JP6808471B2 - 初期充電装置及び負荷駆動システム - Google Patents

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本発明は、初期充電装置及び負荷駆動システムに関する。
従来の負荷駆動装置において、直流電圧を交流電圧に変換する電力変換器の直流側に平滑コンデンサが接続されているが、該平滑コンデンサが充電されていない状態で主電源が起動すると突入電流が発生することが知られている。このような初期充電時の突入電流を抑制するために、特許文献1には、負荷駆動装置の主電源からの電力を変圧器、充電抵抗、ダイオードブリッジ回路等を通して平滑コンデンサに充電する初期充電装置が開示されている。
また、図8に示すように従来の負荷駆動システム9においては、単相交流電源5の各出力端に遮断器21が接続されている。遮断器21が短絡状態となっている場合に、単相交流電源5から出力された交流電力が、該交流電力の電圧を降圧する変圧器27、及び初期充電が完了した後に短絡状態となる電磁接触器28を介して、コンバータ22に入力される。
コンバータ22は、交流電力を直流電力に変換し、変換した直流電圧を、平滑コンデンサ23を介して電力変換器24に出力する。電力変換器24は、コンバータ22から出力された直流電力を交流電力に変換して、負荷4に供給する。
初期充電装置3には、遮断器21と変圧器27との間の二線から引き出された、単相交流電源5による交流電力が入力される。そして、変圧器36が、入力された交流電圧を降圧する。電磁接触器37は、変圧器36の一方の出力端と変圧器39の一方の入力端との間、及び変圧器36の他方の出力端と変圧器39の他方の入力端との間に接続される。電磁接触器37が短絡状態となると、変圧器36によって降圧された交流電力が突入電流を抑制する制限抵抗器38を介して変圧器39に入力される。また、電磁接触器37は、初期充電が完了した後に開放状態となり、初期充電装置3を負荷駆動装置2から電気的に切り離す。
変圧器39は、初期充電の間、変圧器36によって降圧された交流電力を昇圧して整流器40に出力する。整流器40は、変圧器39によって昇圧された交流電力を直流電力に変換して、負荷駆動装置2の平滑コンデンサ23の両端に直流電圧を印加する。
このような構成で負荷駆動システム9が動作し始める場合、まず、遮断器21を短絡状態、電磁接触器28を開放状態、電磁接触器37を短絡状態として平滑コンデンサ23を初期充電する。そして、初期充電が完了した後に電磁接触器28を短絡状態とし、電磁接触器37を開放状態とすることによって、コンバータ22、電力変換器24等を用いて負荷4へ電力を供給する。
特開平7−274529号公報
上記の従来技術のような初期充電装置においては、単相交流電源から出力される電圧が高い場合に、耐電圧を強化するために初期充電装置の電磁接触器が大型化し、これに伴い初期充電装置が大型化するという課題がある。
かかる事情に鑑みてなされた本発明の目的は、大型化を伴わずに、負荷駆動装置の突入電流を抑制することができる初期充電装置及び負荷駆動システムを提供することにある。
上述した課題を解決すべく、本発明に係る初期充電装置は、交流電力を直流電力に変換するコンバータと、前記直流電力を平滑化する平滑コンデンサと、を備える負荷駆動装置を初期充電する初期充電装置であって、前記交流電力に係る交流電流を一方向にのみ流す整流器と、前記整流器を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記平滑コンデンサの直流電圧値を検出する直流電圧検出回路と、前記初期充電によって前記平滑コンデンサに印加する電圧の値である基準電圧値を出力する基準電圧回路と、前記交流電力に係る交流電圧の位相を検出する位相検出回路と、前記直流電圧値及び前記基準電圧値を比較して比較結果信号を出力する比較器と、前記比較結果信号及び前記位相に基づいて、前記整流器を制御する制御回路と、を含み、前記整流器はサイリスタを含み、前記初期充電装置は、前記サイリスタのゲートの電流を制御する電流制御回路をさらに備え、前記制御回路は、前記直流電圧値が前記基準電圧値より低かつ前記位相が所定の範囲内に含まれる場合にのみ、前記交流電流を前記サイリスタに一方向に流すよう前記電流制御回路に制御信号を出力することを特徴とする。
上述した課題を解決すべく、本発明に係る初期充電装置は、交流電力を直流電力に変換するコンバータと、前記直流電力を平滑化する平滑コンデンサと、を備える負荷駆動装置を初期充電する初期充電装置であって、前記交流電力に係る交流電流を一方向にのみ流す整流器と、前記整流器を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記平滑コンデンサの直流電圧値を検出する直流電圧検出回路と、前記初期充電によって前記平滑コンデンサに印加する電圧の値である基準電圧値を出力する基準電圧回路と、前記交流電力に係る交流電圧の位相を検出する位相検出回路と、前記直流電圧値及び前記基準電圧値を比較して比較結果信号を出力する比較器と、前記比較結果信号及び前記位相に基づいて、前記整流器を制御する制御回路と、を含み、前記整流器は、トランジスタを含み、前記初期充電装置は、前記トランジスタのゲート電圧を制御する電圧制御回路をさらに備え、前記制御回路は、前記直流電圧値が前記基準電圧値より低く、かつ前記位相が所定の範囲内に含まれる場合にのみ前記交流電流を前記トランジスタに一方向に流すよう前記電圧制御回路に制御信号を出力することを特徴とする。
また、本発明に係る初期充電装置において、前記初期充電装置は、前記比較結果信号に基づいて前記負荷駆動装置の前記交流電力を供給する交流電源と前記コンバータとの間を短絡したり、開放したりする遮断器を制御する遮断器制御回路をさらに備えることを特徴とする。
また、本発明に係る負荷駆動システムは、負荷を駆動する負荷駆動装置と、上記の初期充電装置と、を備える負荷駆動システムであって、前記負荷駆動装置は、前記交流電力を直流電力に変換するコンバータと、前記直流電力を平滑化する平滑コンデンサと、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、大型化を伴わずに、負荷駆動装置の突入電流を抑制することが可能となる。
第1の実施形態に係る負荷駆動システムの構成例を示すブロック図である。 図1に示す制御部の詳細な構成例を示すブロック図である。 交流電源からの交流電圧、比較結果信号、平滑コンデンサの電圧、及び位相信号の時間変化を示す図である。 第2の実施形態に係る負荷駆動システムの構成例を示すブロック図である。 図4に示す制御部の詳細な構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態の変形例に係る負荷駆動システムの構成例を示すブロック図である。 第2の実施形態の変形例に係る負荷駆動システムの構成例を示すブロック図である。 従来の負荷駆動システムの構成例を示すブロック図である。
以下、本発明の第1の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、第1の実施形態に係る負荷駆動システム1の構成例を示すブロック図である。図1に示す例では、負荷駆動システム1は、負荷駆動装置2、初期充電装置3、負荷4、及び単相交流電源5を備える。
負荷駆動装置2は、負荷4に電力を供給することによって、負荷4を駆動する。負荷駆動装置2は、遮断器21、コンバータ22、平滑コンデンサ23、及び電力変換器24を備える。また、負荷駆動装置2は、単相交流電源5から電力を供給される。
遮断器21は、単相交流電源5とコンバータ22との間を短絡したり、開放したりする。遮断器21は、2つの遮断部21a及び21bを含んで構成され、遮断部21aは、単相交流電源5の一方の出力端と、コンバータ22の一方の入力端との間に設置される。また、遮断部21bは、単相交流電源5の他方の出力端と、コンバータ22の他方の入力端との間に設置される。
遮断器21は、初期充電装置3から出力された遮断信号に基づいて動作する。具体的には、遮断器21は、初期充電装置3から遮断信号として開放動作信号が出力された場合、単相交流電源5とコンバータ22とを開放する。また、遮断器21は、初期充電装置3から遮断信号として短絡動作信号が出力された場合、単相交流電源5とコンバータ22とを短絡する。
コンバータ22は、遮断器21を介して供給された単相交流電力を直流電力に変換する。
