JP6810533B2 - 制御端末、ロボット、制御端末の制御方法、および、そのプログラム - Google Patents

制御端末、ロボット、制御端末の制御方法、および、そのプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6810533B2
JP6810533B2 JP2016077588A JP2016077588A JP6810533B2 JP 6810533 B2 JP6810533 B2 JP 6810533B2 JP 2016077588 A JP2016077588 A JP 2016077588A JP 2016077588 A JP2016077588 A JP 2016077588A JP 6810533 B2 JP6810533 B2 JP 6810533B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
robot
unit
operation content
distance
control terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016077588A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017185605A (ja
Inventor
佐藤 直紀
直紀 佐藤
石川 寛
寛 石川
清広 野▲崎▼
清広 野▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2016077588A priority Critical patent/JP6810533B2/ja
Publication of JP2017185605A publication Critical patent/JP2017185605A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6810533B2 publication Critical patent/JP6810533B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

本発明は、取得した情報に基づきロボットを制御可能な制御端末に関する。
従来、ロボットの周囲の環境に応じて動作するロボットが提案されている。例えば、特許文献1には、入力手段と対応内容決定手段と対応実行部とを備えるネットワークロボットが開示されている。対応内容決定手段は、入力手段により入力された環境情報の情報データに基づいてなされた複数の認識結果の組み合わせパターンと、予め記憶されている上記組み合わせパターンとを比較して次の対応内容を決定する。また、対応実行部は対応内容決定手段の指示により、対応内容決定手段により決定された次の対応内容を実行する。
特開2005−186197号公報(2005年7月14日公開)
しかしながら、上述のような従来技術は、ロボットにより取得された環境情報の処理がロボット内部で行われるので、ロボットの処理負荷が大きくなる。このためロボットの回路規模が大きくなってしまい、ロボットの入力手段により入力された環境情報に対する応答性が低下してしまうという問題がある。
本発明は前記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、ロボットの処理負荷および回路規模を小さくすることができる制御端末およびロボットを実現することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る制御端末は、センサが検知した、ロボットの周囲環境の状況を示す環境データを、前記ロボットから受信する環境データ受信部と、前記環境データ受信部が受信した前記環境データに応じて、前記ロボットが行うべき動作内容を決定する動作内容決定部と、前記動作内容決定部が決定した前記動作内容に対応する動作制御信号を前記ロボットに送信する動作制御信号送信部と、前記ロボットと自端末との距離が所定の範囲内であるか否かを判定する距離判定部と、を備え、前記距離判定部により前記距離が前記所定の範囲内であると判定された場合に、前記環境データ受信部は、前記環境データを受信することを特徴とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るロボットは、周囲環境の状況を示す環境データを取得するセンサを備えるロボットであって、外部の制御端末との距離が所定の範囲内である場合に前記制御端末からの要求に応じて前記環境データを前記制御端末に送信するデータ送信部と、前記データ送信部によって送信された前記環境データに応じて前記制御端末が決定した前記ロボットが行うべき動作内容に対応する動作制御信号を受信するデータ受信部と、受信した前記動作制御信号に基づいて当該ロボットを駆動する駆動部と、を備えていることを特徴とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るロボットの動作を制御する制御端末における制御方法は、センサが検知した、ロボットの周囲環境の状況を示す環境データを、前記ロボットから受信する環境データ受信ステップと、前記環境データ受信ステップにて受信した前記環境データに応じて、前記ロボットが行うべき動作内容を決定する動作内容決定ステップと、前記動作内容決定ステップにて決定した前記動作内容に対応する動作制御信号を前記ロボットに送信する動作制御信号送信ステップと、前記ロボットと自端末との距離が所定の範囲内であるか否かを判定する距離判定ステップと、を含み、前記距離判定ステップにて前記距離が前記所定の範囲内であると判定された場合に、前記環境データ受信ステップにて、前記環境データを受信することを特徴とする。
本発明の一態様によれば、ロボットの処理負荷および回路規模を小さくすることができる効果を奏する。
実施形態1に係るロボット制御システムの構成を示すブロック図である。 (a)〜(c)はロボットの構成を示す概略図である。 上記ロボット制御システムのロボットの動作内容を決定するために用いるデータの一例を示す図である。 上記ロボット制御システムの動作内容決定処理を示すシーケンス図である。 上記ロボット制御システムの動作内容決定処理の他の例を示すシーケンス図である。 実施形態2に係るロボット制御システムの構成を示すブロック図である。 上記ロボット制御システムの動作内容決定処理を示すシーケンス図である。 実施形態3に係るロボット制御システムの構成を示すブロック図である。 上記ロボット制御システムのユーザの行動パターンを推定するために用いるデータの一例を示す図である。 ユーザの行動パターン推定処理を示すフローチャートである。 上記ロボット制御システムの動作内容決定処理を示すシーケンス図である。 実施形態4に係るロボット制御システムの構成を示すブロック図である。 上記ロボット制御システムのロボットの動作内容を決定するために用いるデータの一例を示す図である。 上記ロボット制御システムの動作内容決定処理を示すシーケンス図である。
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、説明の便宜上、各実施形態に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付記し、適宜その説明を省略する。
〔実施形態1〕
本発明の一実施形態において、図1〜図4に基づいて説明すれば以下のとおりである。
〔ロボット制御システムの構成〕
まず、図1を参照して、本発明の一態様に係るロボット制御システム100の構成について説明する。図1は実施形態1に係るロボット制御システム100の構成を示すブロック図である。ロボット制御システム100は、制御端末1およびロボット2を備えている。本発明では、ロボット2を入出力端末と位置づけ、ロボット2を制御する制御端末1と組み合わせることで上記システムが構成される。制御端末1とロボット2とはブルートゥース(登録商標)等の近距離無線通信により相互に通信を行う。
〔ロボットの構成〕
図2の(a)および図2の(b)はロボットの外観を示す正面図および側面図である。図2の(c)は図2の(b)のA−A断面図である。ロボット2は、図1および図2に示すように、ロボット側制御部21、ロボット側無線通信部22、バッテリ部23、モータ24、表示部25、スピーカ26、センサ27、および記憶部28を備えている。本実施形態では、ロボット2は、手のひらに乗るサイズであり、外形をひよこ型としている。
ロボット側無線通信部22は、近距離無線通信を用いて後述する制御端末側無線通信部12と通信を行う。具体的には、ロボット側無線通信部22は制御端末側無線通信部12へ電波を輻射しており、制御端末1とロボット2との距離が近距離無線通信可能な所定の距離になると、制御端末1との通信を開始する。
バッテリ部23は、ロボット2を構成する各部に電力の供給を行うものである。モータ24は、ロボット2の筐体に接続されている軸に配置され、駆動することによりロボット2を振動させる。表示部25は、後述する駆動部211により指示された画像等を表示する。表示部25として、以下ではLED(light emitting diode)アレイを例に説明するが、これに限定される事は無く、他にもEL(Electro luminescence)アレイ、LCD(Liquid crystal display)などが用いられてもよい。スピーカ26は、音声データを含む情報を再生する機能と、音声を出力するスピーカとを備えた再生部である。モータ24、表示部25およびスピーカ26は、駆動部211により駆動される。
センサ27は、ロボットの周囲環境の状況を示す環境データを検知する。センサ27は、後述する距離判定部112により制御端末1とロボット2との距離が所定の範囲内であると判定された場合に、環境データの検知を開始してもよく、所定時間間隔で環境データを検知してもよい。センサ27は、例えば、温度センサ、湿度センサ、匂いセンサ、および照度センサ等を含む。したがって、環境データとは、これらの各種センサの検知結果(温度、湿度等の値)を示すものである。記憶部28は、センサ27により得られた環境データが蓄積保存される。
ロボット側制御部21は、ロボット2を統括的に制御するものである。ロボット側制御部21は、例えば、CPU(central processing unit)等で実現される。ロボット側制御部21は、機能ブロックとして駆動部211、環境データ取得部212、およびデータ送受信部213を備えている。
駆動部211は、後述するデータ送受信部213よって送信された環境データに応じて制御端末1が決定したロボット2が行うべき動作内容が示す動作を行うように、ロボット2を駆動する。詳しくは、駆動部211は、制御端末1からデータ送受信部213(データ受信部)が受信した後述する動作制御信号に基づいて、モータ24、表示部25およびスピーカ26を駆動する。具体的には、例えば、駆動部211は、上記動作制御信号に基づいて、音声を出力する、当該音声に合わせてモータによりロボットを振動させる、およびLEDを光らせる等の、ロボット2の視覚的出力、聴覚的出力(音出力)等を実行する。これにより、あたかもロボット2に感情がある様にロボット2を動作させることが可能となる。
環境データ取得部212は、センサ27が検知した環境データを取得する。本実施形態では、環境データ取得部212は、制御端末1からの要求により(後述する制御端末1からの環境データ要求信号の受信により)センサ27から環境データを取得し、測定時刻を示す測定時刻データと環境データとを記憶部28に記憶する。データ送受信部213は、制御端末1とロボット2とにおいて制御端末側無線通信部12およびロボット側無線通信部22を介してデータの送受信を行う。本実施形態では、データ送受信部213(データ送信部)は、外部の制御端末1との距離が所定の範囲内である場合に制御端末1からの要求に応じて環境データを制御端末1に送信する。具体的には、データ送受信部213は後述する制御端末1からの環境データ要求信号を受信すると、記憶部28に記憶されている測定時刻データと環境データとを制御端末1に送信する。また、データ送受信部213は、送信した環境データに応じて制御端末1が決定したロボット2が行うべき動作内容に対応する動作制御信号を受信する。
〔制御端末の構成〕
制御端末1は、制御端末側制御部11、制御端末側無線通信部12、および、記憶部13を備えている。制御端末1は環境データを処理してロボット2の動作を制御する。制御端末1は、例えば、携帯端末である。
制御端末側無線通信部12は、ロボット側無線通信部22と無線通信を行う。具体的には、近距離無線を使った場合を例にすると、制御端末側無線通信部12は、制御端末1とロボット2との距離が近距離無線通信可能な所定の距離になると、制御端末1とロボット2との近距離無線通信の接続を確立させ、通信を開始する。制御端末側無線通信部12は専用の通信プロトコルを持ち、制御端末1との近距離無線通信を許可できる機器(本実施形態ではロボット2)以外からの近距離無線通信を受け付けない。制御端末1とロボット2との通信は、近距離無線通信に限らず、例えば、赤外線通信を用いるようにしてもよい。制御端末側無線通信部12は、ロボット側無線通信部22と近距離無線通信を確立すると、距離測定部111に接続確立信号を送信する。ただし、本願では無線通信方式は近距離無線通信には限定されず、3G回線やLTE(Long Term Evolution)回線等のネットワーク回線を利用してもよい。なお、図4、図5、図7、図11、および図14においては、無線通信方式を近距離無線通信にて行う場合について記載している。
制御端末側制御部11は、制御端末1を統括的に制御するものである。制御端末側制御部11は、例えば、CPU等で実現される。制御端末側制御部11は、距離測定部111、距離判定部112、環境データ受信部113、動作内容決定部114、および動作制御信号送信部115を備えている。
距離測定部111は、制御端末側無線通信部12からの接続確立信号を受信すると、制御端末1とロボット2との距離を測定する。距離測定部111は、無線通信の電波強度(RSSI(Received Signal Strength Indicator))、焦電センサ、赤外線センサ、距離画像センサなどを一つまたは複数種類用いて制御端末1とロボット2との距離を測定することができる。焦電センサ、赤外線センサを用いた場合は、距離測定部111は、検出した出力値を所定値と比較し、この所定値を超えた場合に対象物が近づいたことを検知する。距離画像センサを用いた場合は、距離測定部111は、赤外光またはレーザー光を照射し、対象物から反射した光(反射光)をCCD(charge-coupled device)センサ等の光学センサによって捕捉し、光が戻るまでの時間を画素ごとに計測することで、対象物までの実際の距離を測距する。この種のセンサは、3次元距離計測センサ、3Dスキャナ等と呼ばれる場合がある。距離測定部111は、測定した制御端末1とロボット2との距離を後述する距離判定部112に送信する。
距離判定部112は、距離測定部111から送信されたロボット2と制御端末1との距離が所定の範囲内であるか否かを判定する。距離判定部112は上記距離が所定の範囲内であると判定された場合に、環境データの送信を要求する環境データ要求信号をロボット2に送信する。また、距離判定部112は、近距離無線通信が可能になった場合を、ロボット2と制御端末1との距離が所定の範囲内であると判定してもよい。この場合、距離測定部111を省略することができ、制御端末側無線通信部12が距離判定部112を兼ねることができる。なお、上記所定の範囲は、制御端末1がロボット2からの環境データを受信可能で、かつ、ロボット2が制御端末1からの動作制御信号を受信可能な範囲であればよい。
環境データ受信部113は、ロボットの周囲環境の状況を示す環境データを、ロボット2から受信する。詳しくは、環境データ受信部113は、距離判定部112によりロボット2と制御端末1との距離が所定の範囲内であると判定された場合に、環境データおよび測定時刻データをデータ送受信部213から受信する。
動作内容決定部114は、環境データ受信部113が受信した環境データに応じて、ロボット2が行うべき動作内容を決定する。具体的には、動作内容決定部114は、記憶部13に記憶されている、環境データとロボット2の動作内容とが対応づけられたデータベース(動作内容決定テーブル)を参照し、動作内容を決定する。動作内容は、例えば、ロボット2に表現させる表示、音声、動作の組合せからなる。動作内容決定テーブルについて、詳しくは後述する。
動作制御信号送信部115は、動作内容決定部114が決定した動作内容に対応する動作制御信号をロボット2に送信する。
