JP6820523B2 - 厨房装置 - Google Patents

厨房装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6820523B2
JP6820523B2 JP2017019325A JP2017019325A JP6820523B2 JP 6820523 B2 JP6820523 B2 JP 6820523B2 JP 2017019325 A JP2017019325 A JP 2017019325A JP 2017019325 A JP2017019325 A JP 2017019325A JP 6820523 B2 JP6820523 B2 JP 6820523B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
central
central counter
counter portion
stand
kitchen device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017019325A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018126182A (ja
Inventor
中村 明弘
明弘 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2017019325A priority Critical patent/JP6820523B2/ja
Publication of JP2018126182A publication Critical patent/JP2018126182A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6820523B2 publication Critical patent/JP6820523B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)

Description

本発明は、調理器台と水廻り台とが分離状態に設置されるように構成された厨房装置に関する。
従来には、調理器台と水廻り台とが分離状態に横並びに設置され、それらを連結するように、それらの間の空間に、盛り付け作業などが可能な中央カウンター部を配するように構成した厨房装置が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
このような厨房装置は、中央カウンター部が調理器台と水廻り台との間に位置しているため、調理器台側、水廻り台側のそれぞれにおいて中央カウンター部を利用でき、よって効率的な作業を行うことができる。
特開2006−223643号公報
しかしながら、一人の調理者が加熱調理(火廻り)仕事と水廻り仕事とを、中央カウンター部を用いずに個別に行う場合、調理器台と水廻り台とが離れているため相互間の移動距離は長くなり、かえって効率的な台所仕事が行えなくなるおそれがある。
本発明は、このような事情を考慮して提案されたもので、その目的は、背面が居室空間に面しているものにおいて、中央に配した中央カウンター部を有効に利用して効率的な台所仕事ができる厨房装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の厨房装置は、加熱調理器を有した調理器台と、シンクを有した水廻り台とが、それぞれの背面を居室空間に向けて分離状態に並んで床面に設置されるように構成された厨房装置であって、調理器台と水廻り台との間に、並び方向に直交する方向へのスライドを可能とした中央カウンター部を備えており、中央カウンター部は板体よりなり、調理器台と水廻り台とに支持されていることいることを特徴とする。
本発明の厨房装置によれば、上述の構成となっているため、中央に配した中央カウンター部を有効に利用して効率的な作業を行うことができる。特に、この背面が居室空間に面している厨房装置において、中央カウンター部を居室空間側で有効に活用することができる。
本発明の一実施形態に係る厨房装置の説明図である。(a)(b)は、中央カウンター部の2状態例を示す同厨房装置の全体斜視図である。 (a)は同厨房装置の使用態様例を示す平面図、(b)同厨房装置の正面図である。 同厨房装置の他の使用態様例を示す斜視図である。 (a)は同中央カウンター部のスライド構造を示す同厨房装置の斜視図、(b)(c)は同中央カウンター部の2状態例を示す拡大斜視図である。
以下に、本発明の実施の形態について添付図面をもとに説明する。まず、本厨房装置1の基本構成について説明する。
本厨房装置1は、加熱調理器11を有した調理器台10と、シンク21を有した水廻り台20とが、それぞれの背面を居室空間5に向けて分離状態に並んで床面に設置されるように構成された厨房装置である。この厨房装置1は、調理器台10と水廻り台20との間に、それらの並び方向に直交する方向へのスライドを可能とした中央カウンター部30を備えている。
ついで、本厨房装置1の詳細な構成および効果について説明する。なお、以下の実施形態の説明における上下方向等の方向は、厨房装置1が設置された状態を基準としている。特に前後方向については、厨房装置1を基準としてその作業空間3側を前方、居室空間5側を後方とする。
本厨房装置1は、上述したように調理器台10(火廻り台)と水廻り台20とが背面を居室空間5に向けて横並びに設置される、いわゆるアイランド式の厨房装置である。調理器台10および水廻り台20はそれぞれ、図1に示すように、内部に収納空間等を有し箱体状に形成されてなるキッチン台である。
調理器台10は、箱体の天面側に加熱調理器11を有し、天面の背面側には突設テーブル12が形成されている。調理器台10の背面には、箱体の下端から突設テーブル12にいたるまでの高さ寸法の表面化粧材付きの背板14が取りつけてある。箱体は両側に側板13を備えており、それらの間の内部空間には前方へスライドできる引き出し15を備えている。
水廻り台20は、箱体の天面側にシンク21を有し、天面の背面側には突設テーブル22が形成されている。水廻り台20の背面には、箱体の下端から突設テーブル22にいたるまでの高さ寸法の表面化粧材付きの背板24が取りつけてある。箱体は両側に側板23を備えており、それらの間の内部空間には前方へスライドできる引き出し25を備えている。
また、図2(a)に示すように、調理器台10の前方には調理器台作業空間3aがあり、水廻り台20の前方には水廻り台作業空間3bがある。それらは中央カウンター部30の前方の中央作業空間3cを中央に介して一体となって、厨房装置1の横方向寸法に合致した横長の作業空間3を形成している。
調理器台10と水廻り台20とは、天面の高さ位置H2が略同一とされる(図2(b)参照)。これら箱体の奥行寸法も略同一であり、上述したように離間設置されているが、図1(a)に示すように、平面視における前端および後端(背板14、24)の位置は略同一となっている。そしてそれらの中央に位置する離間部7に中央カウンター部30が設けてある。中央カウンター部30の平面視における前端位置と後端位置とが両箱体のものと略一致した状態(図1(a)参照)にあるときが定位置とされ、このとき厨房装置1は平面視で全体として直線的な形状となっている。
中央カウンター部30は、後述するように種々の用途に用いられる可動式のカウンター部であり、本実施形態のものは板体で構成されている(図1(a)(b)参照)。この板体は前後方向のスライドができるように調理器台10と水廻り台20とに支持されている。また板体の前端側の裏面には、板体の全幅にわたる長さ寸法の帯板材が取っ手31として取りつけてある。
また、中央カウンター部30の下方には、調理器台10と水廻り台20との間に架け渡しされた着脱自在な棚板37が設けてある。なお、中央カウンター部30のスライド構造については、図4の説明において後述する。
また、離間部7の背面側には中央背板35が取りつけてあり、この中央背板35により離間部7と居室空間5とが仕切られている。この中央背板35にも表面化粧材が取りつけられている。この中央背板35は図3に示すように、調理器台10と水廻り台20の両背板14、24間に挟まれるように隙間なく面一状に取りつけてある。
このように厨房装置1の居室空間5側には、調理器台10の背板14、中央背板35、水廻り台20の背板24が面一状に配されているため、表面化粧材の色等を合わせれば、分離構造であるにもかかわらず居室空間5から見れば一体物のように認識される。
この中央背板35の上端面に近接する高さ位置に中央カウンター部30が配され、その上端面上を前後方向に滑るようにスライド可能となっている。中央カウンター部30の天面の高さ位置H1は、図2(b)に示すように調理器台10、水廻り台20のいずれの天面の高さ位置H2よりも低い位置であることが望ましい。具体的には、中央カウンター部30の天面の高さ位置H1が床面から65cm以上、75cm以下となっていることが望ましく、一般的なテーブルの高さである70cm程度が最も望ましい。
中央カウンター部30が図1(a)に示すような定位置にあるときは、調理器台10および水廻り台20の補助テーブルのように用いられ、たとえば盛り付け用のテーブルとして利用できる。中央カウンター部30は調理器台10や水廻り台20よりも天面が低いので、両台から中央カウンター部30への調理物の持ち運びなどがしやすく、盛り付け作業がしやすくなる。
また、図1(b)、図2(a)のように、中央カウンター部30を後方にずらした場合には、スライドによって調理器台10、水廻り台20間の離間部7の前部に人9の立ち空間が形成される。その空間に人9が立てば、調理器台10、水廻り台20のそれぞれに対する作業を、歩行動作をする必要がなく、立ち位置を変えずに向きを変えるだけで行えるようになる。また、調理器台10、水廻り台20からの調理物の持ち運びおよび盛り付けも向きを変えるだけで行うことができる。この中央カウンター部30は上述したように高さが低いため、椅子や車いすでの作業を行うこともできる。
さらに、このように中央カウンター部30を後方にずらした場合には、居室空間5に飛び出た中央カウンター部30を簡易食卓として利用することができる。中央カウンター部30の高さが70cm程度であれば、中央カウンター部30を食卓用のテーブルとして違和感なく利用することができる。
また、中央カウンター部30を介して調理器台10と水廻り台20とは分離されているため、作業空間3は上述したように中央作業空間3cを含んだ横長の空間となっている。このように中央作業空間3cがあるため、調理器台10、水廻り台20のそれぞれに対応して複数人の調理者が仕事をする場合でも互いに邪魔になることなく、スムーズな台所仕事をすることができる。
つぎに、図4(a)〜(c)を参照しながら、中央カウンター部30のスライド構造について説明する。本実施形態のスライド構造は、伸縮3段式のスライドレール32が中央カウンター部30の両方の側部のそれぞれにおいて用いられている。
スライドレール32は、インナーレール32aと、中間レール32cと、アウターレール32bと、ローラー(またはベアリング)(不図示)とを有してなる。
インナーレール32aは調理器台10の側板13の後部に取りつけられている。また、アウターレール32bは断面L字状とされ、中央カウンター部30(板体)の裏面端部の前方に、取っ手31によって前方より隠されるように取りつけられている。中間レール32cはインナーレール32a、アウターレール32b間に挟まれるように配されている。水廻り台20側におけるスライド構造も同様のスライドレール32を用いた構造となっている。
図4(b)は中央カウンター部30が定位置にあるときの部分拡大斜視図であり、その定位置のときスライドレール32は全開状態となる。また、図4(c)は中央カウンター部30が後方限位置にあるときの部分拡大斜視図であり、その後方限位置ときスライドレール32は全閉状態となる。このスライドレール32は、レールを全開あるいは全閉したとき、その各状態を簡易的に保持するキャッチ機能を有している。
このような簡易なスライド構造により、中央カウンター部30は前後方向へスライド自在となり得る。このスライド構造は中央カウンター部30の両端の裏側に配されているため、中央カウンター部30上での台所仕事やスライド操作の邪魔にはならない。また、スライドレール32は板体の裏側に配され、かつ前方からは取っ手31により隠され、後方からは中央背板35により隠されているため、いずれの方向からも見えず、美観が損なわれるおそれもない。
以上のように、本実施形態では中央カウンター部30が板体で構成されているため、上記のような簡易なスライド構造によりスムーズに中央カウンター部30を出し入れすることができる。また、中央カウンター部30が簡易な構成(板体およびスライドレール32)であるため製造コストの低減化を図ることもできる。
なお、中央カウンター部30を簡易な板体構造としなくてもよく、脚部を有したテーブルで構成するようにしてもよい。そのようなものにおいては、上記スライドレール32によるスライド構造でもよいし、下端にキャスターを取りつけてスライド自在となるようにしてもよい。
また、上記の実施形態の厨房装置1は中央カウンター部30が前方への引き出しができないようになっているが、前方へも引き出せるようなものであってもよい。たとえば2人の調理者が調理器台10側、水廻り台20側のそれぞれで仕事をする場合、中央カウンター部30を前方に引き出すことで、中央カウンター部30を調理器台作業空間3aと水廻り台作業空間3bとの間に共用の作業テーブルとして配することができる。このようにすれば、中央カウンター部30を、たとえば水廻り台20側の調理者がカットした食材を調理器台20側の調理者へ引き渡すためのテーブルとして利用できる。
1 厨房装置
5 居室空間
10 調理器台
11 加熱調理器
20 水廻り台
21 シンク
30 中央カウンター部
35 中央背板



