JP6810556B2 - バックライト装置、表示装置、およびテレビジョン受像機 - Google Patents

バックライト装置、表示装置、およびテレビジョン受像機 Download PDF

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Description

本発明は、バックライト装置に関する。また、バックライト装置を備えた表示装置またはテレビジョン受像機に関する。
従来、放射面から光を放射するバックライト装置が存在する。バックライト装置は、例えば、液晶表示装置に使用される。バックライト装置の中には、LED(light emitting diode:発光ダイオード)を、光源として備えたものが存在する。放射面が大きい場合、光源として多数のLEDが必要となる。放射面内において輝度の均一性を確保しつつ、バックライト装置のLEDの数を削減するために、拡散部材が使用される場合がある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献2には、蛍光体により、LEDから出射された光を吸収して、吸収した光の波長とは異なる波長の光を放射するバックライト装置が記載されている。
特開2012−64476号公報(2012年3月29日公開) 特開2011−49176号公報(2011年3月10日公開)
発明者は、LED数を削減すること、または当該装置をコンパクト化することを目的として、LEDから出射された光を拡散して放射する表示装置を製作することを検討している。
図8は、出願人が上記の目的を達成するために検討した、本発明の参考例に係る表示装置90の構成を示す断面図である。表示装置90は、具体的には液晶テレビである。図8に示すように、表示装置90のシャーシ914内に、光源としてLED917が配置されている。LED917から光が出射される方向(図8の上側またはZ方向)に、拡散部材919が固定されている。拡散部材919には、複数の開口部922が設けられている、開口部922は、LED917と対面する位置(図8におけるLED917の直上)には設けられておらず、LED917の直上から離れるほど、大きくかつ多くの開口部922が設けられている。光が開口部922を透過するので、拡散部材919は、LED917から離れるほど、反射率が低くなる。換言すれば、拡散部材919は、LED917の直上において、最も透過率が低く、LED917から離れるほど、透過率が高くなる。
拡散部材919は、LED917から出射された光の一部を、表示装置90の液晶パネル911側に透過させるとともに、残りの光を表示装置90のシャーシ914側に反射する。表示装置90の液晶パネル911側に透過した光は、図8のZ方向に伝播してゆく。一方、表示装置90のシャーシ14側に反射された光は、シャーシ914上に配置された反射シート920によって、拡散部材919の方向へ反射される。光は、拡散部材919と反射シート920との間で反射を繰り返しながら、表示装置90内で拡散する。これにより、表示装置90は、輝度ムラの少ない映像を表示することができる。
しかしながら、表示装置90の幅(図8のY方向の長さ)が、LED917が配置された面から液晶パネル911(放射面)に向かうにつれて広がっているため、拡散部材のみでは、LEDから出射された光を、液晶パネル911の全体に十分に拡散させることができない。その結果、表示装置が表示する映像には輝度のムラが生じる。すなわち、映像の中心は相対的に輝度が高くなり、映像の周縁は相対的に輝度が低くなる。
本発明は、前記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、バックライト装置から放射される光の均一性を向上させることにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るバックライト装置は、発光面から光を出射する発光素子と、上記発光素子の上記発光面と対向する対向面を有し、上記対向面に入射した光を拡散させる拡散部と、上記拡散部に対して上記発光素子とは反対側に配置された放射部と、を備え、上記放射部は、上記拡散部が拡散した光を吸収して、波長を変化させた光を放射する。
本発明の一態様によれば、バックライト装置から放射される光の均一性を向上させることができる。
実施形態1に係る表示装置が備えたバックライト装置を透視した平面図である。 実施形態1に係る表示装置の分解図である。 実施形態1に係るバックライト装置の断面図であり、図1に矢印Aで示す方向に表示装置の断面を見た図である。 図3に示す断面図の要部を拡大した図である。 実施形態1に係るバックライト装置の断面図であり、図1に矢印Bで示す方向に表示装置の断面を見た図である。 実施形態2に係る表示装置の構成を示す断面図である。 実施形態3に係る表示装置の構成を示す断面図である。 本発明の参考例に係る表示装置の構成を示す断面図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図5を用いて詳細に説明する。
(表示装置10の構成)
図2を用いて、本実施形態に係る表示装置10の構成を説明する。本実施形態において、表示装置10は、テレビジョン受像機であり、具体的には液晶テレビである。図2は、表示装置10の構成を示す分解図である。図2に示すように、表示装置10は、液晶パネル11、バックライト装置12、光学部材15、および拡散部材19(拡散部)を備えている。さらに、表示装置10は、上記の部材を一体的に保持するベゼル13を備えている。液晶パネル11は、平面視をした場合に長方形を有する。液晶パネル11の長手は、図2のX軸方向に延伸しており、液晶パネル11の短手は、図2のY軸方向に延伸している。また、表示装置10の厚さ方向は、図2のZ軸と平行である。液晶パネル11内では、一対のガラス基板が、所定のギャップを隔てた状態で貼り合せられており、両ガラス基板間には、電圧を印加されることによって光学特性を変化させる液晶分子を含んだ液晶層が封入されている。
液晶パネル11の一方のガラス基板(例えば、アレイ基板、アクティブマトリクス基板)には、互いに直交するソース配線とゲート配線とに接続されたスイッチング素子(例えば、TFT)が設けられている。スイッチング素子には、画素電極が接続されている。画素電極は、ソース配線とゲート配線とに囲まれた領域内に配置されている。他方のガラス基板(対向基板、CF基板)上には、R(赤)、G(緑)、B(青)の各カラーフィルタが、所定の配列順序で、マトリクス状に配置されている。また、各カラーフィルタの間には、遮光層が設けられている。他のガラス基板には、上記画素電極と対向する対向電極、および配光膜が設けられている。一方のガラス基板は、他のガラス基板と対向する側と反対側に、偏光板を備えている。他のガラス基板も、同様に、上記一方のガラス基板と対向する側と反対側に、偏光板を備えている。
図2に示すように、バックライト装置12は、1つの側(図2では上側)が開口した箱型を有するシャーシ14を備えている。シャーシ14は、例えば、合成樹脂材料によって形成されていてよい。光学部材15が、シャーシ14の開口を覆っている。シャーシ14の開口は、バックライト装置12の放射面に対応する。LED17が配置された面(以下では、底面14aと呼ぶ)は、平面視をした場合に長方形を有する。シャーシ14の底面14aの長手は、図2のX軸方向に延伸しており、短手は、図2のY軸方向に延伸している。シャーシ14の側面14bは、底面14aとは反対側に傾斜している。そのため、シャーシ14を平面視した場合のシャーシ14の開口の広さは、シャーシ14の底面14aに向かうにつれて、徐々に狭くなっている。なお、側面14bの裏側のスペースには、TV基板等の回路基板が配置されてよい。これにより、表示装置10をコンパクト化することができる。
図2に示すように、シャーシ14内には、複数のLED17(発光素子)と、LED17と光学部材15との間に配置された拡散部材19と、シャーシ14の底面14a上に配置された反射シート20(反射部)と、光学部材15および拡散部材19を支持する複数の支持部材21(支持部)とが、それぞれ配置されている。光学部材15は、光を透過しつつ拡散する拡散板15aと、光に等方性集光作用を付与するマイクロレンズシート15b1と、光に異方性集光作用を付与する光学シート15b2と、光を偏光させつつ反射する反射型偏光シート15b3と、光学部材15を構成する他の部材の外周縁部に取り付けられるフレーム15dと、を備えている。LED17は、後述するQDシート18(放射部)に含まれる量子ドットによって効率的に吸収される波長の光を出射する。拡散部材19は、光の反射率が高い高反射部19aと、光の反射率が低い低反射部19bとを含む。低反射部19bには、複数の開口部22が設けられている。拡散部材19は、フラッタと呼ばれる場合がある。反射シート20は、可視光(LED17から出射される光を含む)を反射する材料で形成されている。拡散部材19も、反射シート20と同じ材料で形成されていてよい。支持部材21は、シャーシ14の底面14aに固定されるベース部21aと、シャーシ14の底面14aに対して垂直方向に延伸するテーパー部21cとを備えている。また、支持部材21は、後述するアンカー部21bおよびストッパー部21d(保持部)(図4参照)をさらに備えている。
(バックライト装置12の構成)
