JP6804385B2 - 自動車用ドアのロアパーティングシール構造 - Google Patents

自動車用ドアのロアパーティングシール構造 Download PDF

Info

Publication number
JP6804385B2
JP6804385B2 JP2017099382A JP2017099382A JP6804385B2 JP 6804385 B2 JP6804385 B2 JP 6804385B2 JP 2017099382 A JP2017099382 A JP 2017099382A JP 2017099382 A JP2017099382 A JP 2017099382A JP 6804385 B2 JP6804385 B2 JP 6804385B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groove
insert member
parting seal
lower parting
mounting base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017099382A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018192970A (ja
Inventor
海奈 石塚
海奈 石塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Original Assignee
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd filed Critical Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Priority to JP2017099382A priority Critical patent/JP6804385B2/ja
Publication of JP2018192970A publication Critical patent/JP2018192970A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6804385B2 publication Critical patent/JP6804385B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Description

本発明は、自動車用ドアのロアパーティングシール構造に関し、特に自動車のサイドドアの内側下縁部に装着されて、ドア閉時に車体の一部であるサイドシルに当接することでドアと車体との間でシール機能を発揮する長尺なロアパーティングシールの構造に関する。
自動車のサイドドアの内側下部に装着されるロアパーティングシールの構造としては、例えば特許文献1に記載されているように、均一断面で長尺なロアパーティングシールを樹脂製のクリップを用いてドア側に固定するようにしたものが主流を占めている。
その一方、一部の自動車では、後述する図2に示すように、ロアパーティングシールの主要部であるシールリップを除いた取付基部を、硬質の樹脂製のインサート部材とゴム系弾性体とで実質的に二層構造で且つ断面略コ字状に形成したものが採用されることがある。このタイプのロアパーティングシールでは、インサート部材からコ字状空間の内側にクリップを一体に突出形成して、そのクリップをドアの内側下部に突出形成されたピン(スタッド)の頭部に嵌合保持させるようにしている。
特開2011−152869号公報
しかしながら、上記のような断面略コ字状をなすクリップ付きのロアパーティングシールの構造では、機能上の制約からクリップを含むインサート部材全体をゴム系弾性体で被覆することができず、クリップの設定位置においてインサート部材とゴム系弾性体との境界が外部に露出することになる。なお、クリップの設定位置においてインサート部材をゴム系弾性体で被覆しないのは、例えばクリップの一部または全部をゴム系弾性体で被覆してしまうと、ドア側のピンに対するクリップの組付性や嵌合保持性が悪化してしまうためである。
そのため、例えばロアパーティングシールを金型成形した後の脱型時において、インサート部材とゴム系弾性体との外部露出の境界部に剥離(剥がれ)が生じ、外観品質の低下を招くおそれがある。
本発明はこのような課題に着目してなされたものであり、クリップの組付性や嵌合保持性の悪化を招くことなく、インサート部材とゴム系弾性体との境界部での剥離を防止できるようにした構造を提供するものである。
本発明は、自動車のドアの内側下縁部に装着されて、ドア閉時に車体の一部に当接することで前記ドアと前記車体との間でシール機能を発揮する長尺なロアパーティングシールの構造であって、ゴム系弾性体により形成されて断面形状が略コ字状をなす取付基部と、前記取付基部から突出形成されたシールリップと、前記取付基部に埋設されると共に断面形状が前記取付基部と略相似形をなし且つ当該取付基部よりも硬質のインサート部材と、前記インサート部材における内側面の長手方向の一部が前記取付基部のコ字状空間に露出していて、その露出部の対向二辺部に突出形成されたクリップ部と、を備えている。
その上で、前記インサート部材のうち前記対向二辺部の外表面側に、前記コ字状空間の開放側に向かって幅狭となるあり溝形状の溝部を有する補強部が形成されていることを特徴とするものである。
この場合において、請求項2に記載のように、請求項1に記載の補強部に代えて、前記インサート部材のうち前記対向二辺部の外表面側に、当該部位の厚み方向外側に向かって幅狭となるあり溝形状の溝部を有する補強部が形成されていても良い。
上記いずれの構造であっても、前記あり溝形状の溝部を有する補強部の機能からして、請求項3に記載のように、前記あり溝形状の溝部は、前記コ字状空間の開放側に向かって開放されているとともに、前記ゴム系弾性体で埋められているものとする。
そして、請求項4に記載のように、前記補強部は、前記あり溝形状の溝部と、この溝部の周囲三辺部を取り囲むリブと、を含むものであることが望ましい。
同様に、請求項5に記載のように、前記インサート部材における内側面の長手方向の複数箇所が前記取付基部のコ字状空間に露出していて、それぞれの露出部の対向二辺部に前記クリップ部が突出形成されていることが望ましい。
さらに、請求項6に記載のように、前記インサート部材のうち前記露出部以外の対向二辺部では多数の貫通孔が形成されていて、それぞれの貫通孔が前記ゴム系弾性体で埋められていることがより望ましい。
本発明によれば、インサート部材にあり溝形状の溝部を有する補強部が形成されていることにより、ゴム系弾性体からなる取付基部とインサート部材との耐剥離性が向上し、取付基部の剥がれを未然に防止して、外観品質の向上に寄与できる。また、取付基部とインサート部材との長手方向でのずれ防止効果も期待でき、上記のような取付基部の剥がれを誘発することがない。
請求項4に記載の発明によれば、補強部が、あり溝形状の溝部と、この溝部の周囲三辺部を取り囲むリブと、を含んでいることにより、取付基部とインサート部材との接触面積の増大化が図れるようになり、取付基部とインサート部材との耐剥離性が一段と向上する。
また、請求項6に記載の発明によれば、インサート部材のうち露出部以外の対向二辺部では多数の貫通孔が形成されていて、それぞれの貫通孔がゴム系弾性体で埋められていることにより、クリップの設定位置であるか否かにかかわらず、ロアパーティングシール全体としてインサート部材と取付基部との密着性の向上により、耐剥離性が一段と向上する。
サイドドアを有する自動車の左前部を後方側から見た要部斜視図。 本発明に係るロアパーティングシール構造の第1の実施の形態を示す図で、図1および図4のC−C線に沿った拡大断面図。 図2に示したロアパーティングシールの平面図。 図3に示したロアパーティングシールを下側から見た背面図。 図4のA−A線に沿った拡大断面図。 図4のD−D線に沿った拡大断面図。 図3に示したロアパーティングシールに埋設されているインサート部材の説明図。 図7に示したロアパーティングシールを別の方向から見た斜視図。 図8に示したロアパーティングシールの要部拡大図。 本発明に係るロアパーティングシール構造の第2の実施の形態を示す図で、(A)は図9と同等部位の要部拡大図、(B)は同図(A)のF方向矢視図。
図1〜9は本発明に係る自動車用ドアのロアパーティングシール構造を実施するためのより具体的な第1の形態を示していて、図1はサイドドアとしてフロントドアを有する自動車の左前部を後方側から見た要部斜視図を示し、図2は図1のC−C線に沿った拡大断面図を示している。なお、図2は図4のC−C線断面にも対応している。
図1,2に示すように、フロントドア1は、ドアアウタパネル2aとドアインナパネル2bとからなり、ドアインナパネル2bの内側下縁部には前後方向に沿って長尺なロアパーティングシール4が装着される。このロアパーティングシール4はドア閉時に車体側の骨格部材であるサイドシル3に当接して、フロントドア1と車体との間のパーティング隙間Gで所定のシール機能を発揮することになる。
図3は図2に示したロアパーティングシール4の平面図を示し、図4は図3に示したロアパーティングシール4を下側から見た背面図を示している。また、図5は図4のA−A線に沿った拡大断面図を、図6は図4のD−D線に沿った拡大断面図をそれぞれ示している。なお、図4のB−B線およびE−E線に沿った断面図は同図のC−C線に沿った拡大断面図である図2とほぼ同じであるので、ここでは図示を省略している。
図2〜4に示したロアパーティングシール4は、例えばEPDMに代表されるようなゴム系弾性体により、後述するインサート部材8を併用した金型成形(インサート成形法)をもって長尺棒状のものとして一体に形成されたものである。このロアパーティングシール4は、図2および図5,6に示す断面形状についてみた場合、後述するように主要部の断面形状が略コ字状で且つ略変形バー状の取付基部5と、取付基部5の外表面の角部から突出形成されたシールリップ6と、を備えている。取付基部5がいわゆるソリッドのゴム系弾性体により形成されているのに対して、シールリップ6はスポンジ状のゴム系弾性体により形成されている。
その一方、ロアパーティングシール4の長手方向についてみた場合、長手方向中央部の一般部7aでは断面形状が略コ字状をなす均一断面形状のものとして形成されているのに対して、長手方向の一端部では極太形状の異形の端末部7bをもって収束している。また、長手方向の他端部では断面形状が徐変する比較的薄肉の端末部7cをもって収束している。さらに、一方の端末部7bを除いた一般部7aと他方の端末部7cには、図7,8に基づいて後述するインサート部材8が埋設されている。このインサート部材8は、ロアパーティングシール4自体の材質であるゴム系弾性体よりも硬質のポリアミド樹脂材料等で形成されている。なお、ポリアミド樹脂材料の代表的なものとして例えば「PA66 GF30」等を挙げることができる。
そして、図4から明らかなように、シールリップ6は一般部7aとその両側の端末部7b,7cにまたがるかたちで形成されている。ただし、図2と図5とを比較すると明らかなように、一般部7aに対して一方の端末部7cが所定の捩れを有しているため、図2と図5とではシールリップ6の突出位置が異なっている。
ロアパーティングシール4の一般部7aでは、図2に示すように、相手側の取付面となるドアインナパネル2b側に向かって開放された断面略コ字状のものとして形成されていて、それに埋設されたインサート部材8の断面形状もまた一般部7aの断面形状と略相似形のものとして形成されている。一般部7aの開口縁にはドアインナパネル2bに圧接することになる微細なパネルリップ9a,9bが突出形成されている。
また、ロアパーティングシール4の一般部7aでは、図2,4に示すように、長手方向の複数箇所(図4では三箇所)において、内側のコ字状空間にインサート部材8の一部が直接露出していて、少なくとも内面側がゴム系弾性体で被覆されていない略矩形状の露出部10が形成されている。この露出部10では、それぞれに屈曲した上下一対の爪片であるクリップ部11a,11bが一体に突出形成されている。
他方、図2に示すように、ロアパーティングシール4が装着されるドアインナパネル2b側には、上記クリップ部11a,11bに対応した複数のピン(スタッド)12が溶接固定されている。これにより、ロアパーティングシール4の装着時には、複数のピン12に対してロアパーティングシール4を押し込み、各クリップ部11a,11bがピン12の頭部を挟み込むことでロアパーティングシール4が嵌合保持されるようになっている。
上記クリップ部11a,11bを有する露出部10を除いた一般部7aでは、インサート部材8がゴム系弾性体で完全に被覆されているものの、図4のほか図6に示すように、一般部7aの例えば長手方向の二箇所ではコ字状空間の内底部に相当する位置に、外表面側には非貫通の孔部13が形成されている。なお、インサート部材8を有するロアパーティングシール4を金型成形する際に、孔部13にはまり合う突起部でインサート部材8を位置決め支持しておく必要があり、したがって孔部13は不可避的に形成される。
また、図3〜5に示すように、一方の端末部7cにおいても大小二つの爪片14a,14bを有するクリップ部14がインサート部材8から突出形成されていて、このクリップ部14もゴム系弾性体で被覆されることなく外部に露出している。そして、図3,5に示すように、一般部7a側のクリップ部11a,11bがドアインナパネル2b側のピン12に嵌合保持される際に、端末部7c側のクリップ部14の爪片14a,14bはドアインナパネル2bに形成された係合孔15に係止されることになる。なお、図4に示した端末部7cに形成されている孔部13についても一般部7a側の孔部13と同様である。
図7は図3に示したロアパーティングシール4に埋設されているインサート部材8を透視的に示していて、また図8は図7に示したインサート部材8のみを別の方向から見た斜視図を示している。
図7,8に示すインサート部材8は、ロアパーティングシール4の一般部7aに埋設されることになる一般部相当部8aでは、一般部7aそのものと略相似形をなす断面略コ字状のものとして形成されている。これに対して、ロアパーティングシール4の一方の端末部7cに埋設されることになる端末部相当部8bでは、所定曲率で湾曲したプレート状のものとして形成されている。図7,8から明らかなように、この端末部相当部8bは一般部相当部8aに対して所定の捩れを有している。
そして、図2および図7,8に示すインサート部材8のうち断面略コ字状をなす一般部相当部8aでは、コ字状断面の底壁部18aおよびその底壁部18aをはさんで対向することになる二辺部18bに、それぞれに多数の貫通孔16が一列に形成されている。同様に、プレート状の端末部相当部8bにも複数の貫通孔16が形成されている。
これらの貫通孔16はインサート部材8の軽量化に寄与することになるほか、ロアパーティングシール4に埋設された状態では、図6に示すように、各貫通孔16にゴム系弾性体の一部が入り込んで埋められることになる。そのため、互いに異材質のインサート部材8とゴム系弾性体との一体化がより強固なものとなり、両者間のずれも生じにくいものとなる。なお、図6に示した孔部13のうちインサート部材8の板厚に相当する部分では、上記の多数の貫通孔16のうちいずれかのものがそのまま使用される。
ここで、図7,8に示すように、インサート部材8の一般部相当部8aのうち互いに対向する二辺部18bの外表面側であって、且つ長手方向で各露出部10に一致する位置には、それぞれに補強部17が形成されている。この補強部17を拡大した図を図9に示している。なお、図9では、理解を容易にするために、図7,8に比べ各部の板厚等を誇張して描いている。
図9に示すように、インサート部材8の一般部相当部8aのうち互いに対向する二辺部18bの外表面側には、長手方向に沿って微細なビード状の縦リブ17aが形成されている。さらに、その縦リブ17aのうち各露出部10に一致する位置には、コ字状空間の開放側に向けて幅広の横リブ17bが延長形成されている。そして、その横リブ17bに同じくコ字状空間の開放側に向かって漸次幅狭となるあり溝形状の溝部17cが形成されている。この溝部17cは、最も溝幅の狭い部分のみがコ字状空間の開放側に向けて開放されていて、それ以外の周囲三辺部が縦リブ17aと横リブ17bとで取り囲まれていることになる。これにより、あり溝形状の溝部17cと縦リブ17aおよび横リブ17bの三者により補強部17が形成されている。なお、この補強部17は多数の貫通孔16と共にゴム系弾性体により被覆されてしまうものであるが、補強部17や多数の貫通孔16の存在はインサート部材18とゴム系弾性体との接触面積の増大化に寄与することになる。
したがって、このように構成されたロアパーティングシール4の構造では、例えば複数の金型要素からなる割り型構造の成型金型内にインサート部材8を予め位置決め支持させた上で、所定のゴム系弾性材料を注入することで成形される。
この場合において、断面形状が略コ字状をなす一般部7aの内側の露出部10では、ゴム系弾性材料が注入されることはないので、図2に示すように、クリップ部11a,11bの根元部とゴム系弾性体との境界部Qが外部に露出するかたちとなる。そして、成型金型からの成形後のロアパーティングシール4の脱型時において、従来の製法では、その境界部Q付近に例えば引っ張り力が作用すると、インサート部材8とゴム系弾性体とが剥離してしまうおそれがあった。
これに対して、本実施の形態では、図7,8のほか図9に拡大して示したように、インサート部材8の外表面側であってクリップ部11a,11bの設定位置に一致する位置に予めあり溝形状の溝部17cを含む補強部17が形成されている。それによって、その補強部17の段差分だけインサート部材8とゴム系弾性体との接触面積が増大しているほか、あり溝形状の溝部17cが、インサート部材8におけるコ字状断面の開放側からの外力による抜け出しや剥離に対して対抗することができ、その耐剥離性が高められている。そのため、クリップ部11a,11bの設定位置でのゴム系弾性体の剥がれを未然に防止できると共に、長手方向でのインサート部材8とゴム系弾性体とのずれを防止する上でも有利となる。
また、図7,8に示したように、インサート部材8には長手方向に沿って多数の貫通孔16が形成されていて、当然のことながらこれらの貫通孔16もゴム系弾性体で埋められていることになる。そのため、長手方向のほぼ全長にわたるインサート部材8とゴム系弾性体との密着性および一体感が良くなり、特にクリップ部11a,11bの設定位置以外でのインサート部材8とゴム系弾性体とのずれを防止する上で有利となる。
さらに、図2に示したように、ドアインナパネル2bに対するロアパーティングシール4の装着状態では、露出部10に設定されたクリップ部11a,11bがドアインナパネル2b側のピン12に嵌合保持されることになる。その際に、クリップ部11a,11bを含む露出部10はゴム系弾性体にて被覆されていないので、クリップ部11a,11bの組付性の悪化を招くこともなければ、嵌合保持性の悪化を招くこともない。
図10は本発明に係るロアパーティングシール構造を実施するための第2の形態を示す図で、同図(A)は図9と同等部位の拡大図であり、同図(B)は同図(A)のF方向矢視図である。なお、図10においては、図9と共通する部分には同一符号を付して、重複する説明は省略するものとする。
図10に示した第2の実施の形態では、クリップ部11a,11bの設定位置において補強部17の一部として機能する溝部27cの形状が図9に示したものと異なっている。図10に示した補強部17での溝部27cは、コ字状空間の開放側に向かって開放されてはいる点では図9に示したものと同様であるが、溝部27cのあり溝形状の変化の方向として、同図(A)の上方側に向かって漸次幅狭となる形状としたものである。
この第2の実施の形態によれば、図9に示した第1の実施の形態と比べて、あり溝形状の溝部27cの溝幅の変化の方向が異なるだけであり、よって先の第1の実施の形態と同様の効果が得られることになる。
1…フロントドア
3…サイドシル
4…ロアパーティングシール
5…取付基部
6…シールリップ
8…インサート部材
10…露出部
11a,11b…クリップ部
16…貫通孔
17…補強部
17a…縦リブ
17b…横リブ
17c…溝部
18b…二辺部
27c…溝部

Claims (6)

  1. 自動車のドアの内側下縁部に装着されて、ドア閉時に車体の一部に当接することで前記ドアと前記車体との間でシール機能を発揮する長尺なロアパーティングシールの構造であって、
    ゴム系弾性体により形成されて断面形状が略コ字状をなす取付基部と、
    前記取付基部から突出形成されたシールリップと、
    前記取付基部に埋設されると共に断面形状が前記取付基部と略相似形をなし且つ当該取付基部よりも硬質のインサート部材と、
    前記インサート部材における内側面の長手方向の一部が前記取付基部のコ字状空間に露出していて、その露出部の対向二辺部に突出形成されたクリップ部と、
    を備えていて、
    前記インサート部材のうち前記対向二辺部の外表面側に、前記コ字状空間の開放側に向かって幅狭となるあり溝形状の溝部を有する補強部が形成されていることを特徴とする自動車用ドアのロアパーティングシール構造。
  2. 請求項1に記載の補強部に代えて、前記インサート部材のうち前記対向二辺部の外表面側に、当該部位の厚み方向外側に向かって幅狭となるあり溝形状の溝部を有する補強部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の自動車用ドアのロアパーティングシール構造。
  3. 前記あり溝形状の溝部は、前記コ字状空間の開放側に向かって開放されているとともに、前記ゴム系弾性体で埋められていることを特徴とする請求項1または2に記載の自動車用ドアのロアパーティングシール構造。
  4. 前記補強部は、前記あり溝形状の溝部と、この溝部の周囲三辺部を取り囲むリブと、を含むものであることを特徴とする請求項3に記載の自動車用ドアのロアパーティングシール構造。
  5. 前記インサート部材における内側面の長手方向の複数箇所が前記取付基部のコ字状空間に露出していて、それぞれの露出部の対向二辺部に前記クリップ部が突出形成されていることを特徴とする請求項4に記載の自動車用ドアのロアパーティングシール構造。
  6. 前記インサート部材のうち前記露出部以外の対向二辺部では多数の貫通孔が形成されていて、それぞれの貫通孔が前記ゴム系弾性体で埋められていることを特徴とする請求項5に記載の自動車用ドアのロアパーティングシール構造。
JP2017099382A 2017-05-19 2017-05-19 自動車用ドアのロアパーティングシール構造 Active JP6804385B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017099382A JP6804385B2 (ja) 2017-05-19 2017-05-19 自動車用ドアのロアパーティングシール構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017099382A JP6804385B2 (ja) 2017-05-19 2017-05-19 自動車用ドアのロアパーティングシール構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018192970A JP2018192970A (ja) 2018-12-06
JP6804385B2 true JP6804385B2 (ja) 2020-12-23

Family

ID=64568950

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017099382A Active JP6804385B2 (ja) 2017-05-19 2017-05-19 自動車用ドアのロアパーティングシール構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6804385B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018192970A (ja) 2018-12-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5656928B2 (ja) ドアウエザストリップ
JP5994398B2 (ja) ドアトリム上部構造
CA2888319C (en) Opening-closing body structure for vehicle
US20110025085A1 (en) Resin molded component for vehicle and manufacturing method thereof
JP5873266B2 (ja) カウルトップカバーの取付構造
JP2016203893A (ja) ガラスランの固定構造
JP6804385B2 (ja) 自動車用ドアのロアパーティングシール構造
JP4924894B2 (ja) ドアウエザストリップ
CN206436806U (zh) 密封条固定结构
JP2007535441A (ja) シーリングストリップ及び車両フレームアッセンブリ
US9975413B2 (en) Weatherstrip fixing structure
JP6594691B2 (ja) ウエザーストリップ
JP2016153261A (ja) ドアウェザーストリップ
JP7063676B2 (ja) 車両用スポイラ
JP7085413B2 (ja) 自動車のドア構造
JP7060456B2 (ja) 自動車用ドアウエザーストリップ
JP2010115985A (ja) 自動車のシール部材
JP5660828B2 (ja) ウェザーストリップの取付構造
JP5256051B2 (ja) ウェザーストリップ
JP7396033B2 (ja) 車両用開口部のシール構造
JP5328582B2 (ja) 自動車用ガラスランの取付構造
JP7044482B2 (ja) 自動車用ウエザーストリップ
JP7397725B2 (ja) ウェザストリップ
JP6032434B2 (ja) ウエザストリップ
JP3778196B2 (ja) ガラスランの組付構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200309

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201112

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201124

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201202

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6804385

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250