平滑コンデンサ23は、コンバータ22によって変換された直流電圧のリップルを抑え、より直流に近くなるように平滑化する。
電力変換器24は、コンバータ22によって交流電力から直流電力に変換され、平滑コンデンサ23によって平滑化された直流電力を交流電力に変換する。また、電力変換器24は、変換した交流電力を負荷4に出力する。
初期充電装置3は、単相交流電源5から出力された交流電流を一方向のみに流すことによって平滑コンデンサ23を蓄電する。初期充電装置3は、整流器31、制限抵抗器32、及び制御部33を備える。
整流器31は、平滑コンデンサ23の一方の端部が他方の端部より常に高電位となるように、単相交流電源5から出力された交流電流が一方向のみに流れるように整流する。整流器31は、第1のサイリスタ31a及び第2のサイリスタ31bを備える。第1のサイリスタ31a及び第2のサイリスタ31bは、それぞれ遮断器21及びコンバータ22に並列に接続される。
図1に示す例では、第1のサイリスタ31aは、単相交流電源5の一方の出力端及び遮断部21aの間と、平滑コンデンサ23の一方の端部との間に制限抵抗器32を介して接続される。このとき、第1のサイリスタ31aのアノードが、単相交流電源5の一方の出力端及び遮断部21aの間と接続され、第1のサイリスタ31aのカソードが、制限抵抗器32を介して平滑コンデンサ23の一方の端部と接続される。また、第2のサイリスタ31bは、単相交流電源5の他方の出力端及び遮断部21bの間と、平滑コンデンサ23の他方の端部との間に接続される。このとき、第2のサイリスタ31bのアノードが平滑コンデンサ23の他方の端部と接続され、第1のサイリスタ31aのカソードが単相交流電源5の他方の出力端及び遮断部21aの間と接続される。
また、第1のサイリスタ31a及び第2のサイリスタ31bそれぞれのゲートは制御部33に接続され、制御部33の制御によって、ゲートとカソードとの間に電流を流す。
制限抵抗器32は、単相交流電源5から整流器31を通して平滑コンデンサ23に電流を流すことによって、平滑コンデンサ23に充電を開始したときに発生する突入電流を抑制する抵抗器である。
制御部33は、第1のサイリスタ31a及び第2のサイリスタ31bのゲートに流す電流を制御することによって、単相交流電源5からの交流電力によって平滑コンデンサ23が初期充電されるよう制御する。図2に示すように、制御部33は、直流電圧検出回路331、外部入力回路332、基準電圧回路333、比較器334、電源位相検出回路335、制御回路336、電流制御回路337、及び遮断器制御回路338を備える。
ここで、図3を参照して、制御部33が備える各回路及び比較器334について詳細に説明する。
直流電圧検出回路331は、図3(a)に示すように、平滑コンデンサ23に印加された電圧の値である直流電圧値Vを検出する。
外部入力回路332は、初期充電の開始を指示するための指示信号が外部(例えば、他の装置、ユーザ操作)から入力されると、入力された指示信号を基準電圧回路333に出力する。
基準電圧回路333は、外部入力回路332から指示信号が出力されると、図3(a)に示すように、基準電圧値Vを出力する。基準電圧値Vとは、初期充電によって所定の電荷を蓄積するために平滑コンデンサ23に印加する必要のある電圧の値である。
比較器334は、直流電圧検出回路331によって検出された直流電圧値Vと、基準電圧回路333によって出力された基準電圧値Vとを比較する。そして、比較器334は、直流電圧値Vと基準電圧値Vとの比較結果を表す比較結果信号を制御回路336に出力する。
具体的には、図3(b)に示すように、比較器334は、直流電圧値Vが基準電圧値Vより低い場合、比較結果信号をHIGHにして制御回路336に出力し、直流電圧値Vが基準電圧値V以上である場合、比較結果信号をLOWにして制御回路336に出力する。
電源位相検出回路335は、単相交流電源5が出力する交流電圧の位相を検出する。そして、電源位相検出回路335は、検出した位相が所定の範囲内であるか否かを表す位相信号を制御回路336に出力する。
