JP6806979B2 - 増減圧制御機構および水洗便器用薬液供給システム - Google Patents
増減圧制御機構および水洗便器用薬液供給システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6806979B2 JP6806979B2 JP2016182394A JP2016182394A JP6806979B2 JP 6806979 B2 JP6806979 B2 JP 6806979B2 JP 2016182394 A JP2016182394 A JP 2016182394A JP 2016182394 A JP2016182394 A JP 2016182394A JP 6806979 B2 JP6806979 B2 JP 6806979B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flow path
- valve
- path
- chemical solution
- primary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000000126 substance Substances 0.000 title claims description 149
- 230000007423 decrease Effects 0.000 title claims description 38
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 161
- 238000005406 washing Methods 0.000 claims description 102
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 40
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 27
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 23
- 230000006837 decompression Effects 0.000 claims description 21
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 7
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 10
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 8
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 2
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 2
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 1
- 238000011282 treatment Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
- Devices For Dispensing Beverages (AREA)
- Valve Housings (AREA)
- Taps Or Cocks (AREA)
- Multiple-Way Valves (AREA)
- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
Description
特許文献1および特許文献2は、基本的に同様の構造であり、例えば1次側流路と2次側流路と3次側流路の3つの流路を有するバルブ本体と、このバルブ本体の内部で回転可能に設けたボール弁体と、を備えている。しかも、ボール弁体は、前記の3つの流路のうち、選択した2つの流路が連通するように切り換えることを可能とする連通路を形成している。例えば、ボール弁体を回転操作することで、1次側流路と3次側流路の連通と、2次側流路と3次側流路の連通とを切り換えることができる構成である。
しかしながら、上記の水洗便器用薬液供給装置は、密閉容器であり、洗浄水取り込み室内と薬液収容部との圧力が均衡するようになっている。そのため、薬液収容部内の薬液量が減少してくると、洗浄水取り込み室内に残留する洗浄水(薬液が混合された洗浄水)量が徐々に増加する。したがって、薬液を補充する際には、それに応じて洗浄水取り込み室内のかかる残留洗浄水の量を減らす作業、通常、初期位置まで余剰の洗浄水を廃棄する作業を行う必要がある。この作業を行うに当たって、例えば、洗浄水取り込み室が、洗浄水供給経路と洗浄水通過部との接続位置より低い位置にある時は、薬液収容部の上部の薬液補給口のキャップを開け、さらに、薬液収容部と共に洗浄水取り込み室をケーシングから取り外して、前記接続位置より高い位置に持ち上げ、洗浄水取り込み室内の残留洗浄水を所定量、重力によって排出している。
シャフト配設孔を有するバルブ本体と、前記シャフト配設孔に回転可能に挿入される回転バルブシャフトとを備えてなり、
前記バルブ本体は、前記シャフト配設孔に連通する一次流路と二次流路を有し、
前記回転バルブシャフトは、中心軸に沿って形成された中空部からなる三次流路を有すると共に、周壁部を貫通して前記三次流路に連通する一方、周方向に相互に異なる位置に設けられ、前記一次流路に連通する一次導入路と前記二次流路に連通する二次導入路を有し、
前記回転バルブシャフトの前記中心軸を中心とした回転角度により、前記一次導入路と前記一次流路の連通と、前記二次導入路と前記二次流路の連通とが切り換えられる構成であることを特徴とする。
流体が流れる上流側管路と下流側管路との間で、前記流体の流量を調整する増減圧バルブと、一次流路と二次流路を切り換えるチェンジバルブとを備えた増減圧制御機構であって、
前記増減圧バルブは、
流量制御部と、前記流量制御部を挟んで設けられた増圧側流路及び減圧側流路とを備え、前記上流側管路側に前記増圧側流路を、前記下流側管路側に前記減圧側流路をそれぞれ連通させて配設され、
前記チェンジバルブは、
前記増減圧バルブの増圧側流路と連通する一次流路と、前記増減圧バルブの減圧側流路と連通する二次流路と、前記一次流路及び前記二次流路に選択的に連通可能であると共に、前記流体が取り入れられる容器に連通する三次流路とを備え、
前記チェンジバルブの切り替えにより、前記流体を、前記増圧側流路、前記一次流路及び前記三次流路を介して前記容器に取り入れ可能である一方、前記容器内に残留する流体を、前記三次流路、前記二次流路及び前記減圧側流路を介して排出可能であることを特徴とする。
前記増減圧制御機構には、前記チェンジバルブを用いることが好ましい。
水洗便器に供給される洗浄水供給経路を流れる洗浄水の一部を取り込み、取り込んだ洗浄水中に薬液を混合して前記洗浄水供給経路に戻す水洗便器用薬液供給装置を備えてなる水洗便器用薬液供給システムであって、
流量制御部と、前記流量制御部を挟んで設けられた増圧側流路及び減圧側流路とを備えてなる増減圧バルブが、前記洗浄水供給経路の上流側に前記増圧側流路を、前記洗浄水供給経路の下流側に前記減圧側流路をそれぞれ連通させて配設されていると共に、
前記増減圧バルブの増圧側流路と連通する一次流路と、前記増減圧バルブの減圧側流路と連通する二次流路と、前記一次流路及び前記二次流路に選択的に連通可能であると共に、前記水洗便器用薬液供給装置に連通する三次流路とを備えたチェンジバルブが設けられ、
前記チェンジバルブの切り替えにより、前記洗浄水を、前記増圧側流路、前記一次流路及び前記三次流路を介して前記水洗便器用薬液供給装置に取り入れ可能である一方、前記水洗便器用薬液供給装置内に残留する洗浄水を、前記三次流路、前記二次流路及び前記減圧側流路を介して排出可能であることを特徴とする。
前記水洗便器用薬液供給システムには、前記チェンジバルブを用いることが好ましい。
なお、バルブ本体11の両端面には、回転バルブシャフト15との間で水密性を確保するために、Oリングなどのシール部材19を嵌め込んでいる。
従って、洗浄水取り込み室51は、主として洗浄水取り込み室51の残留液体と、第一の薬液室52内の残留液体(低濃度の薬液)と、混ざり合った洗浄水の水位が上昇する。
通常の運転状態では、上記の水洗便器用薬液供給装置41における低濃度の薬液による洗浄を繰り返す。
11 バルブ本体
12 シャフト配設孔
13 一次流路管
13a 一次流路
14 二次流路管
14a 二次流路
15 回転バルブシャフト
15a 三次流路
16 一次導入路
17 二次導入路
20 増減圧制御機構
21 増減圧バルブ
22 接続部管路
22a 流路
23 流量制御部
23a 流量制御部材
23b 貫通路
24 増圧側管路
24a 増圧側流路
25 減圧側管路
25a 減圧側流路
30 容器
40 水洗便器用薬液供給システム
41 水洗便器用薬液供給装置
50 ケーシング
51 洗浄水取り込み室
61 薬液収容部
63 ノズル
Claims (6)
- 流体が流れる上流側管路と下流側管路との間で、前記流体の流量を調整する増減圧バルブと、一次流路と二次流路を切り換えるチェンジバルブとを備えた増減圧制御機構であって、
前記増減圧バルブは、
流量制御部と、前記流量制御部を挟んで設けられた増圧側流路及び減圧側流路とを備え、前記上流側管路側に前記増圧側流路を、前記下流側管路側に前記減圧側流路をそれぞれ連通させて配設され、
前記チェンジバルブは、
前記増減圧バルブの増圧側流路と連通する一次流路と、前記増減圧バルブの減圧側流路と連通する二次流路と、前記一次流路及び前記二次流路に選択的に連通可能であると共に、前記流体が取り入れられる容器に連通する三次流路とを備え、
前記チェンジバルブの切り替えにより、前記流体を、前記増圧側流路、前記一次流路及び前記三次流路を介して前記容器に取り入れ可能である一方、前記容器内に残留する流体を、前記三次流路、前記二次流路及び前記減圧側流路を介して排出可能であることを特徴とする増減圧制御機構。 - 前記増減圧バルブは、
前記上流側管路と前記下流側管路との間に連結される接続部管路を備え、
前記流量制御部が、前記接続部管路内で前記流体が通過する貫通路を備えると共に、前記接続部管路内で回転可能に設けられて前記貫通路を通過する前記流体の流量を調整可能であり、
前記増圧側流路が、前記接続部管路において前記貫通路より上流側に設けられ、
前記減圧側流路が、前記接続部管路において前記貫通路より下流側に設けられてなる請求項1記載の増減圧制御機構。 - 前記チェンジバルブは、
シャフト配設孔を有するバルブ本体と、前記シャフト配設孔に回転可能に挿入される回転バルブシャフトとを備えてなり、
前記バルブ本体は、前記シャフト配設孔に連通する前記一次流路と前記二次流路を有し、
前記回転バルブシャフトは、中心軸に沿って形成された中空部からなる前記三次流路を有すると共に、周壁部を貫通して前記三次流路に連通する一方、周方向に相互に異なる位置に設けられ、前記一次流路に連通する一次導入路と前記二次流路に連通する二次導入路を有し、
前記回転バルブシャフトの前記中心軸を中心とした回転角度により、前記一次導入路と前記一次流路の連通と、前記二次導入路と前記二次流路の連通とが切り換えられる構成である請求項1又は2記載の増減圧制御機構。 - 水洗便器に供給される洗浄水供給経路を流れる洗浄水の一部を取り込み、取り込んだ洗浄水中に薬液を混合して前記洗浄水供給経路に戻す水洗便器用薬液供給装置を備えてなる水洗便器用薬液供給システムであって、
流量制御部と、前記流量制御部を挟んで設けられた増圧側流路及び減圧側流路とを備えてなる増減圧バルブが、前記洗浄水供給経路の上流側に前記増圧側流路を、前記洗浄水供給経路の下流側に前記減圧側流路をそれぞれ連通させて配設されていると共に、
前記増減圧バルブの増圧側流路と連通する一次流路と、前記増減圧バルブの減圧側流路と連通する二次流路と、前記一次流路及び前記二次流路に選択的に連通可能であると共に、前記水洗便器用薬液供給装置に連通する三次流路とを備えたチェンジバルブが設けられ、
前記チェンジバルブの切り替えにより、前記洗浄水を、前記増圧側流路、前記一次流路及び前記三次流路を介して前記水洗便器用薬液供給装置に取り入れ可能である一方、前記水洗便器用薬液供給装置内に残留する洗浄水を、前記三次流路、前記二次流路及び前記減圧側流路を介して排出可能であることを特徴とする水洗便器用薬液供給システム。 - 前記増減圧バルブは、
前記洗浄水供給経路に介在される接続部管路を備え、
前記流量制御部が、前記接続部管路内で前記洗浄水が通過する貫通路を備えると共に、前記接続部管路内で回転可能に設けられて前記貫通路を通過する前記洗浄水の流量を調整可能であり、
前記増圧側流路が、前記接続部管路において前記貫通路より上流側に設けられ、
前記減圧側流路が、前記接続部管路において前記貫通路より下流側に設けられてなる請求項4記載の水洗便器用薬液供給システム。 - 前記チェンジバルブは、
シャフト配設孔を有するバルブ本体と、前記シャフト配設孔に回転可能に挿入される回転バルブシャフトとを備えてなり、
前記バルブ本体は、前記シャフト配設孔に連通する前記一次流路と前記二次流路を有し、
