JP6812490B2 - 光伝送システムおよび電気光変換デバイス - Google Patents

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Description

本発明は、光伝送システムおよび電気光変換デバイスに関する。
テレビジョン放送の無線電波などのTV−RF信号を光信号へ変換し、光ファイバでこれを伝送し、光信号をTV−RF信号に変換する光伝送システムが知られている(例えば、下記特許文献1参照。)。
特許文献1では、光伝送システムが、RF信号を光信号へ変換する電気光変換装置を備えている。
特開2014−53879号公報
しかるに、光伝送システムにおける長い伝送可能距離を確保したい要求がある。
そこで、特許文献1において、上記要求を満足すべく、電気光変換装置の発光出力を高くすることが試案される。
一方で、電気光変換装置の発光出力を高くすれば、電気光変換装置の発光出力のフロアノイズが大きくなり、そのため、通信エラーが増大するという不具合がある。
本発明は、伝送可能距離を長く確保できながら、通信エラーを抑制することのできる光伝送システムおよび電気光変換デバイスを提供する。
本発明(1)は、RF信号を周波数分割多重方式で伝送する光伝送システムであり、RF信号を受信し、これを光信号に変換して伝送する電気光変換デバイスと、前記電気光変換デバイスから伝送された光信号を伝送する光伝送路と、前記光伝送路から伝送された前記光信号をRF信号に変換し、これを伝送する光電気変換デバイスとを備え、前記電気光変換デバイスは、0.8mW以上の出力で発光可能な光源を含み、下記の第1工程〜第6工程を含む測定方法により得られるノイズ指標が、10.0dBμV以下である、光伝送システムを含む。
第1工程:定電流源を前記電気光変換デバイスにその伝送方向上流側において接続し、周波数分析機を前記光電気変換デバイスにその伝送方向下流側において接続する。
第2工程:前記定電流源から前記電気光変換デバイスに定電流を入力すると同時に、前記光電気変換デバイスから入力される電気信号を前記周波数分析機により分析し、前記電気信号のうち10MHz〜3.5GHzの周波数領域において、前記定電流源による電気信号の入力開始から60秒経過時から、0.02秒間毎に、横軸が周波数、縦軸が強度である波形を、前記周波数分析機によって3000回取得し、前記3000回の平均波形であるベースラインを取得する。
第3工程:前記定電流源による電気信号の入力開始から、0.02秒間毎に、波形を、前記周波数分析機によって3000回取得し、前記3000回の波形における各周波数における強度の最大値として描画される最大強度グラフを取得する。
第4工程:前記周波数分析機により、前記最大強度グラフの強度から前記ベースラインの強度を差し引いたグラフを描画する。
第5工程:前記周波数分析機により、前記グラフを前記周波数領域において1000分割した特定周波数毎の強度の平均値を算出する。
第6工程:前記周波数分析機により、前記グラフにおける最大の強度から前記平均値を差し引いた値を前記ノイズ指標(単位:dBμV)として得る。
本発明(2)は、RF信号を周波数分割多重方式で伝送する光伝送システムであり、RF信号を受信し、これを光信号に変換して伝送する電気光変換デバイスと、前記電気光変換デバイスから伝送された光信号を伝送する光伝送路と、前記光伝送路から伝送された前記光信号をRF信号に変換し、これを伝送する光電気変換デバイスとを備え、前記電気光変換デバイスは、0.8mW以上の出力で発光可能な光源を含み、前記光源の近視野像測定によって取得されるビーム径(FWHM:半値全幅)が7.8μm以上、または、下記の第7工程〜第11工程を含む測定方法により得られる前記光源のSM(シングルモード)類似度が0.85以上である、光伝送システムを含む。
第7工程:定電流源を前記光源に接続し、近視野像測定装置の受光部を前記光源から出射される光が最も多く前記受光部に入る位置に配置する。
第8工程:前記定電流源から前記光源に定電流を入力し、前記定電流源による電気信号の入力開始から60秒〜180秒経過時に近視野像測定装置で測定し、前記光源のビーム径(FWHM)と近視野像(強度分布)とを取得する。
第9工程:前記近視野像の強度分布の重心を原点(0、0)とし、前記近視野像において前記原点を中心に直径が前記ビーム径(FWHM)となる円内の強度の平均値を算出する。
第10工程:前記近視野像において前記原点(0、0)を中心に直径1μmの円内の強度の平均値を算出する。
第11工程:前記第10工程で算出した前記平均値を前記第9工程で算出した前記平均値で割ることにより、前記SM類似度を算出する。
本発明(3)は、前記光源から発光される光信号の波長帯域が、1100nm以下である、(1)または(2)に記載の光伝送システムを含む。
本発明(4)は、前記光源が、面発光型レーザーダイオードである、(1)〜(3)のいずれか一項に記載の光伝送システムを含む。
本発明(5)は、前記光源が、50Mbps以上、20Gbps以下の仕様である、(1)〜(4)のいずれか一項に記載の光伝送システムを含む。
本発明(6)は、前記RF信号が、BS信号、CS信号、CA−TV信号、および/または、地上波信号である、(1)〜(5)のいずれか一項に記載の光伝送システムを含む。
本発明(7)は、RF信号を周波数分割多重方式で伝送する光伝送システムであり、RF信号を受信し、これを光信号に変換して伝送する電気光変換デバイスと、前記電気光変換デバイスから伝送された光信号を伝送する光伝送路と、前記光伝送路から伝送された前記光信号をRF信号に変換し、これを伝送する光電気変換デバイスとを備える前記光伝送システムにおける前記電気光変換デバイスであり、RF信号を光信号に変換可能であり、前記光源は、0.8mW以上の出力で発光可能な光源を含み、下記の第1工程〜第6工程を含む測定方法により得られるノイズ指標が、10.0dBμV以下である、電気光変換デバイスを含む。
第1工程:定電流源を前記電気光変換デバイスにその伝送方向上流側において接続し、周波数分析機を前記光電気変換デバイスにその伝送方向下流側において接続する。
