JP6809342B2 - 印刷制御プログラム、印刷制御装置および印刷制御方法 - Google Patents

印刷制御プログラム、印刷制御装置および印刷制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、印刷装置による印刷を制御する技術に関する。
テープ状の印刷用媒体に印刷を行うように構成された、いわゆるラベルプリンタとも呼ばれる印刷装置が普及している(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に記載の印刷装置は、印刷させたい文字列及びテンプレートをそれぞれの複数の候補の中からユーザが選択可能に構成されている。
特開2015−219558号公報
特許文献1に記載の印刷装置では、ユーザは、複数の文字列候補の中から文字列を選択し、さらに、複数のテンプレート候補の中からテンプレートを選択する必要があるため、印刷を実行させるために多くの手間がかかる。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、印刷対象データを印刷装置で印刷させる際の手間を軽減することを目的とする。
本発明の印刷制御プログラムは、表示部と、タッチパネルと、通信部と、制御部とを備えた情報処理装置において、制御部が実行可能なプログラムである。タッチパネルは、表示部における画像の表示領域に対する、指示体による第1操作及び第2操作を区別して検出可能に構成されている。第1操作は、指示体による接触及び近接の少なくとも一方である。第2操作は、指示体により特定の荷重閾値以上の荷重が加えられる操作である。
通信部は、印刷装置と通信可能である。情報処理装置は、印刷制御プログラムを起動させるためのアイコンである起動用アイコンが表示部に表示されるように構成されている。
印刷制御プログラムは、制御部に実行させる処理として、ファイル取得処理と、ファイル情報表示処理と、印刷データ生成処理と、送信処理とを有する。
ファイル取得処理は、起動用アイコンに対して第2操作が行われた場合、特定の取得条件に従って、印刷対象データを含む印刷用ファイルを取得する処理である。
ファイル情報表示処理は、ファイル情報を表示部に表示させる処理である。ファイル情報は、ファイル取得処理により取得された印刷用ファイルに含まれている情報の少なくとも一部である。
印刷データ生成処理は、ファイル情報表示処理により表示されているファイル情報に対して、第1操作及び第2操作のうち少なくとも一方である指定操作が行われた場合、その指定操作が行われたファイル情報に対応した印刷用ファイルに含まれている印刷対象データに基づいて、印刷装置が解釈可能なデータ形式の印刷データを生成する処理である。
送信処理は、印刷データ生成処理により生成された印刷データを通信部を介して印刷装置へ送信する処理である。
このような構成の印刷制御プログラムによれば、ユーザは、起動用アイコンに対して第2操作を行うことで、取得条件に従って取得された印刷用ファイルのファイル情報を得ることができる。ユーザは、表示されているファイル情報に対して特定操作を行うことで、そのファイル情報に対応した印刷対象データを印刷装置で印刷させることができる。そのため、印刷対象データを印刷装置で印刷させる際のユーザの手間を軽減することが可能となる。
実施形態の印刷システムの構成を示す構成図である。 サーバに記憶されたラベルデータテーブルを示す説明図である。 情報処理装置に表示される待機画面の初期状態を示す説明図である。 情報処理装置で実行される簡易印刷制御処理のフローチャートである。 情報処理装置の待機画面にサーバから取得したラベルデータのプレビュー画像が表示されている例を示す説明図である。 情報処理装置の待機画面に印刷装置が現在印刷を実行できない状態であることを示す情報が表示されている例を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
[1.実施形態]
(1−1)印刷システムの構成
図1に示すように、本実施形態の印刷システムは、情報処理装置10と、印刷装置30とを備える。情報処理装置10は、例えばスマートフォン、タブレット端末などの、無線通信可能な携帯型の端末装置である。なお、情報処理装置10が携帯型の端末装置であることはあくまでも一例であり、情報処理装置10は種々の形態を採り得る。
情報処理装置10は、制御部11と、記憶部12と、表示部13と、入力部14と、第1無線通信部15と、第2無線通信部16と、外部I/F17と、音声入出力部18と、撮影部19とを備える。これら各部は、バスライン20を介して互いに通信信号の送受が可能に接続されている。なお、I/Fはインタフェース部の略称である。
本実施形態では、制御部11は、CPUを有する。記憶部12は、例えばROM、RAM、NVRAM、フラッシュメモリなどの半導体メモリを有する。即ち、情報処理装置10は、CPU及び半導体メモリを含むマイクロコンピュータを備えている。
制御部11は、非遷移的実体的記録媒体に格納されたプログラムを実行することにより各種機能を実現する。本実施形態では、記憶部12が、プログラムを格納した非遷移的実体的記録媒体に該当する。情報処理装置10が有する各種機能は、基本的には、制御部11が記憶部12に記憶されているプログラムを実行することにより実現される。なお、制御部11により実現される各種機能は、プログラムの実行によって実現することに限るものではなく、その一部又は全部について、一つあるいは複数のハードウェアを用いて実現してもよい。
記憶部12には、各種のソフトウェアやデータが記憶されている。本実施形態では、記憶部12に、ソフトウェアとして、OS(オペレーティングシステムの略称)12aと、印刷アプリケーションソフト(以下、「印刷アプリ」と略称する)12bとが記憶されている。OS12a及び印刷アプリ12bは、制御部11を含むコンピュータシステムにインストールされている。
なお、以下の説明では、プログラムを実行する制御部11(詳しくは制御部11が有す
る不図示のCPU)のことを、単にプログラム名で記載する場合もある。例えば「印刷アプリ12bは」という記載が「印刷アプリ12bを実行するCPUは」を意味する場合もある。
印刷アプリ12bは、印刷させたい印刷対象データを示す印刷データを印刷装置30へ送信して印刷を指示することにより印刷装置30にその印刷対象データを印刷させる機能(以下、「印刷制御機能」と称する)を有する。また、印刷アプリ12bは、後述するサーバ160にアクセスして、サーバ160内の各種情報を取得したり、サーバ160に各種情報を送信する、サーバ通信機能も有している。
表示部13は、例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどの、画像を表示可能な表示デバイスを有する。
入力部14は、各種入力操作を受け付けるための入力用デバイスを有する。入力部14が有する入力用デバイスには、タッチパネル14aが含まれる。タッチパネル14aは、表示部13が有する表示デバイスにおける画像の表示領域に重畳配置される。
タッチパネル14aは、表示部13における画像の表示領域に対する、指先やペンなどの指示体による、特定の位置を指示する指示操作を検出することが可能に構成された入力装置である。ここでいう「指示」とは、指示体が接触すること及び近接することの少なくとも一方を含む。タッチパネル14aは、指示体による指示操作として、例えば接触のみ検出可能であってもよいし、近接のみ検出可能であってもよいし、接触及び近接の双方を検出可能であってもよい。
タッチパネル14aは、指示体による指示操作が行われると、指示操作が行われた位置を示す操作検出信号を出力する。即ち、指示体の接触を検出可能に構成されている場合は、指示体が接触した位置を示す操作検出信号を出力する。指示体の近接を検出可能に構成されている場合は、指示体が近接した位置、即ち近接したことが検知された位置を示す操作検出信号を出力する。
また、本実施形態のタッチパネル14aは、指示体が接触した場合に、指示体によりタッチパネル14aに加えられる荷重(以下、「指示体荷重」と称する)を検出することが可能である。具体的に、タッチパネル14aは、指示体荷重が例えば特定の荷重閾値以上の場合は、指示体荷重が荷重閾値以上であることを示す荷重情報を含む操作検出信号を出力する。なお、タッチパネル14aは、指示体荷重が荷重閾値以上か否かにかかわらず、指示体荷重を示す情報を荷重情報として操作検出信号に含ませるようにしてもよい。
ここでいう指示体荷重は、例えば力(単位:[N])で規定してもよいし、例えば圧力(単位:[Pa])で規定してもよいし、その他の単位系の物理量で規定してもよい。
なお、以下の説明では、指示操作を、通常指示操作と押圧操作の2種類に分類する。通常指示操作は、指示体が荷重閾値未満の荷重で接触すること及び近接することの少なくとも一方である。押圧操作は、指示体が荷重閾値以上の荷重で接触することである。
制御部11は、タッチパネル14aから出力される操作検出信号に基づいて、指示体による通常指示操作の有無、押圧操作の有無、指示操作がなされた位置などを検出する。これらの検出は、具体的には、OS12aによって行われる。
印刷アプリ12bは、OS12aによる上記検出結果を示す指示体情報を取得し、その指示体情報に基づいて、指示体による通常指示操作の有無、押圧操作の有無、指示操作がなされた位置などを判断する。なお、これらの判断をOS12aが行って、OS12aがその判断結果を印刷アプリ12bへ伝えるようにしてもよい。
また、印刷アプリ12bは、指示体によって指示操作されている場合にその指示操作されている位置が変化した場合は、その変化状態に基づいて指示体の動きを判断する。具体的には、例えば、指示体の移動量、移動速度、移動加速度、移動方向の少なくとも1つを判断する。移動量は、例えば、OS12aから取得する指示体の位置の変化量を演算することで得られる。移動速度は、例えば、移動量の時間変化率を演算することで得られる。移動加速度は、例えば、移動速度の時間変化率に基づいて得られる。印刷アプリ12bは、上述した指示体の動きを判断し、これらに基づいて、指示体による操作として、例えばタップ、ドラッグ、フリック、などの各種操作を検出することができる。なお、これらの検出についても、OS12aが行って、OS12aがその検出結果を印刷アプリ12bへ伝えるようにしてもよい。
外部I/F17は、書き換え可能な不揮発性の記憶媒体(不図示)が装着されるインタフェース部であり、装着された記憶媒体に対するデータの書き込み及び読み出しを制御する。音声入出力部18は、マイクやスピーカなどで構成された音声入出力用デバイスである。撮影部19は、いわゆるデジタルカメラとしての機能を担うものであり、画像を撮影してその画像を示す画像データを生成することができる。撮影部19で撮影された画像データは、例えば記憶部12に記憶される。
第1無線通信部15は、移動通信網120を介した音声通話やデータ通信を行うためのインタフェース部である。第1無線通信部15は、例えば、LTE規格による無線通信を行うことが可能な構成であってもよい。なお、「LTE」は、「Long Term Evolution」の略称である。
第2無線通信部16は、無線LAN規格による通信(以下「無線LAN通信」と称す)を行うためのインタフェース部である。本実施形態では、第2無線通信部16が行う無線LAN通信は、IEEE802.11b/g/nの規格に準拠した無線LAN通信である。
情報処理装置10は、第2無線通信部16を介して、AP150との間で無線LAN通信を行うことができる。AP150は、無線LAN通信を中継する中継装置である。なお、「AP」は、「Access Point」の略称であり、一般にアクセスポイントと呼ばれる。
情報処理装置10は、印刷装置30とAP150を通じて無線LAN通信を行うことができる。なお、情報処理装置10は、印刷装置30と、AP150を介さないいわゆるアドホックモードで無線LAN通信を実行可能であってもよい。
AP150は、ルータ151を介してインターネット110に接続されている。よって、情報処理装置10は、AP150及びルータ151を介してインターネット110に接続できる。なお、情報処理装置10は、第1無線通信部15から移動通信網120経由でインターネット110に接続することも可能である。
インターネット110には、少なくともサーバ160が接続されている。情報処理装置10は、第1無線通信部15又は第2無線通信部16を介して、インターネット110に接続されているサーバ160とデータ通信を行うことができる。
サーバ160は、例えば印刷装置30のベンダによって提供される。サーバ160は、情報処理装置10や印刷装置30などの各種の装置、機器に対してインターネット110経由で各種のクラウドサービスを提供可能に構成されている。
印刷装置30は、例えば熱転写技術、感熱技術、インクジェット技術又は電子写真技術などを用いた印刷機構を有し、入力された印刷データが示す画像を印刷機構によって印刷用媒体に印刷することが可能に構成されている。
本実施形態の印刷装置30は、いわゆるラベルプリンタとして構成されている。即ち、印刷装置30が印刷可能な印刷用媒体には、長尺テープ状又はシート状のラベルが含まれる。このラベルは、表裏両面のうち一方の面が画像印刷用の被印刷面であり、他方の面に、当該ラベルを貼り付け対象物に貼り付けるため粘着剤が塗布されている。
印刷装置30で使用可能なラベルには様々な仕様がある。例えば、ラベルの幅をラベルサイズとして、ラベルサイズが異なる複数種類の仕様のラベルがそれぞれ使用可能である。また例えば、ラベル色が異なる複数種類の仕様のラベルがそれぞれ使用可能である。
印刷装置30は、AP150を通じて、又はAP150を介さずに直接、情報処理装置10や後述のPC35などの各種機器と無線LAN通信が可能である。
また、本実施形態の印刷システムは、PC35を備える。「PC」はパーソナルコンピュータの略称である。PC35は、AP150を通じた無線LAN、およびAP150を介さないアドホックモードでの無線LANによるデータ通信が可能であり、印刷装置30やサーバ160などとデータ通信可能である。
PC35には、情報処理装置10にインストールされている印刷アプリ12b、又は印刷アプリ12bと同等の機能を有するアプリケーションソフトがインストールされている。つまり、PC35も、情報処理装置10の印刷アプリ12bが有する印刷制御機能及びサーバ通信機能を有している。
(1−2)印刷アプリ及びラベルデータテーブルの説明
サーバ160において、不図示の記憶装置には、図2に示すラベルデータテーブル161が記憶されている。ここで、印刷装置30を含む各種印刷装置で印刷させることが可能な印刷対象データをラベルデータと称する。ラベルデータは、印刷アプリ12bを用いてユーザが生成することができる。
印刷アプリ12bは、ラベルデータ生成用のデータとして、例えば、定型文データを備えている。定型文データは、例えば「禁煙」、「立入禁止」などの各種の定型文が予めデザインされたラベルデータである。ユーザは、定型文データの中から何れかを選択して印刷装置30で印刷させることができる。また、印刷アプリ12bは、ラベルデータ生成用のデータとして、例えば、テンプレートを備えている。ユーザは、複数のテンプレートの中から何れかを選択し、さらにそのテンプレート中にテキストを入力することで、ラベルデータを生成し、そのラベルデータを印刷装置30で印刷させることができる。また、ユーザは、テンプレートを用いずに、任意のテキストを入力してラベルデータを生成し、そのラベルデータを印刷装置30で印刷させることができる。また、ユーザは、印刷アプリ12bとは別のデータベースからラベルデータを取得して印刷させることもできる。
サーバ160が提供可能なクラウドサービスの中には、印刷装置30で印刷させるラベルデータをサーバ160の記憶装置に保存したり、サーバ160の記憶装置に記憶されているラベルデータを印刷装置30に提供したりする、ラベルデータサービスが含まれる。
ラベルデータテーブル161は、ユーザ毎に個別に用意されている。ユーザは、サーバ160が提供するラベルデータサービスにログインすることで、当該ユーザ用のラベルデータテーブル161にアクセスし、そのラベルデータテーブル161を対象としたラベル
データサービスを利用することができる。
なお、ラベルデータテーブル161がユーザ毎に個別に用意されることはあくまでも一例であり、不特定多数のユーザが供用可能なラベルデータテーブル161があってもよい。またその場合、ユーザは、自身専用のラベルデータテーブル161、及び供用可能なラベルデータテーブル161の双方を態様としてラベルデータサービスを利用可能であってもよい。
図2に示すように、ラベルデータテーブル161には、ラベルデータ毎にラベル情報が登録される。ラベル情報には、ファイル名、ラベルサイズ、ラベル色、作成日、最終更新日、最終印刷日、及びステータスが登録される。作成日は、ラベルデータが最初に作成された日である。最終更新日は、ラベルデータが更新された最新の日である。最終印刷日は、ラベルデータが印刷装置30で印刷された最新の日である。ステータスは、ラベルデータに対する編集が現在実行中であるかどうかを示す情報である。
図2において、ステータスとして「編集中(PC1)」とは、対応するラベルデータが不図示のPC1のユーザによってPC1からサーバ160へアクセスされて編集が行われている最中であることを意味する。一方、「編集可能」とは、対応するラベルデータに対する編集が行われていないことを意味する。
図2は、ラベルデータテーブル161に、ファイル名がAAA、BBB、CCC、DDDの4つのラベルデータが登録されている例を示している。図2には、ラベルデータ自体は示されていないが、ラベルデータテーブル161中の各ラベル情報にはそれぞれラベルデータが対応付けられて記憶されている。そのため、ラベルデータテーブル161には、ラベル情報毎に対応するラベルデータも登録されていると見なすことができる。以下、ラベルデータテーブル161に登録されているラベルデータおよびラベル情報を、まとめてラベルファイルと称する。
情報処理装置10のユーザは、印刷アプリ12bを用いて、サーバ160が提供するラベルデータサービスを利用できる。具体的に、ユーザは、印刷アプリ12bを用いて、印刷装置30で印刷させたラベルデータを、サーバ160に送信して印刷履歴としてラベルデータテーブル161に登録できる。実際には、印刷アプリ12bが、ラベルデータを印刷装置30へ送信して印刷させる度に、当該ラベルデータ、及びその印刷時の各種情報である実行情報を、サーバ160へ送信する。実行情報には、例えば、印刷時に用いられたラベルのファイル名、ラベルサイズ、ラベル色などを示す情報、印刷が実行されたタイミング(本実施形態では年月日)を示す情報などが含まれる。
サーバ160は、情報処理装置10からラベルデータ及び実行情報を受信すると、その受信した情報をもとにラベルデータテーブル161を更新する。例えば、受信したラベルデータがまだ登録されていない場合は、そのラベルデータをラベルデータテーブル161に新規登録する。また例えば、受信したラベルデータと同じファイル名のラベルデータが既に登録されている場合は、ラベルデータテーブル161における当該ラベルデータのラベル情報(例えば最終印刷日)を更新する。
また、ユーザは、印刷アプリ12bを用いて、ラベルデータテーブル161に登録されているラベルデータをサーバ160からダウンロードして印刷装置30で印刷させることができる。また、ユーザは、印刷アプリ12bを用いて、ラベルデータテーブル161に登録されているラベルデータを編集することができる。サーバ160は、ラベルデータが編集されると、ラベルデータテーブル161における当該ラベルデータの最終更新日を、その編集した日に更新する。また、ユーザは、印刷アプリ12bを用いて、情報処理装置
10で生成したラベルデータをサーバ160へ送信してラベルデータテーブル161に登録させることができる。
なお、情報処理装置10に限らず、他の装置からも、サーバ160にアクセスして、サーバ160が提供するラベルデータサービスを利用できる。例えば、PC35のユーザも、PC35にインストールされている印刷アプリ12bまたはこれに相当するアプリケーションソフトを用いて、サーバ160が提供するラベルデータサービスを利用できる。
また、印刷アプリ12bは、ラベルデータを印刷装置30へ送信して印刷させる度に、ラベル情報及び実行情報をサーバ160へ送信するのに加えて、情報処理装置10内にも、そのラベルデータの印刷実行履歴を保存する。印刷実行履歴の具体的内容は、例えば、サーバ160のラベルデータテーブル161と同じ内容である。
(1−3)簡易印刷制御処理
次に、印刷アプリ12bが実行されることにより行われる印刷制御処理について説明する。情報処理装置10に電源が投入されて制御部11が起動すると、OS12aが、表示部13に、図3に示す待機画面50を表示させる。待機画面50には、アプリケーションソフトの起動用アイコン51が表示される。
本実施形態では、印刷アプリ12bがインストールされているため、待機画面50には、印刷アプリ12bを起動させるための起動用アイコンである印刷アプリアイコン52が表示される。
ユーザにより印刷アプリアイコン52が通常指示操作されると、OS12aは、印刷アプリ12bを起動させる。印刷アプリ12bは、印刷アプリアイコン52への通常指示操作によって起動すると、表示部13に特定のメニュー画面を表示させる。ユーザは、そのメニュー画面を起点として、印刷アプリ12bが提供する各種機能を実行させることができる。その各種機能の中には、前述の、サーバ160が提供するラベルデータサービスを利用するための各種機能が含まれる。
一方、印刷アプリ12bは、印刷アプリアイコン52が通常指示操作されなくても起動される場合がある。具体的に、印刷アプリアイコン52がユーザによって押圧操作された場合も、印刷アプリ12bが起動される。
印刷アプリ12bは、起動すると、通常指示操作及び押圧操作のどちらによって起動されたかを示す情報をOS12aから取得する。そして、通常指示操作により起動された場合は前述のようにメニュー画面を表示させるが、押圧操作により起動された場合は、メニュー画面に遷移させずに、図4に示す簡易印刷制御処理を実行する。なお、押圧操作により印刷アプリ12bが起動された後は、押圧操作が解除されてもよい。簡易印刷制御処理は、基本的に、待機画面50が表示されたままの状態で実行される。
印刷アプリ12bは、図4の簡易印刷制御処理を開始すると、S110で、印刷アプリアイコン52が押圧操作されたことを検知する。S120では、ユーザによるログインに必要なログイン情報の入力を受け付け、その入力されたログイン情報を用いて、サーバ160のクラウドサービスにログインする。なお、図4の簡易印刷制御処理において、クラウドサービスとは、前述のラベルデータサービスを意味する。
S130では、印刷装置30から装置状態情報を取得する。装置状態情報とは、印刷装置30がラベルへの印刷を正常に実行可能な状態であるかどうかを示す情報である。装置状態情報の具体例として、ラベルデータを印刷可能なラベルが正常に装着されているかど
うかを示す情報がある。
S140では、S130で取得した装置状態情報に基づき、印刷可否情報72を表示部13に表示させる。具体的に、図5及び図6に例示するように、表示部13に状態表示枠70を表示させ、その状態表示枠70の中に、印刷可否情報72を表示させる。
例えば、印刷状態情報として、ラベルが正常に装着されていることを示す情報が取得されたことにより、正常に印刷を実行可能と判断した場合は、図5に例示するように、印刷可否情報として、正常に印刷を実行可能であることを示すメッセージを表示させる。また例えば、印刷状態情報として、ラベルが正常に装着されていないことを示す情報が取得されたことにより、正常に印刷を実行できないと判断した場合は、図6に例示するように、印刷可否情報として、正常に印刷を実行できないことを示すメッセージを表示させる。
なお、図6に示すように、印刷装置30が正常に印刷を実行できない状態の場合、印刷可否情報72として、直接的には、正常に印刷できない具体的理由を示すメッセージを表示させる。ただし、印刷可否情報72として、例えば「印刷を実行できません」というふうに、正常に印刷を実行できない状態であることを直接的に表示させてもよい。
また、S140では、状態表示枠70に、印刷可否情報72のほか、印刷装置30の名称を示す装置名情報71も表示させる。
S150では、印刷装置30で正常に印刷を実行可能であるか否か判断する。正常に印刷を実行できない状態である場合は、S160に進む。S160では、最新に使用したラベルデータのラベルファイルをサーバ160のクラウドサービスから取得する。具体的に、ラベルデータテーブル161中の最終印刷日の情報を参照し、最終印刷日が最新のラベルデータのラベルファイルを取得する。図2の例では、ファイル名がDDDのラベルデータのラベルファイルが取得されることになる。
S170では、S160で取得したラベルファイルに基づき、図6に例示するように、最新に印刷が行われたラベルデータの印刷で用いられたラベルの仕様を示す使用ラベル情報80を状態表示枠70内に表示させる。使用ラベル情報80は、具体的には、ラベルサイズ及びラベル色を示す情報である。S170の処理後は、S130に進む。
なお、印刷装置30が正常に印刷を実行できない状態の場合にS170でどのラベルデータの使用ラベル情報80を表示させるかについては、適宜、表示条件を定めて決めることができる。本実施形態では、表示条件は、最新に印刷が行われたラベルデータであること、であるが、例えば、最新に更新されたラベルデータであることを表示条件としてもよい。その場合、図2の例においては、ファイル名BBBのラベルデータの使用ラベル情報80が状態表示枠70に表示されることになる。
S150で、正常に印刷を実行できる状態である場合は、S180に進む。S180では、印刷装置30から、装着ラベル情報を取得する。装着ラベル情報は、印刷装置30に現在装着されているラベルの使用を示す情報であり、具体的には、ラベルサイズ及びラベル色を示す情報である。
S190では、サーバ160のラベルデータテーブル161から、特定の取得条件に従って、1つのラベルファイルを取得する。取得条件は適宜設定することができる。ここで、ラベルデータが作成されたタイミング、ラベルデータが印刷装置30で印刷されたタイミング、及びラベルファイルが更新されたタイミング、のうちいずれかのタイミングを判定用タイミングとする。このとき、本実施形態では、取得条件として、まだ取得していないラベルファイルのうち判定用タイミングが最も新しいラベルファイルを取得すること、
が設定されている。なお、上記各タイミングは、本実施形態では例えば年月日である。
よって、判定用タイミングが例えばラベルデータが印刷されたタイミングであれば、図2の例においては、まずはファイル名DDDのラベルファイルが取得されることになる。そして、その後にS240から再びS190に移行した場合は、ファイル名AAAのラベルファイルが取得されることになる。
S200では、S190で取得したラベルファイルに含まれているラベルデータが、印刷装置30に現在装着されているラベルに適しているかどうか判断する。例えば、取得したラベルファイルに含まれているラベルサイズ及びラベル色が、印刷装置30に現在装着されているラベルのラベルサイズ及びラベル色と一致する場合は、適していると判断してもよい。逆に、取得したラベルファイルに含まれているラベルサイズ及びラベル色のうち少なくとも1つ又は双方が、印刷装置30に現在装着されているラベルのラベルサイズ及びラベル色とは異なっていることにより、印刷を正常に実行できない場合は、適していないと判断してもよい。
S200で適していないと判断された場合は、S240に進む。S200で適していると判断された場合は、S210に進む。S210では、S190で取得したラベルファイルに含まれているラベルデータのプレビュー画像61を表示部13に表示させる。具体的に、図5に例示するように、表示部13にプレビュー表示枠60を表示させ、そのプレビュー表示枠60の中に、ラベルデータのプレビュー画像61を表示させる。なお、図5は、プレビュー表示枠60の中に、異なる3つのラベルファイルのプレビュー画像61が縦に並んで表示されている状態を示している。
また、S210では、図5に示すように、状態表示枠70内に、S180で取得した装着ラベル情報に基づき、印刷装置30に装着されているラベルサイズを示すラベルサイズ情報74、ラベル色を示すラベル色情報75なども表示させる。
さらに、S210では、図5に示すように、状態表示枠70内に、印刷装置30で印刷させる部数をユーザに設定させるための部数設定欄76も表示させる。ユーザは、表示されている部数設定欄76に対して指示操作を行うことにより、印刷部数を設定することができる。
S220では、S190で取得したラベルファイルに含まれるステータスの情報に基づき、サーバ160のラベルデータテーブル161に登録されている当該ラベルファイルが情報処理装置10以外の他の端末によって編集されている最中であるか否か判断する。サーバ160内の当該ラベルファイルが現在編集されている最中ではない場合は、S240に進む。サーバ160内の当該ラベルファイルが現在編集されている最中である場合は、S230に進む。S230では、図5に示すように、該当するプレビュー画像61内に、編集中情報65を表示させる。
なお、編集中情報65が表示された場合、ユーザは、例えばその編集中情報65を指示操作することによって、対応するラベルファイルを対象とした現行の処理を停止させ、表示部13から対応するラベルファイルのプレビュー画像61を消去させることができてもよい。その場合、印刷アプリ12bは、S190に戻って、取得条件に従って新たにラベルファイルを取得するようにしてもよい。
S240では、表示部13において、新たにプレビュー画像61を表示可能な領域が残っているか否か判断する。ここでいう表示可能な領域とは、起動用アイコン51が表示されている領域を含め、プレビュー表示枠60及び状態表示枠70がまだ表示されていない
領域全てを含む。
本実施形態では、1つのラベルファイルについて、プレビュー画像61が1つずつ表示される。そして、本実施形態では、少なくとも3つのラベルファイルを上限として、各々のプレビュー画像61を同時に表示させることができるように構成されている。
S240で、表示可能な領域がまだ残っている場合は、S190に進む。表示可能な領域がもう残っていない場合は、S250に進む。S250では、ユーザによるプレビュー画像61への押圧操作が検知されたか否か判断する。プレビュー画像61への押圧操作が検知されるまではS250の判断を継続する。プレビュー画像61への押圧操作が検知された場合は、S260に進む。なお、S250では、検知対象の指示操作が、押圧操作ではなく単に通常指示操作であってもよい。
S260では、S250で押圧操作が検知されたプレビュー画像61に対応したラベルデータを、印刷装置30が解釈可能なデータ形式の印刷データに変換する。つまり、ラベルデータに基づいて、印刷装置30へ送信する印刷データを生成する。
S270では、状態表示枠70内の部数設定欄76の設定状態に基づき、印刷部数の設定値を取得する。S280では、S260で生成した印刷データを、対応するラベル情報及びS270で取得した印刷部数の設定値などと共に、印刷装置30へ送信する。これにより、印刷装置30では、印刷データに基づく印刷が実行される。またその際、送信した印刷部数の設定値が示す印刷部数の印刷が実行される。
S290では、印刷実行情報をクラウドサービスへ送信する。具体的に、今回印刷装置30に印刷させたラベルデータのファイル名及び印刷が行われたタイミングを示す情報を少なくとも含む印刷実行情報を、クラウドサービスへ送信する。これにより、サーバ160においては、ラベルデータテーブルの内容が更新される。例えば、ファイル名DDDのラベルデータを印刷装置30で印刷させた場合は、ラベルデータテーブル161における、ファイル名DDDのラベル情報中の最終印刷日が更新される。
(1−4)実施形態の効果
以上説明した実施形態によれば、以下の(1a)〜(1f)の効果を奏する。
(1a)本実施形態の印刷アプリ12bによれば、ユーザは、印刷アプリアイコン52を押圧操作することで、取得条件に従って取得されたラベルデータをプレビュー表示させることができる。そして、例えばプレビュー画像61を指示操作することで、プレビュー表示されているラベルデータを印刷装置30で印刷させることができる。そのため、ラベルデータを印刷装置30で印刷させる際のユーザの手間を軽減することが可能となる。
(1b)S190におけるラベルファイルの取得は、取得条件に従って行われる。そして、本実施形態の取得条件は、まだ取得していないラベルファイルのうち判定用タイミングが最も新しいラベルファイルを取得すること、である。判定用タイミングが最も新しいラベルデータは、判定用タイミングが古い他のラベルデータよりも、ユーザがこれから印刷を行おうとしているラベルデータである可能性が高いことが推測される。そのため、判定用タイミングが最も新しいラベルデータから優先的にプレビュー画像61を表示させることで、ユーザに対し、所望のラベルデータを迅速に提供することが可能となる。
(1c)上記実施形態では、S190でラベルファイルが取得されても、必ずしもそのラベルファイル内のラベルデータのプレビュー画像61が表示されるとは限らない。本実施形態では、取得されたラベルファイルに対し、さらにS200で、印刷装置30に現在装着されているラベルに適しているかどうかが判断され、適している場合、即ち印刷可能
な場合に、プレビュー画像61が表示される。そのため、ユーザは、実際に印刷装置30で印刷させることが可能なラベルデータを効率よく取得して印刷させることができる。
(1d)上記実施形態では、サーバ160からラベルファイルを取得する前に、まずS130で装置状態情報を取得する。そして、装置状態情報に基づき、印刷装置30が正常に印刷を実行可能な状態である場合に、サーバ160からラベルファイルを取得する。そのため、印刷装置30の状態に応じてラベルファイルの取得を適切に実行することができる。
(1e)また、S130で取得した装置状態情報に基づき、印刷装置30が正常に印刷を実行可能な状態でない場合は、図6に例示したように、正常に印刷を実行できないことを示す印刷可否情報72、及び使用ラベル情報80が表示される。そのため、ユーザは、印刷装置30側の状態に起因して印刷ができない状態であることを迅速に知ることができる。また、使用ラベル情報80が表示されることで、ユーザは、最新の印刷実行時にどのラベルが使用されたのかを知ることができる。
(1f)サーバ160から取得したラベルファイルが他の端末で編集中の場合は、図5に例示したように編集中情報65が表示される。そのため、ユーザは、現在プレビュー表示されているラベルデータを印刷させることが適切か否かを判断することができる。そして、例えば、編集中である場合には印刷を行わないようにするといった判断が可能となる。
(1−5)特許請求の範囲の文言との対応関係
ここで、実施形態の文言と特許請求の範囲の文言との対応関係について説明する。印刷アプリ12bは印刷制御プログラムの一例に相当する。情報処理装置10は印刷制御装置の一例に相当する。第2無線通信部16は通信部の一例に相当する。ラベルファイルは印刷用ファイルの一例に相当する。ラベルファイルに含まれるラベルデータは印刷対象データの一例に相当する。図2のラベルデータテーブルにおけるステータスは編集実行情報の一例に相当する。通常指示操作は第1操作の一例に相当する。押圧操作は第2操作の一例に相当する。S250における検知対象の操作は指定操作の一例に相当する。S180で取得される装着ラベル情報は印刷媒体情報の一例に相当する。サーバ160は記憶装置の一例に相当する。
S130の処理は状態情報取得処理の一例に相当する。S170の処理は特定情報表示処理の一例に相当する。S180の処理は媒体情報取得処理の一例に相当する。S190の処理はファイル取得処理の一例に相当する。S210の処理はファイル情報表示処理の一例に相当する。S260の処理は印刷データ生成処理の一例に相当する。S280の処理は送信処理の一例に相当する。