図1を用いて、表示装置10が備えたバックライト装置12の詳細な構成を説明する。図1は、表示装置10のバックライト装置12を透視した平面図である。図1に示すように、バックライト装置12では、シャーシ14の底面14a(図2参照)上に、3つのLED17、および6つの支持部材21が、それぞれ配置されている。3つのLED17は、底面14aの長手方向(図1ではX方向)に、一列に配置されている。6つの支持部材21のうち、4つの支持部材21は、3つのLED17が並んだ列から、シャーシ14の短手方向(図1ではY方向)に外れた位置に配置されている。残りの2つの支持部材21は、LED17の間にそれぞれ配置されている。また、LED17から離れた位置には、拡散部材19が、支持部材21によって支持されている。LED17が並んだ列から外れた位置にある4つの支持部材21のテーパー部21cは、拡散部材19の四つの角を支持している。また、LED17の間に配置された2つの支持部材21のテーパー部21cは、拡散部材19の中央部を支持している。
図1に示すように、シャーシ14を平面視した場合、拡散部材19の高反射部19aは、LED17と重なる位置に設けられている。つまり、図2におけるLED17の直上には、高反射部19aが存在する。また、LED17から離れた位置には、拡散部材19の低反射部19bが存在する。図1に示すように、高反射部19aには、開口部22が設けられていないので、LED17から直上方向に出射された光は、高反射部19aによってほとんど反射される。一方、低反射部19bには、多数の開口部22が設けられているので、光は開口部22を通過する。開口部22は、高反射部19aから離れるほど、大きくかつ多くなる。そのため、低反射部19bは、高反射部19aから近い領域では、反射率が比較的高く、高反射部19aから遠い領域では、反射率が比較的低くなる。
(表示装置10内における光の伝播)
図3〜図5を用いて、表示装置10内において、LED17から出射された光が、どのように伝播するのかを説明する。図3は、表示装置10の長手方向の断面図であり、図1に矢印Aで示す方向に表示装置10の断面を見た図である。図4は、図3に示す表示装置10の要部を拡大した図である。図5は、表示装置10の短手方向の断面図であり、図1に矢印Bで示す方向に表示装置10の断面を見た図である。図3および図5中の矢印は、光の伝播方向を示す。
図3および図5に示すように、各LED17から出射された光は、LED17から離れた位置にある拡散部材19に入射する。LED17から拡散部材19の高反射部19aに直接に入射した光は、ほとんど反射される。
図4に示すように、拡散部材19上には、QD(Quantum Dot)シート18が積層されている。QDシート18は、LED17から出射される光が入射した場合、入射した光の波長を変化させる。より詳細には、QDシート18は、QDシート18に入射した光を吸収して、入射した光とは異なる波長(色)の光を、あらゆる方向または複数の方向に放射する。例えば、QDシート18は、LED17から出射される青色(シアン)または黄色の光を吸収して、黄色または赤色(マゼンタ)の光を放射してもよい。さらに、QDシート18は、バックライト装置12が放射する光の色域(波長帯)を拡げる役割も持つ。QDシート18は、光子によって励起されて、狭い範囲のスペクトルを放射する材料を含んでいる。QDシート18は、例えば、カドミウム(Cd)系またはインジウム(In)系の材料を含んでいてよい。一変形例では、バックライト装置12は、QDシート18の代わりに、硫化物系の材料を含んだシートを備えていてもよい。硫化物系の材料を含んだシートも、LED17から出射される光を吸収して、吸収した光とは異なる波長の光をあらゆる方向または複数の方向に放射する。
図4に示すように、支持部材21のテーパー部21cは、QDシート18および拡散部材19を貫通している。また、支持部材21のストッパー部21dが、拡散部材19の裏面すなわちLED17と対向する面と接触することにより、QDシート18および拡散部材19を支持している。支持部材21のベース部21aは、シャーシ14の底面14aを貫通するアンカー部21bによって、シャーシ14に固定されている。
前述したように、QDシート18は、あらゆる方向または複数の方向に光を放射するので、QDシート18から放射される光は、QDシート18の拡散部材19側および放射面側の両方から出射される。QDシート18の拡散部材19側に出射された光は、拡散部材19によって反射されて、QDシート18に再び入射するか、あるいは、拡散部材19を透過して、シャーシ14の底面14aに向かって進行する。一方、反対側(すなわち表示装置10の表示面側)に出射された光は、表示装置10の光学部材15を通った後、液晶パネル11に入射する。
