JP6809945B2 - 金属−セラミックス回路基板の製造方法 - Google Patents
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Description
セラミックス基板としての60×50×0.6mmの大きさの窒化アルミニウム基板の一方の面にろう材により60×50×0.25mmの大きさの銅板を接合した後、エッチングレジストを塗布してエッチングすることにより、銅板を回路パターン形状にして、隣接する回路パターンの互いに対向する側面の底部が0.8mm離間した銅回路板を形成した。
隣接する回路パターンの互いに対向する側面の底部の間隔を1.0mmとした以外は、実施例1と同様の方法により銅回路板を形成し、この銅回路板の隣接する回路パターンの互いに対向する側面の一方の底部から0.5mm離間(オフセット)した線(隣接する回路パターンの互いに対向する側面の各々の底部から等距離の線)に沿ってポリイミド樹脂溶液を滴下した以外は、実施例1と同様の方法により、ポリイミド樹脂溶液が、隣接する回路パターン間のセラミックス基板の一方の面と、隣接する回路パターンの互いに対向する側面とを覆うように広がった後に、銅回路板の上面までポリイミド樹脂が吸い上げられたか否かを目視にて観察したところ、ポリイミド樹脂溶液の吸い上げはなかった。その後、ポリイミド樹脂溶液を250℃で30分間加熱したところ、銅回路板の上面にポリイミド樹脂の付着はなかった。
隣接する回路パターンの互いに対向する側面の底部の間隔を1.5mmとした以外は、実施例1と同様の方法により銅回路板を形成し、この銅回路板の隣接する回路パターンの互いに対向する側面の一方の底部から0.8mm離間(オフセット)した線(隣接する回路パターンの互いに対向する側面の各々の底部から略等距離の線)に沿ってポリイミド樹脂溶液を滴下した以外は、実施例1と同様の方法により、ポリイミド樹脂溶液が、隣接する回路パターン間のセラミックス基板の一方の面と、隣接する回路パターンの互いに対向する側面とを覆うように広がった後に、銅回路板の上面までポリイミド樹脂が吸い上げられたか否かを目視にて観察したところ、ポリイミド樹脂溶液の吸い上げはなかった。その後、ポリイミド樹脂溶液を250℃で30分間加熱したところ、銅回路板の上面にポリイミド樹脂の付着はなかった。
ポリイミド樹脂溶液の常温における粘度を度800mPa・sとした以外は、実施例3と同様の方法により、ポリイミド樹脂溶液が、隣接する回路パターン間のセラミックス基板の一方の面と、隣接する回路パターンの互いに対向する側面とを覆うように広がった後に、銅回路板の上面までポリイミド樹脂溶液が吸い上げられたか否かを目視にて観察したところ、ポリイミド樹脂溶液の吸い上げはなかった。その後、ポリイミド樹脂溶液を250℃で30分間加熱したところ、銅回路板の上面にポリイミド樹脂の付着はなかった。
ポリイミド樹脂溶液の滴下量を長さ1mm当り0.9mgとした以外は、実施例3と同様の方法により、ポリイミド樹脂溶液が、隣接する回路パターン間のセラミックス基板の一方の面と、隣接する回路パターンの互いに対向する側面とを覆うように広がった後に、銅回路板の上面までポリイミド樹脂溶液が吸い上げられたか否かを目視にて観察したところ、ポリイミド樹脂溶液の吸い上げはなかった。その後、ポリイミド樹脂溶液を250℃で30分間加熱したところ、銅回路板の上面にポリイミド樹脂の付着はなかった。
ポリイミド樹脂溶液の常温における粘度を度10mPa・sとした以外は、実施例2と同様の方法により、ポリイミド樹脂溶液が、隣接する回路パターン間のセラミックス基板の一方の面と、隣接する回路パターンの互いに対向する側面とを覆うように広がった後に、銅回路板の上面までポリイミド樹脂溶液が吸い上げられたか否かを目視にて観察したところ、銅回路板の上面までポリイミド樹脂溶液が吸い上げられたことが確認された。その後、ポリイミド樹脂溶液を250℃で30分間加熱したところ、銅回路板の上面にポリイミド樹脂が付着していた。
ポリイミド樹脂溶液の滴下量を長さ1mm当り1.5mgとした以外は、実施例2と同様の方法により、ポリイミド樹脂溶液が、隣接する回路パターン間のセラミックス基板の一方の面と、隣接する回路パターンの互いに対向する側面とを覆うように広がった後に、銅回路板の上面までポリイミド樹脂溶液が吸い上げられたか否かを目視にて観察したところ、銅回路板の上面までポリイミド樹脂溶液が吸い上げられたことが確認された。その後、ポリイミド樹脂溶液を250℃で30分間加熱したところ、銅回路板の上面にポリイミド樹脂が付着していた。
銅回路板の隣接する回路パターンの互いに対向する側面の一方から0.2mm離間(オフセット)した線に沿ってポリイミド樹脂溶液を滴下した以外は、実施例2と同様の方法により、ポリイミド樹脂溶液が、隣接する回路パターン間のセラミックス基板の一方の面と、隣接する回路パターンの互いに対向する側面とを覆うように広がった後に、銅回路板の上面までポリイミド樹脂溶液が吸い上げられたか否かを目視にて観察したところ、銅回路板の上面までポリイミド樹脂溶液が吸い上げられたことが確認された。その後、ポリイミド樹脂溶液を250℃で30分間加熱したところ、銅回路板の上面にポリイミド樹脂が付着していた。
12 金属回路板
14 ポリイミド樹脂溶液
Claims (8)
- 隣接する回路パターンの互いに対向する側面の底部の間隔が0.5〜2.5mmで厚さ0.2〜1.0mmの金属回路板が一方の面に接合したセラミックス基板を用意し、金属回路板の隣接する回路パターンの互いに対向する側面の底部の間隔に対する一方の側面の底部からの距離の比が0.5〜0.6である直線に沿って、この直線の長さ1mm当たり0.2〜1.2mgの滴下量で常温における粘度50〜1000mPa・sのポリイミド樹脂溶液をセラミックス基板の一方の面に滴下して、ポリイミド樹脂溶液が、隣接する回路パターン間のセラミックス基板の一方の面と、隣接する回路パターンの互いに対向する側面とを覆うように広がった後、加熱することにより、ポリイミド樹脂溶液の溶媒を蒸発させるとともにポリイミド樹脂溶液中のポリイミド樹脂を硬化させることを特徴とする、金属−セラミックス回路基板の製造方法。
- 前記金属回路板の隣接する回路パターンの互いに対向する側面の底部の間隔に対する一方の側面の底部からの距離の比が0.5〜0.55であることを特徴とする、請求項1に記載の金属−セラミックス回路基板の製造方法。
- 前記隣接する回路パターンの間隔が0.7〜2mmであることを特徴とする、請求項1または2に記載の金属−セラミックス回路基板の製造方法。
- 前記金属回路板の厚さが0.25〜0.65mmであることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載の金属−セラミックス回路基板の製造方法。
- 前記ポリイミド樹脂溶液の滴下量が前記直線の長さ1mm当たり0.5〜1.0mgであることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載の金属−セラミックス回路基板の製造方法。
- 前記加熱の温度が250〜300℃であることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれかに記載の金属−セラミックス回路基板の製造方法。
- 前記金属回基板が銅回路板であることを特徴とする、請求項1乃至6のいずれかに記載の金属−セラミックス回路基板の製造方法。
- 前記セラミックス基板が窒化アルミニウム基板であることを特徴とする、請求項1乃至7のいずれかに記載の金属−セラミックス回路基板の製造方法。
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