JP5551500B2 - 熱変色性筆記具 - Google Patents

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Description

本発明は、熱変色性筆記具に関する。詳細には、ペン先が軸筒の前端より出没する出没式の熱変色性筆記具に関する。
特許文献1には、軸筒内に筆記体を前後方向に移動可能に収容し、軸筒の外面に操作部を設け、前記操作部を操作することにより前記筆記体のペン先を軸筒の前端孔から出没可能に構成し、前記筆記体の内部に熱変色性インキを収容し、前記筆記体の前端に前記熱変色性インキが吐出可能なペン先を設け、前記軸筒の前端部外面に、前記熱変色性インキの筆跡を摩擦しその際に生じる摩擦熱で該筆跡を熱変色可能な軟質材料よりなる摩擦部を設けた熱変色性筆記具が開示されている。
国際公開第2008/105227号パンフレット
前記従来の熱変色性筆記具は、摩擦部の使用によって摩擦部が摩耗すると、摩擦操作時に軸筒の前端が被筆記面(例えば紙面)に接触し、摩擦部による適正な摩擦操作が阻害され、熱変色性筆跡を確実に熱変色性させることができないおそれがある。
本発明は、前記従来の不具合を解決するものであって、摩擦部が摩耗しても新しい摩擦部に交換でき、摩擦部の適正な摩擦性能を維持できる熱変色性筆記具を提供しようとするものである。
尚、本発明で、「前」とは、ペン先側を指し、「後」とは、その反対側を指す。尚、本発明で、「ペン先没入状態」とは、ペン先が軸筒内に没入した状態をいい、「ペン先突出状態」とは、ペン先が軸筒の前端より外部に突出した状態をいう。
[1]本願の第1の発明は、筆記体5の内部に熱変色性インキを収容し、前記筆記体5の前端に前記熱変色性インキが吐出可能なペン先51を設け、前記筆記体5を軸筒2の内部に前後方向に移動可能に収容し、前記軸筒2の前端部に、前記筆記体5のペン先51が出没可能な前端孔3を形成し、前記軸筒2の前端部外面に、前記熱変色性インキの筆跡を摩擦しその際に生じる摩擦熱で前記熱変色性インキの筆跡を熱変色可能な摩擦部4を設けた熱変色性筆記具であって、前記摩擦部4のみを前記軸筒2の前端部に着脱自在に設け、前記摩擦部4の外面に、指や工具を係合させて前記摩擦部4を取り外すことが可能な取り外し用係合部41を形成し、前記摩擦部4を取り外す際、前端孔3を備えた軸筒2の前端部は取り外されないことを要件とする。
前記第1の発明の熱変色性筆記具1は、摩擦部4を軸筒2の前端部に着脱自在に設けたことにより、摩擦部4が摩耗しても新しい摩擦部4に交換でき、摩擦部4の適正な摩擦性能を維持できる。
前記第1の発明の熱変色性筆記具1は、摩擦部4のみを軸筒2の前端部に着脱自在に設け、摩擦部4の外面に取り外し用係合部41を形成したことにより、摩擦部4を軸筒2の前端部外面から取り外す際(即ち摩擦部4を交換する際)、摩擦部4の外面の取り外し用係合部41に指や工具等を係合させることにより、摩擦部4を軸筒2の前端部外面から容易に取り外すことができる。また、前記第1の発明の熱変色性筆記具1は、摩擦部4のみを軸筒2の前端部に着脱自在に設けたことにより、摩擦部4を取り外す際、前端孔3を備えた軸筒2の前端部は取り外されないため、軸筒2内部の筆記体5が外部に脱落するおそれがない。尚、前記取り外し用係合部41は、例えば、突起、溝、孔等が挙げられる。
[2]本願の第2の発明は、前記第1の発明の熱変色性筆記具1において、前記軸筒2の前端部を先細状に形成し、前記軸筒2の前端部を硬質材料から形成し、前記軸筒2の前端部外面に軟質材料からなる摩擦部4を設け、前記摩擦部4の前端を前記軸筒2の前端よりも前方に位置させたことを要件とする。
前記第2の発明の熱変色性筆記具1は、軸筒2の前端部を先細状に形成し、軸筒2の前端部を硬質材料から形成し、軸筒2の前端部外面に軟質材料からなる摩擦部4を設け、摩擦部4の前端を軸筒2の前端よりも前方に位置させたことにより、摩擦部4が摩耗しても、軸筒2の前端が被筆記面に接触することを十分に回避でき、摩擦部4による適正な摩擦性能が維持される。また、第2の発明の熱変色性筆記具1は、摩擦部4の前端を軸筒2の前端よりも前方に位置させるため、摩擦部4の使用により摩擦部4が前端孔3側に変形して、ペン先51の円滑な出没作動を阻害するおそれがあるが、摩擦部4を着脱自在(交換可能)にしたことにより、ペン先51の円滑な出没作動が維持される。