図3および図5に示すように、拡散部材19によって反射された光は、シャーシ14の底面14a上に配置された反射シート20によって反射される。反射シート20によって反射された光は、拡散部材19に再び入射する。拡散部材19に入射した光の一部は拡散部材19を透過し、残りは拡散部材19によって再び反射される。光は、拡散部材19または反射シート20によって反射されるたびに、シャーシ14の側面14bに向かって拡散してゆく。また、前述したように、拡散部材19において、LED17の直上から離れた位置には、低反射部19bが設けられている。低反射部19bは、LED17の直上から離れるにしたがって、反射率が低くなる(透過率が高くなる)ので、光は、LED17の直上から離れるにしたがって、低反射部19bを透過しやすくなる。拡散部材19を透過した光は、拡散部材19の上に配置されたQDシート18(図4参照)に入射する。
図3および図5に示すように、QDシート18および拡散部材19は、LED17が配置されているシャーシ14の底面14aの全体を覆っており、さらに、シャーシ14の側面14bの上方まで延伸している。表示装置10では、OD(光学距離)が長いので、LED17から出射された光は、シャーシ14の側面14bに向かって拡散していく途中で、少なくとも一度は、拡散部材19を透過して、QDシート18に入射する。したがって、光は、ほぼ確実に、QDシート18によって、光の波長を変化させられる。また、QDシート18は、あらゆる方向または複数の方向に光を放射するので、QDシート18から放射された光は、表示装置10の光学部材15および液晶パネル11の全面に、ほぼ均一に入射する。したがって、表示装置10は、映像を輝度ムラなく表示することができる。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、図6に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
(表示装置30の構成)
図6は、本実施形態に係る表示装置30の断面図である。図6に示す表示装置30は、図5に示す前記実施形態1に係る表示装置10と比較すると、QDシート18および拡散部材19が、側面14bに当たらないように屈曲して、側面14bに沿ってさらに延伸している。図6において、QDシート18および拡散部材19の延長部分を、符号319(318)で示す。延長部分319(318)は、シャーシ14の側面14b上に配置された支持部材321のテーパー部321cによって支持されている。支持部材321のベース部321aは、シャーシ14の側面14b上に固定されている。
本実施形態の構成によれば、QDシート18および拡散部材19の延長部分319(318)が、シャーシ14の側面14bに沿って延伸しているので、光が、拡散部材19によってより拡散し易い。そのため、表示装置10は、映像をより輝度ムラなく表示することができる。
〔実施形態3〕
本発明の他の実施形態について、図7に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
(表示装置50の構成)
図7は、本実施形態に係る表示装置50の断面図である。図7に示す表示装置50は、図5に示す前記実施形態1に係る表示装置10と比較して、QDシート18および拡散部材19の端部が屈曲して、シャーシ14の側面14bまで延伸している。図7において、QDシート18および拡散部材19の延長部分を、符号519(518)で示す。延長部分519(518)の端部は、シャーシ14の側面14bに固定されている。図示しないが、延長部分518(519)は、LED17の出射面の周囲を全体的に囲んでいてよい。
本実施形態の構成によれば、LED17から出射された光が、必ずQDシート18またはその延長部分518に入射する。そのため、表示装置10のQDシート18またはその延長部分518によって、LED17から出射された光の波長が確実に変化させられる。換言すれば、LED17から出射された光が、波長を変化させることなしに、表示装置50の液晶パネル11に入射することを防止することができる。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係るバックライト装置(12)は、発光面から光を出射する発光素子(LED17)と、上記発光素子の上記発光面と対向する対向面を有し、上記対向面に入射した光を拡散させる拡散部(拡散部材19)と、上記拡散部に対して上記発光素子とは反対側に配置された放射部(QDシート18)と、を備え、上記放射部は、上記拡散部が拡散した光を吸収して、波長を変化させた光を放射する放射面から光を外部に出射する。
上記の構成によれば、発光素子から出射された光は、拡散部によって拡散される。さらに、放射部は、拡散された光を吸収して、波長が変化した光を放射する。ここでの「放射」は、例えば、「方向性を持たない出射」であってよい。このように、光の拡散および放射が生じるので、光がバックライト装置内において隈なく広がる。したがって、バックライト装置の放射面から放射される光の均一性を向上させることができる。
本発明の態様2に係るバックライト装置は、上記態様1において、上記放射部は、量子ドットを含んだシートであってもよい。
