JP6806007B2 - 電磁継電器 - Google Patents

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Description

本開示は、電磁継電器に関する。
特許文献1には、ベースおよびカバーで構成された直方体状のハウジングと、ハウジングのベースの底面に固定されかつ各々固定接点部を有する一対の固定端子と、各固定接点部に対向する一対の可動接点部が設けられたスペーサと、スペーサを回動可能に支持すると共に励磁/非励磁に応じてスペーサを回動させる電磁石ブロックとを備えた電磁継電器が開示されている。
特開2017−27892号公報
前記電磁継電器では、一対の可動接点部を仕切る絶縁用のリブが設けられており、このリブによって、スペーサの復帰位置(すなわち、各可動接点部が対向する固定接点部に対して最も開離するスペーサの位置)を規定している。このため、一対の可動接点部が絶縁用のリブを迂回するように接続されて、一対の可動接点部間の導通経路が長くなり、電気抵抗が大きくなる。その結果、前記電磁継電器では、高い導通性を実現することが難しい場合があった。
そこで、本開示は、高い導通性を有する電磁継電器を提供することを課題とする。
本開示の一例の電磁継電器は、
位置規制壁部が設けられた収容部を内部に有するハウジングと、
前記収容部に配置されかつ前記位置規制壁部に対向する固定接点部をそれぞれ有し、前記ハウジングに互いに電気的に独立して固定された一対の固定端子と、
前記位置規制壁部と前記一対の固定端子との間に配置されかつ前記一対の固定端子の前記固定接点部の各々に対向すると共に、対向する前記固定接点部に対してそれぞれ接触または開離可能な一対の可動接点部が設けられた可動接触片と、
前記可動接触片が接続され、前記可動接触片と共に前記一対の可動接点部の各々が対向する前記固定接点部に対して接触または開離する接離方向に回動可能な可動板と、
前記収容部の内部でかつ前記一対の固定端子に対して前記接離方向における前記位置規制壁部の反対側に配置されて、前記可動板を前記接離方向に交差する方向に延びる回動軸周りに回動可能に支持すると共に、励磁および非励磁に応じて前記可動板を前記回動軸周りに正逆回動させる電磁石部と
を備え、
前記可動板は、前記回動軸の延在方向に延びていると共に、前記回動軸の延在方向における中間に前記可動接触片が接続されており、
前記回動軸の延在方向の一端部における前記可動板または前記位置規制壁部のいずれか一方に、前記可動板または前記位置規制壁部に対向するように配置されて、前記可動接点部が前記固定接点部に対して最も開離する前記可動板の位置である前記可動板の復帰位置を規定する位置決め用突起部が設けられている。
前記電磁継電器によれば、可動板の回動軸の延在方向における中間に可動接触片が接続され、回動軸の延在方向の一端部における可動板または位置規制壁部のいずれか一方に、可動板の復帰位置を規定する位置決め用突起部が設けられている。これにより、可動接触片の一対の可動接点部間の導通経路を最短にしてその電気抵抗を小さくすることができるので、高い導通性を有する電磁継電器を実現できる。
本開示の一例の電磁継電器の斜視図。 図1の電磁継電器のカバーを取り除いた状態の斜視図。 図1の電磁継電器のハウジングを取り除いた状態の斜視図。 図2のIV-IV線に沿った断面図。 図1の電磁継電器の第1の変形例を示す斜視図。 図1の電磁継電器の第2の変形例を示す断面図。
以下、本開示の一例を添付図面に従って説明する。なお、以下の説明では、必要に応じて特定の方向あるいは位置を示す用語(例えば、「上」、「下」、「右」、「左」を含む用語)を用いるが、それらの用語の使用は図面を参照した本開示の理解を容易にするためであって、それらの用語の意味によって本開示の技術的範囲が限定されるものではない。また、以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、本開示、その適用物、あるいは、その用途を制限することを意図するものではない。さらに、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは必ずしも合致していない。
本開示の一例である電磁継電器1は、図1に示すように、略直方体状のハウジング10を備えている。このハウジング10には、図2に示すように、一対の固定端子21、22が固定されている(図2には一方の固定端子21のみ示す)。また、ハウジング10の内部には、収容部13が設けられている。この収容部13には、電磁石部30と、電磁石部30に回動可能に支持された可動板の一例のスペーサ40とが設けられている。このスペーサ40には、可動接触片50が接続されている。
