JP6376231B1 - 電磁継電器およびスマートメータ - Google Patents

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Abstract

【課題】回動ブロックの動作電圧の増加を抑制しつつ、外部磁界の影響を低減できる電磁継電器を提供すること。【解決手段】電磁継電器が、ハウジング(10)の回動ブロック(60)の回動軸(62)に直交する一対の対向面の少なくとも一方に設けられた磁気シールド部材(40)を備える。磁気シールド部材(40)が、磁性体部(41)と非磁性体部(42)とを有し、非磁性体部(42)が、回動軸(62)の延在方向において、ハウジング(10)の第1〜第4の隙間(S1〜S4)の少なくともいずれかを覆う部分の少なくとも一部に設けられている。【選択図】図3

Description

本発明は、電磁継電器およびこれを用いたスマートメータに関する。
特許文献1に開示されている電磁継電器は、内部に収容部を有する矩形箱形のハウジングを備えている。この収容部には、固定接点と、固定接点に接触および開離可能に配置された可動接点を有する可動接触片と、供給された電流の方向により極性が反転する電磁石部と、電磁石部の極性に応じて異なる方向に回動する回動ブロックと、回動ブロックと可動接触片とに接続された可動部材と、が配置されている。この電磁継電器では、回動ブロックに永久磁石を設けて、この永久磁石と電磁石部との磁気的相互作用により、回動ブロックを回動させている。
特開2013−222699号公報
ところで、前記電磁継電器では、外部から強力な磁界(外部磁界)を加えることで、固定接点および可動接点間のオン/オフ状態が強制的に変更される場合がある。このような固定接点および可動接点間のオン/オフ状態の強制的な変更を防ぐ場合、磁性体(例えば鉄)からなる遮蔽ケースによりハウジングを覆って、ハウジングの内部の収容部を外部磁界の影響を受けないようにすることが考えられる。
しかし、前記電磁継電器を遮蔽ケースで覆うことで収容部への外部磁界の流入を防ぐあるいは低減することができるが、遮蔽ケースを構成する磁性体が、回動ブロックの永久磁石と電磁石部との磁気的相互作用に影響を与えてしまい、回動ブロックの回動に必要な動作電圧が大きく増加するおそれがある。
そこで、本発明は、回動ブロックの動作電圧の増加を抑制しつつ、外部磁界の影響を低減できる電磁継電器、および、これを用いたスマートメータを提供することを課題とする。
本発明の一態様の電磁継電器は、
内部に収容部を有する箱形の絶縁性のハウジングと、
前記ハウジングに固定され、前記ハウジングの外部から前記収容部まで延びていると共に、前記収容部に位置する固定接点を有する板状の固定接点側端子と、
前記ハウジングに固定され、前記ハウジングの外部から前記収容部まで延びかつ前記固定接点側端子と並列に前記ハウジングに配置されている板状の可動接点側端子と、
前記収容部に配置されかつ前記可動接点側端子と電気的に接続されていると共に、前記固定接点に対向する可動接点を有し、前記可動接点が前記固定接点に接触および開離可能に弾性変形する可動接触片と、
前記収容部に配置されかつ異なる方向の電流が供給可能な電磁石部と、
前記収容部に配置され、前記電磁石部に供給された電流の方向に応じて異なる方向に前記ハウジングに対して回動軸まわりに回動する回動ブロックと、
前記回動ブロックの回動方向に応じて移動して前記可動接点を前記固定接点に対して接触または開離させる可動部材と、
前記ハウジングの前記回動軸に直交する一対の対向面の少なくとも一方に設けられた磁気シールド部材と、
を備え、
前記電磁石部が、
前記可動接触片と前記電磁石部との間に配置されていると共に、先端面が相互に対向しかつ前記先端面間に前記回動ブロックが配置された回動ブロック配置空間を有する第1ヨークおよび第2ヨークを有し、
前記回動ブロックが、
第1端部が前記第1ヨーク側に突出しかつ第2端部が前記第2ヨーク側に突出するように前記回動ブロックの一側に配置されている第1鉄片と、
第1端部が前記第1ヨーク側に突出しかつ第2端部が前記第2ヨーク側に突出するように前記回動ブロックの他側に配置されている第2鉄片と、
前記第1鉄片と前記第2鉄片との間に設けられた永久磁石と、
を有し、
前記第1鉄片の前記第1端部、前記可動接点が前記固定接点から開離しているときに前記第1ヨークとの間に第1の隙間を有し、前記第1鉄片の前記第2端部、前記可動接点が前記固定接点に接触しているときに前記第2ヨークとの間に第2の隙間を有し、前記第2鉄片の前記第1端部、前記可動接点が前記固定接点に接触しているときに前記第1ヨークとの間に第3の隙間を有し、前記第2鉄片の前記第2端部は、前記可動接点が前記固定接点から開離しているときに前記第2ヨークとの間に第4の隙間を有しており、
前記磁気シールド部材が、
磁性体部と非磁性体部とを有し、
前記非磁性体部が、前記回動軸の延在方向において、前記ハウジングの前記第1〜第4の隙間の少なくともいずれかを覆う部分の少なくとも一部に配置されている。