第2工程:前記定電流源から前記電気光変換デバイスに定電流を入力すると同時に、前記光電気変換デバイスから入力される電気信号を前記周波数分析機により分析し、前記電気信号のうち10MHz〜3.5GHzの周波数領域において、前記定電流源による電気信号の入力開始から60秒経過時から、0.02秒間毎に、横軸が周波数、縦軸が強度である波形を、前記周波数分析機によって3000回取得し、前記3000回の平均波形であるベースラインを取得する。
第3工程:前記定電流源による電気信号の入力開始から、0.02秒間毎に、波形を、前記周波数分析機によって3000回取得し、前記3000回の波形における各周波数における強度の最大値として描画される最大強度グラフを取得する。
第4工程:前記周波数分析機により、前記最大強度グラフの強度から前記ベースラインの強度を差し引いたグラフを描画する。
第5工程:前記周波数分析機により、前記グラフを前記周波数領域において1000分割した特定周波数毎の強度の平均値を算出する。
第6工程:前記周波数分析機により、前記グラフにおける最大の強度から前記平均値を差し引いた値を前記ノイズ指標(単位:dBμV)として得る。
本発明(8)は、RF信号を周波数分割多重方式で伝送する光伝送システムであり、RF信号を受信し、これを光信号に変換して伝送する電気光変換デバイスと、前記電気光変換デバイスから伝送された光信号を伝送する光伝送路と、前記光伝送路から伝送された前記光信号をRF信号に変換し、これを伝送する光電気変換デバイスとを備える前記光伝送システムにおける前記電気光変換デバイスであり、RF信号を光信号に変換可能であり、0.8mW以上の出力で発光可能な光源を含み、前記光源の近視野像測定によって取得されるビーム径(FWHM:半値全幅)が7.8μm以上、または、下記の第7工程〜第11工程を含む測定方法により得られる前記光源のSM(シングルモード)類似度が0.85以上である、電気光変換デバイスを含む。
第7工程:定電流源を前記光源に接続し、近視野像測定装置の受光部を前記光源から出射される光が最も多く前記受光部に入る位置に配置する。
第8工程:前記定電流源から前記光源に定電流を入力し、前記定電流源による電気信号の入力開始から60秒〜180秒経過時に近視野像測定装置で測定し、前記光源のビーム径(FWHM)と近視野像(強度分布)とを取得する。
第9工程:前記近視野像の強度分布の重心を原点(0、0)とし、前記近視野像において前記原点を中心に直径が前記ビーム径(FWHM)となる円内の強度の平均値を算出する。
第10工程:前記近視野像において前記原点(0、0)を中心に直径1μmの円内の強度の平均値を算出する。
第11工程:前記第10工程で算出した前記平均値を前記第9工程で算出した前記平均値で割ることにより、前記SM類似度を算出する。
本発明(9)は、前記光源から発光される光信号の波長帯域が、1100nm以下である、(7)または(8)に記載の電気光変換デバイスを含む。
本発明(10)は、前記光源が、面発光型レーザーダイオードである、(7)〜(9)のいずれか一項に記載の電気光変換デバイスを含む。
本発明の電気光変換デバイスを備える本発明の光伝送システムによれば、電気光変換デバイスが、0.8mW以上の出力で発光可能な光源を含み、ノイズ指標が、10.0dBμV以下であるので、伝送可能距離を長く確保できながら、通信エラーを抑制することができる。
本発明の電気光変換デバイスを備える本発明の光伝送システムによれば、電気光変換デバイスが、0.8mW以上の出力で発光可能な光源を含み、FWHM7.8μm以上、または、光源のSM類似度が0.85以上であるので、伝送可能距離を長く確保できながら、通信エラーを抑制することができる。
図1は、本発明の光伝送システムの一実施形態の概略図を示す。 図2A〜図2Bは、ノイズ指標を測定方法により得られるグラフを示し、図2Aが、ベースラインBLおよび最大強度グラフMAX−GF、図2Bが、グラフGF、平均値AVEおよびノイズ指標を示す。 図3A〜図3Cは、最大強度グラフMAX−GFを説明する図であり、図3Aが、第1ピークP1を含む第1回目の波形WF1、図3Bが、第2ピークP2を含む第2回目の波形WF2、図3Cが、第1ピークP1および第2ピークP2を含む最大強度グラフMAX−GFを示す。 図4は、面発光型レーザーダイオードのFWHMおよびSM類似度の測定に用いられる構成の概略図を示す。 図5は、FWHMおよびSM類似度の測定で取得される近視野像を示す。 図6は、図1に示す光伝送システムの変形例の概略図を示す。 図7は、実施例2〜10および比較例3〜6におけるFWHMおよびSM類似度の関係をプロットした図である。
本発明の光伝送システムの一実施形態を、図1を参照して説明する。
図1に示すように、本発明の光伝送システムの一実施形態である光伝送システム1は、RF信号を周波数分割多重方式で伝送する。
RF信号は、無線通信に使用される周波数帯域を有する電磁波であれば、特に限定されず、例えば、テレビジョン放送の無線電波などが挙げられ、好ましくは、BS放送で使用されるBS信号、CS放送で使用される信号、ケーブルテレビジョン放送で使用されるCA−TV信号、デジタル地上波放送で使用される地上波信号が挙げられる。周波数帯域は、複数を適宜組み合わせることができる。
周波数分割多重方式は、RF信号における特定周波数において変調を実施した上で、これらを周波数軸上で並列に多重して、複数のチャンネルを1本の光ファイバ3(後述)で伝送する方式である。
各周波数における変調方式としては、例えば、FM(周波数変調:Frequency Modulation)、QAM(直交位相振幅変調:Quadrature Amplitude Modultaion )、OFDM(直交周波数分割多重方式:Othogonal Frequency Division Multiplexing)、PSK(位相シフトキーイング変調:Phase Shift Keying)、APSK(振幅位相シフトキーイング変調:Amplitude Phase Shift Keying)などの方式が挙げられる。