前記回転バルブシャフトは、中心軸に沿って形成された中空部からなる前記三次流路を有すると共に、周壁部を貫通して前記三次流路に連通する一方、周方向に相互に異なる位置に設けられ、前記一次流路に連通する一次導入路と前記二次流路に連通する二次導入路を有し、
前記回転バルブシャフトの前記中心軸を中心とした回転角度により、前記一次導入路と前記一次流路の連通と、前記二次導入路と前記二次流路の連通とが切り換えられる構成である請求項4又は5記載の水洗便器用薬液供給システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016182394A JP6806979B2 (ja) | 2016-09-16 | 2016-09-16 | 増減圧制御機構および水洗便器用薬液供給システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016182394A JP6806979B2 (ja) | 2016-09-16 | 2016-09-16 | 増減圧制御機構および水洗便器用薬液供給システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018044663A JP2018044663A (ja) | 2018-03-22 |
JP6806979B2 true JP6806979B2 (ja) | 2021-01-06 |
Family
ID=61694621
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016182394A Active JP6806979B2 (ja) | 2016-09-16 | 2016-09-16 | 増減圧制御機構および水洗便器用薬液供給システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6806979B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108468832B (zh) | 2018-04-19 | 2023-10-13 | 厦门融技精密科技有限公司 | 冲洗盖板用水路控制阀结构 |
JP2022151488A (ja) * | 2021-03-24 | 2022-10-07 | 隆士 ▲高▼松 | 洗浄水供給装置 |
JP7335649B1 (ja) | 2022-05-17 | 2023-08-30 | ヤマト科学株式会社 | 切替弁およびバブル水製造装置 |
-
2016
- 2016-09-16 JP JP2016182394A patent/JP6806979B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018044663A (ja) | 2018-03-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6806979B2 (ja) | 増減圧制御機構および水洗便器用薬液供給システム | |
US11214479B2 (en) | Probe assembly for use in a closed transfer system | |
US20160289945A1 (en) | Combination toilet and urinal | |
JP2009287289A (ja) | 洋風水洗式便器 | |
KR101476982B1 (ko) | 벨로우즈 펌프 | |
JP2014218789A (ja) | 配管装置及び配管システム | |
JP5646902B2 (ja) | 液体クロマトグラフィ装置およびインジェクションバルブ | |
JP2006112056A (ja) | 便器装置 | |
US20110239359A1 (en) | Pressurized device for toilets | |
KR102305614B1 (ko) | 거품액 공급장치 | |
JP6497500B2 (ja) | 湯水混合水栓装置 | |
US11000783B2 (en) | Pumping apparatus, treatment solution supplying device, and substrate treating apparatus | |
JP2011163548A (ja) | レバーフロート式ドレントラップ | |
TW201938913A (zh) | 吸排兩用輸液桶 | |
JP2017180078A (ja) | 洗浄水供給装置および水洗大便器 | |
JP5959860B2 (ja) | 気液分離器およびそれを備えた溶解液生成装置、並びに、それを備えた衛生器具用洗浄装置 | |
JP2021038509A (ja) | 水洗大便器 | |
US9869078B2 (en) | Flush system for a toilet | |
JP6497499B2 (ja) | 湯水混合水栓装置 | |
US206049A (en) | Improvement in valves for water-closets | |
JP7054973B2 (ja) | 液剤含有水供給装置 | |
US1074711A (en) | Sanitary flushing-tank. | |
US552015A (en) | H thomson | |
US20240060282A1 (en) | Bidet washing apparatus with disinfectant wash feature | |
US111518A (en) | Improvement in self-closing cocks |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190911 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200618 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200730 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200928 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20201012 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20201106 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6806979 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |