JP6817117B2 - リリーフ弁機構及びこれを備えた燃料供給ポンプ - Google Patents

リリーフ弁機構及びこれを備えた燃料供給ポンプ Download PDF

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本発明は、リリーフ弁機構及びこれを備えた燃料供給ポンプに関する。
吐出通路の異常高圧燃料を加圧室に戻すリリーフ弁機構をポンプ本体に設置しても加圧室の容積を大きくすることなく、吐出圧力を高圧化した際にも、圧縮効率の高い、つまりエネルギー効率のよい燃料供給ポンプを提供するためにリリーフ弁機構の弁体だけを加圧室側に設置し、ばね機構は吐出通路側に設置できるようにリリーフ弁機構を構成することが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1には、「弁体に取り付けられ、弁座部材の上流側に延びる弁棒、弁座部材の上流側に設けられ、弁棒を介して弁体をシート面に引き付けるばね部材を備える」と記載されている。
また、弁体がシート部に着座したときの衝撃力を緩和するため、シート部が弾性変形を許容する構造になっている状態において、キャビテーション気泡の発生を抑制するため、シート面先端部を曲線形状で形成することが知られている(例えば、特許文献2参照)
この特許文献2には、「弁体と係合して燃料をシールするシート部を有し、シート部は弁体衝突時に弾性変形可能な弾性材料、または肉厚を有し、シート部の内周側のシート面先端部が滑らかな曲線形状である」と記載されている。
特許4415929号公報 特開2015−169080
特許文献1に開示されるような技術では、シート部材の剛性が高い場合、閉弁時に過大な衝突荷重が発生し、弁体と弁棒の取り付け部が破損してしまう可能性がある。また、異常高圧燃料を加圧室に戻す方式を前提としているため加圧室の圧力が高い吐出行程ではリリーフ弁が開くことができず、低圧側に戻す方式に比べて、異常高圧を十分に開放できない可能性がある。これらは、高圧化に向けてリリーフ弁のばねを強化していくと、より顕著となる懸念点である。
また、特許文献2に開示されるような技術では、異常高圧燃料を加圧室に戻す方式を前提とした際、ばねが加圧室内に入ることで加圧室の容積が増大し、特に高圧化した際には十分な圧縮効率を維持できない可能性がある。また、特許文献1の場合と同様に、吐出行程でリリーフ弁が開くことができず、低圧室に戻す方式に比べて、異常高圧を十分に開放できない可能性がある。
本発明の目的は、高圧化時のリリーフ弁戻しばねの強化に対応する信頼性の確保と、ポンプ故障時におけるリリーフ弁の圧損低減を両立する燃料供給ポンプを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明では、弁体が着座するシート部を有するシート部材と、シート部材とは別部材で形成され、弁体の径方向外側面との間に絞り部を形成する絞り部材と、弁体をシート部に向かって付勢するばねと、を備え、前記シート部材と前記絞り部材とは、前記絞り部材の外径が前記シート部材の外径より小さく構成され、前記ばねの配置された側とは反対側から前記絞り部材、前記シート部材の順に並んでボディに対して固定され、前記シート部材と前記絞り部材とが弁体軸方向に隣接して配置される。
本発明によれば、高圧化時のリリーフ弁戻しばねの強化に対応する信頼性の確保と、ポンプ故障時におけるリリーフ弁の圧損低減を両立する燃料供給ポンプを提供することができる。上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明を実施する燃料供給ポンプの上方向から見た水平方向断面図である。 本発明を実施する燃料供給ポンプのリリーフ弁機構の組み立て図である。 本発明を実施する燃料供給ポンプの横方向から見た縦断面図である。 本発明を実施する燃料供給ポンプを含む、燃料供給システムの構成図である。 本発明の第1の実施形態によるリリーフ弁機構の断面図である。 本発明の第1の実施形態によるリリーフ弁機構のシート部材周辺における拡大断面図である。 本発明の参照例によるリリーフ弁機構のシート部材周辺における拡大断面図である。
以下、図面を用いて、本発明の第1〜第2の実施例を実施する燃料供給ポンプおよび燃料供給システムについて説明する。なお、各図において、同一符号は同一部分を示す。
[実施例1]
まず、図4に示す全体構成図を用いてシステムの構成と動作を説明する。破線で囲まれた部分が燃料供給ポンプのポンプボディ1を示し、この破線の中に示されている機構、部品はポンプボディ1に一体に組み込まれていることを示す。なお、本実施例の燃料供給ポンプは吐出圧力がたとえば20MPa以上となるように設定された高圧燃料供給ポンプである。燃料タンク20の燃料はフィードポンプ21によって汲み上げられ、吸入配管28を通してポンプボディ1の吸入ジョイント10aに送られる。その際ポンプボディ1への吸入燃料はプレッシャレギュレータ22にて一定の圧力に調圧される。吸入ジョイント10aを通過した燃料は圧力脈動低減機構9、吸入通路10dを介して容量可変機構を構成する電磁吸入弁30の吸入ポート30aに至る。脈動防止機構9については後で詳しく説明する。
電磁吸入弁30は電磁コイル30bを備え、この電磁コイル30bが通電されている状態では電磁プランジャ30cが図4の右方に移動した状態で、ばね33が圧縮された状態が維持される。電磁プランジャ30cの先端に取り付けられた吸入弁体31が燃料供給ポンプの加圧室11につながる吸入口32を開いている。電磁コイル30bが通電されていない状態で、かつ吸入通路10d(吸入ポート30a)と加圧室11との間の流体差圧が無い時は、このばね33の付勢力により、吸入弁体31は閉弁方向に付勢され吸入口32は閉じられた状態となっている。具体的には以下のように動作する。後述するカムの回転により、プランジャ2が図3、4の下方に変位して吸入行程状態にある時は、加圧室11の容積は増加し加圧室11内の燃料圧力が低下する。この行程で加圧室11内の燃料圧力が吸入通路10d(吸入ポート30a)の圧力よりも低くなると、吸入弁体31には燃料の流体差圧による開弁力(吸入弁体31を図4の右方に変位させる力)が発生する。この流体差圧による開弁力により、吸入弁体31は、ばね33の付勢力に打ち勝って開弁し、吸入口32を開くように設定されている。この状態にて、エンジンコントロールユニット27(以下ECUと称す)からの制御信号が電磁吸入弁30に印加されると電磁吸入弁30の電磁コイル30bには電流が流れる。この場合に磁気付勢力により電磁プランジャ30cが図4の右方に移動し、ばね33が圧縮された状態が維持される。
その結果、吸入弁体31が吸入口32を開いた状態が維持される。電磁吸入弁30に入力電圧の印加状態を維持したまま、プランジャ2が吸入行程を終了し、その後、プランジャ2は上昇運動に転ずる。この場合、プランジャ2が上昇運動(図3、4の上方へ移動する状態)を行うと、電磁コイル30bへの通電状態を維持したままなので磁気付勢力は維持されたままであり、依然として吸入弁体31は開弁したままである。加圧室11の容積は、プランジャ2の上昇運動に伴い減少するが、この状態では、一度加圧室11に吸入された燃料が、再び開弁状態の吸入弁体31を通して吸入通路10d(吸入ポート30a)へと戻される。加圧室11の圧力が上昇することは無い。この行程を戻し行程と称す。
この戻し行程の状態で、ECU27からの制御信号を解除して、電磁コイル30bへの通電を断つと、電磁プランジャ30cに働いている磁気付勢力は一定の時間後(磁気的、機械的遅れ時間後)に消去される。吸入弁体31にはばね33による付勢力が働いているので、電磁プランジャ30cに作用する電磁力が消滅すると吸入弁体31はばね33による付勢力で吸入口32を閉じる。吸入口32が閉じるとこのときから加圧室11の燃料圧力はプランジャ2の上昇運動と共に上昇する。そして、燃料吐出口12の圧力以上になると、吐出弁機構8を介して加圧室11に残っている燃料の高圧吐出が行われ、コモンレール23へと供給される。この行程を吐出行程と称す。
