JP6815795B2 - 消火設備 - Google Patents

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Description

本発明は、消火設備に係り、特に、消火剤貯蔵容器、電源装置、蓄電池を備えているものに関する。
消火剤容器(消火剤貯蔵容器)、制御機器(制御回路基板や操作パネル)、電源装置、蓄電池、配管部材(配管)、噴射ヘッド等をキャビネット(筐体)内に収めて省スペース化をはかるとともにメンテナンス性をよくすることは、消火設備(パッケーシ型消火設備)において必要なことである。
このため、消火剤容器、制御機器、電源装置、蓄電池、配管部材等のレイアウトを工夫している。なお、消火設備のキャビネットは、前面に開口部を有する枡状の筐体本体部と上記開口部を開閉する筐体扉とで構成されている。
従来の消火設備では、蓄電池や電源装置を、筐体本体部内で、筐体本体部の上部や背面や側面等の空きスペースに収めて、レイアウトの工夫をはかっている。
ここで、従来の技術に関連する文献として、たとえば、特許文献1を掲げることができる。
特開2009−56044号公報
ところで、従来のように、蓄電池や電源装置を筐体本体部の上部や背面や側面等の空きスペースに収めるレイアウトにすると、蓄電池や電源装置のメンテナンスがし難くなるという問題がある。
たとえば、蓄電池や電源装置を筐体本体部の上部に設置すると、蓄電池等の位置が地上から2m程度の高さになり、蓄電池や電源装置のメンテナンスをするときの作業性が悪くなる。
また、蓄電池や電源装置のメンテナンスをするときに、消火剤容器と噴射ヘッドとをつないでいる配管部材を取り外す等して、蓄電池や電源装置をキャビネットの外部に取り出す必要がある。
この取り出しをしやすくするために、質量の大きい蓄電池や電源装置を、スライド機構を介して筐体本体部で支持し、蓄電池や電源装置をキャビネットの外部に引き出すことが考えられるが、スライド機構を設けることで消火設備の構成が煩雑になってしまう。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、簡素な構成でメンテナンスがしやすくしかも省スペース化をはかることができる消火設備を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、側面に開口部を備えた筐体本体部と、前記筐体本体部内に設けられた消火剤貯蔵容器と、上下方向に延びた軸を中心にして回動するように前記筐体本体部に設けられ、前記回動をすることで前記筐体本体部の開口部を開閉する筐体扉と、前記消火剤貯蔵容器の消火剤の吐出口を開状態にする容器弁と、前記容器弁を駆動するための電力を供給する電源装置と、前記電源装置へ電力を供給する蓄電池とを有し、前記筐体本体部の開口部が前記筐体扉で閉じられたときに前記筐体本体部と前記筐体扉との内部に前記電源装置と前記蓄電池とが位置するように構成されているとともに、前記筐体扉は、下側筐体扉と上側筐体扉とに分割されており、前記下側筐体扉に前記蓄電池と前記電源装置とが設けられ、前記上側筐体扉の高さ方向の寸法の値が、前記下側筐体扉の高さ方向の寸法の値よりも大きくなっている消火設備である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の消火設備において、前記筐体本体部の開口部が前記筐体扉で閉じられたときにおける前記筐体本体部と前記筐体扉との内部には、前記消火剤貯蔵容器の消火剤の吐出口を開閉する容器弁が設けられており、前記上側筐体扉には、前記電源装置から供給される電力によって、前記容器弁を開閉する制御回路基板が設けられており、前記制御回路基板は、前記筐体本体部の開口部が前記筐体扉で閉じられたときに前記筐体本体部と前記筐体扉との内部に位置している消火設備である。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の消火設備において、前記消火剤貯蔵容器は、前記筐体本体部の、前記筐体本体部の開口部とは反対側である奥側に設けられている消火設備である。