言い換えると、制御端末1とロボット2とが所定距離内に近づくだけで、ロボット2から環境データが制御端末1に送信され、環境データに応じて行うべき動作を行うように、制御端末1によりロボット2が制御される。このため、制御端末1とロボット2とが所定の距離範囲内に近づくだけで、ロボット2とユーザとが環境データに応じた会話をしているような動作を行うように、制御端末1はロボット2を制御することが可能となる。制御端末1は、上記制御に特別な操作が必要とならず、タイミングよく自然な形でロボット2を制御できる。
〔動作内容決定テーブルの構成〕
記憶部13には、動作内容決定テーブルが記憶されている。図3は、動作内容決定テーブルの一例を示している。動作内容決定テーブルは、環境データ(ここでは、温度、湿度、匂い、照度の度合いを示す値)とロボット2の動作内容とが対応付けられたテーブルである。動作内容決定テーブルを参照することにより、取得した環境データにより、ロボット2の動作内容を決定することができる。図3に基づいて説明すると、環境データ受信部113が受信した測定時刻データおよび環境データが、測定時刻データT1、温度A1、湿度B1、匂いC1、および照度L1である場合、動作内容決定部114は、測定時刻データがT1である環境データに対応するロボット2の制御パターンは「1」であると特定し、ロボット2の動作内容を、音声の内容D1、振動の大きさE1、LEDの光り方F1に決定する。
このように、動作内容決定テーブルに、環境データに合わせて動作内容を規定しておくことで、例えば、センサ27が照度センサであり明るい部屋に配置されているロボット2に制御端末1を持ったユーザが近づくだけで、ロボット2が「まだ部屋が明るいよ。」「もう遅いから電気を消して寝ましょう。」と振動しながら発する等、ロボット2に周囲環境の状況に沿った動作をさせることができる。
動作内容決定テーブルは適宜変更でき、動作内容は、音声の内容、振動の大きさ、LEDの光り方の3つのうちの少なくとも一つを実施するだけでもよく、一つの環境データにより動作内容が決定されるものであってもよい。
〔動作内容決定処理〕
図4に基づき、ロボット制御システム100の動作内容決定処理について説明する。図4は、ロボット制御システム100の動作内容決定処理を示すシーケンス図である。なお、ロボット2の処理の流れから制御端末1の処理の流れにまたがる矢印は、データの送受信を示している。
図4に示すように、ロボット側無線通信部22は、制御端末1との近距離無線通信の接続の起動処理を行う(S11)。制御端末1とロボット2とが近距離無線通信が可能な距離に近づくと、制御端末側無線通信部12とロボット側無線通信部22とは、近距離無線通信の接続を確立し(S12)、制御端末1とロボット2とは通信を開始する。その後、距離測定部111は、制御端末1とロボット2との距離を測定する(S13)。距離判定部112は、距離測定部111が測定した上記距離が所定の範囲内か否かを判定する(S14:距離判定ステップ)。上記距離が所定の範囲内であった場合(S14でYES)、距離判定部112は、ロボット2に環境データの送信を要求する(S15)。
環境データ取得部212は、制御端末1から環境データの送信の要求を受信すると(S16)、センサ27から環境データを取得し(S17)、記憶部28に記憶する。データ送受信部213は記憶部28に記憶された環境データを制御端末1に送信する(S18)。環境データ受信部113は、ロボット2から送信された環境データを受信する(S19:環境データ受信ステップ)。動作内容決定部114は、環境データ受信部113が受信した環境データに応じて、ロボットが行うべき動作内容を決定する(S20:動作内容決定ステップ)。その後、動作制御信号送信部115は、動作内容に対応する動作制御信号をロボット2に送信する(S21:動作制御信号送信ステップ)。駆動部211は、制御端末1から動作内容に対応する動作制御信号を受信すると(S22)、動作内容に合わせて、モータ24、表示部25およびスピーカ26を駆動する(S23)。
制御端末1とロボット2との距離が所定の範囲外であった場合(S14でNO)、制御端末1とロボット2との距離が所定の範囲内となるまで、所定の時間間隔でS13の処理を繰り返す。
これにより、ロボット2の周囲環境に対応するロボット2の動作を、制御端末1が決定し制御することができる。そのため、ロボット2側でロボット2の動作に関する処理を行う必要が無いので、ロボット2の処理負荷および回路規模を小さくすることができる。また、ロボットの回路規模を小さくできるので、コストを下げることができ、ロボットを安価に市場へ提供することができる。
〔変形例〕
本実施形態の変形例を説明する。環境データ取得部212は、環境データを所定間隔で取得し、測定時刻データと共に環境データを記憶部28に記憶するものであってもよい。その場合、データ送受信部213は、環境データ要求信号を受信した際に受信時の環境データを制御端末1に送信してもよく、受信するまでの複数の環境データを制御端末1に纏めて送信してもよい。
(要求時の環境データを送信)
図5は、ロボット制御システム100の動作内容決定処理の他の例を示すシーケンス図である。図5に示すように、ロボット2はタイマの計時を開始する(S31)、環境データ取得部212は環境データの測定時間になったか否かを判定する(S32)。測定時間になった場合(S32でYES)、環境データ取得部212は、センサ27から環境データを取得し記憶部28に記憶する(S33)。その後S34の処理を行う。S34〜S39は、図4で示すS11〜S16と同じ処理である。環境データの測定時間になっていない場合(S32でNO)、測定時間になるまでS32の処理を繰り返す。
制御端末1から環境データの送信の要求を受信すると(S39)、データ送受信部213は記憶部28に記憶された環境データを制御端末1に送信する(S40)。その後S41の処理を行う。S41〜S45は、図4で示すS19〜S23と同じ処理である。
(複数の環境データを纏めて送信)
複数の環境データが纏めて制御端末1に送信される場合、例えば、複数の環境データを環境データ処理部(図示なし)で処理し、複数の環境データに対して一つの動作制御信号を生成する。具体的には、例えば、ロボット2はセンサ27により、温度、湿度、匂い、および照度等を継続的にサンプリングし、時系列データとして記憶部28に記憶する。環境データ受信部113は、サンプリングされた時系列データを受信する。環境データ処理部(図示なし)は、受信した複数の環境データから、温度、湿度、匂い、および照度等の時間変化、または変化傾向等を算出する。
記憶部13には、各環境データの時間変化または変化傾向とロボットの動作内容とが対応付けられたテーブルである動作内容決定テーブル(図示なし)が記憶されており、動作内容決定部114は、当該動作内容決定テーブルを参照することにより、ロボットの動作内容を決定することができる。
環境データ処理部(図示なし)は、ロボット2に備えられていてもよい。すなわち、環境データは、センサ27から直接得られるセンサ1次情報であってもよいし、センサ1次情報を加工処理(情報処理)することで得られるセンサ2次情報であってもよい。このように、動作内容決定テーブルに複数の環境データの時間変化や変化傾向に合わせて動作内容を規定しておくことで、例えば、帰宅時にユーザが持つ制御端末1が最初にロボットに近づくだけで、ロボット2が「留守中はジメジメしていたから換気した方がいいよ」と発する等、ロボット2に今までの周囲環境の状況に沿った動作をさせることができる。
また、制御端末1とロボット2との距離が継続的に所定の範囲内である場合等は、環境データ受信部113は、所定の間隔ごとに環境データをロボット2から受信してもよい。これにより、制御端末1は、ロボット2に継続的に所定の間隔で周囲環境の状況に沿った動作を行わせることができる。
〔実施形態2〕
本発明の実施形態2について、図6および図7を参照して説明する。図6は実施形態2に係るロボット制御システム100Aの構成を示すブロック図である。図7はロボット制御システム100Aの動作内容決定処理を示すシーケンス図である。図6に示すロボット制御システム100Aは、図1に示すロボット制御システム100に比べて、制御端末1およびロボット2に代えて制御端末1aおよびロボット2aが設けられる点が異なり、その他の構成は同様である。本実施形態では、ロボット2aに備えられたマイク29を使って、ユーザが発した音声を取得し、この音声出力値が所定値以上であることでロボット2aと制御端末1aとの距離が所定の範囲内であると判定し、環境データをロボット2aから制御端末1aに送信するように要求する。
〔ロボットの構成〕
図6に示すロボット2aは、図1に示すロボット2に比べて、マイク29および音声データ取得部214が設けられる点が異なり、その他の構成は同様である。
マイク29は、例えば、ユーザが発した音声を集音する。音声データ取得部214は、マイク29が音声を検知すると、マイク29から音声の波形データである音声データを取得するとともに、当該音声の大きさ(音圧)を測定する。そして、音声データ取得部214は、音声データと、測定した音声の大きさを示す音声出力値とを記憶部28に記憶する。データ送受信部213は、記憶部28に音声データおよび音声出力値が記憶されると、記憶部28に記憶されている音声出力値を制御端末1aに送信する。
〔制御端末の構成〕
図6に示す制御端末1aは、図1に示す制御端末1に比べて、制御端末側制御部11aにおいて、距離測定部111および距離判定部112に代えて、距離判定部112aおよび音声出力レベル判定部116が設けられる点が異なり、その他の構成は同様である。
音声出力レベル判定部116は、ユーザが発した音声の大きさを示す音声出力値が所定値以上であるか否かを判定する。具体的には、音声出力レベル判定部116は、ロボット2aから送信された、ユーザが発した音声の大きさを示す音声出力値が所定値以上であるか否かを判定する。音声出力レベル判定部116は、音声出力値が所定値以上であると判定した場合、音声出力値が所定値以上であることを示す信号を距離判定部112aに送信する。音声出力レベル判定部116は、音声出力値が所定値以上ではないと判定した場合、音声出力値が所定値以上ではないことを示す信号を距離判定部112aに送信する。
距離判定部112aは、音声出力レベル判定部116によって音声出力値が所定値以上であると判定された場合に、制御端末1aとロボット2aとの距離が所定の範囲内であると判定し、環境データの送信を要求する環境データ要求信号をロボット2aに送信する。
また、音声出力レベル判定部116は距離判定部112aを兼ねてもよい。この場合は、音声出力レベル判定部116は、受信した音声出力値が所定値以上であると判定した場合に、環境データの送信を要求する環境データ要求信号をロボット2aに送信する。なお、音声出力値が所定値以上であるか否かの判定は、制御端末1aおよびロボット2aのどちらが行ってもよい。
これにより、例えば、ユーザがロボット2aに「ただいま」と話しかけるだけで、「留守中はジメジメしていたから換気した方がいいですよ」と発する等、ロボット2aをタイミングよく周囲環境の状況に沿った動作に制御することが可能となる。
〔動作内容決定処理〕
図7に基づき、ロボット制御システム100Aの動作内容決定処理について説明する。図7は、ロボット制御システム100Aの動作内容決定処理の他の例を示すシーケンス図である。図7で示すS51〜S55は、図5で示すS31〜S35と同じ処理である。
近距離無線通信の確立が確認されると(S56)、音声データ取得部214はマイク29に音声の入力があったか否かを判定する(S57)。マイク29に音声の入力があった場合(S57でYES)、音声データ取得部214はマイク29が検知した音声を音声データとして取得するとともに、当該音声の大きさを測定し(S58)、音声データおよび音声出力値を記憶部28に記憶する。その後、データ送受信部213は、記憶部28に記憶されている音声出力値を制御端末1aに送信する(S59)。マイク29に音声の入力がなかった場合(S57でNO)、マイク29に音声の入力があるまでS57の処理を繰り返す。
音声出力レベル判定部116は、音声出力値を受信すると(S60)、受信した音声出力値が所定値以上であるか否かを判定し(S61)、判定結果を距離判定部112aに送信する。距離判定部112aは、音声出力レベル判定部116の判定結果に基づき、制御端末1aとロボット2aとの距離が所定の範囲内であるか否かを判定する(S62)。音声出力値が所定値以上である場合、距離判定部112aは、制御端末1aとロボット2aとの距離が所定の範囲内であると判定し(S62でYES)、環境データの送信を要求する環境データ要求信号をロボット2aに送信する(S63)。音声出力値が所定値以上ではない場合、距離判定部112aは、制御端末1aとロボット2aとの距離が所定の範囲内でないと判定し(S62でNO)、音声出力値を再度受信するまで待機する(S60)。
環境データ取得部212は、環境データ要求信号を受信すると(S64)、環境データの送信が必要であると判断し(S65でYES)、制御端末1aに環境データを送信する(S66)。環境データ取得部212は、環境データ要求信号を受信しない場合(S64)、環境データの送信が必要であると判断し(S65でNO)、S57の処理に戻る。S67〜S71は、図5で示すS41〜S45と同じ処理である。
〔実施形態3〕
本発明の実施形態3について、図8〜図11を参照して説明する。図8は実施形態3に係るロボット制御システム100Bの構成を示すブロック図である。図9はロボット制御システム100Bのユーザの行動パターンを推定するために用いるデータの一例を示す図である。図8に示すロボット制御システム100Bは、図1に示すロボット制御システム100に比べて、制御端末1に代えて制御端末1bが設けられる点が異なり、その他の構成は同様である。本実施形態では、制御端末1bは、ユーザの行動パターンおよび環境データに応じた動作内容を決定する。
〔制御端末の構成〕
図8に示す制御端末1bは、図1に示す制御端末1に比べて、制御端末側制御部11bにおいて、動作内容決定部114に代えて動作内容決定部114b、行動パターン取得部15が設けられている点と、GPS受信部14がさらに設けられている点が異なり、その他の構成は同様である。
GPS受信部14は、GPS(global positioning system)からの電波を受信し、受信したGPS信号を位置情報取得部151に出力する。
行動パターン取得部15は、ユーザの行動パターンを取得する。行動パターン取得部15は、位置情報取得部151および行動パターン推定部152を備えている。
位置情報取得部151はユーザの位置情報を経時的に取得する。具体的には、位置情報取得部151は、所定時間毎にGPS受信部14から送信されたGPS信号から、制御端末1bすなわちユーザの現在位置を特定し取得する。位置情報取得部151は、制御端末1bの現在位置を特定できるものであればよく、GPSを利用するものに限定されない。位置情報取得部151は、ユーザの位置情報を取得すると記憶部13に記憶する。
行動パターン推定部152は、位置情報取得部151により経時的に取得され、記憶部13に記憶されている位置情報に基づいて、ユーザの行動パターンを推定し、推定した行動パターンを記憶部13に記憶する。より詳しくは、行動パターン推定部152は、位置情報取得部151により経時的に取得された位置情報に基づいて、所定期間におけるユーザの移動速度および移動距離を算出し、算出した移動速度および移動距離に基づいて、行動パターンテーブル(図示なし)を参照し行動パターンを推定する。行動パターン推定部152は、例えば、2つの位置情報と、当該2つの位置情報に対応する測定時刻とを用いて、当該測定時刻間における移動速度および移動距離を算出する。
行動パターンテーブル(図示なし)は、記憶部13に、移動速度、移動距離および地図データベース上の位置情報が行動パターンに対応づけられて記憶されている。地図データベースは、例えば記憶部13に記憶されている。行動パターンテーブルでは、例えば、「移動速度:移動距離:地図データベース上の位置情報」が「速い:長い:線路に沿って」であれば、行動パターンが「電車による移動」であると対応づけられており、「移動速度:移動距離:位置情報」が「速い:長い:幹線道路に沿って」であれば、行動パターンが「自動車またはバスによる移動」であると対応づけられており、少なくとも「移動速度」が「遅い」であれば、行動パターンが「歩行による移動」であると対応づけられている。「移動速度」の「速い」は、飛行機、車、電車等の移動手段を用いていると判断できる程度の所定の速度以上を指し、「遅い」は所定の速度未満を指す。また、「移動距離」の「長い」は、上記移動手段を用いていると判断できる程度の所定の距離以上を指す。上記例には無いが、「短い」は所定の距離未満を指す。「地図データベース上の位置情報」の「線路に沿って」、「幹線道路に沿って」等は、地図データベース上の位置情報を取得することで確認可能なものである。「地図データベース上の位置情報」には、ユーザが所定の位置を予め登録しておくことによって、「自宅」等も含めることも可能である。