ハウジング10は、図1に示すように、上面視矩形状のベース11と、このベース11の上面を覆うカバー12とで構成され、図2に示すように、その内部にベース11およびカバー12で囲まれた収容部13が設けられている。また、ベース11の長手方向に延びる周縁部の一方(すなわち、図2の手前側の周縁部)には、収容部13の一部を構成する位置規制壁部14が設けられている。この位置規制壁部14におけるベース11の長手方向の両端部には、後述するスペーサ40の位置決め用突起部45が接触する接触壁部141がそれぞれ設けられている。
各固定端子21、22は、図2に示すように、板状を有し、ハウジング10の外部から収容部13まで延びていると共に、ハウジング10のベース11に相互に電気的に独立して固定されている。各固定端子21、22は、その板面が位置規制壁部14に対向した状態で、ベース11の長手方向に沿って並んで配置されている。各固定端子21、22の板面には、収容部13に配置されかつ位置規制壁部14に対向する固定接点部23、24がそれぞれ設けられている。
電磁石部30は、図2に示すように、収容部13の内部でかつ一対の固定端子21、22に対してベース11の短手方向における位置規制壁部14の反対側に配置されている。この電磁石部30は、絶縁性のスプール31と、スプール31に巻回されたコイル32と、スプール31に固定されコイル32が接続されたコイル端子33と、略L字に折り曲げられた板状のヨーク34とを有している。
スプール31の内部には、図4に示すように、ベース11の短手方向に延びる棒状の鉄心35が設けられており、その延在方向の第1端部351は、スペーサ40に対向するようにスプール31から突出して露出している。また、鉄心35の延在方向の第2端部352は、ベース11の短手方向における位置規制壁部14の反対側でスプール31から突出し、ヨーク34に固定されている。ヨーク34は、スプール31のベース11の短手方向における位置規制壁部14の反対側の端面(すなわち、図5の右端面)に沿って延びる縦板部341と、スプール31のベース11から遠い方向の端面(すなわち、図5の上端面)に沿って延びる横板部342とで構成されている。
横板部342の一対の固定端子21、22側の縁部には、スペーサ40をベース11の長手方向に延びる仮想軸である回動軸60周りに回動可能に支持する一対の支持受部36が設けられている。また、電磁石部30の上端面には、このヨーク34の横板部342から上向きに突出しかつ復帰ばね44の一端部が接続された突起部37が設けられている。
スペーサ40は、図2に示すように、略矩形の板形状を有し、その板面が位置規制壁部14に対向するように配置されている。このスペーサ40は、板面が電磁石部30の鉄心35の第1端部351に対向するように配置された板状の鉄片41を有している。この鉄片41のスペーサ40の短手方向におけるベース11から遠い方の端部(すなわち、図2の上端部)には、ベース11の長手方向に沿って延びて回動軸60を構成する回動軸部42が設けられている。
回動軸部42は、その延在方向の両端部が電磁石部30の一対の支持受部36にそれぞれ係止されて、スペーサ40を回動軸60周りに回動可能にしている。また、回動軸部42の中間部には、復帰ばね44の他端部が接続されている突起部43が設けられている。復帰ばね44は、突起部43を介して、スペーサ40の上端部をベース11の短手方向でかつ位置規制壁部14から離れる方向に付勢している。
また、図2に示すように、スペーサ40の回動軸60の延在方向における中間(この実施形態では、回動軸60の延在方向の略中央部)には、可動接触片50が接続されている。この可動接触片50は、スペーサ40の位置規制壁部14側の板面に設けられかつ鉄片41に固定された可動絶縁台46と一体に形成されている。また、可動接触片50は、位置規制壁部14と一対の固定端子21、22との間に配置されかつ一対の固定端子21、22の固定接点部23、24の各々に対向する可動接触子51と、この可動接触子51およびスペーサ40を接続する薄板状の接続部52とで構成されている。
可動接触子51は、略矩形板状を有し、ベース11の長手方向に沿って延びている。この可動接触子51には、図3に示すように、各固定接点部23、24に対向しかつ対向する固定接点部23、24に対してそれぞれ接触または開離可能に配置された一対の可動接点部53、54が設けられている。各可動接点部53、54は、スペーサ40の回動に伴って回動し、これにより対向する固定接点部23、24に対して接触または開離するようになっている。すなわち、スペーサ40は、可動接触片50と共に一対の可動接点部53、54の各々が対向する固定接点部23、24に対して接触または開離する接離方向に回動可能に構成されている。