本発明によれば、簡素な構成でメンテナンスがしやすくしかも省スペース化をはかることができる消火設備を提供できるという効果を奏する。
本発明の実施形態に係る消火設備(筐体扉が閉じられている消火設備)の概略構成を示す図であり、(b)は(a)におけるIB矢視図であり、(c)は(a)におけるIC矢視図である。 本発明の実施形態に係る消火設備(上側筐体扉が閉じられており下側筐体扉が開いている消火設備)の概略構成を示す図であり、(b)は(a)におけるIIB矢視図である。 本発明の実施形態に係る消火設備(下側筐体扉が閉じられており上側筐体扉が開いている消火設備)の概略構成を示す図であり、(b)は(a)におけるIIIB矢視図である。 本発明の実施形態に係る消火設備(下側筐体扉と上側筐体扉とが開いている消火設備)の概略構成を示す図である。 変形例に係る消火設備を示す図であって、図1(b)等に対応する図である。 別の変形例に係る消火設備を示す図であって、図1(b)等に対応する図である。
本発明の実施形態に係る消火設備(パッケージ型の消火設備)1は、たとえば、複合ビルや工場や公交通機関や病院などの電気室や通信機械室や駐車場に設置されて使用されるものであり、図1〜図4で示すように、キャビネット(筐体)3と消火剤貯蔵容器5と容器弁7と電源装置9と蓄電池11とを備えて構成されている。キャビネット3は、筐体本体部13と筐体扉15とを備えて構成されている。
筐体本体部13の前面には、開口部17が形成されており、消火剤貯蔵容器5は、筐体本体部13内に設けられている。消火剤貯蔵容器5の内部には、二酸化炭素等の消火剤が貯留される。
筐体扉15は、所定の軸CLを回動中心にして回動するように筐体本体部13に設けられており、軸CLを回動中心にして回動することで、筐体本体部13の開口部17を開閉する。軸CLは筐体本体部13の開口部17の横方向の他端および筐体扉15の幅方向の他端で上下方向に延びている。
そして、筐体本体部13の開口部17を筐体扉15で閉じたときには、筐体扉15の幅方向の一端が、筐体本体部13の開口部17の横方向の一端に係止され、筐体本体部13の開口部17が筐体扉15で蓋がされた状態が維持される。
容器弁(たとえば電磁弁)7は、消火剤貯蔵容器5に設けられており、消火剤貯蔵容器5の消火剤の吐出口を開閉する。
電源装置9は、詳しくは後述する制御回路基板19、操作パネル21等に電源を供給する。また、電源装置9は、制御回路基板19等を介して容器弁7を駆動する電力を容器弁7に供給する。電源装置9は、電圧を変換するためのトランスを備えて構成されているので、質量(重量)が大きい。
蓄電池11は、停電時等、電源装置9への外部からの電力の供給が遮断されたときに、電源装置9へ電力を供給する。蓄電池11はたとえば鉛蓄電池で構成されているので、電源装置9と同様に、質量が大きい。
そして、消火設備1では、筐体本体部13の開口部17が筐体扉15で閉じられたときに、筐体本体部13と筐体扉15との内部(閉状態のキャビネット3の内部)に、電源装置9と蓄電池11とが位置するように構成されている。
さらに、消火剤貯蔵容器5も閉状態のキャビネット3の内部に位置しており、また、電源装置9と蓄電池11とが、筐体扉15に一体的に設けられている。
なお、電源装置9、蓄電池11の少なくともいずれかが、筐体扉15に一体的に設けられている構成であってもよい。
電源装置9や蓄電池11が筐体扉15に一体的に設けられていることで、筐体扉15が回動するときに、電源装置9や蓄電池11も筐体扉15とともに回動し、筐体扉15が開いて筐体本体部13の開口部17が開いたときに、電源装置9や蓄電池11が筐体本体部13(キャビネット3)の外部に位置する。
また、消火設備1には、たとえば、制御回路基板(CPU、メモリ、リレー等を備えて構成された制御回路)19、操作パネル21、火災検出部(図示せず)、噴射ヘッド23等がさらに設けられている。なお、CPUやメモリが操作パネル21に設けられていてもよい。
制御回路基板(制御部)19は、閉状態のキャビネット3の内部に設けられており、操作パネル21は、このほとんどの部位が閉状態のキャビネット3の内部に設けられており、人が操作する押ボタン等の入力部や、表示灯やLCD等の出力部が、閉状態のキャビネット3の外面に現れている。
火災検出部は、消火設備1が設置されている付近で火災が発生したことを検出する。なお、火災検出部は、たとえば、キャビネット3の外部でキャビネット3から離れて設けられているが、キャビネット3の外部でキャビネット3の外面等に一体的に設けられていてもよい。さらに、火災検出部を複数設けてもよい。
消火剤貯蔵容器5の消火剤の吐出口には、容器弁7が設けられており、噴射ヘッド23は、キャビネット3の外部に設けられており、容器弁7と噴射ヘッド23とは配管25で接続されている。そして、容器弁7が開状態になったときに、消火剤貯蔵容器5内の消火剤が、容器弁7と配管25とを通り、噴射ヘッド23から、キャビネット3の外部に吐出される。なお、噴射ヘッド23の先に、別途配管が接続されており、この配管の先からも消火剤を吐出する構成であってもよい。
電源装置9には、上述したように、外部から電力が供給される。電源装置9は、制御回路基板19等に電力を供給し、また、必要に応じて蓄電池11にも電力を供給する。蓄電池11は、外部からの電力の供給が遮断されたときに、制御回路基板19等に電力を供給する。
消火設備1では、操作パネル21を介して、自動モードと手動モードとの切り換えができる。
自動モードのとき、火災の発生が無い通常の状態では容器弁7が閉状態になっているが、火災の発生を火災検出部が検出すると、制御回路基板19の制御の下、容器弁7が開状態になり、消火剤貯蔵容器5内の消火剤が、噴射ヘッド23から吐出される。
一方、手動モードのとき、操作パネル21の入力部からの入力により、消火剤貯蔵容器5内の消火剤が、噴射ヘッド23から吐出される。
筐体扉15は、たとえば、上下方向で複数に分割されており、分割されている各筐体扉15A、15Bのそれぞれは、お互いが独立して回動する。
電源装置9、蓄電池11は、複数に分割されている筐体扉15A、15Bのいずれかに設けられている。
すなわち、複数に分割されている各筐体扉15A、15Bのうちの1つの筐体扉15Aに、電源装置9と蓄電池11とが設けられているが、複数に分割されている各筐体扉15A、15Bのうちの1つの筐体扉15Aに、電源装置9が設けられており、他の1つの筐体扉15Bに、蓄電池11が設けられていてもよい。
さらに、制御回路基板19、操作パネル21も、複数に分割されている筐体扉15A、15Bのいずれかに設けられている。
複数に分割されている筐体扉15A、15Bの総てを開状態にすることで、筐体本体部13の開口部17の総てが開口され(図4参照)、筐体扉15A、15Bの総てを閉状態にすることで、筐体本体部13の開口部17の総てが閉じるように構成されている(図1参照)。
なお、筐体扉15を1枚で構成し、1枚の筐体扉15を開状態にすることで筐体本体部13の開口部17が開口され、1枚の筐体扉15を閉状態にすることで、筐体本体部13の開口部17の総てが閉じるように構成されていてもよい。
ここで、消火設備1について、例を掲げてさらに詳しく説明する。
水平な所定の一方向を前後方向とし、水平な他の所定の一方向であって前後方向に直交する方向を横方向とし、前後方向と横方向とに対して直交する方向を上下方向とする。
