、前記屑収容ホッパには、常開の屑サンプル収集口を設けるとよい。
(4)更に、前記製品収容ホッパ及び屑収容ホッパは、前記ケーシングに変位可能に設けた可動仕切体によって収容口の開口面積を広狭可変に構成するとよい。
本発明は上記の如く構成したから、下記の諸効果を奏する。
(1)選別原料の組成状態に応じて吹付け高さ及び風速を調整した選別風を吹出しノズルから横方向に吹付けるようにしたから、選別原料の分別範囲が広いし、製品と屑に効率良く分別することができる。
(2)選別原料を均一に薄層状に落下させながら横方向から選別風を吹付けるので、製品に邪魔されずに屑を選別することができるので分別の歩留りが高い。
(3)原料フィーダは、選別原料を収容する複数の収容部を周方向に有する送りロータを回転させ、均しベルトで擦切りして選別原料を均一に薄層状に分別空間に順次落下させることにより、製品と屑を効率良く分別することができる。
(4)吹出しチャンバに1以上の風圧調整板を設けることにより、送風ファンに消費電力の少ないターボファンを用いることによる吹出し口の乱流を整流化することができる。
(5)昇降機構により吹出しチャンバの吹出し位置の高低を選択可能にしたから、選別原料の性状に対応した分別作業を行うことができる。
(6)屑収容ホッパに常開の屑サンプル収集口を設けたから、分別作業中に外乱の影響を受けることなく定常状態で屑サンプルの収集を行うことができる。
(7)製品収容ホッパ及び屑収容ホッパは、ケーシングに変位可能に設けた可動仕切体によって収容口の開口面積を広狭可変に構成したから、製品と屑の多寡に応じて効率良く収容することができる。
図1は本発明の実施の形態に係る横型風力選別機の外観斜視図である。 横型風力選別機の正面図である。 横型風力選別機の右側面図である。 カバーを外した横型風力選別機の斜視図である。 図2中のV−V矢示方向断面図である。 図6乃至図17は原料フィーダに関し、図6は原料フィーダの外観斜視図である。 原料フィーダの内部構造図である。 原料フィーダの一部を破断にした斜視図である。 送りロータの斜視図である。 上整流板の斜視図である。 下整流板の斜視図である。 下整流板の縦断面図である。 整流樋の斜視図である。 整流樋の縦断面図である。 均しベルトの正面図である。 押え板の正面図である。 原料案内板の斜視図である。 図18乃至図23は吹出しチャンバに関し、図18は吹出しチャンバの部分断面斜視図である。 第1の風圧調整板の斜視図である。 第2の風圧調整板の斜視図である。 第3の風圧調整板の斜視図である。 昇降支持体の斜視図である。 昇降機構の斜視図である。 可動仕切体の斜視図である。 スライドプレートの斜視図である。 可動仕切体の側面図である。 可動仕切体により製品収容ホッパの収容口を最大、屑収容ホッパの収容口を最小にして説明図である。 可動仕切体により製品収容ホッパの収容口を最小、屑収容ホッパの収容口を最大にした説明図である。 吹出しチャンバを高く設定した作用説明図である。 吹出しチャンバを低く設定した作用説明図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳述する。図1乃至図5において、1は横型風力選別機を構成する箱型のケーシングを示す。該ケーシング1は、角パイプからなるフレーム材2A、2A、・・・を縦横に組んで方形に構成したフレーム2と、該フレーム2に取付けた正面パネル3A、後面パネル3B、左右の側面パネル3C、3D及び上面パネル3Eとからなるカバー3とから構成してある。そして、正面パネル3Aの上部に排気口4を開口形成し、該排気口4に連通してケーシング1内の前側は分別空間5に、後側は機器格納空間6になっている。
そして、各側面パネル3C、3Dは、前記フレーム2に係脱して開閉可能な前パネル部3C、3Dと、通気用スリットを形成した後パネル部3Cと、後パネル部3Dとから構成してあり、前パネル部3C、3Dの上部側には視認用窓3C、3Dが設けてある。後面パネル3Bにも通気用スリットが形成してある。
また、上面パネル3Eは前パネル板3E、照明用パネル板3E、中間パネル板3E及び後パネル板3Eの4枚で構成してあり、下面にケーシング1内を照明するLED7を設けた照明用パネル板3Eと中間パネル板3Eとの間には後述する原料フィーダ9から選別原料Mを落下させるための開口部8が形成してある。また、中間パネル板3Eと後面パネル板3Eの間には後述する上サポートフレーム36がフレーム2に架設した状態で配設してある。
9は、製品と屑が混在する選別原料Mを前記ケーシング1の分別空間5に供給するためにケーシング1の上部に搭載した原料フィーダを示す。10は該原料フィーダ9を構成するボックスで、該ボックス10は前板10A、後板10B、左側板10C、右側板10D及び天板10Eにより横長四角形の箱型に構成してあり、開放した底部は前記開口部8に連通している。そして、後板10B、左、右側板10C、10Dの夫々には選別原料Mの供給状態を確認するための目視用窓11が設けてあり、天板10Eの中央前側寄りの位置にはガイド筒12Aを有する円形の選別原料投入口12が設けてある。
13は前記選別原料投入口12からボックス10内に投入した選別原料Mを分別空間5に送り出すために、ボックス10内に横設した送りロータを示す。該送りロータ13は、図7〜図9に示す構成のもので、ロータ軸13Aと、該ロータ軸13Aの両端側に嵌着した一対のエンドプレート13B、13Bと、ロータ軸13Aに外嵌して該一対のエンドプレート13B、13B間に設けた円筒からなる外筒13Cと、該外筒13Cの外周面に周方向に等間隔に離間して径方向に合成樹脂製の複数の送り羽根13D、13Dを立設することにより形成した複数の溝状の収容部13E、・・・と、ロータ軸13Aを矢示イ方向に回転駆動すべくボックス10に外付けした減速機付き駆動モータ13Fとから構成してある。
そして、駆動モータ13Fはインバータ制御により、送り出す選別原料Mの種類の違いに応じて回転数は可変になっている。
14はボックス10内に配設した上整流板を示す。該上整流板14は図10に示すように縦断面略く字状の横長平板からなり、上側の取付板部14Aをボックス10の前板10Aの上部にねじ止めして取着し、下側の案内板部14Bをボックス10内に傾斜させた状態で突出させてある。
15は該上整流板14の斜め下方に配設した横長平板からなる下整流板である。該下整流板15は図11及び図12に示すように、横向きの取付板部15Aから斜め下方に案内板部15Bが伸張し、案内板部15Bの幅方向両縁に補強片15C、15Cを起立させた形状からなり、取付板部15Aをボックス10の天板10Eにねじ止めして取着してある(図7参照)。
更に、図13、図14に示す16は、前記送りロータ13の上方に近接した状態でボックス10内に配設した整流樋を示す。該整流樋16は上整流板14から下整流板15に案内されて落下する選別原料Mを送りロータ13の各収容部13Eに順次均等に供給するためのものである。
17は該整流樋16を構成する樋本体で、取付板部17Aと、該取付板部17Aに約55°の傾斜角で送りロータ13に向けて斜め下方に伸張するガイド板部17Bと、該ガイド板部17Bと取付板部17Aの両端に設けられ、送りロータ13の回転円に沿うように下縁を凹湾曲状に形成した左右一対の側板部17C、17Cと、該一対の側板部17C、17Cの先端に横設した支持板部17Dとから構成してあり、送りロータ13に対面する下方は開放して選別原料供給口17Eになっている。
