JP6801102B2 - 超音波プローブ及び超音波処置アッセンブリ - Google Patents
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Description
(第1実施形態)
第1実施形態について、図1から図9Eを用いて説明する。
そして、最外縁80は、長手軸L及び中心線Cxにより形成される仮想面(YZ平面)に対して対称に形成されていることが好ましい。最外縁80は、長手軸L及び中心線Cyにより形成される仮想面(ZX平面)に対して対称に形成されていることが好ましい。
なお、ここでは、第1の面62、第2の面64、第3の面66、及び、第4の面68はそれぞれXY平面に平行であるものとして説明するが、XY平面に対して例えば数度(°)の範囲など、僅かに傾斜した略平行であっても良い。すなわち、第1の面62、第2の面64、第3の面66、及び、第4の面68は長手軸Lに直交せずとも、略直交している状態にあることが許容される。
なお、第1の面62を長手軸Lに沿って先端側から基端側を見たときの投影形状(第1の面62の外縁63の内側)は、第2の面64を長手軸Lに沿って先端側から基端側を見たときの投影形状(第2の面64の外縁65の内側)よりも小さい。このため、第1の面62の投影形状は、第2の面64の外縁65の内側にあり、第3の面66の外縁67の内側にあり、第4の面68の外縁(最外縁80)の内側にある。
第1の面62の外縁(第1の縁部)63と1対の第2の面64の一方との間、及び、他方との間には、それぞれ4つの略矩形状の第1の側面72が形成される。第1の側面72はそれぞれZ軸に平行である。第1の側面(段差)72は、第1の面62と第2の面64とに連続する。
一方の第2の面64の外縁(第2の縁部)65と1対の第3の面66との間には、4つの略矩形状の第2の側面74が形成される。他方の第2の面64と1対の第3の面66との間には、4つの略矩形状の第2の側面74が形成される。第2の側面74はそれぞれZ軸に平行である。
なお、骨孔100の外形を規定する略矩形状の最外縁80のうち、長辺は、第3の面66及び第4の面68により形成される。
4つの第3の面66の1つと1つの第4の面68との間には、2つの略矩形状の第3の側面76が形成される。第3の側面76はそれぞれZ軸に平行である。
図5Bには、第2仮想面α2(図3中の5B−5B線)に沿う断面を示す。第2仮想面α2は、第1仮想面α1に平行で、中心線CxからX軸方向の端面82に向かってずれた位置にある。
図5Cには、第3仮想面α3(図3中の5C−5C線)に沿う断面を示す。第3仮想面α3は、第1仮想面α1及び第2仮想面α2に平行で、第2仮想面α2からX軸方向の端面82に向かってずれた位置にある。
図5Aに示す例では、第1の面62の第1の幅W1(Wα1)は、第2の面64の1対の第2の幅W2のそれぞれよりも大きい。図5A中に示す第1の幅W1は、第1の面62のY軸方向に沿う最大幅となる。
図5Bに示す例では、第1の面62の第1の幅W1(Wα2)は、第2の面64の1対の第2の幅W2のそれぞれと等しい。
図5Cに示す例では、第1の面62の第1の幅W1(Wα3)は、第2の面64の1対の第2の幅W2のそれぞれよりも小さい。図5C中に示す第1の幅W1は、第1の面62のY軸方向に沿う最小幅となる。
このように、本実施形態では、処置部54の第1の面62におけるY軸方向の幅W1は、X軸方向の位置によって変化する。
図6Bには、第2仮想面β2(図3中の6B−6B線)に沿う断面を示す。第2仮想面β2は、第1仮想面β1に平行で、中心線CyからY軸方向の端面84に向かってずれた位置にある。
また、第1の面62及び第2の面64の両方で骨Bを切削する場合、処置部54の最外縁80の面積Sの先端面で骨Bを切削する場合に比べて、深さ方向にプローブ46を等距離移動させる場合の切削体積を小さくする。このため、はじめから最外縁80の面積Sの先端面で骨Bを切削する場合に比べて、プローブ46の処置部54で同一深さに凹孔100を形成する場合の切削速度を、向上させることができる。
