JP6812110B2 - 発光装置、及び撮像装置 - Google Patents

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本発明は、例えばデジタルカメラ等の撮像装置に搭載されるストロボユニット等の発光装置、及び発光装置を備える撮像装置に関する。
デジタルカメラ等の撮像装置では、ストロボ発光部を有する可動部材を装置本体の内部の収納位置から装置本体の外部の発光位置に移動させて発光を行う、所謂ポップアップ式のストロボユニットを備えるものがある。
可動部材を装置本体の収納位置から発光位置まで移動させる形態としては、薄型のデジタルカメラの場合、撮影光軸と垂直な方向に直進的に移動する直進タイプが比較的大きな移動量を確保でき、また、低コスト化及び省スペース化の観点から多く用いられている。
従来、発光装置の背面側カバーのメインガイドリブと可動部材の背面側ケースのガイドリブとの接触部での隙間を極力小さくすることにより、可動部材のカメラ本体の幅方向のがたつきを規制する技術が提案されている(特許文献1)。
特開2014−21269号公報
ところで、撮影倍率の大きいズーム式のレンズ鏡筒をデジタルカメラに搭載した場合、レンズ鏡筒の繰り出し量が増大するため、可動部材のストロボ発光部からの光がレンズ鏡筒に遮られないようにするため、可動部材の移動量を増やす必要が生じる。
しかし、上記特許文献1では、可動部材の移動量を増やすと、発光位置にある可動部材に対してメインガイドリブにガイドリブを押し付ける方向に外力が加わると、可動部材の移動量の増加分、応力集中が強まり、背面側ケースの変形量が増大する。
このため、除荷後に背面側ケースが塑性変形して可動部材のスムースな移動動作が困難になる可能性がある。この場合、部材を補強することでこのような問題を解決することもできるが、発光装置の大型化や高コスト化等の新たな問題が生じる。
そこで、本発明は、収納位置から発光位置までの移動量が大きい可動部材に対して発光位置で外力が加わった場合でも、発光装置の大型化や高コスト化等を招くことなく、可動部材のスムースな移動動作を確保する技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の発光装置は、発光部を有し、撮像装置の装置本体に収納される収納位置と前記装置本体から突出する発光位置との間を移動する可動部材と、前記可動部材を前記収納位置と前記発光位置との間で移動可能に支持する支持部材と、を備え、前記支持部材には、前記可動部材に設けられたスライド部を前記可動部材の移動方向に沿って案内するガイド壁部が設けられ、前記支持部材の前記ガイド壁部と前記可動部材の前記スライド部との間には、前記発光位置にある前記可動部材への前記移動方向と直交する方向の外力に基づく前記スライド部の撓みを許容する空間である撓み許容部が部分的に設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、収納位置から発光位置までの移動量が大きい可動部材に対して発光位置で外力が加わった場合でも、発光装置の大型化や高コスト化等を招くことなく、可動部材のスムースな移動動作を確保することができる。
(a)は本発明の発光装置の実施形態の一例であるポップアップ式のストロボユニットを搭載したデジタルカメラを被写体側から見た斜視図、(b)は(a)に示すデジタルカメラのストロボユニットがポップアップした状態を示す斜視図である。 (a)は可動部材が収納位置にあるときのストロボユニットを正面側から見た斜視図、(b)は可動部材が発光位置にあるときのストロボユニットを正面側から見た斜視図、(c)は(b)の背面側から見た斜視図である。 (a)はストロボユニットを正面側から見た分解斜視図、(b)はストロボユニットを背面側から見た分解斜視図である。 (a)は図1に示すデジタルカメラの上面図、(b)は可動部材が収納位置にあるときの(a)のA−A線断面図、(c)は可動部材が発光位置にあるときの(a)のA−A線断面図である。 (a)は可動部材が収納位置にあるときのロック部材の状態を示す図、(b)は操作レバーによりロック部材のロックが解除された状態を示す図である。 (a)は可動部材が発光位置に移動するとともに、操作レバーが初期位置に復帰したときの状態を示す図、(b)は可動部材が収納位置へ戻る途中の状態を示す図である。 (a)は発光位置にある可動部材に対して外力が加わった状態を示す図、(b)は(a)のa部拡大図である。 (a)は可動部材が収納位置から発光位置に移動して発光位置に到達する前の状態を示す図、(b)は(a)のb部拡大図、(c)は(a)のc部拡大図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態の一例を説明する。
図1(a)は、本発明の発光装置の実施形態の一例であるポップアップ式のストロボユニットを搭載したデジタルカメラを被写体側から見た斜視図である。図1(b)は、図1(a)に示すデジタルカメラのストロボユニットがポップアップした状態を示す斜視図である。なお、本実施形態では、ストロボユニットを搭載した撮像装置として、デジタルカメラを例示するが、これに限定されない。
本実施形態のデジタルカメラは、図1に示すように、カメラ本体1の正面側(被写体側)にレンズ部2が設けられ、カメラ本体1の上面部にはレリーズボタン3及び電源ボタン4等が設けられている。カメラ本体1は、本発明の装置本体の一例に相当する。また、デジタルカメラの正面側から見て、カメラ本体1の上面部右側には、ポップアップ式のストロボユニット7が設けられ、カメラ本体1の右側面部には、ストロボユニット7の操作レバー8が露出して設けられている。
操作レバー8を操作することにより、ストロボユニット7の可動部材5がポップアップして、カメラ本体1の内部に収納された収納位置(図1(a))からカメラ本体1の上面部から突出した発光位置(図1(b))へ直進移動する。そして、可動部材5が発光位置に移動した状態にて、可動部材5に設けられたキセノン管23(図4参照)からプリズム6を介して被写体に向けてストロボ光が発光される。キセノン管23は、本発明の発光部の一例に相当する。
図2(a)は、可動部材5が収納位置にあるときのストロボユニット7を正面側から見た斜視図である。図2(b)は、可動部材5が発光位置にあるときのストロボユニット7を正面側から見た斜視図である。図2(c)は、図2(b)の背面側から見た斜視図である。
図2に示すように、可動部材5は、プリズム6、キセノン管23(図4参照)及びトリガーコイル24(図4参照)などの内部部品を有し、内部部品は、正面側ケース9及び背面側ケース10により覆われている。正面側ケース9は、可動部材5の正面部、上面部及び両側面部の外装を形成している。キセノン管23及びトリガーコイル24は、配線材13を介してコンデンサ11及び回路基板12に接続され、これにより、発光するための電気回路を形成している。
また、可動部材5は、正面側カバー14と背面側カバー15との間に挟まれた状態で、収納位置と発光位置との間を直進移動が可能に支持されている。正面側カバー14及び背面側カバー15は、本発明の支持部材の一例に相当する。
操作レバー8は、ストロボユニット7に組み込まれており、ストロボユニット7単体で、操作レバー8を操作することができる。操作レバー8を操作すると、可動部材5が図2(a)の収納位置から図2(b)の発光位置へポップアップする。
図3(a)は、ストロボユニット7を正面側から見た分解斜視図である。図3(b)は、ストロボユニット7を背面側から見た分解斜視図である。
図3(a)に示すように、背面側カバー15には、コンデンサ11が両面テープ16にて固定される。背面側カバー15には、開口部15aから可動部材5の背面側ケース10の係止部10aが組み込まれる。係止部10aは、背面側ケース10から可動部材5の移動方向に沿って下方に延出された腕部10eの上端部に設けられている。操作レバー8は、背面側カバー15に側面方向から組み付けられ、圧縮コイルばね19bにより鉛直方向となる上方向に付勢されている。
引っ張りコイルばね17は、一方の端部が背面側カバー15に設けられた固定側のフック部15bに掛止され、他方の端部が可動部材5の背面側ケース10に設けられたフック部10bに掛止されている。引っ張りコイルばね17は、収納状態において最も伸張した状態となっており、可動部材5を収納位置から発光位置まで直進移動させる駆動源となっている。
フック部10bは、背面側ケース10から可動部材5の移動方向に沿って下方に延出された腕部10dの下端部に設けられている。腕部10d及び前述した腕部10eは、カメラ本体1の幅方向に略平行に配置され、腕部10の下端部には、フック部10cに加えて、位置検出スイッチ12aのアクチュエータ部を押し込む凸部10cが設けられている。腕部10d及び腕部10eは、本発明のスライド部の一例に相当する。
正面側カバー14は、可動部材5とコンデンサ11を保持した状態で背面側カバー15にねじ22にて組み付けられる。これにより、可動部材5が収納位置と発光位置との間を直進移動可能に支持される。
背面側カバー15の背面側には、可動部材5の直進移動を規制するロック部材18、回路基板12及び保持カバー21等が設けられている。ロック部材18は、可動部材5をロックする位置とロックを解除する位置との間で背面側カバー15に対して水平方向となる左右方向に移動可能に保持され、圧縮コイルばね19aにより、ロック位置の方向に付勢されている。ロック部材18の詳細については、図5及び図6を用いて後述する。
回路基板12は、背面側カバー15にねじ22にて固定される。回路基板12には、位置検出スイッチ12aが実装され、詳細は図8にて後述するが、可動部材5の背面側ケース10の凸部10cが検出スイッチ12aのアクチュエータ部を押し込むことで信号が切り替わり、制御上において発光許可の状態となる。
弾性部材20は、背面側カバー15に組み付けられる。可動部材5が収納位置から発光位置まで移動したときに、弾性部材20に背面側ケース10の係止部10aが当接し、弾性部材20が弾性変形することにより、可動部材5が発光位置で停止する際の衝撃を緩和する。
保持カバー21は、背面側カバー15にねじ22にて固定され、これにより、ロック部材18、操作レバー8、圧縮コイルばね19、弾性部材20、及び回路基板12等が脱落することなくユニット化される。
図4(a)は、図1に示すデジタルカメラの上面図である。図4(b)は、可動部材5が収納位置にあるときの図4(a)のA−A線断面図である。図4(c)は、可動部材5が発光位置にあるときの図4(a)のA−A線断面図である。なお、図4(c)では、説明の便宜上、コンデンサ11及び配線材13の図示は省略している。
図4(b)及び図4(c)に示すように、可動部材5の内部には、発光部の光源となるキセノン管23、及び発光信号を出力するトリガーコイル24が設けられている。キセノン管23、及びトリガーコイル24は、前述したように、配線材13を介してコンデンサ11及び回路基板12と電気的に接続され、これにより、発光するための電気回路が形成される。なお、キセノン管23に代えて、LED等の発光部であってもよい。
図4(b)に示すように、可動部材5が収納位置にある状態でカメラ本体1の外形を小さくするために、可動部材5には、レンズ部2の外形部2aに沿った円弧形状部5aが設けられている。
また、本実施形態では、より遠くの被写体を大きく撮影できる撮影倍率の大きいズーム式のレンズ部2を搭載しているため、図4(b)の収納位置から図4(c)の発光位置までの可動部材5の移動量を増やしている。これにより、レンズ部2の繰り出し量が増大しても、キセノン管23からのストロボ光がレンズ部2によって遮られないようにすることができる。
ところで、カメラ本体1の外装上面部1aからの突出量が増大し、かつ収納位置でのレンズ部2の外形部2aに沿った円弧形状部5aを有する可動部材5は、発光位置で図4(c)の矢印−X方向の外力に対する強度が他の方向に比べて弱くなる。
これは、可動部材5に図4(c)の矢印+X方向の外力が作用した場合、可動部材5の側面部5bが背面側カバー15の側面立壁部15cに当接することで、外力が受け止められるが、矢印−X方向の外力に対してはこのような受け止め部がないためである。
本実施形態では、可動部材5に対する−X方向の外力が背面側ケース10のフック部10b側の腕部10dと係止部10a側の腕部10eに作用した場合、背面側カバー15のガイド壁部15f,15gとの間で腕部10d,10eを緩やかに撓ませている。これにより、可動部材5に作用する応力を緩和させている。この点については、図7を用いて詳述する。
図5(a)は、可動部材5が収納位置にあるときのロック部材18の状態を示す図である。図5(b)は、操作レバー8によりロック部材18のロックが解除された状態を示す図である。図6(a)は、可動部材5が発光位置に移動するとともに、操作レバー8が初期位置に復帰したときの状態を示す図である。図6(b)は、可動部材5が収納位置へ戻る途中の状態を示す図である。
図5(a)に示す状態で、可動部材5の背面側ケース10の係止部10aがロック部材18のロック部18aに係合され、可動部材5は、発光位置への移動が規制された状態で収納位置に保持されている。
このとき、ロック部材18は、圧縮コイルばね19aにより常時図の左方向(ロック位置の方向)へ付勢され、また、背面側ケース10のフック部10bに掛止される引っ張りコイルばね17の図示上方向への張力も係止部10aに作用している。操作レバー8は、圧縮コイルばね19bからの付勢力を常時受けており、スライド操作時以外は、図の上方向に位置している。
図5(b)に示す状態では、操作レバー8は、図の下方向へスライド操作され、操作レバー8の摺動部8aとロック部材18の摺動部18bとが互いに斜面で接触している。このため、所謂くさび作用により、ロック部材18が圧縮コイルばね19aの付勢力に抗して図の右方向へ移動して可動部材5のロックが解除され、可動部材5は、収納位置から発光位置への移動を開始する。
図6(a)に示す状態では、可動部材5は、発光位置への移動を完了し、操作レバー8及びロック部材18は、それぞれ圧縮コイルばね19b及び圧縮コイルばね19aの付勢力により、初期位置に復帰している。
可動部材5の背面側ケース10の係止部10aは、発光位置にある可動部材5の図の上方向の移動を規制するストッパとして機能し、また、弾性部材20に衝突して弾性部材20を弾性変形させる。これにより、可動部材5が発光位置に移動したときの衝撃が緩和され、衝突音や振動を低減することができる。
図6(b)は、発光位置にある可動部材5がユーザ操作により図の下方向へ押し込まれて収納位置へ戻る途中の状態を示している。この状態では、ロック部材18及び操作レバー8は、共に初期位置に配置され、可動部材5の背面側ケース10の斜面部10fとロック部材18の斜面部18cとが接触している。
このため、可動部材5を更に下方に押し込むことで、くさび作用により、ロック部材18が圧縮コイルばね19aの付勢力に抗して図の右方向へ移動する。そして、斜面部10fが斜面部18cを通過した後、ロック部材18が圧縮コイルばね19aの付勢力により図の左方向に復帰して背面側ケース10の係止部10aがロック部材18のロック部18aに係合される。これにより、可動部材5は、再度図5(a)に示す収納位置に保持される。
図7(a)は、発光位置にある可動部材5に対して外力Fが加わった状態を示す図である。図7(b)は、図7(a)のa部拡大図である。ここで、外力Fの位置及び方向は、それぞれカメラ本体1を背面側から見て発光位置にある可動部材5の左側上端の位置及び右方向(レンズ部2の方向で図4(c)の−X方向と同じ方向)とする。
図7に示す状態では、可動部材5の特に引っ張りコイルばね17が掛止される背面側ケース10のフック部10b側の腕部10dと係止部10a側の腕部10eに、直接外力Fが作用する。
腕部10d,10eが設けられる背面側ケース10は、ポリカーボネート系の樹脂で形成されている。また、背面側カバー15には、腕部10d、及び腕部10eをそれぞれ可動部材5の移動方向に案内するガイド壁部15f、及びガイド壁部15gが設けられている。
ここで、本実施形態では、背面側カバー15のガイド壁部15fと腕部10dとの間、及びガイド壁部15gと腕部10eとの間に、それぞれ幅X1及び幅X2の撓み許容部を部分的に設けている。
撓み許容部は、カメラ本体1の幅方向において、腕部10d及び腕部10eのレンズ部2から離間する側に配置されており、可動部材5に外力Fが加わった場合に、腕部10d,10eを撓み許容部の空間で緩やかに撓ませて応力集中を緩和させている。これにより、可動部材5の発光位置への移動量が増大しても、外力Fの除荷後の可動部材5の塑性変形量を減少させて、可動部材5の発光位置と収納位置の間でのスムースな移動を確保している。
図8(a)は、可動部材5が収納位置から発光位置に移動して発光位置に到達する前の状態を示す図である。図8(b)は、図8(a)のb部拡大図である。図8(c)は、図8(a)のc部拡大図である。
図8に示す状態では、回路基板12に実装された位置検出スイッチ12aがオンとなって制御上で発光許可状態となる。可動部材5の背面側ケース10の凸部10cが位置検出スイッチ12aのアクチュエータ部12bを押し込むことで信号が切り替わり、これにより、発光許可状態となる。
この状態において、可動部材5の背面側ケース10のフック部10b側の腕部10dは、幅X1の撓み許容部の上側位置で背面側カバー15に設けた位置規制部15hによって、カメラ本体1の幅方向(図の左右方向)の位置が規制される。これにより、より確実に凸部10cで位置検出スイッチ12aのアクチュエータ部12bを押し込むことが可能となる。
係止部10a側の腕部10eも同様に、幅X2の撓み許容部の上側位置で背面側カバー15に設けた位置規制部15kによって、カメラ本体1の幅方向(図の左右方向)の位置が規制される。これにより、可動部材5の発光位置でのカメラ本体1の幅方向にがたつきも減少させることが可能となる。なお、位置規制部15h,15kは、前述した腕部10d,10eの応力を緩和させるのに十分な撓み許容部の空間を確保できる位置に配置することが望ましい。
以上説明したように、本実施形態では、収納位置から発光位置までの移動量が大きい可動部材5に対して発光位置で外力が加わった場合でも、ストロボユニット7の大型化や高コスト化等を招くことなく、可動部材5のスムースな移動動作を確保することができる。
なお、本発明の構成は、上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、材質、形状、寸法、形態、数、配置箇所等は、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
1 カメラ本体
5 可動部材
5a 円弧形状部
7 ストロボユニット
9 正面側ケース
10 背面側ケース
10d,10e 腕部
12a 位置検出スイッチ
14 正面側カバー
15 背面側カバー
15f,15g ガイド壁部

Claims (7)

  1. 発光部を有し、撮像装置の装置本体に収納される収納位置と前記装置本体から突出する発光位置との間を移動する可動部材と、
    前記可動部材を前記収納位置と前記発光位置との間で移動可能に支持する支持部材と、を備え、
    前記支持部材には、前記可動部材に設けられたスライド部を前記可動部材の移動方向に沿って案内するガイド壁部が設けられ、
    前記支持部材の前記ガイド壁部と前記可動部材の前記スライド部との間には、前記発光位置にある前記可動部材への前記移動方向と直交する方向の外力に基づく前記スライド部の撓みを許容する空間である撓み許容部が部分的に設けられていることを特徴とする発光装置。
  2. 前記支持部材には、前記可動部材が前記収納位置から移動して前記発光位置に到達する前に、前記可動部材の前記スライド部の前記ガイド壁部に対する位置を規制する位置規制部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記位置規制部は、前記撓み許容部の前記可動部材の前記発光位置の側に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の発光装置。
  4. 前記位置規制部により前記可動部材の前記スライド部の位置が規制された後、前記可動部材が前記発光部の発光を許可する位置に移動したこと検出する検出手段を備えることを特徴とする請求項2又は3に記載の発光装置。
  5. 前記可動部材は、前記収納位置で前記撮像装置のレンズ部の外形部に沿った円弧形状部を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の発光装置。
  6. 前記撓み許容部は、前記スライド部より前記円弧形状部から離間する側に配置されていることを特徴とする請求項5に記載の発光装置。
  7. 前記発光装置を備える撮像装置であって、
    請求項1乃至6のいずれか一項に記載の発光装置を備えることを特徴とする撮像装置。
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