JP6812145B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6812145B2 JP6812145B2 JP2016120430A JP2016120430A JP6812145B2 JP 6812145 B2 JP6812145 B2 JP 6812145B2 JP 2016120430 A JP2016120430 A JP 2016120430A JP 2016120430 A JP2016120430 A JP 2016120430A JP 6812145 B2 JP6812145 B2 JP 6812145B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- recording material
- pressurizing
- temperature
- image forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Description
記録材のトナー像担持面に当接して記録材を加熱する第1回転体と前記第1回転体と協働して前記記録材を挟持搬送するニップ部を形成する第2回転体を有する定着部を備えた画像形成装置において、
前記第1回転体の幅方向の一端部側と他端部側の温度をそれぞれ検知する第1温度センサおよび第2温度センサと、
記録材の搬送間隔を第1の搬送間隔と前記第1の搬送間隔よりも広げた第2の搬送間隔とに変更制御する制御部と、を有し、
前記制御部は、画像形成ジョブの実行時に、前記第1温度センサによって検知された温度と前記第2温度センサによって検知された温度との温度差の絶対値が第1の所定値の値以上で前記第1の所定値よりも大きい値の第2の所定値の値以下である場合には前記第1の搬送間隔を前記第2の搬送間隔に変更制御し、
前記温度差の絶対値が前記第2の所定値を超えた場合には記録材の搬送間隔が前記第2の搬送間隔に変更制御された状態の画像形成ジョブの実行を禁止し、前記温度差の絶対値が前記第2の所定値未満の場合であって前記記録材が前記ニップ部で挟持搬送されていないときに前記温度差の絶対値が所定期間大きくなった場合には記録材の搬送間隔が前記第2の搬送間隔に変更制御された状態の画像形成の実行を禁止することを特徴とする。
また、上記の目的を達成するための本発明に係る画像形成装置の他の代表的な構成は、
記録材のトナー像担持面に当接して記録材を加熱するベルトと、前記ベルトの内面に接触するパッド部材と、前記ベルトを介して前記パッド部材を圧し記録材を挟持搬送するニップ部を形成する加圧部材と、を有する定着部を備えた画像形成装置において、
前記ベルトの幅方向の一端部側と他端部側の温度をそれぞれ検知する第1温度センサおよび第2温度センサと、
記録材の搬送間隔を第1の搬送間隔と前記第1の搬送間隔よりも広げた第2の搬送間隔とに変更制御する制御部と、を有し、
前記パッド部材の前記ベルトと接触する面はクラウン形状であり、
前記制御部は、画像形成ジョブの実行時に、前記第1温度センサによって検知された温度と前記第2温度センサによって検知された温度との温度差の絶対値が第1の所定値の値以上で前記第1の所定値よりも大きい値の第2の所定値の値以下である場合には前記第1の搬送間隔を前記第2の搬送間隔に変更制御し、前記温度差の絶対値が前記第2の所定値を超えた場合には記録材の搬送間隔が前記第2の搬送間隔に変更制御された状態の画像形成ジョブの実行を禁止することを特徴とする。
図2は本実施形態における画像形成装置の構成説明図である。この画像形成装置30は、タンデム型−中間転写方式の電子写真フルカラープリンタであり、PCなどの外部機器319から制御部100に入力する画像形成ジョブ(プリントジョブ)に基づいて画像形成動作する。317はプリンタ操作部であり、制御部100に対して各種の情報を入力することができる。また、操作部317が有する表示部には制御部100から各種の情報の表示がなされる。
図3は定着装置Fの要部の横断面模式図、図4は同装置Fの要部の分解斜視模式図、図5は誘導加熱装置の回路図、図6は装置の制御系統のブロック図である。この定着装置Fは用紙上(記録材上)のトナー像をその間のニップ部Nで加熱する第1回転体としての定着ローラ(加熱回転体)20と第2回転体としての加圧ローラ(加圧回転体)22を有する。定着ローラ20は用紙Pのトナー像担持面に当接して用紙を加熱する定着部材であり、この定着ローラ20に対して加圧部材である加圧ローラ22が水平方向に圧接して定着ローラ20と協働して用紙を挟持搬送するニップ部Nを形成している。
本実施例は、ユーザーが用紙のセットを誤った場合でも、連続プリントジョブにおいて、端部温度検出素子315、316の温度差で用紙の通紙間隔を制御することで、装置の故障と誤検知しないように構成された定着装置を実現するものである。
本実施2は、実施例1において、奥−手前の温度差がエラー停止閾値ΔTerrを上回る前に奥−手前の温度差の温度情報を基に即座にエラー停止する点が異なる。本実施例2における制御は、図1のフローチャートが図13に置き換わる以外、装置構成及び画像形成等制御は実施例1と同一である。以下、図13のフローチャートについて説明するが、実施例1と同様の動作を行う部分は、同じ符号を付け説明を省略する。
本実施3は、実施例1において、封筒や薄紙などの多種用紙に対応するために加圧力を可変する定着装置に適用したものである。本実施4における装置構成に加圧力可変機構が追加される以外、制御及び画像形成等制御は実施例1同一である。以下、加圧力可変機構とその効果について説明するが、実施例と同様の動作を行う部分は、同じ符号を付け説明を省略する。
506を有する。ベルト506は励磁コイル71から発生される磁界(磁場、磁束)が存在する領域を通過したときに電磁誘導で発熱する磁性部材(金属層、導電部材)を有する。また、ベルト506の内部に挿入された金属製のステー507を有する。ステー507の下面には長手に沿って圧力付与部材としての加圧パッド(パッド部材)508が取り付けられている。
加圧機構504は、本実施例においては、加熱アセンブリ501のパッド508を、ベルト506を介して加圧ローラ22に所定の押圧力(圧力)で加圧してベルト506と加圧ローラ22との間に所定のニップ部Nを形成する加圧手段である。本実施例においてはこの加圧機構504の圧力(加圧状態)を変更機構により変更可能に構成してある。
カム522L・522Rは、図18のように、2つのピーク形状を有している。カム522L・522Rが回転したときのベルト506の位置を、図19を用いて説明する。
本実施例における定着装置Fの通常圧モードと封筒圧モードのニップ部Nにおける加圧形態を図20、図21を用いて説明する。図20の(a)と図21の(a)は、各モードにおいて封筒以外の用紙(普通紙)Pがニップ部Nを通過するときの断面図、図20の(b)、図21の(b)は各モードにおいて封筒がニップ部Nを通過するときの断面図を示している。また、図20の(c)、図21の(c)は各モードにおいて封筒を通紙した場合の封筒表紙にかかる速度分布を示している。
実施例1からも明らかなように本実施例3の制御を行うことで、ダウンシーケンスに入りエラーが発生することはなかった。しかし、比較例としてダウンシーケンスを行わない制御の場合は、奥−手前の接触ニップ幅の差からエラーが発生してしまった。
(1)実施例の定着装置Fにおいては、加圧パッドを、ベルトを介して加圧ローラに対して加圧しているが、逆に、加圧ローラを、ベルトを介して加圧パッドに対して加圧する機構構成にすることもできる。また、加圧パッドと加圧ローラとをベルトを介して互いに加圧する機構構成にすることもできる。即ち、加圧パッドと加圧ローラとをベルトを介して相対的に加圧する機構構成にすることができる。
Claims (8)
- 記録材のトナー像担持面に当接して記録材を加熱する第1回転体と前記第1回転体と協働して前記記録材を挟持搬送するニップ部を形成する第2回転体を有する定着部を備えた画像形成装置において、
前記第1回転体の幅方向の一端部側と他端部側の温度をそれぞれ検知する第1温度センサおよび第2温度センサと、
記録材の搬送間隔を第1の搬送間隔と前記第1の搬送間隔よりも広げた第2の搬送間隔とに変更制御する制御部と、を有し、
前記制御部は、画像形成ジョブの実行時に、前記第1温度センサによって検知された温度と前記第2温度センサによって検知された温度との温度差の絶対値が第1の所定値の値以上で前記第1の所定値よりも大きい値の第2の所定値の値以下である場合には前記第1の搬送間隔を前記第2の搬送間隔に変更制御し、
前記温度差の絶対値が前記第2の所定値を超えた場合には記録材の搬送間隔が前記第2の搬送間隔に変更制御された状態の画像形成ジョブの実行を禁止し、前記温度差の絶対値が前記第2の所定値未満の場合であって前記記録材が前記ニップ部で挟持搬送されていないときに前記温度差の絶対値が所定期間大きくなった場合には記録材の搬送間隔が前記第2の搬送間隔に変更制御された状態の画像形成の実行を禁止することを特徴とする画像形成装置。 - 画像加熱処理を施す記録材に関する記録材情報の入力部と、
前記第1回転体および前記第2回転体を互いに圧接させる加圧機構と、前記加圧機構の加圧力を変更可能な変更機構と、を有し、
前記制御部は、前記入力部から取得した記録材情報に基づいて前記変更機構を制御して前記加圧機構の加圧状態を第1の加圧モードと前記第1の加圧モードよりも加圧力を減少させた第2の加圧モードとの切り替えを実行することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記第1回転体は可撓性を有するエンドレスのベルトであり、前記ベルトの内面に接し前記ベルトを介して前記第2回転体と共に前記ニップ部を形成する圧力付与部材を有することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記圧力付与部材はクラウン形状を有することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
- 前記圧力付与部材は、横断面において、前記ベルトの内面に対する対向部に前記ニップ部の中心近傍における主圧部と前記主圧部を中にして記録材搬送方向の上流側と下流側とにそれぞれ前記主圧部からベルトに向けて突出している上流側突起部および下流側突起部を有し、
前記第1の加圧モードは、前記上流側突起部と前記下流側突起部と前記主圧部とが前記ベルトの内面に接するように前記圧力付与部材と前記第2回転体とを前記ベルトを介して相対的に加圧した状態であり、
前記第2の加圧モードは、前記上流側突起部と前記下流側突起部とが前記ベルトの内面に接し前記主圧部は前記ベルトの内面に接しないように前記圧力付与部材と前記第2回転体とを前記ベルトを介して相対的に加圧した状態であることを特徴とする請求項3または4に記載の画像形成装置。 - 記録材のトナー像担持面に当接して記録材を加熱するベルトと、前記ベルトの内面に接触するパッド部材と、前記ベルトを介して前記パッド部材を圧し記録材を挟持搬送するニップ部を形成する加圧部材と、を有する定着部を備えた画像形成装置において、
前記ベルトの幅方向の一端部側と他端部側の温度をそれぞれ検知する第1温度センサおよび第2温度センサと、
記録材の搬送間隔を第1の搬送間隔と前記第1の搬送間隔よりも広げた第2の搬送間隔とに変更制御する制御部と、を有し、
前記パッド部材の前記ベルトと接触する面はクラウン形状であり、
前記制御部は、画像形成ジョブの実行時に、前記第1温度センサによって検知された温度と前記第2温度センサによって検知された温度との温度差の絶対値が第1の所定値の値以上で前記第1の所定値よりも大きい値の第2の所定値の値以下である場合には前記第1の搬送間隔を前記第2の搬送間隔に変更制御し、前記温度差の絶対値が前記第2の所定値を超えた場合には記録材の搬送間隔が前記第2の搬送間隔に変更制御された状態の画像形成ジョブの実行を禁止することを特徴とする画像形成装置。 - 画像加熱処理を施す記録材に関する記録材情報の入力部と、
前記ベルトおよび前記加圧部材を互いに圧接させる加圧機構と、前記加圧機構の加圧力を変更可能な変更機構と、を有し、
前記制御部は、前記入力部から取得した記録材情報に基づいて前記変更機構を制御して前記加圧機構の加圧状態を第1の加圧モードと前記第1の加圧モードよりも加圧力を減少させた第2の加圧モードとの切り替えを実行することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。 - 前記パッド部材は、横断面において、前記ベルトの内面に対する対向部に前記ニップ部の中心近傍における主圧部と前記主圧部を中にして記録材搬送方向の上流側と下流側とにそれぞれ前記主圧部からベルトに向けて突出している上流側突起部および下流側突起部を有し、
前記第1の加圧モードは、前記上流側突起部と前記下流側突起部と前記主圧部とが前記ベルトの内面に接するように前記パッド部材と前記加圧部材とを前記ベルトを介して相対的に加圧した状態であり、
前記第2の加圧モードは、前記上流側突起部と前記下流側突起部とが前記ベルトの内面に接し前記主圧部は前記ベルトの内面に接しないように前記パッド部材と前記加圧部材とを前記ベルトを介して相対的に加圧した状態であることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016120430A JP6812145B2 (ja) | 2016-06-17 | 2016-06-17 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016120430A JP6812145B2 (ja) | 2016-06-17 | 2016-06-17 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017223884A JP2017223884A (ja) | 2017-12-21 |
JP6812145B2 true JP6812145B2 (ja) | 2021-01-13 |
Family
ID=60688309
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016120430A Active JP6812145B2 (ja) | 2016-06-17 | 2016-06-17 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6812145B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0580605A (ja) * | 1991-09-24 | 1993-04-02 | Canon Inc | 像加熱装置 |
JP4847144B2 (ja) * | 2006-01-27 | 2011-12-28 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
US20100322684A1 (en) * | 2009-06-19 | 2010-12-23 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Fuser for image forming apparatus |
JP2014025965A (ja) * | 2012-07-24 | 2014-02-06 | Canon Inc | 画像処理装置 |
-
2016
- 2016-06-17 JP JP2016120430A patent/JP6812145B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017223884A (ja) | 2017-12-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2309337B1 (en) | Fixing device and image forming apparatus employing the fixing device | |
US8891990B2 (en) | Image forming apparatus and method for forming toner image on recording medium | |
US8630572B2 (en) | Fixing device and image forming apparatus including same | |
US8086159B2 (en) | Fixing device and image forming apparatus including the fixing device | |
US8290387B2 (en) | Image heating apparatus | |
US9091976B2 (en) | Image heating apparatus | |
US8983325B2 (en) | Image heating apparatus | |
US20130034362A1 (en) | Image heating apparatus | |
US10514638B2 (en) | Fixing device that controls energization to a heating portion, using at least one sensor, when a recording material is an envelope of a predetermined width or more | |
US20140029968A1 (en) | Image heating apparatus | |
US10503104B2 (en) | Fixing apparatus and image forming apparatus having a pad that presses an endless belt | |
JP2008139817A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
US9753429B2 (en) | Image heating apparatus | |
JP4612862B2 (ja) | 像加熱装置 | |
JP2022171972A (ja) | 定着装置、及び、画像形成装置 | |
JP6812145B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2017120398A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2016109901A (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
WO2017111180A1 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2011053598A (ja) | 像加熱装置 | |
JP6573393B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2015222288A (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP2020060802A (ja) | 定着装置、及び、画像形成装置 | |
JP2014048599A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2011197287A (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20181019 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20181022 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190604 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20200206 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20200207 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200326 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200407 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200604 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20201117 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20201216 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6812145 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |