JP6803662B2 - 生産システムで使用される情報管理装置 - Google Patents

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Description

ここで開示する技術は、生産システム、特に、電子部品実装機と、電子部品実装機によって交換可能に使用される複数の部品フィーダと、部品フィーダによって交換可能に使用される複数の部品ホルダとを有する生産システムで使用される情報管理装置に関する。
特開2011−171482号公報に、上記した生産システムで使用される電子部品実装機が記載されている。この情報管理装置は、部品フィーダに付された識別子及び部品ホルダに付された識別子を読取可能な読取装置と、それらの識別子に記録された識別情報を用いて、部品フィーダ及び部品ホルダの状態を記述する少なくとも一つのデータベースを記憶する記憶装置と、読取装置及び記憶装置とに通信可能に接続された処理装置とを備えている。
この種の情報管理装置が使用される生産システムでは、作業者は、部品フィーダ及び部品ホルダに対して各種の作業を実施するときに、部品フィーダ及び部品ホルダに付された識別子を読取装置によって読み取ることが求められる。それにより、情報管理装置は、作業者による作業に応じてデータベースの情報を更新することができ、部品フィーダ及び部品ホルダの状態が正しく管理される。
従来の情報管理装置では、作業者が識別子の読み取りを実施する前に、自己が実施する作業の種類を情報管理装置に指示する必要がある。それにより、情報管理装置は、作業者が実施する作業の種類に応じて、予め定められた処理動作を適切に実行することができる。しかしながら、人為的なミスを完全に排除することは不可能であり、作業者が作業の種類の指示を間違えたり、忘れたりすることもある。このような場合、情報管理装置は、適切な処理動作を実行することができず、部品フィーダ及び/又は部品ホルダの状態を正しく管理することができなくなる。
本明細書は、上記の問題を解決又は少なくとも低減するために、新規な情報管理装置を開示する。
作業者による作業の種類は限られており、作業者がある作業を実施するときに、そのときの部品フィーダ及び/又は部品ホルダの状態が特定できれば、その作業の種類を正しく推定することができる。この知見を適用すれば、情報管理装置は、作業者からの指示を必要とすることなく、作業者が実施する作業の種類に応じた処理動作を、自ら選択して実行することが可能となる。
上記した思想に基づいて、本明細書は情報管理装置を開示する。この情報管理装置は、電子部品実装機と、電子部品実装機によって交換可能に使用される複数の部品フィーダと、部品フィーダによって交換可能に使用される複数の部品ホルダとを有する生産システムで好適に使用することができる。情報管理装置は、部品フィーダに付された識別子と部品ホルダに付された識別子とを読取可能な読取装置と、識別子に記録された識別情報を用いて、部品フィーダ及び部品ホルダの状態を記述する少なくとも一つのデータベースを記憶する記憶装置と、読取装置と記憶装置とに通信可能に接続された処理装置とを備える。処理装置は、読取装置が二つの識別子を読み取ったときに、各々の識別子から取得した識別情報を前記データベースで検索した検索結果に基づいて、予め定められた複数の処理動作のなかの少なくとも一つを選択的に実行する。
上記した構成によると、情報管理装置は、読取装置が取得した部品フィーダ又は部品ホルダの識別情報から、作業者が作業対象とする部品フィーダ又は部品ホルダの状態を特定することができる。前述したように、作業対象である部品フィーダ又は部品ホルダの状態が特定できれば、その作業の種類を推定することができる。従って、情報管理装置は、作業者が実施する作業の種類に応じた処理動作を、作業者による指示を必要とすることなく、自ら選択して実行することができる。それにより、作業者の人為的なミスの発生を低減することができる。
情報管理装置を採用した生産システムを模式的に示す。 情報管理装置の構成を模式的に示すブロック図。 部品データベースの構成を例示する。 ツールデータベース(第1データベースの一例)の構成を示す。 生産プログラム(第2データベースの一例)の構成を示す。 ツール位置データ(第3データベースの一例)の構成を示す。 処理装置が実行する処理を示すフローチャート。
