JP6813575B2 - 硝子体手術用コンタクトレンズ用のレンズホルダ - Google Patents

硝子体手術用コンタクトレンズ用のレンズホルダ Download PDF

Info

Publication number
JP6813575B2
JP6813575B2 JP2018521422A JP2018521422A JP6813575B2 JP 6813575 B2 JP6813575 B2 JP 6813575B2 JP 2018521422 A JP2018521422 A JP 2018521422A JP 2018521422 A JP2018521422 A JP 2018521422A JP 6813575 B2 JP6813575 B2 JP 6813575B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support ring
lens
lens holder
eye
overflow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018521422A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018534993A (ja
Inventor
マックス ガン ニコラス
マックス ガン ニコラス
Original Assignee
アルコン インコーポレイティド
アルコン インコーポレイティド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アルコン インコーポレイティド, アルコン インコーポレイティド filed Critical アルコン インコーポレイティド
Publication of JP2018534993A publication Critical patent/JP2018534993A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6813575B2 publication Critical patent/JP6813575B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B3/00Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
    • A61B3/10Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions
    • A61B3/12Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions for looking at the eye fundus, e.g. ophthalmoscopes
    • A61B3/125Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions for looking at the eye fundus, e.g. ophthalmoscopes with contact lenses
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F9/00Methods or devices for treatment of the eyes; Devices for putting-in contact lenses; Devices to correct squinting; Apparatus to guide the blind; Protective devices for the eyes, carried on the body or in the hand
    • A61F9/007Methods or devices for eye surgery
    • A61F9/008Methods or devices for eye surgery using laser
    • A61F9/009Auxiliary devices making contact with the eyeball and coupling in laser light, e.g. goniolenses
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F9/00Methods or devices for treatment of the eyes; Devices for putting-in contact lenses; Devices to correct squinting; Apparatus to guide the blind; Protective devices for the eyes, carried on the body or in the hand
    • A61F9/007Methods or devices for eye surgery
    • A61F9/00736Instruments for removal of intra-ocular material or intra-ocular injection, e.g. cataract instruments

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Eyeglasses (AREA)
  • Prostheses (AREA)
  • Eye Examination Apparatus (AREA)

Description

本開示は、硝子体手術用コンタクトレンズ用のレンズホルダを対象とする。より詳細には、本開示は、手術処置中に眼上に位置決めされ維持され得るレンズホルダを対象とする。
硝子体網膜手術を施すときに、外科医は、手術用顕微鏡を使用して眼内の組織を知覚する。場合により、手術用顕微鏡は、眼上に直接置かれたコンタクトレンズと位置合わせされる。粘弾性材は、別の場合に角膜に対するレンズ曲率の不完全な整合に起因して存在し得る、角膜とコンタクトレンズとの間のいかなる空隙も排除するために、それら2つの間で使用されることが多い。粘弾性材は、レンズや角膜の表面で反射が生じるのを防止するためにレンズおよび角膜と同様の屈折率を有し得るが、粘弾性材は潤滑剤としても働き、レンズが重力により角膜の頂上から容易に摺動する可能性がある。
重力に起因したコンタクトレンズの動きを抑制するための従来の1つの手法は、レンズホルダを眼に縫合し、レンズを挿入することを含む。別の手法は、手術処置中に眼に埋め込まれるアクセスカニューレにレンズを取り付けることを含む。これらの手法は、手術処置中にコンタクトレンズが角膜に沿って変位する可能性を低減するが、これらの手法はまた、手術処置中にレンズを調整する機会も排除する。
コンタクトレンズの動きを抑制するための従来の別の手法は、手術中にレンズを手で適所に保持するために助手を使うことを含む。しかしながら、この種の手法は面倒であり、助手は良好な結果のために手の動きが非常に安定していなければならない。
本開示は、硝子体網膜手術処置中にレンズを眼に保持するシステムおよび方法を対象とする。
例示的な態様によれば、本開示は、手術処置中に硝子体手術用レンズを保持するためのレンズホルダを対象とする。レンズホルダは、患者の眼内における手術部位の可視化を提供するために硝子体手術用レンズの一部分を受け入れるように寸法および形状決めされた支持リングを含み得る。支持リングは、眼に施される手術治療処置中に患者の眼上に載置されるように構成されてもよい。レンズホルダはまた、支持リングの底面に沿って配置されかつ眼の表面形状に一致するように構成された透明な可撓性膜を含み得る。
いくつかの態様において、支持リングは、内表面と、外表面と、内表面から外表面に支持リングの側面を貫通して延びる穿孔とを含み得る。穿孔は、支持リングに沿って等間隔に配置された複数の穿孔を含み得る。いくつかの態様において、レンズホルダは、支持リングに隣接する溢流壁を含み得る。溢流壁は、支持リングの下縁部により支持されてもよい。支持リングは、内表面と外表面とを含み得る。溢流壁は、支持リングの外表面の周りに溢流樋を形成してもよい。溢流壁は、支持リングの下縁部に接続された下縁部を含み得る。溢流樋は、レンズが位置決めまたは再配置されたときに更なる湿潤剤が再び加えられる必要のないように、溢流/流出に起因した湿潤剤の損失を最小化するように配設されてもよい。溢流壁は、支持リングに面する内表面を含み得る。内表面は、支持リングに対して斜角でまたは曲線をなして延びてもよい。透明な可撓性膜は、支持リング内の湿潤剤を眼から隔離するように構成されてもよい。
別の例示的な態様によれば、本開示は、内側表面と外側表面とを有し得、眼の表面形状に一致するように構成される支持リングの底面に沿って配置された透明な可撓性膜を有し得、かつ支持リングの外側表面の外側に配置された樋を有し得る、支持リングを備えたレンズホルダを対象とする。樋は、流体が支持リングから眼に流れるのを阻止するように構成されてもよい。
いくつかの態様において、支持リングは、内側表面と、外側表面と、内側表面から外側表面に支持リングの側面を貫通して延びる穿孔とを含み得る。穿孔は、支持リングに沿って等間隔に配置された1つまたは複数の穿孔であってもよい。溢流壁は、支持リングの下縁部により支持されてもよい。いくつかの態様において、溢流壁は、支持リングの周りに延びてもよい。溢流壁は、溢流樋を形成してもよい。溢流壁は、支持リングに面する内表面を含み得る。内表面は、支持リングに対して斜角でまたは曲線をなして延びてもよい。
別の例示的な態様によれば、本開示は、眼に手術処置を施すためにレンズシステムを使用する方法を対象とする。方法は、湿潤剤をレンズホルダの支持リングに導入することと、湿潤剤の溢流部分が支持リングから流出するように硝子体手術用レンズを支持リングに導入することとを含み得る。いくつかの実施態様において、方法は、湿潤剤が眼の表面と接触するのを阻止するために湿潤剤の溢流部分を捕捉することを含み得る。
いくつかの態様において、湿潤剤を支持リングに導入することは、湿潤剤を透明な可撓性膜上に導入することを含み得る。方法はまた、可撓性膜が眼の表面に一致するようにレンズシステムを眼上に直接置くことを含み得る。いくつかの態様において、方法は、手術処置を施しながら硝子体手術用レンズおよび湿潤剤を通して手術部位を視認することを含み得る。
前述の概要と以下の図面および詳細な説明との両方が、本質的に例示的および説明的なものであるとともに、本開示の範囲を限定することなく本開示の理解を与えることを意図したものであることを理解されたい。その点に関して、本開示の追加的な態様、特徴、および利点は、以下の内容から当業者に明らかになるであろう。
添付の図面は、本明細書に開示するシステム、装置、および方法の実施態様を図示しており、説明と共に、本開示の原理を解説する役割を果たす。