この光伝送システム1は、電気光変換デバイスの一例としてのTOSA2と、光伝送路の一例としての光ファイバ3と、光電気変換デバイスの一例としてのROSA4とを備える。
TOSA2は、光学送信サブアセンブリ(Transmitter Optical SubAssebmly)である。TOSA2は、光伝送システム1における光の伝送方向上流側端部に設けられている。TOSA2は、RF信号を受信し、これを光信号に変換して伝送するデバイスである。TOSA2は、ステム11と、サブマウント12と、光源の一例としての面発光型レーザーダイオード13と、キャップ14と、レセプタクル15とを備える。なお、ステム11と、サブマウント12と、キャップ14と、レセプタクル15とは、公知のTOSAに装備されるものが挙げられる。
ステム11には、RF信号アンテナ(具体的には、テレビジョン放送アンテナ)などのRF信号1次受信機器56(仮想線)からRF信号が入力される。ステム11は、土台21と、ピン22と、絶縁性充填材38とを一体的に有する。
土台21は、厚み方向に間隔を隔てて対向配置される一方面および他方面を有しており、具体的には、略円盤形状を有する。土台21の材料としては、例えば、金属などの導体が挙げられる。土台21は、厚み方向に貫通する貫通孔37がピン22に対応して設けられる。
ピン22は、土台21の厚み方向に沿って延びる略棒形状を有しており、貫通孔37を貫通している。ピン22の材料としては、土台21と同一の材料が挙げられる。ピン22の一端部には、後述するワイヤ32が接続される。ピン22の他端部には、RF信号1次受信機器56が接続される。
絶縁性充填材38は、貫通孔37に挿入されるピン22の長手方向中間部を被覆するように、貫通孔37に充填されている。
サブマウント12は、ステム11の土台21の一方面に配置されている。また、サブマウント12は、ピン22の一端部の面方向内側に配置されている。サブマウント12は、土台21の一方面に沿う略シート(板)形状を有する。
面発光型レーザーダイオード13は、サブマウント12の一方面に配置されている。面発光型レーザーダイオード13は、略直方体形状を有しており、厚み方向一方面および他方面を有し、他方面が、サブマウント12に面し、一方面が厚み方向一方側に向いている。面発光型レーザーダイオード13は、一方面において、端子(図示せず)、および、光の出射口26を有する。
面発光型レーザーダイオード13は、SM類似度(後述)が高く(具体的には、0.85以上)なる光源が選択され、これによって、モード競合ノイズ(後述)を低減できるとともに、高次モード(後述)自体に由来するノイズを低減できる。
図示しない端子は、ピン22の一端部と、ワイヤ32を介して、ワイヤボンディングされる。
出射口26は、端子と面方向内側に間隔が隔てられている。出射口26は、面発光型レーザーダイオード13の厚み方向一方側を向いており、平面視略円形状を有する。
光の出射口26から出射される面発光型レーザーダイオード13のビーム径(FWHM)は、次に説明する面発光型レーザーダイオード13の出力に応じて適宜調整されるが、例えば、3μm以上、好ましくは、5μm以上であり、また、例えば、20μm以下である。面発光型レーザーダイオード13のビーム径(FWHM)は、近視野像(Near Field Pattern:NFP)測定によって求められる。
光の出射口26から出射されるレーザーダイオード13のビーム径(FWHM)が上記した下限以上であれば、後述する比を所望範囲に調整することができる。
また、この面発光型レーザーダイオード13は、例えば、活性層(発光層を含む共振器層)と、分布ブラッグ反射(DBR)層とを備える。活性層およびDBR層の、厚み、サイズ(面方向の寸法)、屈折率などは、この一実施形態における後述する比に対応して、適宜調整される。
この面発光型レーザーダイオード13は、0.8mW以上の出力で発光可能に構成される。他方、面発光型レーザーダイオード13が0.8mW未満の出力で発光可能に構成されると、光伝送システム1の伝送可能距離を長く確保することができない。
好ましくは、面発光型レーザーダイオード13は、1.0mW以上、好ましくは、1.5mW以上、より好ましくは、2.0mW以上、さらに好ましくは、2.5mW以上の出力で発光可能に構成される。なお、面発光型レーザーダイオード13は、5mW以下の出力で発光可能に構成される。
また、この面発光型レーザーダイオード13は、例えば、50Mbps以上、好ましくは、77Mbps以上、また、例えば、20Gbps以下、好ましくは、10Gbps以下、より好ましくは、5Gbps以下の仕様に構成されている。面発光型レーザーダイオード13の仕様が上記した範囲内であれば、光伝送システム1の伝送可能距離を長く確保することができる。
また、面発光型レーザーダイオード13から発光される光信号の波長帯域は、特に限定されず、例えば、1100nm以下、また、600nm以上である。
面発光型レーザーダイオード13から発光される光信号の波長帯域が1100nm以下であれば、後述するノイズ指標が高くなる傾向にあるが、この一実施形態では、ノイズ指標を抑制することができる。また、光ファイバ3がプラスチック光ファイバ(POF)であっても、長い伝送可能距離を確保することができる。
一方、面発光型レーザーダイオード13から発光される光信号の波長帯域が600nm以上であれば、光ファイバ3の種類によらず、長い伝送可能距離を確保することができる。
また、面発光型レーザーダイオード13から発光される光信号のモードとしては、マルチモード、シングルモードのいずれであってもよく、高い出力、ひいては、長い伝送可能距離を得る観点から、好ましくは、マルチモードが挙げられる。
キャップ14は、略有底円筒形状を有する。キャップ14は、具体的には、底壁6および側壁7を備える。
底壁6は、面発光型レーザーダイオード13およびワイヤ32と間隔を隔てて配置されている。具体的には、底壁6は、略円盤形状を有しており、面発光型レーザーダイオード13の出射口26と、光の出射方向下流側において対向している。底壁6の材料としては、例えば、石英ガラス、合成ガラスなどのガラスなどの透明材料が挙げられる。底壁6の厚み方向両面、または、片面に反射防止コートを施していることが望ましい。