本技術の一実施形態において、少なくとも一つのデータベースは、互いに組み合わされた部品フィーダと部品ホルダとを記述する第1データベースを含むことが好ましい。この場合、処理装置は、読取装置が読み取った二つの識別子が、第1データベースに記述されていない部品フィーダ及び部品ホルダの組み合わせを示すときに、当該部品フィーダ及び部品ホルダの組み合わせを第1データベースに登録する処理を実行することが好ましい。このような構成によると、作業者がセット作業(部品フィーダに部品ホルダを新たにセットする作業)を実施するときに、読取装置が部品フィーダ及び部品ホルダの識別子を読み取るだけで、当該部品フィーダと部品ホルダとの組み合わせが第1データベースに登録される。作業者は、自己の作業の種類を情報管理装置に指示する必要がない。
上記した実施形態において、少なくとも一つのデータベースは、電子部品実装機が必要とする電子部品を記述する第2データベースをさらに含むことが好ましい。この場合、処理装置は、読取装置が識別子を読み取った部品ホルダの保持する電子部品が、第2データベースに記述された電子部品に含まれるのか否かを判定する処理をさらに実行することが好ましい。このような構成によると、処理装置は、作業者がセット作業で用意した部品フィーダ及び部品ホルダの組み合わせが、電子部品実装機にとって必要であるのか否を自動的に判定することができる。
上記した実施形態において、第2データベースは、電子部品実装機において電子部品が供給されるべき位置をさらに記述することが好ましい。この場合、処理装置は、第2データベースを参照して、読取装置が識別子を読み取った部品フィーダが配置されるべき位置を作業者に教示することが好ましい。このような構成によると、作業者は、セット作業で用意した部品フィーダ及び部品ホルダの組み合わせを、電子部品実装機のどこに配置すべきかを知ることができる。
本技術の一実施形態では、読取装置の読み取った各々の識別子が部品ホルダに付されたものであるときに、処理装置は、当該二つの部品ホルダの保持する電子部品が互いに一致するのか否かを判定する処理を実行することが好ましい。このような構成によると、作業者がスプライシング作業を実施するときに、読取装置が二つの部品ホルダの識別子を読み取るだけで、そのスプライシング作業の適否を自動的に判定することができる。
上記した実施形態において、少なくとも一つのデータベースは、電子部品実装機が必要とする電子部品を記述する第2データベースと、電子部品実装機が使用中の部品フィーダ及び部品ホルダを記述する第3データベースとをさらに含むことが好ましい。この場合、処理装置は、読取装置が読み取った一方の識別子が、第3データベースに記述された部品ホルダを示すときに、読取装置が読み取った他方の識別子が示す部品ホルダの保持する電子部品が、第2データベースに記述された電子部品に含まれるのか否かを判定する処理をさらに実行することが好ましい。このような構成によると、作業者が使用中の部品フィーダに対してスプライシング作業を実施するときに、電子部品実装機に誤った電子部品が補充されることを防止することができる。
本技術の一実施形態では、読取装置が読み取った一方の識別子が、第1データベースに記述された部品フィーダに付されたものであり、読取装置が読み取った他方の識別子が、第1データベースに記述されていない部品ホルダに付されたものであるときに、前記一方の識別子が示す部品フィーダと組み合わせて第1データベースに記述された部品ホルダが保持する電子部品と、前記他方の識別子が示す部品ホルダが保持する電子部品とが互いに一致するのか否かを判定する処理を実行することが好ましい。このような構成によると、作業者がスプライシング作業を実施するときに、読取装置が部品フィーダ及び部品ホルダの識別子を読み取るだけで、そのスプライシング作業の適否を自動的に判定することができる。