具体的には、電源位相検出回路335は、交流電圧値Vacが正のときに位相信号をHIGHにし、交流電圧値Vacが負のときに位相信号をLOWにする。このとき、電源位相検出回路335による位相の検出には遅れが生じる。そのため、電源位相検出回路335は、実際には、図3(c)に示すように交流電圧値Vacが所定の閾値+Vth(Vth≧0)より高くなってから、閾値−Vthになるまで継続して、図3(d)に示すように位相信号をHIGHにする。また、電源位相検出回路335は、交流電圧値Vacが閾値−Vthより低くなってから閾値+Vthになるまで継続して位相信号をLOWにする。
制御回路336は、比較器334によって出力された比較結果信号と、電源位相検出回路335によって出力された位相信号とに基づいて、単相交流電源5からの電流を平滑コンデンサ23に向けて一方向に流すように電流制御回路337を制御する。そのため、制御回路336は、比較結果信号と位相信号とに基づいて制御信号を電流制御回路337に出力する。
具体的には、制御回路336は、単相交流電源5からの電流を第1のサイリスタ31a及び第2のサイリスタ31bが一方向に流すよう電流制御回路337に制御信号を出力する。すなわち、制御回路336は、図3(b)に示すように、比較器334によって出力された比較結果信号がHIGHであるときに、図3(d)に示すように、電源位相検出回路335によって出力された位相信号がHIGHであると、第1のサイリスタ31a及び第2のサイリスタ31bに単相交流電源5からの電流を流すための制御信号を出力する。
また、制御回路336は、比較器334によって出力された比較結果信号がLOWであるとき、又は電源位相検出回路335によって出力された位相信号がLOWであるとき、第1のサイリスタ31a及び第2のサイリスタ31bは自動的にOFFになり、単相交流電源5からの電流が流れなくなる。なお、第1のサイリスタ31a及び第2のサイリスタ31bがGTOサイリスタである場合は、電流制御回路337が第1のサイリスタ31a及び第2のサイリスタ31bをOFFにするためにカソードからゲートに電流を流す。
電流制御回路337は、制御回路336によって出力された制御信号に基づいて、ゲートとカソードとの間に電流を流す制御を行う。具体的には、電流制御回路337は、制御回路336から第1のサイリスタ31a及び第2のサイリスタ31bに単相交流電源5からの電流を流すための制御信号が入力されると、第1のサイリスタ31a及び第2のサイリスタ31bのゲートからカソードに電流を流す。
ここで、上述の各回路及び比較器334における動作を図3に示す例で時間の経過順に説明する。
まず、時刻t=0以降、図3(c)に示すように、単相交流電源5の交流電圧値Vacは周期的に変化する。そして、t=t1で交流電圧値Vacが+Vth以上になると、図3(d)に示すように、電源位相検出回路335は、位相信号をHIGHにし始める。さらに、時刻t=t2で交流電圧値Vacが−Vth未満になると、電源位相検出回路335は、位相信号をLOWにし始める。
一方、図3(a)に示すように、t=t3になったとき、外部入力回路332に指示信号が入力されると、基準電圧回路333は基準電圧値Vを出力する。このとき、直流電圧値Vが基準電圧値Vより低いため、比較器334は、図3(b)に示すように、比較結果信号をHIGHにして制御回路336に出力する。また、電源位相検出回路335は、図3(d)に示すように位相信号をLOWにして出力している。したがって、第1のサイリスタ31a及び第2のサイリスタ31bはOFFのため、平滑コンデンサ23に電荷が蓄積されず、図3(a)に示すように直流電圧値Vは0である。
時刻t=t4になると、図3(c)に示すように交流電圧値Vacは閾値+Vth以上となるため、図3(d)に示すように電源位相検出回路335は、位相信号をHIGHにして出力する。このとき、図3(a)に示すように直流電圧値Vが基準電圧値Vより低いため、比較器334は、比較結果信号をHIGHにして制御回路336に出力している。したがって、制御回路336は、第1のサイリスタ31a及び第2のサイリスタ31bに単相交流電源5からの交流電流を流すための制御信号を電流制御回路337に出力する。そして、電流制御回路337はゲートからカソードへ電流を流す。そのため、平滑コンデンサ23に電荷が蓄積され始め、図3(a)に示すように直流電圧値Vは曲線的に上昇する。
時刻t=t5になると、図3(c)に示すように交流電圧値Vacは閾値−Vth未満となるため、図3(d)に示すように電源位相検出回路335は位相信号をLOWにして出力する。このとき、図3(a)に示すように直流電圧値Vが基準電圧値Vより低いため、比較器334は、比較結果信号をHIGHにして制御回路336に出力している。したがって、第1のサイリスタ31a及び第2のサイリスタ31bはOFFのため、平滑コンデンサ23に蓄積される電荷は増加せず、図3(a)に示すように直流電圧値Vは一定である。
時刻t=t6になると、図3(c)に示すようにふたたび交流電圧値Vacは閾値+Vth以上となるため、図3(d)に示すように電源位相検出回路335は、位相信号をHIGHにして出力する。このとき、図3(a)に示すように直流電圧値Vが基準電圧値Vより低いため、比較器334は、比較結果信号をHIGHにして制御回路336に出力している。したがって、制御回路336は、第1のサイリスタ31a及び第2のサイリスタ31bに単相交流電源5からの交流電流を流すための制御信号を電流制御回路337に出力する。そして、電流制御回路337はゲートからカソードへ電流を流す。そのため、平滑コンデンサ23に蓄積される電荷が増加し始め、図3(a)に示すように曲線的に直流電圧値Vは上昇する。
時刻t=t7になると、図3(a)に示すように直流電圧値Vは基準電圧値V以上となる。このため、比較器334は、図3(b)に示すように比較結果信号をLOWにして制御回路336に出力し始める。その後、時刻t=t8で外部入力回路332に指示信号が入力されなくなるのに伴い、図3(a)に示すように基準電圧回路333は基準電圧値Vを0として出力する。
さらに、時刻t=t9で、図3(c)に示すように交流電圧値Vacが閾値−Vth未満となると、図3(d)に示すように電源位相検出回路335は、位相信号をLOWにして出力し始める。したがって、第1のサイリスタ31a及び第2のサイリスタ31bはOFFのため、平滑コンデンサ23に蓄積される電荷は増加せず、図3(a)に示すように直流電圧値Vは基準電圧値V以上の一定の値となる。
また、時刻t=t10〜t11においては、図3(c)に示すようにふたたび交流電圧値Vacは閾値+Vth以上となる。このため、図3(d)に示すように、電源位相検出回路335は、位相信号をHIGHにして出力する。また、このとき、図3(a)に示すように直流電圧値Vが初期充電に要する基準電圧値V以上であるため、比較器334は、比較結果信号をLOWにして制御回路336に出力している。これにより、第1のサイリスタ31a及び第2のサイリスタ31bは引き続きOFFにされる。このため、平滑コンデンサ23に蓄積される電荷は増加せず、図3(a)に示すように直流電圧値Vは一定の値を維持する。
遮断器制御回路338は、比較器334によって出力された比較信号に基づいて、遮断信号を遮断器21に出力する。具体的には、遮断器制御回路338は、比較器334から比較結果信号がHIGHとして出力された場合、遮断器21を動作させるための短絡動作信号を遮断信号として出力する。また、遮断器制御回路338は、比較器334から比較結果信号がLOWとして出力された場合、遮断器21を停止させるための開放動作信号を遮断信号として出力する。
以上のように、第1の実施形態によれば、初期充電装置3は、負荷駆動装置2の平滑コンデンサ23を初期充電するにあたって、従来の初期充電装置のような降圧用の変圧器36、電磁接触器37、及び昇圧用の変圧器39を備える必要がない。そのため、初期充電装置3は、大型化を伴わずに突入電流を抑制することができる。
また、第1の実施形態によれば、制御部33は、直流電圧値Vが基準電圧値Vを比較した結果である比較結果信号に基づいて整流器31に流れる電流を制御する。そのため、直流電圧値Vが基準電圧値V以上となることによって平滑コンデンサ23に所望の電荷が蓄積されると、初期充電装置3は、初期充電を終了させることができる。
また、制御部33は、比較結果信号に基づいて遮断器制御回路338が負荷駆動装置2の遮断器21を制御する。具体的には、制御部33は、直流電圧値Vが基準電圧値V以上となると、遮断器21が単相交流電源5とコンバータ22とを接続するよう制御する。そのため、直流電圧値Vが基準電圧値V以上となる、すなわち平滑コンデンサ23に所望の電荷が蓄積されると、負荷駆動装置2は、単相交流電源5から供給された交流電力を用いて、コンバータ22、平滑コンデンサ23、及び電力変換器24が負荷4の駆動を開始することができる。
