JP6805059B2 - 共同配送計画装置、及び共同配送計画方法 - Google Patents

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Description

本発明は、共同配送計画装置、及び共同配送計画方法に関する。
近年、パソコンやスマートフォンが広く普及し、消費者個人によるインターネット通販の利用が爆発的に増えている。加えて、インターネット通販業者は、即時配達や時間指定配達などといった高付加価値サービスを提供するなど、消費者ニーズへの対応を強化している。
一方、配送業者は、上記の高付加価値サービスを消費者に提供するために、多品種かつ大量の貨物を、きめ細かな時間指定で配送しなければならない。しかし、近年のドライバー不足により対応が間に合わず、社会課題に発展している。
上記の社会課題を解決するための高効率な配送手段として共同配送が知られている。これは、各荷主が個別の輸送手段(例えばトラック)を使用して配送していた貨物を、複数の荷主が共有するトラックを使用して混載配送するものである。個別配送では空いていた荷台に貨物を積載することにより、トラック1台あたりの積載率を高め、配送に必要なトラック台数の削減が可能になる。その結果、ドライバー削減及び配送コスト削減が実現できる。
共同配送に関する技術としては、特開2004−213466号公報(特許文献1)と、特開2006−185133号公報(特許文献2)がある。特許文献1では、各荷主に対する貨物量や貨物配送距離の実績を集計し、その割合に基づき各荷主に対する配送運賃を算出する技術が記載されている。特許文献2では、積載に余裕のあるトラック情報をインターネットに公開することで、追加荷主を公募するとともに、共同配送による配送コスト削減分による利益を、貨物量に応じて荷主に還元する技術が記載されている。
特開2004−213466号公報 特開2006−185133号公報
実際の共同配送計画では、各荷主には貨物量以外にも様々な制約条件(例えば、配送順序、着荷時間、輸送手段の車格など)が存在し、これらの制約条件を考慮する必要がある。また、ある荷主の制約条件は、他の荷主の配送に影響を与えることがある。例えば、ある荷主によって着荷時間が指定されると、他の荷主への配送時間が早まったり遅れたりする。また例えば、ある荷主によって使用するトラックの車格が指定されると、他の荷主の貨物量が制限されることがある。
そのため、各荷主の貨物量に基づいて配送コストの配分を決定するだけでは、他の荷主の制約条件によって不利益を受ける荷主に対して、配送コストの配分の公平性を保つことができない。配送コストの配分の公平性を期待できないことは、共同配送を利用する荷主の増加を妨げ、共同配送の普及を遅らせる要因にもなり得る。上記の特許文献1及び特許文献2は、共同配送の運賃コストの配分あるいは共同配送による削減コストの配分を、各荷主の貨物量に基づいて算出しているため、公平性を保つことができない。
本発明の目的は、より公平性のある配送コストの配分を考慮した共同配送計画の作成を支援する共同配送計画装置、及び共同配送計画方法を提供することにある。
本願は、上記課題の少なくとも一部を解決する手段を複数含んでいるが、その例を挙げるならば、以下のとおりである。
上記の課題を解決する本発明の一態様は、複数の荷主の貨物を前記各荷主に共同配送する共同配送計画を生成する共同配送計画装置であって、前記各荷主の発注情報と、前記各荷主に関する荷主情報とを取得する情報取得部と、前記各荷主の制約条件を変化させて、前記荷主それぞれに複数の制約条件を設定する制約条件設定部と、前記各荷主の前記発注情報、前記荷主情報、及び前記複数の制約条件を用いて、前記各荷主の前記制約条件ごとに前記共同配送計画を生成する配送計画部と、前記制約条件ごとに、対応する前記共同配送計画が示す全体配送コストに対する前記荷主の貢献度を算出する貢献度算出部と、前記各荷主の前記制約条件ごとの前記貢献度を格納する貢献度情報記憶部と、前記貢献度情報記憶部を参照して、前記荷主別に前記制約条件別の前記貢献度を出力する出力処理部とを備える。
本発明によれば、より公平感の高い配送コストの配分を考慮した共同配送計画の作成を支援することができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
実施形態に係る共同配送計画装置の構成例を示す図である。 実施形態に係る発注情報記憶部のデータ構造例を示す図である。 実施形態に係る荷主情報記憶部のデータ構造例を示す図である。 実施形態に係る貢献度情報記憶部のデータ構造例を示す図である。 実施形態に係る共同配送計画装置のハードウェア構成例を示す図である。 実施形態に係る共同配送計画装置の処理例を示すフローチャートである。 実施形態に係る貢献度算出の処理例を示すフローチャートである。 実施形態に係る貢献度を考慮した配送コストの算出を説明する図である。 実施形態に係る共同配送計画装置の出力する画面例を示す図である。 第1変形例に係る貢献度情報記憶部のデータ構造例を示す図である。 第1変形例に係る画面例を示す図である。 第2変形例に係る貢献度算出の処理例を示すフローチャートである。 第2変形例に係る画面例を示す図である。 第3変形例に係る共同配送計画装置の構成例を示す図である。 第3変形例に係る共同配送計画装置の処理例を示すフローチャートである。
最初に、共同配送におけるコスト配分の課題について詳細に説明する。
一般的に、共同配送に参加する荷主が多いほど、全体の配送コストは削減される傾向がある。しかし、共同配送の運用においては、例えば、配送順序、着荷時間、輸送手段の車格などの荷主個別の事情(制約条件)があるため、これらの制約条件を考慮する必要がある。また、ある荷主の制約条件は、他の荷主の配送に影響を与えることがある。
例として、チャーター料金10,000円の5tトラックを使用して、荷主Aが9tの貨物を、荷主Bが1tの貨物を、個別配送する場合を考える。この場合、各荷主の配送コストは、20,000円、10,000円となり、全体配送コストは、30,000円となる。上記の両荷主の貨物を共同配送する場合を考える。この場合、5tトラック2台の使用で両荷主の貨物を配送することができるので、全体配送コストは、20,000円となる。