すなわち、プランジャ2の下始点から上始点までの間の上昇運動により上記した戻し行程となり、その後に吐出行程となる。そして、電磁吸入弁30の電磁コイル30bへの通電を解除するタイミングを制御することで、吐出される高圧燃料の量を制御することができる。電磁コイル30bへの通電を解除するタイミングを早くすれば、プランジャ2の上昇運動中の、戻し行程の割合が小さく、吐出行程の割合が大きい。すなわち、吸入通路10d(吸入ポート30a)に戻される燃料が少なく、高圧吐出される燃料は多くなる。一方、入力電圧を解除するタイミングを遅くすれば、プランジャ2の上昇運動中の、戻し行程の割合が大きく、吐出行程の割合が小さい。したがって、吸入通路10dに戻される燃料が多く、高圧吐出される燃料は少なくなる。
電磁コイルへ30bへの通電を解除するタイミングは、ECU27からの指令によって制御される。以上のように構成することで、電磁コイルへ30bへの通電を解除するタイミングを制御することで、高圧吐出される燃料の量を内燃機関が必要とする量に制御することが出来る。また、以上は電磁コイル30bへの通電が切れている場合に閉弁しているノーマルクローズ方式の電磁吸入弁30を用いた場合について、その動作を詳細に説明した。
一方で、通電が切れている場合に開弁しているノーマルオープン方式を用いても、吐出される高圧燃料の量を制御することができる。この場合、電磁コイル30bへ通電するタイミングを早くすれば高圧吐出される燃料が多くなる。詳細な説明は省略するが、本発明はノーマルクローズ方式の電磁吸入弁30を有する燃料供給ポンプであっても、ノーマルオープン方式の電磁吸入弁を有する燃料供給ポンプであっても適用が可能である。
加圧室11の出口には吐出弁機構8が設けられている。吐出弁機構8は吐出弁シート部材8a、吐出弁8b、吐出弁ばね8cを備え、加圧室11と燃料吐出口12に燃料差圧が無い状態では、吐出弁8bは吐出弁ばね8cによる付勢力で吐出弁シート部材8aに圧着され閉弁状態となっている。加圧室11の燃料圧力が、燃料吐出口12の燃料圧力よりも大きくなった時に始めて、吐出弁8bは吐出弁ばね8cに逆らって開弁し、加圧室11内の燃料は燃料吐出口12を経てコモンレール23へと高圧吐出される。かくして、燃料吸入口10aに導かれた燃料はポンプボディ1の加圧室11にてプランジャ2の往復動によって必要な量が高圧に加圧され、燃料吐出口12からコモンレール23に圧送される。コモンレール23には、インジェクタ24、圧力センサ26が装着されている。インジェクタ24は、内燃機関の気筒数に合わせて装着されており、エンジンコントロールユニット(ECU)27の制御信号にてしたがって開閉弁して、燃料を燃焼室内に噴射する。
ポンプボディ1にはさらに、吐出弁8bの下流側の吐出流路(燃料吐出口が形成される流路)と加圧室11とを連通するリリーフ弁通路100Aが吐出流路とは別に吐出弁機構8をバイパスして設けられている。リリーフ弁通路100Aには燃料の流れを吐出流路から加圧室11への一方向のみに制限するリリーフ弁102が設けられている。リリーフ弁102は、押付力を発生するリリーフ弁ばね104によりリリーフ弁シート101に押付けられており、通常運転においては閉弁状態を維持している。
しかし、加圧室11の内部の燃料圧力とリリーフ弁通路100Aの内部の燃料圧力との間の圧力差が規定の圧力以上になるとリリーフ弁102がリリーフ弁シート101から離れ、開弁するようにリリーフ弁ばね104の付勢力が設定される。たとえばインジェクタ24の故障等によりコモンレール23に異常高圧が発生し、リリーフ弁通路100Aと加圧室11の燃料の差圧がリリーフ弁102の開弁圧力以上になると、リリーフ弁102が開弁する。これにより異常高圧となった燃料がコモンレール23、又は吐出弁8bの下流側の吐出流路からリリーフ弁通路100Aを流れ、加圧室11へと戻される。これにより、コモンレール23、吐出弁8bの下流側の吐出流路等の高圧配管部が保護される。
以下に燃料供給ポンプの構成、動作を図1乃至図3を用いてさらに詳しく説明する。図3に示すようにポンプボディ1(ポンプ本体)には中心に加圧室11が形成されている。加圧室11に燃料を供給するための電磁吸入弁30がポンプボディ1の水平方向に形成された吸入弁用穴部に挿入されて固定される。また加圧室11から吐出通路に燃料を吐出するための吐出弁機構8がポンプボディ1の水平方向に形成された吐出弁用穴部に挿入されて固定される。また、プランジャ2の進退運動をガイドするシリンダ6が加圧室11に臨むようにして取り付けられている。