JP6818975B2 - 組み合わせ計計量機及び組み合わせ計量機の使用方法 - Google Patents

組み合わせ計計量機及び組み合わせ計量機の使用方法 Download PDF

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Description

本発明は、野菜等を規定の重量以上且つ最小となるような単体及び/又は組み合わせを秤量するための計量機において、簡便な構成でセミオートの組み合わせ排出、搬送が可能な組み合わせ計計量機及び組み合わせ計量機の使用方法に関するものである。
食品等の販売にあたっては、内容量を秤量し、規定の量目を下回らないようにする必要がある。表示された量目を下回れば、購買者を欺くことになるからである。しかし、徒に規定の量目からかけ離れて多量の商品を入れれば、コストアップに繋がり不経済である。
かかる矛盾は基本的にそれぞれ大きさ、形、重量ともに均一でない農産物において顕著である。例えば野菜の販売においても1本、1個、1株といった単位で販売されることはほとんどなく、ある程度の量目で袋詰めして販売されることが主流であり、規定の量目を下回らず且つ最小となる組み合わせを秤量することが求められる。
そこで、量産ベースの食品工場や大規模な出荷センターなどでは対象となる商品を自動搬送し、組み合わせ計量機に載置、規定の重量以上且つ最小となる組み合わせを秤量して、これをホッパ等で選択的に排出して袋詰め等の包装まで行う自動機を導入し使用している例が多い。
しかし、個別の農家や小規模の出荷組合等に於いては大規模で高価な自動機の組み合わせ計量機を導入する余裕はなく、手作業による秤量選別が行われているのが実情である。また、単体の計量機或いは組み合わせ計量機を問わず、計量対象に水滴の付着した野菜類、泥や土の付着した野菜類、水分含有量の多い食品類或いは軟弱な食品類に対応して、防水構造により水分及び/又は汚染物の測定部への侵入を防止し、安定した計測を行えるものは非常に高価な装置であり、個別の農家や小規模の出荷組合等に於いては導入が難しかった。
特開2014ー139552号公報 特開2013ー253862号公報 特開2011ー237419号公報 特開2011ー47891号公報
個別の農家や小規模の出荷組合等に於ける作業には、手作業を効率化するための機器が求められているが、前記のような自動機はそのコストが非常に高く、導入することは非常に困難である。また、個別の農家や小規模の出荷組合等では頻繁な対象商品の切り替えが必要で、その段取り変更は全自動機では却って煩雑となってしまう。
作業の効率化のためには載置、計量、排出、搬送、梱包の一連の作業を完全自動化するのが最も良いと考えられ、かかる装置の開発の努力が続けられてきた。(特許文献1乃至4参照)しかし、このような全自動機は非常に高価であり、個別の農家や小規模の出荷組合等に於いて導入することは不可能であった。また、頻繁に対象物品が変更になる個別の農家や小規模の出荷組合等に於いては変更対応の段取りや作業が煩雑になり、却って非効率となってしまう。さらに、軟弱な食品(例えばタラコや明太子など)はホッパを通すと破損してしまう確率が高く、歩留まりの低下にもつながっていた。
これらの課題を解決するため、簡素な構成でコストが安く、軟弱な商品等を含む各種の商品に対応可能で、効率の良い作業が可能な組み合わせ計量機を実現することが急務となっている。
本発明は、複数の重量計測部位と、該複数の重量計測部位における測定重量データを取得し、これらから組み合わせ重量を計算する手段と、該組み合わせ重量が規定重量以上であり且つ最小となる最適組み合わせを計算する手段と、該最適組み合わせの物品を搬送する搬送手段を有し、最適組み合わせに該当する物品を該搬送手段上に於いて統合する組み合わせ計量機において、該計量皿は回転機構を有し、最適組み合わせに該当する物品の載置された計量皿が該回転機構により回転して該搬送手段上に物品を排出することを特徴とする、組み合わせ計量機である。
