JP6822073B2 - ソケットイン検知機構及び締付装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ソケットイン検知機構に関する。
従来、ワークに用いられるボルト及びナット等(以下では、「締結部品」と呼ぶことがある)を締め付ける締付装置(ナットランナ)の中には、ワークを真空吸引して保持し、この保持状態でビット(例えばドライバビット)の先端とワークの嵌合予定部分とが嵌合するように、つまり、ワークが「期待姿勢」となるようにする。そして、締付装置がビットを回転させることにより締結部品を締め付ける。
このような真空吸引式の締結装置においては、ワークを吸着する吸着部の汚れや変形又は摩耗等によって吸着圧が上がらずに、ワークを保持できないことがある。
そこで、強磁性体で形成されたビットの軸周りに電磁コイルを配設することでビットを磁化させて、このビットの磁力によってワークをソケット内に引きつけて保持する、電磁石方式の締付装置が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開平09−076165号公報
しかしながら、電磁石方式の締付装置では、ワークが期待姿勢ではない状態でもワークをビットによって吸着して保持することが可能であるため、ワークがソケット内に収容されない可能性がある。ワークがソケット内に収容されない状態では、締付装置によって締結部品を締め付けることができない可能性がある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、ワークのソケットインの失敗を抑制することができる、ソケットイン検知機構を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係るソケットイン検知機構は、ワークをビットの磁力によってソケット内に引きつけて保持する電磁式ワーク保持機構における、ソケットイン検知機構であって、前記ソケットに設けられ、且つ、前記ワークが前記ソケット内に期待姿勢で保持されたときに、前記ワークを介して前記ビットと導通してソケットイン検知回路を形成する、検知端子を有する。
本発明によれば、ワークのソケットインの失敗を抑制することができる、ソケットイン検知機構を提供することができる。
一実施形態の締付装置の構成を示す概略図である。 締付装置のソケットの構成を示す概略図である。 締付装置による、ワークの案内及びソケットイン検知の説明に供する図である。 締付装置による、ワークの案内及びソケットイン検知の説明に供する図である。 締付装置による、ワークの案内及びソケットイン検知の説明に供する図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。
図1は、一実施形態の締付装置の構成を示す概略図である。図2は、締付装置のソケットの構成を示す概略図である。各図において、xyz3次元直交座標系を規定している。また、以下では、+z側を「上」、+y側を「前」、+x側を「右」と呼ぶことがある。
図1において、締付装置(ナットランナ)1は、締付機構部10と、支持体20と、ソケット30と、ロボット40とを有する。
締付機構部10は、本体11と、ビット12とを有している。本体11には、例えば、サーボモータ(図示せず)等の駆動部が内蔵されている。この駆動部が回転することにより、ビット12が回転する。ビット12は、強磁性体によって形成されている。
支持体20は、ビット12が回転可能な状態で締付機構部10を支持している。具体的には、支持体20は、上側アーム部21と、下側アーム部22と、軸受け部23とを有する。上側アーム部21は、締付機構部10の本体11を支持する。下側アーム部22には、軸受け部23が配設されており、この軸受け部23は、ビット12が中心軸回りに回転可能な状態で、該中心軸に垂直な方向から、ビット12を支持している。なお、図1においては、下側アーム部22は、xz平面に平行な断面図として示されている。
ソケット30は、ソケット本体31と、上側本体31Aの+z側に設けられた固定部36と、固定部36と上側本体31Aの間に設けられたベアリング37とを有する。ソケット本体31は、非導電性の材料によって形成されており、上側本体31Aと、上側本体31Aの−z側に設けられた下側本体31Bとを有している。なお、図1及び図2では、ソケット本体31及び後述する検知用リブ(検知端子)34は、xz平面に平行な断面図として示されている。
上側本体31Aは、中空部31A1を有する筒状である。また、下側本体31Bは、中空部31B1を有する筒状である。そして、中空部31A1及び中空部31B1は、連通しており、z方向に延びるビット12が挿入されている。
また、中空部31A1においては、電磁コイル32がビット12回りに配設されている。この電磁コイル32には、配線L1が接続されている。配線L1及び電磁コイル32に電流が流されることによって、強磁性体で形成されているビット12が磁化される。このビット12の磁力によってワークがソケット30内に引きつけられて保持される。すなわち、ビット12及びソケット30によって「電磁式ワーク保持機構」が形成される。
また、中空部31B1の+z側部分は幅が狭くなっており、この幅が狭くなった部分によって、電磁コイル32が−z方向にずれないように、電磁コイル32を支持している。一方、中空部31B1の−z側部分は、後述するように、ワークが「期待姿勢」で−z側から収容される収容凹部33を形成している。
下側本体31Bの−z側の面上で且つ収容凹部33の縁部分には、z方向に摺動可能な収容ガイド部35が設けられている。また、下側本体31Bの−z側の面上で且つビット12の軸心から見て収容ガイド部35の外側には、検知用リブ(検知端子)34が設けられている。
収容ガイド部35は、摺動爪部35Aと、バネ35Bとを有する。摺動爪部35Aは、バネ35Bによって−z方向に付勢されている。摺動爪部35Aは、「通常状態」では、摺動爪部35Aの−z方向先端が検知用リブ34よりも−z方向に突出しており、収容凹部33がワークを期待姿勢で収容する「収容状態」では、+z方向に摺動して−z方向先端部が検知用リブ34の−z側の面まで引っ込む。
