JP6817238B2 - スチールボックスパレット - Google Patents

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Description

本発明は、フォーミング材を利用した搬送用梱包箱であるスチールボックスパレットに関するものである。
近年、環境問題の厳しい現状から、搬送用梱包箱を再利用により、繰り返し使用できることが求められている。また、作業効率から組立・解体が容易であることも求められる。
そこで、底板の上に荷物を載せ、荷物の三方を2枚の妻板、および1枚の側板で囲み、さらに天板を載せ、それらを釘などで固定して一方が開放された構造体とし、もう1枚の側板を取り付けて、ベルトをかけて締め付けることによりもう1枚の側板が外れないようにしたものが知られている(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、前記特許文献1記載のものは、木材を利用しているため、耐久性に劣り、繰り返して使用できる回数をあまり多くできない。
また、フォーミング材を利用して、組立が容易で、耐久性に優れ、繰り返し使用できるスチールボックスも提案されている(例えば特許文献2参照)。
特開2007−168896号公報 特開2012−201413号公報
前記特許文献2記載のものは、前記妻面パネル又は側面パネルと天井面パネルとが締結具によって固定されているので、組立作業性に劣る。
本発明は、締結具を用いることなく組み立てることができ、組立作業性に優れるスチールボックスパレットを提供することを目的とする。
請求項1の発明は、1対の側面パネルと、1対の妻面パネルと、天井面パネルと、ベースパレットとを備え、前記各側面パネルは、上下方向に延びる複数の第1フレームと、前後方向に延び前記第1フレームの外側に接合される複数の第2フレームとを有し、前記複数の第1フレームのうち2つが前後縁部に、前記複数の第2フレームのうち2つが上下縁部にそれぞれ位置するように形成され、前記各妻面パネルは、上下方向に延びる複数の第3フレームと、左右方向に延び前記第3フレームの外側に接合される複数の第4フレームとを有し、前記複数の第3フレームのうち2つが左右縁部に、前記複数の第4フレームのうち2つが上下縁部にそれぞれ位置するように形成され、前記天井面パネルは、前後方向に延びる2つの第5フレームと、左右方向に延び前記第5フレームの上側に接合される複数の第6フレームとを有し、前記2つの第5フレームが左右縁部に、前記複数の第6フレームのうち2つが前後縁部にそれぞれ位置するように形成され、前記第1〜第6フレームはそれぞれ、可撓性を有するフォーミング材で形成され、前記側面パネル、前記妻面パネルおよび前記天井面パネルが、下側に位置するベースパレットに対し組み付けられて箱状に組み立てられるスチールボックスパレットであって、前記ベースパレットは、左右の側縁部にそれぞれ配置され上方に開口する第1被係止溝部を有し、前記各側面パネルは、前後縁部となる前記第1フレームが上下方向に延びる第2被係止溝部を、上縁部となる前記第2フレームが前後方向に延びる第3被係止溝部を、下縁部となる前記第2フレームが前記第1被係止溝部にスライド可能に係合する第1係止部をそれぞれ有し、前記各妻面パネルは、前記第2被係止溝部にスライド可能に係合する第2係止部を有し、左右側縁部となるものを除く残りの前記第3フレームのうち少なくとも1つの上端部が、上縁部となる前記第4フレームより上方に突出する係合凸部を形成するものであり、前記天井面パネルは、左右側縁部となる前記第5フレームに左右の前記側面パネルの第3被係止溝部にスライド可能に係合する第3係止部を、前後縁部となる前記第6フレームが、前記係合凸部が嵌まり込む第4被係止溝部をそれぞれ有するものであることを特徴とする。
このようにすれば、側面パネルの第3被係止溝部に天井面パネルの第3係止部をスライド可能に係合させて、天井面パネルを側面パネルに係止させる際に、フォーミング材の有する可撓性により妻面パネルの係合凸部が天井面パネルの第4被係止溝部に嵌まり込み、天井面パネルの前後方向の相対移動を規制するので、天井面パネルを、側面パネルや妻面パネルに、締結具(例えばビス)で固定する必要がなくなる。また、ベースパレットに起立状態に保持されている側面パネルに妻面パネルを係合するので、天井面パネルを取り付ける前であっても、組立状態が安定しており、天井面パネルの取付けなどの組立作業性が向上する。
この場合、請求項2に記載のように、前記第2被係止溝部は、前後縁部となる前記第1フレームを形成するフォーミング材が有する溝部であり、前記第3被係止溝部は、左右縁部となる前記第2フレームを形成するフォーミング材が有する溝部であり、前記第4被係止溝部は、前後縁部となる前記第6フレームを形成するフォーミング材が有する溝部である、ことが望ましい。
このようにすれば、フォーミング材が有する溝部を利用して、被係止溝部を形成することができる。
請求項3に記載のように、前記第2係止部は、左右側縁部となる前記第3フレームを形成するフォーミング材が有する溝部である、ことが望ましい。
このようにすれば、フォーミング材が有する溝部を利用して第2係止部とすることができる。
請求項4に記載のように、前記ベースパレットは、前後に間隔をあけて平行に配置される2つの下側フレームと、前記下側フレームの上側に設けられ前記下側フレームの左端部の間及び右端部の間に掛け渡される2つの上側フレームとを備え、前記上側フレームが、前記第1被係止溝部を有する、ことが望ましい。
このようにすれば、ベースパレットとして必要な剛性を確保して、第1被係止溝部を形成することができる。
請求項5に記載のように、前記ベースパレットは、さらに、前記下側フレームの上側であって前記上側フレームの間に、前記上側フレームと平行に補強フレームが掛け渡されている、ことが望ましい。
このようにすれば、必要な剛性が確保され、フォークリフトのムーバーの利用によりベースパレットが破損するのを防止する上で有利になる。
請求項6に記載のように、前記上側フレームは、略U字形状の本体部の上縁に互いに内方に延びる鍔部が設けられ、前記鍔部の間が開放部分となっており、
前記第1被係止溝部は、前記本体部と外側に位置する前記鍔部とによって形成される凹溝部である、ことが望ましい。
このようにすれば、略U字形状の本体部の上縁に互いに内方に延びる鍔部が設けられ、前記鍔部の間が開放部分となっている形状を利用して、第1被係止溝部を形成することができる。
請求項7に記載のように、前記上側フレームは、フレーム内部であって前記本体部と内側に位置する前記鍔部とによって形成される凹溝部側に、前記第1係止部と前記第1被係止溝部との係合状態を保持する規制部材が設けられている、ことが望ましい。
このようにすれば、第1係止部と前記第1被係止溝部との係合状態を保持することが確実となり、側面パネルの起立状態を安定して維持することができる。
請求項8に記載のように、前記フォーミング材は、メッキ鋼板をロール加工したものである、ことが望ましい。
このようにすれば、メッキ鋼板をロール加工して利用しているので、耐水性に優れ、外観がきれいである。木材を使用する場合に比べて、厚さを薄くすることができる。
本発明は、上記のように構成したから、側面パネルに対し天井面パネルをスライドさせて取り付けた後、フォーミング材の有する可撓性により妻面パネルの係合凸部が天井面パネルの第4被係止溝部に嵌まり込み、天井面パネルの前後方向の相対移動を規制するので、天井面パネルを側面パネルや妻面パネルに対し、締結具(例えばビス)で固定する必要がなくなる。
