JP6810214B1 - 比例切換式の両極性電流制御用駆動回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】逆極性の電流を誘導負荷へ出力する二つの二次側回路を切り換える際に、電流をゼロに保つ場合の不安定な正負の電流発生を回避できる両極性電流制御用駆動回路を提供する。【解決手段】両極性電流制御用駆動回路1は、電流偏差信号の極性に基づいて第1および第2の二次側スイッチング素子FET2A、FET2Bとのオン/オフを制御し、第1の二次側回路による正極性用電流と第2の二次側回路による負極性用電流とを選択切換可能に前記誘導負荷へ出力させて電流極性を制御する極性制御用回路30に、第1の二次側スイッチング素子のゲートに対する印可電圧と第2の二次側スイッチング素子のゲートに対する印可電圧とを、それぞれの極性の電流偏差信号の電圧に比例して変化させるとともに、第1および第2の二次側スイッチング素子のドレンソース間電圧を、それぞれの逆側の極性の電流偏差信号の電圧に対して比例的に変化させるゲート信号回路を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、例えばモータ、リニアモータまたはソレノイド等の誘導負荷に対する電流方向を適切に切換制御することによってその駆動方向を効率的に切り換えられるものであって、特に電流をゼロに保持する際の安定性に優れた比例切換式の両極性電流制御用駆動回路に関するものである。
従来、モータの正逆回転駆動の切換やリニアモータ、ソレノイドの直線往復駆動の切換など、誘導負荷への供給電流に正負両極性の制御が必要な場合には、正負両極の電源を持つ比例プッシュプル駆動回路やHブリッジ回路が用いられてきた。しかし前者は効率が極めて悪く、近年はあまり使用されていない。一方、後者のHブリッジ方式による駆動回路においては、誘導負荷の両極性電流制御を該負荷に直列な比例動作素子を介して行う場合、その制御は電力を損失させることによるため、発熱損失が大きく実用的ではない。よって現状では、PWM(Pulse Width Modulation)制御によって負荷に対する効率的な制御を行うのが主流となっている(例えば、特許文献1、2及び3参照。)。
しかしながら、両極性電流制御におけるHブリッジ構成のPWM制御では、負荷の両端電圧がオン/オフ電圧になるため、ノイズが大きく、負荷に容量性がある場合は損失が大きくなってしまう。また負荷がリニアモータの場合には、モータの磁路にPWM周期のスパイク電流が発生するため、容量性が小さくても損失やノイズは発生してしまう。誘導負荷を高周波のPWMでオン/オフ制御する場合、該負荷に電圧が供給される度に磁界の変化が発生するため、周囲の導体には磁界変化を妨げる電流を発生させ、同時に負荷の容量性を充電する電流も流れるが、これらの電流は負荷の駆動に寄与せず損失となる。このような高周波の磁界変化や電圧変化によって負荷や電力電送ケーブルからもノイズが発生する。
また、Hブリッジ回路では、電源と負荷との間に挿入された制御素子によって制御されるため、負荷に印可される電圧は電源電圧が上限となり、負荷応答性は電源電圧の制限を受ける。しかし、負荷の動作を高速化するために電源電圧を高圧化すると更にノイズと損失が大きくなる。
そこで本発明者は、これらの問題を解決するため、Hブリッジ構成を採用することなく簡便な回路構成で、図6に示すような、電源電圧を直接変更可能なスイッチングトランスによる両極性電流制御用の駆動回路を開発した。具体的には、電源102からの交流電流を整流する整流ブリッジダイオード103と、整流された直流電流を平滑化する一次側平滑コンデンサ104と、一次側スイッチング素子FET11としてのMOS-FET(Field Effect Transistor:電界効果トランジスタ)と、前記一次側平滑コンデンサ104により平滑化された直流電流をパルス信号発生装置124からのパルス信号PWMSに基づいた周期での前記一次側スイッチング素子FET11のオン/オフスイッチングによってパルス波の交流電流に変換されたものを予め定められた交流電圧へ変圧して二次側へ伝達するスイッチングトランス106と、二次側に伝達された交流電流を整流する二次側ダイオードと、整流された直流電流をさらに平滑化して誘導負荷107へ出力する二次側平滑コンデンサとが配置されたスイッチング電源回路110を備え、さらに、電流指令信号CCSと出力側の電流センサ108からの電流負帰還信号FBSとから得られる電流偏差信号CDSに基づいて前記パルス信号発生装置124によるパルス信号のパルス幅を調整して前記一次側スイッチング素子FET11のオン/オフスイッチングを制御する制御回路120を備えたものである。