また、図2に示すように、スペーサ40の回動軸60の延在方向の両端部には、位置規制壁部14に対向するように配置されて、スペーサ40の復帰位置P(すなわち、各可動接点部53、54が対向する固定接点部23、24に対して最も開離するスペーサ40の位置(図4に示す))を規定する位置決め用突起部45がそれぞれ設けられている。
位置決め用突起部45の各々は、図3および図4に示すように、L字形状を有し、接離方向(すなわち、図4の略左右方向)においてスペーサ40から位置規制壁部14に向かって突出する第1部材451と、この第1部材451のスペーサ40から遠い方の端部から接離方向および回動軸60の延在方向(すなわち、図4の紙面貫通方向)に交差しかつ回動軸60から離れる方向に延びて少なくとも一部が位置規制壁部14に対向する第2部材452とで構成されている。
各第2部材452の第1部材451から遠い方の先端部には、図4に示すように、位置規制壁部14に対向しかつ第1部材451から離れるに従って位置規制壁部14から離れる方向に傾斜する傾斜面453が設けられている。すなわち、位置決め用突起部45の第2部材452の各々は、同じ傾斜面453を有している。この傾斜面453は、位置規制壁部14におけるベース11の長手方向の両端部にそれぞれ設けられた接触壁部141に接触するようになっている。この接触壁部141のベース11の短手方向における位置を変更することで、スペーサ40の回動範囲を変更できる。その結果、一対の固定端子21、22と可動接触片50との間の絶縁距離を変更できる。
次に、前記電磁継電器1の動作を説明する。
電磁石部30のコイル32に電流が供給されていない状態では、図4に示すように、スペーサ40は、復帰ばね44により、ベース11の短手方向でかつ位置規制壁部14から離れる方向に付勢されて、各可動接点部53、54が対向する固定接点部23、24から最も開離した復帰位置Pで保持されている。電磁石部30に電流を供給すると、電磁石部30の鉄心35の第1端部351とスペーサ40の鉄片41との間に磁気的吸引力が働き、スペーサ40の鉄片41が電磁石部30の鉄心35に吸引される。これにより、スペーサ40が、復帰ばね44の付勢力に抗して、図4の平面視において回動軸60を中心に反時計回りに回動し、各可動接点部53、54が対向する固定接点部23、24に接触した動作位置で保持される。
電磁石部30への電流の供給を停止すると、電磁石部30の鉄心35の第1端部351とスペーサ40の鉄片41との間に働いていた磁気的吸引力が消滅する。これにより、スペーサ40は、復帰ばね44の付勢力により、図4の平面視において回動軸60を中心に時計回りに回動し、復帰位置Pで保持される。
すなわち、電磁石部30は、コイル32の励磁および非励磁に応じて、位置規制壁部14と一対の固定設点部23、24との間で、スペーサ40を回動軸60周りに正逆回動させる。
前記電磁継電器1では、スペーサ40の回動軸60の延在方向における中間に可動接触片50が接続され、スペーサ40の回動軸60の延在方向の両端部に、スペーサ40の復帰位置Pを規定する位置決め用突起部45が設けられている。これにより、可動接触片50の一対の可動接点部53、54間の導通経路を最短(すなわち、直線経路)にしてその電気抵抗を小さくすることができるので、高い導通性を有する電磁継電器を実現できる。
また、位置決め用突起部45が、回動軸60の延在方向の両端部に設けられている。これにより、スペーサ40の復帰位置Pをより正確に規定することができる。
また、位置決め用突起部45が、接離方向においてスペーサ40から位置規制壁部14に向かって突出する第1部材451と、この第1部材451のスペーサ40から遠い方の端部から接離方向および回動軸60の延在方向(すなわち、図4の紙面貫通方向)に交差しかつ回動軸60から離れる方向に延びて少なくとも一部が位置規制壁部14に対向する第2部材452とで構成されたL字形状を有している。この位置決め用突起部45により、一対の固定端子21、22の板厚を大きくすることができ、その結果、設計の自由度の高い電磁継電器1を実現できる。
また、位置決め用突起部45の第2部材452の第1部材451から遠い方の先端部に、位置規制壁部14に対向しかつ第1部材451から離れるに従って位置規制壁部14から離れる方向に傾斜する傾斜面453が設けられている。これにより、位置決め用突起部45と位置規制壁部14とを傾斜面453を介して接触させることができるので、スペーサ40の復帰位置Pをより正確に規定することができる。