側壁7は、底壁6の周端から土台21に向かって延びる略円筒形状を有する。側壁7の遊端面は、土台21の一方面に接触する。側壁7の材料としては、例えば、アルミニウム、ステンレスなどの金属が挙げられる。
レセプタクル15は、例えば、透明材料からなっており、レンズ27と、外壁28と、光ファイバ収容壁29とを一体的に備える。
レンズ27は、キャップ14の底壁6に対して面発光型レーザーダイオード13の反対側に、間隔を隔てて対向配置されている。レンズ27は、面方向中央に向かうに従って底壁6に近接するように湾曲する凸面、および、凸面に対向する平坦面を有する。レンズ27の平坦面は、凸面と厚み方向一方側に間隔が隔てられている。
外壁28は、レンズ27の周端縁から、レンズ27の厚み方向他方側に向かって延びる略円筒形状を有する。なお、外壁28の内側面は、キャップ14の側壁7の外側面と、接着剤(UV硬化型接着剤など)5を介して、接着されている。
光ファイバ収容壁29は、レンズ27の周端縁から、レンズ27の厚み方向一方側に向かって延びる略円筒形状を有する。光ファイバ収容壁29は、第1フェルール33(後述)を介して光ファイバの伝送方向上端部を収容(固定)する。
TOSA2として、市販品、具体的には、TO−56またはTO−46(いずれもオプトロンサイエンス社製)のCanパッケージに面発光型レーザーダイオード13を装備したものを挙げることができる。
TOSA2では、ステム11に入力されたRF信号が、ワイヤ32を介して面発光型レーザーダイオード13に入力される。そして、面発光型レーザーダイオード13においてRF信号が光信号に変換される。光信号は、面発光型レーザーダイオード13の出射口26から発光(出射)され、キャップ14の底壁6およびレンズ27を通過して、光ファイバ3に伝送(入力)される。
光ファイバ3は、TOSA2から伝送された光信号を伝送する。光ファイバ3は、透明材料からなっており、コア35と、その周面(光の伝送方向に直交する方向における外表面)に配置されるクラッド36とを備える。コア35は、例えば、略円柱形状を有する。クラッド36は、中心軸線をコア35と共有する略円筒形状を有する。コア35の内径は、例えば、1μm以上、500μm以下である。なお、光ファイバ3における光の伝送方向両端面は、露出されている。また、クラッド36の伝送方向両端部の周面には、第1フェルール33および第2フェルール53(後述)が配置されている。
第1フェルール33は、略円筒形状をなし、光ファイバ収容壁29の内面と、クラッド36の伝送方向上流側端部の周面との間に介在する(挿入される)。光ファイバ3の光の伝送方向上流側端面(光の入射面)は、レンズ27の平坦面と対向配置されている。
なお、光ファイバ3の伝送方向長さ(両端面間の光学距離)は、特に限定されず、伝送可能距離に応じて適宜調整され、例えば、1m以上、好ましくは、5m以上、より好ましくは、10m以上であり、また、例えば、300m以下である。
第2フェルール53は、第1フェルール33と同一構成を有する。
光ファイバ3としては、例えば、プラスチック光ファイバ(POF)、ガラス光ファイバなどが挙げられる。特に、屈折率分布を有するGI(グレーデッド・インデックス)型のPOFが好適である。
ROSA4は、光学受信サブアセンブリ(Receiver Optical SubAssebmly)である。ROSA4は、光伝送システム1における光の伝送方向下流側端部に設けられている。ROSA4は、光ファイバ3から伝送された光信号をRF信号に変換し、これを伝送する。ROSA4としては、公知のものが挙げられる。例えば、ROSA4は、第2ステム41と、第2サブマウント42と、フォトダイオード(PD)43と、第2キャップ44と、第2レセプタクル45とを備えており、これらの配置は、それぞれ、上記したTOSA2のステム11と、サブマウント12と、面発光型レーザーダイオード13と、キャップ14と、レセプタクル15と、と光ファイバ3に対して略対称である。
第2キャップ44および第2レセプタクル45は、TOSA2のキャップ14およびレセプタクル15と同一構成を有する。フォトダイオード43は、光ファイバ3から伝送された光信号をRF信号に変換する素子である。第2サブマウント42および第2ステム41は、フォトダイオード43で変換されたRF信号をテレビジョン放送受像機器(仮想線)などのRF信号2次受信機器57に出力する。
RF信号2次受信機器57は、ROSA4から出力されるRF信号を増幅する増幅器30を内蔵することができる。なお、増幅器30は、変調が実施された周波数を含む全ての信号(搬送波)の強度を増幅する。
この光伝送システム1では、TOSA2において、RF信号を光信号に変換して光ファイバ3に入力し、光ファイバ3で伝送された光信号がROSA4に入力され、ROSA4において、RF信号に変換する。
次に、図2A〜図3Cを参照して、ノイズ指標およびその測定方法を詳説する。なお、図2A〜図3Cの各グラフでは、横軸が周波数、縦軸が強度を示すが、各グラフの高さなどは、本発明の一実施形態を容易に理解するために誇張して描画しており、実際の強度と異なる。
この光伝送システム1では、下記の第1工程〜第6工程を含む測定方法により得られるノイズ指標が、10.0dBμV以下である。
第1工程:図1に示すように、定電流源70をTOSA2にその伝送方向上流側において接続し、周波数分析機(スペクトルアナライザ)61をROSA4にその伝送方向下流側において接続する。
第2工程:定電流源70からTOSA2に定電流を入力すると同時に、ROSA4から入力される電気信号を周波数分析機61により分析する。具体的には、電気信号のうち10MHz〜3.5GHzの周波数領域において、定電流源70による電気信号の入力開始から60秒経過時から、0.02秒間毎に、横軸が周波数、縦軸が強度である波形を、周波数分析機61によって3000回取得して、図2Aに示すように、10回の平均波形であるベースラインBLを取得する。
第3工程:定電流源70による電気信号の入力開始から、0.02秒間毎に、波形を、周波数分析機61によって3000回取得し、3000回の波形における各周波数における強度の最大値として描画される最大強度グラフMAX−GFを取得する。
第4工程:図2Bに示すように、周波数分析機61により、最大強度グラフMAX−GFの強度からベースラインBLの強度を差し引いたグラフGFを描画する。
第5工程:周波数分析機61により、グラフGFを周波数領域において1000分割した特定周波数毎の強度の平均値AVEを算出する。
第6工程:周波数分析機61により、グラフGFにおける最大の強度MAX−Iから平均値AVEを差し引いた値をノイズ指標(単位:dBμV)として得る。
上記した第1工程〜第6工程は、順次実施することができる。また、上記した第1工程〜第6工程は、周波数分析機61に内蔵される演算デバイスで実施することができる。
図1に示すように、第1工程では、定電流源70を、ピン22の他端部と、電気的に接続する。
また、周波数分析機61を、RF信号2次受信機器57を介して、ROSA4と電気的に接続する。周波数分析機61は、広範囲の周波数からなる電気信号を分析して、周波数とその強度を知る装置である。周波数分析機61は、市販品を用いることができる。
第2工程および第3工程において、定電流源70からTOSA2に入力する定電流の電流値は、一定であれば、特に限定されず、例えば、1mA以上、例えば、1A以下の範囲から、一定値が適宜選択される。
第2工程における3000回分の波形およびベースラインBLの取得を、周波数分析機61に内蔵される演算デバイスで実施する場合には、例えば、周波数分析機61における「取得平均回数」を3000回に設定し、平均波形であるベースラインBLを演算に基づいて描画する設定にする。
なお、第2工程で取得するベースラインBLは、次に説明する最大強度グラフMAX−GFと異なり、10MHz〜3.5GHzの周波数領域においてノイズを実質的に含まない成分である。
第3工程において、「3000回の波形における各周波数における強度の最大値」は、3000回の波形を全て記録し、各周波数における強度の最大値のみを反映した最大値グラフである。
最大強度グラフMAX−GFが所定のピークPを含むことは、許容される。
ピークPは、外部信号(例えば、PHS信号、携帯電話信号、WiFi信号など)がTOSA2に混入することに起因して生成される。
このピークPは、本来、光伝送システム1において不要であるが、この光伝送システム1の構成上不可避的に現れるピークである。
上記のピークPは、通常、電気信号の入力開始から、例えば、第2工程におけるベースラインBLの取得後、具体的には、60秒(=0.02秒×3000回分)後)に記録される。
なお、最大強度グラフMAX−GFの強度は、各周波数において、ベースラインBLの強度よりも高い。
図3Aに示すように、例えば、第1回目の波形WF1が、周波数f1において、第1ピークP1を含み、図3Bに示すように、第2回目の波形WF2が、周波数f1と異なる周波数f2において、第2ピークP2を含むが、第1ピークP1を含まない場合には、第1回目の波形WF1および第2回目の波形WF2はいずれも、演算デバイスに記録される。そして、図3Cに示すように、最大強度グラフMAX−GFは、2つのピーク(第1ピークP1および第2ピークP2)を成分として含む。
図2Bに示すように、第4工程で描画されるグラフGFは、周波数領域10MHz〜3.5GHzの各周波数において、最大強度グラフMAX−GF(図2A参照)の強度からベースラインBL(図2A参照)の強度を差し引いたものである。なお、グラフGFの強度は、最大強度グラフMAX−GFの強度がベースラインBLの強度よりも高いことから、正である(0より高い)。
図2Aに示すように、最大強度グラフMAX−GFがピークPを含む波形であり、ベースラインBLが、ピークPの領域以外において、最大強度グラフMAX−GFと類似する波形であれば、図2Bに示すように、グラフGFは、最大強度グラフMAX−GFのピークPに対応するピークP3を有し、ピークP3以外の領域は、周波数軸に略平行する平坦ラインFLの波形となる。第4工程では、グラフGFは、周波数分析機61に内蔵される演算デバイスにより描画される。
第3工程における最大強度グラフMAX−GFの取得を周波数分析機61に内蔵される演算デバイスで実施する場合には、例えば、周波数分析機61における「取得平均回数」を0回に設定し、波形取得設定を「Max.hold」(最大保持)に設定して、最大強度グラフMAX−GFを演算に基づいて描画する設定にする。
図2Bの縦軸(強度軸)上に示されるように、第5工程では、グラフGFを周波数領域10MHz〜3.5GHzにおいて1000分割した特定周波数毎の強度の平均値AVEを算出する。特定周波数は、周波数領域10MHz〜3.5GHzを常用対数プロットで1000分割したものであり、その数は、1001である。最も低周波数側の特定周波数が10MHzであり、最も高周波数側の特定周波数が3.5GHzであり、それらの間の特定周波数の数が999である。隣接する特定周波数の間隔(測定ピッチ)は、常用対数において、3.5GHzから10MHzを差し引いた値を1000で割った値である。
第5工程では、特定周波数毎の強度を取得し、それらの平均値AVEを求める。図2Bに示すように、グラフGFが、ピークP3および平坦ラインFLを有すれば、平均値AVEは、ピークP3の強度および平坦ラインFLの強度の間に位置する。第5工程では、演算デバイスにより、平均値AVEが、例えば、単位:dBμVで、算出される。
第6工程では、演算デバイスにより、ノイズ指標が算出される。
そして、ノイズ指標を上記した10.0dBμV以下にするには、例えば、具体的には、面発光レーザーダイオード13のビーム径(FWHM)を上記した範囲に設定する方法、例えば、面発光レーザーダイオード13におけるビーム強度分布(SM類似度)を変更する方法、例えば面発光型レーザーダイオード13における活性層およびDBR層の、厚み、サイズ(面方向の寸法)、屈折率などを変更する方法などが挙げられる。
好ましくは、ノイズ指標として、好ましくは、8以下、より好ましくは、5以下、さらに好ましくは、3以下であり、また、例えば、0超過である。
そして、TOSA2を備える光伝送システム1では、TOSA2が、0.8mW以上の出力で発光可能に構成される面発光型レーザーダイオード13を含み、上記したノイズ指標が、10.0dBμV以下であるので、伝送可能距離を長く確保できながら、通信エラーを抑制することができる。
変形例
変形例において、一実施形態と同様の部材および工程については、同一の参照符号を付し、その詳細な説明を省略する。また、変形例は、特記する以外、一実施形態と同様の作用効果を奏することができる。さらに、一実施形態およびその変形例を適宜組み合わせることができる。
また、上記では、ノイズ指標によって、光伝送システム1が本発明の効果を奏するか否かを評価しているが、例えば、面発光型レーザーダイオード13の(光源)ビーム径(FWHM)またはSM類似度によって、光伝送システム1が本発明の効果を奏するか否かを評価することもできる。
具体的には、面発光型レーザーダイオード13の近視野像測定によって取得されるビーム径(FWHM:半値全幅)が7.8μm以上、または、下記の第7工程〜第11工程を含む測定方法により得られる面発光型レーザーダイオード13のSM(シングルモード)類似度が0.85以上である。
第7工程:定電流源70を面発光型レーザーダイオード13に接続し、近視野像測定装置80の受光部81を面発光型レーザーダイオード13から出射される光が最も多く受光部に入る位置に配置する。近視野像測定装置80は、図4に示すように、略箱形状を有しており、下面において、受光部81を備える。
第8工程:定電流源70から面発光型レーザーダイオード13に定電流を入力し、定電流源70による電気信号の入力開始から60秒〜180秒経過時に近視野像測定装置で測定し、図5に示すように、面発光型レーザーダイオード13のビーム径(FWHM)と近視野像(強度分布)とを取得する。
第9工程:近視野像の強度分布の重心CGを原点(0、0)とし、近視野像において原点(0、0)を中心に直径Dがビーム径(FWHM)となる第1円C1内の強度の平均値AV1を算出する。
第10工程:近視野像において原点(0、0)を中心に直径1μmの第2円C2内の強度の平均値AV2を算出する。
第11工程:第10工程で算出した平均値AV2を第9工程で算出した平均値AV1で割り、SM類似度を算出する。
つまり、第2円C2内の強度の平均値AV2を、第1円C1内の強度の平均値AV1で割った値が、SM類似度である。
面発光型レーザーダイオード13の近視野像測定によって取得されるビーム径が7.8μm以上、または、上記した測定方法により得られる面発光型レーザーダイオード13のSM類似度が0.85以上であるので、この光伝送システム1は、伝送可能距離を長く確保できながら、通信エラーを抑制することができる。
また、SM類似度が0.85以上と高いので、基本モードの影響を強くできる。換言すれば、SM類似度が0.85以上と高いので、高次モードの影響を弱くできる。そのため、基本モードおよび高次モード間で競合するモード競合ノイズを低減できる。
さらに、SM類似度が0.85以上と高いので、高次モード自体に由来するノイズを低減できる。
なお、ビーム径は、好ましくは、8.0μm以上、より好ましくは、8.25μm以上、さらに好ましくは、8.5μm以上、とりわけ好ましくは、9.0μm以上、最も好ましくは、12.25μm以上、さらには、13.0μm以上が好適である。また、ビーム径は、例えば、1000μm以下である。
ビーム径が上記した下限以上であれば、モード競合ノイズを低減できる。
なお、上記したビーム径およびSM類似度は、相関関係にない場合がある。例えば、図7から分かるように、互いに近似するビーム径を有する実施例10および比較例4のうち、実施例10は、SM類似度が0.95で、本発明の範囲内である。一方、比較例4のSM類似度が、0.75で、本発明の範囲外である。
また、SM類似度は、好ましくは、0.90以上、より好ましくは、0.93以上、さらに好ましくは、1.0以上、とりわけ好ましくは、1.1以上である。また、SM類似度は、10以下である。
この変形例では、RF信号2次受信機器57が増幅器30を内蔵せずに、光伝送システム1を構成することができる。そのような光伝送システム1であれば、所定のピークを含む最大強度グラフMAX−GFの強度が減少するが、その分、同じ割合で、ベースラインBLの強度も減少する。そうすると、増幅器30の有無に拘わらず、結果として、上記したノイズ指標に変動がない。
この変形例でも、面発光型レーザーダイオード13は、SM類似度が0.85以上と高くなる光源が選択される。これによって、モード競合ノイズを低減できるとともに、高次モード自体に由来するノイズを低減できる。
一実施形態では、光源の一例として、面発光型レーザーダイオード13を挙げたが、上記したノイズを含むノイズ指標を低減できる光源であれば特に限定されない。例えば、他の光源、具体的には、側面発光型レーザーダイオードを挙げることもできる。光源の一例として、好ましくは、面発光型レーザーダイオード13が挙げられる。面発光型レーザーダイオード13であれば、高い出力の光信号を発射することができる。一方で、光源が面発光型レーザーダイオード13であれば、ノイズ指標が増大する傾向にあるが、この一実施形態では、上記した方法(例えば、面発光型レーザーダイオード13のビーム径(後述)を上記した範囲に設定する方法など)によって、ノイズ指標を抑制することができる。
一実施形態では、TOSA2において、ステム11に入力されたRF信号は、ワイヤ32を介して面発光型レーザーダイオード13に入力されている。しかし、変形例では、RF信号は、その一部が、サブマウント12を介して面発光型レーザーダイオード13に入力されていてもよい。
また、TOSA2は、面発光型レーザーダイオード13を備えれば、上記の構成に限定されない。例えば、図6に示すように、TOSA2において、面発光型レーザーダイオード13がFPC(フレキシブルプリント基板)8に実装されてもよい。つまり、このTOSA2は、FPC8と、面発光型レーザーダイオード13とを備える。
FPC8は、互いに対向する厚み方向一方面および他方面を有する略板形状を有する。FPC8の一方面には、端子9が設けられる。端子9は、配線34を介して、RF信号1次受信機器56と接続される。
面発光型レーザーダイオード13は、FPC8の一方面において、端子9と面方向に間隔を隔てて実装される。
面発光型レーザーダイオード13の出射口26は、光ファイバ3の一端面に面する。
また、FPC8を備えるTOSA2を用いるノイズ指標の測定方法において、第1工程では、定電流源70を配線34を介してFPC8に電気的に接続する。
この変形例の構成で測定されるノイズ指標、FWHMおよびSM類似度は、上記で測定されるそれらと実質的に同一である。
以下に実施例および比較例を示し、本発明をさらに具体的に説明する。なお、本発明は、何ら実施例および比較例に限定されない。また、以下の記載において用いられる配合割合(割合)、物性値、パラメータなどの具体的数値は、上記の「発明を実施するための形態」において記載されている、それらに対応する配合割合(割合)、物性値、パラメータなど該当記載の上限(「以下」、「未満」として定義されている数値)または下限(「以上」、「超過」として定義されている数値)に代替することができる。
実施例1および比較例1
(図1の一実施形態に対応する光伝送システムの作製およびノイズ指標の測定)
図1に示すように、TOSA2と、光ファイバ3と、ROSA4とを備える光伝送システム1を準備した。
TOSA2における面発光型レーザーダイオード13の出射径、波長帯域、仕様、光の出力モード、出力は、表1に記載の通りである。
光ファイバ3は、GI型のガラス光ファイバである。コア36の内径は、50μmである。
ROSA4として、TO−56(オプトロンサイエンス社製)を用いた。
上記した第1工程〜第6工程を含む測定方法により、ノイズ指標を得た。その結果を表1に示す。
なお、第1工程において、定電流源70をTOSA2に接続した。また、周波数分析機61としてのkeysight社製のシグナル−アナライザN9000Aを、ROSA4には、RF信号2次受信機器57を介して、接続した。
光伝送システムにおける光伝送距離および通信エラーの評価
実施例1および比較例1のそれぞれの光伝送システムにおける光伝送距離および通信エラーを、下記の基準に従って、評価した。その結果を表1に示す。
○:出力が0.8mW以上、かつ、ノイズ指標が10.0dBμV以下であった。
×:出力が0.8mW未満、または、ノイズ指標が10.0dBμV超過であった。
併せて、面発光型レーザーダイオード13に対して近視野像測定装置80を配置をした構成(図4の変形例に対応する構成)に変更して、FWHMおよびSM類似度を算出することにより、光伝送距離および通信エラーを評価した。
○:出力が0.8mW以上であって、FWHMが7.8μm以上であった。
または、出力が0.8mW以上であって、SM類似度が0.85以上であった。
×:出力が0.8mW以上であって、FWHMが7.8μm未満、SM類似度が0.85未満であった。
実施例2〜10および比較例2〜6
(図6の変形例に対応する光伝送システムの作製およびノイズ指標の測定)
図6に示すように、TOSA2の構成を、FPC8に実装される面発光型レーザーダイオード13に変更した以外は、実施例1と同様にして、光伝送距離および通信エラーを、下記の基準に従って、評価した。その結果を表2に示す。
○:出力が0.8mW以上、かつ、ノイズ指標が10.0dBμV以下であった。
×:出力が0.8mW未満、または、ノイズ指標が10.0dBμV超過であった。
別途、図4に示すように、光ファイバ3に代えて、近視野像測定装置80を配置し、FWHMおよびSM類似度を算出し、下記の基準で、光伝送距離および通信エラーを評価した。
○:出力が0.8mW以上であって、FWHMが7.8μm以上であった。
または、出力が0.8mW以上であって、SM類似度が0.85以上であった。
×:出力が0.8mW未満であった。
また、出力が0.8mW以上であるが、FWHMが7.8μm未満、SM類似度が0.85未満であった。
面発光型レーザーダイオード13の種類等、および、評価結果を表2に示す。また、実施例2〜10および比較例3〜6におけるビーム径(FWHM)およびSM類似度の関係を図7に示す。なお、図7中、ハッチングした領域は、ビーム径7.8μm以上、または、SM(シングルモード)類似度が0.85以上である請求項2の発明の範囲である。
1 光伝送システム
2 TOSA
3 光ファイバ
4 ROSA
13 面発光型レーザーダイオード
61 周波数分析機
70 定電流源
80 近視野像測定装置
81 受光部
BL ベースライン
MAX−GF 最大強度グラフ
AVE 平均値
CG 強度分布の重心
FWHM ビーム径
C1 第1円
C2 第2円
AV1 第1円内の強度の平均値(第9工程で算出)
AV2 第2円内の強度の平均値(第10工程で算出)

Claims (6)

  1. RF信号を周波数分割多重方式で伝送する光伝送システムであり、
    RF信号を受信し、これを光信号に変換して伝送する電気光変換デバイスと、
    前記電気光変換デバイスから伝送された光信号を伝送する光伝送路と、
    前記光伝送路から伝送された前記光信号をRF信号に変換し、これを伝送する光電気変換デバイスとを備え、
    前記電気光変換デバイスは、0.8mW以上の出力で発光可能な光源を含み、
    下記の第1工程〜第6工程を含む測定方法により得られるノイズ指標が、10.0dBμV以下であり、
    前記光源の近視野像測定によって取得されるビーム径(FWHM:半値全幅)が7.8μm以上、または、下記の第7工程〜第11工程を含む測定方法により得られる前記光源のSM(シングルモード)類似度が0.85以上であり、
    前記光伝送路が、GI型光ファイバであり、
    前記光源が、面発光型レーザーダイオードまたは側面発光型レーザーダイオードであることを特徴とする、光伝送システム。
    第1工程:定電流源を前記電気光変換デバイスにその伝送方向上流側において接続し、
    周波数分析機を前記光電気変換デバイスにその伝送方向下流側において接続する。
    第2工程:前記定電流源から前記電気光変換デバイスに定電流を入力すると同時に、前記光電気変換デバイスから入力される電気信号を前記周波数分析機により分析し、前記電気信号のうち10MHz〜3.5GHzの周波数領域において、前記定電流源による電気信号の入力開始から60秒経過時から、0.02秒間毎に、横軸が周波数、縦軸が強度である波形を、前記周波数分析機によって3000回取得し、前記3000回の平均波形であるベースラインを取得する。
    第3工程:前記定電流源による電気信号の入力開始から、0.02秒間毎に、波形を、前記周波数分析機によって3000回取得し、前記3000回の波形における各周波数における強度の最大値として描画される最大強度グラフを取得する。
    第4工程:前記周波数分析機により、前記最大強度グラフの強度から前記ベースラインの強度を差し引いたグラフを描画する。
    第5工程:前記周波数分析機により、前記グラフを前記周波数領域において1000分割した特定周波数毎の強度の平均値を算出する。
    第6工程:前記周波数分析機により、前記グラフにおける最大の強度から前記平均値を差し引いた値を前記ノイズ指標(単位:dBμV)として得る。
    第7工程:定電流源を前記光源に接続し、近視野像測定装置の受光部を前記光源から出射される光が最も多く前記受光部に入る位置に配置する。
    第8工程:前記定電流源から前記光源に定電流を入力し、前記定電流源による電気信号の入力開始から60秒〜180秒経過時に近視野像測定装置で測定し、前記光源のビーム径(FWHM)と近視野像(強度分布)とを取得する。
    第9工程:前記近視野像の強度分布の重心を原点(0、0)とし、前記近視野像において前記原点を中心に直径が前記ビーム径(FWHM)となる円内の強度の平均値を算出する。
    第10工程:前記近視野像において前記原点(0、0)を中心に直径1μmの円内の強度の平均値を算出する。
    第11工程:前記第10工程で算出した前記平均値を前記第9工程で算出した前記平均値で割ることにより、前記SM類似度を算出する。
  2. 前記光源から発光される光信号の波長帯域が、1100nm以下であることを特徴とする、請求項1に記載の光伝送システム。
  3. 前記光源が、50Mbps以上、20Gbps以下の仕様であることを特徴とする、請求項1または2に記載の光伝送システム。
  4. 前記RF信号が、BS信号、CS信号、CA−TV信号、および/または、地上波信号であることを特徴とする、請求項1〜のいずれか一項に記載の光伝送システム。
  5. RF信号を周波数分割多重方式で伝送する光伝送システムであり、RF信号を受信し、これを光信号に変換して伝送する電気光変換デバイスと、前記電気光変換デバイスから伝送された光信号を伝送する光伝送路と、前記光伝送路から伝送された前記光信号をRF信号に変換し、これを伝送する光電気変換デバイスとを備える前記光伝送システムにおける前記電気光変換デバイスであり、
    RF信号を光信号に変換可能であり、
    0.8mW以上の出力で発光可能な光源を含み、
    下記の第1工程〜第6工程を含む測定方法により得られるノイズ指標が、10.0dBμV以下であり、
    前記光源の近視野像測定によって取得されるビーム径(FWHM:半値全幅)が7.8μm以上、または、下記の第7工程〜第11工程を含む測定方法により得られる前記光源のSM(シングルモード)類似度が0.85以上であり、
    前記光伝送路が、GI型光ファイバであり、
    前記光源が、面発光型レーザーダイオードまたは側面発光型レーザーダイオードであることを特徴とする、電気光変換デバイス。
    第1工程:定電流源を前記電気光変換デバイスにその伝送方向上流側において接続し、
    周波数分析機を前記光電気変換デバイスにその伝送方向下流側において接続する。
    第2工程:前記定電流源から前記電気光変換デバイスに定電流を入力すると同時に、前記光電気変換デバイスから入力される電気信号を前記周波数分析機により分析し、前記電気信号のうち10MHz〜3.5GHzの周波数領域において、前記定電流源による電気信号の入力開始から60秒経過時から、0.02秒間毎に、横軸が周波数、縦軸が強度である波形を、前記周波数分析機によって3000回取得し、前記3000回の平均波形であるベースラインを取得する。
    第3工程:前記定電流源による電気信号の入力開始から、0.02秒間毎に、波形を、前記周波数分析機によって3000回取得し、前記3000回の波形における各周波数における強度の最大値として描画される最大強度グラフを取得する。
    第4工程:前記周波数分析機により、前記最大強度グラフの強度から前記ベースラインの強度を差し引いたグラフを描画する。
    第5工程:前記周波数分析機により、前記グラフを前記周波数領域において1000分割した特定周波数毎の強度の平均値を算出する。
    第6工程:前記周波数分析機により、前記グラフにおける最大の強度から前記平均値を差し引いた値を前記ノイズ指標(単位:dBμV)として得る。
    第7工程:定電流源を前記光源に接続し、近視野像測定装置の受光部を前記光源から出射される光が最も多く前記受光部に入る位置に配置する。
    第8工程:前記定電流源から前記光源に定電流を入力し、前記定電流源による電気信号の入力開始から60秒〜180秒経過時に近視野像測定装置で測定し、前記光源のビーム径(FWHM)と近視野像(強度分布)とを取得する。
    第9工程:前記近視野像の強度分布の重心を原点(0、0)とし、前記近視野像において前記原点を中心に直径が前記ビーム径(FWHM)となる円内の強度の平均値を算出する。
    第10工程:前記近視野像において前記原点(0、0)を中心に直径1μmの円内の強度の平均値を算出する。
    第11工程:前記第10工程で算出した前記平均値を前記第9工程で算出した前記平均値で割ることにより、前記SM類似度を算出する。
  6. 前記光源から発光される光信号の波長帯域が、1100nm以下であることを特徴とする、請求項に記載の電気光変換デバイス。
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