JP6816184B2 - 情報処理装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、制御方法、及びプログラムに関する。
インターネットの普及により、パソコン(パーソナルコンピュータ)やスマートフォンなどの情報処理装置を使用して、サーバから提供される情報を容易に閲覧したり、情報を送受信したりすることが一般的に行われている。例えば、ユーザ間で情報処理装置を介してメッセージや画像をやり取りしたり共有したりすることができるソーシャルネットワークサービス(SNS:Social Network Service)が広く利用されている(例えば、特許文献1)。
例えば、ユーザ間で情報処理装置を介してメッセージや画像をやり取りするアプリケーション(所謂、メッセージアプリ)では、メッセージや画像を受信した場合、メッセージアプリを開かなくとも受信したことをユーザが認識できるように、受信したことをユーザに通知する通知情報(受信通知)が表示される。ユーザは、表示された通知情報に対して操作することにより、メッセージアプリが開き、受信したメッセージや画像を確認することができる。
特開2017−10546号公報
ところで、移動中は主にスマートフォンを使用し、会社や自宅では主にノートパソコンを使用するといったように、複数の情報処理装置を状況や場所によって使い分けているユーザもいる。このような場合、使用中の情報処理装置と他の情報処理装置とを無線通信などで通信接続することにより、他の情報処理装置の通知情報を使用中の情報処理装置が取得して表示できるものがある。例えば、ユーザがノートパソコンを使用しているときに、ポケットや鞄の中にあるスマートフォンのメッセージアプリに受信があった場合、受信があったことを示す通知情報がノートパソコンに表示されるため、利便性が良い。
しかしながら、同じメッセージアプリを同じアカウント(同じユーザ、同じユーザの識別情報)でスマートフォンとノートパソコンの両方で使用している場合がある。同一のメッセージアプリを同一のアカウントで複数の情報処理装置で使用している場合、複数の情報処理装置それぞれに同一の通知情報が送られることになる。そのため、使用中の情報処理装置に他の情報処理装置が通信接続されている場合、使用中の情報処理装置の取得する通知情報と他の情報処理装置から取得する通知情報とを適切に制御して表示する必要がある。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、他装置と通信接続される場合、他装置から取得する通知情報と自装置の取得する通知情報とを適切に制御する情報処理装置、制御方法、及びプログラムを提供することを目的の一つとする。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の第1態様に係る情報処理装置は、他装置と通信接続する通信部と、OS(Operating System)に基づく処理を実行する第1処理部と、前記第1処理部から送信される通知情報を取得する第1取得部と、前記他装置から送信される通知情報を前記通信部を介して取得する第2取得部と、前記第1取得部及び前記第2取得部のそれぞれが取得する通知情報のうちいずれか一方の通知情報のみを表示部に表示させるように制御する第2処理部と、を備える。
上記情報処理装置において、前記第1取得部が取得する通知情報と前記第2取得部が取得する通知情報とは、同一のアプリケーションにおける通知情報であってもよい。
上記情報処理装置において、前記第2処理部は、ユーザの指示に基づいて、前記いずれか一方の通知情報のみを前記表示部に表示させてもよい。
上記情報処理装置において、前記第2処理部は、前記他装置との通信接続状態に基づいて、前記いずれか一方の通知情報のみを前記表示部に表示させてもよい。
上記情報処理装置において、前記第2処理部は、前記通信部を介して前記他装置と通信接続された場合、前記第2取得部が取得した通知情報のみを前記表示部に表示させてもよい。
上記情報処理装置において、前記第2処理部は、前記他装置との通信が切断された場合、前記第1取得部が取得した前記通知情報を前記表示部に表示させてもよい。
上記情報処理装置において、前記第2処理部は、前記他装置との通信が切断されている間に前記第1取得部が取得した前記通知情報と同一の通知情報については、その後、前記他装置と通信接続されることにより前記第2取得部が取得したとしても前記表示部に表示させることを禁止してもよい。
上記情報処理装置において、前記第2処理部は、前記第1処理部における前記OSの動作状態に基づいて、前記いずれか一方の通知情報のみを前記表示部に表示させてもよい。
上記情報処理装置において、前記第2処理部は、前記第1処理部における前記OSの動作状態が前記通知情報を前記第2処理部へ送信できる状態になった場合、前記第1取得部が取得した前記通知情報のみを前記表示部に表示させてもよい。
上記情報処理装置において、前記第2処理部は、前記第1処理部における前記OSの動作状態が前記通知情報を前記第2処理部へ送信できない状態になった場合、前記第2取得部が取得した通知情報を前記表示部に表示させてもよい。
上記情報処理装置において、前記第2処理部は、前記表示部に表示させた前記通知情報に対する操作を受け付けた場合、前記通知情報に対応するアプリケーションを活性化させる指示を前記第1処理部へ送信してもよい。
上記情報処理装置において、前記第1処理部による表示情報を表示する第1表示部と、前記第2処理部による表示情報を表示する前記表示部としての第2表示部と、を備え、前記第2処理部は、前記OSとは異なるOSに基づいて処理を実行してもよい。
また、本発明の第2態様に係る、他装置と通信接続する通信部を備えた情報処理装置における制御方法は、第1処理部が、OS(Operating System)に基づく処理を実行する第1処理ステップと、第1取得部が、前記第1処理部から送信される通知情報を取得する第1取得ステップと、第2取得部が、前記他装置から送信される通知情報を前記通信部を介して取得する第2取得ステップと、前記第1取得部及び前記第2取得部のそれぞれが取得する通知情報のうちいずれか一方の通知情報のみを表示部に表示させるように制御する第2処理ステップと、を有する。
また、本発明の第3態様に係るプログラムは、他装置と通信接続する通信部を備えた情報処理装置としてのコンピュータに、OS(Operating System)に基づく処理を実行する第1処理部から送信される通知情報を取得する第1取得ステップと、前記他装置から送信される通知情報を前記通信部を介して取得する第2取得ステップと、前記第1取得ステップ及び前記第2取得ステップのそれぞれが取得する通知情報のうちいずれか一方の通知情報のみを表示部に表示させるように制御する第2処理ステップと、を実行させる。
本発明の上記態様によれば、他装置と通信接続される場合、他装置から取得する通知情報と自装置の取得する通知情報との表示を適切に制御することができる。
第1の実施形態の概要を説明するシステム図。 第1の実施形態に係るPCの斜視図。 第1の実施形態に係る閉状態のPCをカバー部側から見た図。 (a)は開状態の、(b)は閉状態のPCを側面から見た図。 第1の実施形態に係るPCの構成例を示すブロック図。 第1の実施形態に係る受信通知の表示制御処理の一例を示すフローチャート。 第2の実施形態に係る受信通知の表示制御処理の一例を示すフローチャート。 第2の実施形態に係る受信通知の表示制御処理の他例を示すフローチャート。 第3の実施形態に係る受信通知の表示制御処理の一例を示すフローチャート。 第4の実施形態に係る受信通知に対する操作後の制御処理の一例を示すフローチャート。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳しく説明する。なお、各図において同一部分には同一符号を付している。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態の概要を説明するシステム図である。PC(Personal Computer)10は、例えば、Windows(登録商標)とAndroid(登録商標)の2種類のOS(Operating System)を搭載したノート型(ラップトップ型)のパソコン(パーソナルコンピュータ)である。PC10は、Windows(登録商標)に基づく処理による表示情報を表示する第1表示部140と、Android(登録商標)に基づく処理による表示情報を表示する第2表示部240とを備えている。第1表示部140は、Windows(登録商標)を使用するときにユーザが主に利用するPC10の主となる表示部である。一方、第2表示部240は、補助的な表示部であり、第1表示部140より表示領域のサイズが小さい。第2表示部240は、Windows(登録商標)の動作状態に関わらず(待機状態であっても)、Android(登録商標)に基づく処理による表示情報を表示することができる。
例えば、PC10には、Windows(登録商標)上で動作するアプリケーション(例えば、UWP:Universal Windows Platformで動作するアプリケーション)としてアプリAがインストールされている。アプリAは、ユーザ間で端末を介してメッセージや画像をやり取りするアプリケーション(所謂、メッセージアプリ)である。PC10で動作するアプリAは、サーバ50を介して他の端末で動作するアプリAとメッセージや画像の送受信を行うことができる。
サーバ50は、アプリAの機能を実現するためのサーバ装置であり、複数の端末のそれぞれから送信されたメッセージや画像を受信し、受信したメッセージや画像を宛先の端末へ送信する。例えば、サーバ50は、インターネットやWAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、専用回線などの通信網を介して、PC10や、携帯端末30などの複数の端末と通信接続される。
PC10は、サーバ50を介してメッセージや画像を受信すると、受信したメッセージや画像をアプリAの処理により第1表示部140に表示する。また、PC10は、サーバ50を介してメッセージや画像を受信したときに、受信したことを示す通知情報(以下、「受信通知」という)をWindows(登録商標)の処理からAndroid(登録商標)の処理に受け渡し、Android(登録商標)の処理に基づいて第2表示部240に受信通知を表示する。例えば、図1に示すように、第2表示部240に受信通知240aが表示される。
携帯端末30は、例えば、OSとしてAndroid(登録商標)を搭載したスマートフォンである。ユーザは、PC10で利用しているアプリAと同一のアプリを携帯端末30でも利用することがある。ここで、同一のアプリとは、同一タイトルの同一機能のアプリであるが、対応OSが異なるバージョンも含むものとする。例えば、携帯端末30には、Android(登録商標)上で動作するアプリAがインストールされている。携帯端末30で動作するアプリAは、サーバ50を介して他の端末で動作するアプリAとメッセージや画像の送受信を行うことができる。
また、携帯端末30は、サーバ50を介してメッセージや画像を受信したときに、受信通知を表示する。ここで、携帯端末30とPC10とBluetooth(登録商標)などの無線通信により通信接続することができる。これにより、PC10は、無線通信を介して携帯端末30から受信通知を受け取ることができる。PC10は、Android(登録商標)に基づく処理により、携帯端末30から取得する受信通知を第2表示部240に表示する。例えば、図1に示すように、第2表示部240に受信通知240aが表示される。
ここで、移動中は主に携帯端末30を使用し、会社や自宅では主にPC10を使用するといったように使い分けているユーザもいる。例えば、ユーザは、PC10を使用しているときに、ポケットや鞄の中にある携帯端末30とPC10と無線通信により通信接続しておくと、携帯端末30のアプリAに受信があった場合、ポケットや鞄の中にある携帯端末30を出さなくとも、受信通知がPC10に表示されるため、利便性が良い。
しかしながら、PC10と携帯端末30との両方でアプリAを利用していると、それぞれから同一の受信通知を受け取ることがあるため、本実施形態に係るPC10は、それぞれから受け取る受信通知のうちいずれか一方の受信通知を表示するように制御する。以下、PC10の構成について詳しく説明する。
上述したように、PC10は、2種類のOS(Operating System)のそれぞれによる処理をそれぞれ実行する2種類のプロセッサを内部に備えたパーソナルコンピュータである。例えば、PC10は、Windows(登録商標)(以下、「OS1」と称する)に基づく処理を実行する処理回路を備えた基板と、Android(登録商標)(以下、「OS2」と称する)に基づく処理を実行する処理回路を備えた基板とを内部に備えている。ここで、OSに基づく処理とは、OSによる処理やOS上で動作するアプリケーションによる処理などを含む。なお、OS1とOS2とのそれぞれは、Windows(登録商標)とAndroid(登録商標)とに限定されるものではなく、任意のOSを適用してもよい。
(PC10の外観構成)
まず、本実施形態に係るPC10の外観構成について説明する。
図2は、本実施形態に係るPC10の斜視図である。図示するPC10は、本体部20とカバー部28とを備えたノート型(ラップトップ型)のパーソナルコンピュータである。カバー部28は、本体部20に対してヒンジ25により閉状態と開状態とに相対的に回転移動可能である。ここで、閉状態とは、カバー部28に設けられている第1表示部140の側が本体部20に覆いかぶさり、本体部20とカバー部28とが重ね合わされた状態である(図3、図4(b)参照)。即ち、閉状態とは、第1表示部140の一部又は全部が物理的に視認不可能な形態にPC10がなっている状態のことである。開状態とは、閉状態からカバー部28が所定角以上回転し、カバー部28に設けられている第1表示部140が露出して視認可能な状態である(図2、図4(a)参照)。即ち、開状態とは、第1表示部140の全部が物理的に視認可能な形態にPC10がなっている状態のことである。なお、本体部20に設けられている第2表示部240は、開状態と閉状態のいずれの状態でも視認可能な構成となっている。
本体部20は、左右方向及び前後方向に延びる扁平な形状の筐体を有している。筐体の内部には、電子部品が搭載されたマザーボード(基板)やバッテリーなどが設けられている。本体部20は、ヒンジ25を介して、カバー部28に対して回動可能に連結されている。なお、本体部20とカバー部28とは分離可能であってもよい。
本体部20には、第2表示部240と、タッチセンサ250と、電源SW20aと、入力部20bと、検出部20cとが設けられている。第2表示部240は、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイなどを含んで構成されている。第2表示部240は、左右方向に長く、前後方向に短い長方形状であり、入力部20bよりもヒンジ25に近い位置に配置されている。この第2表示部240は、OS2に基づく処理による表示情報を表示するものである。入力部20bは、キーボードなどである。
タッチセンサ250は、第2表示部240の表示面に重なる位置に配置され、第2表示部240とタッチセンサ250とにより1つのタッチパネルとして構成されている。タッチセンサ250の表面は、透明カバー20fにより覆われている(図4(a)、(b)参照)。タッチセンサ250は、例えば静電容量方式のセンサなどを含んで構成されており、ユーザが触れた位置を検出する。また、タッチセンサ250は透明であり、透明カバー20fおよびタッチセンサ250を通して第2表示部240を視認可能となっている。このように、タッチセンサ250は、第2表示部240の表示面に対するユーザの操作入力を検出する(図4(a)参照)。なお、図4(a)は、開状態のPC10を側面から見た図である。
カバー部28は、第1表示部140と、タッチセンサ150とを備えている。第1表示部140は、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどを含んで構成されている。この第1表示部140は、OS1に基づく処理による表示情報を表示するものである。タッチセンサ150は、第1表示部140の表示面に重なる位置に配置され、第1表示部140とタッチセンサ150とにより1つのタッチパネルとして構成されている。タッチセンサ150は、例えば静電容量方式のセンサなどを含んで構成されており、ユーザが触れた位置を検出する。このように、タッチセンサ150は、第1表示部140の表示面に対するユーザの操作入力を検出する。なお、タッチセンサ150を備えない構成としてもよい。
また、カバー部28は、第1表示部140よりもヒンジ25に近い領域を少なくとも含む透明領域280を有している。例えば、透明領域280は、カバー部28が閉状態となったときに、本体部20の第2表示部240を覆う位置に設けられている。透明領域280の一部には、タッチセンサ260が設けられている。
本体部20の端部に設けられている検出部20cと、カバー部28の端部に設けられている検出対象部28cとは、閉状態において対向する位置に設けられている。検出部20cとしては、例えば、ホールセンサなどの磁気センサを用いることができる。検出対象部28cとしては、例えば、磁石を用いることができる。検出部20cは、カバー部28が開状態と閉状態との間で移動することによって検出対象部28cが生じさせる磁場の変化を検出することで、カバー部28の開状態および閉状態を検知することができる。
なお、カバー部28に備えられている第1表示部140、タッチセンサ150、タッチセンサ260などは、ヒンジ25を通るフレキシブル基板などを用いて本体部20のマザーボード等と電気的に接続されている。
図3は、閉状態のPC10をカバー部28側から見た図である。この図は、図2に示す開状態からカバー部28をヒンジ25回りに回動させて、カバー部28と本体部20とが重ね合わせられた閉状態を示している。図示するように、閉状態では、第2表示部240の位置に透明領域280が重なる。つまり、透明領域280が第2表示部240を覆った状態となる。このため、ユーザは、透明領域280を通して、第2表示部240を視認することができる。また、閉状態では、透明領域280に設けられているタッチセンサ260は、第2表示部240の表示面に重なる位置に配置されることとなる。よって、タッチセンサ260は、タッチセンサ250の代わりに、第2表示部240と1つのタッチパネルとして構成され、第2表示部240の表示面に対するユーザの操作を検出する(図4(b)参照)。なお、図4(b)は、閉状態のPC10を側面から見た図である。
このように、PC10は、開状態では、OS1に基づく処理による表示情報を第1表示部140に表示するとともに、OS2に基づく処理による表示情報を第2表示部240に表示し、且つそれぞれの表示面に対するユーザの操作を受け付けることが可能である。一方、PC10は、閉状態では、OS1を待機状態に遷移させる。つまり、PC10は、閉状態では、OS1に基づく処理を行わずに、OS2に基づく処理による表示情報を第2表示部240に表示し、第2表示部240対するユーザの操作を受け付ける。
(PC10のブロック構成)
図5は、本実施形態に係るPC10の構成例を示すブロック図である。PC10は、OS1に基づく処理を実行する第1プロセッサ及びメモリなどを含む第1処理部100と、第1処理部100が他の装置と通信を行う第1通信部130と、OS1に基づく処理による表示情報を表示する第1表示部140と、第1表示部140の表示面に対する操作を受け付けるタッチセンサ150とを備えている。また、PC10は、OS2に基づく処理を実行する第2プロセッサ及びメモリなどを含む第2処理部200と、第2処理部200が他の装置と通信を行う第2通信部230と、OS2に基づく処理による表示情報を表示する第2表示部240と、第2表示部240の表示面に対する操作を開状態で受け付けるタッチセンサ250と、閉状態で受け付けるタッチセンサ260とを備えている。また、PC10は、EC120と、電源部180と、電源SW20aと、入力部20bと、検出部20cとを備えている。
第1プロセッサは、OS1に基づく処理を実行するCPU(Central Processing Unit)やチップセット(例えば、PCH:Platform Controller Hub)を含んで構成されている。第2プロセッサは、OS2に基づく処理を実行するSOC(System On a Chip)を含んで構成されている。このSOCは、CPU、GPU、チップセットなどの複数のICを1チップ化したものである。なお、第1プロセッサと第2プロセッサとのそれぞれの構成は一例であって、これらに限定されるものではなく、任意のプロセッサを含む構成とすることができる。
第1処理部100は、OS1に基づく処理として、OS1による処理やOS1上で動作するアプリケーション(例えば、アプリA)による処理などを実行する。また、第1処理部100は、OS1に基づく処理による表示情報を第1表示部140に表示する制御を行う。また、第1処理部100は、第1表示部140の表示面に対するユーザの操作入力の検出結果を、タッチセンサ150から取得する。また、第1処理部100は、第1通信部130を介してサーバ50など他の装置と通信する。
第1通信部130は、例えば、イーサネット(登録商標)等の有線LANインターフェース、Wi−Fi(登録商標)などの無線LANインターフェース等を含んで構成され、インターネットなどの通信網を介してサーバ50など他の装置と通信接続する。
第2処理部200は、OS2に基づく処理を実行する。また、第2処理部200は、OS2に基づく処理による表示情報を第2表示部240に表示する制御を行う。例えば、第2処理部200は、第2表示部240の表示面に対するユーザの操作入力の検出結果を、タッチセンサ250またはタッチセンサ260から取得する。また、第2処理部200は、第2通信部230を介して、携帯端末30など他の装置と通信する。
第2通信部230は、例えば、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線の通信インターフェース等を含んで構成される。なお、第2通信部230は、Wi−Fi(登録商標)などの他の無線通信インターフェースであってもよい。
また、第1処理部100と第2処理部200との間では、USB(Universal Serial Bus)やI2C(Inter−Integrated Circuit)などのシリアル通信を用いて、互いの情報(アプリケーションの動作状態などの情報)が送受される。また、EC120は、LPC(Low Pin Count)などのシリアル通信を用いて第1処理部100と相互に通信を行うとともに、I2Cなどのシリアル通信を用いて第2処理部200と相互に通信を行う。これにより、EC120は、各OSの動作状態を取得したり、各OSへの動作状態の遷移を指示したりすることができる。なお、上記の各通信に用いる通信規格は一例であって、これらに限られるものではない。
EC120は、第1処理部100及び第2処理部200の処理に関わらず、各種デバイス(周辺装置やセンサ等)の監視及び制御を行う制御部の一例であり、マイクロコンピュータが組み込まれた組み込みコントローラ(Embedded Controller)である。EC120は、バッテリーの管理、電源管理、キーボードコントローラなどの機能を有する。例えば、EC120は、電源部180と通信を行うことにより、内蔵バッテリーの状態(残容量など)の情報を電源部180から取得するとともに、各部への給電のON/OFFの指示などを電源部180に対して行う。また、EC120は、入力部20b(例えば、キーボード)に対する操作入力に基づいて入力部20bから操作信号を取得する。そして、EC120は、取得した操作入力情報を第1処理部100または第2処理部200のいずれかアクティブな処理を行っている処理部側へ送信する。また、EC120は、電源SW20aに対する操作に基づく操作信号、及び検出部20cの検出結果を示す検出信号を取得する。そして、EC120は、電源SW20aに対する操作及び、開状態であるか閉状態であるかに基づいて、第1処理部100及び第2処理部200のそれぞれに対して、各OSの動作状態を制御する。
電源部180は、不図示の内蔵バッテリー(電池)またはACアダプタから供給される電力に基づいて、PC10が備える各部に電力を供給したり、ACアダプタから供給される電力に基づいて内蔵バッテリーへの充電制御を行ったりする。例えば、電源部180は、バッテリー電圧を監視し、バッテリーの蓄電量(残容量)の検出、充電電圧及び充電電流の検出や制御、各部への給電のON/OFF制御などを行う電源管理用集積回路(PMIC:Power Management Integrated Circuit)などを含んで構成されている。
(受信通知の表示制御処理について)
次に、PC10と携帯端末30との両方で同一のアプリAを利用している場合の受信通知の表示制御処理について説明する。第2処理部200は、第1取得部201と、第2取得部202とを備えている。第1取得部201は、OS1の処理により第1処理部100から送信される受信通知を取得する。第2取得部202は、携帯端末30から送信される受信通知を第2通信部230を介して取得する。そして、第2処理部200は、第1取得部201及び第2取得部202のそれぞれが取得する受信通知のうちいずれか一方の受信通知のみを第2表示部240に表示させる。
例えば、第2処理部200は、所定の条件に基づいて、いずれか一方の受信通知のみを第2表示部240に表示させる。一例として、第2処理部200は、ユーザの指示に基づいて、いずれか一方の受信通知のみを第2表示部240に表示させる。例えば、ユーザは、設定画面に対する操作により上記指示を行うことができる。設定画面は、OS1の処理により取得する受信通知と携帯端末30から取得する受信通知とのうちのいずれを表示させるかをユーザが選択する操作を受け付ける画面である。なお、初期設定では、いずれか一方が選択されている状態であってもよい。
例えば、設定画面は、第1処理部100の処理により第1表示部140に表示される。第1処理部100は、第1表示部140に表示させた設定画面に対するユーザの操作入力の検出結果をタッチセンサ150から取得し、いずれの受信通知を表示させるかが選択されているかを示す設定情報を第2処理部200へ出力する。第2処理部200は、第1処理部100から出力された設定情報を取得してメモリ内に保存する。そして、第2処理部200は、当該設定情報に基づいて、第1取得部201及び第2取得部202のそれぞれが取得する受信通知のうち、ユーザにより表示すると指示された方の受信通知のみを第2表示部240に表示させる。
なお、設定画面は、第2処理部200の処理により第2表示部240に表示されてもよい。この場合、第2処理部200は、第2表示部240に表示させた設定画面に対するユーザの操作入力の検出結果をタッチセンサ250またはタッチセンサ260から取得し、いずれの受信通知を表示させるかが選択されているかを示す設定情報をメモリ内に保存してもよい。また、設定画面は、OS1の処理により取得する受信通知と携帯端末30から取得する受信通知とのうち表示させない方をユーザが選択する操作を受け付ける画面であってもよい。
図6は、本実施形態に係る受信通知の表示制御処理の一例を示すフローチャートである。この図6を参照して、第2処理部200が実行する受信通知の表示制御処理の動作について説明する。なお、第2処理部200は、この受信通知の表示制御処理を、所定のタイミングまたは所定の周期などで繰り返し実行する。
(ステップS101)第2処理部200は、設定情報に基づいて、OS1の処理により取得する受信通知と携帯端末30から取得する受信通知とのうちのいずれを表示させるように設定されているかを判定する。第2処理部200は、携帯端末30から取得する受信通知を表示させると設定されていると判定した場合、ステップS103の処理に進む。一方、第2処理部200は、OS1から取得する受信通知を表示させると設定されていると判定した場合、ステップS107の処理に進む。
(ステップS103)第2処理部200は、第2取得部202が携帯端末30から送信される受信通知を取得したか否かを判定する。第2処理部200は、携帯端末30から送信される受信通知を取得したと判定した場合(YES)、ステップS105の処理に進む。一方、第2処理部200は、携帯端末30から送信される受信通知を取得していないと判定した場合(NO)、受信通知の表示制御処理を終了する。
(ステップS105)第2処理部200は、第2取得部202が取得した携帯端末30からの受信通知を第2表示部240に表示させる。そして、受信通知の表示制御処理を終了する。
