JP6811932B1 - 車椅子 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は本発明の実施の形態の車椅子を斜め前方から見た斜視図であり、図2は斜め後方から見た斜視図である。また、図3は、車椅子の一対の主用後輪及びアームレストを取り外した斜視図である。
本体フレーム12は、主として、左右に対向する一対の側板12Aと、一対の側板12A同士の間の前側位置を連結する水平な前側梁部材12B(図3参照)と、一対の側板12A同士の間の後側位置を連結する水平な後側梁部材12C(図3参照)と、利用者が座る座板12D(図3参照)とで構成される。
図2及び図3に示すように、背もたれフレーム14は、左右に対向する一対の縦板14Aと、一対の縦板14A同士の間の上側位置を連結する上側背板部材14Bと、一対の縦板14A同士の間の中央位置を連結する中央背板部材14Cとで構成される。そして、本体フレーム12の一対の側板12Aの後端部に形成された一対の突起面部12Fに一対の縦板14Aの下端位置が2本のボルト部材15(図3参照)でそれぞれ固定される。これにより、背もたれフレーム14が本体フレーム12に支持される。背もたれフレーム14は、本体フレーム12の座板12Dに座った利用者の背中がもたれかけ易いように、斜め後方に少しだけ傾斜して本体フレーム12に支持される。
図3に示すように、アームレスト16は、主として左右一対の肘掛け部材16Aと、左右一対の肘掛け部材16Aの間を連結する丸棒形状の上側連結棒18Aと丸棒形状の下側連結棒18Bとで構成される。そして、この上側連結棒18Aと下側連結棒18Bは一対の肘掛け部材16Aを連結する以外に前記したアームレスト着脱機構18の構成要素を兼ねる。
図1及び図3に示すように、フットレスト20は、主として左右に並設された一対の足載せ板20Aと、左右一対の足載せ板20Aを揺動自在に支持する揺動連結軸20Bと、揺動自在な一対の足載せ板20Aの略中央位置を吊り下げ支持する一対のベルト部材20C、20Cと、ベルト部材20Cの長さを調整する一対のバックル部材20D、20Dと、一対の足載せ板20Aを上向きに揺動させたときに一対の足載せ板20Aを略垂直な起立状態で本体フレーム12に係止する一対の係止手段20Eとで構成される。
図1及び図3に示すように、一対の前輪22はキャスタを好適に使用することができ、本体フレーム12の一対の側板12Aの前側下部の外面にそれぞれヨーク22Aが設けられ、ヨーク22Aに車輪22Bが旋回支持部材22Cを介して旋回自在に支持される。
図3に示すように、一対の補助用後輪24は丸棒形状の車軸24Aによって連結されると共に、車軸24Aは本体フレーム12の一対の側板12Aの後側下部に形成された楕円形状の一対の縦長孔42E(図4参照)に回動自在に支持される。この縦長孔42Eは、一対の主用後輪26の車軸24Aを本体フレーム12に着脱自在に支持する車輪着脱機構28における本体フレーム昇降手段42の構成要素を兼ねる。
図1〜図3に示すように、一対の主用後輪26は丸棒形状の車軸26Aによって連結されると共に車輪着脱機構28によって本体フレーム12に着脱自在に支持される。一対の主用後輪26の外側面にはそれぞれ一対のハンドリム38、38が取り付けられており、車椅子10の利用者はハンドリム38を回転させることにより介護者の介護なしに自力で車椅子10を走行させることができる。
図4及び図6に示すように、車輪着脱機構28は、主として、本体フレーム12の一対の側板12Aに形成された一対の切り欠き溝40と、本体フレーム昇降手段42とで構成される。
図5及び図6に示すように、アームレスト着脱機構18は、主として、アームレスト16の左右一対の肘掛け部材16Aの後端上部同士を連結する上側連結棒18Aと、左右一対の肘掛け部材16Aの後端下部同士を連結する下側連結棒18Bと、本体フレーム12の左右一対の側板12Aの後端側に左右に対向して斜め下向きの溝形状に形成された切り欠きであって、下側連結棒18Bが架設される下側切り欠き溝18Cと、背もたれフレーム14の左右に対向して配設された左右一対の縦板14Aに形成されると共に上側連結棒18Aが架設される溝形状の切り欠きであって、下側切り欠き溝18Cに架設された下側連結棒18Bを揺動中心としてアームレスト16を揺動したときに一対の肘掛け部材16Aが水平になるまで上側連結棒18Aが挿入する上側切り欠き溝18Dと、で構成される。
図4〜図6を使用して、上記の如く構成された車椅子10の使用方法として、介護者が車輪着脱機構28によって車椅子10から一対の主用後輪26を着脱する方法及びアームレスト着脱機構18によって車椅子10からアームレスト16を着脱する方法について説明する。
介護者が車椅子10の本体フレーム12から一対の主用後輪26を取り外す場合、先ず一対の主用後輪26を連結する車軸26Aをロックしている一対の車軸ロック手段30のロックを解除する。車軸ロック手段30を有しない場合には、このステップは省略できる。
介護者がアームレスト16を車椅子10から取り外す場合、本体フレーム12の対向する一対の側板12Aに形成した下側切り欠き溝18Cに架設されている下側連結棒18Bを揺動中心として、アームレスト16を車椅子10の後側に揺動させる。これにより、上側連結棒18Aが上側切り欠き溝18Dから外れるので、次にアームレスト16を車椅子10の斜め後方上向きに持ち上げれば、下側連結棒18Bが下側切り欠き溝18Cから外れる。これにより、アームレスト16を車椅子10から迅速且つ簡便に取り外すことができる。
Claims (9)
- 車椅子の利用者が座る本体フレームと、
前記本体フレームに支持されると共に前記利用者が背をもたれかける背もたれフレームと、
前記本体フレームに座った前記利用者が肘を掛けるアームレストと、
前記本体フレームに回動自在に支持された左右一対の小径な前輪と、
前記本体フレームに回動自在に支持された丸棒状の車軸で連結された左右一対の小径な補助用後輪と、
前記補助用後輪よりも大径な車輪同士を丸棒形状の車軸で連結した車軸連結車輪であって、前記車軸が前記本体フレームに車輪着脱機構によって着脱自在に回動支持された左右一対の主用後輪と、を少なくとも有し、
前記車輪着脱機構は、
前記本体フレームの左右に対向して配設された一対の側板の車椅子後端側に左右に対向して形成されると共に前記主用後輪の前記車軸が架け渡されるL字溝形状の切り欠きであって、前記L字溝形状の垂直溝部分の突き当りに前記車軸が回動自在に支持される半円形状の回動支持部が形成された一対の切り欠き溝と、
前記一対の切り欠き溝の前記L字溝形状の水平溝部分の高さが前記車軸の高さになるように前記本体フレームを上昇させると共に前記水平溝部分の突き当りまで前記車軸を挿入したら前記本体フレームを下降させて前記垂直溝部分を介して前記車軸を前記回動支持部に嵌め込む本体フレーム昇降手段と、を備えたことを特徴とする車椅子。 - 前記本体フレーム昇降手段は、
前記一対の側板に対向して形成され、前記補助用後輪の車軸を昇降スライド可能に回動支持すると共に前記本体フレームの昇降ストロークの長さに形成された楕円形状の一対の縦長孔と、
前記補助用後輪の上方に位置すると共に前記一対の側板に揺動自在に支持され、揺動することによって前記補助用後輪に対して接離する一対の押圧部材と、
前記一対の側板に揺動中心が揺動自在に支持されると共に前端部が揺動ピンを介して前記押圧部材に連結され、前記押圧部材を前記補助用後輪に接する方向に揺動させて前記補助用後輪を下向きの力で押圧するL字形状の一対の揺動レバーと、
前記一対の揺動レバーの後端部同士を連結する連結棒と、を備えた請求項1に記載の車椅子。 - 前記L字溝形状の一対の切り欠き溝における前記水平溝部分の突き当りには前記半円形状な前記回動支持部に対向して前記水平溝部分に挿入された前記車軸が遊嵌される円弧状の凹部が形成される請求項1又は2に記載の車椅子。
- 前記アームレストは左右一対の肘掛け部材を有すると共に前記車椅子にアームレスト着脱機構によって着脱自在に支持され、
前記アームレスト着脱機構は、
前記左右一対の肘掛け部材の後端上部同士を連結する上側連結棒と、
前記左右一対の肘掛け部材の後端下部同士を連結する下側連結棒と、
前記一対の側板の車椅子後端側に左右に対向して斜め下向きの溝形状に形成された切り欠きであって、前記下側連結棒が架設される下側切り欠き溝と、
前記背もたれフレームの左右に対向して配設された左右一対の縦板に形成されると共に前記上側連結棒が架設される溝形状の切り欠きであって、前記下側切り欠き溝に架設された前記下側連結棒を揺動中心として前記一対の肘掛け部材を揺動したときに前記一対の肘掛け部材が水平になるまで前記上側連結棒が挿入する上側切り欠き溝と、を備えた請求項1〜3の何れか1項に記載の車椅子。 - 前記本体フレームには、前記車輪着脱機構に回動支持された前記車軸が前記本体フレームから外れないようにロックする車軸ロック手段が設けられる請求項1〜4の何れか1項に記載の車椅子。
- 前記背もたれフレームには、前記アームレスト着脱機構に支持された前記上側連結棒が前記背もたれフレームから外れないようにロックする上側連結棒ロック手段が設けられる請求項4に記載の車椅子。
- 前記主用後輪及び前記アームレストを取り外した後の前記車椅子の最大幅は40cm未満である請求項1〜6の何れか1項に記載の車椅子。
- 前記車椅子は非金属材料で形成されている請求項1〜7の何れか1項に記載の車椅子。
- 前記連結棒の中央部に回動自在に吊設された足踏み部材を備えた請求項2に記載の車椅子。
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JP2020111512A JP6811932B1 (ja) | 2020-06-29 | 2020-06-29 | 車椅子 |
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012161456A (ja) * | 2011-02-07 | 2012-08-30 | Matsunaga Seisakusho:Kk | 車軸で連結された脱着自在の主車輪を有する車椅子 |
WO2015097846A1 (ja) * | 2013-12-27 | 2015-07-02 | 株式会社アグメント | 車椅子 |
WO2016059658A1 (ja) * | 2014-10-15 | 2016-04-21 | 株式会社松永製作所 | 車椅子及び主車輪ユニット |
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