例示的な態様による例示的なレンズシステムを図示したものである。 例示的な態様による例示的なレンズホルダの平面図を図示したものである。 例示的な態様による例示的なレンズホルダの上面図を図示したものである。 例示的な態様による、手術処置を施すためにレンズシステムを使用する例示的方法のフロー図を示す。 例示的な態様による、手術処置を施すためにレンズシステムを使用する方法の例示的なステップを図示する。 例示的な態様による、手術処置を施すためにレンズシステムを使用する方法の例示的なステップを図示する。 例示的な態様による、手術処置を施すためにレンズシステムを使用する方法の例示的なステップを図示する。 例示的な態様による、手術処置を施すためにレンズシステムを使用する方法の例示的なステップを図示する。
これらの図は、以下の詳細な説明を参照することにより、より良く理解されるであろう。
本開示の原理の理解を促進する目的で、ここで図面に図示されている実施態様に言及し、特定の用語を使用してそれら実施態様を説明する。それでもやはり、本開示の範囲を限定するように意図されていないことが理解されるであろう。説明する装置、器具、方法に対する任意の改変および更なる変更、ならびに本開示の原理の任意の更なる応用は、本開示が関係する技術分野の当業者が通常想到し得るものとして十分に考慮される。加えて、本開示は、1つまたは複数の実施態様または図に関していくつかの要素または特徴を、これらの同一の要素または特徴が以降の図に見られるときには高い詳細度を伴わないが、詳細に説明する。1つもしくは複数の実施態様または図に関して説明した特徴、部品、および/またはステップが、本開示の他の実施態様または図に関して説明した特徴、部品、および/またはステップと組み合わされ得ることが十分に考慮される。簡潔にするために、場合により、図面全体を通して同一または類似の部分を指すように同一または類似の参照番号が使用される。
本開示は、概して、硝子体網膜手術用のレンズホルダに関する。レンズホルダは、角膜と直接接触しないように粘弾性材などの湿潤剤を隔離する透明な膜を含むので、従来のレンズホルダよりも高い摩擦係数を有するように構成される。湿潤剤は、レンズや角膜の表面で反射が生じるのを防止するためにレンズおよび角膜と同様の屈折率を有し得る。湿潤剤は滑性特性を含み得るので、角膜から湿潤剤を隔離することにより、レンズのより安定した位置決めがもたらされ得る。湿潤剤をレンズと角膜との間に配置するのではなく、湿潤剤は、レンズと透明な膜との間に配置される。透明な膜は、レンズや角膜や湿潤剤の表面で反射が生じるのを防止するためにレンズおよび角膜および湿潤剤と同様の屈折率を有し得る。いくつかの例示的な態様において、レンズホルダはまた、レンズと透明な膜との間に配置され得る余分な湿潤剤を捕捉するための溢流樋を含む。膜が湿潤剤よりむしろ眼と接触するため、保持摩擦力が従来のシステムでの摩擦力よりもはるかに高く、かつレンズが滑りを伴わずに所定の位置に留まり得る。更にまた、使用者は、レンズを持ち上げて所望の位置に置くことによりレンズを容易に再配置することができる。湿潤剤は、外科医がレンズ再配置中に湿潤剤を再び加える必要なしに湿潤剤を継続的に適所に維持するための溢流樋に穿孔を通って流出入する。
図1は、硝子体手術用レンズ102とレンズホルダ104とを含むレンズシステム100を図示している。レンズシステム100は、外科医などの使用者が手術部位を視認できるようにするために眼科手術中に使用されてもよい。いくつかの実施態様において、レンズシステム100は、手術処置を受ける眼上に配置されこの眼と接触するように置かれる。ここでは、硝子体手術用レンズ102は、レンズホルダ104とは別個に示されているが、レンズホルダ104よりも上方に配置されている。レンズホルダ104は、多くの種類の硝子体手術用レンズのいずれかと共に使用されてもよい。よって、外科医は、任意の所望の硝子体手術用レンズを選択してもよく、かつ硝子体手術用レンズは、所望の可視化能力を提供するためにレンズホルダ104と協働してもよい。いくつかの実施態様において、レンズホルダ104は、特定の硝子体手術用レンズまたはレンズ群に適合する。いくつかの実施態様において、レンズホルダ104は、各々が特定の硝子体手術用レンズまたはレンズ群と共に使用されるように設計された、同様な形状の1組のレンズホルダのうちの1つであってもよい。
硝子体手術用レンズ102は、拡径のレンズ保持部分108と小径のレンズ保持部分110とに分けられる本体106を含み得る。拡径のレンズ保持部分108はレンズ112を含み得、かつ小径のレンズ保持部分110は、この実施形態では示さない追加のレンズを含み得る。光は、本体106の開放端部を通過して、レンズを通過してもよい。レンズは、使用者による視認のために手術部位を拡大するように互いに協働してもよい。
レンズホルダ104は、硝子体手術用レンズ102の本体106の一部分を受け入れるように寸法決めされ配設されてもよい。この実施態様において、レンズホルダ104は、小径のレンズ保持部分110を受け入れるように寸法決めされ配設される。レンズホルダ104は、眼との直接接触から硝子体手術用レンズ102を隔離するように寸法および形状決めされる。この実施態様において、レンズホルダ104は、本明細書では支持リング120と称される、本体と、溢流壁122と、可撓性膜124とを含む。