スイッチングトランス106は、一個の一次側コイルLPFに対して第1の二次側コイルLSF1と第2の二次側コイルLSF2との二個の二次側コイルを備えており、第1の二次側コイルLSF1からの交流電流が第1の二次側ダイオード112Aで整流され第1の二次側平滑コンデンサ113Aで平滑化された直流電流を前記誘導負荷107へ出力する第1の二次側回路111Aと、前記第2の二次側コイルLSF2からの交流電流が第2の二次側ダイオード112Bで整流され第2の二次側平滑コンデンサ113Bで平滑化された直流電流を前記第1の二次側回路111Aとは逆向きに誘導負荷107へ出力する第2の二次側回路111Bとが設けられている。そして、これら第1の二次側回路111Aと第2の二次側回路111Bとには、それぞれ電界効果トランジスタのMOS-FET(Metal-Oxide-Semiconductor Field Effect Transistor)が第1の二次側スイッチング素子FET12Aと第2の二次側スイッチング素子FET12Bとして配置されている。
さらに、前記制御回路120は、電流偏差信号CDSの極性に基づく極性信号PSによって第1の二次側スイッチング素子FET12Aと第2の二次側スイッチング素子FET12Bとのオン/オフを制御し、互いに逆向きの第1の二次側回路111Aによる電流と第2の二次側回路111Bによる電流とを選択切換可能に誘導負荷107へ出力させて電流極性を制御する極性制御用回路130を有するものとした。
上記構成の両極性電流制御用駆動回路101では、負荷電圧が直接オン/オフ制御されることなく、電流指令と帰還電流との偏差の極性によって第1の二次側スイッチング素子FET12Aと第2の二次側スイッチング素子FET12Bとのオン/オフ状態が瞬時に入れ替わることで両極性電流制御を実現している。そして、誘導負荷へはオン/オフの無い駆動電圧が供給され、負荷動作に必要な電圧変化しか生じない。したがって、負荷電流一定の条件では電圧変化はなく、損失もノイズ発生もない。
さらに、スイッチングトランス106の二次側電圧は一次二次の巻数によって決定されるため、元の電源電圧と無関係に誘導負荷107に対する最大印可電圧が得られる。即ち、ノイズや損失を増大させることなく該誘導負荷への印可電圧を高電圧にして負荷動作を高速化することが可能となる。
特開2004−80929号公報 特開2009−296850号公報 特開2015−226367号公報
なお、図6に示した両極性電流制御用駆動回路101の実用に際しては、スイッチングトランス106に二次側へ送るエネルギーが残っている場合に、第1の二次側スイッチング素子FET12Aと第2の二次側スイッチング素子FET12Bとの両方をオフにすると、サージ電圧が発生するため、図7(a)に示すように、これら第1と第2の二次側スイッチング素子(FET12A,FET12B)が同時にオン状態となる領域Uを作る必要がある。このとき、第1と第2の二次側回路(111A,111B)の電流は、同回路を転流する。そのため、電流偏差に対する出力電流特性はゼロ点付近で不連続になる。
また、これら第1と第2の二次側スイッチング素子(FET12A,FET12B)が同時ONになると、二個の二次側コイル(LSF1,LSF2)に電流が回ってエネルギーがほとんど消費されない。その結果、PWM周期内で吸収されないエネルギーが蓄積し、一次側の電流が増えてしまう。それを防止するためには、図7(b)に示すように、PWM指令を作る電流絶対値特性にも不感帯を設け、図7(a)の切換特性に合わせて不要な転流電流をなくす必要がある。
しかしながら、このように電流特性に不感帯を持つと、電流をゼロに保つ場合、電流偏差が絶えず不感帯の間を往復する信号となり、絶えず正負の電流が発生することになる。従って、この駆動回路が使用される負荷による位置決め制御においては、定常的に電流がゼロ付近にいるため、この正負の電流が位置偏差になると同時に位置のリプルとして現れ、好ましくない。
また、この偏差やリプルを小さくするために位置ゲインを上げると、制御電流の振れが高周波となってノイズの発生源になり、位置センサにノイズを与え、位置決め精度を悪化させる逆効果となる場合や、システム発振の原因となるおそれがある。