筐体本体部13は、たとえば鋼板に折り曲げ加工等をすることで矩形な枡状に形成されている。鋼板の厚みは適宜選定されるが、0.8mm〜3.2mmの厚さの鋼板を採用することが、必要な強度を確保し軽量化をはかる点で、望ましい。筐体本体部13は、1つの矩形な平板状の底壁部13Aと、1つの矩形な平板状の上壁部13Bと、3つの矩形な平板状の側壁部13C、13D、13Eとを備えて構成されている。
なお、1つの筐体本体部13は、たとえば、1枚の所定形状の板金(0.8mm〜3.2mmの厚さの所定形状の中間製造物)を適宜折り曲げ加工することで形成されている。
底壁部13A、上壁部13Bは、これらの厚さ方向が上下方向になっており、上壁部13Bは底壁部13Aの上方で底壁部13Aから所定の距離離れているとともに、上下方向から見ると、上壁部13Bの総てと底壁部13Aの総てとはお互いに重なっている。
1つ目の側壁部13Cは、この厚さ方向が横方向になっており、底壁部13Aの横方向の一端の辺(辺の全長)から、上壁部13Bの横方向の一端の辺(辺の全長)まで立ち上がっている。
2つ目の側壁部13Dは、この厚さ方向が前後方向になっており、底壁部13Aの後端の辺(辺の全長)から、上壁部13Bの後端の辺(辺の全長)まで立ち上がっている。
3つ目の側壁部13Eは、この厚さ方向が横方向になっており、底壁部13Aの横方向の他端の辺(辺の全長)から、上壁部13Bの横方向の他端の辺(辺の全長)まで立ち上がっている。
なお、3つの側壁部13C、13D、13Eの断面(上下方向に対して直交する平面による断面)は、「コ」字状に形成されている。底壁部13Aと上壁部13Bとの間で壁部13C、13D、13Eが設けられていないところが、筐体本体部13の開口部17になっており、この開口部17は、矩形状に形成されて筐体本体部13の前方に位置している。
また、底壁部13Aの下には、たとえば、山形鋼で「ロ」字状に形成された基台27が設けられている。基台27は、底壁部13Aに一体的に設けられており、筐体本体部13を地面等に起立させて設置するときに、地面に固定されたアンカーボルトに固定される。
筐体扉15は、たとえば鋼板に折り曲げ加工等をすることで矩形な板状に形成されている。また、筐体扉15は、下側筐体扉15Aと上側筐体扉15Bとに分割されており、下側筐体扉15Aに蓄電池11と電源装置9とが設けられている。電源装置9は、蓄電池11の上方に設けられている。上側筐体扉15Bに制御回路基板19と操作パネル21とが設けられている。操作パネル21は、制御回路基板19の上方に設けられている。
下側筐体扉15Aや上側筐体扉15Bを構成する鋼板の厚みは適宜選定されるが、たとえば、筐体本体部13の鋼板と等しい厚さである0.8mm〜3.2mmの厚さの鋼板を採用することが、必要な強度を確保し軽量化をはかる点で、望ましい。
下側筐体扉15Aは、矩形な平板状に形成されており、蝶番等の下側筐体扉支持部材(図示せず)を介して、筐体本体部13に設けられている。なお、下側筐体扉支持部材は、横方向(幅方向)の他端部で、下側筐体扉15Aと筐体本体部13の開口部17のところ(側壁部13E)とに係合している。
そして、下側筐体扉15Aが閉じられている状態では、下側筐体扉15Aの横方向の一端部に設けられている被係止部(図示せず)が、筐体本体部13の開口部17の横方向の一端部に設けられている係止部(図示せず)に係止されて、下側筐体扉15Aの閉状態が維持される。また、下側筐体扉15Aが閉じられている状態では、下側筐体扉15Aの厚さ方向が前後方向になっており、筐体本体部13の開口部17の下側部位(前後方向で見て矩形状に形成されている開口部17の部位)を下側筐体扉15Aが塞いでいる。
上側筐体扉15Bも、矩形な平板状に形成されており、下側筐体扉15Aと同様にして、筐体本体部13に設けられている。そして、上側筐体扉15Bが閉じられている状態では、上側筐体扉15Bの厚さ方向が前後方向になっており、筐体本体部13の開口部17の矩形状の上部を上側筐体扉15Bが塞いでいる。