図2および図3は、レンズホルダ104の側面図および上面図をそれぞれ示している。図1、図2および図3を参照すると、支持リング120は、内側表面130と外側表面132とを含む。支持リング120は、図1の硝子体手術用レンズ102の小径のレンズ保持部分110の直径よりも僅かに大きく寸法決めされた直径を有する。支持リング120は、小径のレンズ保持部分110を挿抜可能な様式で受け入れるように構成される。いくつかの実施態様において、支持リング120は、約0.1〜1インチの範囲内の直径を有する。より小さな直径およびより大きな直径も考慮される。支持リング120は、図2で最も良く分かる、上縁部136と下縁部138とを有する。下縁部138は、レンズホルダ104の底部分を形成してもよい。支持リング120は、約0.05〜0.2インチの範囲内の、上縁部136から下縁部138まで測定された高さH1を有し得る。より小さな高さおよびより大きな高さも考慮される。この例示的な実施形態において、支持リング120は、円筒形であり、かつ支持リング120に形成された一連の穿孔134を含む。穿孔134は、内側表面130から外側表面132に延びる。これらの穿孔134は、粘弾性材などの湿潤剤が穿孔134通って流れることを可能にするように寸法決めされ配設される。図示の実施形態において、穿孔134は矩形状である。しかしながら、穿孔134は、粘弾性材を含む湿潤剤を通過させるのに好適な任意の形状であってもよい。例えば、穿孔は、円形、楕円形、正方形、または他の幾何学的形状であってもよい。図示の実施態様では、上縁部136が閉じた円であり、その一方で、他の実施態様では、上縁部が隙間または破断部を含み得る。
図示の例示的な実施態様において、溢流壁122は、支持リング120の下縁部138から上方向に延びて支持リング120から外方に先細りになる。したがって、この例示的な実施態様において、溢流壁122は、錐台の形状となっている。溢流壁122は、内表面144と、外表面146と、上縁部148と、下縁部150とを含む。
この実施態様において、溢流壁122は、長さLが高さH2よりも大きい、長さLと高さH2とを有する。ここでは、溢流壁122の上縁部148は、支持リング120の上縁部136の高さH1とほぼ同じ高さH2にある。他の実施態様において、溢流壁122は、支持リング120の高さH1よりも高いまたは低い高さH2を有し得る。例えば、高さH2は、いくつかの実施形態では、約0.05〜0.5インチの範囲であってもよい。他の高さおよび範囲も考慮される。
溢流壁122は、支持リング120に対してある角度をなして延びてもよい。図示の実施態様において、溢流壁122は、支持リング120の下縁部138を含む平面から測定された場合の約40°の角度をなして延びる。他の実施態様は、異なる角度をなす溢流壁122を含む。例えば、いくつかの実施態様では、溢流壁122は、下縁部138を含む平面から約5°〜70°の範囲内の角度をなすように形成される。いくつかの溢流壁は、約20°〜50°の範囲内で角度付けされる。更に他の角度も考慮される。溢流壁122の下縁部150は、支持リング120の下縁部138から延びてもよい。いくつかの実施態様では、溢流壁122の内表面144のみが角度付けされる。いくつかの実施態様において、溢流壁122の内表面144および外表面146は、非類似の角度をなす。
溢流壁122の内表面144と支持リング120の外表面132との間の領域は、溢流樋154を形成する。溢流樋154は、硝子体手術用レンズ102とレンズホルダ104との間に配置され得る、粘弾性材などの、湿潤剤を捕捉するように配設される。それゆえ、溢流樋154は、硝子体手術用レンズ102とレンズホルダ104との間の意図した箇所から滴下もしくは別様に漏出するかまたは患者の角膜と接触する湿潤剤の量を低減または最小化するように働いてもよい。内表面144がある角度をなすように配置されるので、湿潤剤は、穿孔134を通って支持リング120に流れ込むように傾斜していてもよい。
可撓性膜124は、レンズホルダ104の最底部分に配置され、かつ支持リング120により画定された開口部に架け渡される。膜124は、レンズホルダ104が使用状態にあるときに、患者の角膜に接触して角膜上に横たわる位置に位置してもよい。可撓性膜124が、その形状を伸張させるか、湾曲させるか、または別様に変形させ得るため、可撓性膜は角膜の形状に一致し得、その結果、可視化に影響を及ぼし得る空隙または他の特徴が最小化される。可撓性膜124は、硝子体手術用レンズ102を通しての可視化が最大限に高められるように透明であってもよい。可撓性膜124は、シリコーンヒドロゲル、ポリビニルアルコールヒドロゲル、ポリエチレングリコールベースのヒドロゲル、または他のヒドロゲルなどの、ヒドロゲル材料から作製されてもよい。可撓性膜124の材料は、手術処置中に眼の角膜が湿ったまたは十分に湿潤したままであるように、高い水分含有量および/または高い透水性を有し得る。材料はまた、高い酸素透過性を有し得る。材料は、透水性または酸素透過性を向上させるために、ミクロまたはマクロ多孔質のものであってもよい。可撓性膜124は、ポリ塩化ビニル、低密度ポリエチレン、またはその他などの他の透明な材料から作製されてもよい。可撓性膜124は、可撓性膜124が角膜の形状に一致できるように高度の弾性を有し得る。可撓性膜124の厚さは、0.001インチ〜0.1インチの範囲内であってもよい。より薄い厚さおよびより厚い厚さも考慮される。いくつかの実施形態において、可撓性膜124は、角膜に直接接する湿潤剤上に直接置かれる硝子体手術用レンズよりも大きな摩擦係数を有する。よって、レンズホルダ104は、角膜を横切って移動するように、眼上に直接置かれる硝子体手術用レンズよりも傾斜が少ない。
レンズホルダ104を共に構成する多数の要素を有するものとしてレンズホルダ104を説明してきたが、いくつかの実施態様では、支持リング120および溢流壁122は、単一のモノリシック部品である。いくつかの実施態様において、支持リング120および溢流壁122は、例えば、プラスチック、ポリマー、金属、ガラス、または他の材料を含み得る材料で形成される。他の実施態様において、支持リング120および溢流壁122は、別個の部品として形成され、共に組み立てられてレンズホルダ104を形成する。可撓性膜124は、支持リング120の下縁部138に固着されてもよい。いくつかの実施態様において、可撓性膜124は、湿潤剤を含む、流体が支持リング120から流出するのを防止する様式で、支持リング120の下縁部138に封着される。
いくつかの実施態様において、レンズホルダ104は、使い捨てレンズホルダである。レンズホルダ104は、安価なポリマー材料で形成されてもよく、かつ各使用後に廃棄されてもよい。いくつかの実施態様では、レンズホルダ104が、使い捨ての硝子体手術用レンズに組み込まれてもよく、かつ組立体全てが手術処置後に処分されてもよい。他の実施態様において、レンズホルダ104は再使用可能であり得る。そのような実施態様において、レンズホルダ104は再滅菌のためにオートクレーブ可能であり得る。
図5Aの単一のレンズ170は、レンズホルダ104よりも上方に配置されている。この図において、レンズ170は、硝子体手術用レンズ102を表している。単一のレンズ170のみが示されているが、単一のレンズ170が硝子体手術用レンズ102の唯一のレンズであり、簡潔さのためにこのように示されていることを理解すべきである。レンズ170が断面図で示されており、レンズ170の2つの凹表面がレンズを形成する。他の実施態様では、他のレンズが使用されてもよい。
手術用途での支持リング120を使用する例示的な方法について図4および図5A〜図5Dを参照して説明する。図4は、レンズホルダ104を使用するための例示的な方法400を説明している。図5A〜図5Dは、例示的な方法400の部分を図示しており、かつ患者の眼に対して硝子体手術用レンズ170を保持するためのレンズホルダ104の断面像を示している。
方法は、手術用途での使用のために、硝子体手術用レンズ102などの、硝子体手術用レンズを選択する使用者により402から開始する。硝子体手術用レンズは、単に例として、両凹レンズ、拡大レンズ、広視野レンズ、プリズムレンズ、倒像レンズ、または他のレンズを含む、任意の従来のレンズであってもよい。いくつかの実施態様において、使用者は、単一の硝子体手術用レンズまたは複数のレンズを選択してもよい。場合により、使用者は、単一の硝子体手術用レンズを選択し、レンズ保持体106などの、レンズ保持体内の追加の食い付き(bite)硝子体手術用レンズと硝子体手術用レンズを組み合わせてもよい。
図5Aは、患者の眼160の角膜162よりも上方にレンズホルダ104と硝子体手術用レンズ170とを断面図で示している。ここでは、硝子体手術用レンズ170は、図1の噛み合い(fight)硝子体手術用レンズ102の一部を形成するレンズであってもよい。いくつかの実施態様において、硝子体手術用レンズ170は、硝子体手術用レンズ102の小径のレンズ保持部分110内に配置されたレンズであってもよい。図5Aは、角膜162の直上に配置されたレンズホルダ104を示している。レンズホルダ104が断面図で示されているので、可撓性膜124を支持リング120および溢流壁122との関連で確認することができる。ここでは、可撓性膜124は、可撓性膜124がレンズホルダの底面を形成するように内表面130の下縁部138に隣接してまたは下縁部138と面一に配置される。よって、レンズホルダ104が眼160上に置かれるときに、可撓性膜124は、眼160の角膜162と接触して配置される。以下で更に説明するように、膜124は、いかなる隙間または気泡も排除する様式で角膜162の形状に接触および一致する位置に位置する。
図4に戻ると、404において、湿潤剤180は、可撓性膜の上のレンズホルダ104の支持リング120に導入される。図5Bは、湿潤剤180で満たされた後のレンズホルダ104を示している。湿潤剤180は、レンズを通しての可視化に影響を及ぼし得る、隙間を埋めかつ気泡を低減するために、硝子体手術用レンズを用いる手術用途に使用される任意の従来の材料を含み得る。いくつかの実施態様において、湿潤剤は粘弾性材料である。他の湿潤剤が利用されてもよい。図5Bで分かるように、湿潤剤180は、支持リング120内の可撓性膜124上に直接配置される。ここでは、湿潤剤180は、角膜162と接触していない。
図4の406において、硝子体手術用レンズは、支持リング120に導入される。図5Cは、レンズホルダ104に導入された後のレンズ170を示している。レンズ170は、レンズ170が湿潤剤180に埋め込まれるように支持リング120に導入されてもよい。いくつかの実施態様において、硝子体手術用レンズは、支持リング120の頂部分にスナップ係合する。また、このスナップ係合により、湿潤剤180が可撓性膜124に対して圧縮される。いくつかの実施態様では、湿潤剤180がレンズ170と可撓性膜124との間で圧縮されたときに、膜を、撓ませるか、変形させるか、または別様に変位させてもよい。この位置において、湿潤剤は、可撓性膜124と硝子体手術用レンズの底表面との間で連続している。そのようなものとして、湿潤剤180とレンズ170との間または湿潤剤と可撓性膜124との間の空気または隙間が最小化または防止されてもよい。レンズ170が支持リング120に導入されるときに、余分な湿潤剤180は、穿孔134(図2)を通って溢流樋154に流れ込んでもよい。溢流樋154は、湿潤剤の溢流が角膜162と接触するのをまたは湿潤剤の溢流がレンズホルダから失われるのを防止してもよい。いくつかの実施形態において、支持リング120は、レンズ170が支持リング120に入り得る距離を制限する内表面130に肩部として形成された硬質ストッパ182を含み得る。ここでは、レンズ170は、硬質ストッパ182に当接する。