本発明の目的は、上記問題点に鑑み、負荷応答性が電源電圧の制限を受けることのないスイッチングトランスを用いた両極性電流制御用駆動回路の実用性を向上させるために、互いに逆向きの極性で電流を誘導負荷へ出力する二つの二次側回路を切り換える際に、ゼロ点付近で電流を不連続にする不感帯を設ける必要を無くすことによって、電流をゼロに保つ場合に不感帯を往復する電流偏差信号に基づく不安定な正負の電流発生を回避することが可能となる両極性電流制御用駆動回路を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明に係る比例切換式の両極性電流制御用駆動回路は、電源側から供給される交流電流を整流する整流ブリッジダイオードと、整流された直流電流を平滑化する一次側平滑コンデンサと、一次側スイッチング素子と、前記一次側平滑コンデンサにより平滑化された直流電流がパルス信号発生装置からのパルス信号に基づいた周期での前記一次側スイッチング素子のオン/オフスイッチングによって変換されたパルス波の交流電流を予め定められた交流電圧へ変圧して二次側へ伝達するスイッチングトランスと、二次側に伝達された交流電流を整流する二次側ダイオードと、整流された直流電流をさらに平滑化して誘導負荷へ出力する二次側平滑コンデンサとが配置されたスイッチング電源回路と、
電流指令信号と出力側からの電流負帰還信号とから得られる電流偏差信号に基づいて前記パルス信号発生装置によるパルス信号のパルス幅を調整して前記一次側スイッチング素子のオン/オフスイッチングを制御する制御回路と、を有し、
前記スイッチングトランスは、一個の一次側コイルに対して第1の二次側コイルと第2の二次側コイルとの二個の二次側コイルを備え、
前記第1の二次側コイルからの交流電流が第1の前記二次側ダイオードで整流され第1の前記二次側平滑コンデンサで平滑化された直流電流を前記誘導負荷へ出力する正極性用の第1の二次側回路と、前記第2の二次側コイルからの交流電流が第2の前記二次側ダイオードで整流され第2の前記二次側平滑コンデンサで平滑化された直流電流を前記第1の二次側回路とは逆向きに前記誘導負荷へ出力する負極性用の第2の二次側回路とが設けられており、
前記第1の二次側回路と前記第2の二次側回路とには、それぞれ、電界効果トランジスタである第1の二次側スイッチング素子と第2の二次側スイッチング素子とが配置され、
前記制御回路は、前記電流偏差信号の極性に基づいて前記第1の二次側スイッチング素子と前記第2の二次側スイッチング素子とのオン/オフを制御し、互いに逆向きの前記第1の二次側回路による正極性用電流と前記第2の二次側回路による負極性用電流とを選択切換可能に前記誘導負荷へ出力させて電流極性を制御する極性制御用回路をさらに有し、
前記極性制御用回路は、
前記第1の二次側スイッチング素子のゲートに対する印可電圧と前記第2の二次側スイッチング素子のゲートに対する印可電圧とを、それぞれの極性の前記電流偏差信号の電圧に比例して変化させると供に、前記第1の二次側スイッチング素子のドレンソース間電圧と前記第2の二次側スイッチング素子のドレインソース間電圧とを、それぞれの逆側の極性の前記電流偏差信号の電圧に対して比例的に変化させるゲート信号回路を備えており、
前記ゲート信号回路を介して、負から正極性用電流への切換の際には前記第1の二次側スイッチング素子に対してそのゲートへの印可電圧を正の前記電流偏差信号に比例して上昇させてオン状態へ移行させると同時に前記第2の二次側スイッチング素子に対してそのゲートへの印可電圧を下降させてオフ状態へ移行させながらドレンソース間電圧を上昇させると供に、正から負極性用電流への切換の際には前記第2の二次側スイッチング素子に対してそのゲートへの印可電圧を負の前記電流偏差信号に比例して上昇させてオン状態へ移行させると同時に前記第1の二次側スイッチング素子に対してそのゲートへの印可電圧を下降させてオフ状態へ移行させながらドレンソース間電圧を上昇させるものであり、且つ、前記電流偏差信号のゼロ点付近で前記第1の二次側スイッチング素子前記第2の二次側スイッチング素子の双方が供にドレンソース間電圧を持つ領域を形成させるものであることを特徴とする。