また、位置決め用突起部45の第2部材452の各々が、同じ傾斜面453を有している。これにより、スペーサ40の各位置決め用突起部45が、同じ傾斜面453を介して位置規制壁部14と接触できるので、スペーサ40の復帰位置Pをより正確に規定することができる。
なお、前記電磁継電器1では、スペーサ40の回動軸60の延在方向の両端部にそれぞれ位置決め用突起部45を設けているが、これに限らない。位置決め用突起部45は、図5および図6に示すように、回動軸60の延在方向の一端部におけるスペーサ40または位置規制壁部14のいずれか一方に設けられていればよい。すなわち、設計の自由度の高い電磁継電器1を実現できる。
また、位置決め用突起部45は、第1部材451および第2部材452で構成する場合に限らず、例えば、第1部材451を省略して第2部材452のみで構成してもよい。
また、位置決め用突起部45の第2部材452の傾斜面453は、電磁継電器1の設計等に応じて、省略しても構わない。
以上、図面を参照して本開示における種々の実施形態を詳細に説明したが、最後に、本開示の種々の態様について説明する。なお、以下の説明では、一例として、参照符号も添えて記載する。
本開示の第1態様の電磁継電器1は、
位置規制壁部14が設けられた収容部13を内部に有するハウジング10と、
前記収容部13に配置されかつ前記位置規制壁部14に対向する固定接点部23、24をそれぞれ有し、前記ハウジング10に互いに電気的に独立して固定された一対の固定端子21、22と、
前記位置規制壁部14と前記一対の固定端子21、22との間に配置されかつ前記一対の固定端子21、22の前記固定接点部23、24の各々に対向すると共に、対向する前記固定接点部23、24に対してそれぞれ接触または開離可能な一対の可動接点部53、54が設けられた可動接触片50と、
前記可動接触片50が接続され、前記可動接触片50と共に前記一対の可動接点部53、54の各々が対向する前記固定接点部23、24に対して接触または開離する接離方向に回動可能な可動板40と、
前記収容部13の内部でかつ前記一対の固定端子21、22に対して前記接離方向における前記位置規制壁部14の反対側に配置されて、前記可動板40を前記接離方向に交差する方向に延びる回動軸60周りに回動可能に支持すると共に、励磁および非励磁に応じて前記可動板40を前記回動軸60周りに正逆回動させる電磁石部30と
を備え、
前記可動板40は、前記回動軸60の延在方向に延びていると共に、前記回動軸60の延在方向における中間に前記可動接触片50が接続されており、
前記回動軸60の延在方向の一端部における前記可動板40または前記位置規制壁部14のいずれか一方に、前記可動板40または前記位置規制壁部14に対向するように配置されて、前記一対の可動接点部53、54の各々が対向する前記固定接点部23、24に対して最も開離する前記可動板40の位置である前記可動板40の復帰位置Pを規定する位置決め用突起部45が設けられている。
第1態様の電磁継電器1によれば、可動板40の回動軸60の延在方向における中間に可動接触片50が接続され、可動板40の回動軸60の延在方向の両端部に、可動板40の復帰位置Pを規定する位置決め用突起部45が設けられている。これにより、可動接触片50の一対の可動接点部53、54間の導通経路を最短にしてその電気抵抗を小さくすることができるので、高い導通性を有する電磁継電器1を実現できる。
本開示の第2態様の電磁継電器1は、
前記位置決め用突起部45が、前記回動軸60の延在方向の両端部に設けられている。
第2態様の電磁継電器1によれば、可動板40の復帰位置Pをより正確に規定することができる。
本開示の第3態様の電磁継電器1は、
前記位置決め用突起部45が、前記可動板40に設けられている。
第3態様の電磁継電器1によれば、設計の自由度の高い電磁継電器1を実現できる。
本開示の第4態様の電磁継電器1は、
前記位置決め用突起部45が、前記接離方向において前記可動板40から前記位置規制壁部14に向かって突出する第1部材451と、この第1部材451の前記可動板40から遠い方の端部から前記接離方向および前記回動軸60の延在方向に交差しかつ前記回動軸60から離れる方向に延びて少なくとも一部が前記位置規制壁部14に対向する第2部材452とで構成されたL字形状を有している。
第4態様の電磁継電器1によれば、設計の自由度の高い電磁継電器1を実現できる。
本開示の第5態様の電磁継電器1は、
前記第2部材452の前記第1部材451から遠い方の先端部に、前記位置規制壁部14に対向しかつ前記第1部材451から離れるに従って前記位置規制壁部14から離れる方向に傾斜する傾斜面453が設けられている。