(ステップS107)第2処理部200は、第1取得部201がOS1の処理により第1処理部100から送信される受信通知を取得したか否かを判定する。第2処理部200は、OS1の処理により第1処理部100から送信される受信通知を取得したと判定した場合(YES)、ステップS109の処理に進む。一方、第2処理部200は、OS1の処理により第1処理部100から送信される受信通知を取得していないと判定した場合(NO)、受信通知の表示制御処理を終了する。
(ステップS109)第2処理部200は、第1取得部201が取得したOS1からの受信通知を第2表示部240に表示させる。そして、受信通知の表示制御処理を終了する。
以上説明してきたように、本実施形態に係るPC10(情報処理装置の一例)は、OS1の処理により取得する受信通知(通知情報の一例)と、通信接続された携帯端末30(他装置の一例)から取得する受信通知(通知情報の一例)とのうちのいずれか一方の受信通知のみを表示する。例えば、PC10は、ユーザの指示に基づいて、上記いずれか一方の受信通知のみを表示する。
これにより、PC10は、通信接続された携帯端末30と自身のOS1の処理とのそれぞれから同一のアプリケーションによる同一の受信通知を受け取った場合でも、同一の受信通知を重複して表示させないようにすることができる。よって、PC10は、携帯端末30と通信接続される場合、携帯端末30から取得する受信通知と自装置(PC10)の取得する受信通知との表示を適切に制御することができる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態では、携帯端末30からの受信通知を優先する例であり、携帯端末30との通信接続状態に基づいて受信通知の表示を制御する処理について説明する。第2処理部200は、携帯端末30との通信接続状態に基づいて、第1取得部201及び第2取得部202のそれぞれが取得する受信通知のうちいずれか一方の受信通知のみを第2表示部240に表示させる。例えば、第2処理部200は、第2通信部230を介して携帯端末30と通信接続された場合、第2取得部202が取得した携帯端末30からの受信通知のみを第2表示部240に表示させる。また、第2処理部200は、携帯端末30との通信が切断された場合、第1取得部201が取得したOS1からの受信通知を第2表示部240に表示させる。
図7は、本実施形態に係る受信通知の表示制御処理の一例を示すフローチャートである。この図7を参照して、第2処理部200が実行する受信通知の表示制御処理の動作について説明する。なお、第2処理部200は、この受信通知の表示制御処理を、所定のタイミングまたは所定の周期などで繰り返し実行する。
(ステップS201)第2処理部200は、第2通信部230を介して携帯端末30と通信接続されているか否かを判定する。第2処理部200は、携帯端末30と通信接続されていると判定した場合(YES)、ステップS203の処理に進む。一方、第2処理部200は、携帯端末30と通信接続されていない(通信が切断された)と判定した場合(NO)、ステップS209の処理に進む。
(ステップS203)第2処理部200は、第2取得部202が携帯端末30から送信される受信通知を取得したか否かを判定する。第2処理部200は、携帯端末30から送信される受信通知を取得したと判定した場合(YES)、ステップS207の処理に進む。一方、第2処理部200は、携帯端末30から送信される受信通知を取得していないと判定した場合(NO)、受信通知の表示制御処理を終了する。
(ステップS207)第2処理部200は、第2取得部202が取得した携帯端末30からの受信通知を第2表示部240に表示させる。そして、受信通知の表示制御処理を終了する。
(ステップS209)第2処理部200は、第1取得部201がOS1の処理により第1処理部100から送信される受信通知を取得したか否かを判定する。第2処理部200は、OS1の処理により第1処理部100から送信される受信通知を取得したと判定した場合(YES)、ステップS211の処理に進む。一方、第2処理部200は、OS1の処理により第1処理部100から送信される受信通知を取得していないと判定した場合(NO)、受信通知の表示制御処理を終了する。
(ステップS211)第2処理部200は、第1取得部201が取得したOS1からの受信通知を第2表示部240に表示させる。そして、受信通知の表示制御処理を終了する。
このように、第2処理部200は、携帯端末30と通信接続された場合には携帯端末30からの受信通知のみを第2表示部240に表示させ、携帯端末30との通信が切断された場合にはOS1からの受信通知のみを第2表示部240に表示させる。
なお、携帯端末30との通信が切断されている状態から通信接続された場合、通信接続後に携帯端末30から取得する受信通知には、通信切断中にすでにOS1から取得済みの受信通知と同一の受信通知が含まれる場合がある。そこで、第2処理部200は、携帯端末30との通信が切断されている間に第1取得部201が取得した受信通知と同一の受信通知については、その後、携帯端末30と通信接続されることにより第2取得部202が取得したとしても第2表示部214に表示させることを禁止する。
第2処理部200は、同一の受信通知であるか否かを、受信通知に関連付けられているアプリの識別情報、アカウント情報、受信メッセージの送信日時などの少なくとも一部を比較することにより判定する。なお、第2処理部200は、同一の受信通知であるか否かを判定する際に、受信通知の内容の少なくとも一部を比較してもよい。第2処理部200は、取得した受信通知または受信通知に関連付けられている情報のみを履歴情報としてメモリに記憶しておき、携帯端末30と通信接続された場合、携帯端末30から取得する受信通知に関連付けられている情報と、メモリに記憶してある受信通知に関連付けられている情報とを比較し、取得済みの受信通知と同一の受信通知であるか否かを判定する。
図8は、本実施形態に係る受信通知の表示制御処理の他の例を示すフローチャートである。この図8を参照して、第2処理部200が同一の受信通知であるか否かの判定処理を加えた受信通知の表示制御処理の動作について説明する。この図8において、図7の各処理に対応する処理に同一の符号を付しており、その説明を省略する。
図8に示す受信通知の表示制御処理は、ステップS205の処理が追加された点が、図7に示す処理と異なる。
(ステップS205)第2処理部200は、ステップS203において携帯端末30から送信される受信通知を第2取得部202が取得したと判定した場合(YES)、取得した受信通知がOS1から取得済みの受信通知と同一の受信通知であるか否かを判定する。第2処理部200は、同一の受信通知であると判定した場合(YES)、第2取得部202が取得した受信通知を表示させずに、受信通知の表示制御処理を終了する。一方、第2処理部200は、同一の受信通知ではないと判定した場合(NO)、ステップS207の処理に進み、第2取得部202が取得した受信通知を第2表示部240に表示させる。そして、受信通知の表示制御処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態に係るPC10(情報処理装置の一例)は、携帯端末30(他装置の一例)との通信接続状態に基づいて、第1取得部201及び第2取得部202のそれぞれが取得する受信通知のうちいずれか一方の受信通知のみを第2表示部240に表示させる。これにより、PC10は、携帯端末30との通信接続状態に基づいて、携帯端末30から取得する受信通知と自装置(PC10)の取得する受信通知との表示を適切に制御することができる。
例えば、第2処理部200は、第2通信部230を介して携帯端末30と通信接続された場合、第2取得部202が取得した携帯端末30からの受信通知のみを第2表示部240に表示させる。これにより、PC10は、携帯端末30と通信接続された場合には携帯端末30からの受信通知のみを優先して表示するため、携帯端末30と自身のOS1の処理とのそれぞれから同一のアプリケーションによる同一の受信通知を受け取った場合でも、同一の受信通知を重複して表示させないようにすることができる。
また、第2処理部200は、携帯端末30との通信が切断された場合、第1取得部201が取得したOS1からの受信通知を第2表示部240に表示させる。これにより、PC10は、携帯端末30との通信が切断された場合に、受信通知が表示されなくなってしまうことを防止することができる。
また、第2処理部200は、携帯端末30との通信が切断されている間に第1取得部201が取得した受信通知と同一の受信通知については、その後、携帯端末30と通信接続されることにより第2取得部202が取得したとしても第2表示部214に表示させることを禁止する。これにより、携帯端末30と自身のOS1の処理とのそれぞれから同一のアプリケーションによる同一の受信通知を受け取った場合でも、同一の受信通知を重複して表示させないようにすることができる。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態では、OS1からの受信通知を優先する例であり、PC10の第1処理部におけるOS1の動作状態に基づいて受信通知の表示を制御する処理について説明する。第2処理部200は、第1処理部100におけるOS1の動作状態に基づいて、第1取得部201及び第2取得部202のそれぞれが取得する受信通知のうちいずれか一方の受信通知のみを第2表示部240に表示させる。例えば、第2処理部200は、OS1の動作状態が受信通知を第2処理部200へ送信できる状態になった場合、第1取得部201が取得したOS1からの受信通知のみを第2表示部240に表示させる。ここで、OS1が受信通知を第2処理部200へ送信できる動作状態とは、通常のパワーオンの動作状態であり、例えば、ACPI(Advanced Configuration and Power Interface)で規定されているS0(通常動作)の状態である。
また、第2処理部200は、OS1の動作状態が受信通知を第2処理部200へ送信できない状態になった場合、第2取得部202が取得した受信通知を第2表示部240に表示させる。ここで、OS1が受信通知を第2処理部200へ送信できない動作状態とは、OS1による処理の少なくとも一部が制限されている待機状態であり、例えば、Windows(登録商標)におけるモダンスタンバイや、ACPIで規定されているS3(スリープ)、S4(ハイバネーション)、S5(シャットダウン)の状態などである
図9は、本実施形態に係る受信通知の表示制御処理の一例を示すフローチャートである。この図9を参照して、第2処理部200が実行する受信通知の表示制御処理の動作について説明する。なお、第2処理部200は、この受信通知の表示制御処理を、所定のタイミングまたは所定の周期などで繰り返し実行する。
(ステップS301)第2処理部200は、第1処理部100に対する通信を行うことにより第1処理部100におけるOS1の動作状態を判定する。第2処理部200は、OS1の動作状態が受信通知を第2処理部200へ送信できる状態であると判定した場合(YES)、ステップS303の処理に進む。一方、第2処理部200は、OS1の動作状態が受信通知を第2処理部200へ送信できない状態であると判定した場合(NO)、ステップS307の処理に進む。
(ステップS303)第2処理部200は、第1取得部201がOS1の処理により第1処理部100から送信される受信通知を取得したか否かを判定する。第2処理部200は、OS1の処理により第1処理部100から送信される受信通知を取得したと判定した場合(YES)、ステップS305の処理に進む。一方、第2処理部200は、OS1の処理により第1処理部100から送信される受信通知を取得していないと判定した場合(NO)、受信通知の表示制御処理を終了する。
(ステップS305)第2処理部200は、第1取得部201が取得したOS1からの受信通知を第2表示部240に表示させる。そして、受信通知の表示制御処理を終了する。
(ステップS307)第2処理部200は、第2取得部202が携帯端末30から送信される受信通知を取得したか否かを判定する。第2処理部200は、携帯端末30から送信される受信通知を取得したと判定した場合(YES)、ステップS309の処理に進む。一方、第2処理部200は、携帯端末30から送信される受信通知を取得していないと判定した場合(NO)、受信通知の表示制御処理を終了する。
(ステップS309)第2処理部200は、第2取得部202が取得した携帯端末30からの受信通知を第2表示部240に表示させる。そして、受信通知の表示制御処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態に係るPC10(情報処理装置の一例)は、第1処理部100におけるOS1の動作状態に基づいて、第1取得部201及び第2取得部202のそれぞれが取得する受信通知のうちいずれか一方の受信通知のみを第2表示部240に表示させる。これにより、PC10は、OS1の動作状態に基づいて、携帯端末30から取得する受信通知と自装置(PC10)の取得する受信通知との表示を適切に制御することができる。
例えば、第2処理部200は、第1処理部100におけるOS1の動作状態が受信通知を第2処理部200へ送信できる状態(例えば、通常動作状態)になった場合、第1取得部201が取得したOS1からの受信通知のみを第2表示部240に表示させる。これにより、PC10は、OS1が通常動作状態の場合にはOS1からの受信通知のみを優先して表示するため、携帯端末30と自身のOS1の処理とのそれぞれから同一のアプリケーションによる同一の受信通知を受け取った場合でも、同一の受信通知を重複して表示させないようにすることができる。
また、第2処理部200は、第1処理部100におけるOS1の動作状態が受信通知を第2処理部200へ送信できない状態(例えば、待機状態)になった場合、第2取得部202が取得した携帯端末30からの受信通知を第2表示部240に表示させる。これにより、PC10は、OS1が待機状態になって受信通知を送信できない状態になった場合に、受信通知が表示されなくなってしまうことを防止することができる。
[第4の実施形態]
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。本実施形態では、PC10の第2表示部240に受信通知が表示された場合に、ユーザがその受信通知のメッセージの詳細内容を確認または返信するときの処理について説明する。
第2処理部200は、第2表示部240に表示させた受信通知に対するユーザの操作を受け付けた場合、受信通知に対応するアプリケーションであるアプリAを活性化させる指示を第1処理部100へ送信する。アプリケーションの活性化とは、アプリケーションが起動していない状態から起動すること、または非アクティブな状態からアクティブな状態になることを指す。ここで、アクティブな状態とは、アプリケーションが起動して使用可能な状態のことをいう。一方、非アクティブな状態とは、アプリケーションは起動しているが、他の起動しているアプリケーションが使用されていることにより、使用できない状態のことをいう。
図10は、本実施形態に係る受信通知に対する操作後の制御処理の一例を示すフローチャートである。
(ステップS401)第2処理部200は、タッチセンサ250またはタッチセンサ260から取得するユーザの操作入力の検出結果に基づいて、第2表示部240に表示させた受信通知に対する操作の有無を判定する。第2処理部200は、受信通知に対する操作があったと判定した場合(YES)、ステップS403の処理に進む。一方、第2処理部200は、受信通知に対する操作がないと判定した場合(NO)、ステップS401の処理を再び行う。
(ステップS403)第2処理部200は、受信通知に対応するアプリケーション(例えば、アプリA)を活性化させる指示を第1処理部100へ送信する。そして、ステップS405の処理に進む。
(ステップS403)第1処理部100は、第2処理部200から受信通知に対応するアプリケーション(例えば、アプリA)を活性化させる指示を受け取ると、OS1の処理に基づいて、当該アプリケーション(例えば、アプリA)を活性化させる。これにより、第1表示部140に、当該アプリケーション(例えば、アプリA)のアプリ画面が開き、受信通知のメッセージの詳細内容を確認または返信することができるようになる。
このように、本実施形態に係るPC10は、例えば、第2表示部240に表示された受信通知に対して操作がされた場合、OS1または携帯端末30のいずれから取得した受信通知であっても、OS1の制御により受信通知に対応するアプリケーション(例えば、アプリA)を活性化させるため、ユーザは、PC10でメッセージの内容の確認や返信をすることができる。例えば、ユーザは、PC10を使用しているときに、ポケットや鞄の中にある携帯端末30のメッセージアプリに受信があった場合、PC10に表示された受信通知に対して操作することで、携帯端末30をポケットや鞄の中から取り出さなくても、PC10でメッセージの内容の確認や返信をすることができるため、利便性が良い。
(変形例)
以上、図面を参照してこの発明の第1から第4の実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。例えば、各実施形態の構成は、任意に組み合わせてもよい。
上記実施形態で説明したメッセージアプリには、所謂、チャットアプリ、メールアプリなども含まれる。また、メッセージアプリに限定されず、PC10と携帯端末30との両方で動作可能なアプリケーションであって、いずれからも通知情報を受けるものであれば、いずれのアプリケーションであってもよい。また、通知情報としては、受信通知に限定されず、例えば、新着情報や更新情報など何らかの通知をするための通知情報であってもよい。
また、上記実施形態では、PC10が2種類のOSを搭載している例を説明したが、搭載されるOSは、1種類であってもよいし、3種類以上であってもよい。1種類のOSの場合には、第2処理部200の機能の少なくとも一部を、その1種類のOS(例えば、OS1)が実行してもよいし、EC120などの組み込みコントローラが実行してもよい。
また、上記実施形態で説明したPC10及び携帯端末30は、情報処理装置の一例である。PC10は、ノート型(ラップトップ型)のパソコンである例を説明したが、これに限定されるものではなく、デスクトップ型またはタブレット型のパソコンであってもよいし、スマートフォンであってもよい。
なお、上述したPC10は、内部にコンピュータシステムを有している。そして、上述したPC10が備える各構成の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより上述したPC10が備える各構成における処理を行ってもよい。ここで、「記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する」とは、コンピュータシステムにプログラムをインストールすることを含む。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、インターネットやWAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。このように、プログラムを記憶した記録媒体は、CD−ROM等の非一過性の記録媒体であってもよい。
また、記録媒体には、当該プログラムを配信するために配信サーバからアクセス可能な内部又は外部に設けられた記録媒体も含まれる。なお、プログラムを複数に分割し、それぞれ異なるタイミングでダウンロードした後にPC10が備える各構成で合体される構成や、分割されたプログラムのそれぞれを配信する配信サーバが異なっていてもよい。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ネットワークを介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
また、上述した実施形態におけるPC10が備える各機能の一部、または全部を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現してもよい。各機能は個別にプロセッサ化してもよいし、一部、又は全部を集積してプロセッサ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現してもよい。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いてもよい。
10 PC、20 本体部、20a 電源SW、20b 入力部、20c 検出部、25 ヒンジ、28 カバー部、28c 検出対象部、30 携帯端末、50 サーバ、100 第1処理部、120 EC、130 第1通信部、140 第1表示部、150 タッチセンサ、180 電源部、200 第2処理部、201 第1取得部、202 第2取得部、230 第2通信部、240 第2表示部、240a 受信通知、250 タッチセンサ、260 タッチセンサ、280 透明領域

Claims (14)

  1. 第1OS(Operating System)に基づく処理に基づいてアプリケーションの処理を実行する第1プロセッサを含む第1処理部と、
    少なくとも前記アプリケーションに関する通知情報を送信する第1他装置と通信する第1通信部と、
    第2OSに基づく処理を実行する第2プロセッサを含む第2処理部と、
    前記第1他装置と異なる他装置であって前記アプリケーションと同一のアプリケーションの処理を少なくとも実行可能な他装置である第2他装置と通信す第2通信部と、
    を備え、