ここで、上述の特許文献1の技術を用いて、共同配送の全体配送コストについて各荷主の負担額(配送コスト)を試算する。すると、荷主A及び荷主Bの負担額は、貨物量に応じて、18,000円、2,000円となる。このとき、個別配送と比較した各荷主の配送コスト削減率は、10%、80%となる。
共同配送は、貨物の配送順序などの荷主個別の制約条件が影響するため、個別配送と比べると、各荷主の配送計画の自由度に対する制限が強くなる。このことを踏まえると、上記の例では、貨物量が多いにも関わらず配送コスト削減率が低い荷主Aにとっては、公平性が保たれていない、と捉えることができる。従って、共同配送においては、荷主間の配送コストの配分の公平性を保つことが課題となる。
上記の例において、トラックの車格を大きく変更したとする。例えば、チャーター料金15,000円の10tトラックを使用して、個別配送する場合を考える。この場合、各荷主の配送コストは、それぞれ15,000円となり、全体配送コストは、30,000円となる。上記の両荷主の貨物を共同配送する場合を考える。この場合、10tトラック1台の使用で両荷主の貨物を配送することができるので、全体配送コストは、15,000円となる。5tトラック2台を使用した場合よりも、全体配送コストは、5,000円削減することができる。上述の特許文献1の技術を用いて、共同配送の全体配送コストについて各荷主の負担額(配送コスト)を試算すると、荷主A及び荷主Bの負担額は、貨物量に応じて、13,500円,1,500円となる。
ここで、仮に、荷主Bの倉庫が小さく、10tトラックの荷降しに対応できないとする。この場合、共同配送を実現するには、荷主Bの制約条件に合わせて5tトラックを使用せざるを得ない。すると、荷主Aは、5tトラック使用時の負担額18,000円と10tトラック使用時の負担額13,500円の差分である4,500円を損失すると捉えることができる。
上記のような状況では、荷主Aが共同配送に替えて個別配送を選択する可能性があり、複数荷主参加による共同配送の改善効果を低減させることになりかねない。従って、共同配送へ参加する荷主を減少させないために、上記のような損失を補填するような仕組みを取り入れることが課題となる。
上記の特許文献2の技術では,共同配送により得られた利益を荷主に還元した上で、共同配送価格を設定する。例えば、業者Xが共同配送を運用し、インターネットを介して荷主を公募するものとする。業者Xの配送価格は、例えば、3,000円/tであるものとする。
例として、チャーター料金20,000円の10tトラックを使用し、荷主Aが9tの貨物の配送を業者Xに依頼する場合を考える。この場合、荷主Aに対する配送価格は、27,000円となり、業者Xの利益は、7,000円となる。ここで、さらに、荷主Bが1tの貨物の配送を業者Xに依頼する場合を考える。この場合、両荷主に対する配送価格は、30,000円となり、業者Xの利益は、10,000円となる。前者の場合と比べて業者Xの利益は3,000円増加する。
上記の増加した利益は、各荷主に対して、貨物割合に応じて還元される。説明を簡単にするため、ここでは業者Xに対する還元は考えない。この場合、荷主Aには、3,000円×9t/(9t+1t)=2,700円,荷主Bには、3,000円−2,700円=300円が還元される。
このように、特許文献2の技術では、共同配送の積載率を上げ利益を増加させる荷主の行為に対して利益還元することにより、荷主を募り、より高利益となる共同配送の実現を目指している。しかし、特許文献2の技術は、特定の定められた行路を使った配送について、インターネットへの情報公開により新たな荷主が見つかったときにのみ利益還元を実現するものである。さらに、特許文献2の技術では、貨物量(重量、容積)のみに基づいて、各荷主の配送価格が算出される。そのため、配送順序、着荷時間、トラックの車格などといった条件の変更による運用コストの改善額の還元や、貨物量以外の複数の要因に基づく利益額の配分は、実現されない。従って、共同配送においては、貨物量以外の複数の要因を考慮して共同配送による改善効果を還元するような仕組みを取り入れることが課題となる。
そこで、本発明の一実施形態では、上記の少なくとも1つの課題を鑑みて、より公平感の高い配送コストの配分を考慮した共同配送計画の作成を支援する。
図1は、本発明の一実施形態に係る共同配送計画装置の構成例を示す図である。
共同配送計画装置101は、インターネット等のネットワーク121を介して、発注管理サーバ131に接続される。発注管理サーバ131は、発注情報記憶部132及び荷主情報記憶部133に接続される。発注管理サーバ131は、共同配送を行う複数の荷主の発注情報を、発注情報記憶部132から読み出して、ネットワーク121を介して共同配送計画装置101に送信する。また、発注管理サーバ131は、共同配送を行う複数の荷主の荷主情報を、荷主情報記憶部133から読み出して、ネットワーク121を介して共同配送計画装置101に送信する。共同配送計画装置101は、各荷主の発注情報及び荷主情報を受信し、これらの情報を用いて、各荷主の貨物を各荷主へ共同配送するための共同配送計画を生成する。
図2は、発注情報記憶部のデータ構造例を示す図である。発注情報記憶部132は、配送対象となる品物(貨物)、すなわち発注された品物に関する発注情報を格納する。発注情報は、「発注番号」、「発注元」、「発注先」、「品物」、「数量」、「PLT数」、「納品日」、「納品時間」、「納期変更可否」、「混載可否」などの項目を含む。「発注番号」は、発注の識別子である。「発注元」は、当該発注の発注元(荷主)の識別子である、「発注先」は、当該発注の発注先の識別子である。「品物」は、発注された品物の識別子である。「数量」は、当該品物の発注数量である。「PLT数」は、発注数量を、貨物配送の共通の単位であるパレット単位に換算した値である。「納品日」は、発注元に品物を納品(着荷)すべき日付を示す。「納品時間」は、発注元に品物を納品(着荷)すべき時刻を示す。「納期変更可否」は、納品日及び納品日時の変更を許容するか否かを示す。「混載可否」は、発注された品物を他の品物とともに同じトラック等の輸送手段の荷台に積んで配送してもよいか否かを示す。
図3は、荷主情報記憶部のデータ構造例を示す図である。荷主情報記憶部133は、発注元である各荷主に関する荷主情報を格納する。荷主情報は、「荷主」、「緯度」、「経度」、「バース数」、「車格」、「最大配送回数」、「最大入庫数」、「稼働開始」、「稼働終了」、「休日」などの項目を含む。「荷主」は、荷主(拠点)の識別子である。「緯度」及び「経度」は、荷主の位置情報である。「バース数」は、トラック等の輸送手段の搬入場所であるバースの数を示す。「車格」は、トラック等の輸送手段の車格である。「最大配送回数」は、トラック等の輸送手段の1日の受入回数を示す。「最大入庫数」は、配送された品物を一時的に補完する入庫エリアの、パレット単位の容量である。「稼働開始」及び「稼働終了」は、荷主の営業時間帯を示す。「休日」は、荷主の休日の曜日を示す。
発注情報及び荷主情報は、共同配送計画を生成するにあたって考慮される前提条件である。ただし、発注情報のうち、「納品日」、「納品時間」、「納期変更可否」、及び「混載可否」、荷主情報のうち、「バース数」、「車格」、「最大配送回数」、「最大入庫数」、「稼働開始」、「稼働終了」、及び「休日」は、変更可能な制約条件として扱われる。以下では、これらの制約条件を集合的に「入力制約条件」と呼び、それぞれを制約条件項目と呼ぶ。もちろん、制約条件項目は、図示した例に限られず、他の項目を含んでも良い。
図1の説明に戻る。共同配送計画装置101は、情報取得部111と、制約条件設定部112と、配送計画部113と、貢献度算出部114と、貢献度情報記憶部115と、出力処理部116と、通信部117と、表示部118と、入力部119と備える。
通信部117は、ネットワーク121に接続され、ネットワーク121を介して発注管理サーバ131や他のコンピュータと情報を送受信する。表示部118は、共同配送計画装置101のユーザ(例えば、共同配送を請け負う運送業者)に対して、情報を表示する。入力部119は、共同配送計画装置101のユーザから、情報の入力を受け付ける。
情報取得部111は、配送計画部113による共同配送計画の生成に使用される発注情報及び荷主情報を、通信部117を介して発注管理サーバ131から取得する。
制約条件設定部112は、情報取得部111により取得された発注情報及び荷主情報に含まれる入力制約条件の各項目の内、それぞれ共同配送計画処理で利用可能な項目を抽出する。本実施形態では、変更可能な制約条件として、「納期変更可否」、「着荷量」、「車格」、「バース数」、「配送回数」、及び「混載可否」を定義する。これらの制約条件を集合的に「内部制約条件」と呼び、それぞれを制約条件項目と呼ぶ。
また、制約条件設定部112は、配送計画部113による共同配送計画の生成に使用される各荷主の内部制約条件を、様々な複数パターンの制約条件に変化させて設定する。
配送計画部113は、複数の荷主の貨物を各荷主へ共同配送するための共同配送計画を生成する。このとき、配送計画部113は、情報取得部111により取得された発注情報及び荷主情報(入力制約条件を除く)と、制約条件設定部112により設定された内部制約条件とを入力情報として取得し、これらの入力情報に基づいて、計画し得る共同配送計画のうち最適な共同配送計画(最適解)を求める。発注情報及び荷主情報に基づいて最適な共同配送計画を生成する方法には、例えば数理最適化法などの一般的な技術を用いることができるため、詳細な説明を省略する。なお、生成された共同配送計画には、当該計画の全体配送コスト、各荷主の配送コスト、各荷主の内部制約条件、配送経路、配送スケジュール等の様々な情報が含まれる。
貢献度算出部114は、様々な内部制約条件に基づいて配送計画部113により生成された各共同配送計画について、各計画が示す全体配送コストに対する各荷主の貢献度及び配送コスト(貢献度を反映した個別配送コスト)を算出する。すなわち、貢献度算出部114は、内部制約条件が全体配送コストに与える影響を特定しているとも言える。貢献度算出部114は、様々な内部制約条件での各荷主の貢献度及び配送コストに関する貢献度情報を、貢献度情報記憶部115に格納する。
出力処理部116は、貢献度情報記憶部115に格納されている貢献度情報を参照して、荷主別に内部制約条件別の貢献度及び配送コストを表示する画面情報を生成し、表示部118に出力する。出力処理部116は、表示部118に表示された画面上で、荷主や内部制約条件を選択する操作を、ユーザから入力部119を介して受け付けると、選択された荷主及び内部制約条件に対応する貢献度及び配送コストを表示する画面情報を生成する。
図4は、貢献度情報記憶部のデータ構造例を示す図である。貢献度情報記憶部115は、荷主別にテーブル1150を格納する。テーブル1150には、異なる内部制約条件で生成された共同配送計画(横軸の識別子(「実績」、「最適解」、「条件設定1」「条件設定2」・・・)で示される)ごとに、その「配送コスト」、「貢献度」、及び「内部制約条件」が格納される。「配送コスト」は、共同配送計画における荷主の配送コストを示す。「貢献度」は、共同配送計画における荷主の貢献度を示す。「内部制約条件」は、共同配送計画における荷主の内部制約条件を示す。
テーブル1150の「内部制約条件」は、変更可能な制約条件であり、図の例では、「納期変更可否」、「着荷量」、「車格」、「バース数」、「配送回数」、及び「混載可否」の項目を含む。「納期変更可否」は、納品日及び納品日時の変更を禁止するか許容するか示す。「着荷量」は、荷主に1日に着荷可能なパレット単位の貨物量を示す。「車格」は、荷主が指定するトラックの車格(例えば、10tのみ、15tのみ、10t又は15t)を示す。「バース数」は、荷主に同時に到着可能なトラックの台数を示す。「配送回数」は、荷主が1日に受け入れ可能な配送回数を示す。「混載可否」は、荷主が他の貨物との混載を禁止するか許容するかを示す。
図5は、共同配送計画装置のハードウェア構成例を示す図である。共同配送計画装置101は、例えば、サーバーコンピュータ、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレットコンピュータ等のコンピュータ機器で実現することができる。もちろん、共同配送計画装置1は、複数のコンピュータにより構成されてもよい。
共同配送計画装置101は、演算装置11と、主記憶装置12と、外部記憶装置13と、通信装置14と、読み書き装置15と、入力装置16と、出力装置17とを含む。
演算装置11は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などの演算ユニットである。主記憶装置12は、例えば、RAM(Random Access Memory)などの記憶装置である。外部記憶装置13は、例えば、ハードディスクやSSD(Solid State Drive)、あるいはフラッシュROM(Read Only Memory)などの記憶装置である。通信装置14は、ネットワークケーブルを介して有線通信を行う通信装置、アンテナを介して無線通信を行う通信装置を含む、情報を送受信する装置である。読み書き装置15は、DVD(Digital Versatile Disk)、USB(Universal Serial Bus)メモリー等の記録媒体に情報を読み書きする装置である。入力装置16は、キーボードやマウスなどのポインティングデバイス、タッチパネル、マイクロフォンなどを含む、入力情報を受け付ける装置である。出力装置17は、ディスプレイ、プリンター、スピーカーなどを含む、出力情報を出力する装置である。主記憶装置12及び外部記憶装置13の少なくとも一部は、例えば、通信装置14を介して接続されるネットワーク上のストレージにより実現されてもよい。
情報取得部111、制約条件設定部112、配送計画部113、貢献度算出部114、及び出力処理部116(これらを「演算部」と呼んでもよい)は、例えば、演算装置11が所定のアプリケーションプログラムを実行することによって実現することができる。このアプリケーションプログラムは、例えば、外部記憶装置13内に記憶され、実行にあたって主記憶装置12上にロードされ、演算装置11によって実行される。貢献度情報記憶部115は、例えば主記憶装置12及び外部記憶装置13の少なくとも一方によって実現することができる。通信部117は、例えば通信装置14によって実現することができる。表示部118は、例えば出力装置17によって実現することができる。入力部119は、例えば入力装置16によって実現することができる。
図6は、共同配送計画装置の処理例を示すフローチャートである。
まず、情報取得部111は、発注情報及び荷主情報を、通信部117を介して発注管理サーバ131から取得する(ステップS201)。なお、制約条件設定部112は、取得した発注情報及び荷主情報に含まれる入力制約条件の各項目を、それぞれ共同配送計画処理で利用可能な内部制約条件の各項目に変換する。
それから、配送計画部113は、理想条件での共同配送計画を生成する(ステップS202)。具体的には、配送計画部113は、ステップS201で取得された発注情報及び荷主情報(入力制約条件を除く)を用いて、複数の荷主の貨物を各荷主へ共同配送する計画であって、全体配送コストが最小となる共同配送計画を生成する。ステップS202では、配送計画部113は、ステップS201で設定された各荷主の内部制約条件に捉われずに、共同配送計画を生成する。この処理によって、最適解の共同配送計画が算出されるとともに、最適解における全体配送コスト、及び各荷主の配送コストが算出され、さらに最適解における各荷主の内部制約条件が特定される。貢献度算出部114は、算出された各荷主の配送コスト、及び特定された各荷主の内部制約条件を、各荷主のテーブル1150の中の「最適解(図4参照)」の列に格納する。
それから、配送計画部113は、実際の制約条件(実績条件)での共同配送計画を生成する(ステップS203)。具体的には、配送計画部113は、ステップS201で取得された発注情報及び荷主情報(入力制約条件を除く)を用いて、複数の荷主の貨物を各荷主へ共同配送する計画であって、全体配送コストが最小となる共同配送計画を生成する。ステップS203では、配送計画部113は、ステップS201で設定された各荷主の内部制約条件に従って、共同配送計画を生成する。この処理によって、制約条件下における共同配送計画が算出されるとともに、制約条件下における全体配送コスト、及び各荷主の配送コストが算出される。貢献度算出部114は、算出された各荷主の配送コスト、及び設定された各荷主の内部制約条件を、各荷主のテーブル1150の中の「実績(図4参照)」の列に格納する。
それから、貢献度算出部114は、異なる複数の条件設定での各荷主の配送コスト及び貢献度を算出する(ステップS204)。図7を参照して、ステップS204の詳細を説明する。
図7は、貢献度算出の処理例を示すフローチャートである。
制約条件設定部112は、ステップS202あるいはステップS203で生成された共同配送計画に組み込まれている各荷主を選択し、荷主ごとにステップS212〜ステップS219の処理を繰り返す(ステップS211、ステップS220)。以下では、選択された荷主を「対象荷主」と呼ぶ。
また、制約条件設定部112は、対象荷主について、その内部制約条件の条件設定を変更し、変更した条件設定ごとにステップS213〜ステップS218の処理を繰り返す(ステップS212、ステップS219)。具体的には、ステップS212では、制約条件設定部112は、図4に示す内部制約条件を構成する各項目の値を変更して、全ての値の組み合わせを順次設定する。これらの各内部制約条件項目の値の組み合わせを「条件設定」と呼ぶ。
貢献度算出部114は、最適解の配送コストと条件設定の配送コストの差分を算出する(ステップS213)。具体的には、貢献度算出部114は、ステップS201で取得された発注情報及び荷主情報(入力制約条件を除く)を用いて、全体配送コストが最小となる共同配送計画を生成するように配送計画部113に指示する。ここで、配送計画部113は、対象荷主についてはステップS212で設定された条件設定を用い、対象荷主以外の他の各荷主については内部制約条件に捉われずに、共同配送計画を生成する。この処理によって、設定された条件設定における全体配送コスト、及び各荷主の配送コストが算出され、さらに他の各荷主の条件設定が特定される。貢献度算出部114は、対象荷主の条件設定を、対象荷主のテーブル1150の中の「条件設定(図4参照)」の列に格納する。なお、「条件設定」の列は、条件設定ごとに追加される。
また、貢献度算出部114は、ステップS202で算出された最適解の全体配送コストから、ステップS213で算出された条件設定での全体配送コストを減算することにより、全体配送コストの差分を算出する。なお、条件設定での全体配送コストは、最適解の全体配送コストよりも大きい値であるため、差分はマイナス値となる。
それから、貢献度算出部114は、全体貨物量に対する荷主の貨物量の割合を算出する(ステップS214)。具体的には、貢献度算出部114は、情報取得部111により取得された発注情報を参照し、各荷主のPLT数を合計することで全体貨物量を算出するとともに、対象荷主のPLT数をその貨物量として取得する。そして、貢献度算出部114は、対象荷主の貨物量を全体貨物量で除算する。
それから、貢献度算出部114は、全体配送コストの差分と荷主の割合の積を貢献度として算出する(ステップS215)。具体的には、貢献度算出部114は、ステップS213で算出した全体配送コストの差分に、ステップS214で算出した対象荷主の割合を乗算することにより、対象荷主の貢献度(マイナス値)を算出する。貢献度算出部114は、対象荷主の貢献度を、対象荷主のテーブル1150の中の「条件設定(図4参照)」の列に格納する。
それから、貢献度算出部114は、条件設定が最適解の条件設定と一致するか否かを判定する(ステップS216)。具体的には、貢献度算出部114は、ステップS212で設定された対象荷主の条件設定の全項目の値と、ステップS202で算出された最適解における対象荷主の条件設定の全項目の値とが、一致するか否かを判定する。
条件設定が一致しないと判定した場合(ステップS216:No)、貢献度算出部114は、ステップS203で算出された実績における対象荷主の個別配送コストから、ステップS215で算出された対象荷主の貢献度を減算することで、ステップS212で設定された条件設定おける対象荷主の個別配送コストを算出する(ステップS217)。貢献度算出部114は、算出した対象荷主の個別配送コストを、対象荷主のテーブル1150の中の「条件設定(図4参照)」の列に格納する。
条件設定が一致すると判定した場合(ステップS216:Yes)、貢献度算出部114は、ステップS202で算出された最適解における対象荷主の個別配送コストに、ステップS215で算出された対象荷主の貢献度を加算することで、ステップS212で設定された条件設定おける対象荷主の個別配送コストを算出する(ステップS218)。貢献度算出部114は、算出した対象荷主の個別配送コストを、対象荷主のテーブル1150の中の「条件設定(図4参照)」の列に格納する。
以上のようにして、各荷主について、異なる複数の条件設定における貢献度及び貢献度を反映した個別配送コストが算出され、貢献度情報に設定される。
図8は、貢献度を考慮した配送コストの算出を説明する図である。図8の事例では、荷主OWN1、荷主OWN2、及び荷主OWN3が共同配送に参加し、各荷主の取扱い貨物量が30t、20t、10tであるものとする。また、各荷主の配送に使用するトラック車格に関する制約条件が、5tのみ、又は10t/5tの混在、のいずれかに設定される場合を想定する。
最適解と同様に荷主OWN1が10t/5tの混在を許可する場合(条件設定B)、その全体配送コストとして120,000円が算出される。ここで、最適解と異なり(実績と同様)荷主OWN1が事情により5tのみを許可する場合(条件設定A)、その全体配送コストとして180,000円が算出される。これは、トラック車格の制約条件を変更することで全体配送コストに60,000円もの損害を与えると捉えることができる。この場合、荷主OWN2、荷主OWN3の配送コストは、取扱い貨物量割合に応じて、各々20,000円、10,000円の損害を荷主OWN1により被ったとも解釈できる。
そこで、荷主OWN1による他の荷主への損害額補填として、他の荷主の損害額(本来の利益額)を、全体貨物量に対するその荷主の貨物量の割合で正規化して、その荷主に配分することができる。荷主OWN2は本来20,000円の利益を得られるので、20,000円×(20t/60t)=6,666円が荷主OWN1から補填される(荷主OWN1に加算される)。荷主OWN3は本来10,000円の利益を得られるので、10,000円×(10t/60t)=1,666円が荷主OWN1から補填される(荷主OWN1に加算される)。その結果、荷主OWN1、荷主OWN2、及び荷主OWN3の配送コストは、各々98,332円、53,334円、28,334円となる。
一方、最適解と同様に荷主OWN1が10t/5tの混在を許可する場合(条件設定B)、荷主OWN1は共同配送計画が全体最適になるよう貢献したと解釈することができ、他荷主からの褒章を受けることができる。荷主OWN2は20,000円の利益を得られるので、20,000円×(20t/60t)=6,666円を荷主OWN1に寄付する(荷主OWN1から減算される)。荷主OWN3は10,000円の利益を得られるので、10,000円×(10t/60t)=1,666円を荷主OWN1に寄付する(荷主OWN1から減算される)。その結果、荷主OWN1、荷主OWN2、及び荷主OWN3の配送コストは、各々51,668円、46,666円、21,666円となる。
図7のフローチャートにおける各荷主の貢献度及び貢献度を考慮した配送コストの算出は、上記の図8の考え方を実現するためのヒントとなる情報を得るものである。ユーザは、各荷主の様々な条件設定における貢献度及び配送コストを参照することで、共同配送計画の全体配送コストに影響を与える各荷主の条件設定と影響量を判断することができる。
図6の説明に戻る。ステップS204の後、出力処理部116は、荷主別及び条件設定別の配送コスト及び貢献度を表示する(ステップS205)。具体的には、出力処理部116は、貢献度情報記憶部115を参照して、図9に示すような画面161を生成し、表示部118に表示させる。また、出力処理部116は、画面161に対する操作を、ユーザから入力部119を介して受け付け、操作に応じた画面161を生成する。
図9は、共同配送計画装置の出力する画面例を示す図である。画面161は、実績の全体配送コストを表示する領域1611と、最適解の全体配送コストを表示する領域1612と、荷主を選択する領域1613と、領域1617で示す条件設定における当該荷主の配送コストを表示する領域1622と、選択された荷主の配送コスト及び貢献度を表示する領域1614(領域1615〜1618を含む)と、実行ボタン1619と、終了ボタン1620とを含む。
出力処理部116は、ステップS203で算出された実績の全体配送コストを、領域1611に表示する。出力処理部116は、ステップS202で算出された最適解の全体配送コストを、領域1612に表示する。
また、出力処理部116は、領域1613で選択されている荷主に関連付けられたテーブル1150(図4)を参照して、テーブル1150に設定されている情報を、領域1614に表示する。具体的には、出力処理部116は、テーブル1150の「実績」に設定されている配送コスト及び内部制約条件の各項目値を、領域1615に表示する。また、出力処理部116は、テーブル1150の「最適解」に設定されている配送コスト及び内部制約条件の各項目値を、領域1616に表示する。
また、出力処理部116は、選択されている荷主のテーブル1150内の複数の「条件設定」のいずれかに設定されている配送コスト及び貢献度を、領域1622及び領域1617に表示する。具体的には、領域1617は、内部制約条件の各項目値を、例えばプルダウンメニューや直接入力などにより選択可能(変更可能)に受け付けることができる。出力処理部116は、領域1617で受け付けた内部制約条件と一致する内部制約条件を有する「条件設定」をテーブル1150から特定し、特定した「条件設定」に設定されている配送コストを、領域1622に表示する。また、出力処理部116は、特定した「条件設定」に設定されている貢献度を、領域1617内の領域1618に表示する(図では「−8,332」で示されている)。
ユーザは、上記のような画面161を用いることで、各荷主の内部制約条件を変更しながら配送コスト及び貢献度を検討することができ、その検討結果に基づいて各荷主の内部制約条件を決定することができる。
図6の説明に戻る。制約条件設定部112は、実行ボタン1619又は終了ボタン1620が操作されたか否かを判定する(ステップS206)。終了ボタン1620が操作された場合(ステップS206:No)、配送計画部113は、ステップS203で生成された制約条件下での共同配送計画を出力して、本フローチャートの処理を終了する。共同配送計画は、例えば、表示部118、ユーザ端末、各荷主の端末などに出力される。
実行ボタン1619が操作された場合(ステップS206:Yes)、配送計画部113は、選択された条件設定での共同配送計画を生成し(S207)、処理をステップS205に戻す。具体的には、配送計画部113は、ステップS201で取得された発注情報及び荷主情報(入力制約条件を除く)を用いて、複数の荷主の貨物を各荷主へ共同配送する計画であって、全体配送コストが最小となる共同配送計画を生成する。ステップS207では、配送計画部113は、画面161で設定された全荷主の内部制約条件を取得して、これらの各荷主の内部制約条件に従って、共同配送計画を生成する。この処理によって、ユーザの検討結果として設定された制約条件下における共同配送計画が算出されるとともに、制約条件下における全体配送コスト、及び各荷主の配送コストが算出される。また、配送計画部113は、生成した共同配送計画を出力する。共同配送計画は、例えば、表示部118、ユーザ端末、各荷主の端末などに出力される。
以上、本発明の一実施形態について説明した。本実施形態によれば、より公平性のある配送コストの配分を考慮した共同配送計画の作成を支援することができる。つまり、本実施形態の共同配送計画装置1を用いることで、ユーザは、各荷主の様々な条件設定における貢献度及び配送コストを参照し、共同配送計画の全体配送コストに影響を与える各荷主の条件設定と影響量を検討することができる。また、ユーザは、その検討結果に基づいて各荷主の内部制約条件を決定し、公平性のある配送コストの配分を考慮した共同配送計画を作成することができる。
[第1変形例]
上記の実施形態の第1変形例では、内部制約条件の各項目に対して優先度を設定する。以下、上記の実施形態と異なる点を中心に説明する。
図10は、第1変形例に係る貢献度情報記憶部のデータ構造例を示す図である。テーブル1150は、内部制約条件の各項目の優先度を設定するためのフィールド1151を有する。制約条件設定部112あるいは出力処理部116は、内部制約条件の各項目の優先度を、例えば入力部119を介してユーザから受け付け、フィールド1151に設定する。制約条件設定部112あるいは出力処理部116は、全荷主について共通の優先度の設定を受け付けて、全荷主のフィールド1151に設定してもよいし、荷主ごとに個別に優先度の設定を受け付けて、各荷主のフィールド1151に設定してもよい。
図11は、第1変形例に係る画面例を示す図である。画面161は、内部制約条件の各項目の優先度を表示する領域1621を含む。出力処理部116は、テーブル1150のフィールド1151に設定されている各項目の優先度に従って、各項目を優先度順に並べて表示する。また、出力処理部116は、優先度に従って、領域1615、領域1616、および領域1617に、各項目の値を優先度順に並べて表示する。出力処理部116は、領域1621で各項目の優先度の変更を受け付け、各項目の表示順序を変更してもよい。
第1変形例によれば、各荷主の事情に応じて優先度の高い制約条件が上位に表示されるように制御できる。これにより、各荷主の制約条件の設定作業を効率化したり、優先度の高い制約条件が誤って変更されたりするのを防ぐことができる。
[第2変形例]
上記の実施形態の第2変形例では、共同配送計画装置101は、計算量を削減するための構成を有する。以下、上記の第1の変形例と異なる点を中心に説明する。
図7で示したフローチャートでは、制約条件設定部112は、内部制約条件の各項目の全ての値の組み合わせを設定する。この場合、配送計画部113による計算量及び計算時間は莫大になり、ユーザの業務に支障が生じる恐れがある。そこで、第2変形例では、所定の制約条件項目の値を固定する。例えば,トラックの車格は、通常は荷主のトラック搬入場所の規模に依存しているため、改築されない限り、その値を変更する意味はない。このような場合、トラックの車格を固定すればよい。
具体的には、制約条件設定部112あるいは出力処理部116は、内部制約条件の各項目の優先度に加え、任意の1つ以上の指定された項目についてその値を固定する設定を、例えば入力部119を介してユーザから受け付け、フィールド1151に設定する。指定項目の優先度は、最下位に設定される。制約条件設定部112あるいは出力処理部116は、全荷主について共通の設定を受け付けて、全荷主のフィールド1151に設定してもよし、荷主ごとに個別に設定を受け付けて、各荷主のフィールド1151に設定してもよい。
図12は、第2変形例に係る貢献度算出の処理例を示すフローチャートである。図7のフローチャートと比較して、ステップS212及びステップS219の処理が異なる。すなわち、制約条件設定部112は、フィールド1151の設定に従って、内部制約条件の指定された1つ以上の項目の値を固定し、他の項目の値を変更して、全ての値の組み合わせを順次設定する。
図13は、第2変形例に係る画面例を示す図である。出力処理部116は、テーブル1150のフィールド1151に設定されている各項目の設定に従って、値が固定されている項目については、固定を示すマーク(図では「∞」)を領域1621内に表示する。値が固定されている項目は、最下位に表示される。また、出力処理部116は、領域1617に含まれる項目のうち、値が固定されている項目は、その値を選択不可能(変更不可能)に設定する(図では、プルダウンメニューが非表示)。
第2変形例によれば、指定された制約条件項目の値が固定される。これにより、計算量及び計算時間を削減することができる。また、画面上で指定の制約条件項目の値が誤って変更されてしまうのを防ぐことができる。優先度の設定とともに値を固定する設定を受け付ける第2変形例を説明したが、値を固定する設定のみを受け付けるよう構成してもよい。
[第3変形例]
上記の実施形態では、運用予定の共同配送計画が出力される。しかし、当該共同配送計画に基づいて共同配送が開始された後、例えば交通渋滞などで特定の荷主への着荷が午後にずれたりすると、共同配送が計画どおりに進まないことがある。このような状況では、例えばある荷主の着荷時間の変更を許容することで、当初計画をできる限り満足する共同配送を実現できる場合がある。そこで、第3変形例は、状況に応じて共同配送計画を変更するための構成を有する。
図14は、第3変形例に係る共同配送計画装置の構成例を示す図である。共同配送計画装置101は、ネットワーク121を介して、外部要因監視装置301に接続される。配送計画部113は、図6に示す処理で生成した共同配送計画を、通信部117を介して外部要因監視装置301に出力する。
外部要因監視装置301は、共同配送計画装置101から出力された共同配送計画の運用開始後、その全体配送コストに影響する外部要因を監視する。例えば、外部要因監視装置301は、計画されている共同配送の経路に、交通渋滞が発生したか否かを監視する。交通渋滞は、その混雑度や発生場所によっては、全体配送コストに影響する。外部要因監視装置301は、外部要因を検出した場合、共同配送計画装置101に通知する。
図15は、第3変形例に係る共同配送計画装置の処理例を示すフローチャートである。
まず、情報取得部111は、外部要因の通知を、通信部117を介して受信する(ステップS311)。それから、貢献度算出部114は、受信した外部要因が全体配送コストに影響するか否かを判定する(ステップS312)。貢献度算出部114は、例えば、交通渋滞の混雑度が所定値以上である場合に、全体配送コストに影響すると判定する。全体配送コストに影響しないと判定した場合(ステップS312:No)、貢献度算出部114は、本フローチャートの処理を終了する。
全体配送コストに影響すると判定した場合(ステップS312:Yes)、貢献度算出部114は、異なる複数の条件設定での配送コスト及び貢献度を算出する(ステップS313)。ステップS313は、図6のステップS204と同様である。なお、最適解の共同配送計画と実績の共同配送計画は、図6のステップS202とステップS203で生成されたものを使用できる。
それから、ステップS314〜ステップS316の処理が実行される。ステップS314〜ステップS316の処理は、図6のステップS205〜ステップS207の処理と同様である。なお、配送計画部113は、生成した共同配送計画を、通信部117を介して外部要因監視装置301にも出力する。
第3変形例によれば、共同配送が開始された後に外部要因が発生した場合に、ユーザは、再度各荷主の内部制約条件を決定し、公平性のある配送コストの配分を考慮した共同配送計画を作成することができる。例えば、ユーザは、交通渋滞が発生した場合には、各荷主の納期変更可否、バース数、配送回数などの制約条件項目の値を変更することができる。
なお、図1、5、14等で示した共同配送計画装置101の構成は、共同配送計画装置101の構成を理解容易にするために、主な処理内容に応じて分類したものである。構成要素の分類の仕方や名称によって、本発明が制限されることはない。共同配送計画装置101の構成は、処理内容に応じて、さらに多くの構成要素に分類することもできる。また、1つの構成要素がさらに多くの処理を実行するように分類することもできる。また、各構成要素の処理は、1つのハードウェアで実行されてもよいし、複数のハードウェアで実行されてもよい。また、各構成要素の処理又は機能の分担は、本発明の目的及び効果を達成できるのであれば、図示したものに限られない。
また、図6、7、12、15で示したフローチャートの処理単位は、共同配送計画装置101の処理を理解容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものである。処理単位の分割の仕方や名称によって、本発明が制限されることはない。共同配送計画装置101の処理は、処理内容に応じて、さらに多くの処理単位に分割することもできる。また、1つの処理単位がさらに多くの処理を含むように分割することもできる。さらに、本発明の目的及び効果を達成できるのであれば、上記のフローチャートの処理順序も、図示した例に限られるものではない。
本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した各実施形態は、本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、本発明が、必ずしも説明した全ての構成要素を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を、他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、ある実施形態の構成に、他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部または全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現されてもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリーや、ハードディスク、SSD等の記憶装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
本発明は、共同配送計画装置、及び共同配送計画方法だけでなく、共同配送計画装置で実行されるコンピュータ読み取り可能なプログラム、共同配送計画システムなどの様々な態様で提供することができる。
1…共同配送計画装置、11…演算装置、12…主記憶装置、13…外部記憶装置、14…通信装置、15…読み書き装置、16…入力装置、17…出力装置、101…共同配送計画装置、111…情報取得部、112…制約条件設定部、113…配送計画部、114…貢献度算出部、115…貢献度情報記憶部、116…出力処理部、117…通信部、118…表示部、119…入力部、121…ネットワーク、131…発注管理サーバ、132…発注情報記憶部、133…荷主情報記憶部、161…画面、301…外部要因監視装置、1150…テーブル、1151…フィールド、1611…領域、1612…領域、1613…領域、1614…領域、1615…領域、1616…領域、1617…領域、1618…領域、1619…実行ボタン、1620…終了ボタン、1621…領域

Claims (10)

  1. 複数の荷主の貨物を前記各荷主に共同配送する共同配送計画を生成する共同配送計画装置であって、
    前記各荷主の発注情報と、前記各荷主に関する荷主情報とを取得する情報取得部と、
    前記各荷主の制約条件を変化させて、前記荷主それぞれに複数の制約条件を設定する制約条件設定部と、
    前記各荷主の前記発注情報、前記荷主情報、及び前記複数の制約条件を用いて、前記各荷主の前記制約条件ごとに前記共同配送計画を生成する配送計画部と、
    前記制約条件ごとに、対応する前記共同配送計画が示す全体配送コストに対する前記荷主の貢献度を算出する貢献度算出部と、
    前記各荷主の前記制約条件ごとの前記貢献度を格納する貢献度情報記憶部と、
    前記貢献度情報記憶部を参照して、前記荷主別に前記制約条件別の前記貢献度を出力する出力処理部と
    を備える共同配送計画装置。
  2. 請求項1に記載の共同配送計画装置であって、
    前記出力処理部は、前記荷主及び当該荷主の制約条件の選択を受け付け、前記選択された荷主及び制約条件に対応する前記貢献度を前記貢献度情報記憶部から取得し、出力する
    共同配送計画装置。
  3. 請求項1に記載の共同配送計画装置であって、
    前記配送計画部は、前記各荷主の前記発注情報、及び前記荷主情報を用いて、理想条件での共同配送計画を生成し、
    前記貢献度算出部は、前記理想条件での共同配送計画が示す全体配送コスト及び前記制約条件での共同配送計画が示す全体配送コストの差分と、全体貨物量に対する前記荷主の貨物量の割合とに基づいて、前記荷主の前記貢献度を算出する
    共同配送計画装置。
  4. 請求項1に記載の共同配送計画装置であって、
    前記貢献度算出部は、前記制約条件ごとに、前記貢献度を反映した前記荷主の個別配送コストを算出し、
    前記貢献度情報記憶部は、前記各荷主の前記制約条件ごとの前記個別配送コストを格納し、
    前記出力処理部は、前記荷主別に前記制約条件別の前記個別配送コストを、前記貢献度とともに出力する
    共同配送計画装置。
  5. 請求項4に記載の共同配送計画装置であって、
    前記配送計画部は、前記各荷主の前記発注情報、及び前記荷主情報を用いて、理想条件での共同配送計画を生成し、前記各荷主の前記発注情報、前記荷主情報、及び入力された制約条件を用いて、実績条件での共同配送計画を生成し、
    前記貢献度算出部は、前記理想条件での制約条件と前記制約条件設定部により設定された制約条件とが一致するか否かを判定し、一致する場合、前記理想条件での個別配送コストに前記貢献度を加算することにより前記貢献度を反映し、一致しない場合、前記実績条件での個別配送コストから前記貢献度を減算することにより、前記貢献度を反映する
    共同配送計画装置。
  6. 請求項2に記載の共同配送計画装置であって、
    前記制約条件は、複数の制約条件項目で構成され、
    前記制約条件設定部は、前記各制約条件項目に対して優先度を設定し、
    前記出力処理部は、前記優先度に従って前記制約条件項目を並べることにより、前記荷主の制約条件を出力する
    共同配送計画装置。
  7. 請求項1に記載の共同配送計画装置であって、
    前記制約条件は、複数の制約条件項目で構成され、
    前記制約条件設定部は、前記各制約条件項目のうち少なくとも1つの値を固定する設定を受け付け、前記制約条件の前記固定された制約条件項目以外の他の項目の値を変化させる
    共同配送計画装置。
  8. 請求項7に記載の共同配送計画装置であって、
    前記出力処理部は、前記荷主及び当該荷主の制約条件の選択を受け付け、前記選択された荷主及び制約条件に対応する前記貢献度を前記貢献度情報記憶部から取得し、出力するものであり、
    前記出力処理部は、前記固定された制約条件項目以外の他の項目について値の選択を受け付ける
    共同配送計画装置。
  9. 請求項1に記載の共同配送計画装置であって、
    前記情報取得部は、運用されている共同配送計画の全体配送コストに影響する外部要因の通知を監視装置から受信し、
    前記貢献度算出部は、前記通知が受信された場合に、前記制約条件ごとに前記荷主の貢献度を算出し、
    前記出力処理部は、前記荷主別に前記制約条件別の前記貢献度を出力する
    共同配送計画装置。
  10. 複数の荷主の貨物を前記各荷主に共同配送する共同配送計画を生成する共同配送計画方法であって、
    演算部と記憶部を備える共同配送計画装置を用意するステップと、
    前記演算部が、前記各荷主の発注情報と、前記各荷主に関する荷主情報とを取得するステップと、
    前記演算部が、前記各荷主の制約条件を変化させて、前記荷主それぞれに複数の制約条件を設定するステップと、
    前記演算部が、前記各荷主の前記発注情報、前記荷主情報、及び前記複数の制約条件を用いて、前記各荷主の前記制約条件ごとに前記共同配送計画を生成するステップと、
    前記演算部が、前記制約条件ごとに、対応する前記共同配送計画が示す全体配送コストに対する前記荷主の貢献度を算出するステップと、
    前記演算部が、前記各荷主の前記制約条件ごとの前記貢献度を前記記憶部に格納するステップと、
    前記演算部が、前記記憶部を参照して、前記荷主別に前記制約条件別の前記貢献度を出力するステップと
    を含む共同配送計画方法。
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