続いて、本発明の第2の実施形態について、図面を参照して説明する。
図4に示すように、第2の実施形態の負荷駆動システム6は、負荷駆動装置2、初期充電装置7、負荷4、及び単相交流電源5を備える。なお、第1の実施形態における負荷駆動システム1と同様の構成ブロックについては同一の参照符号を付して、適宜、説明を省略する。
また、図5に示すように、第2の実施形態の制御部33は、第1の実施形態の制御部33と同様に、直流電圧検出回路331、外部入力回路332、基準電圧回路333、比較器334、電源位相検出回路335、制御回路336、及び遮断器制御回路338を備えるが、電流制御回路337ではなく電圧制御回路339を備える点で異なる。
また、図4に示すように、第2の実施形態の初期充電装置7は、第1の実施形態の整流器31とは異なる整流器34を備える。整流器34は、第1のサイリスタ31a及び第2のサイリスタ31bの代わりに、トランジスタとしてIGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ:Insulated Gate Bipolar Transistor)をそれぞれ有する第1の整流器34a及び第2の整流器34bを含む点で第1の実施形態と異なる。
第1の整流器34aは、IGBT34a1と、IGBT34a1に逆並列に接続されたダイオード34a2と、IGBT34a1及びダイオード34a2に直列に接続され、IGBT34a1が電流を流す方向と同じ方向に電流を流すダイオード34a3とを有する。IGBT34a1は、ゲート電圧が印加されるとコレクタからエミッタに電流を流し、ダイオード34a2は、IGBT34a1に高い逆バイアス電圧が印加された場合に、短絡することによってIGBT34a1を保護する。
第2の整流器34bは、第1の整流器34aと同様に、IGBT34b1と、IGBT34b1に逆並列に接続されたダイオード34b2と、IGBT34b1及びダイオード34b2に直列に接続され、IGBT34b1が電流を流す方向と同じ方向に電流を流すダイオード34b3とを有する。また、IGBT34b1は、IGBT34a1と同様に、ゲート電圧が印加されるとコレクタからエミッタに電流を流し、ダイオード34b2は、IGBT34b1に高い逆バイアス電圧が印加された場合に短絡することによってIGBT34b1を保護する。
第1の整流器34a及び第2の整流器34bは、遮断器21及びコンバータ22に並列に接続される。第1の整流器34a及び第2の整流器34bは、単相交流電源5から出力された交流電圧が、第1の整流器34a及び第2の整流器34bを介して平滑コンデンサ23の両端に印加される場合、常に、平滑コンデンサ23の一方の端部が他方の端部より高い電位となるように設置される。
具体的には、例えば、第1の整流器34aは、単相交流電源5の一方の出力端及び遮断部21aの間と、平滑コンデンサ23の一方の端部との間に接続される。また、第2の整流器34bは、単相交流電源5の他方の出力端及び遮断部21bの間と、平滑コンデンサ23の他方の端部との間に接続される。このとき、IGBT34a1のコレクタが、単相交流電源5の一方の出力端及び遮断部21aの間と接続され、IGBT34a1のエミッタが、ダイオード34a3及び制限抵抗器32を介して、平滑コンデンサ23の一方の端部と接続される。そして、IGBT34b1のコレクタが平滑コンデンサ23の他方の出力端と接続され、IGBT34a1のエミッタが、ダイオード34b3を介して単相交流電源5の他方の出力端及び遮断部21aの間と接続される。
制御回路336は、比較器334によって出力された比較結果信号と、電源位相検出回路335によって出力された位相信号とに基づいて、単相交流電源5からの電流を第1の整流器34a及び第2の整流器4bに一方向に流すよう電圧制御回路339に制御信号を出力する。そのため、制御回路336は、比較結果信号と位相信号とに基づいて制御信号を電圧制御回路339に出力する。
