JP6815287B2 - 可視化管理装置、データ管理装置、データ可視化システム、可視化管理方法、及びプログラム - Google Patents

可視化管理装置、データ管理装置、データ可視化システム、可視化管理方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、可視化管理装置、データ管理装置、データ可視化システム、可視化管理方法、及びプログラムに関する。
様々な分野、例えば研究開発、性能解析、生産管理、マーケティング等において、収集されたデータ(ビッグデータ)を可視化するシステムが利用されている。例えば、時系列として与えられる数値データに基づいてグラフを作成して表示する装置であって、任意の集計期間内の数値データを時間軸に沿って集計した結果を示す第1のグラフと、第1のグラフに示されている集計期間内について第1の属性に関する集計結果を示す第2のグラフと、第1のグラフに示されている集計期間内について第2の属性に関する集計結果を示す第3のグラフとを表示し、第1のグラフ内の集計期間を変更する操作に応じて第2のグラフ及び第3のグラフが更新される装置がある。
特開2009−245128号公報
可視化の対象となるデータ源や可視化画面を表示させる端末装置(レンダラ)が分散して存在する場合、これらのデータ源やレンダラに関する情報を一元管理するサーバ(可視化管理装置、クラウドサービス等)が必要となる。また、データ源が大規模である場合、レンダラに送信されるデータを必要に応じて集約する必要がある。このような集約処理をサーバが一手に担うとすると、サーバの負荷が過大となる場合がある。また、集約処理を行う際にデータの内容がサーバに読み込まれるため、情報漏洩の危険性が高くなる。このような問題を解決するためには、集約処理を分散化させることが有効であるが、従来の技術によっては分散化と一元管理との両立が困難である。
そこで、以下の実施形態では、サーバによる一元管理とデータ集約処理の分散化とを両立させることを目的とする。
実施形態の可視化管理装置は、端末装置及びデータ管理装置と通信する。端末装置は、可視化画面を表示する。データ管理装置は、オリジナルデータを集約した集約データを生成する。可視化管理装置は、設定情報受信手段、画面構成情報管理手段、リクエスト生成手段、及びリクエスト送信手段を含む。設定情報受信手段は、端末装置から可視化画面に関する設定を示す設定情報を受信する。画面構成情報管理手段は、設定情報に基づいて記憶手段に可視化画面の画面構成を示す画面構成情報を記憶させる。リクエスト生成手段は、設定情報及び画面構成情報に基づいて、集約データを生成するためのリクエストを生成する。リクエスト送信手段は、リクエストをデータ管理装置に送信する。
第1の実施形態に係るデータ可視化システムのシステム構成を例示する図。 第1の実施形態に係るデータ管理装置、端末装置、及びサーバのハードウェア構成を例示する図。 第1の実施形態に係るデータプロセッサの機能構成を例示するブロック図。 第1の実施形態に係るデータレンダラの機能構成を例示するブロック図。 第1の実施形態に係る仲介プロセッサの機能構成を例示するブロック図。 第1の実施形態の第1の例に係るデータ可視化システムにより生成される可視化画面を例示する図。 第1の実施形態の第2の例に係るデータ可視化システムにより生成される可視化画面を例示する図。 第1の実施形態に係るデータ可視化システムにおける一元管理の状態を例示する概念図。 第1の実施形態に係る画面構成情報のデータ構造を例示する図。 第1の実施形態に係るデータ可視化システムにおけるプログラムの提供形態を例示する図。 第1の実施形態に係るデータ可視化システムにおいてユーザが画面操作を行ってからデータレンダラがヘッダデータ又は可視化データを取得するまでの処理の流れを例示するシーケンス図。 第1の実施形態に係るリクエストのデータ構成を例示する図。 第1の実施形態に係るデータ可視化システムにおける暗号化の作用を例示する概念図。 第1の実施形態に係るデータ可視化システム1において設定変更に応じて可視化画面を更新する処理の流れを例示するフローチャート。 第1の実施形態に係るデータ源リストを例示する図。 第1の実施形態においてチャートの種類を選択する際の設定画面を例示する図。 第1の実施形態に係るデータ可視化システムにおけるデータ源及びチャート種類の設定からデータマッピングの設定までの処理の流れを例示するシーケンス図。 第1の実施形態に係るデータ可視化システムにおけるデータマッピングの設定から可視化画面の表示までの処理の流れを例示するシーケンス図。 第1の実施形態におけるオリジナルデータ、ヘッダデータ、及び可視化データのデータ構造、並びにデータマッピング設定画面及び可視化画面の表示形態を例示する図。 第2の実施形態に係るデータ可視化システムのシステム構成を例示する図。 第2の実施形態に係る仲介プロセッサの機能構成を例示するブロック図。 第2の実施形態に係るデータ可視化システムにおいてユーザが設定操作を行ってからデータレンダラが可視化画面を表示するまでの処理の流れを例示するシーケンス図。 第3の実施形態に係るデータ可視化システムのシステム構成を例示する図。 第3の実施形態に係る仲介プロセッサの機能構成を例示するブロック図。 第3の実施形態に係るデータ可視化システムにおいてユーザが設定操作を行ってから第1のデータレンダラが可視化画面を表示するまでの処理の流れを例示するシーケンス図。 第3の実施形態において複数のデータレンダラの中から可視化データの共用が可能なデータレンダラを判定するための処理の流れを例示するフローチャート。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係るデータ可視化システム1のシステム構成を例示する図である。データ可視化システム1は、データ管理装置2、端末装置3、サーバ4(可視化管理装置)、及びネットワーク5を含む。データ可視化システム1は、データ管理装置2により生成される集約データに含まれる可視化データを端末装置3によりレンダリングし、端末装置3に可視化画面を表示させるシステムである。
データ管理装置2は、可視化の対象となるデータ(オリジナルデータ)を管理する情報処理装置であり、例えば汎用のPC(Personal Computer)、ストレージサーバ等であり得る。データ管理装置2は、データ源11及びデータプロセッサ12を含む。データ源11は、適宜な記憶装置を利用してオリジナルデータを記憶するデータベースである。オリジナルデータは、所定の手段(例えば実験、センサによる検出等)により収集された生データ(ビッグデータ)等であり得る。データプロセッサ12は、適宜な集積回路を利用して構成され、データ源11内のオリジナルデータに対して所定の処理(集約処理等)を施し、集約データを生成する。集約データには、レンダリングの対象となる可視化データ(スモールデータ)、オリジナルデータに含まれる属性値の特徴を属性(カラム)毎に示すヘッダデータ等が含まれる。本実施形態に係るデータプロセッサ12は、サーバ4から送信されたリクエストに基づいてオリジナルデータから集約データを生成する。可視化画面には、少なくとも1つのチャートが画面構成情報に基づいて表示される。
端末装置3は、可視化画面を表示する情報処理装置であり、例えばPC、タブレット端末、スマートフォン等であり得る。端末装置3は、集積回路を利用して構成されるデータレンダラ21を含む。データレンダラ21は、データ管理装置2のデータプロセッサ12により生成された可視化データをレンダリングすることにより、出力デバイス(ディスプレイ等)に可視化画面を表示する。また、データレンダラ21は、ユーザによる操作に基づいて可視化画面に関する設定を行い、設定内容を示す設定情報を生成する。
サーバ4は、データ管理装置2と端末装置3との間の通信を仲介する情報処理装置であり、例えばサーバコンピュータ等であり得る。サーバ4は、集積回路を利用して構成される仲介プロセッサ22を含む。仲介プロセッサ22は、データ管理装置2(データ源11及びデータプロセッサ12)に関する情報と端末装置3(データレンダラ21)に関する情報とを一元管理する。また、仲介プロセッサ22は、端末装置3から受信した設定情報及び可視化画面の画面構成を示す画面構成情報に基づいてリクエストを生成し、生成したリクエストをデータ端末装置2(データプロセッサ12)に送信する。また、仲介プロセッサ22は、データ管理装置2から集約データ(可視化データ又はヘッダデータ)を受信し、受信した集約データを端末装置3に転送する。
ネットワーク5は、複数の情報処理装置間の通信を可能にするコンピュータネットワークである。本実施形態においては、データ管理装置2と端末装置3とがユーザに比較的近いローカル環境に配置され、サーバ4がクラウドコンピューティング等を利用したリモート環境に配置されることを想定している。この場合、データ管理装置2とサーバ4との間の通信、及び端末装置3とサーバ4との間の通信は、それぞれインターネット等の通信網を介して独立して確立される。データ管理装置2と端末装置3とはLAN(Local Area Network)を介して直接接続されてもよい。
なお、データ可視化システム1のシステム構成は上記に限られるものではない。図1においては、1つのサーバ4に1つのデータ管理装置2及び1つの端末装置3が接続され、1つのデータ管理装置2内に1つのデータ源11及び1つのデータプロセッサ12が存在する構成が示されているが、例えば、1つのサーバ4に複数のデータ管理装置2及び複数の端末装置3が接続されてもよい。また、1つのデータ管理装置2内に複数のデータ源11及び複数のデータプロセッサ12が存在してもよい。また、データ管理装置2と端末装置3とは必ずしも共にローカル環境に配置されなければならないものではなく、例えばデータ管理装置2が端末装置3から離れたリモート環境に配置されてもよい。また、サーバ4は必ずしもリモート環境に配置されなければならないものではなく、例えばデータ管理装置2及び端末装置3と共にローカル環境に配置されてもよい。
図2は、第1の実施形態に係るデータ管理装置2、端末装置3、及びサーバ4のハードウェア構成を例示する図である。データ管理装置2、端末装置3、及びサーバ4は、CPU(Central Processing Unit)31、RAM(Random Access Memory)32、ROM(Read Only Memory)33、不揮発性メモリ34、ユーザI/F35、及び通信I/F(Interface)36を含む。CPU31は、ROM33又は不揮発性メモリ34に記憶されたプログラムに従ってRAM32をワーキングエリアとして所定の演算処理を行う。ユーザI/F35は、ユーザによる操作を受け付け、外部から情報を入力するためのデバイス(例えばキーボード、マウス、タッチパネル等)、及び内部で生成した情報を外部に出力するためのデバイス(例えばディスプレイ、スピーカ、プリンタ等)である。通信I/F36は、ネットワーク5を介して外部の装置との間で情報の送受信を可能にするデバイスである。なお、データ管理装置2及びサーバ4についてはユーザI/F35が備えられていなくてもよい。
図3は、第1の実施形態に係るデータプロセッサ12の機能構成を例示するブロック図である。データプロセッサ12は、抽出部101、ヘッダデータ生成部102(集約データ生成部)、可視化データ生成部103(集約データ生成部)、暗号化部104、及び通信部105を含む。
上記各部101〜105は、例えば1又は複数の集積回路により実現される。上記各部101〜105は、CPU31等のプロセッサにプログラムを実行させること、すなわちソフトウェアにより実現されてもよい。また、上記各部101〜105は、専用のIC(Integrated Circuit)等のプロセッサ、すなわちハードウェアにより実現されてもよい。また、上記各部101〜105は、ソフトウェア及びハードウェアを併用して実現されてもよい。複数のプロセッサを用いる場合、各プロセッサは、各部101〜105のうちの1つを実現してもよいし、各部101〜105のうちの2以上を実現してもよい。
抽出部101は、サーバ4から送信されたリクエストに基づいて、データ源11からオリジナルデータを抽出する。
ヘッダデータ生成部102は、サーバ4から送信されたリクエスト(ヘッダデータリクエスト)に基づいて、抽出部101により抽出されたオリジナルデータからヘッダデータを生成する。ヘッダデータとは、オリジナルデータに含まれるカラム(属性)毎の属性値の特徴(属性値タイプと属性値範囲)を示す情報である。例えば、カラム(属性)が「温度」である場合の属性値は[10℃,100℃]等となり、カラムが「居室」である場合の属性値は{A室,B室,C室}等となる。属性値タイプは、このような属性値の特徴(タイプ)を示すものであり、例えば、カラムが「温度」である場合、その属性値のタイプは「数的(Numerical)」であると言うことができ、カラムが「居室」である場合、その属性値のタイプは「名目的(Nominal)」であると言うことができる。このようなヘッダデータは、ユーザが端末装置3を操作してチャートのデータマッピングを設定する際に利用される。例えば、属性値タイプが「Nominal」であるカラムをデータマッピングの候補から自動的に除外する処理等が可能となる。
可視化データ生成部103は、サーバ4から送信されたリクエスト(可視化データリクエスト)に基づいて、抽出部101により抽出されたオリジナルデータから可視化データを生成する。可視化データ生成部103は、集約部111を含む。集約部111は、受信したリクエストに基づいてオリジナルデータ(ビッグデータ)を集約し、可視化データ(スモールデータ)を生成する。可視化データは、オリジナルデータに基づく可視化画面を生成するためのレンダリング処理の対象となるデータである。
暗号化部104は、ヘッダデータ生成部102により生成されたヘッダデータ及び可視化データ生成部103により生成された可視化データを暗号化する。
通信部105は、ネットワーク5を介してサーバ4との通信を確立する。通信部105は、サーバ4から送信されたリクエストを受信し、リクエストの応答として暗号化されたヘッダデータ又は暗号化された可視化データをサーバ4に送信する。また、通信部105は、サーバ4との通信を確立する際に所定の認証処理を行ってもよい。
図4は、第1の実施形態に係るデータレンダラ21の機能構成を例示するブロック図である。データレンダラ21は、設定部121、復号部122、描画処理部123、及び通信部124を含む。
上記各部121〜124は、例えば1又は複数の集積回路により実現される。上記各部121〜124は、CPU31等のプロセッサにプログラムを実行させること、すなわちソフトウェアにより実現されてもよい。また、上記各部121〜124は、専用のIC(Integrated Circuit)等のプロセッサ、すなわちハードウェアにより実現されてもよい。また、上記各部121〜124は、ソフトウェア及びハードウェアを併用して実現されてもよい。複数のプロセッサを用いる場合、各プロセッサは、各部121〜124のうちの1つを実現してもよいし、各部121〜124のうちの2以上を実現してもよい。
設定部121は、ユーザの操作を受け付け、可視化画面に関する各種設定処理を行い、設定内容を示す設定情報を生成する。設定部121は、データ源選択部131、チャート選択部132、ヘッダデータ取得部133、データマッピング設定部134、及び表示条件設定部135を含む。データ源選択部131は、ユーザに可視化の対象となるデータ源11を選択させる。このとき、サーバ4から送信されたデータ源リストが利用される。データ源リストとは、可視化の対象として選択可能なデータ源11を示す情報である。チャート選択部132は、ユーザにチャートの種類(例えばバーチャート、ラインチャート等)を選択させる。ヘッダデータ取得部133は、データプロセッサ12のヘッダデータ生成部102により生成されたヘッダデータを取得する。データマッピング設定部134は、チャート選択部132により選択されたチャートに対応するカラムをユーザに設定させる。このとき(チャートに対応するカラムを設定する際に)、ヘッダデータ取得部133により取得されたヘッダデータが利用される。表示条件設定部135は、ユーザに可視化画面の表示条件(例えば、チャートの位置・大きさ、カラムの数値範囲等)を設定させる。表示条件設定部135は、表示条件を設定するための設定画面を表示してユーザに表示条件を設定させてもよいし、当該設定画面を表示せずに、チャートに対するユーザ操作に応じてユーザに意識させずに表示条件を設定してもよい。例えば、ユーザがマウス等の入力デバイスを用いて興味のある点や範囲を選択する操作に応じて、自動的に表示条件を設定してもよい。設定部121は、これらの機能部により設定された内容、すなわちデータ源11、チャートの種類、データマッピング設定(カラムの設定)、表示条件等を含む設定情報を生成する。
復号部122は、データプロセッサ12の暗号化部104により暗号化されたヘッダデータ及び可視化データを復号する。
描画処理部123は、復号された可視化データにレンダリングを施すことにより出力デバイスに可視化画面を生成して表示する。
通信部124は、ネットワーク5を介してサーバ4との通信を確立する。通信部124は、サーバ4にデータ源リストリクエスト及び設定情報を送信し、サーバ4からデータ源リスト、暗号化されたヘッダデータ、及び暗号化された可視化データを受信する。また、通信部124は、サーバ4との通信を確立する際に所定の認証処理を行ってもよい。
図5は、第1の実施形態に係る仲介プロセッサ22の機能構成を例示するブロック図である。仲介プロセッサ22は、データ源情報管理部141、画面構成情報管理部142、データ源リスト生成部143、リクエスト生成部144、及び通信部145を含む。
上記各部141〜145は、例えば1又は複数の集積回路により実現される。上記各部141〜145は、CPU31等のプロセッサにプログラムを実行させること、すなわちソフトウェアにより実現されてもよい。また、上記各部141〜145は、専用のIC(Integrated Circuit)等のプロセッサ、すなわちハードウェアにより実現されてもよい。また、上記各部141〜145は、ソフトウェア及びハードウェアを併用して実現されてもよい。複数のプロセッサを用いる場合、各プロセッサは、各部141〜145のうちの1つを実現してもよいし、各部141〜145のうちの2以上を実現してもよい。
データ源情報管理部141は、可視化の対象として選択可能なデータ源11に関する情報を管理する。データ源情報管理部141は、例えば、サーバ4に接続しているデータ管理装置2内のデータ源11を「可視化の対象として選択可能なデータ源11」と判定する。これにより、データ源11を一元的且つ動的に管理することができる。
画面構成情報管理部142は、端末装置3から送信された設定情報に基づいて、各端末装置3に表示される可視化画面の画面構成に関する画面構成情報を管理する。画面構成情報管理部142は、各可視化画面の画面構成情報を適宜な記憶手段(例えば不揮発性メモリ34等)に記憶させ、設定情報の変化に応じて記憶手段に記憶させた画面構成情報を更新する。これにより、端末装置3に表示されている可視化画面の状態を一元的に且つ動的に管理することができる。
データ源リスト生成部143は、データレンダラ21から送信されたデータ源リストリクエストに応じて、データ源情報管理部141により管理されている情報に基づいて、現在可視化の対象として選択可能なデータ源11を示すデータ源リストを生成する。
リクエスト生成部144は、端末装置3から送信された設定情報及び画面構成情報管理部142により管理されている画面構成情報に基づいて、データ管理装置2(データプロセッサ12)に対するリクエストを生成する。リクエストには、ヘッダデータリクエスト及び可視化データリクエストが含まれる。
通信部145は、ネットワーク5を介してデータ管理装置2及び端末装置3との間で通信を確立する。通信部145は、受信部151、送信部152、及び転送部153を含む。受信部151は、端末装置3から送信されたデータ源リストリクエスト及び設定情報を受信する。送信部152は、データ源リストを端末装置3(データレンダラ21)に送信し、リクエスト(ヘッダデータリクエスト及び可視化データリクエスト)をデータ管理装置2(データプロセッサ12)に送信する。転送部153は、データ管理装置2から送信された暗号化されたヘッダデータ及び可視化データを端末装置3に転送する。
図6は、第1の実施形態の第1の例に係るデータ可視化システム1により生成される可視化画面41を例示する図である。図7は、第1の実施形態の第2の例に係るデータ可視化システム1により生成される可視化画面41を例示する図である。
図6は、第1の実施形態に係るデータ可視化システム1において複数のデータ源11−1〜11−nと、複数のデータプロセッサ12−1〜12−nと、1つの端末装置3とが含まれる場合に生成される可視化画面41の構成を例示している。本例においては、1つの可視化画面41に複数のチャートが描画され、各チャートにはそれぞれ異なるデータ源11−1〜11−nのデータ(各データプロセッサ12−1〜12−nにより生成された可視化データ)が使用されている。本例に係る仲介プロセッサ22は、複数のデータ源11−1〜11−nと可視化画面41の画面構成(複数のチャートの各状態)とを一元管理する。
図7は、第1の実施形態に係るデータ可視化システム1において複数のデータ源11−1〜11−nと、複数のデータプロセッサ12−1〜12−nと、複数の端末装置3とが含まれる場合に生成される可視化画面41の構成を例示している。本例においては、複数の可視化画面41のそれぞれに複数のチャートが描画され、各チャートにはそれぞれ異なるデータ源11−1〜11−nのデータ(各データプロセッサ12−1〜12−nにより生成された可視化データ)が使用されている。本例に係る仲介プロセッサ22は、複数のデータ源11−1〜11−nと複数の可視化画面41の画面構成とを一元管理する。
図8は、第1の実施形態に係るデータ可視化システム1における一元管理の状態を例示する概念図である。仲介プロセッサ22は、現在可視化の対象として選択可能なデータ源11を示すアクティブデータ源リスト39を保持している。複数のデータプロセッサ12−1〜12−nのそれぞれは、仲介プロセッサ22に対して、自機を識別するデータ源IDを登録し、定期的に自機がアクティブな状態であることを示すアクティブ通知を送信する。仲介プロセッサ22は、データ源IDとアクティブ通知とに基づいてアクティブデータ源リスト39をリアルタイムに更新する。データレンダラ21が仲介プロセッサ22にデータ源リストリクエストを送信すると、仲介プロセッサ22は最新のアクティブデータ源リスト39からデータ源リストを抽出し、当該リクエストの送信元のデータレンダラ22に送信する。これにより、仲介プロセッサ22はデータ源リストを動的に管理することができる。
図9は、第1の実施形態に係る画面構成情報45のデータ構造を例示する図である。本例に係る画面構成情報45は、ユーザを識別するアカウント、可視化画面41を識別する画面ID、可視化画面41内に描画されるチャートを識別するチャートID、及びチャート内の構成を示すチャート内部情報を含む。チャート内部情報には、可視化画面41内におけるチャートの位置(座標)、チャートのサイズ(幅及び高さ)、チャートのデザイン情報(例えば凡例、軸のラベル、タイトル等)、チャートの作成に用いられるデータ源11を識別するデータ源ID、チャート内におけるデータの絞込情報(例えばカラムリスト、第1のカラムの絞込範囲(数値範囲)、第2のカラムの絞込範囲等)等が含まれる。チャートIDは、同一の可視化画面41内に含まれる複数のチャートを識別可能な情報である。チャートIDは、チャート内部情報を特定する。画面構成情報45は、画面ID、画面IDに特定された複数のチャートID、各チャートIDに含まれるチャート内部情報等の集合であってもよい。このような画面構成情報45を端末装置3(データレンダラ21)毎又は可視化画面41毎に管理することにより、複数の可視化画面41の情報を一元的に管理することが可能となる。
図10は、第1の実施形態に係るデータ可視化システム1におけるプログラムの提供形態を例示する図である。本例に係るサーバ4は、データプロセッサプログラム51、データレンダラプログラム52、及び画面構成情報45を格納するリポジトリ48を有している。リポジトリ48は、不揮発性メモリ34等を利用して構成され得る。
データ管理装置2がサーバ4(仲介プロセッサ22)にアクセスすると(S1)、サーバ4はデータプロセッサプログラム51をアクセス元のデータ管理装置2に送信し(S2)、データ管理装置2は受信したデータプロセッサプログラム51をインストールして自機にデータプロセッサ12の機能を実現する(S3)。端末装置3がサーバ4にアクセスすると(S4)、サーバ4はデータレンダラプログラム52をアクセス元の端末装置3に送信し(S5)、端末装置3は受信したデータレンダラプログラム52をインストールして自機にデータレンダラ21の機能を実現する(S6)。サーバ4はデータレンダラ21から送信される設定情報に基づいて、各可視化画面41の画面構成情報45を作成及び更新する(S7)。
図11は、第1の実施形態に係るデータ可視化システム1においてユーザが画面操作を行ってからデータレンダラ21がヘッダデータ又は可視化データを取得するまでの処理の流れを例示するシーケンス図である。データレンダラ21は、ユーザによる操作を受け付けると(S101)、操作内容を反映した設定情報を生成し、仲介プロセッサ22に送信する(S102)。仲介プロセッサ22は、設定情報を受信すると、設定内容に応じたリクエスト(ヘッダデータリクエスト又は可視化データリクエスト)を生成し(S103)、リクエストをデータプロセッサ12に送信する(S104)。
データプロセッサ12は、リクエストを受信すると、リクエストに対応するオリジナルデータをデータ源11から抽出し(S105)、ヘッダデータ又は可視化データを生成する(S106)。その後、データプロセッサ12は、生成したヘッダデータ又は可視化データを暗号化し(S107)、暗号化されたヘッダデータ又は可視化データを仲介プロセッサ22にリクエストの応答として送信する(S108)。仲介プロセッサ22は、受信した暗号化されたヘッダデータ又は可視化データを、設定情報の送信元のデータレンダラ21に転送する(S109)。データレンダラ21は、受信した暗号化されたヘッダデータ又は可視化データを復号する(S110)。
このような処理によれば、ヘッダデータ及び可視化データはデータプロセッサ12により生成され、暗号化された状態で端末装置3に取得される。このとき、サーバ4は暗号化されたデータをデータプロセッサ12からデータレンダラ21に転送するだけなので、サーバ4における情報漏洩等の危険性を低減させることができる。
図12は、第1の実施形態に係るリクエスト57のデータ構成を例示する図である。本例に係るリクエスト57は、データプロセッサ12に対して可視化データを要求する可視化データリクエストの一例である。リクエスト57は、ユーザによる操作に応じて生成される設定情報の内容を含み、本例においては、データ源11を示すデータ源ID、チャートの種類を示すチャートID、チャートが配置される画面上の座標を示す配置座標、チャートの大きさを示すサイズ、チャート化するデータ範囲等を示す絞込条件、集約データの各データを特定する集約カラム、及びチャートの生成に必要な集約カラム以外のカラムを特定する集計カラムを含む。データプロセッサ12は、このような情報を含むリクエスト57に基づいてデータ源IDが示すデータ源11内のオリジナルデータ(ビッグデータ)を集約し、可視化データ(スモールデータ)を生成する。データプロセッサ12は、例えば、オリジナルデータの数(チャート化するデータ範囲)がチャートをディスプレイに表示する画面領域の解像度(画素数)より多い場合に、当該解像度に適合するように(チャートの表示に必要最小限のデータ量となるように)オリジナルデータを集約して可視化データを生成する。
図13は、第1の実施形態に係るデータ可視化システム1における暗号化の作用を例示する概念図である。上述したように、本実施形態においては、データプロセッサ12は暗号化部104を有し、データレンダラ21は復号部122を有し、仲介プロセッサ22は暗号化された集約データ(可視化データ及びヘッダデータ)をデータプロセッサ12からデータレンダラ21へ転送する。このときの暗号化方法はユーザ10により任意に設定され得る。これにより、データプロセッサ12と仲介プロセッサ22との間には、暗号化通信層であるレイヤ1と、ユーザ10によるカスタマイズが可能な暗号化通信層であるレイヤ2とが構成される。仲介プロセッサ22とデータレンダラ21との間には、暗号化通信層であるレイヤ1が構成される。これにより、データプロセッサ12が生成した集約データ及びデータ源11内のオリジナルデータが仲介プロセッサ22に読み取られることを回避することができ、セキュリティ性を向上させることができる。
図14は、第1の実施形態に係るデータ可視化システム1において設定変更に応じて可視化画面41を更新する処理の流れを例示するフローチャートである。ユーザが端末装置3を操作して設定を開始すると、データレンダラ21のデータ源選択部131は、端末装置3のディスプレイにデータ源リストを表示する(S201)。データ源リストは、可視化の対象となり得る1つ以上のデータ源11を示す情報であり、仲介プロセッサ22のデータ源リスト生成部143により生成された情報(アクティブデータ源リスト39)に基づいて生成される。
図15は、第1の実施形態に係るデータ源リスト61を例示する図である。本例に係るデータ源リスト61においては、サーバ4に接続している1つ以上のデータ管理端末2により管理されるn個のデータ源11がリストアップされている。ユーザはディスプレイ上でデータ源リスト61の中から所望のデータ源11を選択することができる。
図14のフローチャートに戻り、上記のようにデータ源リスト61が表示されると、ユーザはデータ源リスト61の中からデータ源11を選択し、選択されたデータ源11に対応付けられたチャート群の中から所望のチャートの種類を選択する(S202)。
図16は、第1の実施形態においてチャートの種類を選択する際の設定画面60を例示する図である。本例に係る設定画面60は、ユーザがデータ源リスト61の中から所望のデータ源11(本例ではデータ3)を選択すると、選択されたデータ源11に対応付けられた複数のチャート群を示すチャートリスト62が表示され、ユーザがチャートリスト62の中から所望のチャートの種類(本例では散布図)を選択できるように構成されている。このような設定画面60は、データ源11とチャートの種類との対応関係を示す情報に基づいて生成することができる。この対応関係を示す情報は特に限定されるべきものではないが、例えば、特殊な可視化データ構造が必要なチャートに対応するために、データ源11から生成された可視化データに、対応するチャートの種類を追加した情報等であり得る。
図14のフローチャートに戻り、上記のようにデータ源11及びチャートの種類が選択されると、データレンダラ21のヘッダデータ取得部133は、選択されたデータ源11に対応するヘッダデータを取得する(S203)。ヘッダデータの取得は、図10のシーケンス図に示すような処理により行われる。ヘッダデータは、ステップS202で選択されたデータ源11に含まれる属性値の特徴を各属性(カラム)毎に示すものであり、例えば、数的であること(Numerical)、名目的であること(Nominal)等を示す情報である。数的なカラムとは、例えば時間、温度、湿度等である。名目的なカラムとは、例えば実験場所(居室)の名前等である。例えばラインチャート等においては、数的なカラムのみがデータマッピングの対象となり、名目的なカラムはデータマッピングの対象から除外される。その後、ユーザはステップS202で選択したチャートにおけるデータマッピングを設定する(S204)。
その後、データレンダラ21は、上記設定内容を示す設定情報を生成してサーバ4に送信し(S205)、データプロセッサ12が生成した可視化データを、サーバ4を介して取得する(S206)。可視化データの取得は、図10のシーケンス図に示すような処理により行われる。その後、データレンダラ21は、取得した(復号した)可視化データをレンダリングし(S207)、可視化画面41を端末装置3のディスプレイに表示させる(S208)。
その後、表示された可視化画面41上でユーザが表示条件を変更すると(S209:Yes)、データレンダラ21は変更後の設定内容を示す設定情報を送信し(S205)、変更後の設定内容に対応した可視化画面41を表示するための処理が行われる(S206〜S208)。表示条件とは、例えばチャートの種類、チャートの位置・大きさ、カラムの種類、カラムの可視化するデータ範囲等である。表示条件が変更されなかった場合(S209:No)、本ルーチンを終了する。ステップS205〜S209により、インタラクション操作による画面更新のループが構成される。
図17は、第1の実施形態に係るデータ可視化システム1におけるデータ源11及びチャート種類の設定からデータマッピングの設定までの処理の流れを例示するシーケンス図である。ユーザ10が端末装置3に対してデータ源11及びチャートの種類を設定する操作を行うと(S301)、データレンダラ21はその設定内容を含む設定情報を生成して仲介プロセッサ22に送信する(S302)。仲介プロセッサ22は、設定情報を受信すると、当該ユーザ10又はデータレンダラ21に対応する画面構成情報45を生成又は更新し(S303)、設定情報及び画面構成情報45に基づいてヘッダデータリクエストを生成し、データプロセッサ12に送信する(S304)。
データプロセッサ12は、仲介プロセッサ22からヘッダデータリクエストを受信すると、データ源11からオリジナルデータを抽出し(S305)、ヘッダデータを生成する(S306)。その後、データプロセッサ12は、生成したヘッダデータを暗号化し(S307)、暗号化されたヘッダデータを仲介プロセッサ22に送信する(S308)。
仲介プロセッサ22は、データプロセッサ12から受信した暗号化されたヘッダデータをデータレンダラ21に転送する(S309)。データレンダラ21は、仲介プロセッサ22から受信した暗号化されたヘッダデータを復号し(S310)、復号されたヘッダデータに基づいて、データマッピングを設定するための設定画面を端末装置3のディスプレイに表示する(S311)。ユーザ10は当該設定画面を介してデータマッピングを設定する操作を行う(S312)。ステップS311におけるデータマッピングを設定するための設定画面は、ヘッダデータに含まれる情報、すなわちユーザが選択したデータ源11のオリジナルデータに含まれる各カラムの属性値タイプ(Numerical、Nominal等)と属性値の範囲とに基づいて生成される。データレンダラ21は、ヘッダデータを参照することにより、データマッピングの対象とはなり得ないカラム(例えばNominalなカラム)を選択肢から排除し、選択可能なカラム(例えばNumericalなカラム)とその範囲を設定画面等によりユーザに提示することができる。これにより、ユーザ10はチャートの種類に応じてデータマッピングの設定(カラムの選択、絞込範囲の調製等)を適切に行うことが可能となる。
図18は、第1の実施形態に係るデータ可視化システム1におけるデータマッピングの設定から可視化画面41の表示までの処理の流れを例示するシーケンス図である。ユーザ10が設定画面を介してデータマッピングを設定する操作を行うと(S312)、データレンダラ21はその設定内容を含む設定情報を生成して仲介プロセッサ22に送信する(S313)。仲介プロセッサ22は、受信した設定情報に基づいて画面構成情報45を生成又は更新し(S314)、設定情報及び画面構成情報45に基づいて可視化データリクエストを生成してデータプロセッサ12に送信する(S315)。
データプロセッサ12は、仲介プロセッサ22から可視化データリクエストを受信すると、可視化データリクエストに含まれる情報に基づいて、データ源11からオリジナルデータを抽出し(S316)、可視化データを生成する(S317)。このとき、集約部111は、チャートのサイズ、絞込条件、表示する画面領域の解像度等に基づいて、オリジナルデータを集約する集約処理を行う。その後、データプロセッサ12は、生成した可視化データを暗号化し(S318)、暗号化された可視化データを仲介プロセッサ22に送信する(S319)。
仲介プロセッサ22は、データプロセッサ12から受信した暗号化された可視化データをデータレンダラ21に転送する(S320)。データレンダラ21は、仲介プロセッサ22から受信した暗号化された可視化データを復号し(S321)、復号された可視化データをレンダリングし(S322)、端末装置3のディスプレイに可視化画面41を表示する(S323)。
その後、ユーザ10が可視化画面41を介して表示条件(絞込条件、データマッピング、チャートの配置位置等)を変更する操作を行った場合(S324)、変更後の表示条件に基づいて上記処理が再び行われ、更新された可視化画面41が表示される(S325)。
図19は、第1の実施形態におけるオリジナルデータ81、ヘッダデータ82、及び可視化データ83のデータ構造、並びにデータマッピング設定画面85及び可視化画面41の表示形態を例示する図である。本例に係るオリジナルデータ81は、5つのカラム(属性)91(「時間」、「照度(lx)」、「温度(℃)」、「湿度(%)」、及び「居室(A〜D)」)と、各カラム91の属性値92とを含んでいる。ヘッダデータ82は、オリジナルデータ81のカラム91と、属性値92の属性値タイプ(Numerical、Nominal等)と、属性値92の範囲とを対応付けている。
本例に係るデータマッピング設定画面85は、ユーザによりチャートの種類として「散布図」が選択された場合の例である。散布図を作成するためには、X軸、Y軸、及び色の3つのカラムを選択する必要があると共に、全てのカラムの属性値タイプがNumericalである必要がある。そのため、データマッピング設定画面85の各軸の選択肢(本例ではプルダウン方式により選択可能になっている)には、属性値タイプがNominalである「居室」は含まれない。このようにヘッダデータ82に基づいてデータマッピング設定画面85を生成することにより、ユーザが誤ったデータマッピング設定を行うことを防ぐことが可能となる。
可視化データ83は、データマッピング、表示条件等の設定内容に基づいて、オリジナルデータ81を集約した情報である。可視化データ83は、例えば、ユーザにより設定されたカラムの数値範囲、チャートのサイズ、ディスプレイの特性(解像度)等に基づいて、チャートが適切に表示されるように集約される。このような集約処理の具体的方法は特に限定されるべきものでないが、例えば、画面上の同じ位置(表示座標)にマッピングされた複数のデータを1つのデータに纏めるように、複数の属性値の平均値、最大値、最小値等を利用して行うことができる。可視化画面41は、このように集約された可視化データ83をレンダリングすることにより生成される。
上記データ可視化システム1の機能を実現させるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供することができる。また、プログラムはネットワークに接続された所定の記憶装置から所定のコンピュータにダウンロードすることにより提供されてもよいし、予めROM等に組み込まれて所定の情報処理装置に提供されてもよい。また、プログラムは図3〜図5に示す各機能部の少なくとも一部の機能を実現する複数のモジュールから構成されてもよい。
以上のように、本実施形態によれば、サーバ4からのリクエストに応じてオリジナルデータ(ビッグデータ)から集約データ(可視化データ又はヘッダデータ)を生成するデータプロセッサ12がデータ源11に対応するように設けられるので、オリジナルデータの集約処理を分散化させることが可能となる。これにより、サーバ4の処理負荷を増大化させることなく、サーバ4によるユーザ側の情報処理装置(データ管理装置2及び端末装置3)の一元管理を実現することが可能となる。また、集約処理の際にオリジナルデータがサーバ4に読み取られることを回避することができるので、情報漏洩の危険性を低減させることが可能となる。なお、本実施形態においては、データプロセッサ12により暗号化処理を行い、データレンダラ21により復号処理を行う例を示したが、これらの暗号化処理及び復号処理は必ずしも必要なものではない。暗号化処理及び復号処理を行わない場合であっても、本実施形態に係るデータ可視化システム1の基本的な構成及びデータ処理の流れは変わらず、上記効果を得ることができる。
以下に、他の実施形態について図面を参照して説明するが、第1の実施形態と同一又は同様の作用効果を奏する箇所については同一の符号を付してその説明を省略する場合がある。
(第2の実施形態)
図20は、第2の実施形態に係るデータ可視化システム201のシステム構成を例示する図である。上記第1の実施形態に係るデータ可視化システム1においては、データ管理装置2(データプロセッサ12)により生成された集約データはサーバ4を経由して端末装置3に送信されたが、本実施形態に係るデータ可視化システム201においては、集約データはデータ管理装置2(データプロセッサ12)から端末装置3(データレンダラ21)へ直接送信される。本実施形態に係るサーバ4の仲介プロセッサ211は、データ管理装置2に対して経路情報を送信し、データ管理装置2は、経路情報に基づいて端末装置3と通信を確立し、集約データを端末装置3に直接送信する。
図21は、第2の実施形態に係る仲介プロセッサ211の機能構成を例示するブロック図である。本実施形態に係る仲介プロセッサ211は、経路情報取得部215を含む。経路情報取得部215は、他の機能部141〜145と同様に、1又は複数の集積回路により実現される。経路情報取得部215は、受信部151が受信した設定情報に基づいて、リクエストの送信先のデータ管理装置2と設定情報の送信元の端末装置3との間で通信を確立するための経路情報を取得する。経路情報は、例えば送信先のデータ管理装置2又は送信元の端末装置3のIPアドレス、ポート番号等を含んでもよい。経路情報は、データ管理装置2、端末装置3、及びサーバ4間で通信を行う際に収集及び更新される。本実施形態に係る送信部152は、リクエストの送信先(例えばデータ管理装置2)に送信元(例えば端末装置3)の経路情報を送信する。データ管理装置2及び端末装置3は、経路情報に基づいて直接通信経路を確立し、ヘッダデータ及び可視化データは、データ管理装置2から端末装置3に直接送信される。
図22は、第2の実施形態に係るデータ可視化システム201においてユーザが設定操作を行ってからデータレンダラ21が可視化画面41を表示するまでの処理の流れを例示するシーケンス図である。データレンダラ21は、ユーザによる設定操作を受け付けると(S401)、設定内容を示す設定情報を生成し、仲介プロセッサ211に送信する(S402)。仲介プロセッサ211は、設定情報を受信すると、設定内容に応じたリクエスト(本例では可視化データリクエスト)を生成し(S403)、設定情報の送信元のデータレンダラ21(端末装置3)のIPアドレス等に基づいて経路情報を取得する(S404)。その後、仲介プロセッサ211は、リクエスト及び経路情報をデータプロセッサ12に送信する(S405)。
データプロセッサ12は、リクエスト及び経路情報を受信すると、リクエストに対応するオリジナルデータをデータ源11から抽出し(S406)、可視化データを生成する(S407)。その後、データプロセッサ12は、経路情報に基づいてデータレンダラ21(端末装置3)と通信を確立し(S408)、可視化データをデータレンダラ21に直接送信する(S409)。データレンダラ21は、受信した可視化データに基づいて可視化画面41を表示する(S410)。
なお、上記においては、可視化データをデータプロセッサ12(データ管理装置2)からデータレンダラ21(端末装置3)へ直接送信する例を示したが、可視化データだけでなく、ヘッダデータを直接送信するように構成してもよい。
本実施形態によれば、データ管理装置2(データプロセッサ12)により生成された集約データ(可視化データ又はヘッダデータ)を、サーバ4を経由させずに端末装置3(データレンダラ21)へ送信することが可能となる。これにより、情報漏洩の危険性を更に低減させることが可能となる。また、可視化データやヘッダデータを暗号化及び復号する手段(データプロセッサ12の暗号化部104及びデータレンダラ21の復号部122)を設けることなく、高いセキュリティ性を確保することが可能となる。
(第3の実施形態)
図23は、第3の実施形態に係るデータ可視化システム301のシステム構成を例示する図である。本実施形態に係るデータ可視化システム301は、第1の端末装置3−1が第2の端末装置3−2から直接集約データを取得するための手段を備える。