・摩擦部
尚、本発明で、前記摩擦部4を構成する軟質材料とは、弾性を有する樹脂(ゴム、エラストマー)が挙げられ、例えば、シリコーン樹脂、SBS樹脂(スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)、SEBS樹脂(スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)、フッ素系樹脂、クロロプレン樹脂、ニトリル樹脂、ポリエステル系樹脂、エチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)等が挙げられる。前記摩擦部4を構成する軟質材料は、高摩耗性の弾性材料(例えば、消しゴム等)からなるものよりも、紙面等との摩擦で摩耗屑が殆ど生じない低摩耗性の弾性材料からなるものが有効である。
・軸筒
前記軸筒2を構成する硬質材料は、合成樹脂(例えば、ポリカーボネイト、ポリプロプレン、ポリアセタール、ポリエチレンテレフタレート、ABS樹脂等)または金属等が挙げられる。
・ペン先
尚、本発明で、前記ペン先51は、例えば、ボールペンチップ、繊維束の樹脂加工体、繊維束の熱融着加工体、フェルト加工体、パイプ状ペン体、先端にスリットを有する万年筆型板状ペン体、毛筆ペン体、合成樹脂の多孔質気泡体、軸方向のインキ誘導路を有する合成樹脂の押出成形体等が挙げられる。前記ペン先51がボールペンチップの場合、ペン先没入状態のペン先乾燥防止機構として、ペン先ボールを前方に付勢し、チップ前端の内向きのカシメ部(前端縁部)内面にボールを圧接させる構成が有効である。前記ペン先51が、ボールペンチップ以外の構成の場合、ペン先没入状態のペン先乾燥防止機構として、軸筒2の前端孔3を閉鎖し軸筒2内に没入状態のペン先51を密封する構成が有効である。
・熱変色性インキ
尚、本発明で、前記熱変色性インキは、可逆熱変色性インキが好ましい。前記可逆熱変色性インキは、発色状態から加熱により消色する加熱消色型、発色状態又は消色状態を互変的に特定温度域で記憶保持する色彩記憶保持型、又は、消色状態から加熱により発色し、発色状態からの冷却により消色状態に復する加熱発色型等、種々のタイプを単独又は併用して構成することができる。
また、前記可逆熱変色性インキに含有される可逆熱変色性マイクロカプセル顔料は、従来より公知の(イ)電子供与性呈色性有機化合物、(ロ)電子受容性化合物、及び(ハ)前記両者の呈色反応の生起温度を決める反応媒体、の必須三成分を少なくとも含む可逆熱変色性組成物をマイクロカプセル中に内包させたものが有効である。
本発明では、前記可逆熱変色性インキは、温度変化による着色濃度の変化をプロットした曲線の形状が、温度を変色温度域より低温側から上昇させていく場合と逆に変色温度域より高温側から下降させていく場合とで異なる経路を辿って変色し、完全発色温度以下の低温域での発色状態、又は完全消色温度以上の高温域での消色状態が、特定温度域(実質的二相保持温度域)〕で記憶保持できる色彩記憶保持型熱変色性インキが適用されることが好ましい。
前記実質的二相保持温度域は、目的に応じて設定できるが、本発明では、前記高温側変色点(完全消色温度)を、25℃〜95℃(好ましくは、36℃〜90℃)の範囲に設定し、前記低温側変色点(完全発色温度)を、−30℃〜+20℃(好ましくは、−30℃〜+10℃)の範囲に設定することが有効である。それにより、常態(日常の生活温度域)で呈する色彩の保持を有効に機能させることができると共に、可逆熱変色性インキによる筆跡を摩擦部4による摩擦熱で容易に変色することができる。
本発明は、摩擦部が摩耗しても新しい摩擦部と交換でき、摩擦部の適正な摩擦性能を維持することができる。
本発明の第1の実施の形態のペン先没入状態を示す縦断面図である(二点鎖線はペン先突出状態を示す)。 図1において摩擦部を軸筒の前端部から取り外した状態を示す縦断面図である。 本発明の第2の実施の形態のペン先没入状態を示す縦断面図である(二点鎖線はペン先突出状態を示す)。 図3において摩擦部を軸筒の前端部から取り外した状態を示す縦断面図である。 本発明の第3の実施の形態のペン先没入状態を示す縦断面図である(二点鎖線はペン先突出状態を示す)。 図5において摩擦部を軸筒の前端部から取り外した状態を示す縦断面図である。
<第1の実施の形態>