また本発明は、複数の重量計測部位と、該複数の重量計測部位における測定重量データを取得し、これらから組み合わせ重量を計算する手段と、該組み合わせ重量が規定重量以上であり且つ最小となる最適組み合わせを計算する手段と、該最適組み合わせの物品を搬送する搬送手段を有し、最適組み合わせに該当する物品を該搬送手段上に於いて統合する組み合わせ計量機において、該計量皿は回転機構を有し、最適組み合わせに該当する物品の載置された計量皿が該回転機構により回転して該搬送手段上に物品を排出し、該搬送手段により該最適組み合わせの物品を搬送して該搬送手段の末端部で作業者が該最適組み合わせの物品をピックアップすることを特徴とする、組み合わせ計量機の使用方法である。
また本発明は、該組み合わせ計量機に用いる計量皿が、載置位置から180度回転することにより該搬送手段上に物品を排出することを特徴とする、組み合わせ計量機であり又組み合わせ計量機の使用方法である。
また本発明は、該組み合わせ計量機に用いる計量皿が、載置位置における水平中心線に対して上下で対象形であることを特徴とする。
また本発明は、該組み合わせ計量機に用いる計量皿が、両端側が上面に於いて高くなる形状であることを特徴とする。
また本発明は、該組み合わせ計量機に備えられる最適組み合わせに該当する物品の載置された計量皿が該回転機構により回転して該搬送手段上に物品を排出する機構が、該最適組み合わせの物品を搬送する搬送手段と同期して動作し、最適組み合わせに該当する物品を該搬送手段上に於いて統合することを特徴とする。
また本発明は、該搬送手段が、搬送面上に仕切りを有し、最適組み合わせに該当する物品を該搬送手段上に於いて統合するにあたって該仕切りにて区分されることを特徴とする。
また本発明は、該搬送手段が、搬送面上に仕切りを有し、該仕切りに収納容器を設置し、最適組み合わせに該当する物品を該搬送手段上に於いて統合するにあたって該仕切りに設置された収納容器に収納されることを特徴とする。
また本発明は、該組み合わせ計量機に備えられる最適組み合わせに該当する物品の載置された計量皿が該回転機構により回転して該搬送手段上に物品を排出する機構において、該最適組み合わせの物品を搬送する搬送手段と同期して動作し、さらに該搬送手段はその搬送動作中に速度が変化して、最適組み合わせに該当する物品を該搬送手段上に於いて統合することを特徴とする。
また本発明は、該組み合わせ計量機に備えられる該搬送手段の搬送動作中の速度変化が、該回転機構が該搬送手段に備えられた仕切りの略中央部で減速または停止することであることを特徴とする。
また本発明は、該組み合わせ計量機の計量皿が、樹脂製であることを特徴とする。ここで、、該組み合わせ計量機の計量皿は合成樹脂、シリコン樹脂、天然ゴム、合成ゴム、フェノール樹脂・エポキシ樹脂・メラミン樹脂・尿素樹脂・不飽和ポリエステル樹脂・アルキド樹脂・ポリウレタン・熱硬化性ポリイミド等の熱硬化性樹脂、ポリエチレン・ポリプロピレン・ポリ塩化ビニル・ポリ塩化ビニリデン・ポリスチレン・ポリ酢酸ビニル・ポリテトラフルオロエチレン・ABS樹脂・AS樹脂・アクリル樹脂・ポリアミド・ナイロン・ポリアセタール・ポリカーボネート・変性ポリフェニレンエーテル・ポリブチレンテレフタレート・ポリエチレンテレフタレート・環状ポリオレフィン・ポリフェニレンスルファイド・ポリテトラフロロエチレン・ポリスルホン・ポリエーテルサルフォン・非晶ポリアリレート・液晶ポリマー・ポリエーテルエーテルケトン・熱可塑性ポリイミド・ポリアミドイミド等の熱可塑性樹脂、及びこれらの混合材料、及びこれらと繊維類、グラスファイバー、その他の補強材との複合材料、金属材料を含む複合材料、のいずれかで形成されることが望ましい
本発明に係る組み合わせ計量機及び組み合わせ計量機の使用方法は、簡素な構成で安価にセミオートの組み合わせ計量機を実現することにより計量機の用途を拡大することを可能とし、作業効率を向上させ、もって社会に資することが出来る。
図1は、本発明に係る組み合わせ計量機に用いる計量皿を説明するための図面代用写真である。 図2は、本発明に係る組み合わせ計量機の搬送機構に備えられる仕切りを説明するための図面代用写真である。 図3は、本発明に係る組み合わせ計量機の搬送機構の末端部(取り出し部)を説明するための図面代用写真である。
本発明は、複数の重量計測部位と、該複数の重量計測部位における測定重量データを取得し、これらから組み合わせ重量を計算する手段と、該組み合わせ重量が規定重量以上であり且つ最小となる最適組み合わせを計算する手段と、該最適組み合わせの物品を搬送する搬送手段を有し、最適組み合わせに該当する物品を該搬送手段上に於いて統合する組み合わせ計量機において、該計量皿は回転機構を有し、最適組み合わせに該当する物品の載置された計量皿が該回転機構により回転して該搬送手段上に物品を排出することを特徴とする、組み合わせ計量機である。
また本発明は、複数の重量計測部位と、該複数の重量計測部位における測定重量データを取得し、これらから組み合わせ重量を計算する手段と、該組み合わせ重量が規定重量以上であり且つ最小となる最適組み合わせを計算する手段と、該最適組み合わせの物品を搬送する搬送手段を有し、最適組み合わせに該当する物品を該搬送手段上に於いて統合する組み合わせ計量機において、該計量皿は回転機構を有し、最適組み合わせに該当する物品の載置された計量皿が該回転機構により回転して該搬送手段上に物品を排出し、該搬送手段により該最適組み合わせの物品を搬送して該搬送手段の末端部で作業者が該最適組み合わせの物品をピックアップすることを特徴とする、組み合わせ計量機の使用方法である。
また本発明は、該組み合わせ計量機に用いる計量皿が、載置位置から180度回転することにより該搬送手段上に物品を排出することを特徴とする、組み合わせ計量機であり又組み合わせ計量機の使用方法である。
また本発明は、該組み合わせ計量機に用いる計量皿が、載置位置における水平中心線に対して上下で対象形であることを特徴とする。
また本発明は、該組み合わせ計量機に用いる計量皿が、両端側が上面に於いて高くなる形状であることを特徴とする。
また本発明は、該組み合わせ計量機に備えられる最適組み合わせに該当する物品の載置された計量皿が該回転機構により回転して該搬送手段上に物品を排出する機構が、該最適組み合わせの物品を搬送する搬送手段と同期して動作し、最適組み合わせに該当する物品を該搬送手段上に於いて統合することを特徴とする。
また本発明は、該搬送手段が、搬送面上に仕切りを有し、最適組み合わせに該当する物品を該搬送手段上に於いて統合するにあたって該仕切りにて区分されることを特徴とする。
また本発明は、該搬送手段が、搬送面上に仕切りを有し、該仕切りに収納容器を設置し、最適組み合わせに該当する物品を該搬送手段上に於いて統合するにあたって該仕切りに設置された収納容器に収納されることを特徴とする。
また本発明は、該組み合わせ計量機に備えられる最適組み合わせに該当する物品の載置された計量皿が該回転機構により回転して該搬送手段上に物品を排出する機構において、該最適組み合わせの物品を搬送する搬送手段と同期して動作し、さらに該搬送手段はその搬送動作中に速度が変化して、最適組み合わせに該当する物品を該搬送手段上に於いて統合することを特徴とする。
また本発明は、該組み合わせ計量機に備えられる該搬送手段の搬送動作中の速度変化が、該回転機構が該搬送手段に備えられた仕切りの略中央部で減速または停止することであることを特徴とする。
また本発明は、該組み合わせ計量機の計量皿が、樹脂製であることを特徴とする。ここで、、該組み合わせ計量機の計量皿は合成樹脂、シリコン樹脂、天然ゴム、合成ゴム、フェノール樹脂・エポキシ樹脂・メラミン樹脂・尿素樹脂・不飽和ポリエステル樹脂・アルキド樹脂・ポリウレタン・熱硬化性ポリイミド等の熱硬化性樹脂、ポリエチレン・ポリプロピレン・ポリ塩化ビニル・ポリ塩化ビニリデン・ポリスチレン・ポリ酢酸ビニル・ポリテトラフルオロエチレン・ABS樹脂・AS樹脂・アクリル樹脂・ポリアミド・ナイロン・ポリアセタール・ポリカーボネート・変性ポリフェニレンエーテル・ポリブチレンテレフタレート・ポリエチレンテレフタレート・環状ポリオレフィン・ポリフェニレンスルファイド・ポリテトラフロロエチレン・ポリスルホン・ポリエーテルサルフォン・非晶ポリアリレート・液晶ポリマー・ポリエーテルエーテルケトン・熱可塑性ポリイミド・ポリアミドイミド等の熱可塑性樹脂、及びこれらの混合材料、及びこれらと繊維類、グラスファイバー、その他の補強材との複合材料、金属材料を含む複合材料、のいずれかで形成されることが望ましい
本発明に係る組み合わせ計量機及び組み合わせ計量機の使用方法は、簡素な構成で安価にセミオートの組み合わせ計量機を実現することにより計量機の用途を拡大することを可能とし、作業効率を向上させ、個別の農家や小規模の出荷組合等に於いても導入可能となり、産業上非常に有効である。
図1は、本発明に係る組み合わせ計量機に用いる計量皿1を説明するための図面代用写真である。本発明に係る組み合わせ計量機及び組み合わせ計量機の使用方法に於いては、計量対象物品の載置及び最適組み合わせとなった物品のピックアップは作業者が行い、組み合わせ計量機は最適組み合わせの計算、搬送手段への排出及び末端部(取り出し部)への搬送のみを行うセミオート機構である。
本発明に於いては、複数の重量計測部位と、該複数の重量計測部位における測定重量データを取得し、これらから組み合わせ重量を計算する手段と、該組み合わせ重量が規定重量以上であり且つ最小となる最適組み合わせを計算する手段と、該最適組み合わせの物品を搬送する搬送手段を有し、最適組み合わせに該当する物品を該搬送手段上に於いて統合する組み合わせ計量機において、該計量皿1は回転機構を有し、最適組み合わせに該当する物品の載置された計量皿が該回転機構により回転して該搬送手段2上に物品を排出し、該搬送手段により該最適組み合わせの物品を搬送して該搬送手段の末端部4で作業者が該最適組み合わせの物品をピックアップする。
該組み合わせ計量機に用いる計量皿は、載置位置から180度回転することにより該搬送手段上に物品を排出する。かかる動作のため、計量皿から搬送手段上への排出時にホッパ等を用いた場合と異なり対象物品へのダメージが極小に抑えられ、軟弱な物品(例えばタラコや明太子など)であっても影響を受けずに組み合わせ計量が行えるようになった。
本発明に係る計量皿1は、載置位置における水平中心線に対して上下で対象形とした。これにより、載置位置から180度回転することにより該搬送手段上に物品を排出する前後で同形同位置となり、安定した作業を継続的に行うことができる。なお、計量皿1の形状には制限はなく、例えば端部がさらに高くなった形状等の他の形状であっても問題無い。
本発明に於いては、該組み合わせ計量機に備えられる最適組み合わせに該当する物品の載置された計量皿が該回転機構により回転して該搬送手段上に物品を排出する機構が、該最適組み合わせの物品を搬送する搬送手段と同期して動作し、最適組み合わせに該当する物品を該搬送手段上に於いて統合する。
図2は、本発明に係る組み合わせ計量機の搬送機構に備えられる仕切りを説明するための図面代用写真である。本図面代用写真に示されたように、本発明に於いては、該搬送手段2は搬送面上に仕切り3を有し、最適組み合わせに該当する物品を該搬送手段上に於いて統合するにあたって該仕切りにて区分されるようにした。
また、該仕切り3の間に収納容器を設置し、最適組み合わせに該当する物品を該搬送手段2上に於いて統合するにあたって該仕切りに設置された収納容器に収納されるようにすることも有効である。こうすることにより、パッケージ上に最適組み合わせの物品を排出することが出来、作業者はこのパッケージごとピックアップすれば良いから、作業効率は格段に向上した。
さらにかかる方法を用いると、軟弱な物品(例えばタラコや明太子など)の組み合わせ計量に於いて非常に有利であり、その原型を崩さずにパッケージすることが非常に容易になった。さらには、かかる方法は水分を多く含み或いは漬け汁等を用いた物品(例えば明太子など)に於いても非常に有効であった。
図3は、本発明に係る組み合わせ計量機の搬送機構の末端部(取り出し部)を説明するための図面代用写真である。本発明に係る組み合わせ計量機の搬送機構の末端部(取り出し部)4に於いて、作業者が最適組み合わせで搬送されてくる物品をピックアップする。
ここで、本発明に於いては、該組み合わせ計量機に備えられる最適組み合わせに該当する物品の載置された計量皿が該回転機構により回転して該搬送手段上に物品を排出する機構において、該最適組み合わせの物品を搬送する搬送手段と同期して動作し、さらに該搬送手段はその搬送動作中に速度が変化して、最適組み合わせに該当する物品を該搬送手段上に於いて統合するようにした。
該組み合わせ計量機に備えられる該搬送手段の搬送動作中の速度変化は、該回転機構が該搬送手段に備えられた仕切りの略中央部で減速または停止するようにした。これにより安定した組み合わせ計量が可能になると同時に、前記の減速または停止タイミングに於いて搬送機構の末端部(取り出し部)4に於いて、作業者が最適組み合わせで搬送されてくる物品をピックアップすることが容易になった。
ここで本発明に於いては、該組み合わせ計量機の計量皿が、樹脂製であることを特徴とする。ここで、、該組み合わせ計量機の計量皿は合成樹脂、シリコン樹脂、天然ゴム、合成ゴム、フェノール樹脂・エポキシ樹脂・メラミン樹脂・尿素樹脂・不飽和ポリエステル樹脂・アルキド樹脂・ポリウレタン・熱硬化性ポリイミド等の熱硬化性樹脂、ポリエチレン・ポリプロピレン・ポリ塩化ビニル・ポリ塩化ビニリデン・ポリスチレン・ポリ酢酸ビニル・ポリテトラフルオロエチレン・ABS樹脂・AS樹脂・アクリル樹脂・ポリアミド・ナイロン・ポリアセタール・ポリカーボネート・変性ポリフェニレンエーテル・ポリブチレンテレフタレート・ポリエチレンテレフタレート・環状ポリオレフィン・ポリフェニレンスルファイド・ポリテトラフロロエチレン・ポリスルホン・ポリエーテルサルフォン・非晶ポリアリレート・液晶ポリマー・ポリエーテルエーテルケトン・熱可塑性ポリイミド・ポリアミドイミド等の熱可塑性樹脂、及びこれらの混合材料、及びこれらと繊維類、グラスファイバー、その他の補強材との複合材料、金属材料を含む複合材料、のいずれかで形成されることが望ましい
かかる材料を用いることにより、計量皿自身の重量が低減され、相対的にロードセルの測定精度が向上し、安定した計量が可能となった。
以上述べてきたように、本発明に係る組み合わせ計量機及び組み合わせ計量機の使用方法は、簡素な構成で安価にセミオートの組み合わせ計量機を実現することにより計量機の用途を拡大することを可能とし、作業効率を向上させ、さらに個別の農家や小規模の出荷組合等に於いても導入可能となり、作業効率の向上と農家所得の増大に与って効果のあるものとなった。
本発明に係る組み合わせ計量機及び組み合わせ計量機の使用方法は、簡素な構成で安価にセミオートの組み合わせ計量機を実現することにより計量機の用途を拡大することを可能とし、作業効率を向上させ、産業上の利用可能性は大である。
1 計量皿
2 搬送手段
3 仕切り部
4 末端部(取り出し部)

Claims (21)

  1. 複数の重量計測部位である計量皿と、
    該複数の重量計測部位における測定重量データを取得し、これらから組み合わせ重量を計算する手段と、
    該組み合わせ重量が規定重量以上であり且つ最小となる最適組み合わせを計算する手段と、
    該最適組み合わせの物品を搬送する搬送手段を有し、
    最適組み合わせに該当する物品を該搬送手段上に於いて統合する組み合わせ計量機において、
    該計量皿は回転機構を有し、
    該計量皿は載置位置における水平中心線に対して上下で対象形であり、
    最適組み合わせに該当する物品の載置された計量皿が該回転機構により回転して該搬送手段上に物品を排出することを特徴とする、
    組み合わせ計量機。
  2. 該組み合わせ計量機に用いる計量皿は、
    載置位置から180度回転することにより該搬送手段上に物品を排出することを特徴とする、
    請求項1記載の組み合わせ計量機。
  3. 該組み合わせ計量機に用いる計量皿は、
    両端側が上面に於いて高くなる形状であることを特徴とする、
    請求項1又は2記載の組み合わせ計量機。
  4. 該組み合わせ計量機に備えられる最適組み合わせに該当する物品の載置された計量皿が該回転機構により回転して該搬送手段上に物品を排出する機構は、
    該最適組み合わせの物品を搬送する搬送手段と同期して動作し、
    最適組み合わせに該当する物品を該搬送手段上に於いて統合することを特徴とする、
    請求項1乃至3の何れか一に記載の組み合わせ計量機。
  5. 該搬送手段は、
    搬送面上に仕切りを有し、
    最適組み合わせに該当する物品を該搬送手段上に於いて統合するにあたって該仕切りにて区分されることを特徴とする、
    請求項1乃至4の何れか一に記載の組み合わせ計量機。
  6. 該搬送手段は、
    搬送面上に仕切りを有し、
    該仕切りに収納容器を設置し、
    最適組み合わせに該当する物品を該搬送手段上に於いて統合するにあたって該仕切りに設置された収納容器に収納されることを特徴とする、
    請求項5記載の組み合わせ計量機。
  7. 該組み合わせ計量機に備えられる最適組み合わせに該当する物品の載置された計量皿が該回転機構により回転して該搬送手段上に物品を排出する機構は、
    該最適組み合わせの物品を搬送する搬送手段と同期して動作し、
    さらに該搬送手段はその搬送動作中に速度が変化して、
    最適組み合わせに該当する物品を該搬送手段上に於いて統合することを特徴とする、
    請求項1乃至6の何れか一に記載の組み合わせ計量機。
  8. 該組み合わせ計量機に備えられる該搬送手段の搬送動作中の速度変化は、
    該回転機構が該搬送手段に備えられた仕切りの略中央部で減速または停止することであることを特徴とする、
    請求項7記載の組み合わせ計量機。
  9. 該組み合わせ計量機の計量皿は、
    樹脂製であることを特徴とする、
    請求項1乃至8の何れか一に記載の組み合わせ計量機。
  10. 該計量皿は、
    合成樹脂、シリコン樹脂、天然ゴム、合成ゴム、フェノール樹脂・エポキシ樹脂・メラミン樹脂・尿素樹脂・不飽和ポリエステル樹脂・アルキド樹脂・ポリウレタン・熱硬化性ポリイミド等の熱硬化性樹脂、ポリエチレン・ポリプロピレン・ポリ塩化ビニル・ポリ塩化ビニリデン・ポリスチレン・ポリ酢酸ビニル・ポリテトラフルオロエチレン・ABS樹脂・AS樹脂・アクリル樹脂・ポリアミド・ナイロン・ポリアセタール・ポリカーボネート・変性ポリフェニレンエーテル・ポリブチレンテレフタレート・ポリエチレンテレフタレート・環状ポリオレフィン・ポリフェニレンスルファイド・ポリテトラフロロエチレン・ポリスルホン・ポリエーテルサルフォン・非晶ポリアリレート・液晶ポリマー・ポリエーテルエーテルケトン・熱可塑性ポリイミド・ポリアミドイミド等の熱可塑性樹脂、及びこれらの混合材料、及びこれらと繊維類、グラスファイバー、その他の補強材との複合材料、金属材料を含む複合材料、のいずれかで形成されたことを特徴とする、
    請求項9記載の組み合わせ計量機。
  11. 複数の重量計測部位である計量皿と、
    該複数の重量計測部位における測定重量データを取得し、これらから組み合わせ重量を計算する手段と、
    該組み合わせ重量が規定重量以上であり且つ最小となる最適組み合わせを計算する手段と、
    該最適組み合わせの物品を搬送する搬送手段を有し、
    最適組み合わせに該当する物品を該搬送手段上に於いて統合する組み合わせ計量機において、
    該計量皿は回転機構を有し、
    最適組み合わせに該当する物品の載置された計量皿が該回転機構により回転して該搬送手段上に物品を排出し、
    該搬送手段により該最適組み合わせの物品を搬送して該搬送手段の末端部で作業者が該最適組み合わせの物品をピックアップすることを特徴とする、
    組み合わせ計量機の使用方法。
  12. 該組み合わせ計量機に用いる計量皿は、
    載置位置から180度回転することにより該搬送手段上に物品を排出することを特徴とする、
    請求項11記載の組み合わせ計量機の使用方法。
  13. 該組み合わせ計量機に用いる計量皿は、
    載置位置における水平中心線に対して上下で対象形であることを特徴とする、
    請求項11又は12記載の組み合わせ計量機の使用方法。
  14. 該組み合わせ計量機に用いる計量皿は、
    両端側が上面に於いて高くなる形状であることを特徴とする、
    請求項11乃至13の何れか一に記載の組み合わせ計量機の使用方法。
  15. 該組み合わせ計量機に備えられる最適組み合わせに該当する物品の載置された計量皿が該回転機構により回転して該搬送手段上に物品を排出する機構は、
    該最適組み合わせの物品を搬送する搬送手段と同期して動作し、
    最適組み合わせに該当する物品を該搬送手段上に於いて統合することを特徴とする、
    請求項11乃至14の何れか一に記載の組み合わせ計量機の使用方法。
  16. 該搬送手段は、
    搬送面上に仕切りを有し、
    最適組み合わせに該当する物品を該搬送手段上に於いて統合するにあたって該仕切りにて区分されることを特徴とする、
    請求項11乃至15の何れか一に記載の組み合わせ計量機の使用方法。
  17. 該搬送手段は、
    搬送面上に仕切りを有し、
    該仕切りに収納容器を設置し、
    最適組み合わせに該当する物品を該搬送手段上に於いて統合するにあたって該仕切りに設置された収納容器に収納されることを特徴とする、
    請求項16記載の組み合わせ計量機の使用方法。
  18. 該組み合わせ計量機に備えられる最適組み合わせに該当する物品の載置された計量皿が該回転機構により回転して該搬送手段上に物品を排出する機構は、
    該最適組み合わせの物品を搬送する搬送手段と同期して動作し、
    さらに該搬送手段はその搬送動作中に速度が変化して、
    最適組み合わせに該当する物品を該搬送手段上に於いて統合することを特徴とする、
    請求項11乃至17の何れか一に記載の組み合わせ計量機の使用方法。
  19. 該組み合わせ計量機に備えられる該搬送手段の搬送動作中の速度変化は、
    該回転機構が該搬送手段に備えられた仕切りの略中央部で減速または停止することであることを特徴とする、
    請求項18記載の組み合わせ計量機の使用方法。
  20. 該組み合わせ計量機の計量皿は、
    樹脂製であることを特徴とする、
    請求項11乃至19の何れか一に記載の組み合わせ計量機の使用方法。
  21. 該計量皿は、
    合成樹脂、シリコン樹脂、天然ゴム、合成ゴム、フェノール樹脂・エポキシ樹脂・メラミン樹脂・尿素樹脂・不飽和ポリエステル樹脂・アルキド樹脂・ポリウレタン・熱硬化性ポリイミド等の熱硬化性樹脂、ポリエチレン・ポリプロピレン・ポリ塩化ビニル・ポリ塩化ビニリデン・ポリスチレン・ポリ酢酸ビニル・ポリテトラフルオロエチレン・ABS樹脂・AS樹脂・アクリル樹脂・ポリアミド・ナイロン・ポリアセタール・ポリカーボネート・変性ポリフェニレンエーテル・ポリブチレンテレフタレート・ポリエチレンテレフタレート・環状ポリオレフィン・ポリフェニレンスルファイド・ポリテトラフロロエチレン・ポリスルホン・ポリエーテルサルフォン・非晶ポリアリレート・液晶ポリマー・ポリエーテルエーテルケトン・熱可塑性ポリイミド・ポリアミドイミド等の熱可塑性樹脂、及びこれらの混合材料、及びこれらと繊維類、グラスファイバー、その他の補強材との複合材料、金属材料を含む複合材料、のいずれかで形成されたことを特徴とする、
    請求項20記載の組み合わせ計量機の使用方法。
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