JP6802949B2 - 耐震ベッドフレーム - Google Patents

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Description

本発明は、耐震ベッドフレームに関する。さらに詳細には、本発明は、複数のユニットが連設されてなる耐震ベッドフレームに関する。
従来、就寝中に地震が発生した場合、家具の転倒や、家屋の損壊により、就寝者が怪我をする場合があった。このような場合に、就寝者を保護することを目的として、ベッドの周囲に配設される柱などの支持部材と、支持部材に取り付けられた天蓋を含む高強度の構造体からなり、構造体によってベッドの上部空間を囲むようにするベッド用耐震防御フレームが提案されている(特許文献1参照)。
特開平9−173182号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたベッド用耐震防御フレームは、柱と天蓋により構造体を形成しており、地震の揺れによる撓みに対する耐性が低いという問題がある。また、特許文献1に開示されたベッド用耐震防御フレームは、1つの構造体によりベッドを囲むものであり、外形寸法が大きくなり、搬入や搬出が困難である。このため、例えば、大地震が発生した後に、余震が続く被災地において設置される避難所や、仮設住宅において、被災者の安眠を確保するために用いることができない。
本発明は、従来技術における前記課題を解決するためになされたものであり、剛性を向上することが可能であり、搬出入が容易な耐震ベッドフレームを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明に係る耐震ベッドフレームの構成は、
(1) 複数のユニットが連設されてなる耐震ベッドフレームであって、
1つの前記ユニットは、外形が直方体形状に形成され、四隅に配置された4本の支柱と、
互いに隣接する前記支柱を連結するパネルと、を備え、
前記パネルは、
上下方向に複数の締結部材によって支柱と接続され、
前記支柱の上部と下部とに、それぞれ接続されることを特徴とする耐震ベッドフレーム。
本発明の耐震ベッドフレームの上記(1)の構成によれば、
耐震ベッドフレームは、複数のユニットが連設されてなる。
1つのユニットは、外形が直方体形状に形成され、4本の支柱と、パネルと、を備える。
4本の支柱は、各ユニットの四隅に配置される。
パネルは、互いに隣接する支柱を連結し、上下方向に複数の締結部材によって支柱と接続され、支柱の上部と下部とに、それぞれ接続される。
これにより、柱とパネルとにより1つの構造体を形成するユニットを、複数連設することにより、耐震ベッドフレームを構成できるので、比較的少ない部品で、より強固な耐震ベッドフレームを提供できる。また、耐震ベッドフレームを1つの構造体により形成した場合に比べ、全体の剛性が向上する。また、搬出入を、ユニット毎に行うことができるので、搬出入が容易であるとともに、全て分解して搬出入した場合に比べ、組み立て作業が容易になる。ユニットを分解した状態であれば、更に搬出入が容易になる。更に、各ユニットにおいて、支柱の上部と下部とをパネルで接続することで、地震の揺れにより撓みが比較的大きい支柱の上部と下部とを補強できるので、更に剛性を向上できる。
したがって、剛性を向上することが可能であり、搬出入が容易な耐震ベッドフレームを提供できる。
(2)前記パネルは、上端側及び下端側において、互いに隣接する一方の前記支柱から他方の前記支柱に向かって延び、前記ユニットの内側に突出するリブを備えることが好ましい。
上記(2)の好ましい構成によれば、パネルの曲げ強度を向上できるとともに、リブに、板材を載置することで、マットレスを載置したり、棚等を設けることが可能となる。
本発明の耐震ベッドフレームによれば、剛性を向上することが可能であり、搬出入が容易な耐震ベッドフレームを提供できる。
本発明の一実施の形態における耐震ベッドフレーム1の構成を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態におけるユニット10の構成を示す斜視図である。 図2に示すユニット10から、底板13、敷板14及び天板15を取り外した状態を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態におけるパネル12の構成を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態におけるユニット10におけるパネル12の突きつけ部分の拡大図である。
以下、好適な実施の形態を用いて本発明をさらに具体的に説明する。但し、下記の実施の形態は本発明を具現化した例に過ぎず、本発明はこれに限定されるものではない。
[耐震ベッドフレームの構成]
本発明の一実施の形態における耐震ベッドフレーム1の構成について説明する。
図1は、本発明の一実施の形態における耐震ベッドフレーム1の構成を示す斜視図である。
耐震ベッドフレーム1は、内部に、例えば、マットレスや布団等が配置され、使用者の寝床となる。なお、マットレスの上下にキャビネット(物入れ)、テレビ、インターネット接続設備、オーディオセット、照明器具、造花、カーテン、天蓋等の使用者の好みの装飾品を設置してもよい。
耐震ベッドフレーム1は、複数(例えば、3つ)のユニット10が、所定方向に連設されてなる。なお、耐震ベッドフレーム1は、本実施形態では、3つ連設されているが、これに限らず、例えば、使用者の体格に応じて、2つ(例えば、子供用)や4つ(例えば、身長が比較的高い者用)であってもよい。
また、耐震ベッドフレーム1は、ユニット10の配列方向と並列連設する方向に複数連設してもよい。これにより、例えば、2つ連設すれば2人用となるとともに、これらを連結することで、全体の強度や安定性がより向上し、更に、3〜10人用とすることも可能である。
また、耐震ベッドフレーム1は、カーテン等を取り付け可能であり、このカーテン等により、外部と内部とを遮蔽することで、内部にプライベートな空間を形成することも可能である。
図2は、本発明の一実施の形態におけるユニット10の構成を示す斜視図である。
ユニット10は、外形が直方体形状に形成され、四隅に配置された4本の支柱11と、互いに隣接する支柱11を連結するパネル12と、最下部に配置される底板13と、パネル12の上に載置される敷板14と、最上部に配置される天板15と、を備える。これらの板材は、ユニット10全体の補強板の機能も兼ねている。
図3は、図2に示すユニット10から、底板13、敷板14及び天板15を取り外した状態を示す斜視図である。
支柱11は、例えば、断面が略L字形状の鋼材で形成され、L字の各辺が互いに隣接する支柱11の方に向けて配置される。
なお、支柱11の形状は、略L字形状に限らず、必要な強度が確保できれば、例えば、断面が、略四角形状、略三角形状等の任意の形状にすることができる。
パネル12は、互いに隣接する支柱11の間に配置され、上下方向に延びる両側縁の一端が一方の支柱11に接続され、他端が他方の支柱11に接続される。パネル12は、上下方向に配列された複数の締結部材(例えば、ボルト等)によって、支柱11に接続される。
パネル12は、支柱11の下部に接続される第1パネル121と、支柱11の上部に接続される第2パネル122と、を含む。パネル12は、鋼製部材や木製部材で形成されている。
本実施形態において、第1パネル121は、第2パネル122より高さ方向の寸法が大きく形成されている。このように、パネル12を、高さ方向の寸法が異なる複数種類で構成することで、用途や必要な強度に応じて使い分けることが可能となる。
また、詳細は後述するが、支柱11の下部に接続されたパネル12の上には、敷板14(図2参照)が載置され、敷板の上にはマットレスや布団等が載置される。すなわち、耐震ベッドフレーム1は、支柱11の下部に接続されたパネル12の高さ方向の寸法に応じて寝床の高さが変わる。本実施形態では、支柱11の下部に比較的高さ寸法が大きい第1パネル121を配置しているが、例えば、耐震ベッドフレーム1を、子供や高齢者用に、寝床の高さを比較的低くしたい場合には、比較的高さ寸法が小さい第2パネル122を配置し、寝床の高さを比較的低くすることもできる。
また、パネル12は、第1パネル121又は第2パネル122のいずれかだけで構成し、支柱11の上部及び下部をいずれかだけで連結してもよい。これにより、耐震ベッドフレーム1を構成する部品の種類を更に少なくすることが可能となる。
図4は、本発明の一実施の形態におけるパネル12の構成を示す斜視図である。
パネル12は、四角形状の板状体である本体12aと、本体12aの上端側及び下端側に設けられたリブ120b及びリブ12cと、を備える。なお、リブは、2本に限らず、3本以上設けてもよい。
本体12aは、水平方向の両側縁近傍に、締結部材によって支柱11に取り付け可能な取付部12dと、略中央に開口12eが形成されている。
リブ12b,cは、互いに隣接する一方の支柱11(図3参照)から他方の支柱11に向かって延び、ユニット10(図3参照)の内側に突出する。すなわち、リブ12b,cは、本体12aに対して直交する方向に突出している縁取りである。
このようなリブ12b,cには、図2に示す底板13、敷板14、天板15等が載置される。
また、リブ12b,cは、端部が、略45度の角度で傾斜した面取り形状に形成されている。これにより、図5に示すように、支柱11にパネル12を取り付けたときに、互いに直交するパネル12の突き付け部分が隙間無く当接する。
取付部12dは、例えば、ボルトの挿通孔であり、上下方向に複数(図4に示す例では3つ)形成されている。
開口12eは、軽量化を図るとともに、例えば、パネル12の内側(ユニット10(図3参照)の内部)の物(例えば、防災用品、食料、飲料水等)を出し入れ可能とするものである。これにより、耐震ベッドフレーム1にシェルターとしての機能を発揮させることが可能となる。
図2に戻って、底板13、敷板14及び天板15は、板状体で形成されており、4本の支柱11がパネル12により互いに連結された状態(図3に示す状態)において、4本の支柱11の内側に形成される形状と略同一形状(図2に示す例では、上面視で正方形形状)に形成されている。
図2に示す例では、敷板14は、複数の貫通孔が形成されている。これにより、例えば、敷板14の上にマットレスや布団が載置された場合、下からの通気を確保でき、衛生面が向上する。
なお、底板13、敷板14及び天板15は、同一の板材で形成してもよい。これにより、耐震ベッドフレーム1を構成する部品の種類を更に少なくすることが可能となる。
また、底板13、敷板14及び天板15は、パネル12のリブ12cに、固定部材(例えば、ボルトやネジ等)により固定してもよい。これにより、ユニット10の水平方向のねじれに対する強度が向上する。これにより、ユニット10全体の強度も向上する。
また、敷板14は、パネル12のリブ12cに載置するだけでもよい。この場合、底板13と敷板14との間であって、4枚のパネル12に囲まれた空間を物入れとして機能させることが可能となる。この物入れには、衣料、食料品、飲料水、防災用品等を収容することができる。これにより、耐震ベッドフレーム1にシェルターとしての機能を発揮させることが可能となる。また、敷板14の縁に、クッションを設置することで、使用者が敷板14から落下したり、支柱11に衝突し負傷したりするのを防止できる。
次に、耐震ベッドフレーム1の組み立て方について説明する。
まず、4本の支柱11の上部及び下部を、それぞれ4枚(上部及び下部合わせて8枚)のパネル12で連結することで、図3に示す状態とする。
次に、底板13、敷板14及び天板15を取り付けることで、図2に示すユニット10を、必要数(例えば、3つ等)作成する。
そして、必要数作成したユニット10を所定方向に並べ、互いに固定することで、図1に示す耐震ベッドフレーム1を完成する。
1 耐震ベッドフレーム
10 ユニット
11 支柱
12 パネル
12a 本体
12c リブ
12d 取付部
12e 開口
13 底板
14 敷板
15 天板
121 第1パネル
122 第2パネル

Claims (2)

  1. 断面L字形状の支柱を四隅に夫々垂直に縦に並べ、正面、左側面、右側面及び背面の支柱と支柱の間の上部と下部夫々に、開口及びリブが形成され、パネルを複数のボルトで夫々面状に密着接合して直方体を形成し、支柱の上部に接合されたパネルのリブと天板をボルトで面状に密着接合し、支柱の下部に接合されたパネルのリブとマットレスを載せる複数の貫通孔の形成された敷板及び底板を夫々ボルトで面状に密着接合し、敷板と底板の間に形成された空間は水、食料及び衣料の収容場所となる耐震ベットフレ−ムのユニット。
  2. 請求項1のユニットを複数連接した耐震ベットフレ−ム。
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