検知用リブ34は、導電性の材料で形成されており、配線L2のうちの配線L22が電気的に接続されている。配線L2のうちの配線L21は、ビット12と電気的に接続されている。後述するように、ワークが収容凹部33に期待姿勢で収容されると、ワークがビット12の先端部12A及び検知用リブ34の両方に接触する。これにより、配線L21、ビット12、ワーク、検知用リブ34、及び配線L22によって、ワークが期待姿勢でソケットインされたことを検知するための「ソケットイン検知回路」が形成される。すなわち、配線L21、ビット12、ワーク、検知用リブ34、及び配線L22によって、「ソケットイン検知機構」が形成される。そして、電流検出センサ(図示せず)によって「ソケットイン検知回路」に電流が流れていることを感知することで、ワークが期待姿勢で収容凹部33に収容されたことを検知することができる。
固定部36は、ビット12に固定されている。このため、固定部36は、ビット12の回転に伴い回転する。
ベアリング37は、固定部36とソケット本体31を連結している。ソケット本体31がベアリング37を介して固定部36に連結されることにより、固定部36が回転したとしても、ソケット本体31を静止状態(つまり、非回転状態)のままに維持することができる。
ロボット40は、例えば、締付機構部10、支持体20、及びソケット30を、ワークが用意されている位置まで移動させる。
以上の構成を有する締付装置1による、ワークの案内及びソケットイン検知について、図3から図5を参照して説明する。
図3には、ワーク50がビット12の磁力によって引きつけられているが、未だ期待姿勢に至っていない状態が示されている。このとき、摺動爪部35Aは、「通常状態」又は「通常状態」に近い状態にある。「通常状態」では、上記の通り、摺動爪部35Aの−z方向先端は検知用リブ34よりも−z方向に突出している。これにより、ワーク50のいずれの箇所(例えば、ヘッド部51、フランジ部52等)も、ビット12の先端部12A及び検知用リブ34のいずれにも接触しないようにすることができる。
図3ではワーク50のヘッド部51が図中の左右に設けられた摺動爪部35Aの間に位置しており、この摺動爪部35Aによってヘッド部51が収容凹部33の方向へ案内される。そうすると、図4に示すように、ワーク50は、期待姿勢へと近づいていく。この状態では、未だ、ワーク50は、ビット12及び検知用リブ34のいずれとも接触していない。そして、−z方向へ付勢されている摺動爪部35Aが+z方向に摺動し、やがて、図5に示すように、摺動爪部35Aの−z方向先端部が検知用リブ34の−z側の面まで引っ込む。
こうして、ワーク50が図5に示す期待姿勢となる。この期待姿勢においては、ワーク50のヘッド部51がビット12の先端部12Aと電気的に接触し、フランジ部52が検知用リブ34と電気的に接触する。ここで、ヘッド部51及びフランジ部52はともに導電性の材料で形成されており且つ互いに電気的に接続されている。従って、図5に示すワーク50の期待姿勢では、上述の通り、配線L21、ビット12、ワーク、検知用リブ34、及び配線L22によって、ワークが期待姿勢でソケットインされたことを検知するための「ソケットイン検知回路」が形成される。すなわち、配線L21、ビット12、ワーク、検知用リブ34、及び配線L22によって、「ソケットイン検知機構」が形成される。そして、電流検出センサ(図示せず)によって「ソケットイン検知回路」に電流が流れていることを感知することで、ワークが期待姿勢で収容凹部33に収容されたことを検知することができる。
以上のように本実施形態によれば、上記の「ソケットイン検知機構」が、ソケット30に設けられ、且つ、ワーク50がソケット30内に期待姿勢で保持されたときに、ワーク50を介してビット12と導通してソケットイン検知回路を形成する、検知用リブ(検知端子)34を有している。
この「ソケットイン検知機構」の構成により、ワーク50がソケットインしたことを確実に検知することができるので、ワーク50のソケットインの失敗を抑制することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
1 締付装置
10 締付機構部
11 本体
12 ビット
12A 先端部
20 支持体
21 上側アーム部
22 下側アーム部
23 軸受け部
30 ソケット
31 ソケット本体
31A 上側本体
31A1 中空部
31B 下側本体
31B1 中空部
32 電磁コイル
33 収容凹部
34 検知用リブ
35 収容ガイド部
35A 摺動爪部
35B バネ
36 固定部
37 ベアリング
40 ロボット
50 ワーク
51 ヘッド部
52 フランジ部
L1 配線
L2 配線
L21 配線
L22 配線

Claims (2)

  1. ワークをビットの磁力によってソケット内に引きつけて保持する電磁式ワーク保持機構における、ソケットイン検知機構であって、
    前記ソケットに設けられ、且つ、前記ワークが前記ソケット内に期待姿勢で保持されたときに、前記ワークを介して前記ビットと導通してソケットイン検知回路を形成する、検知端子を有する、
    ソケットイン検知機構。
  2. 請求項1記載のソケットイン検知機構と、
    前記ビットの先端部が配設されると共に前記ワークを収容する、収容部を有する前記ソケットと、
    前記収容部の縁部分に設けられ、且つ、前記ワークを前記収容部へ案内して前記ワークの姿勢を期待姿勢に近付ける収容ガイド部と、
    を有し、
    前記収容ガイド部は、
    前記ビットの軸心から見て前記検知端子より内側に設けられ、
    前記ビットの延びる方向に摺動可能であり、
    前記ワークが前記ソケット内に期待姿勢で保持されていないときに、前記検知端子よりも前記ソケットから突出している、
    締付装置。
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