    前記第1処理部は、
    前記第1他装置から送信された前記アプリケーションに関する通知情報を、前記第1通信部を介して取得し、
    前記第2処理部は、
    前記第1他装置から送信された前記アプリケーションに関する通知情報を前記第1処理部から取得する第1取得部と、
    前記第2他装置で実行される前記アプリケーションに関する通知情報を前記第2他装置から前記第2通信部を介して取得する第2取得部と、
    を備え、
    所定の条件に基づいて、前記第1取得部及び前記第2取得部のそれぞれが取得する通知情報のうちいずれか一方の通知情報のみを表示部に表示させるように制御する
    報処理装置。
  2. 前記第1取得部が取得する通知情報と前記第2取得部が取得する通知情報とは、同一のアプリケーションにおける通知情報である、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記所定の条件は、ユーザの指示に基づく条件であり、
    前記第2処理部は、
    ユーザの指示に基づいて、前記いずれか一方の通知情報のみを前記表示部に表示させる、
    請求項1または請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記所定の条件は、前記第2他装置との通信接続状態に基づく条件であり、
    前記第2処理部は、
    前記第2他装置との通信接続状態に基づいて、前記いずれか一方の通知情報のみを前記表示部に表示させる、
    請求項1または請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記第2処理部は、
    前記第2通信部を介して前記第2他装置と通信接続された場合、前記第2取得部が取得した通知情報のみを前記表示部に表示させる、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記第2処理部は、
    前記第2他装置との通信が切断された場合、前記第1取得部が取得した前記通知情報を前記表示部に表示させる、
    請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記第2処理部は、
    前記第2他装置との通信が切断されている間に前記第1取得部が取得した前記通知情報と同一の通知情報については、その後、前記第2他装置と通信接続されることにより前記第2取得部が取得したとしても前記表示部に表示させることを禁止する、
    請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記所定の条件は、前記第1処理部における前記第1OSの動作状態に基づく条件であり、
    前記第2処理部は、
    前記第1処理部における前記第1OSの動作状態に基づいて、前記いずれか一方の通知情報のみを前記表示部に表示させる、
    請求項1または請求項2に記載の情報処理装置。
  9. 前記第2処理部は、
    前記第1処理部における前記第1OSの動作状態が前記通知情報を前記第2処理部へ送信できる状態になった場合、前記第1取得部が取得した前記通知情報のみを前記表示部に表示させる、
    請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記第2処理部は、
    前記第1処理部における前記第1OSの動作状態が前記通知情報を前記第2処理部へ送信できない状態になった場合、前記第2取得部が取得した通知情報を前記表示部に表示させる、
    請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記第2処理部は、
    前記表示部に表示させた前記通知情報に対する操作を受け付けた場合、前記通知情報に対応するアプリケーションを活性化させる指示を前記第1処理部へ送信する、
    請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  12. 前記第1処理部による表示情報を表示する第1表示部と、
    前記第2処理部による表示情報を表示する前記表示部としての第2表示部と、
    を備え、
    前記第2OSは、前記第1OSとは異なるOSである
    請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  13. 情報処理装置における制御方法であって、
    第1プロセッサを含む第1処理部が、第1OS(Operating System)に基づく処理に基づいてアプリケーションの処理を実行する第1処理ステップと、
    第1通信部が、少なくとも前記アプリケーションに関する通知情報を送信する第1他装置と通信する第1通信ステップと、
    第2プロセッサを含む第2処理部が、第2OSに基づく処理を実行する第2処理ステップと、
    第2通信部が、前記第1他装置と異なる他装置であって前記アプリケーションと同一のアプリケーションの処理を少なくとも実行可能な他装置である第2他装置と通信す第2通信ステップと、
    第1取得部が、前記第1他装置から送信された前記アプリケーションに関する通知情報を前記第1処理部から取得する第1取得ステップと、
    第2取得部が、前記第2他装置で実行される前記アプリケーションに関する通知情報を前記第2他装置から前記第2通信部を介して取得する第2取得ステップと、
    を有し、
    前記第1処理ステップにおいて、
    第1処理部が、前記第1他装置から送信された前記アプリケーションに関する通知情報を、前記第1通信部を介して取得し、
    前記第2処理ステップにおいて、
    第2処理部が、所定の条件に基づいて、前記第1取得部及び前記第2取得部のそれぞれが取得する通知情報のうちいずれか一方の通知情報のみを表示部に表示させるように制御する第2処理ステップと、
    を有する制御方法。
  14. 情報処理装置としてのコンピュータに、
    第1OS(Operating System)に基づく処理に基づいてアプリケーションの処理を実行する第1プロセッサを含む第1処理部から、少なくとも前記アプリケーションに関する通知情報を送信する第1他装置から取得した前記アプリケーションに関する通知情報を、取得する第1取得ステップと、
    第2OSに基づく処理を第2プロセッサで実行する第2処理ステップと、
    前記第1他装置と異なる他装置であって前記アプリケーションと同一のアプリケーションの処理を少なくとも実行可能な他装置である第2他装置と通信す第2通信ステップと、
    前記第2他装置で実行される前記アプリケーションに関する通知情報を前記第2他装置から前記第2通信ステップにより取得する第2取得ステップと、
    所定の条件に基づいて、前記第1取得ステップ及び前記第2取得ステップのそれぞれが取得する通知情報のうちいずれか一方の通知情報のみを表示部に表示させるように制御する第2処理ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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