JP6795394B2 - 太陽電池輸送架台、屋根への太陽電池パネルの取付方法。 - Google Patents

太陽電池輸送架台、屋根への太陽電池パネルの取付方法。 Download PDF

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Description

この発明は、太陽電池輸送架台、この太陽電池輸送架台を用いた屋根への太陽電池パネルの取付方法に関するものである。
例えば、住宅などの建物の屋根に対して太陽電池パネルを設置することが行われている。
そして、このような太陽電池パネルを輸送するのに太陽電池輸送架台が用いられている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特開2016−132499号公報 特開2005−153888号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された太陽電池輸送架台は、一枚ずつ梱包して箱詰めされた太陽電池パネルを収容するものとなっていたので、多くの太陽電池パネルを効率良く収容することができなかった。また、箱詰めにされた太陽電池パネルは、太陽電池輸送架台の上部から上下方向に出し入れするようになっていたので、出し入れが容易ではなかった。更に、太陽電池輸送架台から取り出した太陽電池パネルは、一枚ずつ箱から出して梱包を解く必要があったので、手間がかかっていた。
また、特許文献2に記載された太陽電池輸送架台は、太陽電池パネルを収容保持可能な段ボール製の架台の下面側に、フォークリフトなどで運搬可能な木製などのパレットを設置すると共に、段ボール製の架台を固縛バンドで固縛して形状を保持させるようにしたものとなっている。そのため、雨天時の耐久性が低く、運搬のために木製のパレットが別途必要になると共に、形状保持のために固縛バンドを用いることが必須となり、固縛バンドを外すと形状保持性が低下してしまう。
そこで、本発明は、主に、上記した問題点を解決することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、
複数枚の太陽電池パネルを収容可能な箱枠状の収容部を備えると共に、
該収容部が、前記太陽電池パネルを縦置きにした状態で並べて収容保持可能なパネル保持部を有し、
該パネル保持部は、前記収容部の上辺の一つを取り外すことで、前記箱枠状の収容部の側部から前記太陽電池パネルを横に出し入れ可能なものであることを特徴とする太陽電池輸送架台。

本発明によれば、上記構成によって、簡単な構成で多くの太陽電池パネルを効率良く収容することができると共に、太陽電池パネルの出し入れを容易に行うことなどができる。
本実施の形態にかかる太陽電池輸送架台の全体斜視図である。 図1の正面図である。 図1の側面図である。 図1の平面図である。 太陽電池パネルの出し入れの状態を示す太陽電池輸送架台の斜視図である。 図1の下部フレームを示すものであり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。 図1の門型のフレームを示すものであり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は側面図である。 図1の連結部材を示すものであり、(a)は平面図、(b)は外側面図、(c)は内側面図、(d)は(c)のA−A線に沿った断面図、(e)は(c)のB−B線に沿った(ベルトガイド部分の)断面図である。 図1の下部仕切部材を示すものであり、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は(b)の部分拡大図である。 連結部材の着脱の状態を示す図1と同様の斜視図である。 腕挿入部を示す図1と同様の斜視図である。 ベルトガイドを示す太陽電池輸送架台の斜視図である。 設置足を示す太陽電池輸送架台の下部の正面図である。 建物の施工方法の一部を示す太陽電池輸送架台の斜視図である。 ユニット建物の全体斜視図である。 ユニット建物の屋根構造を示す斜視図である。 ユニット建物の屋根パネルの分解斜視図である。
以下、本実施の形態を、図面を用いて詳細に説明する。
図1〜図17は、この実施の形態を説明するためのものである。
<構成>以下、構成について説明する。
(1)太陽電池輸送架台について
太陽電池輸送架台1は、図1〜図4(主に、図1参照)に示すように、複数枚の太陽電池パネル2を収容可能な箱枠状の収容部3を備えている。この収容部3が、太陽電池パネル2を縦置きにした状態で並べて収容保持可能なパネル保持部4を有している。そして、図5に示すように、パネル保持部4は、箱枠状の収容部3の側部から太陽電池パネル2を横に出し入れ可能なものとなっている。
ここで、太陽電池輸送架台1は、複数枚の太陽電池パネル2を収容して一度に輸送できるようにするための架台のことである。太陽電池輸送架台1は、太陽電池パネル2を満載した時に、人力で取り扱える程度の大きさのものにするのが好ましい。
太陽電池パネル2は、矩形状をした板状体などとされている。太陽電池パネル2は、予め取付金具などが設置されたものとしても良いし、または、取付金具などが設置されていないものとしても良い。太陽電池パネル2は、梱包などがされていないむき出しの状態で太陽電池輸送架台1に収容される。
箱枠状の収容部3は、例えば、ほぼ直方体状をした枠体などとされる。箱枠状の収容部3は、形状保持性の高い鋼製のラックなどとされる。縦置きは、太陽電池パネル2の受光面となる面をほぼ上下方向に沿って配置した状態のことである。複数枚の太陽電池パネル2は受光面を同じ方向へ向けた状態で、ほぼ面直方向に並べて(側方視の投影方向で重なって)収容される。但し、太陽電池パネル2どうしは、互いに接触しないように並べられる。
パネル保持部4については後述する。収容部3の側部は、箱枠状の収容部3における、上面および下面以外の側面のことである。横に出し入れとは、箱枠状の収容部3の上面または下面と平行な方向へ出し入れすることである。
(2)箱枠状の収容部3は、図6に示すような下部フレーム11と、図7に示すような門型のフレーム12と、図8に示すような連結部材13と、を有している。そして、下部フレーム11には、図9に示すような下部仕切部材14が設けられ、連結部材13には図8に示すような上部仕切部材15が設けられる。
ここで、下部フレーム11、門型のフレーム12、連結部材13、下部仕切部材14、上部仕切部材15は、どのようなものとしても良いが、好ましくは以下のようにする。
(3)即ち、下部フレーム11は、平面視ほぼ矩形状のものとされる。門型のフレーム12は、下部フレーム11の対向する二辺(この場合には、前後の横枠材11a)の上方(または上部)に一対設けられる。連結部材13は、一対の門型のフレーム12の上側のコーナー部12a間を連結するように平行に一対設けられる。
そして、上記したように、パネル保持部4は、図3(および図4)に示すような下部仕切部材14と、図1(および図4)に示すような上部仕切部材15と、を有している。下部仕切部材14は、下部フレーム11の対向する別の二辺(この場合には、縦枠材11b)に沿って複数設けられる。また、上部仕切部材15は、一対の連結部材13のそれぞれに沿って複数設けられる。
ここで、図6に示すように、下部フレーム11は、平行な前後一対の横枠材11aと平行な左右一対の縦枠材11bとを有する平面視ほぼ矩形状のものとされる。横枠材11aは、左右方向17へ延びる角型鋼管などで構成される。縦枠材11bは、前後方向18へ延びる角型鋼管などで構成される。
図7に示すように、門型のフレーム12は、少なくとも、平行な左右一対の柱12bと、左右一対の柱12bの上端部間を連結する上梁12cとを有するものとされる。門型のフレーム12の上側のコーナー部12aは、柱12bの上端部および上梁12cの端部の周辺などに形成される。柱12bは、上下方向19へ延びる角型鋼管などで構成される。上梁12cは、左右方向17へ延びる角型鋼管やC字断面の溝型鋼などで構成される。