電圧制御回路339は、制御回路336によって出力された制御信号に基づいて、IGBT34a1及びIGBT34b1に印加するゲート電圧を制御する。
具体的には、電圧制御回路339は、制御回路336によって出力された制御信号に基づいて、ゲートとカソードとの間にゲート電圧を印加する。具体的には、電圧制御回路339は、制御回路336から第1の整流器34a及び第2の整流器34bに単相交流電源5からの電流を流すための制御信号が入力されると、第1の整流器34a及び第2の整流器34bのゲートがエミッタより高電位となるようにゲート電圧を印加する。また、電圧制御回路339は、制御回路336から第1のサイリスタ31a及び第2のサイリスタ31bに単相交流電源5からの電流を流さないための制御信号が入力されると、第1のサイリスタ31a及び第2のサイリスタ31bのゲートがエミッタより低電位となるようにゲート電圧を印加する。
以上のように、第2の実施形態によれば、初期充電装置7は、負荷駆動装置2の平滑コンデンサ23を初期充電するにあたって、従来の初期充電装置のような降圧用の変圧器36、電磁接触器37、及び昇圧用の変圧器39を備える必要がない。そのため、初期充電装置7は、大型化を伴わずに突入電流を抑制することができるという第1の実施形態と同様の効果を奏する。
また、第2の実施形態においては、初期充電装置7は、IGBT34a1及びIGBT34b1を含む整流器34を備えるが、これに限られない。例えば、図7に示すように、初期充電装置7は整流器35を備え、整流器35はIGBT34a1及びIGBT34b1それぞれの代わりにMOSFET(金属-酸化物-半導体接合電界効果トランジスタ:Metal-oxide-semiconductor Field Effect Transistor)35a1及びMOSFET35b1を含んでもよい。また、整流器35は、Sic(シリコンカーバイド)MOSFET等のスイッチング機能を有する任意の素子を含むことができる。
また、上述の実施形態においては、直流電力を交流電力に変換する電力変換器24を備え、電力変換器24が交流電力を負荷4に供給したが、この限りではない。例えば、負荷駆動装置2は電力変換器24の代わりにDC/DCコンバータを備え、DC/DCコンバータは直流電力を蓄電装置に供給するとしてもよい。
また、上述の実施形態においては、比較器334は、直流電圧値Vが基準電圧値Vより低い場合、比較結果信号をHIGHにして制御回路336に出力し、直流電圧値Vが基準電圧値V以上である場合、比較結果信号をLOWにして制御回路336に出力するとしたが、この限りではない。例えば、比較器334は、直流電圧値Vが基準電圧値Vより低い場合、比較結果信号をLOWにして制御回路336に出力し、直流電圧値Vが基準電圧値V以上である場合、比較結果信号をHIGHにして制御回路336に出力するとしてもよい。この場合、制御回路336は、比較器334によって出力された比較結果信号がLOWであるときに、電源位相検出回路335によって出力された位相信号がHIGHになると、第1のサイリスタ31a及び第2のサイリスタ31bに単相交流電源5からの電流を流すような制御信号を出力する。
また、上述の実施形態においては、負荷駆動システム1は単相交流電源5を備えるが、図6に示すように、単相交流電源5の代わりに三相交流電源(交流電源)8を備えてもよい。この場合、遮断器21は、3つの遮断部21a、21b、及び21cを含んで構成され、それぞれは三相交流電源8の3つの出力端の1つと、コンバータ22の3つの入力端の1つとの間に接続される。また、整流器31は、三相交流電源8から出力された三相の交流電力のうち一相の交流電力が入力されるように設置される。
本発明を図面及び実施形態に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形又は修正を行うことが容易であることに注意されたい。したがって、これらの変形または修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各ブロック、に含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数のブロックを1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