また、本発明の一態様のスマートメータは、
前記電磁継電器を備える。
前記態様の電磁継電器によれば、ハウジングの回動ブロックの回動軸に直交する一対の対向面の少なくとも一方に設けられた磁気シールド部材を備えている。これにより、ハウジング内の収容部に対する外部磁界の影響を低減できる。
また、磁気シールド部材が、磁性体部と非磁性体部とを有し、非磁性体部が、ハウジングの内部で発生する磁界により影響を受けやすい部分である電磁石部のヨークと回動ブロックの鉄片との間の隙間を覆うハウジングの部分の少なくとも一部に配置されている。これにより、非磁性体部が設けられていない磁気シールド部材を備えている電磁継電器と比べて、電磁石部のヨークと回動ブロックの鉄片との間の隙間を、磁気シールド部材の磁性体から遠ざけることができる。これにより、磁気シールド部材の磁性体が回動ブロックの永久磁石と電磁石部との磁気的相互作用に与える影響が低減され、回動ブロックの回動に必要な動作電圧の増加を抑制できる。
また、前記態様のスマートメータによれば、前記電磁継電器により、回動ブロックの動作電圧の増加を抑制しつつ、外部磁界の影響を低減できる。その結果、高い精度で電力を計測できる。
本発明の第1実施形態の電磁継電器を示す斜視図。 図1の電磁継電器のカバーを取り外した状態を示す上面図。 図1の電磁継電器における磁気シールド部材の非磁性体部の配置を説明するための上面図。 図3に続く、図1の電磁継電器における磁気シールド部材の非磁性体部の配置を説明するための上面図。 図1の電磁継電器の磁気シールド部材の第1の例を示す上面図。 図1の電磁継電器の磁気シールド部材の第2の例を示す上面図。 図1の電磁継電器の磁気シールド部材の第3の例を示す上面図。 図1の電磁継電器の磁気シールド部材の第4の例を示す上面図。 図1の電磁継電器の磁気シールド部材の第5の例を示す上面図。
以下、本発明の一実施形態を添付図面に従って説明する。なお、以下の説明では、必要に応じて特定の方向あるいは位置を示す用語(例えば、「上」、「下」、「右」、「左」を含む用語)を用いるが、それらの用語の使用は図面を参照した発明の理解を容易にするためであって、それらの用語の意味によって本発明の技術的範囲が限定されるものではない。また、以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物、あるいは、その用途を制限することを意図するものではない。さらに、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは必ずしも合致していない。
本発明の一実施形態の電磁継電器1は、図1に示すように、箱形の絶縁性のハウジング10と、このハウジング10にそれぞれ固定された導電性を有する板状の固定接点側端子20および導電性を有する板状の可動接点側端子30とを備えている。
ハウジング10は、図1に示すように、箱状のベース11と板状のカバー12とで構成され、図2に示すように、その内部に収容部13を有している。ハウジング10のカバー12の上面には、磁気シールド部材40が設けられている。この磁気シールド部材40は、例えば、接着剤などでカバー12に固定されている。
固定接点側端子20は、ベース11の長手方向に対向する第1側壁111および第2側壁112のうちの第1側壁111に沿って、ハウジング10の外部から収容部13まで延びている。この固定接点側端子20は、その板厚方向がハウジング10の長手方向に略一致するように、中間部がハウジング10の短手方向に対向する第3側壁113および第4側壁114のうちの第3側壁113に固定されている。固定接点側端子20の収容部13内における板厚方向の面には、固定接点21が固定されている。この固定接点21は、固定接点側端子20の板厚方向の第2側壁112に近い方の面(図2の左側の面)に配置されている。
可動接点側端子30は、ベース11の長手方向に間隔を空けて固定接点側端子20と並列に配置され、固定接点側端子20に対して電気的に独立して設けられている。この可動接点側端子30は、その板厚方向がハウジング10の長手方向に略一致するように、中間部が固定接点側端子20と同じ第3側壁113に固定されている。可動接点側端子30の収容部13内に位置する長手方向の一端部301は、第4側壁114に固定されている。
なお、ハウジング10の外部において、固定接点側端子20と可動接点側端子30とは、ハウジング10の第3側壁113から同一方向(図2の上側)に延びている。
可動接点側端子30の長手方向の一端部301には、可動接触片32が固定されている。この可動接触片32は、2枚の導電性を有する弾性変形可能な矩形の板部材を板厚方向に重ねた積層体で構成されている。また、可動接触片32の長手方向の他端部の板面には、可動接点33が固定されている。この可動接点33は、固定接点21に対して対向するように配置され、可動接触片32が弾性変形することにより、固定接点21に対して接触または開離するようになっている。
可動接触片32の端子部31に固定されている端部と可動接点33との間には、固定接点側端子20に向かってU字状に突出した湾曲部34が設けられている。この湾曲部34により、可動接触片32が弾性変形したときの可動接触片32の撓み量を吸収および緩和し、円滑な動作特性を確保することができる。
また、電磁継電器1は、図2に示すように、電磁石部50、回動ブロック60、および、可動部材70を備えている。電磁石部50、回動ブロック60、および可動部材70は、ハウジング10の収容部13に収容されている。
電磁石部50は、図2に示すように、収容部13の第2側壁112に隣接する位置に配置されている。この電磁石部50は、ベース11の短手方向(図2の上下方向)に延びる巻回中心軸CLを中心に巻回されたコイル501と、巻回中心軸CLが延びる電磁石部50の軸方向の両端からコイル501の外面に沿ってそれぞれ延びている板状の第1ヨーク51および板状の第2ヨーク52を有している。第1ヨーク51および第2ヨーク52は、可動接触片32と電磁石部50の間に配置されている。
第1ヨーク51は、電磁石部50の軸方向の上端から収容部13の第3側壁113に沿って延びる接続部511と、この接続部511の先端から第2側壁112に沿って第4側壁114に向かって延びる吸着部512とで構成されている。
第2ヨーク52は、電磁石部50の軸方向の下端から収容部13の第3側壁113に沿って延びる接続部521と、この接続部521の先端から第2側壁112に沿って第2側壁113に向かって延びる吸着部522とで構成されている。
第1ヨーク51の吸着部512と第2ヨーク52の吸着部522とは、ハウジング10の高さ方向(図2の紙面貫通方向)に沿った平面視において、第2側壁112に沿って延びる中心線が同一の仮想直線L上に位置するように、配置されている。
第1ヨーク51の吸着部512の先端面と第2ヨーク52の吸着部522の先端面とは、相互に対向しており、その間に回動ブロック60を配置可能な回動ブロック配置空間54が設けられている。また、電磁石部50の下端には、2本のコイル端子53が設けられており、このコイル端子53を介して、電磁石部50に2つの異なる方向の電流が供給可能になっている。
回動ブロック60は、ブロックハウジング61と、ブロックハウジング61の内部に設けられた永久磁石63と、この永久磁石63を挟んで対向するようにブロックハウジング61にそれぞれ固定された板状の第1鉄片64および板状の第2鉄片65とを有している。
また、回動ブロック60は、ブロックハウジング61に、ハウジング10の高さ方向(図2の紙面貫通方向)に延びる回動軸62を有している。この回動軸62は、第1ヨーク51の吸着部512および第2ヨーク52の吸着部522の延在方向に延びる仮想直線L上に位置し、ハウジング10のベース11と支持板67とに回動可能に支持されている。支持板67は、板状を有しかつ図2の上下方向に延びていると共に、一方の板面がベース11の底面に対向するように、上端部が第1ヨーク51の吸着部512に、下端部が第2ヨーク52の吸着部522に、それぞれ取り付けられている。
第1鉄片64は、回動ブロック60の一側、すなわち、仮想直線Lに対して、第1ヨーク51の吸着部512および第2ヨーク52の吸着部522の左側(第2側壁112側)に配置され、第1端部641が第1ヨーク51側に突出しかつ第2端部642が第2ヨーク52側に突出している。また、第2鉄片65は、回動ブロック60の他側、すなわち、仮想直線Lに対して、第1ヨーク51の吸着部512および第2ヨーク52の吸着部522の右側(第1側壁111側)に配置され、第1端部651が第1ヨーク51側に突出しかつ第2端部652が第2ヨーク52側に突出している。
第1鉄片64および第2鉄片65の各々は、一方の板面が相互に対向し、かつ、対向する板面の上側(第3側壁113側)の端部(第1端部)641,651が第1ヨーク51の吸着部512に接触可能であり、対向する板面の下側(第4側壁114側)の端部(第2端部)642,652が第2ヨーク52の吸着部522に接触可能であるように、配置されている。
また、回動ブロック60の第1側壁111側の側部には、可動部材70に接続された腕部66が設けられている。
可動部材70は、可動接点33が固定接点21に対して接触または開離する接離方向(図2の左右方向)に移動可能であり、かつ、可動接触片32の長手方向における第3側壁113側の端部(図2の上側の端部)に接続されている。すなわち、可動部材70は、回動ブロック60の回動により移動して、可動接触片32の長手方向における第3側壁113側の端部を可動接点33が固定接点21に対して接触または開離する接離方向(図2の左右方向)に移動させる。
電磁石部50に所定方向の電流を供給して、図2に示す状態、すなわち、第1鉄片64の下端部が第2ヨーク52の吸着部522に接触し、第2鉄片65の上端部が第1ヨーク51の吸着部512に接触した状態の回動ブロック60を時計回りに回動させる。この場合、回動ブロック60の回動により腕部66も時計回りに回動し、可動部材70を右側に移動させる。これにより、電磁継電器1は、可動接点33が固定接点21に対して開離している復帰状態から可動接点33が固定接点21に対して接触している動作状態になる。
また、電磁石部50に所定方向とは異なる方向の電流を供給して、第1鉄片64の上端部が第1ヨーク51の吸着部512に接触し、第2鉄片65の下端部が第2ヨーク52の吸着部522に接触した状態の回動ブロック60を反時計回りに回動させる。この場合、回動ブロック60の回動により腕部66も反時計回りに回転し、可動部材70を左側に移動させる。これにより、電磁継電器1は、可動接点33が固定接点21に対して接触している動作状態から可動接点33が固定接点21に対して開離している復帰状態になる。
すなわち、回動ブロック60は、可動接点33が固定接点21に接触する接触方向および可動接点33が固定接点21から開離する開離方向に回動可能であると共に、電磁石部50に供給される電流の方向に応じて異なる方向に回動する。
なお、第1鉄片64の第1端部641は、可動接点33が固定接点21から開離しているとき、図3に示すように、第1ヨーク51との間に第1の隙間S1を有し、第1鉄片64の第2端部642は、可動接点33が固定接点21に接触しているとき、図4に示すように、第2ヨーク52との間に第2の隙間S2を有している。また、第2鉄片65の第1端部651は、可動接点33が固定接点21に接触しているとき、図4に示すように、第1ヨーク51との間に第3の隙間S3を有し、第2鉄片65の第2端部652は、可動接点33が固定接点21から開離しているとき、図3に示すように、第2ヨーク52との間に第4の隙間S4を有している。
すなわち、図4に示すように、可動接点33を固定接点21に接触させる接触方向に回動ブロック60を回動させるときに、第2鉄片65の第1端部651と第1ヨーク51との間に第3の隙間S3が設けられると共に、第1鉄片64の第2端部642と第2ヨーク52との間に第2の隙間S2が設けられる。また、図3に示すように、可動接点33を固定接点21に開離させる開離方向に回動ブロック60を回動させると、第1鉄片64の第1端部641と第1ヨーク51との間に第1の隙間S1が設けられると共に、第2鉄片65の第2端部652と第2ヨーク52との間に第4の隙間S4が設けられる。
磁気シールド部材40は、図3および図4に示すように、磁性体部41と、磁性体部41に設けられた非磁性体部の一例である露出部42とを有している。この露出部42は、ハウジング10の高さ方向から見て矩形状をそれぞれ有する第1開口部43、第2開口部44、第3開口部45および第4開口部46で構成されている。
第1開口部43は、ハウジング10のカバー12の第1の隙間S1を覆う部分に配置されて、この部分を電磁継電器1の外部に露出させている。第2開口部44は、ハウジング10のカバー12の第2の隙間S2を覆う部分に配置されて、この部分を電磁継電器1の外部に露出させている。第3開口部45は、ハウジング10のカバー12の第3の隙間S3を覆う部分に配置されて、この部分を電磁継電器1の外部に露出させている。また、第4開口部46は、ハウジング10のカバー12の第4の隙間S4を覆う部分に配置されて、この部分を電磁継電器1の外部に露出させている。
すなわち、露出部42は、電磁石部50の第1ヨーク51および第2ヨーク52と回動ブロック60の第1鉄片64および第2鉄片65との間の隙間S1,S2,S3,S4を覆うハウジング10のカバー12の部分を電磁継電器1の外部に露出させている。
このように、前記電磁継電器1では、ハウジング10の回動ブロック60の回動軸62に直交する一対の対向面の一方に設けられた磁気シールド部材40を備えている。これにより、ハウジング10内の収容部13に対する外部磁界の影響を低減できる。
また、磁気シールド部材40が、磁性体部41と、磁性体部41に設けられた4つの開口部43,44,45,46とを有し、各開口部43,44,45,46が、回動ブロック60の回動軸62の延在方向において、電磁石部50のヨーク51,52と回動ブロック60の鉄片64,65との間の隙間S1,S2,S3,S4を覆うハウジング10のカバー12の部分に、それぞれ配置されている。これにより、開口部43,44,45,46が設けられていない磁気シールド部材を備えた電磁継電器と比べて、電磁石部50のヨーク51,52と回動ブロック60の鉄片64,65との間の隙間S1,S2,S3,S4を、磁気シールド部材40を構成する磁性体部41から遠ざけることができる。これにより、磁気シールド部材40を構成する磁性体部41が回動ブロック60の永久磁石63と電磁石部50との磁気的相互作用に与える影響が低減され、回動ブロック60の回動に必要な動作電圧の増加を抑制できる。
すなわち、前記電磁継電器1は、回動ブロック60の動作電圧の増加を抑制しつつ、ハウジング10の収容部13に対する外部磁界の影響を低減できる。
また、前記電磁継電器1は、例えば、スマートメータに適用できる。これにより、回動ブロックの動作電圧の増加を抑制しつつ、外部磁界の影響を低減できるスマートメータを提供できる。