請求項2に記載の発明に係る比例切換式の両極性電流制御用駆動回路は、請求項1に記載の比例切換式の両極性電流制御用駆動回路において、前記制御回路は、前記電流指令信号の変化の増大に応じて前記電流偏差信号を大きくする電流偏差信号加工手段を更に備えているものである。
本発明の比例切換式の両極性電流制御用駆動回路によれば、互いに逆向きの極性で電流を誘導負荷へ出力する二つの二次側回路を、各二次側回路に配置された第1の二次側スイッチング素子と第2の二次側スイッチング素子とのオン/オフ制御によって切り換える際に、ゼロ点付近の電流を不連続にする不感帯を設ける必要を無くすことができるため、電流をゼロに保つ制御の際に、不感帯を往復する電流偏差信号による不安定な正負の電流の発生を回避することが可能となり、負荷応答性が電源電圧の制限を受けることのないスイッチングトランスを用いた両極性電流制御用駆動回路の実用性を向上させることができるという効果がある。
本発明の一実施例による比例切換式の両極性電流制御用駆動回路の概略構成を示す回路図である。 図1の両極性電流制御用駆動回路の極性制御用回路に備えられ、第1の二次側スイッチング素子と第2の二次側スイッチング素子との比例式のオン/オフ切換制御を実施させるためのゲート信号回路の概略構成図である。 図1の制御回路にさらに設けられる電流偏差信号加工手段を示す概略構成図である。 図2のゲート信号回路による第1と第2の二次側スイッチング素子におけるドレンソース間電圧(VdsA,VdsB)の電流偏差信号に対する電圧特性を示す線図である。 電流偏差信号からPWM制御指令を作成する絶対値回路における絶対値特性を示すグラフである。 従来の両極性電流制御用駆動回路の概略構成を示す回路図である。 図6の駆動回路における電流偏差信号のゼロ点付近の電流特性を示す線図であり、(a)は第1の二次側スイッチング素子(FET12A)と第2の二次側スイッチング素子(FET12B)とのオン/オフ切換特性を示す線図であり、(b)は絶対値特性を示す線図である。
本発明による両極性電流制御用駆動回路は、一次側で電源側から供給される交流電流を整流および平滑化した直流電流を、制御回路における電流偏差信号に基づくPWM制御によって一次側スイッチング素子のオン/オフスイッチング制御しながらスイッチングトランスを介して二次側へ伝達し、二次側へ伝達された交流電流を、極性制御用回路における電流偏差信号の極性に基づいた切換によって、第1の二次側回路を介して整流および平滑化された正極性用電流、あるいは第2の二次側回路を介して整流および平滑化された負極性用電流として誘導負荷へ出力するスイッチング電源回路を備えたものである。
上記のようにスイッチングトランスを用いた本発明においては、まず、誘導負荷へオン/オフの無い駆動電圧が供給され、負荷動作に必要な電圧変化しか生じないため、負荷電流一定の条件では電圧変化も磁界変化もないため、損失もノイズ発生もない。しかも、トランスの二次側電圧は一次二次の巻数によって決定されることから、元の電源電圧と無関係に誘導負荷に対する最大印可電圧が得られ、ノイズや損失を増大させることなく該誘導負荷への印可電圧を高電圧にして負荷動作を高速化することも可能となる。
さらに本発明においては、誘導負荷への互いに逆向きの正負の直流電流の出力切換が、第1の二次側回路に配置された電界効果トランジスタである第1の二次側スイッチング素子と、第2の二次側回路に配置された電界効果トランジスタである第2の二次側スイッチング素子とのオン/オフ切換を行うことによって達成されるものであるが、この切換が、極性制御用回路によって、スイッチ式ではなく、レベルの変化で比例的に行われるものである。
即ち、極性制御用回路は、第1の二次側スイッチング素子のゲートに対する印可電圧と、電界効果トランジスタである第2の二次側スイッチング素子のゲートに対する印可電圧とを、それぞれの極性の電流偏差信号の電圧に比例して変化させると供に、第1の二次側スイッチング素子のドレンソース間電圧と第2の二次側スイッチング素子のドレインソース間電圧とを、それぞれの逆側の極性の電流偏差信号の電圧に対して比例的に変化させるゲート信号回路を備えており、該ゲート信号回路を介して、負から正極性用電流への切換の際には前記第1の二次側スイッチング素子に対してそのゲートへの印可電圧を正の電流偏差信号に比例して上昇させてオン状態へ移行させると同時に前記第2の二次側スイッチング素子に対してそのゲートへの印可電圧を下降させてオフ状態へ移行させながらドレンソース間電圧を上昇させると供に、正から負極性用電流への切換の際には前記第2の二次側スイッチング素子に対してそのゲートへの印可電圧を負の電流偏差信号に比例して上昇させてオン状態へ移行させると同時に前記第1の二次側スイッチング素子に対してそのゲートへの印可電圧を下降させてオフ状態へ移行させながらドレンソース間電圧を上昇させるものであり、電流偏差信号のゼロ点付近で第1と第2の二次側スイッチング素子の双方が供にドレンソース間電圧を持つ領域を形成させる。