[2.他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(2−1)S190でラベルファイルを取得する取得条件に、現在編集されている最中であるものよりも現在編集されていないものから優先的に取得すること、が含まれていてもよい。または、S210でプレビュー画像を表示させる前に、表示対象のラベルファイルがサーバ160において現在編集されている最中であるか否か判断し、編集中でない場合にプレビュー画像を表示させ、編集中の場合はS190に戻って新たなラベルファイルを取得するようにしてもよい。
(2−2)S190でラベルファイルを取得する取得条件に、印刷装置30に現在装着されているラベルに適していること、が含まれていてもよい。このようにすれば、S200の判断処理を省くことが可能となる。
(2−3)1つのラベルファイルについて表示部13に表示させる情報として、図5に例示したプレビュー画像61はあくまでも一例であり、表示させる情報の種類や表示位置などは適宜決めてよい。例えば、1つのラベルファイルについて、プレビュー画像61に加えて他の情報(例えばファイル名)も表示されてもよい。
また、表示部13に同時に表示可能な上限数を超えた数のラベルファイルを取得してもよい。その場合、例えば、指示体によるフリック操作に応じて表示内容をスクロールさせることで、取得した複数のラベルファイルの情報を切り替え表示可能に構成してもよい。
(2−4)印刷アプリ12bの処理にOS12aが介在することは必須要件ではない。印刷アプリ12bが有する機能を、OS12aを介さずに印刷アプリ12bのみで実行可能であってもよい。換言すれば、OSを有しないようなコンピュータシステムにおいても本発明を適用可能である。
(2−5)印刷システムを構成する各装置間のデータ通信は、無線LANに限らない。無線LAN以外の他の無線通信方式による無線通信でデータ通信が可能であってもよい。また、無線通信に限らず、有線通信が可能であってもよい。
(2−6)情報処理装置として、上記実施形態の情報処理装置10はあくまでも一例であり、印刷制御プログラムを実行可能な各種の情報処理装置、あるいは、印刷制御プログラムによって実現される機能と同じ機能をハードウェアにて実現可能な各種の情報処理装置に対して、本発明を適用可能である。印刷装置の構成についても、上記実施形態の印刷装置30はあくまでも一例であり、印刷用媒体に印刷する機能を備えた種々の構成の印刷装置に対して本発明を適用可能である。また、印刷装置がいわゆるラベルプリンタであることについてもあくまでも一例である。
(2−7)上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
10…情報処理装置、11…制御部、12…記憶部、12a…OS、12b…印刷アプリ、13…表示部、14…入力部、14a…タッチパネル、15…第1無線通信部、16…第2無線通信部、30…印刷装置、35…PC、50…待機画面、51…起動用アイコン、52…印刷アプリアイコン、60…プレビュー表示枠、61…プレビュー画像、65…編集中情報、70…状態表示枠、71…装置名情報、72…印刷可否情報、74…ラベルサイズ情報、75…ラベル色情報、76…部数設定欄、80…使用ラベル情報、110…インターネット、150…AP、151…ルータ、160…サーバ、161…ラベルデータテーブル。

Claims (9)

  1. 表示部と、
    前記表示部における画像の表示領域に対する、指示体による接触及び近接の少なくとも一方である第1操作、及び指示体により特定の荷重閾値以上の荷重が加えられる操作である第2操作を区別して検出可能に構成されたタッチパネルと、
    印刷装置と通信可能な通信部と、
    制御部と、
    を備えた情報処理装置において、前記制御部が実行可能な印刷制御プログラムであって、
    前記情報処理装置は、当該印刷制御プログラムを起動させるためのアイコンである起動用アイコンが前記表示部に表示されるように構成されており、
    当該印刷制御プログラムは、
    前記制御部に、
    前記起動用アイコンに対して前記第2操作が行われた場合、特定の取得条件に従って、印刷対象データを含む印刷用ファイルを取得するファイル取得処理と、
    前記ファイル取得処理により取得された印刷用ファイルに含まれている情報の少なくとも一部であるファイル情報を前記表示部に表示させるファイル情報表示処理と、
    前記ファイル情報表示処理により表示されている前記ファイル情報に対して、前記第1操作及び第2操作のうち少なくとも一方である指定操作が行われた場合、その指定操作が行われた前記ファイル情報に対応した前記印刷用ファイルに含まれている前記印刷対象データに基づいて、前記印刷装置が解釈可能なデータ形式の印刷データを生成する印刷データ生成処理と、
    前記印刷データ生成処理により生成された前記印刷データを前記通信部を介して前記印刷装置へ送信する送信処理と、
    を実行させるための印刷制御プログラム。
  2. 請求項1に記載の印刷制御プログラムであって、
    前記印刷用ファイルは、特定の少なくとも1つの記憶装置に少なくとも1つ保存され、前記印刷用ファイルに含まれている情報として、当該印刷用ファイルが作成されたタイミング、当該印刷用ファイルの印刷対象データが前記印刷装置で印刷されたタイミング、及び当該印刷用ファイルが更新されたタイミング、のうち少なくとも1つをタイミング情報として含み、
    前記ファイル取得処理は、前記少なくとも1つの記憶装置から前記印刷用ファイルを取得するように構成されており、
    前記取得条件は、前記少なくとも1つのタイミング情報のうちいずれかの前記タイミングを判定用タイミングとして、前記判定用タイミングが新しい前記印刷用ファイルから優先的に順次取得することである、