筐体扉15A、15Bの厚さ(開口部を閉じたときの前後方向の寸法であって、たとえば筐体扉15A、15Bの外周の折り曲げで形成された縁部の厚さ寸法)は30mmとしており、筐体扉15A、15Bの強度を向上させている、筐体扉15A、15Bの厚さは、適宜設計すればよいが、軽量化を維持して強度を向上させるためには5mm〜50mmとするのが望ましい。
なお、下側筐体扉15Aと上側筐体扉15Bとが閉じられている状態では、筐体本体部13の開口部17の総てが塞がれている。
消火剤貯蔵容器5は、外形が円柱状に形成されており、中心軸が上下方向に伸び、底壁部13Aの上に載置されるようにして、筐体本体部13内に設けられている。消火剤貯蔵容器5は、前後方向では後側に位置しており、横方向では一端側に位置している。
消火剤貯蔵容器5は、筐体本体部13に図示しない保持体によって一体的に設けられているが、上記保持体を取り外すことで、筐体本体部13から取り外すことができ、開口部17から筐体本体部13の外部に取り出すことができる。
容器弁7は、消火剤貯蔵容器5の上端に設置されており、噴射ヘッド23は、キャビネット3(筐体本体部13)の上面から突出している。なお、容器弁7からの配管25が延長され、離れた箇所に噴射ヘッドが設けられてもよい。
ここで、容器弁7による消火剤貯蔵容器5の消火剤の吐出口の開閉(特に、閉状態から開状態にする場合)について例を掲げて詳しく説明する。
起動装置を構成する電磁開放器(図示せず)が、制御部を構成する制御回路基板19から送信された起動信号(火災発生による起動信号)を受信すると、電磁開放器が作動する。そして、電磁開放器に連結された針(図示せず)が突出して起動ガスが充填されている起動用ガス容器(図示せず)の封板を破り、導管(図示せず)内に起動ガスが送出される。
この送出された起動ガスが消火剤貯蔵容器5の頭部の容器弁7に導かれ、容器弁7の封板(図示せず)を破り、容器弁7が閉状態から開状態になる。そして、消火剤貯蔵容器5内の消火剤(消火ガス)が配管25を通じて噴射ヘッド23から放出される。
なお、放出された消火剤は、配管25を介して圧力スイッチ(図示せず)にも導かれ、放出ガスの圧力によって圧力スイッチが作動し、その出力信号が制御回路基板19に入力され、配管25内のガス圧が所定圧まで高まったことを検知した圧力スイッチの信号を受信したとき制御回路基板19は、電磁開放器への起動信号をOFF状態にする。
この起動装置を構成する電磁開放器は隣接又は離れた箇所に設置された同型のキャビネットに接続し、そのキャビネット内の消火剤貯蔵容器の容器弁を閉状態から開状態にすることもできる。
蓄電池11は、概ね直方体状に形成されており、厚み方向が下側筐体扉15Aの厚さ方向と一致するようにして、下側筐体扉15Aの下方で、下側筐体扉15Aの厚さ方向の一方の面(下側筐体扉15Aが閉状態になっているときに後方に位置している面;筐体本体部13の内部に臨んでいる面)に一体的に設置されている。
電源装置9も、概ね直方体状に形成されており、蓄電池11の上方で、蓄電池11と同様にして、下側筐体扉15Aに一体的に設置されている。なお、電源装置9の上方に蓄電池11が設けられていてもよいし、電源装置9と蓄電池11とが、下側筐体扉15Aの幅方向(下側筐体扉15Aを閉じたときには横方向)にならんで設けられていてもよい。
蓄電池11や電源装置9が設置されていることで、下側筐体扉15Aを閉じたときに下側筐体扉15Aの厚さが後方に厚くなったとみなせる態様になっている。
制御回路基板19も、外形が概ね直方体状に形成されており、厚み方向が上側筐体扉15Bの厚さ方向と一致するようにして、上側筐体扉15Bの下方で、上側筐体扉15Bの厚さ方向の一方の面(上側筐体扉15Bが閉状態になっているときに後方に位置している面)一体的に設置されている。