レンズ170が支持リング120内に配置された状態で、レンズ170と支持リング120の両方を含むレンズシステムが眼160に導入されてもよい。図4の408において、レンズホルダ104は、可撓性膜124が眼160の角膜162の表面に一致するように眼上に直接置かれてもよい。図5Dは、眼160の角膜162と接触するレンズシステムを示している。可撓性膜124は角膜の形状に一致するように構成および配設されるので、可撓性膜124は、角膜形状と整合して位置合わせされる。そのようなものとして、レンズシステムを角膜162上に置く工程中に、可撓性膜は、支持リング120の内部領域内へと変位する。可撓性膜が角膜の曲率と整合するように上方に弓なり湾曲したときに、更なる湿潤剤180が穿孔134から溢流樋154に流れ込んでもよい。この場合もまた、溢流樋154は、湿潤剤180を捕捉して、湿潤剤が角膜162上に配置されるのをまたは廃棄物として失われるのを防ぐのに役立つ。いくつかの方法において、眼160は、レンズホルダ104を眼160上に置く前に、液滴または粘弾性材を含む、湿潤剤で湿らせてもよい。
図4の410において、使用者は、手術用顕微鏡との所望の位置合わせのためにかつ手術用顕微鏡を用いて標的組織を視認するためにレンズホルダを後で移動させてもよい。硝子体手術用レンズ170とレンズホルダ104とを含む、レンズシステムを顕微鏡とは独立に手動で変位させ得るので、使用者は、所望通りにレンズシステムの向きを合わせてもよい。例えば、使用者は、角膜を横切るようにレンズシステムを所望の位置に摺動させてもよく、または使用者は、角膜からレンズシステムを持ち上げて、所望通りにレンズシステムを角膜上の別の位置に置いてもよい。レンズシステムを角膜に沿って移動させたときに、可撓性膜124は、可撓性膜が角膜162または眼の他の表面形状との直接接触を維持するように変位してもよい。レンズシステムが角膜から持ち上げられたときに、可撓性膜124は、図5Cに示す位置に変位してもよい。この変位が生じたときに、硝子体手術用レンズ170と可撓性膜124との間の容積が増加する。湿潤剤は、溢流樋から穿孔を通って支持リング120に流れ込んでもよい。よって、レンズシステムを変位させたときでさえ、更なる湿潤剤を加える必要がない場合がある。つまり、湿潤剤は、穿孔134を通って支持リング120に流出入してもよい。レンズシステムが新たな位置に置かれたときに、湿潤剤の一部が、支持リングの内側から穿孔を通って溢流樋154に再び流れ込んでもよい。溢流樋154の内表面144の角度付き形状は、溢流樋154からの湿潤剤の流出を防止するのにかつ穿孔内および支持リング120内への湿潤剤の流れを補助するのに役立ち得る。
ステップ412において、使用者は、レンズシステムを通して手術部位を可視化しながら手術処置を施してもよい。ここでは、レンズホルダは、可撓性膜124と角膜162の表面または眼160の他の部分との摩擦により適所に維持されてもよい。可撓性膜が湿潤剤よりむしろ眼と接触するため、保持摩擦力が従来のシステムでの摩擦力よりもはるかに高く、かつレンズシステムが滑りを伴わずに所定の位置に留まり得る。つまり、湿潤剤180が角膜162と接触していないため、可撓性膜122の摩擦係数は、硝子体手術用レンズ102を備えたレンズホルダ104が重力に応じて眼160上を摺動するのを防止するのに十分なレベルに維持されてもよい。よって、手術処置中に、余分な人員がレンズホルダ104を適所に保持する必要がない可能性がある。それよりむしろ、レンズホルダ104は、単に角膜162と膜122との摩擦により適所に維持されてもよい。加えて、レンズシステムが1回の手術処置中に眼の周りを移動可能であり得るので、レンズシステムは、患者の眼に縫合されるレンズホルダに勝る利点を提供する。ここでは、湿潤剤180は、角膜162とレンズ170との間に見られる曲率の不整合または不完全性による隙間を排除する目的を依然として果たす。可撓性膜124は、角膜と可撓性膜124との間に見られ得るあらゆる隙間または空気も可撓性膜124が排除するように、角膜162の形状に一致してもよい。それゆえ、使用者は、レンズ170と、湿潤剤180と、角膜162とを通して眼160の内部の良好な可視化を達成することが可能であり得る。
当業者であれば、本開示に包含される実施態様が、上で説明した特定の例示的な実施態様に限定されるものではないことを認識するであろう。その点に関して、例示的な実施態様を示し説明してきたが、幅広い修正、変更、組み合わせ、および置換が前述の開示において考慮される。そのような変形が、本開示の範囲から逸脱することなく前述のものに対して行われ得ることが理解される。よって、添付の特許請求の範囲が広範にかつ本開示と矛盾しないように解釈されることが適切である。