    印刷制御プログラム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の印刷制御プログラムであって、
    前記ファイル取得処理は、前記ファイル情報表示処理により前記表示部に同時に表示可能な前記ファイル情報の数を上限として、前記上限以下の数の前記印刷用ファイルを取得するように構成されている、
    印刷制御プログラム。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の印刷制御プログラムであって、
    前記制御部に実行させる処理として、
    前記起動用アイコンに対して前記第2操作が行われた場合、前記印刷装置に備えられている印刷用媒体の仕様を示す印刷媒体情報を前記通信部を介して前記印刷装置から取得す
    る媒体情報取得処理、
    を有し、
    前記ファイル情報表示処理は、前記媒体情報取得処理により取得された前記印刷媒体情報が示す前記印刷用媒体に印刷を行うことが可能な前記印刷対象データを含む前記印刷用ファイルを対象として前記ファイル情報を表示させるように構成されている、
    印刷制御プログラム。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の印刷制御プログラムであって、
    前記制御部に実行させる処理として、
    前記起動用アイコンに対して前記第2操作が行われた場合、前記印刷装置が印刷を実行可能な状態であるかどうかを示す装置状態情報を前記通信部を介して前記印刷装置から取得する状態情報取得処理、
    を有し、
    前記ファイル取得処理は、前記状態情報取得処理により取得された前記装置状態情報が印刷を実行可能な状態であることを示す内容である場合に実行されるように構成されている、
    印刷制御プログラム。
  6. 請求項5に記載の印刷制御プログラムであって、
    前記制御部に実行させる処理として、
    前記状態情報取得処理により取得された前記装置状態情報が印刷を実行可能な状態ではないことを示す内容である場合、前記情報処理装置から前記印刷装置へ前記印刷データが送信された前記印刷用ファイルのうち特定の表示条件を満たす印刷用ファイルの前記ファイル情報を前記表示部に表示させる特定情報表示処理、
    を有する、印刷制御プログラム。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の印刷制御プログラムであって、
    前記印刷用ファイルは、特定の少なくとも1つの記憶装置に保存され、内容を編集可能であって、前記印刷用ファイルに含まれている情報として当該印刷用ファイルに対する前記編集が実行中であるか否かを示す編集実行情報を含み、
    前記ファイル取得処理は、前記少なくとも1つの記憶装置から前記印刷用ファイルを取得するように構成されており、
    前記ファイル情報表示処理は、前記ファイル取得処理により取得された前記印刷用ファイルに含まれている前記編集実行情報が、前記編集の実行中であることを示す内容である場合、前記編集の実行中であることを示す編集中情報を含む前記ファイル情報を表示させるように構成されている、
    印刷制御プログラム。
  8. 表示部と、
    前記表示部における画像の表示領域に対する、指示体による接触及び近接の少なくとも一方である第1操作、及び指示体により特定の荷重閾値以上の荷重が加えられる操作である第2操作を区別して検出可能に構成されたタッチパネルと、
    印刷装置と通信可能な通信部と、
    制御部と、
    を備えた印刷制御装置であって、
    前記制御部は、
    前記表示部に表示されている特定の起動用アイコンに対して前記第2操作が行われた場合、印刷対象データを含む印刷用ファイルを取得するファイル取得処理と、
    前記ファイル取得処理により取得された印刷用ファイルに含まれている情報の少なくとも一部であるファイル情報を前記表示部に表示させるファイル情報表示処理と、
    前記ファイル情報表示処理により表示されている前記ファイル情報に対して、前記第1操作及び第2操作のうち少なくとも一方である指定操作が行われた場合、その指定操作が行われた前記ファイル情報に対応した前記印刷用ファイルに含まれている前記印刷対象データに基づいて、前記印刷装置が解釈可能なデータ形式の印刷データを生成する印刷データ生成処理と、
    前記印刷データ生成処理により生成された前記印刷データを前記通信部を介して前記印刷装置へ送信する送信処理と、
    を実行する、印刷制御装置。
  9. 表示部と、
    前記表示部における画像の表示領域に対する、指示体による接触及び近接の少なくとも一方である第1操作、及び指示体により特定の荷重閾値以上の荷重が加えられる操作である第2操作を区別して検出可能に構成されたタッチパネルと、
    を備えた情報処理装置で用いられる印刷制御方法であって、
    前記表示部に表示されている特定の起動用アイコンに対して前記第2操作が行われた場合、印刷対象データを含む印刷用ファイルを取得するファイル取得ステップと、
    前記ファイル取得ステップにより取得された印刷用ファイルに含まれている情報の少なくとも一部であるファイル情報を前記表示部に表示させるファイル情報表示ステップと、
    前記ファイル情報表示ステップにより表示されている前記ファイル情報に対して、前記第1操作及び第2操作のうち少なくとも一方である指定操作が行われた場合、その指定操作が行われた前記ファイル情報に対応した前記印刷用ファイルに含まれている前記印刷対象データに基づいて、前記印刷装置が解釈可能なデータ形式の印刷データを生成する印刷データ生成ステップと、
    前記印刷データ生成ステップにより生成された前記印刷データを前記通信部を介して前記印刷装置へ送信する送信ステップと、
    を有する、印刷制御方法。
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