上記した実施形態において、少なくとも一つのデータベースは、電子部品実装機が必要とする電子部品を記述する第2データベースと、電子部品実装機が使用中の部品フィーダ及び部品ホルダを記述する第3データベースとをさらに含むことが好ましい。この場合、処理装置は、読取装置が読み取った一方の識別子が示す部品フィーダが、第3データベースに記述された部品フィーダを示すときに、読取装置が読み取った他方の識別子が示す部品ホルダの保持する電子部品が、第2データベースに記述された電子部品に含まれるのか否かを判定する処理をさらに実行することが好ましい。このような構成によると、作業者が使用中の部品フィーダに対してスプライシング作業を実施するときに、電子部品実装機に誤った電子部品が補充されることを防止することができる。
本技術の一実施形態において、複数の部品フィーダは、複数の電子部品を収容するテープ材を送り出すテープフィーダを含むことが好ましく、複数の部品ホルダは、そのテープ材が巻かれたテープリールを含むことが好ましい。但し、複数の部品フィーダは、テープフィーダに限られず、部品ホルダは、テープリールに限られない。
本技術の一実施形態において、複数の部品ホルダは、複数の電子部品を保持するトレイ部材を含んでもよい。この場合、少なくとも一つのデータベースは、電子部品実装機が必要とする電子部品を記述する第2データベースを含み、処理装置は、読取装置がトレイ部材の識別子を読み取ったときに、当該トレイ部材が保持する電子部品が、第2データベースに記述された電子部品に含まれるのか否かを判定する処理を実行することが好ましい。このような構成によると、作業者が電子部品実装機に対してトレイ部材を配置するときに、読取装置がトレイ部材の識別子を読み取るだけで、当該トレイ部材が適切なものであるのか否を判別することができる。
上記した実施形態において、第2データベースは、トレイ部材が配置されるべき位置をさらに記述することが好ましい。この場合、処理装置は、第2データベースを参照して、読取装置が識別子を読み取ったトレイ部材が配置されるべき位置を作業者に教示することが好ましい。このような構成によると、読取装置がトレイ部材の識別子を読み取るだけで、作業者の指示を必要とすることなく、当該トレイ部材を配置すべき位置を作業者に教示することができる。
図面を参照して、実施例の情報管理装置40を説明する。図1に示すように、情報管理装置40は、部品実装基板の生産システムで使用される。部品実装基板は、回路基板2に複数の電子部品4が装着された工業製品であり、各種の電気製品の生産に使用される。
先ず、部品実装基板の生産システムについて説明する。この生産システムは、主に、電子部品実装機10と、複数のテープフィーダ20と、複数のトレイ部材26とを備える。電子部品実装機10は、回路基板2に電子部品4を装着する装置である。電子部品実装機10は、回路基板2を支持する基板支持装置12と、回路基板2に電子部品4を装着する装着ヘッド14と、装着ヘッド14を移動させる移動装置16と、表示装置18とを備える。なお、電子部品実装機10の構成については特に限定されず、適宜変更することができる。
テープフィーダ20は、部品フィーダの一種であり、電子部品実装機10に電子部品4を供給する。テープフィーダ20は、電子部品実装機10に対して着脱可能であり、電子部品実装機10によって交換可能に使用される。テープリール22は、複数の電子部品4を保持する部品ホルダの一種であり、複数の電子部品4を収容するテープ材が巻かれたリール状の部材である。テープリール22は、テープフィーダ20に対して着脱可能であり、テープフィーダ20によって交換可能に使用される。テープフィーダ20は、テープリール22のテープ材を電子部品実装機10へ送り出すことによって、電子部品実装機10に電子部品4を供給する。
トレイ部材26は、複数の電子部品4を保持する部品ホルダの一種であり、複数の電子部品4が配列されたトレイ状の部材である。トレイ部材26は、トレイ供給装置24に対して着脱可能であり、トレイ供給装置24によって交換可能に使用される。トレイ供給装置24は、部品フィーダの一種であり、トレイ部材26を電子部品実装機10に送り出すことによって、電子部品実装機10に電子部品4を供給する。トレイ部材26は、テープリール22と比較して、大型の電子部品4を保持することができる。
各々のテープフィーダ20には、識別子20aが付されている。識別子20aは、例えばバーコードであり、テープフィーダ20に割り当てられた識別情報を保持している。同様に、各々のテープリール22には、テープリール22に割り当てられた識別情報を保持する識別子22aが付されており、各々のトレイ部材26には、トレイ部材26に割り当てられた識別情報を記述する識別子26aが付されている。情報管理装置40は、これらの識別子20a、22a、26aを利用して、テープフィーダ20、テープリール22、トレイ部材26の状態を管理する。ここで、識別子20a、22a、26aは、バーコードに限られず、二次元コード、RFID又はその他であってもよく、特に限定されない。
次に、情報管理装置40について説明する。図1、図2に示すように、情報管理装置40は、読取装置42と、処理装置44と、記憶装置46とを備えている。処理装置44は、読取装置42と記憶装置46とのそれぞれに通信可能に接続されている。なお、処理装置44及び記憶装置46は、それぞれが一又は複数のコンピュータで構成されてもよいし、両者が単一のコンピュータで構成されてもよい。また、処理装置44及び記憶装置46は、その一部又は全部が電子部品実装機10の一部であってもよいし、電子部品実装機10とは独立した装置であってもよい。
読取装置42は、テープフィーダ20、テープリール22及びトレイ部材26に付された識別子20a、22a、26aを読み取る装置であり、作業者によって使用される。作業者は、各種の作業を実施するときに、その作業対象であるテープフィーダ20、テープリール22、トレイ部材26の識別子20a、22a、26aを読み取ることが定められている。作業者が実施する作業の種類としては、リールセット作業、オンラインスプライシング作業、オフスプライシング作業、及びトレイセット作業が挙げられる。リールセット作業は、テープリール22がセットされていないテープフィーダ20に、テープリール22を新たにセットする作業である。リールセット作業を実施する場合、作業者は、テープフィーダ20の識別子20aとテープリール22の識別子22aとを読取装置42によって読み取る。
オンラインスプライシング作業は、使用中のテープフィーダ20に次のテープリール22を補充する作業であり、具体的には、テープフィーダ20上の残り少ないテープ材に、次のテープリール22を繋ぎ合わせる作業である。オンラインスプライシング作業を実施する場合、作業者は、使用中のテープフィーダ20又はテープリール22の識別子20a、22aと、補充するテープリール22の識別子22aとを読取装置42によって読み取る。オフスプライシング作業は、非使用中の二つのテープリール22の一方に他方の電子部品4を統合する作業であり、具体的には、一方のテープリール22のテープ材に、他方のテープリール22のテープ材を繋ぎ合わせる作業である。オフラインスプライシング作業を実施する場合、作業者は、補充を受けるテープフィーダ20又はテープリール22の識別子20a、22aと、補充するテープリール22の識別子22aとを読取装置42によって読み取る。トレイセット作業は、トレイ部材26を電子部品実装機10のトレイ供給装置24に配置する作業である。トレイセット作業では、トレイ部材26の識別子26aの読み取りが行われる。
記憶装置46は、複数のデータベース48を記憶する。各々のデータベース48は、識別子20a、22a、26aに記録された識別情報を用いて、テープフィーダ20、テープリール22、トレイ部材26の状態を記述している。なお、複数のデータベース48は、それらの全ての情報が統合された一つのデータベースであってもよい。複数のデータベースは、例えば、図3に示す部品データベース、図4に示すツールデータベース(第1データベースの一例)、図5に示す生産プログラム(第2データベースの一例)、及び、図6に示すツール位置データ(第3データベースの一例)を含んでいる。
部品データベースは、各々のテープリール22及びトレイ部材26が保持する電子部品4を記述している。部品データベースを参照することで、テープリール22又はトレイ部材26が保持する電子部品4の種類やその収容数を特定することができる。ツールデータベースは、互いに組み合わされたテープフィーダ20とテープリール22とを記述している。生産プログラムは、電子部品実装機10に動作手順を教示するデータであって、電子部品実装機10が必要とする電子部品4と、各々の電子部品4が配置されるべき位置(スロット)を記述している。なお、ここでいうスロットとは、電子部品実装機10におけるテープフィーダ20の取付部である。電子部品実装機10は複数のスロットを有しており、それぞれのスロットには固有の番号が割り当てられている。ツール位置データは、電子部品実装機10が使用中のツール(テープフィーダ20とテープリール22との組み合わせ)と、その配置(スロット)を記述している。なお、ツール位置データは、使用中のツールを記述することによって、電子部品実装機10が使用中のテープフィーダ20及びテープリール22を間接的に記述する。
処理装置44は、読取装置42が識別子20a、22a、26aを読み取ったときに、その識別子20a、22a、26aから取得した識別情報を複数のデータベース48で検索し、その識別子20a、22a、26aが付されたテープフィーダ20、テープリール22又はトレイ部材26の状態を特定する。そして、その特定した状態に基づいて作業者が実施する作業の種類を推定して、予め定められた複数の処理動作のなかの少なくとも一つを選択的に実行する。これにより、作業者からその作業の種類について指示を受けることなく、作業者が実施する作業の種類に応じた処理動作を正しく実行することができる。以下、図7を参照して、処理装置44が実行する処理について説明する。
図7に示すように、作業者が読取装置42で識別子20a、22a、26aを読み取ると(S10でYES)、処理装置44は、当該識別子20a、22a、26aがトレイ部材26に付された識別子26aであるのか否かを判定する(S12)。それがトレイ部材26の識別子26aである場合(S12でYES)、処理装置44は、作業者がトレイセット作業を実施するものと推定して、それに応じた処理動作を実行する(S14)。この場合、一例ではあるが、処理装置44は、トレイ部材26の保持する電子部品4が、生産プログラム(図5参照)に記述された電子部品4に含まれるのか否かを判定する。これにより、作業者がトレイセット作業を実施するときは、トレイセット作業に応じた処理動作が実行され、誤った電子部品4が電子部品実装機10に配置されることが防止される。
一方、読取装置42が読み取った識別子20a、22a、26aがトレイ部材26の識別子26aでない場合(S12でNO)、処理装置44は、当該識別子20a、22a、26aがテープリール22に付された識別子22aであるのか否かを判定する(S16)。それがテープリール22の識別子22aである場合(S16でYES)、処理装置44は、当該識別子22aから取得した識別情報を部品データベース(図3)で検索し、部品データベースに存在するのか否かを判定する(S18)。この処理S18でNOの場合、処理装置44は、当該テープリール22を部品データベースに記録する(S22)。一方、前記した処理S16でNOの場合(即ち、テープフィーダ20の場合)、又は、処理S18でYESの場合(即ち、登録済みのテープリール22の場合)、処理装置44は、その識別子20a、22aから取得した識別情報を複数のデータベース48内で検索し、テープフィーダ20又はテープリール22の状態を特定する(S20)。
処理装置44は、読取装置42が二つの識別子20a、22aを読み取るまで、上記した処理(S10〜S22)を繰り返す(S24)。そして、読取装置42が二つの識別子20a、22aを読み取ると(S24でYES)、先の処理20で特定したテープフィーダ20又はテープリール22の状態に基づいて、作業者が実施する作業の種類を推定する。例えば、読取装置42が読み取った二つの識別子20a、22aが、ツールデータベース(図4)に記述されていないテープフィーダ20及びテープリール22の組み合わせを示す場合、処理装置44は、リールセット作業の条件が満たされるとして(S26でYES)、リールセット作業に応じた処理動作を実行する(S28)。この場合、一例ではあるが、処理装置44は、当該テープフィーダ20及びテープリール22の組み合わせをツールデータベースに登録する処理を実行するとよい。なお、処理装置44は、リールセット作業に対して必要とされる他の処理動作をさらに実行してもよい。例えば、処理装置44は、読取装置42が識別子22aを読み取ったテープリール22の保持する電子部品4が、生産プログラム(図5)に記述された電子部品4に含まれるのか否かを判定する処理を実行してもよい。また、処理装置44は、生産プログラムを参照して、読取装置42が識別子22aを読み取ったテープフィーダ20が配置されるべき位置(スロット)を、電子部品実装機10の表示装置18を用いて作業者に教示してもよい。
あるいは、読取装置42が読み取った各々の識別子22aがテープリール22に付されたものであるとともに、一方の識別子22aがツール位置データ(図6)に記述されたテープリール22を示す場合、処理装置44は、オンラインスプライシング作業の条件が満たされるとして(S30でYES)、オンラインスプライシング作業に応じた処理動作を実行する(S32)。この場合、一例ではあるが、処理装置44は、二つのテープリール22の保持する電子部品4が互いに一致するのか否かを判定する処理を実行するとよい。これにより、異なる電子部品4を収容する二つのテープ材が接続されるといった事態を防止することができる。また、処理装置44は、読取装置42が読み取った他方の識別子22aが示すテープリール22の保持する電子部品4が、生産プログラム(図5)に記述された電子部品4に含まれるのか否かを判定する処理をさらに実行するとよい。これにより、電子部品実装機10に誤った電子部品4が供給されることを防止することができる。なお、処理装置44は、オンラインスプライシング作業に対して必要とされる他の処理動作をさらに実行してもよい。
また、処理装置44は、読取装置42が読み取った一方の識別子20aが、ツールデータベースに記述されたテープフィーダ20に付されたものであり、読取装置42が読み取った他方の識別子22aが、ツールデータベースに記述されていないテープリール22に付されたものであるとともに、当該テープフィーダ20がツール位置データに記述されているときも、オンラインスプライシング作業の条件が満たされるとして(S30でYES)、オンラインスプライシング作業に応じた処理動作を実行する(S32)。この場合、一例ではあるが、処理装置44は、前記一方の識別子20aが示すテープフィーダ20と組になっているテープリール22をツールデータベースから特定し、その特定したテープリール22が保持する電子部品と、前記他方の識別子22aが示すテープリール22が保持する電子部品4とが互いに一致するのか否かを判定する処理を実行するとよい。これにより、異なる電子部品4を収容する二つのテープ材が接続されるといった事態を防止することができる。また、処理装置44は、前記他方の識別子22aが示すテープリール22の保持する電子部品4が、生産プログラム(図5)に記述された電子部品4に含まれるのか否かを判定する処理をさらに実行するとよい。これにより、電子部品実装機10に誤った電子部品4が供給されることを防止することができる。
一方、読取装置42が読み取った各々の識別子22aがテープリール22に付されたものであるが、いずれのテープリール22もツール位置データ(図6)に記述されていない場合、処理装置44は、オフラインスプライシング作業の条件が満たされるとして(S34でYES)、オフラインスプライシング作業に応じた処理動作を実行する(S36)。この場合、一例ではあるが、処理装置44は、二つのテープリール22の保持する電子部品4が互いに一致するのか否かを判定する処理を実行する。なお、処理装置44は、オフラインスプライシング作業に対して必要とされる他の処理動作をさらに実行してもよい。
また、処理装置44は、読取装置42が読み取った一方の識別子20aが、ツールデータベースに記述されたテープフィーダ20に付されたものであり、読取装置42が読み取った他方の識別子22aが、ツールデータベースに記述されていないテープリール22に付されたものであるとともに、当該テープフィーダ20がツール位置データに記述されていないときも、オフラインスプライシング作業の条件が満たされるとして(S34でYES)、上述したオンラインスプライシング作業に応じた処理動作を実行する(S36)。以上の条件が満たされない場合は、(S26、S30、S34で全てNO)、作業の種類が推定できないとして、処理装置44は表示装置18にエラーを表示する処理を実行する。
以上のように、本実施例の情報管理装置40は、読取装置42が取得したテープフィーダ20やテープリール22の識別情報から、作業者が作業対象とするテープフィーダ20やテープリール22の状態を特定して、作業者が実施する作業の種類を推定することができる。これにより、情報管理装置40は、作業者が実施する作業の種類に応じた処理動作を、作業者による指示を必要とすることなく、自ら選択して実行することができる。本実施例の情報管理装置40によると、作業者の人為的なミスの発生を低減することができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、請求の範囲を限定するものではない。請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
情報管理装置40が推定する作業の種類は、上述したツールセット作業やスプライシング作業といった例に限定されない。当業者であれば、本明細書に記載された技術を参照することによって、作業者が実施する様々な作業の種類がその作業対象の状態に基づいて推定し得ることを、容易に理解することができる。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:回路基板
4:電子部品
10:電子部品実装機
12:基板支持装置
14:装着ヘッド
16:移動装置
18:表示装置
20:テープフィーダ
20a:識別子
22:テープリール
22a:識別子
24:トレイ供給装置
26:トレイ部材
26a:識別子
40:情報管理装置
42:読取装置
44:処理装置
46:記憶装置
48:データベース

Claims (11)

  1. 電子部品実装機と、前記電子部品実装機によって交換可能に使用される複数の部品フィーダと、前記部品フィーダによって交換可能に使用される複数のテープリールとを有する生産システムで使用される情報管理装置であって、
    前記部品フィーダに付された識別子と、前記テープリールに付された識別子とを読取可能な読取装置と、
    前記識別子に記録された識別情報を用いて、前記部品フィーダ及び前記テープリールの状態を記述する少なくとも一つのデータベースを記憶する記憶装置と、
    前記読取装置と前記記憶装置とに通信可能に接続された処理装置と、
    を備え、
    前記処理装置は、前記読取装置が二つの識別子を読み取ったときに、各々の識別子から取得した識別情報を前記データベースで検索した検索結果に基づいて、予め定められた複数の処理動作としてのリールセット作業に応じた処理動作、オンラインスプライシング作業に応じた処理動作及びオフラインスプライシング作業に応じた処理動作のなかの少なくとも一つを選択的に実行する、
    情報管理装置。
  2. 前記処理装置は、前記読取装置により読み取られた前記二つの識別子がいずれのテープリールとも組み合されていない前記部品フィーダといずれの部品フィーダとも組み合わされていない前記テープリールを示すか否かと、前記部品フィーダが使用中であるか否かに基づいて、前記複数の処理動作のなかの少なくとも一つを選択的に実行する請求項1に記載の情報管理装置。
  3. 前記処理装置は、前記読取装置により読み取られた前記二つの識別子が、いずれのテープリールとも組み合されていない前記部品フィーダといずれの部品フィーダとも組み合わされていない前記テープリールを示す場合に、前記リールセット作業に応じた処理動作を実行し、いずれかのテープリールと組み合わされた前記部品フィーダといずれの部品フィーダとも組み合わされていない前記テープリールを示すとともに前記部品フィーダが使用中であることを示す場合に、前記オンラインスプライシング作業に応じた処理動作を実行し、いずれかのテープリールと組み合わされた前記部品フィーダといずれの部品フィーダとも組み合わされていない前記テープリールを示すとともに前記部品フィーダが使用中でないことを示す場合に、前記オフラインスプライシング作業に応じた処理動作を実行する請求項1又は2に記載の情報管理装置。
  4. 前記処理装置は、前記読取装置が前記二つの識別子を読み取ったときの、前記テープリールに付された識別子であるのか、前記部品フィーダに付された識別子であるのかという読取結果と、各々の識別子から取得した前記識別情報を前記データベースで検索した前記検索結果とに基づいて、前記読取結果が前記テープリールに付された識別子同士の組み合わせであるのか、前記テープリールに付された識別子と前記部品フィーダに付された識別子との組み合わせであるのかに応じて前記複数の処理動作のいずれかに対応する条件が満たされるか否かを判定し、前記条件が満たされた場合に、前記組み合わせに対応する処理動作のなかの少なくとも一つを選択的に実行する請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記少なくとも一つのデータベースは、互いに組み合わされた前記部品フィーダと前記テープリールとを記述する第1データベースを含み、
    前記処理装置は、前記読取装置が読み取った二つの識別子が、前記第1データベースに記述されていない部品フィーダ及びテープリールの組み合わせを示すときに、当該部品フィーダ及びテープリールの組み合わせを前記第1データベースに登録する処理を実行する、請求項1から4のいずれか一項に記載の情報管理装置。
  6. 前記少なくとも一つのデータベースは、前記電子部品実装機が必要とする電子部品を記述する第2データベースをさらに含み、
    前記処理装置は、前記読取装置が識別子を読み取ったテープリールの保持する電子部品が、前記第2データベースに記述された電子部品に含まれるのか否かを判定する処理をさらに実行する、請求項5に記載の情報管理装置。
  7. 前記第2データベースは、前記電子部品実装機において電子部品が供給されるべき位置をさらに記述しており、
    前記処理装置は、前記第2データベースを参照して、前記読取装置が識別子を読み取った部品フィーダが配置されるべき位置を作業者に教示する、請求項6に記載の情報管理装置。
  8. 前記処理装置は、前記読取装置が読み取った各々の識別子が前記テープリールに付されたものであるときに、当該二つのテープリールの保持する電子部品が互いに一致するのか否かを判定する処理を実行する、請求項1から7のいずれか一項に記載の情報管理装置。
  9. 前記少なくとも一つのデータベースは、前記電子部品実装機が必要とする電子部品を記述する第2データベースと、前記電子部品実装機が使用中の部品フィーダ及びテープリールを記述する第3データベースとをさらに含み、
    前記処理装置は、前記読取装置が読み取った一方の識別子が、前記第3データベースに記述されたテープリールを示すときに、前記読取装置が読み取った他方の識別子が示すテープリールの保持する電子部品が、前記第2データベースに記述された電子部品に含まれるのか否かを判定する処理をさらに実行する、請求項8に記載の情報管理装置。
  10. 前記処理装置は、前記読取装置が読み取った一方の識別子が、前記第1データベースに記述された部品フィーダに付されたものであり、前記読取装置が読み取った他方の識別子が、第1データベースに記述されていないテープリールに付されたものであるときに、前記一方の識別子が示す部品フィーダと組み合わせて第1データベースに記述されたテープリールが保持する電子部品と、前記他方の識別子が示すテープリールが保持する電子部品とが互いに一致するのか否かを判定する処理を実行する、請求項5から9のいずれか一項に記載の情報管理装置。
  11. 前記少なくとも一つのデータベースは、前記電子部品実装機が必要とする電子部品を記述する第2データベースと、前記電子部品実装機が使用中の部品フィーダ又はテープリールを記述する第3データベースとをさらに含み、
    前記処理装置は、前記一方の識別子が示す部品フィーダが、前記第3データベースに記述された部品フィーダであるときに、前記他方の識別子が示すテープリールの保持する電子部品が、前記第2データベースに記述された電子部品に含まれるのか否かを判定する処理をさらに実行する、請求項10に記載の情報管理装置。
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