JP6801834B1 - 樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物及びそれを用いるブラインド - Google Patents

樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物及びそれを用いるブラインド Download PDF

Info

Publication number
JP6801834B1
JP6801834B1 JP2020553548A JP2020553548A JP6801834B1 JP 6801834 B1 JP6801834 B1 JP 6801834B1 JP 2020553548 A JP2020553548 A JP 2020553548A JP 2020553548 A JP2020553548 A JP 2020553548A JP 6801834 B1 JP6801834 B1 JP 6801834B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
multifilament fiber
coated inorganic
inorganic multifilament
fiber yarn
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020553548A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2020250925A1 (ja
Inventor
太一 中島
太一 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Boseki Co Ltd
Original Assignee
Nitto Boseki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Boseki Co Ltd filed Critical Nitto Boseki Co Ltd
Priority claimed from PCT/JP2020/022825 external-priority patent/WO2020250925A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6801834B1 publication Critical patent/JP6801834B1/ja
Publication of JPWO2020250925A1 publication Critical patent/JPWO2020250925A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D15/00Woven fabrics characterised by the material, structure or properties of the fibres, filaments, yarns, threads or other warp or weft elements used
    • D03D15/20Woven fabrics characterised by the material, structure or properties of the fibres, filaments, yarns, threads or other warp or weft elements used characterised by the material of the fibres or filaments constituting the yarns or threads
    • D03D15/242Woven fabrics characterised by the material, structure or properties of the fibres, filaments, yarns, threads or other warp or weft elements used characterised by the material of the fibres or filaments constituting the yarns or threads inorganic, e.g. basalt
    • D03D15/267Glass
    • DTEXTILES; PAPER
    • D02YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
    • D02GCRIMPING OR CURLING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, OR YARNS; YARNS OR THREADS
    • D02G3/00Yarns or threads, e.g. fancy yarns; Processes or apparatus for the production thereof, not otherwise provided for
    • D02G3/02Yarns or threads characterised by the material or by the materials from which they are made
    • D02G3/16Yarns or threads made from mineral substances
    • DTEXTILES; PAPER
    • D02YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
    • D02GCRIMPING OR CURLING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, OR YARNS; YARNS OR THREADS
    • D02G3/00Yarns or threads, e.g. fancy yarns; Processes or apparatus for the production thereof, not otherwise provided for
    • D02G3/22Yarns or threads characterised by constructional features, e.g. blending, filament/fibre
    • D02G3/40Yarns in which fibres are united by adhesives; Impregnated yarns or threads
    • D02G3/404Yarns or threads coated with polymeric solutions
    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D13/00Woven fabrics characterised by the special disposition of the warp or weft threads, e.g. with curved weft threads, with discontinuous warp threads, with diagonal warp or weft
    • D03D13/008Woven fabrics characterised by the special disposition of the warp or weft threads, e.g. with curved weft threads, with discontinuous warp threads, with diagonal warp or weft characterised by weave density or surface weight
    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D15/00Woven fabrics characterised by the material, structure or properties of the fibres, filaments, yarns, threads or other warp or weft elements used
    • D03D15/40Woven fabrics characterised by the material, structure or properties of the fibres, filaments, yarns, threads or other warp or weft elements used characterised by the structure of the yarns or threads
    • D03D15/47Woven fabrics characterised by the material, structure or properties of the fibres, filaments, yarns, threads or other warp or weft elements used characterised by the structure of the yarns or threads multicomponent, e.g. blended yarns or threads
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E06DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
    • E06B9/00Screening or protective devices for wall or similar openings, with or without operating or securing mechanisms; Closures of similar construction
    • E06B9/24Screens or other constructions affording protection against light, especially against sunshine; Similar screens for privacy or appearance; Slat blinds

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)
  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)

Abstract

遮熱性及び室内からの眺望性に優れ、十分な硬さ及び高い寸法安定性を備える樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物及びそれを用いるブラインドを提供する。樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物は、L*値80.0〜100.0の樹脂組成物で被覆された第1の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸を経糸と、L*値10.0〜40.0の樹脂組成物で被覆された第2の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸とを、経糸又は緯糸として含み、第1の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸の面積占有率が83.0〜96.0%、第2の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸の面積占有率が17.0〜4.0%の第1の面と、第1の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸の面積占有率が4.0〜17.0%、第2の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸の面積占有率が96.0〜83.0%の第2の面とを備える。

Description

本発明は、樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物及びそれを用いるブラインドに関する。
従来、無機マルチフィラメント繊維(例えば、ガラス繊維)を樹脂組成物で被覆した糸条を平織する等して得られた、樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物を、ブラインドとして用いることが知られている(例えば、特許文献1参照)。例えば、特許文献1には、無機マルチフィラメント繊維を被覆する樹脂組成物中に二酸化チタン粒子を含有させることで、遮熱性(とりわけ、日射反射率)を高めた樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物が記載されている。
特許第5339015号公報
しかしながら、一方、ブラインドにおいては、特に夏場において、室内の気温上昇を防ぐために、高い日射反射率が求められるが、通常、日射反射率が高い場合には、可視光反射率も高くなるため、日射反射率の高いブラインドを使用した場合に、室内からブラインド越しに室外を見通そうとした際に、高い可視光反射率の影響で、眺望性が悪化するという問題があった。
さらに、樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物を含むブラインドは、樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物の高い熱安定性を利用するため、大きなサイズの窓用のブラインドとして用いられる場合がある。この場合、窓を開けた際に、多量の風が広面積のブラインドに当たってもブラインドがめくれないように、ブラインドには十分な硬さが求められる。また、大きなサイズのブラインドでは重量も大きくなるが、大きな自重による影響を受けないように、ブラインドの上下方向についての高い寸法安定性が求められる。
上記事情に鑑み、本発明は遮熱性及び室内からの眺望性に優れ、かつ、十分な硬さ及び高い寸法安定性を備えるブラインドを実現可能な樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物、及び、遮熱性及び室内からの眺望性に優れ、かつ、十分な硬さ及び高い寸法安定性を備えるブラインドを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明は、樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物であって、前記樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物は、L*値が80.0〜100.0である樹脂組成物で被覆された、第1の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸を経糸(緯糸)、L*値が10.0〜40.0である樹脂組成物で被覆された、第2の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸を緯糸(経糸)として含み、前記樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物は、前記第1の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸の面積占有率が、83.0〜96.0%であり、前記第2の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸の面積占有率が、17.0〜4.0%である第1の面と、前記第1の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸の面積占有率が、4.0〜17.0%であり、前記第2の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸の面積占有率が、96.0〜83.0%である第2の面とを備えることを特徴とする。
本発明の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物は、L*値が80.0〜100.0である樹脂組成物で被覆された、第1の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸を経糸(緯糸)、L*値が10.0〜40.0である樹脂組成物で被覆された、第2の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸を緯糸(経糸)として含む。ここで、L*値とは、CIE1976 (L*,a* ,b*)色空間における明度であり、L*値が大きいほど明るく、L*値が小さいほど暗いことを意味する。
従って、本発明の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物において、L*値が80.0〜100.0である樹脂組成物で被覆された、第1の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸の面積占有率が、83.0〜96.0%であり、L*値が10.0〜40.0である樹脂組成物で被覆された、第2の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸の面積占有率が、17.0〜4.0%である第1の面は、前記第1の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸の面積占有率が、4.0〜17.0%であり、前記第2の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸の面積占有率が、96.0〜83.0%である第2の面よりも明るくなっている。
この結果、本発明の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物は、その両面で異なる明るさを備えることができ、遮熱性及び室内からの眺望性の両方を優れたものとすることができる。
また、本発明の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物は、前記第1の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸中の樹脂組成物、又は、前記第2の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸中の樹脂組成物の少なくとも一方が、体積平均粒子径が0.4〜15.0μmの金属酸化物粒子を含むことが好ましい。本発明の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物では、前記樹脂組成物の少なくとも一方が前記金属酸化物粒子を含むことにより、より高い硬さ及び高い寸法安定性を備えることができる。
一方、本発明のブラインドは、本発明の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物を含むことを特徴とする。
本発明のブラインドにおいては、前記樹脂組成物が前記金属酸化物粒子を含む前記第1の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸又は前記第2の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸が前記ブラインドの上下方向に配されることが好ましい。
本発明のブラインドにおいては、前記樹脂組成物が前記金属酸化物粒子を含む前記第1の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸又は前記第2の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸がその上下方向に配されることにより、その上下方向について、より高い硬さ及び高い寸法安定性を得ることができる。
また、本発明のブラインドは、前記第1の面が窓側に配され、前記第2の面が室内側に配されることが好ましい。
本発明の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物は、前述のように第1の面が第2の面よりも明るくなっている。そこで、本発明の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物を含む本発明ブラインドは、より明るい前記第1の面が窓側に配されることにより、日射反射率を大きくして優れた遮熱性を得ることができ、より暗い第2の面が室内側に配されることにより、可視光反射率を小さくして優れた眺望性を得ることができる。
次に、本発明の実施の形態についてさらに詳しく説明する。
本実施形態の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物は、L*値が80.0〜100.0である樹脂組成物で被覆された、第1の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸を経糸(緯糸)、L*値が10.0〜40.0である樹脂組成物で被覆された、第2の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸を緯糸(経糸)として含み、前記樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物は、前記第1の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸の面積占有率が、83.0〜96.0%であり、前記第2の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸の面積占有率が、17.0〜4.0%である第1の面と、前記第1の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸の面積占有率が、4.0〜17.0%であり、前記第2の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸の面積占有率が、96.0〜83.0%である第2の面とを備える。
なお、前記第1の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸又は前記第2の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸の面積占有率は、経糸及び緯糸の浮沈状態を示した、織組織図から近似的に推定可能である。
前記樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸を構成する無機マルチフィラメント繊維としては、ガラス繊維、炭素繊維、シリカ繊維、アルミナ繊維等を挙げることができるが、ガラス繊維であることが好ましい。前記ガラス繊維のガラス組成としては、Eガラス組成、高強度高弾性率ガラス組成、高弾性率易製造性ガラス組成等を挙げることができる。
前記Eガラス組成は、ガラス繊維の全量に対し、酸化物換算で、52.0〜56.0質量%の範囲のSiOと、12.0〜16.0質量%の範囲のAlと、合計で20.0〜25.0質量%の範囲のMgO及びCaOと、5.0〜10.0質量%の範囲のBとを含む組成である。また、前記高強度高弾性率ガラス組成は、ガラス繊維の全量に対し、酸化物換算で、64.0〜66.0質量%の範囲のSiOと、24.0〜26.0質量%の範囲のAlと、9.0〜11.0質量%の範囲のMgOとを含む組成である。また、高弾性率易製造性ガラス組成は、ガラス繊維の全量に対し、酸化物換算で、57.0〜60.0質量%の範囲のSiOと、17.5〜20.0質量%の範囲のAlと、8.5〜12.0質量%の範囲のMgOと、10.0〜13.0質量%の範囲のCaOと、0.5〜1.5質量%の範囲のBとを含み、かつ、SiO、Al、MgO及びCaOの合計量が98.0質量%以上である組成である。
前記ガラス繊維の繊維径(複数本が集束されてガラス繊維を構成する、フィラメントの平均直径)は、例えば3〜15μm、好ましくは6〜12μm、より好ましくは7〜9μmである。また、前記ガラス繊維のフィラメント集束本数は、例えば100〜1000本、好ましくは150〜800本、より好ましくは200〜500本であり、糸重量は、例えば15〜120tex(g/km)、好ましくは20〜90tex、より好ましくは30〜75texである。
前記無機マルチフィラメント繊維は、前記樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸の全量の例えば20.0〜65.0質量%、好ましくは25.0〜60.0質量%、より好ましくは30.0〜55.0質量%を占める。
前記無機マルチフィラメント繊維を被覆する樹脂としては、ポリ塩化ビニル、アクリル系樹脂(ポリアクリル酸、ポリアクリル酸エステル、ポリメタクリル酸、ポリメタクリル酸エステル、アクリル酸(エステル)又はメタクリル酸(エステル)を含む共重合体)、非ハロゲン化ビニルポリマー、ポリウレタン、ポリアミド、熱可塑性ポリオレフィン、熱可塑性オレフィン(TOP)エラストマー、スチレン−ブタジエン系コポリマー、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレン系スチレンコポリマー、ポリエステル、シリコーン等を挙げることができるが、ポリ塩化ビニル、アクリル系樹脂、熱可塑性ポリオレフィンが好ましい。
前記樹脂組成物は、L*値を調整するために、前記樹脂に顔料又は染料を含むことができる。前記樹脂組成物のL*値を高くする顔料又は染料(明色顔染料)としては、酸化チタン、酸化亜鉛、リトポン等を挙げることができ、L*値を下げる顔料又は染料(暗色顔染料)としては、カーボンブラック、チタンブラック、ペリレンブラック等を挙げることができる。
前記樹脂組成物は、樹脂組成物の加工性や耐候性を上げるために、添加剤として、可塑剤、粘度調整剤、紫外線吸収剤、難燃剤、滑剤、耐熱安定剤、界面活性剤、充填剤等を含むことができる。
例えば、L*値が80.0〜100.0である樹脂組成物としては、樹脂組成物の全量に対し、20〜50%の前記樹脂、1〜30%の前記明色顔染料、45〜75%の前記添加剤からなる樹脂組成物を挙げることができ、L*値が10.0〜40.0である樹脂組成物としては、樹脂組成物の全量に対し、20〜50%の前記樹脂、1〜30%の前記明色顔染料、45〜75%の前記添加剤からなる樹脂組成物を挙げることができる。
前記樹脂組成物のL*値は、樹脂組成物溶液を用いて後述の方法で測定することができるが、樹脂組成物溶液は、前述の樹脂、明色顔染料又は暗色顔染料、添加剤、及び、必要に応じて溶媒(例えば、アセトン、テトラヒドロフラン、シクロヘキサン)を混合して調製できる他、樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸を溶媒(例えば、アセトン、テトラヒドロフラン、シクロヘキサン)中に浸漬し、樹脂組成物層を溶媒中に溶出させることで調製することもできる。
前記第1(2)の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸は、前記無機マルチフィラメント繊維と、前記L*値が80.0〜100.0(10.0〜40.0)である樹脂組成物層との間に他の被覆層を備えていてもよい。前記他の被覆層としては、樹脂層、金属層を挙げることができる。樹脂層としては、例えば、塩化ビニル樹脂層、酢酸ビニル樹脂層、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂層等を挙げることができる。金属層としては、例えば、蒸着により形成されたアルミニウム層を挙げることができる。無機マルチフィラメント繊維と、前記L*値が80.0〜100.0(10.0〜40.0)である樹脂組成物層との接合性を高めるという観点から、前記他の被覆層は、樹脂層であることが好ましく、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂層であることがより好ましい。
また、第1の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸のL*値に対する第2の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸のL*値の比(第2の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸のL*値/第1の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸のL*値)は、例えば0.15〜0.40、好ましくは0.18〜0.35、より好ましくは0.20〜0.30の範囲にある。
前記樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物は、例えば朱子織により製織されており、経糸織密度は例えば12〜56本/25mm、緯糸織密度は例えば12〜56本/25mmである。
前記樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物がブラインドとして用いられた場合に、通行者等が窓側の斜め方向からブラインド越しに室内を見ようとした際に、光を効率よく反射・遮断して、プライバシー保護の向上に寄与することから、ブラインドの上下方向に相当する、経糸に、前記第1の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸を用いることが好ましい。
前記樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物は、前記第1の面において、前記第1の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸の面積占有率が、好ましくは88.0〜95.0%であり、前記第1の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸の面積占有率が、好ましくは12.0〜5.0%である。また、前記樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物は、前記第2の面において、前記第1の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸の面積占有率が、好ましくは5.0〜12.0%であり、前記第1の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸の面積占有率が、好ましくは95.0〜88.0%である。前記面積占有率は、前記樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物の第1の面又は、第2の面のそれぞれで、画像解析装置を用いて2値化を行い、糸全体の面積に対して、前記第1の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸に該当する部分の面積の割合を算出することで求めることができる。
また、前記樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物は、前記第1の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸中の樹脂組成物、又は、前記第2の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸中の樹脂組成物の少なくとも一方が、体積平均粒子径が0.4〜15.0μmの金属酸化物粒子を含む。前記金属酸化物としては、例えば、二酸化チタン、水酸化アルミニウム、炭酸カルシウム等を挙げることができる。前記樹脂組成物は、全量に対して、例えば1.0〜35.0質量%、好ましくは2.0〜30.0質量%、より好ましくは2.5〜25.0質量%の前記金属酸化物粒子を含むことができる。
前記樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物がブラインドとして用いられた場合に、上下方向について、より高い硬さ及び高い寸法安定性を得ることが可能となるため、前記第1の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸又は前記第2の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸のうち、ブラインドの上下方向に相当する経糸として用いられる樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸中の樹脂組成物が、前記金属酸化物を含むことが好ましい。
本実施形態の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物は、前記第1の面において50.0%以上の日射反射率、前記第2の面において30.0%以下の可視光反射率、600.0mN以上のガーレ剛軟度、4.0%以下の伸び率を備えることが好ましい。また、前記樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物は、前記第1の面において51.0%以上の日射反射率、前記第2の面において25.0%以下の可視光反射率、650.0mN以上のガーレ剛軟度、3.7%以下の伸び率を備えることがより好ましい。また、前記樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物は、前記第1の面において52.0%以上の日射反射率、前記第2の面において22.5%以下の可視光反射率、700.0mN以上のガーレ剛軟度、3.6%以下の伸び率を備えることがさらに好ましい。また、前記樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物は、前記第1の面において60.0%以上の日射反射率、前記第2の面において20.0%以下の可視光反射率、720.0mN以上のガーレ剛軟度、3.5%以下の伸び率を備えることが最も好ましい。
本実施形態のブラインドは、樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物を含み、例えば上下方向が5〜30m、左右方向が1〜5mのサイズを備えている。なお、前記ブラインドは、通常、前記樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物の経糸方向を上下方向とする。
前記ブラインドは、前記樹脂組成物が前記金属酸化物粒子を含む前記第1の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸又は前記第2の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸がその上下方向に配される。また、前記ブラインドは、前記第1の面が窓側に配され、前記第2の面が室内側に配される。
次に、本発明の実施例及び比較例を示す。
〔実施例1〕
本実施例では、まず、無機マルチフィラメント繊維糸として、Eガラス組成を備える直径7μmのガラスフィラ メントを400本集束し、45.0texの質量のガラス繊維糸を準備した。次に、前記ガラス繊維糸を250m/分の速度で搬送しながら、プレコート用樹脂溶液が収容されている槽内を連続的に通過させることにより、前記ガラス繊維糸にプレコート用樹脂溶液を含浸させた。ここで、プレコート用樹脂溶液は、溶媒としてのアセトン160質量部に、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂(山一化学工業株式会社製、商品名:NTD40)45.7質量部を混合したものである。
次に、プレコート用樹脂溶液を含浸させたガラス繊維糸を、ダイスに通過させることにより絞液した後、300℃で3秒間加熱して、プレコート層で被覆されたガラス繊維糸を得た。
次に、前記プレコート層で被覆されたガラス繊維糸を250m/分の速度で搬送しな がら、第1の樹脂組成物溶液が収容されている槽内を連続的に通過させ、次いで、ダイスに通過させることにより絞液した後、質量が129texになるように加熱して、プレコート層上から第1の樹脂組成物で被覆された、第1の樹脂被覆ガラス繊維糸(第1の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸に該当)を得た。
ここで、第1の樹脂組成物溶液として、塩化ビニル樹脂(新第一塩ビ株式会社製、商品名:ZEST P21)、可塑剤、界面活性剤、白色顔料(日弘ビックス社製、商品名:1005 シロ)を含む塩化ビニル樹脂組成物87.7質量%と、金属酸化物粒子として、体積平均粒子径1.0μmの二酸化チタン粒子(テイカ株式会社製、商品名:JR−1000)12.3質量%からなる第1の樹脂組成物(L*値95.4)を用いた。なお、白色顔料中には、体積平均粒子径0.4μm未満の金属酸化物粒子が含まれていた。
次に、前記プレコート層で被覆されたガラス繊維糸を250m/分の速度で搬送しな がら、第2の樹脂組成物溶液が収容されている槽内を連続的に通過させ、次いで、ダイスに通過させることにより絞液した後、質量が129texになるように加熱して、前記プレコート層上から第2の樹脂組成物で被覆された、第2の樹脂被覆ガラス繊維糸(第2の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸に該当)を得た。
ここで、第2の樹脂組成物溶液として、塩化ビニル樹脂(新第一塩ビ株式会社製、商品名:ZEST P21)、可塑剤、界面活性剤、黒色顔料(日弘ビックス社製、商品名:1075 クロ)を含む塩化ビニル樹脂組成物である第2の樹脂組成物(L*値22.3)を用いた。なお、黒色顔料中には、体積平均粒子径0.4μm未満の金属酸化物粒子が含まれていた。
次に、第1の樹脂被覆ガラス繊維糸を経糸、第2の樹脂被覆ガラス繊維糸を緯糸とし、経糸織密度56本/25mm、緯糸織密度42本/25mmとして、第1の樹脂被覆ガラス繊維糸面積占有率及び第2の樹脂被覆ガラス繊維糸面積占有率が表1に示した値になるように製織し、実施例1の樹脂被覆ガラス繊維織物(樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物に該当)を得た。
なお、本実施例において、樹脂組成物のL*値、及び、樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸面積占有率は次のようにして測定した。
〔樹脂組成物のL*値の測定方法〕
まず、樹脂組成物溶液を、0.7mmの厚さのスペーサーの間に広げ、余分な液体を除去したのち、180℃で10分間加熱することで、0.7mmの膜厚の樹脂成形物を得た。得られた樹脂成形物について、日本電色工業株式会社製分光色差計SE6000を用いて、L*a*b*色空間におけるL*値を評価し、樹脂組成物のL*値とした。
〔樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸面積占有率の測定方法〕
まず、樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物の一の面中の一の観察部について、その面の裏側から光を当てながら、マイクロスコープ(株式会社キーエンス製VHX−2000)を用いて20倍で観察し、2値化処理を行い、白色部面積として、空隙部面積を求めた。次いで、同一の部分について、前記一の面の正面から光を当てながら同様に観察し、2値化処理を行い、白色部面積として、第1の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸面積を求めた。次いで、観察部の面積、空隙部面積及び第1の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸面積から、第2の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸の面積を算出した。次いで、第1の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸面積及び第2の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸面積から、一の観察部における、第1の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸面積占有率及び第1の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸面積占有率を算出した。
樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物の一の面あたり、少なくとも3ヶ所以上の観察部について、第1の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸面積占有率及び第1の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸面積占有率を算出し、平均をとることで、樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物の一の面における、第1の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸面積占有率及び第1の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸面積占有率を求めた。
〔実施例2〕
本実施例では、前記第1の樹脂組成物溶液として、塩化ビニル樹脂(新第一塩ビ株式会社製、商品名:ZEST P21)、可塑剤、界面活性剤、白色顔料(日弘ビックス社製の白色顔料、商品名:1005 シロ)を含む塩化ビニル樹脂組成物である、第1の樹脂組成物(L*値91.8)を用いた以外は、実施例1と全く同一にして、樹脂被覆ガラス繊維糸織物を得た。
〔比較例1〕
本比較例では、第1の樹脂被覆ガラス繊維糸面積占有率及び第2の樹脂被覆ガラス繊維糸占有率が表1に示した値になるように変化綾織により製織した以外は、実施例2と全く同一にして、樹脂被覆ガラス繊維糸織物を得た。
〔比較例2〕
本比較例では、経糸織密度56本/25mm、緯糸織密度40本/25mmとし、第1の樹脂被覆ガラス繊維糸面積占有率及び第2の樹脂被覆ガラス繊維糸占有率が表1に示した値になるように変化平織により製織した以外は、実施例1と全く同一にして、樹脂被覆ガラス繊維糸織物を得た。
〔比較例3〕
本比較例では、前記第2の樹脂組成物溶液として、塩化ビニル樹脂(新第一塩ビ株式会社製、商品名:ZEST P21)、可塑剤、界面活性剤、灰色顔料(日弘ビックス社製、商品名:TW−158 グレー)を含む塩化ビニル樹脂組成物である、第2の樹脂組成物(L*値66.1)を用いた以外は、実施例1と全く同一にして、樹脂被覆ガラス繊維糸織物を得た。なお、灰色顔料中には、体積平均粒子径0.4μm未満の金属酸化物粒子が含まれていた。
実施例1、2及び比較例1〜3の樹脂被覆ガラス繊維糸織物について、赤外線反射率、可視光反射率、ガーレ剛軟度及び伸び率を、それぞれ次のようにして測定した。結果を表1に示す。
〔赤外線反射率の測定方法〕
樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物の、第1の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸面積含有率が、第2の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸面積含有率より高くなる面について、分光光度計(日本分光株式会社製V−670)を用いて、JIS−K−5602に基づき赤外線反射率を測定した。
〔可視光反射率の測定方法〕
樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物の、第2の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸面積含有率が、第1の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸面積含有率より高くなる面について、分光光度計(日本分光株式会社製V−670)を用いて、JIS−R−3106に基づき、可視光反射率を測定した。
〔ガーレ剛軟度の測定方法〕
樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物から、長辺方向に経糸が通るように、25mm×38mmのサンプル試験片を採取した。次いで、JIS L 1096に基づき、ガーレ剛軟度試験機(株式会社東洋精機製作所製)を用いて、当該サンプル試験片について、ガーレ剛軟度を測定した。
〔伸び率の測定方法〕
樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物の経糸について、引張試験機(株式会社島津製作所製AG−50K)を用いて、JIS L 1096に基づき、伸び率を測定した。
Figure 0006801834
表1から、実施例1、2の樹脂被覆ガラス繊維糸織物によれば、比較例1〜3の樹脂被覆ガラス繊維糸織物に対し、日射反射率が大きい一方、可視光反射率が小さく、遮熱性及び室内からの眺望性に優れていることが明らかである。また、実施例1、2の樹脂被覆ガラス繊維糸織物によれば、比較例1〜3の樹脂被覆ガラス繊維糸織物に対し、ガーレ剛軟度が大きい一方、伸び率が小さく、十分な硬さ及び高い寸法安定性を備えていることがあきらかである。

Claims (5)

  1. 樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物であって、
    前記樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物は、L*値が80.0〜100.0である樹脂組成物で被覆された、第1の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸を経糸(緯糸)、L*値が10.0〜40.0である樹脂組成物で被覆された、第2の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸を緯糸(経糸)として含み、
    前記樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物は、前記第1の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸の面積占有率が、83.0〜96.0%であり、前記第2の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸の面積占有率が、17.0〜4.0%である第1の面と、
    前記第1の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸の面積占有率が、4.0〜17.0%であり、前記第2の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸の面積占有率が、96.0〜83.0%である第2の面とを備えることを特徴とする、樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物。
  2. 請求項1記載の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物において、前記第1の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸中の樹脂組成物、又は、前記第2の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸中の樹脂組成物の少なくとも一方が、体積平均粒子径が0.4〜15.0μmの金属酸化物粒子を含むことを特徴とする、樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物。
  3. 請求項1又は請求項2記載の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物を含むことを特徴とするブラインド。
  4. 請求項3記載のブラインドにおいて、前記樹脂組成物が前記金属酸化物粒子を含む前記第1の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸又は前記第2の樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維糸が前記ブラインドの上下方向に配されることを特徴とするブラインド。
  5. 請求項3又は請求項4記載のブラインドにおいて、前記第1の面が窓側に配され、前記第2の面が室内側に配されることを特徴とするブラインド。
JP2020553548A 2019-06-10 2020-06-10 樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物及びそれを用いるブラインド Active JP6801834B1 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019107771 2019-06-10
JP2019107771 2019-06-10
PCT/JP2020/022825 WO2020250925A1 (ja) 2019-06-10 2020-06-10 樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物及びそれを用いるブラインド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6801834B1 true JP6801834B1 (ja) 2020-12-16
JPWO2020250925A1 JPWO2020250925A1 (ja) 2021-09-13

Family

ID=73741024

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020553548A Active JP6801834B1 (ja) 2019-06-10 2020-06-10 樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物及びそれを用いるブラインド

Country Status (2)

Country Link
EP (1) EP3933081B1 (ja)
JP (1) JP6801834B1 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
EP3933081A4 (en) 2022-05-04
JPWO2020250925A1 (ja) 2021-09-13
EP3933081B1 (en) 2023-04-12
EP3933081A1 (en) 2022-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US12049071B2 (en) Near infrared reflecting composition and coverings for architectural openings incorporating same
CA2470071C (en) Stainproof, waterproof sheet
US6248821B1 (en) Flame retardant for mesh sheets and flameproof mesh sheet comprising the same
JP3794961B2 (ja) 採光性と難燃性を有する工事用防音シート
JP6801834B1 (ja) 樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物及びそれを用いるブラインド
JP6091329B2 (ja) 屈曲耐久性及び耐炎性に優れた膜材
US20170253749A1 (en) Flame-retardant composition for textile substrate
WO2020250925A1 (ja) 樹脂被覆無機マルチフィラメント繊維織物及びそれを用いるブラインド
JP6340611B2 (ja) 耐ブロッキング効果持続性フレキシブルシート及びその製造方法
JP5392445B1 (ja) 樹脂被覆難燃性繊維糸及びそれを用いる樹脂被覆難燃性繊維織物
JP6383962B2 (ja) 軟質塩化ビニル樹脂製産業資材シート
JP3787893B2 (ja) 防炎メッシュシート
KR20140026203A (ko) 축광력이 향상된 광고용 소재 및 그의 제조방법
JP3231618U (ja) 接着シート及びボード
JP6709610B2 (ja) ガラス繊維織物複合シート材及びそれを用いた膜構造建築物
JPH1096165A (ja) シ−ト及びカ−テン
JP2002285473A (ja) 防虫網
JP2009155736A (ja) 織物およびカーテン

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200930

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20200930

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20201020

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201027

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201109

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6801834

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250