Claims (15)

  1. 手術処置中に硝子体手術用レンズを保持するためのレンズホルダであって、
    患者の眼内における手術部位の可視化を提供するために硝子体手術用レンズの一部分を受け入れるように寸法および形状決めされた支持リングであって、前記眼に施される手術治療処置中に前記患者の前記眼上に載置されるように構成される前記支持リングと、
    前記支持リングの底面に沿って配置され、かつ前記眼の表面形状に一致するように構成された透明な可撓性膜と
    前記支持リングに隣接する溢流壁であって、前記支持リングの下縁部により支持される溢流壁と
    を備えを備えるレンズホルダ。
  2. 前記支持リングが、内表面と、外表面と、前記内表面から前記外表面に前記支持リングの側面を貫通して延びる穿孔とを備える、請求項1に記載のレンズホルダ。
  3. 前記穿孔が、前記支持リングに沿って等間隔に配置された複数の穿孔を含む、請求項2に記載のレンズホルダ。
  4. 前記支持リングが、内表面と、外表面と、前記支持リングの前記外表面の周りに溢流樋を形成する前記溢流壁とを備える、請求項に記載のレンズホルダ。
  5. 前記溢流壁が、前記支持リングの下縁部に接続された下縁部を備える、請求項に記載のレンズホルダ。
  6. 前記溢流樋が、溢流/流出に起因した湿潤剤の損失を最小化するように配設される、請求項に記載のレンズホルダ。
  7. 前記溢流壁が、前記支持リングに面する内表面を含み、前記内表面が、前記支持リングに対して斜角で延びる、請求項に記載のレンズホルダ。
  8. 前記透明な可撓性膜がヒドロゲル材料で形成される、請求項1に記載のレンズホルダ。
  9. 前記透明な可撓性膜が、前記支持リング内の湿潤剤を前記眼から隔離するように構成される、請求項1に記載のレンズホルダ。
  10. 手術処置中に硝子体手術用レンズを保持するためのレンズホルダであって、
    患者の眼内における手術部位の可視化を提供するために前記硝子体手術用レンズの一部分を受け入れるように寸法および形状決めされた支持リングであって、前記眼に施される手術治療処置中に前記患者の前記眼上に載置されるように構成され、内側表面と外側表面とを有する前記支持リングと、
    前記支持リングの底面に沿って配置され、かつ前記眼の表面形状に一致するように構成された透明な可撓性膜と、
    前記支持リングの前記外側表面の外側に配置され、かつ流体が前記支持リングから前記眼に流れるのを阻止するように構成された樋と
    を備えるレンズホルダ。
  11. 前記支持リングが、内側表面と、外側表面と、前記内側表面から前記外側表面に前記支持リングの側面を貫通して延びる穿孔とを備える、請求項10に記載のレンズホルダ。
  12. 前記穿孔が、前記支持リングに沿って等間隔に配置された複数の穿孔を含む、請求項11に記載のレンズホルダ。
  13. 前記樋の一部分を形成する溢流壁を備え、前記溢流壁が前記支持リングの下縁部により支持される、請求項10に記載のレンズホルダ。
  14. 前記支持リングの周りに延びる溢流壁を備え、前記溢流壁が前記樋を形成する、請求項10に記載のレンズホルダ。
  15. 前記溢流壁が、前記支持リングに面する内表面を含み、前記内表面が、前記支持リングに対して斜角でまたは曲線をなして延びる、請求項14に記載のレンズホルダ。
JP2018521422A 2015-10-28 2016-06-16 硝子体手術用コンタクトレンズ用のレンズホルダ Active JP6813575B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US14/925,282 US9943226B2 (en) 2015-10-28 2015-10-28 Lens holder for contact vitrectomy lens
US14/925,282 2015-10-28
PCT/IB2016/053577 WO2017072598A1 (en) 2015-10-28 2016-06-16 Lens holder for contact vitrectomy lens

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018534993A JP2018534993A (ja) 2018-11-29
JP6813575B2 true JP6813575B2 (ja) 2021-01-13

Family

ID=56178405

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018521422A Active JP6813575B2 (ja) 2015-10-28 2016-06-16 硝子体手術用コンタクトレンズ用のレンズホルダ

Country Status (7)

Country Link
US (1) US9943226B2 (ja)
EP (1) EP3334396B1 (ja)
JP (1) JP6813575B2 (ja)
CN (1) CN108135743B (ja)
AU (1) AU2016347267B2 (ja)
CA (1) CA2999951A1 (ja)
WO (1) WO2017072598A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9259354B2 (en) 2011-06-09 2016-02-16 KeLoTec, Inc. Laser delivery system for eye surgery
US8986290B2 (en) 2011-10-06 2015-03-24 Douglas Patton Systems and methods for combined femto-phaco cataract surgery
US11937954B2 (en) 2016-10-21 2024-03-26 Lensar, Inc. Systems and methods for combined Femto-Phaco surgery
US10900643B2 (en) * 2019-04-29 2021-01-26 Signify Holding B.V. Trim removal system
CA3138958A1 (en) 2019-05-03 2020-11-12 Lensar, Inc. Cloud based system cataract treatment database and algorithm system
CA3163574A1 (en) * 2020-01-03 2021-07-08 Lensar, Inc. Compact reconfigurable integrated laser-phaco systems and methods of use

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4913545A (en) * 1988-10-06 1990-04-03 Volk Donald A Adapter for lens retaining ring for use in connection with eye examination
JP2873480B2 (ja) * 1990-01-24 1999-03-24 株式会社トプコン 検査・手術用補助コンタクトレンズ
US6019472A (en) * 1997-05-12 2000-02-01 Koester; Charles J. Contact lens element for examination or treatment of ocular tissues
US6120147A (en) * 1999-03-17 2000-09-19 Dutch Ophthalmic Research Center International Bv Vitrectomy lens
EP1208792A1 (de) 2000-11-17 2002-05-29 Haag-Streit Ag Vorrichtung und Verfahren zur Untersuchung und/oder Behandlung eines Auges
CN2587393Y (zh) * 2002-12-23 2003-11-26 保谷保健股份有限公司 玻璃体手术用接触透镜的保持装置及透镜保持部和连接部
JP4879897B2 (ja) * 2005-05-10 2012-02-22 卓也 片岡 眼科レーザー治療用器具
US9173773B2 (en) * 2006-06-21 2015-11-03 Johnson & Johnson Vision Care, Inc. Punctal plugs for the delivery of active agents
US8845624B2 (en) * 2010-06-25 2014-09-30 Alcon LexSx, Inc. Adaptive patient interface
US10335315B2 (en) * 2013-02-01 2019-07-02 Alcon Lensx, Inc. Bi-radial patient interface
AU2014237841B2 (en) * 2013-03-15 2018-02-15 Amo Development, Llc. Hybrid ophthalmic interface apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
CN108135743A (zh) 2018-06-08
US20170119249A1 (en) 2017-05-04
WO2017072598A1 (en) 2017-05-04
US9943226B2 (en) 2018-04-17
AU2016347267B2 (en) 2020-11-19
CN108135743B (zh) 2020-10-23
EP3334396B1 (en) 2021-03-10
EP3334396A1 (en) 2018-06-20
JP2018534993A (ja) 2018-11-29
AU2016347267A1 (en) 2018-03-29
CA2999951A1 (en) 2017-05-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6813575B2 (ja) 硝子体手術用コンタクトレンズ用のレンズホルダ
ES2628643T3 (es) Interfaz de paciente birradial
ES2229235T3 (es) Sistema de insercion de un material en el estroma corneo.
EP2968007B1 (en) Hybrid ophthalmic interface apparatus
US8216603B2 (en) Method, device, and system for delivery of therapeutic agents to the eye
US10285588B2 (en) Mechanical support of an indirect contact lens by a surgical microscope during vitreoretinal surgery
US9339184B2 (en) Contact lens for vitreoretinal surgery
US20140135917A1 (en) Multi-focus intraocular prosthesis
WO2007107738A1 (en) Improvements in and relating to optical devices
US10258233B2 (en) Non-sliding and non-sutured contact lens system for ophthalmic procedures
US20170105620A1 (en) Stereo-optic surgical contact lens
WO2017116357A1 (en) Suture-free scleral lens
US11039746B1 (en) Non-sliding and non-sutured contact lens system for ophthalmic procedures
US20170249871A1 (en) Training cornea for refractive surgery training
JP7116161B2 (ja) 低侵襲性緑内障外科手術デバイス、システム、および関連方法
EP3600185B1 (en) Patient interface device for ophthalmic surgical laser system
EP3520682A1 (en) Applanation tonometer
WO2008068911A1 (ja) 顕微鏡下における眼科手術用点眼装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190529

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20191227

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20200123

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20200212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200526

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200714

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200928

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201117

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201217

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6813575

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250