第5態様の電磁継電器1によれば、位置決め用突起部45と位置規制壁部14とを傾斜面453を介して接触させることができるので、可動板40の復帰位置Pをより正確に規定することができる。
本開示の第6態様の電磁継電器1は、
前記位置決め用突起部45が、前記回動軸60の延在方向の両側にそれぞれ設けられており、前記位置決め用突起部45の前記第2部材452の各々が、同じ前記傾斜面453を有している。
第6態様の電磁継電器1によれば、可動板40の各位置決め用突起部45が、同じ傾斜面453を介して位置規制壁部14と接触できるので、可動板40の復帰位置Pをより正確に規定することができる。
なお、前記様々な実施形態または変形例のうちの任意の実施形態または変形例を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。また、実施形態同士の組み合わせまたは実施例同士の組み合わせまたは実施形態と実施例との組み合わせが可能であると共に、異なる実施形態または実施例の中の特徴同士の組み合わせも可能である。
本開示の電磁継電器は、例えば、パワーコンディショナに適用できる。
1 電磁継電器
10 ハウジング
11 ベース
12 カバー
13 収容部
14 位置規制壁部
141 接触壁部
21、22 固定端子
23、24 固定接点部
30 電磁石部
31 スプール
32 コイル
33 コイル端子
34 ヨーク
341 縦板部
342 横板部
35 鉄心
351 第1端部
352 第2端部
36 支持受部
37 突起部
40 スペーサ(可動板の一例)
41 鉄片
42 回動軸部
43 突起部
44 復帰ばね
45 位置決め用突起部
451 第1部材
452 第2部材
453 傾斜面
46 可動絶縁台
50 可動接触片
51 可動接触子
52 接続部
53、54 可動接点部
60 回動軸
P 復帰位置

Claims (6)

  1. 位置規制壁部が設けられた収容部を内部に有するハウジングと、
    前記収容部に配置されかつ前記位置規制壁部に対向する固定接点部をそれぞれ有し、前記ハウジングに互いに電気的に独立して固定された一対の固定端子と、
    前記位置規制壁部と前記一対の固定端子との間に配置されかつ前記一対の固定端子の前記固定接点部の各々に対向すると共に、対向する前記固定接点部に対してそれぞれ接触または開離可能な一対の可動接点部が設けられた可動接触片と、
    前記可動接触片が接続され、前記可動接触片と共に前記一対の可動接点部の各々が対向する前記固定接点部に対して接触または開離する接離方向に回動可能な可動板と、
    前記収容部の内部でかつ前記一対の固定端子に対して前記接離方向における前記位置規制壁部の反対側に配置されて、前記可動板を前記接離方向に交差する方向に延びる回動軸周りに回動可能に支持すると共に、励磁および非励磁に応じて前記可動板を前記回動軸周りに正逆回動させる電磁石部と
    を備え、
    前記可動板は、前記回動軸の延在方向に延びていると共に、前記回動軸の延在方向における中間に前記可動接触片が接続されており、
    前記回動軸の延在方向の一端部における前記可動板または前記位置規制壁部のいずれか一方に、前記可動板または前記位置規制壁部に対向するように配置されて、前記一対の可動接点部の各々が対向する前記固定接点部に対して最も開離する前記可動板の位置である前記可動板の復帰位置を規定する位置決め用突起部が設けられている、電磁継電器。
  2. 前記位置決め用突起部が、前記回動軸の延在方向の両端部に設けられている、請求項1の電磁継電器。
  3. 前記位置決め用突起部が、前記可動板に設けられている、請求項1または2の電磁継電器。
  4. 前記位置決め用突起部が、前記接離方向において前記可動板から前記位置規制壁部に向かって突出する第1部材と、この第1部材の前記可動板から遠い方の端部から前記接離方向および前記回動軸の延在方向に交差しかつ前記回動軸から離れる方向に延びて少なくとも一部が前記位置規制壁部に対向する第2部材とで構成されたL字形状を有している、請求項3の電磁継電器。
  5. 前記第2部材の前記第1部材から遠い方の先端部に、前記位置規制壁部に対向しかつ前記第1部材から離れるに従って前記位置規制壁部から離れる方向に傾斜する傾斜面が設けられている、請求項4の電磁継電器。
  6. 前記位置決め用突起部が、前記回動軸の延在方向の両側にそれぞれ設けられており、前記位置決め用突起部の前記第2部材の各々が、同じ前記傾斜面を有している、請求項5の電磁継電器。
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