1,6 負荷駆動システム
2 負荷駆動装置
3,7 初期充電装置
4 負荷
5 単相交流電源
8 三相交流電源
21 遮断器
21a,21b 遮断部
22 コンバータ
23 平滑コンデンサ
24 電力変換器
31,34,35 整流器
31a 第1のサイリスタ
31b 第2のサイリスタ
32 制限抵抗器
33 制御部
34a,35a 第1の整流器
34b,35b 第2の整流器
34a1,34b1 IGBT
35a1,35b1 MOSFET
34a2,34a3,34b2,34b3 ダイオード
331 直流電圧検出回路
332 外部入力回路
333 基準電圧回路
334 比較器
335 電源位相検出回路
336 制御回路
337 電流制御回路
338 遮断器制御回路
339 電圧制御回路

Claims (4)

  1. 交流電力を直流電力に変換するコンバータと、前記直流電力を平滑化する平滑コンデンサと、を備える負荷駆動装置を初期充電する初期充電装置であって、
    前記交流電力に係る交流電流を一方向にのみ流す整流器と、
    前記整流器を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記平滑コンデンサの直流電圧値を検出する直流電圧検出回路と、
    前記初期充電によって前記平滑コンデンサに印加する電圧の値である基準電圧値を出力する基準電圧回路と、
    前記交流電力に係る交流電圧の位相を検出する位相検出回路と、
    前記直流電圧値及び前記基準電圧値を比較して比較結果信号を出力する比較器と、
    前記比較結果信号及び前記位相に基づいて、前記整流器を制御する制御回路と、
    を含み、
    前記整流器はサイリスタを含み、
    前記初期充電装置は、前記サイリスタのゲートの電流を制御する電流制御回路をさらに備え、
    前記制御回路は、前記直流電圧値が前記基準電圧値より低かつ前記位相が所定の範囲内に含まれる場合にのみ、前記交流電流を前記サイリスタに一方向に流すよう前記電流制御回路に制御信号を出力することを特徴とする初期充電装置。
  2. 交流電力を直流電力に変換するコンバータと、前記直流電力を平滑化する平滑コンデンサと、を備える負荷駆動装置を初期充電する初期充電装置であって、
    前記交流電力に係る交流電流を一方向にのみ流す整流器と、
    前記整流器を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記平滑コンデンサの直流電圧値を検出する直流電圧検出回路と、
    前記初期充電によって前記平滑コンデンサに印加する電圧の値である基準電圧値を出力する基準電圧回路と、
    前記交流電力に係る交流電圧の位相を検出する位相検出回路と、
    前記直流電圧値及び前記基準電圧値を比較して比較結果信号を出力する比較器と、
    前記比較結果信号及び前記位相に基づいて、前記整流器を制御する制御回路と、
    を含み、
    前記整流器は、トランジスタを含み、
    前記初期充電装置は、前記トランジスタのゲートの電圧を制御する電圧制御回路をさらに備え、
    前記制御回路は、前記直流電圧値が前記基準電圧値より低く、かつ前記位相が所定の範囲内に含まれる場合にのみ前記交流電流を前記トランジスタに一方向に流すよう前記電圧制御回路に制御信号を出力することを特徴とする初期充電装置。
  3. 前記初期充電装置は、前記比較結果信号に基づいて前記負荷駆動装置の前記交流電力を供給する交流電源と前記コンバータとの間を開放したり、短絡したりする遮断器を制御する遮断器制御回路をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の初期充電装置。
  4. 負荷を駆動する負荷駆動装置と、請求項1から3のいずれか一項に記載の初期充電装置と、を備える負荷駆動システムであって、
    前記負荷駆動装置は、
    前記交流電力を直流電力に変換するコンバータと、
    前記直流電力を平滑化する平滑コンデンサと、
    を備えることを特徴とする負荷駆動システム。
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