図8に示すように、連結部材13は、下部フレーム11の縦枠材11bの上方に縦枠材11bと平行に左右一対設けられる。連結部材13は、前後方向18へ延びる断面がほぼL字状をした鋼製のアングル材などで構成される。
そして、図1(または図5)に示すように、箱枠状の収容部3に対し、太陽電池パネル2は、短辺をほぼ左右方向17に向け、長辺をほぼ上下方向19に向けた状態で、前後方向18に複数枚並べて収容される。そして、箱枠状の収容部3に対し、太陽電池パネル2は、左右方向17に出入り自在に収容される。
下部フレーム11および門型のフレーム12の幅は、太陽電池パネル2の短辺の長さとほぼ同じかそれよりも若干広いものとされる。また、門型のフレーム12の高さは、太陽電池パネル2の長辺の長さとほぼ同じかそれよりも若干高いものとされる。
そして、連結部材13は、L字断面のアングル材を太陽電池パネル2の上側の角部に沿うような向きに配置して一対の門型のフレーム12のコーナー部12aの間に取付けられる。これにより、太陽電池パネル2の上側の角部を、L字断面のアングル材によって上下方向19および左右方向17に係止・保持することが可能な状態となる。そして、このL字断面のアングル材の下面側で且つ内面側に上部仕切部材15が設置される。
下部仕切部材14および上部仕切部材15は、箱枠状の収容部3に収容される太陽電池パネル2間を仕切ることができればどのようなものでも良い。下部仕切部材14および上部仕切部材15は、上下に対を成すように設けられる。
(4)図9および図8に示すように、下部仕切部材14および上部仕切部材15は、太陽電池パネル2を保護可能な緩衝材21を有しても良い。
ここで、緩衝材21は、太陽電池パネル2を保護可能なものであれば何でも良い。緩衝材21には、例えば、プラスチック段ボール(プラ段)などのような、変形復帰可能な樹脂製の中空構造体などを好適に使用することができる。緩衝材21は、下部仕切部材14および上部仕切部材15の内部や外部や周辺などに対して適宜設けることができる。但し、緩衝材21は、プラスチック段ボールに限るものではない。
(5)複数の下部仕切部材14および複数の上部仕切部材15は、それぞれ太陽電池パネル2が互いに干渉しない間隔16を有して設置されるようにするのが好ましい。
ここで、干渉しない間隔16は、太陽電池パネル2の厚み(取付金具を備えている場合には取付金具を含めた厚み)よりも大きい隙間を有するものとなる。
(6)図10に示すように、連結部材13は、収容部3に対して着脱可能に取付けられても良い。
ここで、左右一対の連結部材13は、一方または両方が収容部3に対して着脱できるようにする。収容部3に対して連結部材13を着脱可能とするために、例えば、門型のフレーム12の柱12bの上端部に予め溶接などによってナット31を固定しておき(ウェルドナット)、このナット31に対し連結部材13の両端部をネジ止めによって着脱できるようにしても良い。この場合には、ナット31とネジ32が着脱部33として機能するものとなる。
(7)図9に示すように、下部仕切部材14は、太陽電池パネル2の幅方向への移動を許容可能な下部パネルガイド41としても良い。また、図8に示すように、上部仕切部材15は、太陽電池パネル2の幅方向への移動を許容可能な上部パネルガイド42としても良い。
ここで、太陽電池パネル2の幅方向は、太陽電池輸送架台1に収容した状態で、太陽電池輸送架台1の左右方向17となる。下部パネルガイド41には、例えば、太陽電池輸送架台1の左右方向17へ延びる上向きU字状のガイド部材などを用いることができる。同様に、上部パネルガイド42には、例えば、太陽電池輸送架台1の左右方向17へ延びる下向きU字状のガイド部材などを用いることができる。上部パネルガイド42は、連結部材13に対してそれぞれ設けられる。
(8)図9に示すように、少なくとも下部パネルガイド41は、太陽電池パネル2の下辺に沿って幅方向へ延びる底面部51を有するようにしても良い。