シリンダ6は外周がシリンダホルダ7で保持され、シリンダホルダ7の外周に刻設された雄ねじを、ポンプボディ1に螺刻された雌ねじにねじ込むことによってポンプボディ1に固定される。シリンダ6は加圧室内で進退運動するプランジャ2をその進退運動方向に沿って摺動可能に保持する。プランジャ2の下端には、エンジンのカムシャフトに取り付けられたカム5の回転運動を上下運動に変換し、プランジャ2に伝達するタペット3が設けられている。プランジャ2はリテーナ15を介してばね4にてタペット3に圧着されている。これによりカム5の回転運動に伴い、プランジャ2を上下に進退(往復)運動させることができる。また、シリンダホルダ7の内周下端部に保持されたプランジャシール13がシリンダ6の図中下端部においてプランジャ2の外周に摺動可能に接触する状態で設置されており、これによりプランジャ2とシリンダ6との間のブローバイ隙間がシールされ、燃料が外部に漏れることを防止する。同時にエンジンルーム内の摺動部を潤滑する潤滑油(エンジンオイルも含む)がブローバイ隙間を介してポンプボディ1の内部に流入するのを防止する。
図3に示すように、ダンパカバー14には、ポンプ内で発生した圧力脈動が燃料配管28へ波及するのを低減させる圧力脈動低減機構9が設置されている。圧力脈動低減機構9は圧力低減ダンパ9a、遮断機構9bからなる。遮断機構9bは吸入口10aを備えた吸入ジョイント16によりダンパカバー14に固定されている。そして、ダンパカバー14はポンプボディ1に固定され、吸入流路は10a、10b、10c、10dからなり、途中にはポンプ内で発生した圧力脈動の燃料配管28への波及を低減させる圧力脈動低減機構9が存在する。一度、加圧室11に吸入された燃料が、容量制御状態のため再び開弁状態の吸入弁体31を通して吸入通路10d(吸入ポート30a)へと戻される場合、吸入通路10d(吸入ポート30a)へ戻された燃料により吸入通路10には圧力脈動が発生する。しかし、吸入通路10に設けたダンパ室としての吸入通路10cには、波板状の円盤型金属板2枚をその外周で張り合わせ、内部にアルゴンのような不活性ガスを注入した金属ダンパ9aが取り付けられている。吸入通路10cは上側に凹むカップ状のダンパカバー14とポンプボディ1の上面との間に形成される。なお、図3に示すようにポンプボディ1の上面の外周側に環状のくぼみが形成されると良い。上記した圧力脈動はこの金属ダンパ9aが膨張・収縮することで吸収低減される。
9cは金属ダンパ9aをダンパカバー14の内周部に固定するための取り付け金具である。また、吸入ジョイント16の内部には遮断機構9bが設けられている。遮断機構9bを構成する遮断弁シート9b1の外周が吸入ジョイント16の燃料流入側の内周に圧入により固定されている。遮断機構9bを構成する円盤状の遮断弁9b2の一面(上流側面)は遮断弁シート9b1に当接して通路を遮断する。遮断機構9bを構成する弦巻状の遮断弁ばね9b3の一端が遮断弁9b2の他面(下流側面)に当接している。また遮断ばねストッパ9b4の外周は吸入ジョイント16の燃料流入側の内周に圧入により固定される。遮断弁ばね9b3の他端が遮断ばねストッパ9b4の内面に当接して支持されている。
かくして、遮断弁9b2は燃料の流れを、吸入口10aから10b、10c、10dの方向のみに制限するよう遮断弁ばね3にて遮断弁シート9b1に押圧されている。そして、遮断弁9b2をプランジャ軸方向に見てほぼ中心部に小孔9b5が設けられている。戻し行程中、遮断弁9bは閉弁状態になるので、燃料は小孔9b5を通して10aから吸入配管28へ僅かに流れるのみである。戻し行程の大部分は圧力脈動ダンパ9aの容積変化によって吸収される。ここで、小孔9b5は戻し行程中に吸入流路10b、10c、10d(吸入ポート30a)の燃料圧力が上昇してしまうのを抑える。電磁吸入弁30は吸入弁体31が加圧室11の入口側開口11Aを塞ぐようにしてポンプボディ1の筒状ボス部11Bに機密を保って挿入され、ポンプボディ1に固定される。電磁吸入弁30がポンプボディ1に取り付けられた際、吸入ポート30aと吸入通路10dとが接続される。