Y軸方向について、第3の面66の外縁67で形成した開口縁100aは、第2の面64の外縁65で形成した開口縁100aに比べてY軸方向に大きくなる。第3の面66の外縁は、処置部54の最外縁80の長辺(端面84)の一部と一致している。骨Bの切削粉は、第1の面62、第1の側面72、第2の面64、第2の側面74、第3の面66及び第3の側面(第3の段差)76を通して、第4の面68に排出される。すなわち、第3の面66により形成される切削粉は、第1の面62及び第2の面64により形成された切削粉とともに、第4の面68に向かって排出される。また、骨Bの切削粉の一部は、第3の側面76を通して最外縁80の端面84に排出される。
X軸方向について、第3の面66の外縁は、処置部54の最外縁80の短辺(端面82)と同じである。このため、X軸方向については、第2の面64の外縁65で形成した開口縁100aの大きさは、第1の面62の外縁63で形成した開口縁100aと同じである。また、骨Bの切削粉は、第1の面62及び第2の面64から端面82に排出される。
Y軸方向について、第4の面68の外縁で形成した開口縁100aは、第3の面66の外縁で形成した開口縁100aに比べてY軸方向に大きくなる。また、このときの開口縁100aは、処置部54の最外縁80の長辺(端面84)と同じ形状である。骨Bの切削粉は、処置部54の最外縁80の端面82,84に排出される。すなわち、第4の面68により形成される切削粉は、第1の面62、第2の面64及び第3の面66により形成された切削粉とともに、端面84に向かって排出される。
処置時間を短くするために、通常、できるだけ回数を少なくして、大面積の骨孔の形成を行いたいと考えられている。しかしながら、より大面積の骨孔を形成可能なプローブを使いたいという考え方と、骨孔の仕上げ面を滑らかにすることとはトレードオフの関係にある。本実施形態に係るプローブ46は、処置部54を階段状に形成してより大きな面積の骨孔を形成すること、及び、最外縁80を形成する部分よりも先端側の第4の面68(、第3の面66、又は、第2の面64)のY軸方向の寸法を、第1の面62の寸法よりも小さい寸法に形成して骨孔の仕上げ面を滑らかにすること、を両立させている。
一方の骨片232aは膝蓋骨(図示せず)の一部である。膝蓋骨側の骨片232aは略三角柱状である。他方の骨片232bは脛骨114の一部である。脛骨114側の骨片232bは直方体状である。そして、骨片232a,232bの外形はそれぞれ例えば10mm×5mm程度である。具体的には、移植腱の長手軸に直交する断面の外形は略矩形状又は矩形に近い略楕円状などに形成される。このような移植腱をBTB腱と称する。
移植腱230の向きを考慮して、移植腱230を大腿骨112側の骨孔100,101に配置するとともに、脛骨114側の骨孔102,103に配置する。大腿骨112と移植腱230との固定、及び、脛骨114と移植腱230との固定は、従来から知られている方法を適宜に利用すればよい。
このとき、骨孔100,101の内周面が滑らかであると、粗い状態よりも骨片232aを配置し易くなる。また、骨孔102,103の内周面が滑らかであると、粗い状態よりも骨片232bを配置し易くなる。本実施形態では、骨孔100,101,102,103の内周面を極力滑らかに形成することができるため、骨孔100,101,102,103に移植腱230の骨片232a,232bを入れ易く、処置効率が向上する。
上述した実施形態の処置部54は、X軸方向に沿って幅W1,W2が変化する例について説明した。図10に示す処置部54は第1の面62を頂上とする階段状に形成されている。具体的には、処置部54は、第4の面68、第3の面66、第2の面64及び第1の面62が、長手軸Lに沿って基端側から先端側に向かうにつれて上る階段状に形成されている。第1の面62、1対の第2の面64、1対の第3の面66、及び、1対の第4の面68の形状はそれぞれ矩形状である。そして、この変形例のプローブ46の処置部54は、X軸方向に沿って幅W1,W2がそれぞれ一定で、変化しない場合を示す。同様に、この変形例のプローブ46の処置部54は、X軸方向に沿って幅W3,W4がそれぞれ同一で、変化しない。第1の面62の幅W1は、第2の面64の幅W2よりも大きい。処置部54は、第4の面68、第3の面66、第2の面64及び第1の面62が、長手軸Lに沿って基端側から先端側に向かうにつれて上る階段状に形成されている。処置部54を長手軸Lに沿って先端側から基端側を見たときの最外縁80の投影形状は、矩形状である。第4の面68は、最外縁80を形成する部分よりも長手軸Lに沿って先端側に隣接している。