図7、図8及び図14に示す均しベルト18は、下端側18Aが回転する送りロータ13の送り羽根13Dに摺接することにより、収容部13Eに嵌入している選別原料Mの余剰分を送り羽根13Dの高さで掻き落し、分別空間5に定量的に落下させるためのものである。該均しベルト18は、横長帯板状をなし、芯材となる帆布入りの樹脂製ベルトで、強度性と柔軟性を有しているので送りロータ13の回転を阻害することなく余剰の選別原料Mを確実に掻き落すことができる。そして、均しベルト18は縦長の長穴からなる複数の取付穴18Bを横方向に離間して形成してあり、上下方向の高さ調整が可能になっている。
19は前記均しベルト18を支持板部17Dとの間に挟持する押え板を示す。図14及び図16に示すように、該押え板19は下部側19Aを外方に約30°屈曲させた略く字状の形状からなり、均しベルト18の下端側18Aを下方に突出させた状態でねじにより支持板部17Dに締着してある。これにより、送りロータ13の収容部13Eに砂、小石等の硬質物が嵌っている場合に、均しベルト18の下端側18Aが外方の矢示ロ方向に撓むことを可能にして噛み込みを防止している。
20は送りロータ13に対向してボックス10内に配設した落下案内板を示す。該落下案内板20は回転する送りロータ13から順次落下する選別原料Mが拡散しないようにケーシング1の開口部8に確実に案内するもので、図7及び図17に示すように、ねじ穴を有する上側の取付板部20Aから斜め下方に張出部20Bが伸長し、該張出部20Bの先端から略く字状に案内板部20Cが下方に伸長した形状からなっている。
原料フィーダ9は上述の構成からなっており、選別原料投入口12から投入した選別原料Mは上整流板14、下整流板15によって幅方向に拡散されて整流樋16に落下し、選別原料供給口17Eから落下して収容部13Eに順次嵌入する。収容部13Eに入った選別原料Mは送り羽根13Dの高さで均しベルト18によって均され、均一な薄層状に整列して落下案内板20に案内されてケーシング1の開口部8から分別空間5に順次落下するようになっている。
そして、送りロータ13に柔軟性を有する均しベルト18を用いたから、鉄板製等のものを用いることによる選別原料Mの損傷や、送りロータ13との間の噛み込みを防止し、円滑に均すことができる。
また、ボックス10に供給した選別原料Mの量に対して送りロータ13の回転数が低く、送り出し量が少ない場合には、選別原料Mは均しベルト18を越えてオーバーフローし、ボックス10から開口部8側に落下するようにしたから、送りロータ13が回転停止に陥る問題を解消している。
図18において、21はケーシング1の機器格納空間6に配設し、分別空間5に選別風Wを吹付けるための吹出しチャンバを示す。22は該吹出しチャンバ21を構成するチャンバ本体で、該チャンバ本体22は四角形の箱型をなし、底板22Aに形成した四角形の開口部22Bは後述する吹出しダクト41の上端側41Aが嵌入するようになっている。そして、前板22Cの上部側には横長四角形のノズル接続部22Dが前方に突設してある。
23は前記吹出しチャンバ21を構成する吹出しノズルを示す。該吹出しノズル23は横長四角形の筒体からなり、前記チャンバ本体22のノズル接続部22Dに連結して吹出し口23Aが分別空間5に開口している。そして、吹出しノズル23の先端側は上下に伸張して上カバー部23Bと下カバー部23Cが形成してある。この構成により、吹出しチャンバ21が上下方向に変位しても、上カバー部23Bは原料フィーダ9のボックス10内に位置して分別空間5との一体性を形成し、下カバー部23Cは機器格納空間6に屑等の異物が流入するのを防止する仕切板になっている。