吐出弁機構8は、吐出弁シート部材8aの軸方向中央に吐出通路8Aが形成される。ポンプボディ1の加圧室11の出口側には筒状開口部11Cが形成される。吐出弁シート部材8aが筒状開口部11Cに圧入される。加圧室11の側の底面部と底面部から吐出流路側に向かって延びるように形成される側面部とで構成される吐出弁8bは底面部の径方向外側の平板面が吐出弁シート8aに当接して閉弁状態となる。吐出弁8bの筒状の側面部の内周側(径方向内側)には弦巻ばねで構成される吐出弁ばね8cが挿入、保持されている。吐出弁ばね8cの一端が筒状の吐出弁ストッパ8dの底面部により保持されており、吐出弁ばね8cの他端により吐出弁8bを吐出弁シート部材8aに向かって付勢する。吐出弁ストッパ8dの筒状の側面部は吐出弁8bの筒状の側面部よりもさらに径方向外側に配置される。
吐出弁シート部材8aに対してカップ型の吐出弁8bと吐出弁ばね8cを配置し、これらの外径側から吐出弁ストッパ8dの側面部が配置されるように構成する。そして、吐出弁ストッパ8dの側面部の内周面が吐出弁シート部材8aの外周面に対し圧入されることでユニット化された吐出弁機構8が構成される。
ユニット化された吐出弁機構8は電磁吸入弁30の側の入口側開口11Aを介して、加圧室11に形成された筒状の吐出開口部11Cの内周面に加圧室11の側から圧入され、この吐出開口部11Cの内部に保持される。吐出弁ストッパ8dは吐出弁ばね8cを受ける底面部とその外周から吐出弁シート部材8aの側に伸びる側面部とを有し、この側面部の内周部が圧入される。吐出弁8bが開弁すると、加圧室11の高圧燃料が吐出弁8bと吐出弁シート部材8aのシート部との間の開口部を介し、さらに吐出弁ストッパ8dの側面部に形成された穴部を介して吐出流路に吐出される。
このとき吐出弁8は吐出弁ストッパ8dの底面部と接触し、ストローク動作が制限される。したがって、吐出弁8bのストローク(リフト量)は吐出弁ストッパ8dによって適切に決定せられる。もし、ストロークが大きすぎると、吐出弁8bの閉じ遅れにより、燃料吐出口12へ高圧吐出された燃料が、再び加圧室11内に逆流してしまうので、燃料供給ポンプとしての効率低下してしまう。また、吐出弁8bが開弁および閉弁運動を繰り返す時に、吐出弁8bがストローク方向にのみ運動するように、吐出弁8bの外周部位を吐出弁ストッパ8dにてガイドしている。以上のように構成することで、吐出弁機構8は燃料の流通方向を制限する逆止弁として作用する。
次に、リリーフ弁機構の動作を詳細に説明する。リリーフ弁機構100は図2に示すように、リリーフ弁シート部材101、リリーフ弁102、リリーフ弁ロッド103、リリーフ弁ばね104、リリーフ弁ばねストッパ105からなる。リリーフ弁シート部材101にリリーフ弁ロッド103を挿入した後、リリーフ弁ロッド103にボール弁で構成されたリリーフ弁102を溶接等で固定する。ついで、リリーフ弁ばね104をリリーフ弁シート部材101の内周側に挿入しリリーフ弁ばねストッパ105をリリーフ弁ロッド103の外周側に挿入する。この状態で、リリーフ弁ばねストッパ105とリリーフ弁ロッド103とを溶接等で固定する。
リリーフ弁ばね104による押付力は、リリーフ弁ばねストッパ105の位置によって規定する。リリーフ弁102の開弁圧力はこのリリーフ弁ばね104による押付力で規定の値に決定する。こうしてユニット化されたリリーフ弁機構100を、図1に示すようにポンプボディ1に設けた筒状貫通口109の内周壁にシート部材圧入部101aで圧入することによって固定する。ついでキャップ121をポンプボディ1の筒状貫通口109の入り口を塞ぐように固定し、燃料が燃料供給ポンプから外部へ漏れるのを防止すると同時に、リリーフ室112を構成する。
このように本実施例ではリリーフ弁102を間にして加圧室11と反対側に位置する燃料吐出口12の側にリリーフ弁ばね103を設ける。リリーフ弁ばね103は一端がリリーフ弁シート部材101と接触し、他端がリリーフ弁ばねストッパ105を加圧室11から燃料吐出口12の側に付勢することでリリーフ弁102がリリーフ弁シート部材101のシート部に着座する。