行動パターン推定部152は、図9に示すように、測定時刻および位置情報を取得することで「移動距離」および「移動速度」を算出し、(1)算出した移動速度および移動距離と位置情報と、(2)行動パターンテーブルの移動速度、移動距離および地図データベース上の位置情報とを照合することにより、想定されるユーザの「行動パターン」を推定(決定)する。なお、図9には、付随情報として、取得した位置情報と地図データベースとに基づいて推定される「場所」と、ユーザによる行動パターンの繰り返し度合いである「日常度」とが示されている。「日常度」については後述する。図9に示すデータは、ユーザの行動履歴を示すデータであるとも換言できる。
動作内容決定部114bは、行動パターン推定部152が推定した行動パターンおよび環境データに応じて、動作内容を決定する。具体的には、動作内容決定部114bは、記憶部13に記憶されている、環境データおよび行動パターンの組み合わせとロボット2の動作内容とが対応づけられたデータベース(動作内容決定テーブル(図示なし))を参照し、動作内容を決定する。環境データと組合せられる行動パターンは、例えば、環境データが取得されるまでのユーザの行動パターンの中で、一番長い時間行われていた行動パターンが選択されるものであってもよい。
環境データおよび行動パターンによりロボット2の動作内容を決定することで、例えば、ロボット2が発する音声をユーザの行動履歴に応じて以下のように変えることができ、制御端末1bは、ロボット2をより個々のユーザに適した動作内容で制御することができる。例えば、(1)「移動速度:移動距離」が「遅い:長い」と判定され、行動パターンが1日中外を歩いて移動したと推定される場合、ロボット2が発する音声を「今日は外回り大変だったね。」「留守中は部屋の中も湿度が高くて暑かったから冷房と除湿をした方がいいよ。」とすることができる。また、例えば、(2)「移動速度:移動距離:取得した位置情報」が「速い:長い:線路に沿って」と判定され、行動パターンが電車で出張したと推定される場合、ロボット2が発する音声を「今日は出張だったかな。お疲れ様。」「留守中は部屋の中も湿度が高くて暑かったから冷房と除湿をした方がいいよ。」とすることができる。
また、ユーザの位置情報の履歴を蓄積することで、同じ行動パターンを繰り返していることを判定し、行動パターン推定部152においてこの繰り返しの度合いを「日常度」と定義して数値化してもよい。日常度は、例えば、過去にユーザが行ったことがある回数が多いほど高い値が付与される。図9に示すように、「位置情報」や「場所」等の行動履歴を示す情報に日常度が関連づけて記憶されるため、例えば「場所」の情報を読み出すだけで、ユーザの日常度を簡素な処理で取得できる。この場合、動作内容決定部114bは、環境データ、行動パターン、および日常度の組み合わせとロボット2の動作内容とが対応づけられたデータベース(動作内容決定テーブル(図示なし))を参照し、動作内容を決定する。これにより、日常度をロボット2の動作内容に盛り込むことも可能となる。例えば、移動距離が短く、日常度が高い場所に長時間いた場合、1日中勤務先にいたと推定されるので、ロボット2が発する音声を「今日も一日お仕事御苦労さまでした。留守中は部屋の中も湿度が高くて暑かったから冷房と除湿をした方がいいよ。」とすることができる。
〔行動パターン推定処理〕
図10に基づき、行動パターン推定処理について説明する。図10はユーザの行動パターン推定処理を示すフロー図である。図10に示すように、位置情報取得部151は位置情報の測定時間になったか否かを判定する(S101)。測定時間になった場合(S101でYES)、位置情報取得部151は、GPS受信部14から位置情報を測定時刻とともに取得し(S102)、記憶部13に記憶する。その後、行動パターン推定部152は、記憶部13に記憶された測定時刻および位置情報に基づいて、所定期間におけるユーザの移動速度および移動距離を算出し(S103)、算出した移動速度および移動距離に基づいて、行動パターンを推定する(S104)。測定時間になっていない場合(S101でNO)、測定時間になるまでS101の処理を繰り返す。
〔動作内容決定処理〕
図11に基づき、ロボット制御システム100Bの動作内容決定処理について説明する。図11は、ロボット制御システム100Bの動作内容決定処理の他の例を示すシーケンス図である。図11で示すS81〜S91およびS93〜S95は、図5で示すS31〜S41およびS43〜45と同じ処理である。S92とS42との違いは、動作内容決定部114bが、環境データ受信部113が受信した環境データと行動パターンとに応じて、ロボットが行うべき動作内容を決定する点である。
〔実施形態4〕
本発明の実施形態4について、図12〜図14を参照して説明する。図12は実施形態4に係るロボット制御システム100Cの構成を示すブロック図である。図13はロボット制御システム100Cのロボット2cの動作内容を決定するために用いるデータの一例を示す図である。図12に示すロボット制御システム100Cは、図6に示すロボット制御システム100Aに比べて、制御端末1aおよびロボット2aに代えて制御端末1cおよびロボット2cが設けられる点が異なり、その他の構成は同様である。本実施形態では、制御端末1cは、音声認識結果および環境データに応じた動作内容を決定する。なお、ロボット2aとロボット2cとは同じ構成である。
〔制御端末の構成〕
図12に示す制御端末1cは、図6に示す制御端末1aに比べて、制御端末側制御部11cにおいて、距離判定部112a、動作内容決定部114に代えて、距離判定部112c、音声認識処理部117、および動作内容決定部114cが設けられる点が異なり、その他の構成は同様である。
距離判定部112cは、音声出力レベル判定部116によって音声出力値が所定値以上であると判定した場合に、制御端末1cとロボット2cとの距離が所定の範囲内であると判定し、環境データの送信を要求する環境データ要求信号をロボット2cに送信する。
音声認識処理部117は、マイク29が検知した音声を音声データとしてロボット2cから取得し、当該音声データに対する音声認識処理を実行する。音声認識処理部117は、例えば、ロボット2cの音声データ取得部214により取得された音声データのデジタル信号を解析して、音声内の言葉をテキストデータに変換する。テキストデータは、音声認識結果として動作内容決定部114cに送信される。音声認識処理部117の構成は、上記に限らず、公知の音声認識技術が適宜採用されればよい。音声認識処理部117は、データベースを参照して音声認識結果に対応付けられた発話データの素材を取得することにより、フレーズをテキストデータにて取得し、取得したフレーズを動作内容決定部114cに送信するものであってもよい。
動作内容決定部114cは、音声認識処理部117による音声認識結果と環境データとに応じて、動作内容を決定する。具体的には、動作内容決定部114cは、記憶部13に記憶されている、環境データおよび音声認識結果とロボット2cの動作内容とが対応づけられたデータベース(動作内容決定テーブル)を参照し、動作内容を決定する。
〔動作内容決定テーブルの構成〕
記憶部13には、動作内容決定テーブルが記憶されている。図13は、動作内容決定テーブルの一例を示している。動作内容決定テーブルは、環境データ(図13では、温度、湿度、匂いの度合いを示す値)および音声認識結果で得られたテキストデータの組み合わせと、ロボット2cの動作内容とが対応付けられたテーブルである。
動作内容決定テーブルを参照することにより、取得した環境データおよび音声データにより、ロボット2cの動作内容を決定することができる。図13に基づいて説明すると、環境データ受信部113が受信した環境データが、環境データ取得部212が測定時刻データT1に取得した環境データ、温度A1、湿度B1、匂いC1であり、音声認識処理部117からの認識結果が01であった場合、動作内容決定部114cは、対応するロボット2cの制御パターンは「1」であると特定し、ロボット2cの動作内容を、音声の内容D1、振動の大きさE1、LEDの光り方F1に決定する。
これにより、動作内容決定テーブルに、音声認識結果および環境データに合わせて動作内容を規定しておくことで、ロボット2cがユーザの発する音声を取得できる位置にいる時に、例えば、ユーザがロボット2cに「今日の部屋の様子はどうだった?」と話しかけるだけで、「留守中はジメジメしていたから換気した方がいいですよ」と発する等、ロボット2cをユーザがロボット2cに話しかけた内容と周囲環境の状況とに沿った動作に制御することが可能となる。