操作パネル21も、概ね直方体状に形成されており、制御回路基板19の上方で、制御回路基板19と同様にして、上側筐体扉15Bに一体的に設置されている。ただし、上側筐体扉15Bに形成されている貫通孔29を介して、入力部や出力部が、筐体本体部13の外側に臨んでいる。なお、電源装置9や蓄電池11の場合と同様して、上側筐体扉15Bに設置される制御回路基板19や操作パネル21の配置位置を適宜変更してもよい。
制御回路基板19や操作パネル21が設置されていることで、上側筐体扉15Bの厚さも後方に厚くなったとみなせる態様になっている。
筐体扉15が閉じられた状態のキャビネット3の外形は四角柱状になっており、前後方向の寸法よりも横方向の寸法が大きくなっており、横方向の寸法よりも高さ寸法が大きい。
また、筐体扉15が閉じられた状態の消火設備1では、前後方向で、消火剤貯蔵容器5と蓄電池11とが僅かに離れている。消火剤貯蔵容器5と蓄電池11との間の間隙の寸法をできるだけ小さくした設計になっている。これにより、消火設備1の前後方向の寸法を小さくできる。
なお、前後方向の寸法は、蓄電池11のものが最も大きくっているが、もしも、電源装置9の前後方向の寸法が最も大きいのであれば、消火剤貯蔵容器5と電源装置9とが僅かに離れている構成にすればよいし、制御回路基板19、操作パネル21の寸法が最も大きいのであれば、消火剤貯蔵容器5と制御回路基板19、操作パネル21とが僅かに離れている構成にすればよい。
また、下側筐体扉15Aと上側筐体扉15Bとは、厚さ方向の寸法および幅方向(横方向)の寸法がお互いにほぼ等しいが、高さ方向の寸法は、上側筐体扉15Bのほうが下側筐体扉15Aよりも大きい。
上側筐体扉15Bと下側筐体扉15Aとは、閉状態から90°を超える角度回動する(図2〜図4参照)。上側筐体扉15Bと下側筐体扉15Aとが閉状態から90°を超える角度(たとえば150°程度)回動したときには、下側筐体扉15Aに電源装置9と蓄電池11とが設けられているにもかかわらず、また、上側筐体扉15Bに制御回路基板19と操作パネル21とが設けられているにもかかわらず、筐体本体部13の開口部17が、十分に開口する。
すなわち、消火設備1の前方から後方に向かって消火設備1を見ると、上側筐体扉15Bと下側筐体扉15Aとが閉状態から150°以上回動すると、筐体本体部13の矩形状の開口部17の全体が、上側筐体扉15Bと下側筐体扉15Aとこれらに設けられている制御回路基板19と操作パネル21と電源装置9と蓄電池11とによって遮られることがなく、見える。
ここで、消火設備1の使用態様について説明する。
まず、筐体扉15が閉じられている消火設備1がたとえば部屋内に設置されており、火災が発生していない状態(常態)で、自動モードに設定されている場合について説明する。
火災が発生したことを火災検出部が検出すると、閉じていた容器弁7が開き、消火剤貯蔵容器5内に貯蔵されている消火剤が、噴射ヘッド23から吐出される。
なお、常態おいては、消火設備1の外部より消火設備1に電力が供給されている。火災発生により、または、その他の原因によって、外部からの電源の供給が遮断されたときには、蓄電池11の電力が使用される。
次に、電源装置9や蓄電池11の交換や点検をする場合について説明する。上側筐体扉15Bを閉じたまま、下側筐体扉15Aのみを開状態にする。これにより、電源装置9や蓄電池11が下側筐体扉15Aにくっついたまま、筐体本体部13の外に出る(図2参照)。
電源装置9や蓄電池11が筐体本体部13の外に出ている状態で、電源装置9や蓄電池11の点検がされる。この点検のときに、電源装置9や蓄電池11を下側筐体扉15Aから一旦取り外してもよい。
また、電源装置9や蓄電池11が筐体本体部13の外に出ている状態で、電源装置9や蓄電池11を交換するときには、それまで下側筐体扉15Aに設置されていた電源装置9や蓄電池11を下側筐体扉15Aから取り外し、この後、新しい電源装置9や蓄電池11を下側筐体扉15Aに取り付ける。
そして、電源装置9や蓄電池11の点検や交換がされた後、下側筐体扉15Aを閉じて、たとえば、自動モードに設定する。
次に、制御回路基板19や操作パネル21の点検や交換をするときには、下側筐体扉15Aを閉じたまま、上側筐体扉15Bのみを開状態にし(図3参照)、この後、電源装置9や蓄電池11の場合と同様にして制御回路基板19や操作パネル21の交換や点検をする。
次に、消火剤貯蔵容器5や容器弁7の交換や点検(消火剤の交換、充填を含む)をするときには、下側筐体扉15Aと上側筐体扉15Bとを開状態にしておく(図4参照)、そして、配管25を取り外して、消火剤貯蔵容器5や容器弁7を筐体本体部13の外部に搬出する。この後、交換や点検(消火剤貯蔵容器5内の消火剤の交換や点検を含む)を行い。消火剤貯蔵容器5や容器弁7を筐体本体部13の内部の所定の位置に設置し、下側筐体扉15Aと上側筐体扉15Bとを閉じる。
なお、消火剤貯蔵容器5や容器弁7の点検を、下側筐体扉15Aと上側筐体扉15Bとを開状態にしておき、消火剤貯蔵容器5や容器弁7を筐体本体部13の内部に設置したまま、行ってもよい。
また、消火設備1の上記点検等においては、消火設備1のメインスイッチ(図示せず)をオフしておくことが望ましい。
消火設備1によれば、電源装置9や蓄電池11が、筐体扉15に設けられていることで、キャビネット3内の空きスペースを有効活用することができ、また、電源装置9や蓄電池11を支持するスライド機構を設けなくても、筐体扉15を開けるだけで電源装置9や蓄電池11をキャビネット3(筐体本体部13)の外部に取り出すことができる。これにより、消火設備1では、構成が簡素化されており、メンテナンスがしやすくなっており、しかも省スペース化がはかられている。
また、消火設備1によれば、電源装置9や蓄電池11が複数に分割されている筐体扉15A、15Bのいずれかに設けられているので、電源装置9や蓄電池11のメンテナンスをするときに、複数の筐体扉15A、15Bのうちの1つの筐体扉を開ければよく、電源装置9や蓄電池11のメンテナンスがしやすくなる。
また、筐体扉15を分割することで各筐体扉15A、15Bそれぞれの高さが縮小され、筐体扉15を開けた時の歪みが軽減される。これにより、筐体本体部13や筐体扉15を構成する板材の板厚を薄くできる。
筐体扉15を分割し各筐体扉15A、15Bそれぞれの高さが縮小されることで、扉固定用金具(ドアキャッチ)を無くすことができる。なお、扉15A、15Bが容易には開かないよう扉ハンドル(図示せず)の筐体内側にカム(図示せず)を設けている。
すなわち、筐体扉15を1枚で構成すると、筐体扉15の高さ寸法が大きくなってしまう。そこで、閉状態にある筐体扉15の剛性を確保するために、高さ方向の中央部で筐体扉に設けている被係止部に加えて、高さ方向の上端部や下端部で筐体扉15にドアキャッチを設ける場合がある。
しかし、筐体扉15を分割し各筐体扉それぞれの高さが縮小されることで、上記ドアキャッチを設ける必要が無くなる。そして、キャッチによる不具合(緊急時に筐体扉15が開けにくいことの防止、開けたときの衝撃による実装部品の損傷)がなくなる。
また、筐体扉15を分割することで、各筐体扉15A、15Bのそれぞれが軽量化され、消火設備1の組立時における各筐体扉15A、15Bのそれぞれの筐体本体部13への取り付けが容易になる。さらに、各筐体扉15A,15Bが軽量化することから、扉を回動するための部品を小型にすることができ、筐体の軽量化に寄与できる。
また、筐体扉15が下側筐体扉15Aと上側筐体扉15Bとに分割されているので、個々の扉の重量を軽くすることができ(質量を小さくすることができ)、自重で筐体扉15A、15Bが下がることを防ぐことができる。