本実施例によればリリーフ弁102の閉弁状態において、リリーフ弁ばね104が配置されるリリーフ室112を加圧室11から遮断することができるため、加圧室11の容積を小さくすることが可能である。燃料供給ポンプは燃料を数MPaから数十MPaと言う非常な高圧に加圧する必要があるが、加圧室11の燃料圧力は吸入行程においては、たとえば0.4MPa等と低圧になる。リリーフ弁102は通常運転においては閉弁状態を保つ必要があるため、リリーフ弁機構100の開弁圧力は通常運転において生じ得る圧力差以上でなければならない。それ以下にリリーフ弁機構100の開弁圧力が設定されると、燃料供給ポンプにより正常に燃料が加圧される通常運転においても、リリーフ弁102が開弁してしまう。
このリリーフ弁102の誤動作は、燃料供給ポンプとしての吐出量の低下、エネルギー効率の低下を招いてしまう可能性がある。したがって、リリーフ弁102の開弁圧力をこのような非常に高圧に設定するためには、リリーフ弁ばね104による付勢力を大きくする必要が有り、必然的にリリーフ弁ばね104を大型化しなくてはならない。しかし図1とは異なり、リリーフ弁ばね104を加圧室11に常時、連通するリリーフ通路100A内に設けた場合、リリーフ弁ばね104が大型化することは、その分だけ加圧室11の内部の容積あるいは加圧室11に通じる室内の容積が増加することとなる。
燃料供給ポンプはプランジャ2の動きによって加圧室11内の容積を減少させ、燃料を圧縮することで燃料を高圧に加圧・吐出するものである。よって、加圧室11の容積増加はその分だけ多くの燃料を高圧に加圧しなくてはならず、燃料供給ポンプとして圧縮効率の低下ひいてはエネルギー効率の低下を招いてしまう。そうすると内燃機関が必要とするだけの燃料を高圧に加圧することができなくなってしまう可能性がある。
本実施例の燃料供給ポンプでは、吐出弁8bより下流側の吐出流路と加圧室11とを連通するリリーフ流路100Aを吐出流路から吐出流路の軸方向(図1の右方向)とは異なる方向に設けている。そして、リリーフ流路100Aに燃料の流れを吐出流路から加圧室11への一方向のみに制限するリリーフ弁機構100を設け、リリーフ弁102は入口と出口との間の圧力差が規定の開弁圧力以上になると開弁するように設定する。
リリーフ弁機構100は、付勢力を発生するリリーフ弁ばね104と、リリーフ弁102が着座するリリーフ弁シート部材101と、リリーフ弁ばね104により発生した付勢力をリリーフ弁102に伝達する伝達部材(リリーフ弁ロッド103)から構成される。リリーフ弁ばね104はリリーフ弁シート部材101の加圧室11と反対側の吐出流路側(燃料吐出口12の側)に設置する。
以上のようにすることで、リリーフ弁ばね104を加圧室11の外に設けることができ、加圧室11の容積を増加することなくリリーフ弁機構100の出口を加圧室11に接続することができる。これにより、リリーフ弁機構100の誤動作がなく、圧縮効率の低下(エネルギー効率低下)もない燃料供給ポンプを得ることができる。
しかしながら、このように構成した燃料供給ポンプでは、加圧室11内が高圧となる吐出行程ではリリーフ弁102が開弁することができず、異常高圧となった燃料を開放する時間が短いことから十分な開放特性を得られない可能性がある。また、吐出圧力を高圧化に伴いリリーフ弁102の開弁圧を増加させるためにリリーフ弁ばね104の荷重を増加させた場合、閉弁時にリリーフ弁シート部材101とリリーフ弁102の間で発生する衝突荷重が増大して、シート部101bや、リリーフ弁102とリリーフバー103の接合部107が破損してしまう可能性がある。
以下、これらの課題を解決する本実施例のリリーフ弁機構100の構成に関して、図5と図6を用いて説明する。リリーフ弁機構100は、リリーフ弁102(弁体)が着座するリリーフ弁シート部101b(シート部)を有するリリーフ弁シート部材101(シート部材)を備える。またリリーフ弁機構100は、リリーフ弁シート部材101とは別部材で形成され、リリーフ弁102の径方向外側面102aとの間に絞り部106bを形成する絞り部材106を備える。さらにリリーフ弁機構100は、リリーフ弁102をリリーフ弁シート部101bに向かって付勢するリリーフ弁ばね104を有する。
リリーフ弁102にリリーフ弁ばね104の付勢力を作用させるリリーフ弁ロッド103が接合され、リリーフ弁ばね104はリリーフ弁102に対してリリーフ弁機構100における下流側から上流側に向かう方向に付勢力を作用するように構成されている。
リリーフ弁シート部材101と絞り部材106は隣接して配置され、絞り部106bはリリーフ弁102がフルリフトした場合のシート部101bとリリーフ弁102との間の通路断面積より小さい通路断面積となるように構成されることが望ましい。また、リリーフ弁機構100における上流側にリリーフ弁シート部材101が配置され、リリーフ弁シート部材101と隣接するとともにリリーフ弁機構100における下流側に絞り部材106が配置されている。
こうすることで、開放された燃料が絞り部106bを通過する際に発生する差圧が、リリーフ弁102を開弁させる方向に作用し、リフトを増大させることで十分な開放特性を得ることができる。また、リリーフ弁シート部材101と絞り部材106を一体とする場合よりもシート部材101の剛性が下がり、リリーフ弁102が閉弁した際にシート部材101が弾性変形することで衝突荷重を低減し、リリーフ弁シート部101bや接合部107の破損を防止することができる。
さらに、図6を用いて詳細に説明する。先に述べたフルリフト(フルストローク)とはリリーフ弁102が開弁方向に移動することでリリーフ弁ばね104の線間が密着した状態、リリーフ弁102の一部と接触することでその移動を規制するストッパにリリーフ弁102が接触した状態、またはリリーフ弁102の全部が、リリーフ弁シート部101bを形成するリリーフ弁シート面部101cの下流側端面よりも下流側に移動した状態を示す。この際、リリーフ弁シート面部101cはテーパー面または球面により形成されることが望ましい。
こうすることで、絞り部106bにおいて、リリーフ弁102を開弁させるために十分な差圧を発生させることができ、さらにはリリーフ弁シート面部101cの形状でリリーフ弁102周りの流れを制御して開放特性を調節することが可能である。
絞り部材106は、リリーフ弁102の径方向外側面102aとの間に絞り部106bを形成する径方向内側面106cと、リリーフ弁機構100における上流側の上流側端面106dとを有し、上流側端面106dとリリーフ弁シート部材101の下流側の下流側端面101dとが接触するように構成してもよい。なお、本実施例において絞り部106bは閉弁時でリリーフ弁102の径方向外側面102aと径方向内側面106cとの間に最小の断面積が環状に形成される。一方でリリーフ弁102がフルリフトした場合のシート部101bとリリーフ弁102との間の通路断面積もやはり環状に形成される。
また、リリーフ弁シート部材101はリリーフ弁シート部101bよりもさらに下流側に位置する下流側端面101dを有し、下流側端面101dが絞り部材106の上流側端面106dと接触するように構成してもよい。この際、両者は接触しているだけで接合していないため、絞り部材106の存在がシート部101の剛性に寄与することはない。
さらに、絞り部材106の外径がリリーフ弁シート部材101の外径より小さくなるよう構成し、絞り部材106、リリーフ弁シート部材101の順に、ポンプボディ1にそれぞれ形成されたシート部材圧入部101a、絞り部材圧入部106aに圧入して固定してもよい。これにより、ボディ1の外側から一方向に組み立てを実施することが可能となり組み立て性を向上することができる。またこの際、シート部材101は、図2に示すようにユニット化してからポンプボディ1に圧入して固定してもよい。
また、リリーフ弁シート部材101は、リリーフ弁ばね104により付勢されたリリーフ弁により撓むような弁体軸方向厚さで形成されることが望ましい。
[参照例]
次に、図7を用いて本発明の参照例に関して説明する。本参照例では絞り部材106がシート部材101に溶接などの方法で接合されることで固定されている。この際、絞り部材106の外径がシート部材101の内径より小さく構成されることが望ましい。こうすることで、肉厚の絞り部材106を接合した場合にも、シート部材101の一部に、リリーフ弁102とシート部101bが衝突した際に弾性変形するような弁体軸方向厚さの部分を残すことが可能である。また、絞り部材106をポンプボディ1に接合することで固定したり、絞り部材106をポンプボディ1の一部により形成したりしても同様の効果を得ることができる。
なお、以上の実施例及び参照例においては、異常高圧となった燃料を加圧室11に戻すリリーフ弁機構100について説明したが、吸入流路10c(ダンパ室)などの低圧流路に戻すリリーフ弁機構に対しても適用可能である。以上の通り、本実施例の燃料供給ポンプは加圧室11を構成するポンプボディと、加圧室11の吐出側の吐出流路(燃料吐出口12が形成される流路)の燃料が設定圧力以上になった場合に加圧室11、又は吸入流路10c(ダンパ室)などの低圧流路に燃料を戻すリリーフ弁機構100を備えたものである。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上述した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1…ポンプボディ
11…加圧室
12…燃料吐出口
100…リリーフ弁機構
101…リリーフ弁シート部材
102…リリーフ弁
103…リリーフ弁ロッド
104…リリーフ弁ばね
105…リリーフ弁ばねストッパ
106…絞り部材
107…接合部
109…筒状貫通口

Claims (12)

  1. 弁体が着座するシート部を有するシート部材と、
    前記シート部材とは別部材で形成され、前記弁体の径方向外側面との間に絞り部を形成する絞り部材と、
    前記弁体を前記シート部に向かって付勢するばねと、を備え、
    前記シート部材と前記絞り部材とは、前記絞り部材の外径が前記シート部材の外径より小さく構成され、前記ばねの配置された側とは反対側から前記絞り部材、前記シート部材の順に並んでボディに対して固定され、
    前記シート部材と前記絞り部材とが弁体軸方向に隣接して配置されるリリーフ弁機構。
  2. 請求項1のリリーフ弁機構において、
    前記絞り部は、前記弁体がフルリフトした場合の前記シート部と前記弁体との間の通路断面積より小さい通路断面積となるように構成されたリリーフ弁機構。
  3. 請求項1のリリーフ弁機構において、
    当該リリーフ弁機構における上流側に前記シート部材が、下流側に前記絞り部材が配置されるリリーフ弁機構。
  4. 請求項1のリリーフ弁機構において、
    前記絞り部材は、前記弁体の径方向外側面との間に絞り部を形成する径方向内側面と、前記リリーフ弁機構における上流側の上流側端面とを有し、
    前記上流側端面と前記シート部材の下流側の下流側端面とが接触するように構成されたリリーフ弁機構。
  5. 請求項1のリリーフ弁機構において、
    前記シート部材は、前記シート部よりもさらに下流側に位置する下流側端面を有し、
    前記下流側端面が前記絞り部材の上流側端面と接触するように構成されたリリーフ弁機構。
  6. 請求項2のリリーフ弁機構において、
    前記フルリフトとは前記ばねの線間が密着した状態、前記弁体の一部と接触することで前記弁体の移動を規制するストッパに前記弁体が接触した状態、又は前記弁体の全部が、前記シート部を形成するシート面部の下流側端面よりも下流側に移動した状態であるリリーフ弁機構。
  7. 請求項6のリリーフ弁機構において、
    前記シート面部がテーパー面または球面により形成されるリリーフ弁機構。
  8. 請求項1のリリーフ弁機構において、
    前記シート部材は、前記ばねにより付勢された前記弁体により撓むような弁体軸方向厚さで形成されたリリーフ弁機構。
  9. 請求項1のリリーフ弁機構において、
    前記絞り部材及び前記シート部材は、ボディに対して圧入されたリリーフ弁機構。
  10. 請求項1のリリーフ弁機構において、
    前記弁体に前記ばねの付勢力を作用させるロッドが接合されたリリーフ弁機構。
  11. 請求項1のリリーフ弁機構において、
    前記弁体に前記ばねの付勢力を作用させるロッドが接合され、前記ばねは前記弁体に対して前記リリーフ弁機構における下流側から上流側に向かう方向に付勢力を作用するように構成されたリリーフ弁機構。
  12. 加圧室を構成するポンプボディを備えた燃料供給ポンプにおいて、
    前記加圧室の吐出側の吐出流路の燃料が設定圧力以上になった場合に前記加圧室、又は低圧流路に燃料を戻す請求項1〜10の何れかに記載のリリーフ弁機構を備えた燃料供給ポンプ。
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