また、図19において、24は前記ノズル接続部22Dと吹出しノズル23の接続部位に配設した第1の風圧調整板を示す。該第1の風圧調整板24は孔径4mm、ピッチ6mm、開口率40%のパンチングメタルからなる通気部24Aと、外側に枠状に形成したねじ穴を有する取付枠部24Bとからなっている。25は吹出しノズル23の吹出し口23A近傍に配設した第2の風圧調整板を示す。該第2の風圧調整板25は上記と同様のパンチングメタルからなる通気部25Aと、該通気部25Aの上下縁に略コ字型に屈曲形成した取付板部25B、25Bとから形成してある。
更に、26はチャンバ本体22に対向して吹出しチャンバ21内に配設した第3の風圧調整板を示す。該風圧調整板26は上記と同様のパンチングメタルからなる通気部26Aと、該通気部26Aの上端縁、左右端縁に屈曲形成した略冂字状に屈曲形成した取付片部26B、26C、26Cとから形成してある。
本実施の形態では、3枚の風圧調整板24、25、26を離間して配置し、後述する昇降支持体27の側方から吹出される選別風Wが吹出しノズル23から吹出される前に風圧調整板26、24、25に順次貫流させることで圧力を調整し、より均一な選別風Wを生成するようにしている。このようにして、選別風Wはムラの無い安定した圧力(風速)で分別空間5に吹込むことができる。
27は前記チャンバ本体22内に配設した昇降支持体を示す。28は該昇降支持体27を構成する枠部で、該枠部28は図22に示すように、前後面28A、28Bと、左右側面28C、28Cとから上下が開口した四角形の枠状に形成してあり、各側面28Cには吹出し穴28Dを形成し、下面の開口は吹出しダクト41の嵌合口28Eになっている。
29は前記枠部28に設けた上ブロックナットで、該上ブロックナット29は該枠部28の前面上側に固着した扁平凵字状のブロックベース30に設けてある。31は下ブロックナットで、該下ブロックナット31は前記上ブロックナット29から離間して枠部28の前面下側に設けたブロックベース30に設けてある。
32、32は枠部28をチャンバ本体22の天板22に取付けるための前後一対の取付材で、該各取付材32はL型材からなり、前側取付材32は枠部28の前面28A上端に固着し、後側取付材32は枠部28の後面28B上端に固着してある。
また、33は枠部28をチャンバ本体22に固定するための後側支持材を示す。該後側支持材33は前記ブロックベース30と略同一の形状からなるもので、枠部28の後側に突出して設けてあり、チャンバ本体22の後板22Fに取着してある。そして、上述の構成から成る昇降支持体27はチャンバ本体22内に組付けてあり、後述するように一体に昇降するものである。
更に、34は前記昇降支持体27を介して吹出しチャンバ21を矢示ハ、ニ方向に昇降させる昇降機構を示す。該昇降機構34は、ケーシング1のフレーム2に上下に離間して横設した下サポートフレーム35及び上サポートフレーム36と、下端が該下サポートフレーム35に設けた軸受37に支持され、上部側が該上サポートフレーム36に挿通されてケーシング1の上方に突出するねじ軸38と、該ねじ軸38の上端に設けた回動操作用の操作ハンドル39とから構成してある。そして、ねじ軸38に前記ブロックナット29、31が螺合してあり、操作ハンドル39を回動することにより、吹出しチャンバ21は約140mmの幅で昇降可能に構成してある。
40は前記吹出しチャンバ21の下方に位置してケーシング1内に設置した送風ファンを示す。該送風ファン40にはターボファンを用い、回転数を可変にできるインバータ制御により選別風の吹出し量の調整を可能にしてある。41は該送風フアン40の吹出し口40Aに連結した吹出しダクトで、該吹出しダクト41は四角筒からなり、その先端側41Aを前記枠部28の嵌合口28Eに挿嵌した状態にしてあり、昇降動する吹出しチャンバ21に送風ファン40から選別風Wを確実に吹込むことが出来るようにしてある。