〔動作内容決定処理〕
図14に基づき、ロボット制御システム100Cの動作内容決定処理について説明する。図14はロボット制御システム100Cの動作内容決定処理を示すシーケンス図である。図14で示すS111〜S125およびS130〜S132は、図7で示すS51〜S65およびS69〜71と同じ処理である。
制御端末1cでは、S126においてロボット2cは、環境データおよび音声データを制御端末1cに送信する。制御端末1cは、ロボット2cから環境データおよび音声データを受信すると(S127)、音声認識処理部117が音声データに対する音声認識処理を行う(S128)。その後、動作内容決定部114cは、環境データ受信部113が受信した環境データと音声認識結果に応じて、ロボットが行うべき動作内容を決定する(S129)。
〔ソフトウェアによる実現例〕
制御端末1の制御端末側制御部11・11a・11b・11cは、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、制御端末は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)等を備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路等を用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る制御端末(1・1a・1b・1c)は、センサ(27)が検知した、ロボット(2・2a・2c)の周囲環境の状況を示す環境データを、前記ロボットから受信する環境データ受信部(113)と、前記環境データ受信部が受信した前記環境データに応じて、前記ロボットが行うべき動作内容を決定する動作内容決定部(114・114b・114c)と、前記動作内容決定部が決定した前記動作内容に対応する動作制御信号を前記ロボットに送信する動作制御信号送信部(115)と、前記ロボット(2・2a・2c)と自端末との距離が所定の範囲内であるか否かを判定する距離判定部(112・112a・112c)と、を備え、前記距離判定部により前記距離が前記所定の範囲内であると判定された場合に、前記環境データ受信部(113)は、前記環境データを受信する。
上記構成によれば、ロボットの周囲環境に対応するロボットの動作を、制御端末が決定し制御することができる。そのため、ロボット側でロボットの動作に関する処理を行う必要が無いので、ロボットの処理負荷および回路規模を小さくすることができる。それゆえ、ロボットのセンサの検知結果に対する応答性を向上させることができる。また、ロボットの回路規模を小さくできるので、コストを下げることができ、ロボットを安価に市場へ提供することができる。
また、上記構成によれば、ロボットと自端末との距離が所定の範囲内となると環境データ受信部にて環境データが受信される。そのため、ユーザは制御端末を持ちながらロボットに近づくだけで、特別な操作を必要としないで自動的にロボットを制御することができる。
本発明の態様2に係る制御端末(1a・1c)は、上記態様1において、ユーザが発した音声の大きさを示す音声出力値が所定値以上であるか否かを判定する音声出力レベル判定部(116)を備え、前記距離判定部(112a・112c)は、前記音声出力レベル判定部により前記音声出力値が所定値以上であると判定された場合に、前記距離が前記所定の範囲内であると判定することが好ましい。
上記構成によれば、制御端末は、ユーザが発した音声の大きさが所定値以上である場合に、ロボットが所定の範囲内にあると判定し、環境データを受信することができる。そのため、ユーザは、センサに向かって音声出力が所定値以上となる声の大きさで話かけるだけで、特別な操作を必要としないで自動的にロボットを制御することができる。
本発明の態様3に係る制御端末(1c)は、上記態様2において、前記音声に対する音声認識処理を実行する音声認識処理部(117)を備え、前記動作内容決定部(114c)は、前記音声認識処理部による音声認識結果に応じて、前記動作内容を決定することが好ましい。
上記構成によれば、動作内容決定部が決定する動作内容は、環境データ受信部が受信した環境データだけではなく、ユーザが発した音声の音声認識結果に応じて決定される。それゆえ、制御端末は、ロボットをよりその場に適した動作内容で制御することができる。
本発明の態様4に係る制御端末(1)は、上記態様1から3のいずれかにおいて、前記センサ(27)は、前記距離判定部(112)により前記距離が所定の範囲内であると判定された場合に、前記環境データの検知を開始することが好ましい。
上記構成によれば、センサはロボットと自端末との距離が所定の範囲内である場合のみ、環境データを取得するので、消費電力を抑えることができる。
本発明の態様5に係る制御端末(1b)は、上記態様1から4のいずれかにおいて、ユーザの位置情報を経時的に取得する位置情報取得部(151)と、前記位置情報取得部により経時的に取得された前記位置情報に基づいて、ユーザの行動パターンを推定する行動パターン推定部(152)と、を備え、前記動作内容決定部(114b)は、前記行動パターン推定部が推定した前記行動パターンに応じて、前記動作内容を決定することが好ましい。
上記構成によれば、動作内容決定部が決定する動作内容は、環境データ受信部が受信した環境データだけではなく、位置情報取得部により経時的に取得されたユーザの位置情報に基づいて推定されるユーザの行動パターンに応じて決定される。したがって、制御端末は、ロボットをより個々のユーザに適した動作内容で制御することができる。
本発明の態様6に係る制御端末(1b)は、上記態様5において、前記行動パターン推定部(152)は、前記位置情報取得部により経時的に取得された前記位置情報に基づいて、所定期間におけるユーザの移動速度および移動距離を算出し、算出した前記移動速度および移動距離に基づいて、前記行動パターンを推定することが好ましい。
上記構成によれば、より正確に行動パターンを推定することができるので、制御端末はロボットを、ユーザの疲労度等の種々の状況に適した動作内容で制御することができる。
本発明の態様7に係るロボット(2・2a・2c)は、周囲環境の状況を示す環境データを取得するセンサ(27)を備えるロボットであって、外部の制御端末(1・1a・1b・1c)との距離が所定の範囲内である場合に前記制御端末からの要求に応じて前記環境データを前記制御端末に送信するデータ送信部(データ送受信部213)と、前記データ送信部によって送信された前記環境データに応じて前記制御端末が決定した前記ロボットが行うべき動作内容に対応する動作制御信号を受信するデータ受信部と、受信した前記動作制御信号に基づいて当該ロボットを駆動する駆動部(211)と、を備えている。
本発明の態様8に係るロボットの動作を制御する制御端末の制御方法は、センサ(27)が検知した、ロボットの周囲環境の状況を示す環境データを、前記ロボットから受信する環境データ受信ステップと、前記環境データ受信ステップにて受信した前記環境データに応じて、前記ロボットが行うべき動作内容を決定する動作内容決定ステップと、前記動作内容決定ステップにて決定した前記動作内容に対応する動作制御信号を前記ロボットに送信する動作制御信号送信ステップと、前記ロボットと自端末との距離が所定の範囲内であるか否かを判定する距離判定ステップと、を含み、前記距離判定ステップにて前記距離が前記所定の範囲内であると判定された場合に、前記環境データ受信ステップにて、前記環境データを受信する。
態様7および態様8の構成によれば、態様1と同様の効果を奏する。
本発明の各態様に係る制御端末は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを制御端末が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより上記制御端末をコンピュータにて実現させる制御端末の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1・1a・1b・1c 制御端末、2・2a・2c ロボット、100・100A・100B・100C ロボット制御システム、112・112a・112c 距離判定部、113 環境データ受信部、114・114b・114c 動作内容決定部、115 動作制御信号送信部、116 音声出力レベル判定部、117 音声認識処理部、151 位置情報取得部、152 行動パターン推定部、211 駆動部、213 データ送受信部(データ送信部)