なお、第1の面62を長手軸Lに沿って先端側から基端側を見たときの投影形状(第1の面62の外縁63の内側)は、第2の面64を長手軸Lに沿って先端側から基端側を見たときの投影形状(第2の面64の外縁65の内側)よりも小さい。このため、第1の面62の投影形状は、第2の面64の外縁65の内側にあり、第3の面66の外縁67の内側にあり、第4の面68の外縁(最外縁80)の内側にある。これは、図11Bから図12Cに示す処置部54においても同様である。
なお、処置部54を長手軸Lに沿って先端側から基端側を見たとき、第1の面62だけでなく、第2の面64の一部、第3の面66の一部及び第4の面68の一部も、認識可能であり、露出している。第2の面64は、第1の面62に一部(内側)が隠されているが、第2の面64の一部は、第1の面62に対して露出している。第3の面66は、第2の面64に一部(内側)が隠されているが、第3の面66の一部は、第2の面64に対して露出している。第4の面68は、第3の面66に一部(内側)が隠されているが、第4の面68の一部は、第3の面66に対して露出している。
第2の面64のうち、骨(処置対象)Bを切削するのに寄与する部位は、第1の面62よりも小さい面積に形成されている。同様に、第3の面66のうち、骨(処置対象)Bを切削するのに寄与する部位は、第1の面62よりも小さい面積に形成されている。また、第4の面68のうち、骨(処置対象)Bを切削するのに寄与する部位は、第1の面62よりも小さい面積に形成されている。図11B中の処置部54は、第3の面66のうち、骨(処置対象)Bを切削するのに寄与する部位は、第2の面64よりも小さい面積に形成されている。第4の面68のうち、骨(処置対象)Bを切削するのに寄与する部位は、第3の面66よりも小さい面積に形成されている。
この場合、超音波振動を伝達させながら、長手軸Lに沿って処置部54を移動させたとき、第1の側面72と第2の面64との境界付近が骨Bに接触しない。このため、第1の側面72と第2の面64との境界付近では、骨Bとの摩擦が生じず、灌流液に触れている。したがって、超音波プローブ46を用いた骨孔100の加工時に必要な力量を最小にできる。また、超音波プローブ46を用いた処置時に、骨Bから受ける抗力を低減できる。また、第1の側面72と第2の面64との境界付近は、切削粉の排出路として用いられる。このため、凹孔100を形成する速度を上昇させることができる。
図11Bに示す、長手軸に対して直交するY軸方向(第1の直交方向)に沿う断面における単位時間あたりの骨Bの切削量(切削粉の量)は、各面62,64,66,68のうち、骨Bを切削するのに寄与する部位の幅(寸法)に依存する。ここでは、第1の面62は、全面が骨Bを切削するのに寄与する部位として用いられる。第2の面64では、骨Bを切削するのに寄与する部位は、幅W2から幅D2を引いた寸法に依存する。第3の面66では、骨Bを切削するのに寄与する部位は、幅W3から幅D3を引いた寸法に依存する。第4の面68では、骨Bを切削するのに寄与する部位は、幅W4から幅D4を引いた寸法に依存する。
そして、第2の面64のうち、骨Bを切削するのに寄与する部位は、長手軸Lに対して直交するY軸方向(第1の直交方向)に沿って第1の面62よりも小さい寸法に形成されている。第3の面66のうち、骨Bを切削するのに寄与する部位は、第2の面64の処置対象を切削するのに寄与する部位よりも小さい寸法に形成されている。第4の面68のうち、骨Bを切削するのに寄与する部位は、第3の面66の骨Bを切削するのに寄与する部位よりも小さい寸法に形成されている。このため、図11Bに示す処置部54は、長手軸Lに沿って先端側から基端側に向かうにつれて、骨Bを切削するのに寄与する部位の寸法を小さくしている。
ここで、第1の面62によって進む凹孔100の深さと、第2の面64によって進む凹孔100の深さとは、第1の面62と第2の面64との位置関係が変化しないため、同一である。同様に、第1の面62によって進む凹孔100の深さは、第3の面66及び第4の面68がそれぞれ進む凹孔100の深さに一致する。このため、超音波振動が伝達された状態で長手軸Lに沿って処置部54を前進させて凹孔100を深くする場合、第2の面64で骨Bを切削する量は、第1の面62で骨Bを切削する量よりも少ない。したがって、超音波振動が伝達された状態で、第2の面64の作用により切削粉を発生させる量は、第1の面62から切削粉を発生させる量よりも少ない。このとき、長手軸Lに沿って第1の面62と第2の面64とで同じエネルギが供給されているものと仮定すると、小さい寸法の領域(第2の面64の一部)の方が大きい寸法の領域(第1の面62)よりも微細な加工を行える。したがって、図11Bに示す処置部54は、第1の面62の外縁63で骨孔100の面(側面)を形成するよりも、第2の面64の外縁65で骨孔100の面(側面)を形成する方が、切削面の仕上げが滑らかになる。
これは、最外縁80を形成する面(第4の面)68とその一段上の面(第3の面)66との関係においても同様である。すなわち、第4の面68の骨Bを切削するのに寄与する部位を、第3の面66の骨Bを切削するのに寄与する部位よりも小さくすることで、最外縁80と同じ大きさの開口縁100aを形成する際の凹孔100の壁面をより滑らかにすることができる。
したがって、長手軸L(Z軸方向)に沿って先端側から基端側に向かい、かつY軸方向に沿う各面62,64,66,68の骨Bを切削するのに寄与する部位の面積を、徐々に小さくしている。このため、図11Bに示す例の処置部54は、長手軸Lから最外縁80に近づく面62,64,66,68の縁部63,65,67,80ほど、骨Bを切削して開口縁100aを形成する際の凹孔100の壁面を滑らかにすることができる。
この変形例では、第1の側面72は、第1の面62の外縁63から第2の面64の内縁65aに向かう平面として形成されている。そして、第2の面64の内縁65aは、第1の面62の外縁63よりも長手軸Lに対して離間している。ここでは、長手軸Lに沿って先端側から基端側を見たとき、第1の面62の外縁63と、第2の面64の内縁65aとの間の第1の側面72が認識される。
第1の側面72、第2の側面74及び第3の側面76は、傾斜角度が異なっている。第1の側面72よりも、第2の側面74の方が、長手軸Lに沿う方向に近く、第2の側面74よりも第3の側面76の方が、長手軸Lに沿う方向に近い。
図11Cに示す処置部54による、長手軸に対して直交するY軸方向(第1の直交方向)に沿う断面における単位時間あたりの骨Bの切削量(切削粉の量)は、各面62,64,66,68に加えて、第1の側面72、第2の側面74及び第3の側面76のY軸方向の幅(寸法)に依存する。ここでは、第1の面62から第4の面68は、全面が骨Bを切削するのに寄与する部位として用いられる。第1の側面72では、第1の面62のY軸方向の縁部(外縁)63と第2の面64のY軸方向の内側縁部65aとの間の寸法D1に依存する。第2の側面74では、第2の面64の縁部(外縁)65と第3の面66の内側縁部67aとの間の寸法D2に依存する。第3の側面76では、第3の面66の縁部(外縁)67と第4の面68の内側縁部69aとの間の寸法D3に依存する。
そして、例えば、第1の面62の幅W1に第1の側面72の距離D1を加えた寸法は、第2の面64の幅W2(=W1)に第2の側面74の距離D2を加えた寸法よりも大きい。第2の面64の幅W2に第2の側面74の距離D2を加えた寸法は、第3の面66の幅W3(=W2)に第3の側面76の距離D3を加えた寸法よりも大きい。第3の面66の幅W3に第3の側面76の距離D3を加えた寸法は、第4の面68の幅W4(=W3)よりも大きい。このため、図11Cに示す処置部54は、特に側面72,74,76のY軸方向成分の寸法を徐々に小さくすることにより、長手軸Lに沿って先端側から基端側に向かうにつれて、骨Bを切削するのに寄与する部位の寸法を小さくしている。
ここで、第1の面62によって進む凹孔100の深さと、第2の面64によって進む凹孔100の深さとは、第1の面62と第2の面64との位置関係が変化しないため、同一である。同様に、第1の面62によって進む凹孔100の深さは、第3の面66及び第4の面68がそれぞれ進む凹孔100の深さに一致する。このため、超音波振動が伝達された状態で長手軸Lに沿って処置部54を前進させて凹孔100を深くする場合、第2の面64及び第2の側面74で骨Bを切削する量は、第1の面62及び第1の側面72で骨Bを切削する量よりも少ない。したがって、超音波振動が伝達された状態で、第2の面64及び第2の側面74の作用により切削粉を発生させる量は、第1の面62及び第1の側面72から切削粉を発生させる量よりも少ない。このとき、長手軸Lに沿って第1の面62及び第1の側面72と第2の面64及び第2の側面74との両方に同じエネルギが供給されているものと仮定すると、小さい寸法の領域(第2の面64及び第2の側面74)の方が大きい寸法の領域(第1の面62及び第1の側面72)よりも微細な加工を行える。したがって、図11Cに示す処置部54は、第1の面62の外縁63及び第1の側面72で骨孔100の面(側面)を形成するよりも、第2の面64の外縁65及び第2の側面74で骨孔100の面(側面)を形成する方が、切削面の仕上げが滑らかになる。同様に、第2の面64の外縁65及び第2の側面74で骨孔100の面(側面)を形成するよりも、第3の面66の外縁67及び第3の側面76で骨孔100の面(側面)を形成する方が、切削面の仕上げが滑らかになる。また、同様に、第3の面66の外縁67及び第3の側面76で骨孔100の面(側面)を形成するよりも、第4の面66の外縁(最外縁80)で骨孔100の面(側面)を形成する方が、切削面の仕上げが滑らかになる。
したがって、長手軸L(Z軸方向)に沿って先端側から基端側に向かい、かつY軸方向に沿う各面62,64,66,68及び各側面72,74,76のY軸方向成分を、徐々に小さくしている。このため、図11Cに示す例の処置部54は、長手軸Lから最外縁80に近づくほど、骨Bを切削して開口縁100aを形成する際の凹孔100の壁面を滑らかにすることができる。
この場合、図1に示す関節鏡16と処置部54との位置関係によるが、プローブ46の処置部54に対して、図1に示す配置の後方からの関節鏡16による観察によって、処置部54の先端が観察され易くなる。このように、処置部54の先端が関節鏡16を通して観察される場合、第1の面62で凹孔100を作成する際に、処置部54の第1の面62の位置及び向きを安定させ易い。
このように、高さH1が高さH2に比べて小さくても、第1の面62で適宜の凹孔100を形成することができる。第2の面64に対する第1の面62の長手軸Lに沿う突出高さH1が小さいため、処置部54の耐久性を高くすることができる。
この場合、突出高さH1,H2を同一にすることで、高さH1が高さH2よりも大きい場合に比べて、処置部54の構造の強度を高く維持することができる。すなわち、図12Aに示す構造の処置部54は、例えば骨Bからの反力等が付加されても、耐久性を高く維持することができる。また、この場合、関節鏡16との位置関係によっては、処置部54の先端、すなわち第1の面62の先端が関節鏡16を通して観察可能となる。このように、処置部54の先端が関節鏡16を通して観察される場合、第1の面62で凹孔100を作成する際に、処置部54の第1の面62の位置及び向きを安定させ易い。
図13Aに示すように、第1の面62は、X軸方向に沿って複数に分割されている。この場合、第1の面62の面積S1を小さく形成することができる。例えば、Y軸方向に沿って、第1の面62の幅(寸法)を、第2の面64の幅(寸法)に対して小さくすることができる。このため、第1の面62でより早期に凹孔100を形成し始めることができる。また、X軸方向の端面82に沿って、第1の側面72が形成されている。このため、図1に示す配置の関節鏡16で、処置部54の向きを確認し易い。このため、端面82に沿う第1の側面72は、関節鏡16を通して骨Bに対する処置部54の向きを認識するのに用いられる。
なお、第1の面62を長手軸Lに沿って先端側から基端側を見たときの投影形状(第1の面62の外縁63の内側)は、第2の面64を長手軸Lに沿って先端側から基端側を見たときの投影形状(第2の面64の外縁65の内側)よりも小さい。このため、第1の面62の投影形状は、第2の面64の外縁65の内側にあり、第3の面66の外縁67の内側にあり、第4の面68の外縁(最外縁80)の内側にある。これは、図13Bから図17Eに示す処置部54においても同様である。
上述した例では、処置部54がY軸方向に沿って複数の面(平面)62,64,66,68を有するなど、Y軸方向に沿って面(平面)が階段状に形成されている例について説明した。
第2の面62のY軸方向成分の寸法Dy2は、第3の面66のY軸方向成分の寸法Dy3よりも大きい。第3の面66のY軸方向成分Dy3は、第4の面68のY軸方向成分Dy4よりも大きい。第2の面62のX軸方向成分の寸法Dx2は、第3の面66のX軸方向成分の寸法Dx3よりも大きい。第3の面66のX軸方向成分Dx3は、第4の面68のX軸方向成分Dx4よりも大きい。そして、長手軸LからY軸方向に離れるにつれて、各段において、骨Bの切削に寄与する部位を少なくする処置部54とすることで、骨Bを切削して開口縁100aを形成する際の凹孔100の壁面を、最終的な開口縁100aから遠い位置よりも、開口縁100aに近い位置でより滑らかにすることができる。
なお、ここでは、第1の面62のY軸方向成分の寸法は、寸法Dy2よりも小さい。このため、長手軸Lから遠い、最外縁80に近い面66,68に向かう位置において寸法Dy3よりも寸法Dy4が小さいという状態が形成されていれば良い。同様に、長手軸Lから遠い、最外縁80に近い面66,68に向かう位置において寸法Dx3よりも寸法Dx4が小さいという状態が形成されていれば良い。この状態においても、開口縁100aを形成する際の凹孔100の壁面を、より滑らかにすることができる。
図15Aから図16Bに示すように、処置部54の先端部は、第1の面62、第1の側面72及び第2の面64のみ有することも好適である。第2の面64の外縁は、処置部54の最外縁80として形成されている。
このため、処置部54のうち、長手軸Lに沿う面(処置面)の数(段数)は、4つ、6つに限ることはなく、2つであっても良い。
図17A及び図17Bに示す処置部54は、第1の面(平面)62と、第2の面(平面)64と、第3の面(平面)66とを有する。ここでの処置部54は、上述した変形例を含む実施形態とは異なり、3つの平面62,64,66を有する。
図17Cに示す処置部における、長手軸に対して直交するY軸方向(第1の直交方向)に沿う断面における単位時間あたりの骨Bの切削量(切削粉の量)は、各面62,64,66のうち、骨Bを切削するのに寄与する部位の幅(寸法)に依存する。図17Cに示すように、第1の面62のY軸方向成分の寸法Dy1は、第2の面64のY軸方向成分の寸法Dy2よりも大きい。第2の面64のY軸方向成分の寸法Dy2は、第3の面66のY軸方向成分の寸法Dy3よりも大きい。
そして、Y軸方向成分について、第2の面64のうち、骨Bを切削するのに寄与する部位は、長手軸Lに対して直交するY軸方向(第1の直交方向)に沿って第1の面62よりも小さい寸法に形成されている。第3の面66のうち、骨Bを切削するのに寄与する部位は、第2の面64の処置対象を切削するのに寄与する部位よりも小さい寸法に形成されている。このため、処置部54は、長手軸Lに沿って先端側から基端側に向かうにつれて、Y軸方向成分については、骨Bを切削するのに寄与する部位の寸法を小さくしている。
したがって、上述したのと同様に、処置部54は、Y軸方向成分について、第1の面62の外縁63で骨孔100の面(側面)を形成するよりも、第2の面64の外縁65で骨孔100の面(側面)を形成する方が、切削面の仕上げが滑らかになる。処置部54は、第2の面64の外縁65で骨孔100の面(側面)を形成するよりも、第3の面66の外縁67で骨孔100の面(側面)を形成する方が、切削面の仕上げが滑らかになる。すなわち、図17Cに示す例の処置部54は、長手軸Lに沿って先端側から基端側に向かい、かつ、長手軸Lに対してY軸方向に離れた面(第3の面66)ほど、骨Bを切削するのに寄与する部位を少なくしている。このため、特に、骨Bを切削して開口縁100aを形成する際の凹孔100の壁面をより滑らかにすることができる。
図17D及び図17Eに示す例の処置部54は、長手軸Lに沿って先端側から基端側に向かい、かつ、長手軸Lに対してY軸方向に離れた面(第3の面66)ほど、骨Bを切削するのに寄与する部位を少なくしている。このため、特に、骨Bを切削して開口縁100aを形成する際の凹孔100の壁面をより滑らかにすることができる。
第2実施形態について、図18A及び図18Bを用いて説明する。この実施形態は各変形例を含む第1実施形態の変形例であって、第1実施形態で説明した部材と同一の部材又は同一の機能を有する部材には極力同一の符号を付し、詳しい説明を省略する。