なお、送風ファン40にターボファンを用いて電力消費量の節減を図っているが、ターボファンはシロッコファンと異なって吹出し口で乱流状態になり、選別精度に大きく影響することが懸念される。そこで、本実施の形態では、選別風Wを3枚の風圧調整板24〜26に貫流することで選別風Wを整流化している。
更に、42は分別空間5で選別原料Mから屑を分別した製品を収容するための製品収容ホッパを示す。該製品収容ホッパ42は吹出しノズル23寄りに位置して上向きの収容口42Aを分別空間5に向けてケーシング1に配設してある。
43は該製品収容ホッパ42より吹出しノズル23から離間してケーシング1内に配設した屑収容ホッパを示す。該屑収容ホッパ43は上向きの収容口43Aを有し、前側面には屑サンプル収集口43Bが形成してある。そして、該屑サンプル収集口43Bを略凵状に囲うように正面パネル3Aの切欠き部3Aから斜め上にカバー部43Cがケーシング1に突設してある。
44は屑サンプル収集口43Bを塞ぐようにフレーム2に設けた軟質合成樹脂或いはゴム製の飛散防止板で、該飛散防止板44は選別風Wで屑がケーシング1の外に飛散するのを防止している。
ここで、屑収容ホッパ43に屑サンプル収集口43Bを設けた理由は、以下のとおりである。風力選別機は僅かな風速の違いで本来の製品を屑に選別してしまう可能性があるので、外乱の影響を受けない閉空間で選別することが望まれる。他方、風力選別機は風速を調整することで分級点を任意に設定することが可能であるが、分級具合は現物を確認する必要があり、このための点検口を設ける必要から外乱の影響を受けてしまうという問題がある。
そこで、屑サンプル収集口43Bを設け、常に点検口が空いている状態にして定常状態での屑サンプルの収集を可能にしたことにある。
45は可動支持体で、該可動支持体45は前記製品収容ホッパ42と屑収容ホッパ43の上方に位置してフレーム2に矢示ホ、へ方向に摺動可能に横設してある。図24乃至図26に示すように、46は該可動仕切体45を構成する仕切板で、該仕切板46は垂直板部46Aに対して約44°傾斜した屑ガイド板部46Bから成る逆レ字状の形状に形成してある。そして、屑ガイド板部46Bの下端中央は下向きに突出し、屑収容ホッパ43の収容口43Aの縁に当るストッパ片46Cになっている。
47、47は前記仕切板46の両端に設けた一対のスライドプレートで、該各スライド47はプレート本体47Aの内面に仕切板46の垂直板部46Aと屑ガイド板部46Bを夫々鋲着するための取付片47B、47Cを突設した形状からなり、プレート本体47Aの長手方向一側にはねじ穴からなる締結穴47Dが穿設してあり、他側には挿着穴47Eが形成してある。
48は前記各スライドプレート47の締結穴47Dに螺入した締付け軸で、該締付け軸48の基端には回動用ノブ48Aが固着してあり、回動用ノブ48Aを回転し、先端48Bをフレーム2に圧接することで固定できるようにしてある。49は前記挿着穴47Eに挿着して外向きに突設したガイドピンである。
可動仕切体45は上述の構成からなり、図1、図3、図4に示すように、フレーム材2Aに形成した長穴からなるガイド穴2B及び左右側面パネル3C、3Dに形成した挿通穴3C、3Dにかけて締付け軸48とガイドピン49を挿通して設けることにより、フレーム2に約70mmの前後幅で矢示ホ、ヘ方向に変位可能になっている。
そして、可動仕切体45を図27に示すホ方向に変位させた位置では、製品収容ホッパ42の収容口42Aが最大開口した状態にあり、屑収容ホッパ43の収容口43Aは可動仕切体45の屑ガイド板部46Bで一部が閉塞されることで開口面積が減少した状態になる。
逆に、可動仕切体45を矢示へ方向に変位させることで、製品収容ホッパ42の収容口42Aは一部が閉塞された状態になり、他方屑収容ホッパ43の収容口43Aは最大開口した状態にすることができる。
50は排気口4に連通してケーシング1の前面に設けた排気ダクトで、該排気ダクト50は排出口50Aを斜め上方に向けてあり、図示しない集塵機に接続するようになっている。
本実施の形態は上述の構成からなるもので、次にその作用について説明する。送風ファン40を駆動し、吹出しダクト41を通して選別風Wを吹出しチャンバ21に送り込む。吹出しダクト41はチャンバ本体22の昇降支持体27に嵌入した状態にあり、吹出しチャンバ21が140mmの上下幅で昇降動しても選別風Wを送り込むことができるようにしてある。
チャンバ本体22に送り込まれた選別風Wは昇降支持体27の左右の吹出し穴28D,28Dから吹出しノズル23方向に流動し、第3、第1そして第2の各風圧調整板26、24、25を順次流通する間に圧力(風速)が略均一化されたムラの無い選別風Wに整流され、吹出しノズル23から分別空間5に放出される。
この状態で、原料フィーダ9から選別原料Mが均一で薄層状に分別空間5に落下しながら供給される。そして、落下中に横方向から選別風Wが吹付けられることで比重の違いにより重い製品と軽い屑に分別される。この原料フィーダ9からの選別原料Mの落下供給状態は、3面の目視用窓11、11、11から確認することができる。また、選別空間5はLED7によって照明しているので、視認用窓3C、3Dから分別状況を確認することができる。
そして、本実施の形態の横型風力選別機は、選別原料Mは原料フィーダ9によって均一の薄層状に落下させて供給し、吹出しチャンバ21は高さを170mmの範囲で矢示ハ、ニ方向の上下方向に可変に構成し、選別風Wは横方向から吹付け、送風ファン40はインバータ制御により選別風Wの圧力(風速)を強弱可変に構成し、可動仕切体45をホ、ヘ方向にスライド可能に設けた構成にしたから、選別原料Mが小麦、籾、豆類、蕎麦等の種類と、比重の大小に応じて大別下記の分別作業を行うことができる。
先ず、豆類のように、小麦や籾に比して形状が大きく、比重が大きいので横方向からの選別風Wの影響をあまり受けない選別原料Mの場合は、昇降機構34を操作して吹出しチャンバ21を矢示ハ方向に上昇させ、吹出しノズル23を高い位置に設定する(図29参照)。そして、均一の薄層状に選別空間5を落下する豆類に送風ファン40から選別風Wを吹付ける。落下速度の小さい段階でも比重の重い良品である製品は選別風Wの影響を受けずに製品収容ホッパ42に落下する。
他方、製品より比重の小さい不良品である屑は、図29に示すように、落下速度が大きくなる前に選別風Wを受けることにより、遠くに飛ばされて屑収容ホッパ43に落下する。
また、小麦、籾のように形態が小さく、比重が小さいので横方向からの選別風Wの影響を受け易い選別原料Mの場合は、選別風Wの圧力(風速)を弱く設定し、また昇降機構34を操作して吹出しチャンバ21をニ方向に降下させ、吹出しノズル23を低い位置に設定する(図30参照)。この状態で、原料フィーダ9から均一の薄層状に選別原料Mを選別空間5に落下させると、比重の小さい良品でも落下速度が大きいので選別風Wに飛ばされることなく製品収容ホッパ42に落下する(図30参照)。
他方、比重が良品より更に小さい屑は落下速度が小さいので、選別風Wにより遠くに飛ばされて屑収容ホッパ43に回収されることになる。
また、選別原料Mを分別して最終製品として出荷するまでの調製作業には、屑の多い上流側と一度屑を取り除いた後の下流側の再選別作業とで、選別風Wの圧力(風速)を変える必要があるが、上流側での調製で大量の屑を分別する場合、風速を無駄に強くする方法では電力消費量が嵩むことになる。
そこで、吹出しチャンバ21を高い位置に設定し、選別風Wを選別原料Mの落下速度が小さい段階で吹付けることにより、送風ファン40の風速を弱く設定しても、飛散距離を大きくすることができる。そして、可動仕切体45を矢示ヘ方向にスライドさせて屑収容ホッパ43の収容口43Aの開口面積を最大に設定すること(図28参照)、即ち、製品収容ホッパ42の収容口42Aの開口面積を最小にすることで、風速を敢えて強くすることなく大量の屑を屑収容ホッパ43に回収することができる。
調製作業においては比重選別に手間が掛ることから、比重選別の再選別作業にも本実施の形態による横型風力選別機を用いることで作業の効率化を図ることができる。
また、本実施の形態では、製品収容ホッパ42の収容口42Aと屑収容ホッパ43の収容口43Aの各開口面積を広狭変更できる可動仕切体45を設け、分級点を変えることができるようにしてある。これにより、様々な種類の選別原料Mを選別対象にできるし、選別原料Mを製品化する調製ラインにおいて、屑の多い上流側(選別始め)でも、屑の少ない下流側(製品に近い)でも使用することができるから、選別作業の適用範囲が広い。
しかも、大量の屑を分別する場合に、風量を大きくして電力消費量を浪費するのではなく、屑収容ホッパ43の収容口43Aの開口面積を可動仕切体45をヘ方向にスライドして最大化すること(製品収容ホッパ42の収容口42Aの開口面積は最小化すること)により屑を遠くに飛ばさなくても分別回収することができる。
逆に、除去する屑の少ない下流側での分別作業では、可動仕切体45を矢示ホ方向にスライドさせて、製品収容ホッパ42の収容口42Aを最大面積に設定する。
以上詳述したように、選別原料Mの調製作業には様々な条件の組み合わせがあるが、本実施の形態による横型風力選別機は選別風Wの圧力(風速)と吹出しノズル23の高さ設定を組合せることにより、適用範囲の広い選別装置として用いることができる。
なお、本実施の形態では、送りロータ13を外筒13Cの外周に複数の送り羽根13Dを周方向に離間して立設することで溝状の収容部13Eを複数形成する構成にしたが、外筒13Cの外周面に周方向に離間して略U字状の収容溝を複数形成した構成にしてもよいものである。
1 ケーシング
4 排気口
5 分別空間
9 原料フィーダ
13 送りロータ
13E 収容部
18 均しベルト
21 吹出しチャンバ
23 吹出しノズル
24、25、26 風圧調整板
34 昇降機構
40 送風ファン
42 製品収容ホッパ
42A 収容口
43 屑収容ホッパ
43A 収容口
43B 屑サンプル収集口
45 可動仕切体

Claims (4)

  1. 排気口を有するケーシングと、該ケーシングに設けられ、選別原料を収容する複数の収容部を周方向に有する送りロータを回転させ、均しベルトで擦切りすることにより、選別原料を均一の薄層状にして前記排気口に連通する分別空間に順次落下させて供給する原料フィーダと、前記分別空間を落下する選別原料に前記排気口に対向する横方向から選別風を吹付ける吹出しノズルを有し、前記ケーシングに設けられて昇降機構により上下方向に高さ調整が可能な吹出しチャンバと、前記ケーシングに設けられ、該吹出しチャンバに風速調整可能に選別風を押込む送風ファンと、前記分別空間の下方に位置して前記ケーシングに配設した製品収容ホッパと、前記吹出しノズルから該製品収容ホッパより離間させて前記ケーシングに配設した屑収容ホッパとから構成してなる横型風力選別機。
  2. 前記吹出しチャンバには、1以上の風圧調整板を設けてあることを特徴とする請求項1記載の横型風力選別機。
  3. 前記屑収容ホッパには、常開の屑サンプル収集口を設けてあることを特徴とする請求項1記載の横型風力選別機。
  4. 前記製品収容ホッパ及び屑収容ホッパは、前記ケーシングに変位可能に設けた可動仕切体によって収容口の開口面積を広狭可変に構成してあることを特徴とする請求項1記載の横型風力選別機。
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