Claims (9)

  1. センサが検知した、ロボットの周囲環境の状況を示す環境データを、前記ロボットから受信する環境データ受信部と、
    前記環境データ受信部が受信した前記環境データに応じて、前記ロボットが行うべき動作内容を決定する動作内容決定部と、
    前記動作内容決定部が決定した前記動作内容に対応する動作制御信号を前記ロボットに送信する動作制御信号送信部と、
    前記ロボットと自端末との距離が所定の範囲内であるか否かを判定する距離判定部と、を備え、
    前記距離判定部により前記距離が前記所定の範囲内であると判定された場合に、前記環境データ受信部は、前記環境データを受信し、前記動作内容決定部は、前記環境データと前記ロボットの動作内容とが対応付けられた動作内容決定テーブルから前記ロボットの周囲環境に対応する当該ロボットの動作内容を決定し、前記動作制御信号送信部は、決定した前記ロボットの周囲環境に対応する当該ロボットの動作内容に対応する動作制御信号を前記ロボットに送信することを特徴とする制御端末。
  2. ユーザが発した音声の大きさを示す音声出力値が所定値以上であるか否かを判定する音声出力レベル判定部を備え、
    前記距離判定部は、前記音声出力レベル判定部により前記音声出力値が所定値以上であると判定された場合に、前記距離が前記所定の範囲内であると判定することを特徴とする請求項1に記載の制御端末。
  3. 前記音声に対する音声認識処理を実行する音声認識処理部を備え、
    前記動作内容決定部は、前記音声認識処理部による音声認識結果に応じて、前記動作内容を決定することを特徴とする請求項2に記載の制御端末。
  4. 前記センサは、前記距離判定部により前記距離が所定の範囲内であると判定された場合に、前記環境データの検知を開始することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の制御端末。
  5. ユーザの位置情報を経時的に取得する位置情報取得部と、
    前記位置情報取得部により経時的に取得された前記位置情報に基づいて、ユーザの行動パターンを推定する行動パターン推定部と、を備え、
    前記動作内容決定部は、前記行動パターン推定部が推定した前記行動パターンに応じて、前記動作内容を決定することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の制御端末。
  6. センサが検知した、ロボットの周囲環境の状況を示す環境データを、前記ロボットから受信する環境データ受信部と、
    前記環境データ受信部が受信した前記環境データに応じて、前記ロボットが行うべき動作内容を決定する動作内容決定部と、
    前記動作内容決定部が決定した前記動作内容に対応する動作制御信号を前記ロボットに送信する動作制御信号送信部と、
    前記ロボットと自端末との距離が所定の範囲内であるか否かを判定する距離判定部と、を備え、
    前記距離判定部により前記距離が前記所定の範囲内であると判定された場合に、前記環境データ受信部は、前記環境データを受信し、前記動作内容決定部は、前記環境データと前記ロボットの動作内容とが対応付けられた動作内容決定テーブルから前記ロボットの周囲環境に対応する当該ロボットの動作内容を決定し、前記動作制御信号送信部は、決定した前記ロボットの周囲環境に対応する当該ロボットの動作内容に対応する動作制御信号を前記ロボットに送信し、
    当該制御端末は、
    ユーザの位置情報を経時的に取得する位置情報取得部と、
    前記位置情報取得部により経時的に取得された前記位置情報に基づいて、ユーザの行動パターンを推定する行動パターン推定部と、を更に備え、
    前記動作内容決定部は、前記行動パターン推定部が推定した前記行動パターンに応じて、前記動作内容を決定し、
    前記行動パターン推定部は、
    前記位置情報取得部により経時的に取得された前記位置情報に基づいて、所定期間におけるユーザの移動速度および移動距離を算出し、
    算出した前記移動速度および移動距離に基づいて、前記行動パターンを推定することを特徴とする制御端末。
  7. 周囲環境の状況を示す環境データを取得するセンサを備えるロボットであって、
    請求項1に記載の制御端末との距離が所定の範囲内である場合に前記制御端末からの要求に応じて前記環境データを前記制御端末に送信するデータ送信部と、
    前記データ送信部によって送信された前記環境データに応じて前記制御端末が決定した前記ロボットが行うべき動作内容に対応する動作制御信号であって、前記環境データと当該ロボットの動作内容とが対応付けられた動作内容決定テーブルから決定された当ロボットの周囲環境に対応する当該ロボットの動作内容に対応する動作制御信号を、前記制御端末から受信するデータ受信部と、
    受信した前記動作制御信号に基づいて当該ロボットを駆動する駆動部と、を備えていることを特徴とするロボット
  8. センサが検知した、ロボットの周囲環境の状況を示す環境データを、前記ロボットから受信する環境データ受信ステップと、
    前記環境データ受信ステップにて受信した前記環境データに応じて、前記ロボットが行うべき動作内容を決定する動作内容決定ステップと、
    前記動作内容決定ステップにて決定した前記動作内容に対応する動作制御信号を前記ロボットに送信する動作制御信号送信ステップと、
    前記ロボットと自端末との距離が所定の範囲内であるか否かを判定する距離判定ステップと、を含み、
    前記距離判定ステップにて前記距離が前記所定の範囲内であると判定された場合に、前記環境データ受信ステップにて、前記環境データを受信し、前記動作内容決定ステップにて、前記環境データと前記ロボットの動作内容とが対応付けられた動作内容決定テーブルから前記ロボットの周囲環境に対応する当該ロボットの動作内容を決定し、前記動作制御信号送信ステップにて、決定した前記ロボットの周囲環境に対応する当該ロボットの動作内容に対応する動作制御信号を前記ロボットに送信することを特徴とする、前記ロボットの動作を制御する制御端末における制御方法。
  9. 請求項1に記載の制御端末としてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、上記環境データ受信部、上記動作内容決定部、および上記動作制御信号送信部としてコンピュータを機能させるための制御プログラム。
JP2016077588A 2016-04-07 2016-04-07 制御端末、ロボット、制御端末の制御方法、および、そのプログラム Active JP6810533B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016077588A JP6810533B2 (ja) 2016-04-07 2016-04-07 制御端末、ロボット、制御端末の制御方法、および、そのプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016077588A JP6810533B2 (ja) 2016-04-07 2016-04-07 制御端末、ロボット、制御端末の制御方法、および、そのプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017185605A JP2017185605A (ja) 2017-10-12
JP6810533B2 true JP6810533B2 (ja) 2021-01-06