ここで、底面部51は、下部パネルガイド41を、下部フレーム11の左右一対の縦枠材11b間に跨って左右方向17へ延びる長尺のものとすることにより、太陽電池パネル2の下辺(下側の短辺)を全域に亘って案内可能なものとなる。
この長尺の下部パネルガイド41は、上記したように太陽電池パネル2どうしが互いに干渉しない間隔16を有して前後方向18に複数配置される。そして、これらの両端部を前後方向18へ延びる左右一対の取付フレーム55間に固定することで全体が一体化されて面格子状または簀の子状の面状ガイド体となる。そして、左右一対の取付フレーム55を下部フレーム11の左右一対の縦枠材11bの上部に着脱可能に取付けることで、面状ガイド体は下部フレーム11のほぼ全面を覆う底面部材となるように設置される。
(9)図11に示すように、箱枠状の収容部3は、外部の運搬機61の支持腕部62を太陽電池パネル2の面と交差する方向へ向けて差し込むための腕挿入部63を下部に有するようにしても良い。
ここで、運搬機61は、例えば、フォークリフトなどの走行体のことである。運搬機61の支持腕部62は、例えば、フォークリフトのフォークなどのことである。太陽電池パネル2の面と交差する方向は、太陽電池輸送架台1の前後方向18のことである。
腕挿入部63は、フォークリフトのフォークを差し込む部分のことであり、フォークリフト用のパレットの代わりとなるものである。この場合には、下部フレーム11の少なくとも前側の横枠材11aの一側の下部にフォークリフトの一方のフォークが入るような逆ハット状の部材を一体に取付けて腕挿入部63としている。但し、腕挿入部63は、前側の横枠材11aの両側の下部に取付けるようにしても良い。
(10)図11に示すように、箱枠状の収容部3は、運搬時の荷締めの際の箱枠状の収容部3の変形による太陽電池パネル2の損傷を防止可能な補強部71を有するようにしても良い。
ここで、運搬時の荷締めは、太陽電池輸送架台1をトラックの荷台に積んで搬送する際に、太陽電池輸送架台1を荷台にロープで縛り付けることである。太陽電池輸送架台1をロープで荷台に縛り付ける方向を、例えば、太陽電池輸送架台1のほぼ前後方向18に設定した場合、補強部71は、門型のフレーム12の上梁12cの強度を高めて成る補強梁とすることができる。また、門型のフレーム12の柱12bの上下方向19の中間部などに対し、補強部71として中間梁72などを適宜設置するようにしても良い。
なお、太陽電池輸送架台1をロープで荷台に縛り付ける方向を、例えば、太陽電池輸送架台1のほぼ左右方向17に設定する場合には、連結部材13などを補強部71とすることができる。
(11)図12に示すように、箱枠状の収容部3は、吊上用のベルト81を掛ける位置を規定可能なベルトガイド82,83を有するようにしても良い。
ここで、吊上用のベルト81は、例えば、太陽電池輸送架台1の左右の側面に掛けるように設定している。そのために、下部フレーム11の左右の縦枠材11bの両端部近傍の側面や下面にほぼC字状の部分を有するベルトガイド82(ズレ防止金具)を取付けると共に、左右の連結部材13の両端部近傍の側面にほぼC字状の部分を有するベルトガイド83を取付けるようにしている。
なお、吊上用のベルト81を、例えば、太陽電池輸送架台1の前後の側面に掛けるように設定した場合には、下部フレーム11の前後の横枠材11aや、門型のフレーム12の上梁12cにベルトガイド82,83を設けることができる。
(12)図13に示すように、箱枠状の収容部3は、建物91の屋根92を構成する屋根フレーム93の上に載置可能な設置足94を下部に有するようにしても良い。
ここで、設置足94は、左右方向17へ延びる短い角型鋼管などとされている。設置足94は、屋根92を構成する屋根フレーム93の間隔95とほぼ等しい間隔を有して左右に対を成すように設けられる。そして、左右の設置足94の内側の端部間が、屋根フレーム93の間隔95よりも狭くなり、左右の設置足94の外側の端部間が、屋根フレーム93の間隔95よりも広くなるように設置足94を設けている。この場合、設置足94は、下部フレーム11の左右の縦枠材11bの両端部近傍および中間部の3箇所の位置に設けるようにしている(図12参照)。設置足94は、太陽電池輸送架台1の下部などに設けられる腕挿入部63やベルトガイド82が直接屋根92や地面などに接触しないように、これらよりも高いものとする。設置足94は、太陽電池輸送架台1を上下に段積みする際の支持部としても使用することができるようなものとされる。
(13)この実施例の建物91の施工方法について
建物91の施工方法を以下のようにする。即ち、図12、図13に示すように、上記した太陽電池輸送架台1を、建物91の屋根92を構成する屋根フレーム93の上で、且つ、予め太陽電池パネル2が設置されていない部分101に設けられた水上パネル102と水下パネル103との境界部104(繋ぎ目)の位置に載置する。次に、図14に示すように、太陽電池輸送架台1の側部から内部に収容されている太陽電池パネル2を横へ取り出して、屋根フレーム93間の予め太陽電池パネル2が設置されていない部分101に直接設置する。
ここで、図15に示すような建物91の屋根92は、図16に示すように、複数枚の屋根パネル110を横や縦に並べて設置することで構成されている。
そして、屋根パネル110は、図17に示すように、平行な左右一対の屋根フレーム93間に屋根葺材111を取付けることでパネル化されたものとなっており、屋根葺材111の上部には予め工場で太陽電池パネル2を設置できるようになっている。なお、屋根パネル110は、必ずしも工場で予め太陽電池パネル2を設置する必要はない。
屋根フレーム93は、断面ほぼC字状をした金属製の枠材によって構成される。屋根葺材111は、例えば、溶融アルミニウムメッキ鋼板などによって構成される。一対の平行な屋根フレーム93の内側部間には、屋根フレーム93の長手方向に沿って勾配を有するガイド部112が形成され、上記屋根葺材111は、勾配を有するガイド部112の上部に、ガイド部112に沿って取付けられることにより(所要の排水)勾配を有するものとされる。ガイド部112は、屋根フレーム93の内面に斜めに取付けられた木桟などの支持材113と、この支持材113の上面に取付けられた斜めの野地板(下地板114)とによって構成される。屋根葺材111とガイド部112との間には、ポリエチレンルーフィングなどの防水シートが介在される。
そして、図14に示すように、屋根パネル110どうしの長手方向に対する繋ぎ目(境界部104)などにおける予め工場で太陽電池パネル2が設置されていない部分101の屋根葺材111が、水上パネル102や水下パネル103などとして露出される。太陽電池輸送架台1は、水上パネル102と水下パネル103との境界部104(繋ぎ目)が左右方向17となるように向けて太陽電池パネル2が設置されていない部分101の屋根フレーム93の上に載置されると共に、予め工場で太陽電池パネル2が設置されていない部分101に沿って左右方向17に引き出される。
(14)この実施例の建物91について
この実施例の建物91は、上記施工方法によって太陽電池パネル2が設置された屋根92を有するものとされる。
ここで、建物91は、どのようなものであっても良いが、例えば、図15に示すようなユニット建物121としても良い。ユニット建物121は、工場で予め製造された建物ユニット122,123を建築現場へ搬送して、建築現場で組み立てることにより短期間のうちに構築できるようにしたものである。この場合、ユニット建物121は、下階を構成する建物ユニット122の上に、上階を構成する建物ユニット123を設けると共に、上階の建物ユニット123の上部に上記したような屋根パネル110を設置して成る多階構造のものとされている。各建物ユニット122,123は、例えば、図6に示すように、矩形状に組まれた金属製の床梁と天井梁126との間を金属製の柱127で接合したボックスラーメン構造のユニットフレームを有するものなどとされる。
<作用>以下、この実施例の作用について説明する。