具体的には、図4に示すように、電流偏差信号に対する第1と第2の二次側スイッチング素子(FET2A,FET2B)のドレンソース間電圧(Vds2A,Vds2B)の特性は、それぞれ一次関数で現せる関係にあり、互いに逆極性で同じ傾き、即ち同じy切片を持つ。したがって、二次側の正負を切り換える際に、偏差電流信号に比例して一方の二次側スイッチング素子のゲートへの印可電圧を上昇させてオン状態に移行させると、そのドレンソース間電圧は電流偏差信号に対して負比例的に下降し、オフ状態に移行された他方の二次側スイッチング素子で発生するドレンソース間電圧が電流偏差信号に対して比例的に上昇させられるものである。
したがって、図4に示す特性で第1と第2の二次側スイッチング素子(FET2A,FET2B)のドレンソース間電圧(Vds2A,Vds2B)を変化させると、スイッチングトランスの二次側巻線の電流は、抵抗のより少ない、即ちドレンソース間電圧のより小さい方に流れるため、結果的に双方のドレンソース間電圧(Vds2A,Vds2B)が等しくなる点が誘導負荷へ流れる電流のゼロ点になり、電流の正負切換時の不連続性が解消される。したがって、図7で示したスイッチ式切換の際に必要であった絶対値特性の不感帯も必要なくなるため、ゼロ点付近で電流偏差が不感帯を絶えず往復する信号となって正負の電流を発生する不安定性も回避される。
また、絶対値回路側は、不感帯を設けない特性として、図5に示すように電流偏差信号のゼロ点においてもPWMのデューティ比がゼロにならない斜線範囲としても良い。
さらに、本発明の比例切換式では、スイッチ式の場合と異なり、図4に示す通り電流ゼロ点で第1と第2の二次側スイッチング素子である双方の電界効果トランジスタが供にドレンソース間電圧を持つため、絶対値特性のオフセットは電界効果トランジスタの熱で消費されてスイッチングトランスに蓄積されることがない。従って、絶対値特性は、これら電界効果トランジスタの発熱が許される範囲であればオフセットがあっても問題がなく、この点で、本発明は製造上の素子のバラツキにも強い方式と言える。
なお、二次側スイッチング素子としての電界効果トランジスタが電流を流しつつドレンソース間電圧を静的に持つ場合、発熱の問題が考えられるが、ドレンソース間電圧が発生する領域は電流のゼロ点付近であるため、ほとんど無視できる程度の発熱に抑えられるので特別な配慮は必要無い。
しかし、制御電流が高周波になり、電流偏差と制御偏差に位相差が有る場合は、電界効果トランジスタの発熱が大きくなることが予想される。これに対しては、本発明の制御回路に、電流指令信号の変化が大きくなるにつれて電流偏差信号を大きくする電流偏差信号加工手段を備えることによって対処できる。即ち、図3に示すような電流偏差信号加工手段によって、電流指令の周波数が高くなるにつれて図4に示した第1と第2の二次側スイッチング素子(FET2A,FET2B)の双方が供にドレンソース間電圧を持つ領域が狭くなり、切換時間を短くして電界効果トランジスタの発熱量を小さくすることが可能である。
本発明の一実施例による比例切換式の両極性電流制御用駆動回路として、スイッチングトランスを含むスイッチング電源回路を基本構成で備える供に二次側で電流の極性が決定される構成とした回路図を図1に示す。
本実施例の両極性電流制御用駆動回路1は、電源2からの交流電流を整流する整流ブリッジダイオード3と、整流された直流電流を平滑化する一次側平滑コンデンサ4と、一次側スイッチング素子FET1としてのMOS-FET(Field Effect Transistor:電界効果トランジスタ)と、前記一次側平滑コンデンサ4により平滑化された直流電流をパルス信号発生装置24からのパルス信号PWMSに基づいた周期での前記一次側スイッチング素子FET1のオン/オフスイッチングによってパルス波の交流電流に変換されたものを予め定められた交流電圧へ変圧して二次側へ伝達するスイッチングトランス6と、二次側に伝達された交流電流を整流する二次側ダイオードと、整流された直流電流をさらに平滑化して誘導負荷7へ出力する二次側平滑コンデンサとが配置されたスイッチング電源回路10を備え、さらに、電流指令信号CCSと出力側の電流センサ8からの電流負帰還信号FBSとから得られる電流偏差信号CDSに基づいて前記パルス信号発生装置24によるパルス信号のパルス幅を調整して前記一次側スイッチング素子FET1のオン/オフスイッチングを制御する制御回路20を備えたものである。
スイッチングトランス6は、一個の一次側コイル(LP)に対してコイル極性が異なる二次側コイルを二個(LS1,LS2)備えたものであり、二次側では、各二次側コイル(LS1,LS2)から誘導負荷7に対して供給される直流電流の方向が互いに逆になる回路構成を有するものである。即ち、第1の二次側コイルLS1が第1の二次側回路11Aによって誘導負荷7に順手で接続され、第2の二次側コイルLS2が第2の二次側回路11Bによって誘導負荷7に逆手で接続されている。
第1の二次側回路11Aでは、一次側コイルLPから第1の二次側コイルLS1に伝達された交流電流を整流する第1の二次側ダイオード12Aと、この整流された直流電流をさらに平滑化して誘導負荷7へ送る第1の二次側平滑コンデンサ13Aとを備えている。同様に、第2の二次側回路11Bでは、第2の二次側コイルLS2に伝達された交流電流を整流する第2の二次側ダイオード12Bと、この整流された直流電流をさらに平滑化する第2の二次側平滑コンデンサ13Bとを備えている。
なお、本実施例では、第1の二次側回路11Aを正極性用とし、第2の二次側回路11Bを負極性用とする。そしてこれら第1と第2の二次側回路(11A,11B)は、それぞれ、電界効果トランジスタ(MOS-FET)を第1の二次側スイッチング素子FET2Aと第2の二次側スイッチング素子FET2Bとして誘導負荷7に対してローサイドの配置で備えている。
制御回路20では、電流指令信号CCSと電流センサ8からの出力側の検出結果による電流負帰還信号FBSとに基づいた目標値との偏差から、PID(Proportional Integral Differential)制御部22を介して実際の操作量を指令する電流指令信号CDSが生成、出力される。さらに振幅決定部23へ入力された電流指令信号CDSは絶対値回路を介して絶対値として振幅信号ASが出力され、これがPWM指令信号としてパルス信号発生装置24へ入力される。よって、この振幅信号ASに基づいたパルス信号PWMSによって一次側スイッチング素子FET1のオン/オフ制御が行われ、スイッチングトランス6の一次側がPWM制御される。
また、制御回路20には、電流指令信号CCSの極性に基づく極性信号PSによって第1の二次側スイッチング素子FET2Aと第2の二次側スイッチング素子FET2Bに対するオン/オフを切換制御する極性制御用回路30が設けられており、これによって誘導負荷7に対する第1の二次側コイルLS1からの第1の二次側回路11Aによる正極性用の電流供給と第2の二次側コイルLS2からの第2の二次側回路11Bによる負極性用の電流供給とが切り換えられ、電流の向きが反転する。誘導負荷7がモータであれば、その回転方向が正逆で切り換えられ、ソレノイドやリニアモータであれば、駆動方向が往動方向と復動方向とで切り換えられる。
そして、本実施例においては、極性制御用回路30は、図2に示すゲート信号回路Gを備え、第1の二次側スイッチング素子FET2Aと第2の二次側スイッチング素子FET2Bとの切換が比例式のレベル変化によるものとした。
このゲート信号回路では、電流偏差信号CDSに比例して、各二次側スイッチング素子(FET2A、FET2B)のゲートへの印可電圧が変化されるものであり、第1の二次側スイッチング素子FET2Aへ達する回路と第2の二次側スイッチング素子FET2Bへ達する回路とが互いに逆極性となっている。従って、負から正への切換の際には、正極性の電流偏差信号CDSに基づき、第1の二次側スイッチング素子FET2Aに対して、電流偏差信号CDSに比例してそのゲートへの印可電圧が上昇され、オン状態へ移行すると同時に、第2の二次側スイッチング素子FET2Bに対してはそのゲートへの印可電圧が下降するためオフ状態へ移行する。また、正から負への切換の際には、負極性の電流偏差信号CDSに基づき、第2の二次側スイッチング素子FET2Bに対して、電流偏差信号CDSに比例してそのゲートへの印可電圧が上昇されてオン状態へ移行すると同時に、第1の二次側スイッチング素子FET2Bに対してはそのゲートへの印可電圧は下降するためオフ状態へ移行する。
さらに、このゲート信号回路では、第2の二次側スイッチング素子FET2Bがオフ状態になると、ドレンソース間電圧Vds2Bが発生するが、これはダイオードGDBと抵抗RfBを介してゲートへ戻る。また、第1の二次側スイッチング素子FET2Aがオフ状態になると、ドレンソース間電圧Vds2Aが発生し、これはダイオードGDAと抵抗RFAを介してゲートへ戻る。
従って、負から正への切換の際には、第2の二次側スイッチング素子FET2Bのドレンソース間電圧VdsBは、正極性の電流偏差信号CDSに対して比例的に変化し、正から負への切換の際には、第1の二次側スイッチング素子FET2Aのドレンソース間電圧VdsAは、負極性の電流偏差信号CDSに対して比例的に変化する。即ち、図4に示すように、第1と第2の二次側スイッチング素子(FET2A,FET2B)は、それぞれオフになると、逆側の極性の電流偏差信号CDSに対して比例的に変化する。そして、電流偏差信号CDSのゼロ点付近では、第1と第2の二次側スイッチング素子(FET2A,FET2B)との双方が供にドレンソース間電圧を持つ領域が形成され、両者のドレンソース間電圧(Vds2A,Vds2B)が等しくなる点が誘導負荷7へ流れる電流のゼロ点になり、電流の不連続性は無くなっている。
なお、以上のゲート信号回路においては、各ドレンソース間電圧(Vds2A,Vds2B)は、前記ゲートに戻す抵抗(RfA,RfB)と上流側の抵抗(RiA,RiB)との抵抗比で決定でき、第1と第2の二次側スイッチング素子(FET2A,FET2B)の双方が供にドレンソース間電圧Vdsを持つ領域は、オペアンプOPのオフセット電圧と倍率で決定できる。
また、本実施例における制御回路20は、電流指令信号CCSが大きく変化した際の制御電流との位相差で二次側スイッチング素子の電界効果トランジスタの発熱が大きくなる場合に対処するための手段を設けておいても良い。
具体的には、図3に示すような、電流指令信号CCSの変化の増大に応じて電流偏差信号CDSを大きくする電流偏差信号加工手段が考えられる。これは、電流指令信号CCSの微分によって単位時間当たりの変化率を求め、その絶対値が大きい場合に電流偏差信号CDSに乗じるものであり、電流指令信号の変化率が反映された加工後電流偏差信号PCDSが実際の切換制御に用いられることになる。
以上の電流偏差信号の加工処理によって、電流指令信号CCSの周波数が高くなるに伴って、第1と第2の二次側スイッチング素子(FET2A,FET2B)の双方が供にドレンソース間電圧Vdsを持つ領域が狭くなり、切換時間が短くなることでトランジスタの発熱量を小さくできる。
なお、以上の実施例では、一つの誘導負荷7に対して極性を制御する場合を示したが、本発明の両極性電流制御用駆動回路は、互いに対向方向に駆動する一対のソレノイドに対してその切換駆動を制御するための構成とすることもできる。従って、例えば電磁切換弁のダブルソレノイドに対する対向駆動制御のための構成においても、弁スプールの位置決め制御の際の定常的に電流がゼロ付近である場合、本発明では上述のように電流偏差信号の不感帯を無くすことができるため、不感帯で現れるおそれのあった不安定な正負の電流偏差に基づく位置偏差やリプルも回避され、より安定した位置決め制御が実現できる。
1:両極性電流制御用駆動回路(比例切換式)
101:両極性電流制御用駆動回路(スイッチ切換式)
2,102:供給電源
3,103:ブリッジダイオード
4,104:一次側平滑コンデンサ
FET1,FET11:一次側スイッチング素子
6,106:スイッチングトランス
7,107:誘導負荷
8,108:電流センサ
10,110:スイッチング電源回路
LP,LPF:一次側コイル
LS1,LSF1:第1の二次側コイル
LS2,LSF2:第2の二次側コイル
11A,111A:第1の二次側回路
11B,111B:第2の二次側回路
12A,112A:第1の二次側ダイオード
12B,112B:第2の二次側ダイオード
13A,113A:第1の二次側平滑コンデンサ
13B,113B:第2の二次側平滑コンデンサ
FET2A,FET12A:第1の二次側スイッチング素子
FET2B,FET12B:第2の二次側スイッチング素子
20,120:制御回路
22,122:PID制御部
23,123:振幅決定部