図24は、第3の実施形態に係る仲介プロセッサ311の機能構成を例示するブロック図である。本実施形態に係る仲介プロセッサ311は、データシェア判定部315及び経路情報取得部316を含む。データシェア判定部315及び経路情報取得部316は、他の機能部141〜145と同様に、1又は複数の集積回路により実現される。
データシェア判定部315は、設定情報の送信元の端末装置3(本例では第1の端末装置3−1)に対応する画面構成情報45と、他の端末装置3(本例では第2の端末装置3−2)に対応する画面構成情報45との比較に基づいて、送信元の端末装置3と他の端末装置3との間で集約データの共用(データシェア)が可能か否かを判定する。データシェア判定部315は、CPU31、RAM32、不揮発性メモリ34等の協働により構成される。経路情報取得部316は、データシェア判定部315によりデータシェアが可能と判定された複数の端末装置3間で通信を確立するための経路情報を取得する。経路情報は、例えば、データシェアが可能と判定された他の端末装置3のIPアドレス、ポート番号等を含んでもよい。経路情報取得部316は、CPU31、RAM32、通信I/F36等の協働により構成される。本実施形態に係る送信部152は、リクエストをデータ管理装置2(データプロセッサ12)に送信し、経路情報をデータシェア可能な端末装置3(第1の端末装置3−1及び第2の端末装置3−2の両方又はどちらか一方)に送信する。
図25は、第3の実施形態に係るデータ可視化システム301においてユーザが設定操作を行ってから第1のデータレンダラ21−1が可視化画面41を表示するまでの処理の流れを例示するシーケンス図である。第1のデータレンダラ21−1は、ユーザによる設定操作を受け付けると(S501)、設定内容を示す設定情報を生成し、仲介プロセッサ311に送信する(S502)。仲介プロセッサ311は、設定情報を受信すると、第1のデータレンダラ21−1と第2のデータレンダラ21−2との間で集約データ(本例では可視化データ)の共用が可能か否かを判定する(S503)。共用可能である場合、仲介プロセッサ311は、第1のデータレンダラ21−1と第2のデータレンダラ21−2とが直接通信を確立するための経路情報を取得し(S504)、経路情報を第1のデータレンダラ21−1に送信する(S505)。このとき、経路情報は第1のデータレンダラ21−1及び第2のデータレンダラ21−2の両方に送信されてもよい。
第1のデータレンダラ21−1は、経路情報を受信すると、経路情報に含まれるIPアドレス等に基づいて第2のデータレンダラ21−2との間で通信を確立する(S506)。第2のデータレンダラ21−2は、当該通信路を介して可視化データを第1のデータレンダラ21−1に直接送信する(S507)。第1のデータレンダラ21−1は、受信した可視化データに基づいて可視化画面41を表示する(S508)。
図26は、第3の実施形態において複数のデータレンダラ21−1〜21−nの中から可視化データの共用が可能なデータレンダラ21を判定するための処理の流れを例示するフローチャートである。データシェア判定部315は、第1のデータレンダラ21−1(R1)からの設定情報を受信すると(S601)、その設定内容に基づいて第1のデータレンダラ21−1(R1)に対応する第1の画面構成情報45(S1)を更新する(S602)。その後、データシェア判定部315は、更新後の第1の画面構成情報45(S1)と、第nのデータレンダラ21−n(Rn)に対応する第nの画面構成情報45(Sn)とを比較する(S603)。
第1の画面構成情報45(S1)と第nの画面構成情報45(Sn)との間で所定の項目が一致した場合(S604:Yes)、データシェア判定部315は第1のデータレンダラ21−1(R1)と第nのデータレンダラ21−n(Rn)とはデータシェア可能と判定し(S605)、第nのデータレンダラ21−n(Rn)のIPアドレス、ポート番号等を含む経路情報を第1のデータレンダラ21−1(R1)に送信する(S606)。所定の項目とは、例えば、チャートID、チャート内部情報等であり得る(図9参照)。
一方、第1の画面構成情報45(S1)と第nの画面構成情報(Sn)との間で所定の項目が一致しない場合(S604:No)、仲介プロセッサ311(サーバ4)に接続中の全てのデータレンダラ21−2〜21−n(端末装置3−2〜3−n)について判定したか否かを判定する(S607)。全てのデータレンダラ21−2〜21−nについて判定した場合(S607:Yes)、データシェア判定部315は、第1のデータレンダラ21−1(R1)は他のいずれのデータレンダラ21−2〜21−nともデータシェアが不可能であると判定する(S608)。一方、全てのデータレンダラ21−2〜21−nについて判定していない場合(S607:No)、データシェア判定部315はnの値をインクリメントし(S609)、再度ステップS603を実行する。
なお、上記においては、可視化データを複数のデータレンダラ21(端末装置3)間で共用する例を示したが、可視化データだけでなく、ヘッダデータを共用するように構成してもよい。
本実施形態によれば、複数の端末装置3(データレンダラ21)間で集約データ(可視化データ又はヘッダデータ)を共用することができる場合には、それらの端末装置3間で直接集約データの送受が行われる。例えば、第1のデータレンダラ21−1が要求している集約データを第2のデータレンダラ21−2が既に保持している場合には、第2のデータレンダラ21−2から第1のデータレンダラ21−1に集約データが直接送信される。これにより、データプロセッサ12に新たに集約データを生成させる必要がなくなるため、例えば、同一の可視化画面41を複数の端末装置3間で閲覧する場合等においてデータプロセッサ12の処理負荷を軽減させることが可能となる。また、サーバ4に集約データ等を送信する処理の回数を減らすことができるため、情報漏洩の危険性を低減させることが可能となる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図するものではない。この新規な実施形態はその他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、組み合わせ、変更等を行うことができる。この実施形態及びその変形は発明の範囲及び要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1,201,301 データ可視化システム
2 データ管理装置
3,3−1,3−2 端末装置
4 サーバ(可視化管理装置)
5 ネットワーク
10 ユーザ
11,11−1〜11−n データ源
12,12−1〜12−n データプロセッサ
21,21−1,21−2 データレンダラ
22,211,311 仲介プロセッサ
31 CPU
32 RAM
33 ROM
34 不揮発性メモリ
35 ユーザI/F
36 通信I/F
39 アクティブデータ源リスト
41 可視化画面
45 画面構成情報
48 リポジトリ
51 データプロセッサプログラム
52 データレンダラプログラム
57 リクエスト
60 設定画面
61 データ源リスト
62 チャートリスト
81 オリジナルデータ
82 ヘッダデータ
83 可視化データ
85 データマッピング設定画面
91 カラム
92 属性値
101 抽出部
102 ヘッダデータ生成部
103 可視化データ生成部
104 暗号化部
105 通信部
111 集約部
121 設定部
122 復号部
123 描画処理部
124 通信部
131 データ源選択部
132 チャート選択部
133 ヘッダデータ取得部
134 データマッピング設定部
135 表示条件設定部
141 データ源情報管理部
142 画面構成情報管理部
143 データ源リスト生成部
144 リクエスト生成部
145 通信部
151 受信部
152 送信部
153 転送部
215,316 経路情報取得部
315 データシェア判定部

Claims (10)

  1. リジナルデータに含まれる複数の属性のうち一部を集約した集約データを生成する複数のデータ管理装置、及び、前記集約データを可視化する可視化画面を表示する複数の端末装置と通信する可視化管理装置であって、
    複数の前記端末装置それぞれから、前記データ管理装置を識別する識別情報と、前記集約データに集約する前記属性を特定する特定情報と、を含む設定情報を受信する設定情報受信手段と、
    前記設定情報に含まれる前記特定情報を含み、前記特定情報で特定される前記属性について前記オリジナルデータを集約した前記集約データを生成するためのリクエストを生成するリクエスト生成手段と、
    前記リクエストを、対応する前記設定情報に含まれる前記識別情報で識別される前記データ管理装置に送信するリクエスト送信手段と、
    を備える可視化管理装置。
  2. 前記リクエストに応じて前記データ管理装置が生成した前記集約データを前記データ管理装置から受信し、受信した前記集約データを、前記リクエストに対応する前記設定情報を送信した前記端末装置に転送する転送手段、
    を更に備える、
    請求項1に記載の可視化管理装置。
  3. 前記転送手段は、前記データ管理装置により暗号化された前記集約データを転送する、
    請求項2に記載の可視化管理装置。
  4. 前記データ管理装置と前記端末装置との間での前記集約データの送信に用いる通信を確立するための経路情報を生成する経路情報生成手段と、
    前記経路情報を前記データ管理装置に送信する経路情報送信手段と、
    を更に備える、
    請求項1に記載の可視化管理装置。
  5. 複数の前記端末装置それぞれの前記設定情報に基づいて、前記集約データの共用が可能な複数の前記端末装置を判定する判定手段と、
    前記共用が可能な複数の前記端末装置間での前記集約データの送信に用いる通信を確立するための経路情報を生成する経路情報生成手段と、
    前記経路情報を、前記共用が可能な複数の前記端末装置のうちの少なくとも1つに送信する経路情報送信手段と、
    を更に備える、
    請求項1に記載の可視化管理装置。
  6. 前記集約データは、レンダリングの対象となる可視化データと、前記オリジナルデータに含まれる属性値の特徴を属性毎に示すヘッダデータとを含み、
    前記リクエスト生成手段は、前記可視化データを要求する可視化データリクエストと、前記ヘッダデータを要求するヘッダデータリクエストとを生成する、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の可視化管理装置。
  7. オリジナルデータに含まれる複数の属性のうち一部を集約した集約データを生成する複数のデータ管理装置、及び、前記集約データを可視化する可視化画面を表示する複数の端末装置と通信する可視化管理装置に接続され、複数の前記データ管理装置のうち1つであるデータ管理装置であって、
    前記可視化管理装置が複数の前記端末装置のうち1つから受信した設定情報に含まれる、前記集約データに集約する前記属性を特定する特定情報を含み、前記特定情報で特定される前記属性について前記オリジナルデータを集約した前記集約データを生成するためのリクエストを、前記可視化管理装置から受信する受信手段と、
    前記リクエストに含まれる前記特定情報で特定される前記属性について前記オリジナルデータを集約した前記集約データを生成する集約データ生成手段と、
    前記集約データを前記可視化管理装置、又は、受信した前記リクエストに含まれる前記特定情報を含む前記設定情報を送信した前記端末装置に送信する送信手段と、
    を備えるデータ管理装置。
  8. 複数のデータ管理装置と、複数の端末装置と、可視化管理装置とを含むデータ可視化システムであって、
    複数の前記端末装置それぞれは、
    前記データ管理装置を識別する識別情報と、オリジナルデータに含まれる複数の属性のうち一部を集約した集約データに集約する前記属性を特定する特定情報と、を含む設定情報を生成する設定手段と、
    前記設定情報を前記可視化管理装置に送信する設定情報送信手段と、
    前記集約データに可視化する可視化画面を表示するための処理を行う表示手段と、
    を備え、
    前記可視化管理装置は、
    複数の前記端末装置それぞれから前記設定情報を受信する設定情報受信手段と、
    前記設定情報に含まれる前記特定情報を含み、前記特定情報で特定される前記属性について前記オリジナルデータを集約した前記集約データを生成するためのリクエストを生成するリクエスト生成手段と、
    前記リクエストを、対応する前記設定情報に含まれる前記識別情報で識別される前記データ管理装置に送信するリクエスト送信手段と、
    備え、
    複数の前記データ管理装置それぞれは、
    前記可視化管理装置から前記リクエストを受信するリクエスト受信手段と、
    前記リクエストに含まれる前記特定情報で特定される前記属性について前記オリジナルデータを集約した前記集約データを生成する集約データ生成手段と、
    前記集約データを前記可視化管理装置、又は、受信した前記リクエストに含まれる前記特定情報を含む前記設定情報を送信した前記端末装置に送信する送信手段と、
    を備える、
    データ可視化システム。
  9. リジナルデータに含まれる複数の属性のうち一部を集約した集約データを生成する複数のデータ管理装置、及び、前記集約データを可視化する可視化画面を表示する複数の端末装置と通信する可視化管理装置で実行される可視化管理方法であって、
    前記可視化管理装置が、複数の前記端末装置それぞれから、前記データ管理装置を識別する識別情報と、前記集約データに集約する前記属性を特定する特定情報と、を含む設定情報を受信する工程と、
    前記可視化管理装置が、前記設定情報に含まれる前記特定情報を含み、前記特定情報で特定される前記属性について前記オリジナルデータを集約した前記集約データを生成するためのリクエストを生成する工程と、
    前記可視化管理装置が、前記リクエストを、対応する前記設定情報に含まれる前記識別情報で識別される前記データ管理装置に送信する工程と、
    を含む可視化管理方法。
  10. リジナルデータに含まれる複数の属性のうち一部を集約した集約データを生成する複数のデータ管理装置、及び、前記集約データを可視化する可視化画面を表示する複数の端末装置と通信する可視化管理装置が備えるコンピュータに、
    複数の前記端末装置それぞれから、前記データ管理装置を識別する識別情報と、前記集約データに集約する前記属性を特定する特定情報と、を含む設定情報を受信する処理と、
    前記設定情報に含まれる前記特定情報を含み、前記特定情報で特定される前記属性について前記オリジナルデータを集約した前記集約データを生成するためのリクエストを生成する処理と、
    前記リクエストを、対応する前記設定情報に含まれる前記識別情報で識別される前記データ管理装置に送信する処理と、
    を実行させるためのプログラム。
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