Claims (4)

  1. 加熱調理器を有した調理器台と、シンクを有した水廻り台とが、それぞれの背面を居室空間に向けて分離状態に並んで床面に設置されるように構成された厨房装置であって、
    前記調理器台と前記水廻り台との間に、並び方向に直交する方向へのスライドを可能とした中央カウンター部を備えており、
    前記中央カウンター部は板体よりなり、前記調理器台と前記水廻り台とに支持されていることを特徴とする厨房装置。
  2. 請求項1において、
    前記中央カウンター部の天面の高さ位置は、前記調理器台、前記水廻り台のいずれの天面よりも低い位置とされることを特徴とする厨房装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記中央カウンター部の天面の高さは前記床面から65cm以上、75cm以下とされることを特徴とする厨房装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項において、
    前記調理器台の背板と前記水廻り台の背板との間に中央背板が配されており、
    前記中央カウンター部が前記中央背板の上方をスライドすることを特徴とする厨房装置。
JP2017019325A 2017-02-06 2017-02-06 厨房装置 Active JP6820523B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017019325A JP6820523B2 (ja) 2017-02-06 2017-02-06 厨房装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017019325A JP6820523B2 (ja) 2017-02-06 2017-02-06 厨房装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018126182A JP2018126182A (ja) 2018-08-16
JP6820523B2 true JP6820523B2 (ja) 2021-01-27

Family

ID=63171646

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017019325A Active JP6820523B2 (ja) 2017-02-06 2017-02-06 厨房装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6820523B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51110850U (ja) * 1975-03-03 1976-09-07
JPS63112835U (ja) * 1987-01-14 1988-07-20
JP2002101979A (ja) * 2000-09-29 2002-04-09 National House Industrial Co Ltd 可動収納部付対面キッチン装置
JP4623573B2 (ja) * 2005-02-18 2011-02-02 ヤマハリビングテック株式会社 システムキッチン

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018126182A (ja) 2018-08-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
USD948250S1 (en) Cabinet
USD852530S1 (en) Upholstery design for an examination chair
USD898398S1 (en) Mesh dining chair
USD865452S1 (en) Countertop appliance rolling tray
USD937513S1 (en) Floor cleaner
USD891228S1 (en) Support rail for food pan
USD935829S1 (en) Frying and grilling appliance
JP6820523B2 (ja) 厨房装置
USD966821S1 (en) Storage cabinet for food ingredient
USD925266S1 (en) Baking basket
JP2006122565A (ja) 厨房装置
USD930297S1 (en) Floor cleaner
JP6064282B2 (ja) 収納家具
USD564791S1 (en) Multi-drawer chest
USD914325S1 (en) Safe door, upper equipment cradle, and floor pedestal
JP6783036B2 (ja) 建物
USD929175S1 (en) Hot dog BBQ cooker
JPH05130918A (ja) 厨房家具
USD988010S1 (en) Rolling brush for floor washing appliance
JP5441355B2 (ja) アイランド型調理台およびアイランド型調理台の配置構造
USD901966S1 (en) Portable food heater
USD899834S1 (en) Compact kitchen unit
CN105768625A (zh) 一种鞋柜
JP4161184B2 (ja) キッチン設備
JP2014076389A (ja) アイランド型調理台の配置構造

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20171002

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190722

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200529

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200609

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200804

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201201

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201218

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6820523

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151