24,124:パルス信号発生装置
30:極性制御用回路(比例切換式)
130:極性制御用回路(スイッチ切換式)
G:ゲート信号回路
GDA,GDB:ダイオード
RfA,RfB,RiA,RiB:抵抗
Isa:絶縁アンプ
OP:オペアンプ
CCS:電流指令信号
CDS:電流偏差信号
FBS:電流負帰還信号
AS:振幅信号
PWMS:パルス信号
PS:極性信号

Claims (2)

  1. 電源側から供給される交流電流を整流する整流ブリッジダイオードと、整流された直流電流を平滑化する一次側平滑コンデンサと、一次側スイッチング素子と、前記一次側平滑コンデンサにより平滑化された直流電流がパルス信号発生装置からのパルス信号に基づいた周期での前記一次側スイッチング素子のオン/オフスイッチングによって変換されたパルス波の交流電流を予め定められた交流電圧へ変圧して二次側へ伝達するスイッチングトランスと、二次側に伝達された交流電流を整流する二次側ダイオードと、整流された直流電流をさらに平滑化して誘導負荷へ出力する二次側平滑コンデンサとが配置されたスイッチング電源回路と、
    電流指令信号と出力側からの電流負帰還信号とから得られる電流偏差信号に基づいて前記パルス信号発生装置によるパルス信号のパルス幅を調整して前記一次側スイッチング素子のオン/オフスイッチングを制御する制御回路と、を有し、
    前記スイッチングトランスは、一個の一次側コイルに対して第1の二次側コイルと第2の二次側コイルとの二個の二次側コイルを備え、
    前記第1の二次側コイルからの交流電流が第1の前記二次側ダイオードで整流され第1の前記二次側平滑コンデンサで平滑化された直流電流を前記誘導負荷へ出力する正極性用の第1の二次側回路と、前記第2の二次側コイルからの交流電流が第2の前記二次側ダイオードで整流され第2の前記二次側平滑コンデンサで平滑化された直流電流を前記第1の二次側回路とは逆向きに前記誘導負荷へ出力する負極性用の第2の二次側回路とが設けられており、
    前記第1の二次側回路と前記第2の二次側回路とには、それぞれ、電界効果トランジスタである第1の二次側スイッチング素子と第2の二次側スイッチング素子とが配置され、
    前記制御回路は、前記電流偏差信号の極性に基づいて前記第1の二次側スイッチング素子と前記第2の二次側スイッチング素子とのオン/オフを制御し、互いに逆向きの前記第1の二次側回路による正極性用電流と前記第2の二次側回路による負極性用電流とを選択切換可能に前記誘導負荷へ出力させて電流極性を制御する極性制御用回路をさらに有し、
    前記極性制御用回路は、
    前記第1の二次側スイッチング素子のゲートに対する印可電圧と前記第2の二次側スイッチング素子のゲートに対する印可電圧とを、それぞれの極性の前記電流偏差信号の電圧に比例して変化させると供に、前記第1の二次側スイッチング素子のドレンソース間電圧と前記第2の二次側スイッチング素子のドレインソース間電圧とを、それぞれの逆側の極性の前記電流偏差信号の電圧に対して比例的に変化させるゲート信号回路を備えており、
    前記ゲート信号回路を介して、負から正極性用電流への切換の際には前記第1の二次側スイッチング素子に対してそのゲートへの印可電圧を正の前記電流偏差信号に比例して上昇させてオン状態へ移行させると同時に前記第2の二次側スイッチング素子に対してそのゲートへの印可電圧を下降させてオフ状態へ移行させながらドレンソース間電圧を上昇させると供に、正から負極性用電流への切換の際には前記第2の二次側スイッチング素子に対してそのゲートへの印可電圧を負の前記電流偏差信号に比例して上昇させてオン状態へ移行させると同時に前記第1の二次側スイッチング素子に対してそのゲートへの印可電圧を下降させてオフ状態へ移行させながらドレンソース間電圧を上昇させるものであり、且つ、前記電流偏差信号のゼロ点付近で前記第1の二次側スイッチング素子前記第2の二次側スイッチング素子の双方が供にドレンソース間電圧を持つ領域を形成させるものであることを特徴とする比例切換式の両極性電流制御用駆動回路。
  2. 前記制御回路は、前記電流指令信号の変化の増大に応じて前記電流偏差信号を大きくする電流偏差信号加工手段を更に備えていることを特徴とする請求項1に記載の比例切換式の両極性電流制御用駆動回路。
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