本発明の第1の実施の形態を図1及び図2に示す。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、軸筒2と、該軸筒2内に収容される筆記体5と、該筆記体5のペン先51を軸筒2の前端孔3より出没自在にさせる出没機構とを備える。
・軸筒
前記軸筒2は、前軸21と該前軸21の後端に着脱自在に螺着される後軸22とからなる。そのため、前記軸筒2内から前記筆記体5を取り出して交換することが可能である。前記軸筒2の後部外面(後軸22の外面)には、ポケット等に挟持可能なクリップ8が突設される。また、前記軸筒2内には、筆記体5を常時後方に付勢する弾発体6(具体的には圧縮コイルスプリング)が収容される。
・前軸
前記前軸21は、先細円筒状の硬質材料からなる。即ち、前記軸筒2の前端部が硬質材料から形成される。前記硬質材料は、合成樹脂(例えば、ポリカーボネイト、ポリプロプレン、ポリアセタール、ポリエチレンテレフタレート、ABS樹脂等)または金属等が挙げられる。
前記前軸21の前端部には前端孔3が前後方向に貫設される。前記前端孔3を通して、軸筒2内に収容した筆記体5のペン先51が出没可能(即ち外部に突出可能且つ軸筒2内に没入可能)となる。前記前軸21の後端開口部外面には、オネジ部が一体に形成される。また、前記前軸21の内壁には、前記弾発体6の前端が係止する係止壁部が形成される。前記前軸21の中間部外面には、弾性材料からなる把持部21bが設けられる。
・摩擦部
前記前軸21の前端部外面には、軟質材料からなる筒状の摩擦部4が着脱自在に設けられる。具体的には、前記摩擦部4の内面に係合凹部42を設け、前記軸筒2の前端部外面に係合凸部21bを設け、前記係合凹部42と前記係合凸部21bとを係脱自在に係合させてなる。
また、前記摩擦部4の後端部外面には突起からなる取り外し用係合部41が形成される。前記取り外し用係合部41に指や工具を係合させることによって、摩擦部4を容易に取り外すことができる。
また、摩擦部4の前端開口部の内径は、軸筒2の前端孔3の内径より大きく設定されるか、または軸筒2の前端孔3の内径と等しく設定される。それにより、ペン先51が前端孔3を円滑に摺動し、ペン先51の円滑な出没作動が維持される。
前記摩擦部4を構成する軟質材料は、弾性を有する樹脂(ゴム、エラストマー)が挙げられ、例えば、シリコーン樹脂、SBS樹脂(スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)、SEBS樹脂(スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)、フッ素系樹脂、クロロプレン樹脂、ニトリル樹脂、ポリエステル系樹脂、エチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)等が挙げられる。前記摩擦部4を構成する軟質材料は、高摩耗性の弾性材料(例えば、消しゴム等)からなるものよりも、紙面等との摩擦で摩耗屑が殆ど生じない低摩耗性の弾性材料からなるものが有効である。
前記摩擦部4の前端は、前記軸筒2の前端(即ち前軸21の前端)よりも前方に位置される。それにより、摩擦部4が摩耗したり、被筆記面に対して軸筒2を略垂直にしたりしても、摩擦部4による適正な摩擦操作が可能となり、熱変色性の筆跡を確実に熱変色させることができる。
・後軸
前記後軸22は、硬質材料(例えば、ポリカーボネイト、ポリプロプレン、ポリアセタール、ポリエチレンテレフタレート、ABS樹脂等の合成樹脂または金属等)からなる円筒体である。前記後軸22の前端開口部には、前記前軸21のオネジ部と螺合可能なメネジ部が一体に形成される。
・出没機構
前記軸筒2には、ペン先51を前端孔3より出没させる出没機構が内蔵されている。本実施の形態の出没機構は、前記操作部7を軸筒2の後端部に設け、前記操作部7を後方付勢に抗して前方に押圧操作することにより、ペン先没入状態からペン先突出状態にする構成(いわゆる後端ノック式)が好ましい。さらに、本実施の形態では、前記後端ノック式の出没機構は、操作部7を前方に押圧することにより、ペン先突出状態からペン先没入状態にすることができるダブルノック式が好ましい。
尚、本実施の形態の出没機構は、これ以外にも、前記操作部を軸筒2側壁より径方向外方に突出させ、前記操作部を後方付勢に抗して前方に押圧操作することにより、ペン先没入状態からペン先突出状態にする構成(いわゆるサイドスライド式)、前記操作部を軸筒2側壁より径方向外方に突出させ、前記操作部を径方向内方に押圧操作することにより、ペン先没入状態からペン先突出状態にする構成(いわゆるサイドノック式)、または、軸筒2の後部に設けた操作部を軸筒2の前部に対して回転させることによりペン先51を出没させる構成(いわゆる回転式)等を採用することができる。
・筆記体
前記筆記体5は、ペン先51と、前記ペン先51を前端に備え且つ内部に熱変色性インキを収容するインキ収容部とからなる。前記ペン先51より前記熱変色性インキが吐出される。
前記ペン先51は、前端に回転可能に抱持されたボールを備えるボールペンチップからなる。前記ペン先51の内部には、前端のボールを前方に押圧する弾発体が収容される。前記弾発体は、圧縮コイルスプリングの前端部にロッド部を備えた構成であり、前記ロッド部の前端がボール後面に接触している。非筆記時、前記弾発体の前方付勢によりボールがボールペンチップ前端の内向きのカシメ部内面に密接され、ペン先51の前端からのインキの漏出及びインキの蒸発を防止できる。
前記インキ収容部は、ペン先51を保持するペン先ホルダーと、前記ペン先ホルダーが前端に固着されるインキ収容管とからなる。前記インキ収容部内には、熱変色性インキと、該インキの後端に配置され、インキの消費に伴い前進し且つインキの後退(即ち逆流)を防止する追従体とが収容される。
・筆記時
本実施の形態の熱変色性筆記具1を片手に持ち、操作部7を前方に押圧操作することによって、迅速にペン先没入状態からペン先突出状態にすることできる。この突出状態のペン先51で、紙面等の被筆記面に筆記することにより、熱変色性インキによる筆跡を被筆記面に形成することができる。
・摩擦変色時
筆記後、前記熱変色性筆記具1を片手に持った状態で、熱変色性筆記具1を大きく持ち替えること無く、操作部7を前方に押圧操作することによって、迅速にペン先突出状態からペン先没入状態にすることができる。前記ペン先没入状態において、摩擦部4を用いて、被筆記面に形成された前記熱変色性インキによる筆跡を摩擦し、その際に生じる摩擦熱で前記筆跡を熱変色させることができる。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、前記摩擦部4を前記軸筒2の前端部に着脱自在に設けたことにより、摩擦部4が摩耗しても新しい摩擦部4と交換でき、摩擦部4の適正な摩擦性能を維持できる。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、前記軸筒2の前端部を先細状に形成し、前記軸筒2の前端部を硬質材料から形成し、前記軸筒2の前端部外面に軟質材料からなる摩擦部4を設け、前記摩擦部4の前端を前記軸筒2の前端よりも前方に位置させたことにより、摩擦部4が摩耗したり、被筆記面に対して軸筒2を略垂直にしたりしても、摩擦部4による適正な摩擦性能が維持される。また、本実施の形態の熱変色性筆記具1は、摩擦部4の前端を軸筒2の前端よりも前方に位置させるため、摩擦部4の使用により摩擦部4が前端孔3の前方に変形して、ペン先51の円滑な出没作動を阻害するおそれがあるが、摩擦部4を着脱自在(交換可能)にしたことにより、ペン先51の円滑な出没作動が維持される。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、前記摩擦部4のみを前記軸筒2の前端部に着脱自在に設け、前記摩擦部4の外面に取り外し用係合部41を形成したことにより、摩擦部4を軸筒2の前端部外面から取り外す際(即ち摩擦部4を交換する際)、摩擦部4の外面に取り外し用係合部41に指や工具等を係合させることにより、摩擦部4を軸筒2の前端部外面から容易に取り外すことができる。また、本実施の形態の熱変色性筆記具1は、前記摩擦部4のみを前記軸筒2の前端部に着脱自在に設けたことにより、摩擦部4を取り外す際、前端孔3を備えた軸筒2の前端部は取り外されないため、軸筒2内部の筆記体5が外部に脱落するおそれがない。
<第2の実施の形態>
本発明の第2の実施の形態を図3及び図4に示す。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、軸筒2と、該軸筒2内に収容される筆記体5と、該筆記体5のペン先51を軸筒2の前端孔3より出没自在にさせる出没機構とを備える。
・軸筒
前記軸筒2は、前軸21と該前軸21の後端に着脱自在に螺着される後軸22とからなる。そのため、前記軸筒2内から前記筆記体5を取り出して交換することが可能である。前記軸筒2の後部外面(後軸22の外面)には、ポケット等に挟持可能なクリップ8が突設される。また、前記軸筒2内には、筆記体5を常時後方に付勢する弾発体6(具体的には圧縮コイルスプリング)が収容される。
・前軸
前記前軸21は、先細円筒状の硬質材料からなる。即ち、前記軸筒2の前端部が硬質材料から形成される。前記硬質材料は、合成樹脂(例えば、ポリカーボネイト、ポリプロプレン、ポリアセタール、ポリエチレンテレフタレート、ABS樹脂等)または金属等が挙げられる。
前記前軸21の前端部には前端孔3が前後方向に貫設される。前記前端孔3を通して、軸筒2内に収容した筆記体5のペン先51が出没可能(即ち外部に突出可能且つ軸筒22内に没入可能)となる。前記前軸21の後端開口部外面には、オネジ部が一体に形成される。また、前記前軸21の内壁には、前記弾発体6の前端が係止する係止壁部が形成される。
・摩擦部
前記前軸21の前端部外面には、軟質材料からなる摩擦部4が、嵌合、螺合、または2色成形により設けられる。前記前軸21の前端部外面に軟質材料よりなる摩擦部4を設けたことにより、硬質材料からなる前軸21を後軸22から着脱させることによって、摩擦部4を軸筒2の前端部から着脱させることができ、摩擦部4の着脱が容易となる。
摩擦部4の前端開口部の内径は、軸筒2の前端孔3の内径より大きく設定されるか、または軸筒2の前端孔3の内径と等しく設定される。それにより、ペン先51が前端孔3を円滑に摺動し、ペン先51の円滑な出没作動が維持される。
前記摩擦部4を構成する軟質材料は、弾性を有する樹脂(ゴム、エラストマー)が挙げられ、例えば、シリコーン樹脂、SBS樹脂(スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)、SEBS樹脂(スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)、フッ素系樹脂、クロロプレン樹脂、ニトリル樹脂、ポリエステル系樹脂、エチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)等が挙げられる。前記摩擦部4を構成する軟質材料は、高摩耗性の弾性材料(例えば、消しゴム等)からなるものよりも、紙面等との摩擦で摩耗屑が殆ど生じない低摩耗性の弾性材料からなるものが有効である。
前記摩擦部4の前端は、前記軸筒2の前端(即ち前軸21の前端)よりも前方に位置される。それにより、摩擦部4が摩耗したり、被筆記面に対して軸筒2を略垂直にしたりしても、摩擦部4による適正な摩擦操作が可能となり、熱変色性の筆跡を確実に熱変色させることができる。
・後軸
前記後軸22は、硬質材料(例えば、ポリカーボネイト、ポリプロプレン、ポリアセタール、ポリエチレンテレフタレート、ABS樹脂等の合成樹脂または金属等)からなる円筒体である。前記後軸22の前端開口部には、前記前軸21のオネジ部と螺合可能なメネジ部が一体に形成される。前記後軸22の前部外面には、弾性材料よりなる把持部22aが設けられる。
・出没機構
前記軸筒2には、ペン先51を前端孔3より出没させる出没機構が内蔵されている。本実施の形態の出没機構は、前記操作部7を軸筒2の後端部に設け、前記操作部7を後方付勢に抗して前方に押圧操作することにより、ペン先没入状態からペン先突出状態にする構成(いわゆる後端ノック式)が好ましい。さらに、本実施の形態では、前記後端ノック式の出没機構は、操作部7を前方に押圧することにより、ペン先突出状態からペン先没入状態にすることができるダブルノック式が好ましい。
尚、本実施の形態の出没機構は、これ以外にも、前記操作部を軸筒2側壁より径方向外方に突出させ、前記操作部を後方付勢に抗して前方に押圧操作することにより、ペン先没入状態からペン先突出状態にする構成(いわゆるサイドスライド式)、前記操作部を軸筒2側壁より径方向外方に突出させ、前記操作部を径方向内方に押圧操作することにより、ペン先没入状態からペン先突出状態にする構成(いわゆるサイドノック式)、または、軸筒2の後部に設けた操作部を軸筒2の前部に対して回転させることによりペン先51を出没させる構成(いわゆる回転式)等を採用することができる。
・筆記体
前記筆記体5は、ペン先51と、前記ペン先51を前端に備え且つ内部に熱変色性インキを収容するインキ収容部とからなる。前記ペン先51より前記熱変色性インキが吐出される。
前記ペン先51は、前端に回転可能に抱持されたボールを備えるボールペンチップからなる。前記ペン先51の内部には、前端のボールを前方に押圧する弾発体が収容される。前記弾発体は、圧縮コイルスプリングの前端部にロッド部を備えた構成であり、前記ロッド部の前端がボール後面に接触している。非筆記時、前記弾発体の前方付勢によりボールがボールペンチップ前端の内向きのカシメ部内面に密接され、ペン先51の前端からのインキの漏出及びインキの蒸発を防止できる。
前記インキ収容部は、ペン先51を保持するペン先ホルダーと、前記ペン先ホルダーが前端に固着されるインキ収容管とからなる。前記インキ収容部内には、熱変色性インキと、該インキの後端に配置され、インキの消費に伴い前進し且つインキの後退(即ち逆流)を防止する追従体とが収容される。
・筆記時
本実施の形態の熱変色性筆記具1を片手に持ち、操作部7を前方に押圧操作することによって、迅速にペン先没入状態からペン先突出状態にすることできる。この突出状態のペン先51で、紙面等の被筆記面に筆記することにより、熱変色性インキによる筆跡を被筆記面に形成することができる。
・摩擦変色時
筆記後、前記熱変色性筆記具1を片手に持った状態で、熱変色性筆記具1を大きく持ち替えること無く、操作部7を前方に押圧操作することによって、迅速にペン先突出状態からペン先没入状態にすることができる。前記ペン先没入状態において、摩擦部4を用いて、被筆記面に形成された前記熱変色性インキによる筆跡を摩擦し、その際に生じる摩擦熱で前記筆跡を熱変色させることができる。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、前記摩擦部4を前記軸筒2の前端部に着脱自在に設けたことにより、摩擦部4が摩耗しても新しい摩擦部4と交換でき、摩擦部4の適正な摩擦性能を維持できる。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、前記軸筒2の前端部を先細状に形成し、前記軸筒2の前端部を硬質材料から形成し、前記軸筒2の前端部外面に軟質材料からなる摩擦部4を設け、前記摩擦部4の前端を前記軸筒2の前端よりも前方に位置させたことにより、摩擦部4が摩耗したり、被筆記面に対して軸筒2を略垂直にしたりしても、摩擦部4による適正な摩擦性能が維持される。また、本実施の形態の熱変色性筆記具1は、摩擦部4の前端を軸筒2の前端よりも前方に位置させるため、摩擦部4の使用により摩擦部4が前端孔3の前方に変形して、ペン先51の円滑な出没作動を阻害するおそれがあるが、摩擦部4を着脱自在(交換可能)にしたことにより、ペン先51の円滑な出没作動が維持される。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、前記軸筒2が、硬質材料からなる先細状の前軸21と、該前軸21の後端部に着脱自在の後軸22とからなり、前記前軸21の前端部に前端孔3を設け、前記前軸21の前端部外面に軟質材料よりなる摩擦部4を設けたことにより、硬質材料からなる前軸21を後軸22から着脱させることによって、摩擦部4を軸筒2の前端部から着脱させることができ、摩擦部4の着脱が容易となる。
<第3の実施の形態>
本発明の第3の実施の形態を図5及び図6に示す。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、軸筒2と、該軸筒2内に収容される筆記体5と、該筆記体5のペン先51を軸筒2の前端孔3より出没自在にさせる出没機構とを備える。
・軸筒
前記軸筒2は、前軸21と該前軸21の後端に着脱自在に螺着される後軸22とからなる。そのため、前記軸筒2内から前記筆記体5を取り出して交換することが可能である。前記軸筒2の後部外面(後軸22の外面)には、ポケット等に挟持可能なクリップ8が突設される。また、前記軸筒2内には、筆記体5を常時後方に付勢する弾発体6(具体的には圧縮コイルスプリング)が収容される。
・前軸
前記前軸21は、先細円筒状の硬質材料からなる。即ち、前記軸筒2の前端部が硬質材料から形成される。前記前軸21の中間部外面には、弾性材料よりなる把持部21aが設けられる。前記硬質材料は、合成樹脂(例えば、ポリカーボネイト、ポリプロプレン、ポリアセタール、ポリエチレンテレフタレート、ABS樹脂等)または金属等が挙げられる。
前記前軸21の前端部には前端孔3が前後方向に貫設される。前記前端孔3を通して、軸筒2内に収容した筆記体5のペン先51が出没可能(即ち外部に突出可能且つ軸筒22内に没入可能)となる。前記前軸21の後端開口部外面には、オネジ部が一体に形成される。また、前記前軸21の内壁には、前記弾発体6の前端が係止する係止壁部が形成される。
・摩擦部
前記前軸21の前端部外面には、軟質材料からなる摩擦部4が、嵌合、螺合、または2色成形により設けられる。前記前軸21の前端部外面に軟質材料よりなる摩擦部4を設けたことにより、硬質材料からなる前軸21を後軸22から着脱させることによって、摩擦部4を軸筒2の前端部から着脱させることができ、摩擦部4の着脱が容易となる。また、前軸21の中間部外面に弾性材料からなる把持部21aを設けたことによって、弾性材料からなる把持部21aを安定して把持でき、前軸21の着脱が容易となる。
摩擦部4の前端開口部の内径は、軸筒2の前端孔3の内径より大きく設定されるか、または軸筒2の前端孔3の内径と等しく設定される。それにより、ペン先51が前端孔3を円滑に摺動し、ペン先51の円滑な出没作動が維持される。
前記摩擦部4を構成する軟質材料は、弾性を有する樹脂(ゴム、エラストマー)が挙げられ、例えば、シリコーン樹脂、SBS樹脂(スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)、SEBS樹脂(スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)、フッ素系樹脂、クロロプレン樹脂、ニトリル樹脂、ポリエステル系樹脂、エチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)等が挙げられる。前記摩擦部4を構成する軟質材料は、高摩耗性の弾性材料(例えば、消しゴム等)からなるものよりも、紙面等との摩擦で摩耗屑が殆ど生じない低摩耗性の弾性材料からなるものが有効である。
前記摩擦部4の前端は、前記軸筒2の前端(即ち前軸21の前端)よりも前方に位置される。それにより、摩擦部4が摩耗したり、被筆記面に対して軸筒2を略垂直にしたりしても、摩擦部4による適正な摩擦操作が可能となり、熱変色性の筆跡を確実に熱変色させることができる。
・後軸
前記後軸22は、硬質材料(例えば、ポリカーボネイト、ポリプロプレン、ポリアセタール、ポリエチレンテレフタレート、ABS樹脂等の合成樹脂または金属等)からなる円筒体である。前記後軸22の前端開口部には、前記前軸21のオネジ部と螺合可能なメネジ部が一体に形成される。
・出没機構
前記軸筒2には、ペン先51を前端孔3より出没させる出没機構が内蔵されている。本実施の形態の出没機構は、前記操作部7を軸筒2の後端部に設け、前記操作部7を後方付勢に抗して前方に押圧操作することにより、ペン先没入状態からペン先突出状態にする構成(いわゆる後端ノック式)が好ましい。さらに、本実施の形態では、前記後端ノック式の出没機構は、操作部7を前方に押圧することにより、ペン先突出状態からペン先没入状態にすることができるダブルノック式が好ましい。
尚、本実施の形態の出没機構は、これ以外にも、前記操作部7を軸筒2側壁より径方向外方に突出させ、前記操作部7を後方付勢に抗して前方に押圧操作することにより、ペン先没入状態からペン先突出状態にする構成(いわゆるサイドスライド式)、前記操作部7を軸筒2側壁より径方向外方に突出させ、前記操作部7を径方向内方に押圧操作することにより、ペン先没入状態からペン先突出状態にする構成(いわゆるサイドノック式)、または、軸筒2の後部に設けた操作部7を軸筒2の前部に対して回転させることによりペン先51を出没させる構成(いわゆる回転式)等を採用することができる。
・筆記体
前記筆記体5は、ペン先51と、前記ペン先51を前端に備え且つ内部に熱変色性インキを収容するインキ収容部とからなる。前記ペン先51より前記熱変色性インキが吐出される。
前記ペン先51は、前端に回転可能に抱持されたボールを備えるボールペンチップからなる。前記ペン先51の内部には、前端のボールを前方に押圧する弾発体が収容される。前記弾発体は、圧縮コイルスプリングの前端部にロッド部を備えた構成であり、前記ロッド部の前端がボール後面に接触している。非筆記時、前記弾発体の前方付勢によりボールがボールペンチップ前端の内向きのカシメ部内面に密接され、ペン先51の前端からのインキの漏出及びインキの蒸発を防止できる。
前記インキ収容部は、ペン先51を保持するペン先ホルダーと、前記ペン先ホルダーが前端に固着されるインキ収容管とからなる。前記インキ収容部内には、熱変色性インキと、該インキの後端に配置され、インキの消費に伴い前進し且つインキの後退(即ち逆流)を防止する追従体とが収容される。
・筆記時
本実施の形態の熱変色性筆記具1を片手に持ち、操作部7を前方に押圧操作することによって、迅速にペン先没入状態からペン先突出状態にすることできる。この突出状態のペン先51で、紙面等の被筆記面に筆記することにより、熱変色性インキによる筆跡を被筆記面に形成することができる。
・摩擦変色時
筆記後、前記熱変色性筆記具1を片手に持った状態で、熱変色性筆記具1を大きく持ち替えること無く、操作部7を前方に押圧操作することによって、迅速にペン先突出状態からペン先没入状態にすることができる。前記ペン先没入状態において、摩擦部4を用いて、被筆記面に形成された前記熱変色性インキによる筆跡を摩擦し、その際に生じる摩擦熱で前記筆跡を熱変色させることができる。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、前記摩擦部4を前記軸筒2の前端部に着脱自在に設けたことにより、摩擦部4が摩耗しても新しい摩擦部4と交換でき、摩擦部4の適正な摩擦性能を維持できる。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、前記軸筒2の前端部を先細状に形成し、前記軸筒2の前端部を硬質材料から形成し、前記軸筒2の前端部外面に軟質材料からなる摩擦部4を設け、前記摩擦部4の前端を前記軸筒2の前端よりも前方に位置させたことにより、摩擦部4が摩耗したり、被筆記面に対して軸筒2を略垂直にしたりしても、摩擦部4による適正な摩擦性能が維持される。また、本実施の形態の熱変色性筆記具1は、摩擦部4の前端を軸筒2の前端よりも前方に位置させるため、摩擦部4の使用により摩擦部4が前端孔3の前方に変形して、ペン先51の円滑な出没作動を阻害するおそれがあるが、摩擦部4を着脱自在(交換可能)にしたことにより、ペン先51の円滑な出没作動が維持される。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、前記軸筒2が、硬質材料からなる先細状の前軸21と、該前軸21の後端部に着脱自在の後軸22とからなり、前記前軸21の前端部に前端孔3を設け、前記前軸21の前端部外面に軟質材料よりなる摩擦部4を設けたことにより、硬質材料からなる前軸21を後軸22から着脱させることによって、摩擦部4を軸筒2の前端部から着脱させることができ、摩擦部4の着脱が容易となる。
1 熱変色性筆記具
2 軸筒
21 前軸
21a 把持部
21b 係合凸部
22 後軸
22a 把持部
3 前端孔
4 摩擦部
41 取り外し用係合部
42 係合凹部
5 筆記体
51 ペン先
6 弾発体
7 操作部
8 クリップ

Claims (2)

  1. 筆記体の内部に熱変色性インキを収容し、前記筆記体の前端に前記熱変色性インキが吐出可能なペン先を設け、前記筆記体を軸筒の内部に前後方向に移動可能に収容し、前記軸筒の前端部に、前記筆記体のペン先が出没可能な前端孔を形成し、前記軸筒の前端部外面に、前記熱変色性インキの筆跡を摩擦しその際に生じる摩擦熱で前記熱変色性インキの筆跡を熱変色可能な摩擦部を設けた熱変色性筆記具であって、前記摩擦部のみを前記軸筒の前端部に着脱自在に設け、前記摩擦部の外面に、指や工具を係合させて前記摩擦部を取り外すことが可能な取り外し用係合部を形成し、前記摩擦部を取り外す際、前端孔を備えた軸筒の前端部は取り外されないことを特徴とする熱変色性筆記具。
  2. 前記軸筒の前端部を先細状に形成し、前記軸筒の前端部を硬質材料から形成し、前記軸筒の前端部外面に軟質材料からなる摩擦部を設け、前記摩擦部の前端を前記軸筒の前端よりも前方に位置させた請求項1記載の熱変色性筆記具。
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