JP6818073B2 - 消去部材を備える筆記具 - Google Patents

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本発明は、消去部材を備える筆記具に関する。
キャップの頂部に固定された消去部材を備える筆記具が例えば特許文献1に記載されている。特許文献1の筆記具は熱変色性インクを吐出するものであり、その消去部材は、熱変色性インクによって筆記された描線又は文字を、擦り、そのとき生み出される摩擦熱により変色させて消去するものである。特許文献1に示される消去部材は、円柱状であって、キャップの先端に形成された円形の凹部に嵌着されるか、あるいは二色成形によりキャップへ一体に成形されて固定される。
特開2006−123324号公報
特許文献1に示されるような、キャップに設けられた単純な円形の凹部に嵌着された円柱状の消去部材は、それが二色成形法によってキャップに一体に成形された場合であっても、筆記された文字等を強く擦ることが繰返されるとキャップから外れることがあった。
本発明は、上述した従来技術の事情に鑑みて為されたものであり、強固に固定された消去部材を備える筆記具を提供することを目的とする。
前述の課題を解決するために、本発明は、筆記具本体と、前記筆記具本体の前端に設けられた筆記部を保護するキャップと、前記筆記具本体の後方の端部及び前記キャップの前方の端部の少なくとも一方に固定された消去部材と、を具備する筆記具であって、前記筆記具本体及び前記キャップの少なくとも一方の前記端部と、前記消去部材とは、前記消去部材が前記端部から外れることを阻止するように働く互いに相補的な形状部分をそれぞれ有する、筆記具を提供する。
このように、消去部材と、キャップ及び/又は筆記具本体の端部は、消去部材が端部から外れることを阻止するように働く互いに相補的な形状部分を有するので、その形状部分を破壊するほどの力が作用しない限りは互いに結合されている。またその結合力を高めることは、前記形状部分を適切に設計することにより容易に実現可能である。
本発明では、前記端部の相補的な形状部分は、筆記具の長手方向を横切る方向に延びる少なくとも一つの横穴を有し、前記消去部材の前記相補的な形状部分は、前記少なくとも一つの横穴を少なくとも部分的に埋める少なくとも一つの軸状部を有することが可能である。
本発明では、前記端部の前記相補的な形状部分は、該筆記具の長手方向を横切る方向で前記端部の表面から凹んだ少なくとも一つの凹部を有し、前記消去部材の前記相補的な形状部分は、前記少なくとも一つの凹部を少なくとも部分的に埋める少なくとも一つの凸部を有することが可能である。
本発明では、前記端部と前記消去部材との接触面積は、前記消去部材の外面の露出面積を上回ることが好ましい。
本発明では、前記端部と前記消去部材とが多色成形法により成形されて結合されることが好ましい。
本発明により、消去部材を装着した筆記具において、強い擦過する際でも消去部材の筆記具本体からの脱落を防ぎ、長期に亘り消去部材の保持力を確保することができる。また消去部材は、筆記具端部を覆うことで消去部材の使用を簡便にすることができる。
本発明の実施形態による筆記具の正面図である。 図1に示される筆記具の縦断面図である。 本発明の実施形態による筆記具のキャップの斜視図である。 本発明の実施形態による筆記具のキャップを表す図であって、(A)は正面図、(B)は縦断面図、(C)は(A)のC−C断面図、(D)は(A)のD−D断面図である。 図3に示されるキャップに第1消去部材が固定された状態を示す斜視図である。 図4に示されるキャップに第1消去部材が固定された状態を表しており、(A)は正面図、(B)は縦断面図、(C)は(A)のC−C断面図、(D)は(A)のD−D断面図である。 本発明の実施形態による筆記具の後軸の斜視図である。 本発明の実施形態による筆記具の後軸を表す図であって、(A)は正面図、(B)は縦断面図、(C)は(A)のC−C断面図である。 図7に示される後軸に第2消去部材が固定された状態を示す斜視図である。 図8に示される後軸に第2消去部材が固定された状態を表す図であって、(A)は正面図、(B)は縦断面図、(C)は(A)のC−C断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。全図面に亘り、対応する構成要素には共通の参照符号が付される。
図1は、本発明の実施形態による、第1消去部材2及び第2消去部材14を備える筆記具1の正面図であり、図2はその縦断面図である。筆記具1は、ボールペンタイプの筆記具1であり、リフィル5及び筒状に延びる軸筒6を備える筆記具本体3と、リフィル5の先端部に設けられた筆記部を保護するキャップ4と、キャップ4の前方の端部に固定された第1消去部材2と、筆記具本体3の後方の端部に固定された第2消去部材14とを具備する。
軸筒6は、筒状の先軸7と、先軸7の後端部にその前端部が螺合する後軸8とを有する。先軸7及び後軸8は樹脂材料から形成される。例えば、本実施態様では、先軸7はポリプロピレン樹脂から形成され、後軸8はポリカーボネート樹脂から形成されている。先軸7の前端には、リフィル5の筆記先端部11を突出させるための孔が形成されている。なお、本明細書中では、筆記具1の長手方向軸線Axで表される長手方向において、筆記部先端部側を「前」側と規定し、筆記先端部11の反対側を「後」側と規定する。また、キャップの長手方向において、筆記具本体3が挿入される開口端側を「後」側と規定し、その反対側を「前」側と規定する。
リフィル5は、インクが収容された筒状のリフィル本体9と、先端にボールを包持する筆記部を有する筆記先端部11と、リフィル本体9と筆記先端部11とを接続する継手部材10と、リフィル本体9の後端部を塞ぐリフィル栓12とを有する。リフィル本体9内に収容されたインクは、本実施形態では、熱変色性インクである。リフィル5は軸筒6内に収容され、筆記先端部11の一部は、軸筒6内に収容された状態で上述の先軸7の孔を介して露出される。
なお、熱変色性インクとは、常温(例えば25℃)で所定の色彩(第1色)を維持し、所定温度(例えば60℃)まで昇温させると別の色彩(第2色)へと変化し、その後、所定温度(例えば−5℃)まで冷却させると、再び元の色彩(第1色)へと復帰する性質を有するインクを言う。熱変色性インクを用いた筆記具1では上記第2色を無色とし、第1色(例えば赤)で筆記した描線を昇温させて無色とすることを、ここでは「消去する」ということとする。従って本態様では、描線が筆記された紙面等に対して消去部材2によって擦過して摩擦熱を生じさせ、それによって描線を無色に変化、すなわち消去させる。なお、当然のことながら上記第2色は、無色以外の有色でもよい。
次に、図3及び図4を参照して、キャップ4についてより詳しく説明する。図3は、筆記具のキャップ4の斜視図であり、ここでは第1消去部材2はまだキャップ4に固定されていない。図4は図3に示されたキャップ4を表す図であり、図4の(A)は正面図、(B)は縦断面図、(C)は(A)のC−C断面図、(D)は(A)のD−D断面図である。
キャップ4は、筒状に形成されたキャップ本体部4aと、その側面からほぼ長手方向に延びるクリップ部4bと、第1消去部材2が固定される端部4cとを有し、またそれらは一体的に形成されている。キャップ本体部4aは、筆記具本体3の軸筒6の先軸7に冠着するように形成されており、また、その内部の端部側には、シール部材13(図2参照)を保持する等の目的で、本実施形態では6つの縦方向リブ4dが形成されている。なお、シール部材13は、キャップ4の先軸7への装着時に筆記先端部11を保護するために設けられる。クリップ部4bは、キャップ本体部4aとの間に書類や衣類等の物品を挟持することができるような弾性を有するように構成されている。従って、キャップ4を形成する材料として、ポリカーボネート、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン等の合成樹脂が挙げられる。
キャップ4の端部4cは、キャップ本体部4aの外径よりもやや小さい外径を有し、本実施形態では長手方向に対して全体的に傾けられて形成されている。端部4cは、筆記具1の長手方向に延びてキャップ本体部4aの内側の空間に連通する1つの縦穴44と、長手方向に対してほぼ垂直に延びて端部4cを貫通する第1〜第3の横穴41,42,43とを有する。図4の(B)は、端部4cの、第1の横穴41の部分における横断面を表し、図4の(C)は第2の横穴42の部分における横断面を表している。これらの図からわかるように、第1及び第2の横穴41,42は前記縦穴44に交差することなく端部4cを貫通している。一方、第3の横穴43は、その断面図は示されないが、前記縦穴44に交差して端部4cを貫通している。
また、キャップ4の端部4cは、その外周表面から凹んで環状に延びる凹部45を、キャップ本体部4aと隣接する部分に有している。環状の凹部45は、本実施形態では、長手方向に対して約30°傾斜した仮想平面に形成されている。本実施形態では、前記平面は、必ずしも長手方向に垂直である必要はなく、図示されるように長手方向を横切る方向に延びていればよい。また、図示されるような連続的な環状の凹部45に替えて、不連続な環状の凹部の実施形態も可能である。
キャップ4に第1消去部材2がどのように固定されるかについて、図5及び図6を参照して説明する。図5は、キャップ4に第1消去部材2が固定された状態を示す斜視図である。図6もキャップ4に第1消去部材2が固定された状態を表しており、図6の(A)は正面図、(B)は縦断面図、(C)は(A)のC−C断面図、(D)は(A)のD−D断面図である。
第1消去部材2は、キャップ4の端部4cの表面を、その縦穴44の部分を除いて覆うように形作られて、端部4cに固定される。また、第1消去部材2はその内側に、図6の(B)、(C)、及び(D)に示されるように、端部4cの第1及び第2横穴41,42に相補的な、したがってそれらをそれぞれ埋める第1及び第2の軸部2a,2bを有し、さらに第3横穴43を埋める第3の軸部2cも有する。さらに、第1消去部材2は、端部4cの環状の凹部45に相補的な、従ってそれを埋める半径方向内側に延びる環状の凸部2dも有する。
第1消去部材2が、このように、筆記具1の長手方向を横切る方向でキャップ4の端部4cに形成された第1〜第3の横穴41〜43及び凹部45を埋めるので、第1消去部材2の使用中にそれを端部から引き抜くように作用する力は、第1消去部材2の第1〜第3の軸部2a,2b、2c及び凸部2dを介して端部4cの第1〜第3横穴41〜43及び凹部45によって支持される。したがって、端部4cの表面と第1消去部材2の内面との間に接着力又は接合力がたとえ全く期待できない場合であっても、第1消去部材2はキャップ4の端部4cに強固に固定されることが可能である。
また、第1消去部材2は、前述したとおり複数の軸部2a〜2cと環状の凸部2dを有するので、端部4cとの接触面積が外面の露出面積よりも大きくなっている。
第1消去部材2及び後述する第2消去部材14を形成する材料は、キャップ4を形成する材料とは異なっており、例えば、シリコーンゴム、ニトリルゴム、エチレンプロピレンゴム、エチレンプロピレンジエンゴム等のゴム材質やスチレン系エラストマー、オレフィン系エラストマー、ポリエステル系エラストマー等の熱可塑性エラストマーといったゴム弾性材料、2種以上の弾性材料の混合物、及びゴム弾性材料と合成樹脂との混合物が用いられる。
本実施形態では、第1消去部材2とキャップ4は、いわゆる二色成形法を用いて成形されて互いに結合されている。二色成形法を用いた場合、最初にキャップ4が射出成形され、次に、成形されたキャップ4を残置する金型のコアに、第1消去部材2を成形するための金型のキャビティーが組み合わされて、キャップ4とは異なる、例えば上述したゴム系の材料が射出されて第1消去部材2がキャップ4に付加的に成形される。二色成形法により、キャップ4と第1消去部材2の表面は、用いられる材料にもよるが、比較的高い強度で接合されるので、キャップ4に対する第1消去部材2の固定がより強固になる。
次に、図7〜図8を参照して、本実施形態の筆記具本体3の軸筒6を前軸7とともに構成する後軸8についてより詳しく説明する。図7は、後軸8の斜視図であり、ここでは第2消去部材14はまだそれに固定されていない。図8も後軸8を表す図であって、図8の(A)は正面図、(B)は縦断面図、及び(C)は(A)のC−C断面図である。
後軸8は、リフィル5の過半を収容する筒状の後軸本体部8aとそれに一体に形成された後方の端部8bとを有する。端部8bは、後軸本体部8aの外径よりも小さい外径を有する略円錐台状に形成されている。端部8bの外周面には、半径方向外側に突出する環状の第1凸部81とそれに平行な環状の第2凸部82が形成されており、その結果、後軸本体部8aとの間に環状の第1凹部83が形成され、第1凸部81と第2凸部82との間に環状の第2凹部84が形成される。後軸8における第1凹部83及び第2凹部84は、筆記具1の長手方向に直交する方向で端部8bの外周面から凹んでいる。また、図示されるような連続的な環状の第1及び第2凹部83,84の少なくとも一方が、不連続な環状の凹部として形成される実施形態も可能である。
端部8bは、後軸本体部8aの内部に形成された穴から縮径されて連続的に長手方向に延びる縦穴85を有する。また、端部8bは、長手方向に対して直交して延びる横穴86も有する。図8の(C)は、端部8bの、前記横穴86の部分における横断面を表している。これらの図からわかるように、横穴86は縦穴35に直交して端部8bを貫通している。
次に、後軸8に第2消去部材14がどのように固定されるかについて、図9〜図10を参照して説明する。図9は、後軸8に第2消去部材14が固定された状態を示す斜視図である。図10は、後軸8に第2消去部材14が固定された状態を表しており、図10の(A)は正面図、(B)は縦断面図、及び(C)は(A)のC−C断面図である。
第2消去部材14は、後軸8の端部8bに対してその表面を覆うように形作られて結合されている。また、第2消去部材14はその内側に、図10の(B)及び(C)に示されるように、端部8bの横穴86に相補的な、したがってそれを埋める軸部14aを有する。さらに、第2消去部材14は、端部8bの環状の第1凹部83及び第2凹部84にそれぞれ相補的な、従って半径方向内側に延びてそれらを埋める環状の第1凸部14b及び第2凸部14cも有する。
第2消去部材14が、このように、長手方向を横切る方向で後軸8の端部8bに形成された前述の横穴86及び第1及び第2凹部83,84を埋めるので、第2消去部材14の使用中にそれを端部8bから引き抜くように作用する力は、第2消去部材14の軸部14a及び第1及び第2凸部14b、14cを介して端部8bの横穴86及び第1及び第2凹部83,84によって支持される。したがって、端部8bの表面と第2消去部材14の内面との間に接着力又は接合力がたとえ全く期待できない場合であっても、第2消去部材14はキャップの端部8bに強固に固定されることが可能である。
本実施形態では、第2消去部材14と後軸8は、第1消去部材2とキャップ4の場合と同様に、いわゆる二色成形法を用いて成形されて結合されている。
なお、前述の実施形態では、キャップ4の端部4cまたは後軸8の端部8bに設けられた横穴41〜43,86は貫通穴であったが、それら横穴が貫通しない横穴である実施形態も可能である。
前述の実施形態では、第1及び第2消去部材2,14の軸部2a〜2c、14aは、キャップ4の端部4cまたは後軸8の端部8bに設けられた横穴41〜43,86を完全に充填あるいは埋めているが、それら軸部が横穴を部分的に埋める実施形態も可能である。
前述の実施形態では、第1消去部材2とキャップ4、及び第2消去部材14と後軸8は、それぞれ二色成形法によって成形されたが、それらが、性能もしくは機能を高めるため、又は意匠上の要請から3色以上の多色成形法によって成形される実施形態も可能である。
さらに、第1消去部材2とキャップ4、及び第2消去部材14と後軸8が、二色成形法も多色成形法も用いずに、接着又は溶着によって結合される実施形態も可能である。この実施形態は、例えば、複数部分に分割された消去部材をキャップ等の端部に組み付けて接着又は溶着することにより実現可能である。
また、第1消去部材2と第2消去部材14が、互いに異なる材料から形成される実施形態も可能である。ここで述べる異なる材料とは、配合の成分違いや機械的性質が異なることをいう。
また、筆記具1が、第1消去部材2と第2消去部材14のどちらか一方だけを具備する実施形態も可能である。
前述の実施形態では、筆記具1は熱変色性インクを吐出するものであって、消去部材による消去は、筆記された描線又は文字を摩擦熱によって昇温させることにより為されるが、熱変色性インク以外を用いる消去部材で筆跡を消せる筆記具の実施形態でも可能である。その場合の消去部材は、筆記された描線又は文字を、擦過により吸着するか又は削ぎ落とす消しゴムのように働くものである。
1 筆記具
2 第1消去部材
2a 第1の軸部
2b 第2の軸部
2d 凸部
3 筆記具本体
4 キャップ
4c 端部
5 リフィル
6 軸筒
7 先軸
8 後軸
8b 端部
14 第2消去部材
14a 軸部
14b 第1凸部
14c 第2凸部
41 第1の横穴
42 第2の横穴
43 第3の横穴
45 凹部
83 第1凹部
84 第2凹部
86 横穴

Claims (2)

  1. 筆記具本体と、
    前記筆記具本体の前端に設けられた筆記部を保護するキャップと、
    前記筆記具本体の後方の端部及び前記キャップの前方の端部に固定された消去部材と、を具備する筆記具であって、
    前記筆記具本体及び前記キャップの前記端部と、前記消去部材とは、前記消去部材が前記端部から外れることを阻止するように働く互いに相補的な形状部分をそれぞれ有し、
    前記端部の前記相補的な形状部分は、該筆記具の長手方向を横切る方向で前記端部の表面から凹んだ少なくとも一つの凹部を有し、前記消去部材の前記相補的な形状部分は、前記少なくとも一つの凹部を少なくとも部分的に埋める少なくとも一つの凸部を有し、
    前記筆記具本体の後方の端部及び前記キャップの前方の端部に固定された消去部材は、互いに異なる材料から形成されるとともに、前記キャップの端部からは内側の空間に連通する一つの縦穴が形成されている
    ことを特徴とする筆記具。
  2. 前記少なくとも一つの凹部は、前記長手方向に対して傾斜した仮想平面に形成されている請求項1に記載の筆記具。
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