上記の構成によれば、量子ドットによって、発光素子が週射した光を吸収するとともに、波長を変化させた光を放射することができる。
本発明の態様3に係るバックライト装置は、上記態様1または2において、上記拡散部は、上記対向面に入射した光を反射する材料で形成されたシートに、複数の開口が設けられた構造を有していてもよい。
上記の構成によれば、光の一部を反射するとともに、開口から一部の光を透過させることで、光を拡散させることができる。
本発明の態様4に係るバックライト装置は、上記態様1から3のいずれかにおいて、上記発光素子が配置されたシャーシ(14)をさらに備え、上記拡散部は、上記発光素子が配置された上記シャーシの面に沿って延伸する部分と、上記発光素子が配置された面と隣接する上記シャーシの他の面に沿って延伸する部分と、を含んでいてもよい。
上記の構成によれば、光をより広い領域に拡散することができる。
本発明の態様5に係るバックライト装置は、上記態様1から3のいずれかにおいて、上記発光素子が配置されたシャーシをさらに備え、上記拡散部は、上記発光素子が配置された上記シャーシの面に沿って延伸する部分と、上記シャーシの他の面と接触して、上記発光素子の上記発光面を囲む部分とを含んでいてもよい。
上記の構成によれば、発光素子から出射された光を、拡散部によって必ず拡散させることができる。
本発明の態様6に係るバックライト装置は、上記態様4または5において、支持部材(21)をさらに備え、上記支持部材は、上記シャーシ上に設置されたベース部(21a)と、上記ベース部から突出して、上記シャーシから離れた位置で上記拡散部および上記放射部を保持する保持部(テーパー部21)と、を含んでいてもよい。
上記の構成によれば、支持部材によって、拡散部を発光素子から離れた位置で支持することができる。
本発明の態様7に係るバックライト装置は、上記態様3〜6のいずれかにおいて、上記シャーシ上に、光を反射する反射部をさらに備えていてもよい。
シャーシに入射する光を反射して、拡散部および放射部に向かわせることができる。
本発明の態様8に係る表示装置は、上記態様1〜7のいずれかのバックライト装置を備えていてもよい。
上記の構成によれば、上記態様1〜7のいずれかのバックライト装置と同じ効果を奏することができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
10 表示装置(テレビジョン受像機)
12 バックライト装置
14 シャーシ
17 LED(発光素子)
18 QDシート(放射部)
19 拡散部材(拡散部)
20 反射シート(反射部)
21 支持部材(支持部)
21a ベース部
21c テーパー部(保持部)

Claims (6)

  1. 発光面から光を出射する発光素子と、
    上記発光素子の上記発光面と対向する対向面を有し、上記対向面に入射した光を拡散させる拡散部と、
    上記拡散部を貫通し、当該拡散部の裏面と接触するストッパー部を備える保持部と、
    上記拡散部に対して上記発光素子とは反対側に配置された放射部と、
    上記発光素子が配置されたシャーシと、
    支持部材と、を備え、
    上記放射部は、上記拡散部が拡散した光を吸収して、波長を変化させた光を放射し、
    上記拡散部は、
    上記発光素子が配置された上記シャーシの面に沿って延伸する部分と、
    上記発光素子が配置された面と隣接する上記シャーシの他の面に沿って延伸する部分と、を含み、
    上記支持部材は、
    上記シャーシ上に設置されたベース部と、
    上記ベース部から突出して、上記シャーシから離れた位置で上記拡散部および上記放射部を保持する保持部と、を含み、
    上記ベース部は、上記シャーシの上記面及び上記シャーシの上記他の面に沿って延伸する部分に設置されていることを特徴とするバックライト装置。
  2. 上記放射部は、量子ドットを含んだシートであることを特徴とする請求項1に記載のバックライト装置。
  3. 上記拡散部は、上記対向面に入射した光を反射する材料で形成されたシートに、複数の開口が設けられた構造を有することを特徴とする請求項1または2に記載のバックライト装置。
  4. 上記シャーシ上に、光を反射する反射部をさらに備えたことを特徴とする請求項〜3のいずれか1項に記載のバックライト装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のバックライト装置を備えた表示装置。
  6. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のバックライト装置を備えたテレビジョン受像機。
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