なお、第1の面62を長手軸Lに沿って先端側から基端側を見たときの投影形状(第1の面62の外縁63の内側)は、第2の面64を長手軸Lに沿って先端側から基端側を見たときの投影形状(第2の面64の外縁65の内側)よりも小さい。このため、第1の面62の投影形状は、第2の面64の外縁65の内側にあり、第3の面66の外縁67の内側にあり、第4の面68の外縁(最外縁80)の内側にある。これは、図19Aから図21Bに示す処置部54においても同様である。
なお、ここでは、後述する凸部92により、凸部92の先端が先端面となり、第1の面62が先端から2番目の面となる。
また、図12Aから図12Cに示すのと同様に、第1の面62から突出する凸部92の突出量は、適宜に設定される。このため、凸部92の突出量の設定によっては、凸部92の視認性を向上させることができる。
なお、本実施形態における処置部54では、第1の面62から第4の面68、及び、第1の側面72から第4の側面78が、例えば図11Aから図12Cに示す形状に形成されることが好適であることはもちろんである。
本変形例は、図13Cに示す処置部54の変形例である。本変形例では、図19Aに示すように、凸部92は、中心線Cx,Cy上に形成され、かつ、端面82,84に連続している。第3の面66は、第2の面64に対する凹部94として、端面82,84の間の角部にそれぞれ形成されている。すなわち、凹部94は、最外縁80の端面82,84にまたがって形成されている。
図20Aに示すように、第1の面62の4つの角に凸部92を有するとともに、最外縁80の端面82,84間の中心線Cx,Cy上に凹部94が形成されている。第3の面66は、第2の面64に対する凹部94として、最外縁80の端面82,84間の中心線Cx,Cy上にそれぞれ形成されている。
本変形例は、図14A及び図14Bに示す処置部54の変形例である。図21Aに示すように、処置部54は、略ピラミッド状に形成されている。第1の面62は凸部92を有する。凸部92は、第1の面62の4つの角にそれぞれ形成されている。
Claims (23)
- 長手軸に沿って基端側に配設された超音波トランスデューサに発生させた超音波振動を前記長手軸に沿って基端側から先端側に向かって伝達するプローブ本体部と、
前記長手軸に沿って前記プローブ本体部の基端側に設けられ、前記超音波トランスデューサと接続する超音波トランスデューサ接続部と、
前記長手軸に沿って前記プローブ本体部の先端側に設けられた処置部であって、
前記長手軸に対して直交又は略直交する第1の切削面と、
前記第1の切削面よりも前記長手軸に沿って基端側に設けられ、前記長手軸に対して直交する第1の直交方向に沿って前記第1の切削面よりも小さい寸法に形成された第2の切削面と、
前記長手軸に沿って前記第1の切削面と前記第2の切削面との間に設けられ、前記第1の直交方向に沿って前記第2の切削面よりも大きい面積に形成された第3の切削面と
を有する処置部と
を具備する超音波プローブ。 - 前記第2の切削面は、前記長手軸に対して直交し、かつ、前記第1の直交方向に直交する第2の直交方向に沿って前記第1の切削面と同じ寸法に形成されている、請求項1に記載の超音波プローブ。
- 前記第2の切削面は、処置対象を切削するのに寄与する部位が、前記第1の切削面よりも小さい面積に形成されている、請求項1に記載の超音波プローブ。
- 前記第1の切削面を前記長手軸に沿って先端側から基端側を見たときの投影形状は、前記第2の切削面を前記長手軸に沿って先端側から基端側を見たときの投影形状よりも小さい、請求項1に記載の超音波プローブ。
- 前記第2の切削面は、前記長手軸に沿って先端側から基端側を見たときの前記処置部の最外縁に対して前記長手軸に沿って先端側に隣接している、請求項1に記載の超音波プローブ。
- 前記処置部の前記第3の切削面は、前記第1の切削面よりも前記長手軸に沿って基端側に設けられるとともに、前記第2の切削面よりも前記長手軸に沿って先端側に設けられ、前記長手軸に対して直交又は略直交する、請求項5に記載の超音波プローブ。
- 前記処置部は、前記第2の切削面、前記第3の切削面及び前記第1の切削面が、前記長手軸に沿って基端側から先端側に向かうにつれて上る階段状に形成されている、請求項1に記載の超音波プローブ。
- 前記第3の切削面は、前記第1の切削面の第1の縁部との間に第1の段差を有し、
前記第2の切削面は、前記第3の切削面との間に第2の段差を有し、
前記第1の段差の前記長手軸に沿う第1の高さは、前記第2の段差の前記長手軸に沿う第2の高さに一致し、又は、前記第1の高さは前記第2の高さよりも高い、請求項6に記載の超音波プローブ。 - 前記第3の切削面は、前記第1の切削面の第1の縁部との間に第1の段差を有し、
前記第2の切削面は、前記第3の切削面との間に第2の段差を有し、
前記第1の段差の前記長手軸に沿う第1の高さは、前記第2の段差の前記長手軸に沿う第2の高さに一致し、又は、前記第1の高さは前記第2の高さよりも低い、請求項6に記載の超音波プローブ。 - 前記第1の切削面は、第1の縁部を含み、平面に形成されている、請求項1に記載の超音波プローブ。
- 前記第2の切削面は、前記長手軸から離れた第2の縁部を含み、前記第2の切削面の領域が平面に形成されている、請求項1に記載の超音波プローブ。
- 前記処置部は、前記長手軸に沿って基端側から先端側を見るときの内視鏡の視野において認識される指標を有する、請求項1に記載の超音波プローブ。
- 前記指標は、前記第1の切削面に設けられ、前記超音波振動により処置対象を切削する、請求項12に記載の超音波プローブ。
- 前記指標は、前記長手軸に沿って先端側から基端側を見たときの前記処置部の最外縁に形成されている、請求項12に記載の超音波プローブ。
- 前記第1の切削面の第1の縁部と、前記第2の切削面との間には、前記長手軸に平行な面がある、請求項1に記載の超音波プローブ。
- 前記第1の切削面の第1の縁部と、前記第2の切削面との間には、前記長手軸に対して傾斜する面がある、請求項1に記載の超音波プローブ。
- 前記第1の切削面には、前記長手軸に直交する中心線が規定され、
前記長手軸に沿って先端側から基端側を見たときの前記処置部の最外縁は、前記長手軸及び前記中心線により形成される仮想面に対して対称に形成されている、請求項1に記載の超音波プローブ。 - 前記処置部を前記長手軸に沿って先端側から基端側を見たとき、前記処置部の最外縁は、多角形状、楕円形状、又は、陸上競技場のトラック形状を有する、請求項1に記載の超音波プローブ。
- 前記処置部の前記第1の切削面の前記長手軸に直交する前記第1の直交方向に沿う第1の幅は、前記長手軸及び前記第1の直交方向に対して直交する第2の直交方向に一定である部分を有する、請求項1に記載の超音波プローブ。
- 前記処置部の前記第1の切削面の前記長手軸に直交する前記第1の直交方向に沿う第1の幅は、前記長手軸及び前記第1の直交方向に直交する第2の直交方向の位置に応じて変化する部分を有する、請求項1に記載の超音波プローブ。
- 前記長手軸に沿って先端側から基端側を見たときの前記処置部の最外縁よりも基端側の基端部は、前記長手軸に沿って基端側に向かうにつれて、前記長手軸に直交する断面の断面積を小さく形成する、請求項1に記載の超音波プローブ。
- 前記プローブ本体部に前記超音波振動が伝達しているときの振動の節位置となる位置に設けられ、ハンドルに支持される支持部を具備する、請求項1に記載の超音波プローブ。
- 電力の供給により超音波振動を発生させる超音波トランスデューサと、
長手軸に沿って基端側から先端側に向かって前記超音波振動を伝達可能な超音波プローブであって、
前記長手軸に沿って基端側に配設された前記超音波トランスデューサに発生させた前記超音波振動を前記長手軸に沿って基端側から先端側に向かって伝達するプローブ本体部と、
前記長手軸に沿って前記プローブ本体部の基端側に設けられ、前記超音波トランスデューサと接続する超音波トランスデューサ接続部と、
前記長手軸に沿って前記プローブ本体部の先端側に設けられた処置部であって、
前記長手軸に対して直交又は略直交する第1の切削面と、
前記第1の切削面よりも前記長手軸に沿って基端側に設けられ、前記長手軸に対して直交する第1の直交方向に沿って形成された第2の切削面と、
前記長手軸に沿って前記第1の切削面と前記第2の切削面との間に形成された第3の切削面と
を有し、前記超音波振動が伝達される処置部と
を有する超音波プローブと、
前記長手軸に沿って、前記プローブ本体部の一部を覆うシースと
を有する超音波処置アッセンブリ。
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