なお、磁気シールド部材40の各開口部43,44,45,46は、対応する隙間S1,S2,S3,S4を覆うハウジング10のカバー12の部分の少なくとも一部に配置されていればよい。
また、磁気シールド部材40の開口部は、4つの隙間S1,S2,S3,S4を覆うハウジング10のカバー12の部分の少なくともいずれか1つに設けられていればよい。
露出部42は、電磁石部50の第1ヨーク51および第2ヨーク52と回動ブロック60の第1鉄片64および第2鉄片65との間の隙間S1,S2,S3,S4を覆うハウジング10のカバー12の部分を電磁継電器1の外部に露出させる4つの開口部43,44,45,46で構成される場合に限らない。例えば、図5に示すように、電磁石部50のヨーク51,52と回動ブロック60の鉄片64,65との間の隙間S1,S2,S3,S4(図5では、隙間S1および隙間S4のみ示している)を覆うハウジング10のカバー12の部分に加えて、第1ヨーク51および第2ヨーク52を覆うハウジング10のカバー12の部分を電磁継電器1の外部に露出させる切り欠き部47で、露出部42を構成してもよい。
このように、露出部42を切り欠き部47で構成することで、磁気シールド部材40を構成する磁性体部41が回動ブロック60の永久磁石63と電磁石部50との磁気的相互作用に与える影響がさらに低減され、回動ブロック60の回動に必要な動作電圧の増加を確実に抑制できる。
なお、切り欠き部47は、第1ヨーク51の吸着部512の少なくとも先端面の近傍および第2ヨーク52の吸着部522の少なくとも先端面の近傍を覆うハウジング10のカバー12の部分の少なくとも一部に配置されていればよい。
また、切り欠き部47は、第1ヨーク51の吸着部512の少なくとも先端面の近傍を覆うハウジング10のカバー12の部分、および、第2ヨーク52の吸着部522の少なくとも先端面の近傍を覆うハウジング10のカバー12の部分の少なくともいずれかに配置されていればよい。
例えば、図6に示すように、電磁石部50のヨーク51,52と回動ブロック60の鉄片64,65との間の隙間S1,S2,S3,S4(図6では、隙間S1および隙間S4のみ示している)を覆うハウジング10のカバー12の部分、および、ヨーク51,52を覆うハウジング10のカバー12の部分に加えて、鉄片64,65の可動領域48全体を覆うハウジング10のカバー12の部分を電磁継電器1の外部に露出させる切り欠き部147で、露出部42を構成してもよい。
このように、露出部42を切り欠き部147で構成することで、磁気シールド部材40を構成する磁性体部41が回動ブロック60の永久磁石63と電磁石部50との磁気的相互作用に与える影響がさらに低減され、回動ブロック60の回動に必要な動作電圧の増加を確実に抑制できる。
なお、切り欠き部147は、第1鉄片64の第1端部641の可動領域48、第1鉄片64の第2端部642の可動領域48、第2鉄片65の第1端部651の可動領域48、および、第2鉄片65の第2端部652の可動領域48を覆うハウジング10のカバー12の部分の少なくともいずれかに配置されていればよい。
また、露出部42は、電磁石部50のヨーク51,52と回動ブロック60の鉄片64,鉄片65との間の隙間S1,S2,S3,S4を覆うハウジング10のカバー12の部分が少なくとも電磁継電器1の外部に露出するように構成されていればよい。
例えば、電磁石部50のヨーク51,52と回動ブロック60の鉄片64,鉄片65との間の隙間S1,S2,S3,S4を覆うハウジング10のカバー12の部分を第1部分とし、ヨーク51,52を覆うハウジング10のカバー12の部分を第2部分とし、鉄片64,65の可動領域48全体を覆うハウジング10のカバー12の部分を第3部分とし、可動接点33の可動領域を覆うハウジング10のカバー12の部分を第4部分とし、固定接点21を覆うハウジング10のカバー12の部分を第5部分とする。この場合、露出部42は、第1部分と第3部分とが電磁継電器1の外部に露出するように構成することもできるし、第1部分と第4部分および第5部分とが電磁継電器1の外部に露出するように構成することもできる。
磁気シールド部材40は、ハウジング10のカバー12の上面(ハウジング10高さ方向に対向する面の一方)に設けられている場合に限らない。例えば、図7に示すように、ハウジング10高さ方向(図7の上下方向)に対向する両面にそれぞれ磁気シールド部材40を設けてもよい。これにより、ハウジング10内の収容部13に対する外部磁界の影響をより確実に低減できる。
また、図8に示すように、ハウジング10の高さ方向(図8の上下方向)に対向する一対の対向面(上面および底面)のそれぞれに磁気シールド部材40を設け、ハウジング10の高さ方向に対向する一対の対向面に直交する(交差する)面(側面)の1つに補助磁気シールド部材140を設けてもよい。補助磁気シールド部材140は、ハウジング10の長手方向の第2側壁112(図2に示す)側に配置され、第1ヨーク51および第2ヨーク52を覆うハウジングのベース11の第2側壁112およびカバー12の部分が電磁継電器1の外部に露出する露出部142を有している。
さらに、図9に示すように、ハウジング10の高さ方向(図9の上下方向)に対向する一対の対向面(上面および底面)のそれぞれに磁気シールド部材40を設け、ハウジング10の高さ方向に対向する一対の対向面に直交する(交差する)面(側面)の1つに第1の補助磁気シールド部材140を設け、第1の補助磁気シールド部材140を設けた面に対向する面(側面)に第2の補助磁気シールド部材240を設けてもよい。第2の補助磁気シールド部材240は、ハウジング10の長手方向の第1側壁111(図2に示す)側に配置され、可動接点33の可動領域を覆うハウジング10のカバー12の部分と固定接点21を覆うハウジング10のカバー12の部分とが電磁継電器1の外部に露出する露出部242を有している。
このように、ハウジング10の一対の対向面に交差する面の少なくとも1つに、補助磁気シールド部材140,240を設けることで、ハウジング10内の収容部13への外部磁界の流入をより確実に低減できる。また、図8に示すように、ハウジング10の少なくとも3面(上面、底面、および、側面の1つ)にそれぞれ設けられた磁気シールド部材40および補助磁気シールド部材140を一体に設けることで、ハウジング10への磁気シールド部材40および補助磁気シールド部材140の取り付けが容易になり、また、接着剤などを用いることなく磁気シールド部材40および補助磁気シールド部材140をハウジング10に固定できる。
なお、磁気シールド部材40および補助磁気シールド部材140,240は、電磁継電器1の設計に応じて、任意の材料で構成できる。例えば、強磁性体を有する金属(例えば、鉄)の板(またはフィルム)で構成してもよい。
また、磁気シールド部材40および補助磁気シールド部材140,240は、電磁継電器1の設計に応じて、ハウジング10の任意の面に設けることができる。例えば、ハウジング10高さ方向に対向する一対の対向面の一方(例えば上面)に磁気シールド部材40を設け、ハウジング10高さ方向に対向する一対の対向面に交差する面(側面)の1つに補助磁気シールド部材140を設けてもよい。
ハウジング10の各面に設けた磁気シールド部材40および補助磁気シールド部材140,240は、接続されていてもよいし、相互に独立していてもよい。
非磁性体部は、外部磁界が流れないように構成されていればよく、露出部42に限らない。例えば、電磁石部50のヨーク51,52と回動ブロック60の鉄片64,鉄片65との間の隙間S1,S2,S3,S4を覆うハウジング10のカバー12の部分を、樹脂、あるいは、磁界の影響を受けない(あるいは受け難い)金属で構成された部材で覆ってもよい。
本発明が適用可能な電磁継電器は、前記実施形態の電磁継電器1に限らず、例えば、可動接点および固定接点が、回動ブロック60の回動軸62の延在方向に接触または開離するように構成されたものでもよい。
以上、図面を参照して本発明における種々の実施形態を詳細に説明したが、最後に、本発明の種々の態様について説明する。
本発明の第1態様の電磁継電器は、
内部に収容部を有する箱形の絶縁性のハウジングと、
前記ハウジングに固定され、前記ハウジングの外部から前記収容部まで延びていると共に、前記収容部に位置する固定接点を有する板状の固定接点側端子と、
前記ハウジングに固定され、前記ハウジングの外部から前記収容部まで延びかつ前記固定接点側端子と並列に前記ハウジングに配置されている板状の可動接点側端子と、
前記収容部に配置されかつ前記可動接点側端子と電気的に接続されていると共に、前記固定接点に対向する可動接点を有し、前記可動接点が前記固定接点に接触および開離可能に弾性変形する可動接触片と、
前記収容部に配置されかつ異なる方向の電流が供給可能な電磁石部と、
前記収容部に配置され、前記電磁石部に供給された電流の方向に応じて異なる方向に前記ハウジングに対して回動軸まわりに回動する回動ブロックと、
前記回動ブロックの回動方向に応じて移動して前記可動接点を前記固定接点に対して接触または開離させる可動部材と、
前記ハウジングの前記回動軸に直交する一対の対向面の少なくとも一方に設けられた磁気シールド部材と、
を備え、
前記電磁石部が、
前記可動接触片と前記電磁石部との間に配置されていると共に、先端面が相互に対向しかつ前記先端面間に前記回動ブロックが配置された回動ブロック配置空間を有する第1ヨークおよび第2ヨークを有し、
前記回動ブロックが、
第1端部が前記第1ヨーク側に突出しかつ第2端部が前記第2ヨーク側に突出するように前記回動ブロックの一側に配置されている第1鉄片と、
第1端部が前記第1ヨーク側に突出しかつ第2端部が前記第2ヨーク側に突出するように前記回動ブロックの他側に配置されている第2鉄片と、
前記第1鉄片と前記第2鉄片との間に設けられた永久磁石と、
を有し、
前記第1鉄片の前記第1端部が、前記可動接点が前記固定接点から開離しているときに前記第1ヨークとの間に第1の隙間を有し、前記第1鉄片の前記第2端部が、前記可動接点が前記固定接点に接触しているときに前記第2ヨークとの間に第2の隙間を有し、前記第2鉄片の前記第1端部が、前記可動接点が前記固定接点に接触しているときに前記第1ヨークとの間に第3の隙間を有し、前記第2鉄片の前記第2端部は、前記可動接点が前記固定接点から開離しているときに前記第2ヨークとの間に第4の隙間を有しており、
前記磁気シールド部材が、
磁性体部と非磁性体部とを有し、
前記非磁性体部が、前記回動軸の延在方向において、前記ハウジングの前記第1〜第4の隙間の少なくともいずれかを覆う部分の少なくとも一部に配置されている。
第1態様の電磁継電器によれば、ハウジングの回動ブロックの回動軸に直交する一対の対向面の少なくとも一方に設けられた磁気シールド部材を備えている。これにより、ハウジング内の収容部に対する外部磁界の影響を低減できる。
また、磁気シールド部材が、磁性体部と非磁性体部とを有し、非磁性体部が、磁性体部を流れる外部磁界により影響を受けやすい部分である電磁石部のヨークと回動ブロックの鉄片との間の隙間を覆うハウジングの部分の少なくとも一部に配置されている。これにより、非磁性体部が設けられていない磁気シールド部材を備えている電磁継電器と比べて、電磁石部のヨークと回動ブロックの鉄片との間の隙間を、磁気シールド部材の磁性体から遠ざけることができる。これにより、磁気シールド部材の磁性体が回動ブロックの永久磁石と電磁石部との磁気的相互作用に与える影響が低減され、回動ブロックの回動に必要な動作電圧の増加を抑制できる。
本発明の第2態様の電磁継電器は、
前記非磁性体部が、前記回動軸の延在方向において、前記ハウジングの前記第1ヨークの少なくとも前記先端面の近傍を覆う部分の少なくとも一部、あるいは、前記ハウジングの前記第2ヨークの少なくとも前記先端面の近傍を覆う部分の少なくとも一部、あるいは、前記ハウジングの前記第1ヨークの少なくとも前記先端面の近傍を覆う部分の少なくとも一部および前記第2ヨークの少なくとも前記先端面の近傍を覆う部分の少なくとも一部にさらに配置されている。
第2態様の電磁継電器によれば、磁気シールド部材の磁性体部が回動ブロックの永久磁石と電磁石部との磁気的相互作用に与える影響をさらに低減して、回動ブロックの回動に必要な動作電圧の増加をより確実に抑制できる。
本発明の第3態様の電磁継電器は、
前記非磁性体部が、前記回動軸の延在方向において、前記ハウジングの前記第1鉄片の前記第1端部および前記第2端部の少なくともいずれかの可動領域全体を覆う部分、あるいは、前記ハウジングの前記第2鉄片の前記第1端部および前記第2端部の少なくともいずれかの可動領域全体を覆う部分、あるいは、前記ハウジングの前記第1鉄片の前記第1端部および前記第2端部の少なくともいずれかの可動領域全体を覆う部分および前記第2鉄片の前記第1端部および前記第2端部の少なくともいずれかの可動領域全体を覆う部分に配置されている。
第3態様の電磁継電器によれば、磁気シールド部材の磁性体部が回動ブロックの永久磁石と電磁石部との磁気的相互作用に与える影響をさらに低減して、回動ブロックの回動に必要な動作電圧の増加をより確実に抑制できる。
本発明の第4態様の電磁継電器は、
前記磁気シールド部材が、前記ハウジングの前記一対の対向面にそれぞれ設けられている。
第4態様の電磁継電器によれば、ハウジング内の収容部に対する外部磁界の影響をより確実に低減できる。
本発明の第5態様の電磁継電器は、
前記ハウジングの前記一対の対向面に交差する面の少なくとも1つに設けられた補助磁気シールド部材を有している。
第5態様の電磁継電器によれば、ハウジング内の収容部に対する外部磁界の影響をより確実に低減できる。
本発明の第6態様のスマートメータは、
前記態様の電磁継電器を備えている。
第6態様のスマートメータによれば、前記態様の電磁継電器により、回動ブロックの動作電圧の増加を抑制しつつ、外部磁界の影響を低減できる。その結果、高い精度で電力を計測できる。
なお、前記様々な実施形態または変形例のうちの任意の実施形態または変形例を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。また、実施形態同士の組み合わせまたは実施例同士の組み合わせまたは実施形態と実施例との組み合わせが可能であると共に、異なる実施形態または実施例の中の特徴同士の組み合わせも可能である。
本発明の電磁継電器は、例えば、スマートメータに適用できる。
1 電磁継電器
10 ハウジング
11 ベース
111 第1側壁
112 第2側壁
113 第3側壁
114 第4側壁
12 カバー
13 収容部
20 固定接点側端子
21 固定接点
30 可動接点側端子
301 一端部
31 端子部
32 可動接触片
33 可動接点
34 湾曲部
40 磁気シールド部材
41 磁性体部
42,142,242 露出部(非磁性体部の一例)
43,44,45,46,49 開口部
47,147 切り欠き部
48 (第1鉄片および第2鉄片の)可動領域
50 電磁石部
501 コイル
51 第1ヨーク
511 接続部
512 吸着部
52 第2ヨーク
521 接続部
522 吸着部
53 コイル端子
54 回動ブロック配置空間
60 回動ブロック
61 ブロックハウジング
62 回動軸
63 永久磁石
64 第1鉄片
641 第1端部
642 第2端部
65 第2鉄片
651 第1端部
652 第2端部
66 腕部
67 支持板
70 可動部材
140,240 補助磁気シールド部材
CL 巻回中心軸
L 仮想直線
S1〜S4 隙間

Claims (6)

  1. 内部に収容部を有する箱形の絶縁性のハウジングと、
    前記ハウジングに固定され、前記ハウジングの外部から前記収容部まで延びていると共に、前記収容部に位置する固定接点を有する板状の固定接点側端子と、
    前記ハウジングに固定され、前記ハウジングの外部から前記収容部まで延びかつ前記固定接点側端子と並列に前記ハウジングに配置されている板状の可動接点側端子と、
    前記収容部に配置されかつ前記可動接点側端子と電気的に接続されていると共に、前記固定接点に対向する可動接点を有し、前記可動接点が前記固定接点に接触および開離可能に弾性変形する可動接触片と、
    前記収容部に配置されかつ異なる方向の電流が供給可能な電磁石部と、
    前記収容部に配置され、前記電磁石部に供給された電流の方向に応じて異なる方向に前記ハウジングに対して回動軸まわりに回動する回動ブロックと、
    前記回動ブロックの回動方向に応じて移動して前記可動接点を前記固定接点に対して接触または開離させる可動部材と、
    前記ハウジングの前記回動軸に直交する一対の対向面の少なくとも一方に設けられた磁気シールド部材と、
    を備え、
    前記電磁石部が、
    前記可動接触片と前記電磁石部との間に配置されていると共に、先端面が相互に対向しかつ前記先端面間に前記回動ブロックが配置された回動ブロック配置空間を有する第1ヨークおよび第2ヨークを有し、
    前記回動ブロックが、
    第1端部が前記第1ヨーク側に突出しかつ第2端部が前記第2ヨーク側に突出するように前記回動ブロックの一側に配置されている第1鉄片と、
    第1端部が前記第1ヨーク側に突出しかつ第2端部が前記第2ヨーク側に突出するように前記回動ブロックの他側に配置されている第2鉄片と、
    前記第1鉄片と前記第2鉄片との間に設けられた永久磁石と、
    を有し、
    前記第1鉄片の前記第1端部、前記可動接点が前記固定接点から開離しているときに前記第1ヨークとの間に第1の隙間を有し、前記第1鉄片の前記第2端部、前記可動接点が前記固定接点に接触しているときに前記第2ヨークとの間に第2の隙間を有し、前記第2鉄片の前記第1端部が、前記可動接点が前記固定接点に接触しているときに前記第1ヨークとの間に第3の隙間を有し、前記第2鉄片の前記第2端部は、前記可動接点が前記固定接点から開離しているときに前記第2ヨークとの間に第4の隙間を有しており、
    前記磁気シールド部材が、
    磁性体部と非磁性体部とを有し、
    前記非磁性体部が、前記回動軸の延在方向において、前記ハウジングの前記第1〜第4の隙間の少なくともいずれかを覆う部分の少なくとも一部に配置されている、電磁継電器。
  2. 前記非磁性体部が、前記回動軸の延在方向において、前記ハウジングの前記第1ヨークの少なくとも前記先端面の近傍を覆う部分の少なくとも一部、あるいは、前記ハウジングの前記第2ヨークの少なくとも前記先端面の近傍を覆う部分の少なくとも一部、あるいは、前記ハウジングの前記第1ヨークの少なくとも前記先端面の近傍を覆う部分の少なくとも一部および前記第2ヨークの少なくとも前記先端面の近傍を覆う部分の少なくとも一部にさらに配置されている、請求項1に記載の電磁継電器。
  3. 前記非磁性体部が、前記回動軸の延在方向において、前記ハウジングの前記第1鉄片の前記第1端部および前記第2端部の少なくともいずれかの可動領域全体を覆う部分、あるいは、前記ハウジングの前記第2鉄片の前記第1端部および前記第2端部の少なくともいずれかの可動領域全体を覆う部分、あるいは、前記ハウジングの前記第1鉄片の前記第1端部および前記第2端部の少なくともいずれかの可動領域全体を覆う部分および前記第2鉄片の前記第1端部および前記第2端部の少なくともいずれかの可動領域全体を覆う部分に配置されている、請求項1または2に記載の電磁継電器。
  4. 前記磁気シールド部材が、前記ハウジングの前記一対の対向面にそれぞれ設けられている、請求項1から3のいずれか1つに記載の電磁継電器。
  5. 前記ハウジングの前記一対の対向面に交差する面の少なくとも1つに設けられた補助磁気シールド部材を有している、請求項1から4のいずれか1つに記載の電磁継電器。
  6. 請求項1から5のいずれか1つに記載の電磁継電器を備えたスマートメータ。
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