Family

ID=60045327

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016077588A Active JP6810533B2 (ja) 2016-04-07 2016-04-07 制御端末、ロボット、制御端末の制御方法、および、そのプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6810533B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020041738A (ja) * 2018-09-10 2020-03-19 シャープ株式会社 ネットワークシステム、サーバ、および情報処理方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4320900B2 (ja) * 2000-02-09 2009-08-26 ソニー株式会社 自律型のロボット装置を用いた監視システム及び自律型のロボット装置を用いた監視方法
KR100542340B1 (ko) * 2002-11-18 2006-01-11 삼성전자주식회사 홈네트워크 시스템 및 그 제어방법
JP4131392B2 (ja) * 2003-01-28 2008-08-13 ソニー株式会社 ロボット装置およびロボット制御方法、記録媒体、並びにプログラム
JP2004363987A (ja) * 2003-06-05 2004-12-24 Advanced Telecommunication Research Institute International 画像提示システム
JP2005117621A (ja) * 2003-09-16 2005-04-28 Honda Motor Co Ltd 画像配信システム
JP5033994B2 (ja) * 2006-01-19 2012-09-26 株式会社国際電気通信基礎技術研究所 コミュニケーションロボット
JP2008213082A (ja) * 2007-03-02 2008-09-18 Sky Kk 呼び込みロボット、呼び込みロボットの制御方法及び制御プログラム
JP5215098B2 (ja) * 2008-09-17 2013-06-19 オリンパス株式会社 情報処理システム、プログラム及び情報記憶媒体
JP5633003B2 (ja) * 2010-04-08 2014-12-03 株式会社国際電気通信基礎技術研究所 記録制御装置および記録制御プログラム
KR20120043865A (ko) * 2010-10-27 2012-05-07 주식회사 케이티 이동통신 단말의 위치정보를 활용한 로봇 인터랙션 서비스 제공 시스템, 방법 및 장치
JP6126028B2 (ja) * 2014-02-28 2017-05-10 三井不動産株式会社 ロボット制御システム、ロボット制御サーバ及びロボット制御プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017185605A (ja) 2017-10-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103826199B (zh) 用于执行低功率地理栅栏操作的装置和方法
CN107292237B (zh) 指纹的采集方法及相关产品
EP2871815B1 (en) Authentication control system, authentication control method, and program
CN106575142B (zh) 多装置传感器子系统联合优化
CN103702029B (zh) 拍摄时提示对焦的方法及装置
KR102405377B1 (ko) 관찰 기반 이벤트 추적
CN104697533A (zh) 导航方法和装置
KR102560597B1 (ko) 전자장치의 움직임 측정 장치 및 방법
CN111225603B (zh) 提供与用户活动相对应的压力指数的电子设备和方法
US9942384B2 (en) Method and apparatus for device mode detection
CN110378525A (zh) 出行计划确定方法、装置、设备及存储介质
JP2019533171A (ja) 位置特定システムのための電子ビーコン
CN107341866A (zh) 基于物联网的适于人脸、人眼识别的行车记录仪
US11076260B2 (en) Electronic device and method for scanning channel to perform location based service
JP6810533B2 (ja) 制御端末、ロボット、制御端末の制御方法、および、そのプログラム
CN104937914A (zh) 信息处理设备、信息处理方法及程序
CN107580292B (zh) 电子设备、选择控制系统、选择方法以及记录介质
JP2017034642A (ja) 携帯機器、移動状態検出方法及び移動状態検出プログラム
US20180077333A1 (en) Imaging control device, imaging control method, and imaging control system
JP6419033B2 (ja) 駆動制御装置、駆動制御方法及び駆動制御プログラム
CN104991644A (zh) 确定移动终端使用对象的方法和装置
US10929207B2 (en) Notification control device, notification control method, and storage medium
KR20160044779A (ko) 단말의 협력 센싱 방법 및 협력 센싱을 수행하는 단말
CN112785989B (zh) 显示设备的亮屏控制方法、装置、显示设备和存储介质
CN103260127A (zh) 为电子设备提供服务的方法、对象定位方法及电子设备

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190320

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200225

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200413

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200609

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200722

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201208

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201211

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6810533

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150