本発明に係るスチールボックスパレットの一実施の形態を示し、ベースパレット側から見た斜視図である。 ベースパレットを示し、図2(a)は斜視図、図2(b)は上側フレームと規制部材との関係を示す図である。 側面パネルを示し、図3(a)は平面図、図3(b)は正面図、図3(c)は側面図である。 妻面パネルを示し、図4(a)は平面図、図4(b)は正面図、図4(c)は側面図である。 天井面パネルを示し、図5(a)は平面図、図5(b)は正面図、図5(c)は側面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に沿って説明する。
(スチールボックスパレット1)
図1は本発明に係るスチールボックスパレットの一実施の形態を示し、ベースパレット側から見た斜視図である。
本発明に係るスチールボックスパレット1は、図1に示すように、下側に位置するベースパレット2に対し、1対の側面パネル3,3、1対の妻面パネル4.4および天井面パネル5を組み付けて箱状に組み立てられたものである。
つまり、スチールボックスパレット1は、1つのベースパレット2と5枚のパネル3〜5によって形成されることになり、これらは平面視矩形状で、それらでもってスチールボックスパレット1を組立可能になるように互いに対応する大きさを有する。
(ベースパレット2)
図2はベースパレットを示し、図2(a)は斜視図、図2(b)は上側フレームと規制部材との関係を示す図である。
ベースパレット2は、図2(a)に示すように、前後に間隔をあけて平行に2つの下側フレーム11が配置され、2つの下側フレーム11の上側に、下側フレーム11の左端部の間及び右端部の間に2つの上側フレーム12が掛け渡されている。なお、下側フレーム11の間が、フォークリフトのムーバー挿入部とされる。
上側フレーム12が、第1被係止溝部12aを有する。つまり、ベースパレット2は、左右の側縁部に、第1被係止溝部12aがそれぞれ設けられている。
ベースパレット2は、さらに、下側フレーム11,11の上側であって上側フレーム12,12の間に、上側フレーム12,12と平行に補強フレーム13,13が掛け渡されている。
下側フレーム11、上側フレーム12及び補強フレーム13は、C型鋼(型鋼材)からなる。よって、下側フレーム11や上側フレーム12に、前記ムーバーが衝突しても、損傷することが回避される。
上側フレーム12は、開放部分が上向きに設けられる一方、補強フレーム13は、開放部分が下向き設けられている。そして、上側フレーム12は、前記開放部分を通じて開放されるフレーム内部に、第1被係止溝部12aが形成されている。上側フレーム12はC型鋼からなるので、略U字形状の本体部12Aの上縁に互いに内方に延びる鍔部12Bが設けられている。鍔部12Bの間が前記開放部分となっている。
上側フレーム12は、本体部12Aと外側に位置する鍔部12Bとによって形成される凹溝部が、第1被係止溝部12aになっている。この第1被係止溝部12aに、図2(b)に示すように、後述する側面パネル3の第1係止部22bが係合する形状を有し、第1係止部22bが確実に嵌まり込み、外れないようにフレーム内部に規制部材14が設けられている。規制部材14は、第1係止部22bと第1被係止溝部12aとの嵌まり込みを保持するもので、本体部12Aと内側(中央側)に位置する鍔部12Bとによって形成される凹溝部側に設けられている。
(側面パネル3)
図3は側面パネルを示し、図3(a)は平面図、図3(b)は正面図、図3(c)は側面図である。
各側面パネル3は、図3(a)(b)(c)に示すように、上下方向に延びる複数の第1フレーム21と、前後方向Xに延び第1フレーム21の外側に接合される複数の第2フレーム22とを有し、第1フレーム21のうち2つが前後縁部に、複数の第2フレーム22のうち2つが上下縁部にそれぞれ位置するように形成されている。
各側面パネル3は、前後縁部となる第1フレーム21が上下方向に延びる第2被係止溝部21aを、上縁部となる第2フレーム22が前後方向に延びる第3被係止溝部22aを、下縁部となる第2フレーム22が第1係止部22bをそれぞれ有する。
第1及び第2フレーム21,22は、可撓性を有するフォーミング材で、それらを溶接することにより側面パネル3が形成されている。フォーミング材は、メッキ鋼板(たとえば、亜鉛メッキ鋼板)をロール加工したものである。
第2被係止溝部21aは、前後縁部となる第1フレーム21を形成するフォーミング材が有する前後縁の溝部であり、第3被係止溝部22aは、左右縁部となる第2フレーム22を形成するフォーミング材が有する左右縁の溝部である。なお、第2フレーム22の上縁部を形成するフォーミング材が有する上縁の溝部は、第1フレームの21の上端部より上方に突出し、第3被係止溝部22aを形成している。
第1係止部22bは、第2フレーム22を形成するフォーミング材の突部で、上側フレーム12の第1被係止溝部12aに係合する形状を有し、ベースパレット2の第1被係止溝部12aにスライド可能に嵌まり込む(図2(b)参照)。第1フレーム21の下端部は、下縁部を形成する第2フレーム22bの下縁より一部突出しているが、嵌まり込んだ状態で第1係止部22bが鍔部12Bに接触する程度の突出量である。
この嵌まり込み状態が解除されないように規制部材14によって側面パネル3は規制され、係止状態では側面パネル3はベースパレット2に対し起立した状態を維持する。
(妻面パネル4)
図4は妻面パネルを示し、図4(a)は平面図、図4(b)は正面図、図4(c)は側面図である。
各妻面パネル4は、図4(a)(b)(c)に示すように、上下方向Zに延びる複数の第3フレーム31と、左右方向Yに延び第3フレーム31の外側に接合される複数の第4フレーム32とを有し、複数の第3フレーム31のうち2つが左右縁部に、複数の第4フレーム32のうち2つが上下縁部にそれぞれ位置するように形成されている。
第3及び第4フレーム31,32は、可撓性を有するフォーミング材で、それらを溶接することにより妻面パネル4が形成されている。フォーミング材は、メッキ鋼板をロール加工したものである。
妻面パネル4の第3フレーム31は、左右の外縁部が、第2被係止溝部21aにスライド可能に係合する凹溝状の第2係止部31aとなっている(図3(a)参照)。また、第3フレーム31は、左右側縁部となるものを除く残りのうち少なくとも1つの上端部が、上縁部となる第4フレーム32より上方に突出する係合凸部31bを形成するようになっている。
(天井面パネル5)
図5は天井面パネルを示し、図5(a)は平面図、図5(b)は正面図、図5(c)は側面図である。
天井面パネル5は、図5(a)(b)(c)に示すように、前後方向に延びる2つの第5フレーム41と、左右方向に延び第5フレーム41の上側に接合される複数の第6フレーム42とを有し、2つの第5フレーム41が左右縁部に、複数の第6フレーム42のうち2つが前後部にそれぞれ位置するように形成されている。
第5及び第6フレーム41,42は、可撓性を有するフォーミング材で、それらを溶接することにより天井面パネル5が形成されている。フォーミング材は、メッキ鋼板(たとえば、亜鉛メッキ鋼板)をロール加工したものである。
天井面パネル5の左右側縁を形成する第5フレーム41は、左右の側面パネル3の第3被係止溝部22aにスライド可能に係合する第3係止部41a,41aを、前後縁部となる第6フレーム42が、係合凸部31bが嵌まり込む第4被係止溝部42aをそれぞれ有する(図3(c)および図4(b)参照)。この第3係止部41aは、左右側縁部となる第5フレーム41の左右側縁の突部であり、第4被係止溝部42aは、前後縁部となる第6フレーム42を形成するフォーミング材が有する前後縁の溝部である。
さらに、天井面パネル5の四隅には、上側へのスチールボックスパレット1の積み重ねのためのコーナー支持具51が溶接により固定されている。
(スチールボックスパレット1の組み立て)
上記スチールボックスパレット1を組み立てる場合には、まず、左右の側面パネル3,3の第1係止部22b,22bを、それぞれベースパレット2の左右の第1被係止溝部12a,12aをスライドさせて組み付ける。組み付け状態では、左右の側面パネル3,3は、第1係止部22b,22bがベースパレット2の第1被係止溝部12a,12aに嵌まり込み、規制部材14によって嵌まり込み状態が解除されないように側面パネル3は規制され、側面パネル3はベースパレット2に対し直交する方向に起立した状態を維持する。
それから、前後の妻面パネル4,4の第2係止部31a,31aを側面パネル3,3の第2係止溝部21a,21aに係合させ、上側から下側に向かってスライドさせて、組み付ける。側面パネル3は起立した状態を維持しているので、前後の妻面パネル4,4を左右の側面パネル3,3に対し、作業性よく組み付けることができる。
また、左右の側面パネル3,3は起立した状態を維持しているので、前後妻面パネル4,4を組み付けた後は、天井面パネル5を組み付けなくても、側面パネル3,3及び妻面パネル4,4は相互に係合しており、それらの起立した状態は維持される。
それから、天井面パネル5の第3係止部41a,41aを、側面パネル3,3の第3被係止溝部22a,22aに対し前後方向においてスライドさせると、天井面パネル5の第6フレーム42(フォーミング材)が可撓性を有するので、最終的に前後の第6フレーム42,42の第4被係止溝部42a,42aに、妻面パネルの4,4の係止凸部31b,31bをそれぞれ嵌め込むことができ、その嵌まり込んだ状態では天井面パネル5が前後方向に移動しなくなり、外れるおそれがなくなる。よって、ビスなどの締結具による固定は必要なくなる。
また、スチールボックスパレット1の上に別のスチールボックスパレット1を積み重ねると、下側に位置するスチールボックスパレット1の妻面パネル4,4の係合凸部31b,31bと天井面パネル5の第4被係止溝部42a,42aとの嵌まり込みが確実となり、積み重ねの重量により強固に固定される。
このようにして組み立てられるスチールボックスパレット1は、フォークリフトムーバ−の衝突に対する耐性が向上し、積載可能重量を大きくすることができる。
(その他の実施の形態)
本発明は、前記実施の形態に制限されず、次のように変更して実施することも可能である。
(i)前記実施の形態では、ベースパレット2を形成するフレームにC型鋼(型鋼材)を用いているが、これに制限されるものではなく、フォークリフトムーバ−の衝突に対する耐性を有するものであればよく、H型鋼や角パイプなどの他の材料を用いることも可能である。また、補強フレーム13の数や形状は、必要とする強度に応じて変更することができ、例えば平板等を用いることもできるし、省略してなくすこともできる。
(ii)ベースパレット2、側面パネル3、妻面パネル4および天井面パネル5を形成する各フレームの配置は、係止部や被係止溝部を確保でき、必要な剛性が得られる配置であれば、前述した実施の形態に制限されるものではない。例えば、側面パネル3,妻面パネル4及び天井面パネル5を形成するフレームは、パネル3〜5の係合を損なわない範囲で、必要に応じて、周縁部を形成するフレームを除き、フォーミング材以外のものを用いることも可能である。
1 スチールボックスパレット
2 ベースパレット
3 側面パネル
4 妻面パネル
5 天井面パネル
11 下側フレーム
12 上側フレーム
12A 本体フレーム
12B 鍔部
12a 第1被係止溝部
13 補強フレーム
14 規制部材
21 第1フレーム
21a 第2被係止溝部
22 第2フレーム
22a 第3被係止溝部
22b 第1係止部
31 第3フレーム
31a 第2係止部
31b 係合凸部
32 第4フレーム
41 第5フレーム
41a 第3係止部
42 第6フレーム
42a 第4被係止溝部
51 コ−ナ支持具

Claims (8)

  1. 1対の側面パネルと、1対の妻面パネルと、天井面パネルと、ベースパレットとを備え、
    前記各側面パネルは、上下方向に延びる複数の第1フレームと、前後方向に延び前記第1フレームの外側に接合される複数の第2フレームとを有し、前記複数の第1フレームのうち2つが前後縁部に、前記複数の第2フレームのうち2つが上下縁部にそれぞれ位置するように形成され、
    前記各妻面パネルは、上下方向に延びる複数の第3フレームと、左右方向に延び前記第3フレームの外側に接合される複数の第4フレームとを有し、前記複数の第3フレームのうち2つが左右縁部に、前記複数の第4フレームのうち2つが上下縁部にそれぞれ位置するように形成され、
    前記天井面パネルは、前後方向に延びる2つの第5フレームと、左右方向に延び前記第5フレームの上側に接合される複数の第6フレームとを有し、前記2つの第5フレームが左右縁部に、前記複数の第6フレームのうち2つが前後縁部にそれぞれ位置するように形成され、
    前記第1〜第6フレームはそれぞれ、可撓性を有するフォーミング材で形成され、
    前記側面パネル、前記妻面パネルおよび前記天井面パネルが、下側に位置するベースパレットに対し組み付けられて箱状に組み立てられるスチールボックスパレットであって、
    前記ベースパレットは、左右の側縁部にそれぞれ配置され上方に開口する第1被係止溝部を有し、
    前記各側面パネルは、前後縁部となる前記第1フレームが上下方向に延びる第2被係止溝部を、上縁部となる前記第2フレームが前後方向に延びる第3被係止溝部を、下縁部となる前記第2フレームが前記第1被係止溝部にスライド可能に係合する第1係止部をそれぞれ有し、
    前記各妻面パネルは、前記第2被係止溝部にスライド可能に係合する第2係止部を有し、左右側縁部となるものを除く残りの前記第3フレームのうち少なくとも1つの上端部が、上縁部となる前記第4フレームより上方に突出する係合凸部を形成するものであり、
    前記天井面パネルは、左右側縁部となる前記第5フレームに左右の前記側面パネルの第3被係止溝部にスライド可能に係合する第3係止部を、前後縁部となる前記第6フレームが、前記係合凸部が嵌まり込む第4被係止溝部をそれぞれ有するものであることを特徴とするスチールボックスパレット。
  2. 前記第2被係止溝部は、前後縁部となる前記第1フレームを形成するフォーミング材が有する溝部であり、
    前記第3被係止溝部は、左右縁部となる前記第2フレームを形成するフォーミング材が有する溝部であり、
    前記第4被係止溝部は、前後縁部となる前記第6フレームを形成するフォーミング材が有する溝部である、請求項1記載のスチールボックスパレット。
  3. 前記第2係止部は、左右側縁部となる前記第3フレームを形成するフォーミング材が有する溝部である、請求項1または2記載のスチールボックスパレット。
  4. 前記ベースパレットは、前後に間隔をあけて平行に配置される2つの下側フレームと、前記下側フレームの上側に設けられ前記下側フレームの左端部の間及び右端部の間に掛け渡される2つの上側フレームとを備え、
    前記上側フレームが、前記第1被係止溝部を有する、請求項1〜3のいずれか1項に記載のスチールボックスパレット。
  5. 前記ベースパレットは、さらに、前記下側フレームの上側であって前記上側フレームの間に、前記上側フレームと平行に補強フレームが掛け渡されている、請求項4記載の記載のスチールボックスパレット。
  6. 前記上側フレームは、略U字形状の本体部の上縁に互いに内方に延びる鍔部が設けられ、前記鍔部の間が開放部分となっており、
    前記第1被係止溝部は、前記本体部と外側に位置する前記鍔部とによって形成される凹溝部である、請求項4または5記載の記載のスチールボックスパレット。
  7. 前記上側フレームは、フレーム内部であって前記本体部と内側に位置する前記鍔部とによって形成される凹溝部側に、前記第1係止部と前記第1被係止溝部との係合状態を保持する規制部材が設けられている、請求項6記載のスチールボックスパレット。
  8. 前記フォーミング材は、メッキ鋼板をロール加工したものである、請求項1乃至7のいずれか1項に記載のスチールボックスパレット。
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