また、消火設備1によれば、下側筐体扉15Aに質量の大きい蓄電池11と電源装置9とが設けられているので、消火設備1の重心を下げることができ、消火設備1を安定した状態で設置できる。
また、消火設備1によれば、下側筐体扉15Aに蓄電池11と電源装置9とが設けられており、上側筐体扉15Bに制御回路基板19と操作パネル21とが設けられているので、筐体扉15に実装する部品や装置を用途毎や施工方法ごとに分けて実装することがなされており、これにより利便性が向上し、メンテナンス性が向上する。
また、消火設備1によれば、制御回路基板19と操作パネル21のメンテナンスをするとき、上側筐体扉15Bのみを開閉すればよく、メンテナンスをする者の足場を確保しやすくなる。
また、消火設備1によれば、質量の大きい電源装置9や蓄電池11のメンテナンスをするとき、小さい下側筐体扉15Aのみを開ければよいので、下側筐体扉15Aを開閉するときの労力を軽減できる。
また、消火設備1によれば、上側筐体扉15Bと下側筐体扉15Aとを開くことで、筐体本体部13の開口部17全体があらわになり、消火剤貯蔵容器5のメンテナンスがしやすくなる。
以上により、筐体扉15を上下で2枚にすることで、作業状況に応じて使い分けができ、メンテナンス性と省スペース化を両立させることができる。
ところで、図5で示すように、下側筐体扉15A、上側筐体扉15Bの少なくともいずれかをこれらの幅方向で分割し、観音開きの態様にしてもよい。
また、図6で示すように、筐体本体部13の後面(側面でもよい。)で開閉する消火剤貯蔵容器扉31を設け、この消火剤貯蔵容器扉31に、蓄電池11等の場合と同様にして、消火剤貯蔵容器5を設けてもよい。
これにより、消火剤貯蔵容器5の筐体本体部13外への取り出しや、筐体本体部13内への設置がしやすくなる。
なお、図5、図6では、蓄電池11、電源装置9等の表示を省略している。
1 消火設備
5 消火剤貯蔵容器
7 容器弁
9 電源装置
11 蓄電池
13 筐体本体部
15 筐体扉
15A 下側筐体扉
15B 上側筐体扉
17 開口部
CL 軸

Claims (3)

  1. 側面に開口部を備えた筐体本体部と、
    前記筐体本体部内に設けられた消火剤貯蔵容器と、
    上下方向に延びた軸を中心にして回動するように前記筐体本体部に設けられ、前記回動をすることで前記筐体本体部の開口部を開閉する筐体扉と、
    前記消火剤貯蔵容器の消火剤の吐出口を開状態にする容器弁と、
    前記容器弁を駆動するための電力を供給する電源装置と、
    前記電源装置へ電力を供給する蓄電池と、
    を有し、前記筐体本体部の開口部が前記筐体扉で閉じられたときに前記筐体本体部と前記筐体扉との内部に前記電源装置と前記蓄電池とが位置するように構成されているとともに、前記筐体扉は、下側筐体扉と上側筐体扉とに分割されており、前記下側筐体扉に前記蓄電池と前記電源装置とが設けられ、前記上側筐体扉の高さ方向の寸法の値が、前記下側筐体扉の高さ方向の寸法の値よりも大きくなっていることを特徴とする消火設備。
  2. 請求項1に記載の消火設備において、
    前記筐体本体部の開口部が前記筐体扉で閉じられたときにおける前記筐体本体部と前記筐体扉との内部には、前記消火剤貯蔵容器の消火剤の吐出口を開閉する容器弁が設けられており、
    前記上側筐体扉には、前記電源装置から供給される電力によって、前記容器弁を開閉する制御回路基板が設けられており、
    前記制御回路基板は、前記筐体本体部の開口部が前記筐体扉で閉じられたときに前記筐体本体部と前記筐体扉との内部に位置していることを特徴とする消火設備。
  3. 請求項1または請求項2に記載の消火設備において、
    前記消火剤貯蔵容器は、前記筐体本体部の、前記筐体本体部の開口部とは反対側である奥側に設けられていることを特徴とする消火設備。
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