この実施例の太陽電池輸送架台1は、工場などで製造された太陽電池パネル2を複数枚収容した状態で保管したり、建築現場へ輸送したりするのに使われる。そのために、太陽電池輸送架台1は、フォークリフトなどの運搬機61で持ち上げ易いようになっており、また、トラックでの輸送に耐え得るようになっている。
更に、上記した太陽電池輸送架台1は、建築現場で屋根92の上まで吊り上げて屋根92の上に載せることができるようになっている。また、屋根92の上での太陽電池パネル2の取付け作業にそのまま使えるように、太陽電池パネル2を簡単に取り出して屋根92に容易に設置できるようになっている。
そして、太陽電池輸送架台1へ太陽電池パネル2を収容する場合には、箱枠状の収容部3に対して、どちらか一方の連結部材13を取り外した状態にする。この状態で、箱枠状の収容部3の側部から下部パネルガイド41の一つに太陽電池パネル2の下辺を差し入れ、下部パネルガイド41の底面部51に沿って太陽電池パネル2を奥へと横にスライドさせる。太陽電池パネル2が奥まで差し込まれると、太陽電池パネル2は、奥側で上側の角部が他方の連結部材13に設けられた対を成す上部パネルガイド42へ差し入れられるので、太陽電池パネル2は収容部3内に縦向きで保持されることになる。
以後、収容部3内に太陽電池パネル2が満載されるまで下部パネルガイド41と上部パネルガイド42との空いているものを用いて上記を繰り返す。収容部3内に太陽電池パネル2が満載されたら、一方の連結部材13を取付けて、太陽電池パネル2の、手前側で上側の角部を一方の連結部材13に設けられた上部パネルガイド42へ差し入れるようにする。これにより、複数枚の太陽電池パネル2が互いに干渉しない状態で太陽電池輸送架台1へ収容・保持される。
(複数枚の太陽電池パネル2を収容した)太陽電池輸送架台1をフォークリフトなどの運搬機61で持ち上げる場合には、フォークリフトなどの運搬機61のフォークなどの支持腕部62を太陽電池輸送架台1の下部に設けた腕挿入部63へ太陽電池パネル2の面と交差する方向へ挿入する。これにより、安定して太陽電池輸送架台1を持ち上げたり運んだりすることができるようになる。
太陽電池輸送架台1をトラックの荷台に積み込んで輸送する場合には、荷台に太陽電池輸送架台1をロープでほぼ前後方向18に縛り付けるようにする。この際、太陽電池輸送架台1は補強部71によって必要な剛性が確保されているので、荷締めによって太陽電池パネル2が損傷するのが確実に防止される。
太陽電池輸送架台1を屋根92の上まで吊り上げる場合には、ベルトガイド82,83に吊上用のベルト81を掛けてクレーンで吊り上げるようにする。この際、太陽電池輸送架台1はベルトガイド82,83を有しているので、吊上用のベルト81の位置がズレて太陽電池輸送架台1がバランスを崩すようなことがない。
太陽電池輸送架台1を屋根92の上に載せる場合には、太陽電池輸送架台1の設置足94を、建物91の屋根92を構成する屋根フレーム93の上で、且つ、予め太陽電池パネル2が設置されていない部分101の水上パネル102と水下パネル103との境界部104に載置する。これにより、予め設置されている太陽電池パネル2に太陽電池輸送架台1による負荷が掛かるのが防止される。
太陽電池輸送架台1から太陽電池パネル2を取り出す場合には、上記とは反対に、どちらか一方の連結部材13を取り外して、下部パネルガイド41の底面部51に沿って太陽電池パネル2を左右方向17へスライドさせるようにする。そして、取り出した太陽電池パネル2を屋根92の太陽電池パネル2が設置されていない部分101に設置する。これにより、太陽電池パネル2を取り出した方向に沿って上記した部分101に設置して行くことができる。
<効果>この実施例によれば、以下のような効果を得ることができる。
(効果1)複数枚の太陽電池パネル2を収容可能な箱枠状の収容部3を備えると共に、収容部3が、太陽電池パネル2を縦置きにした状態で並べて収容可能なパネル保持部4を有し、パネル保持部4は、箱枠状の収容部3の側部から太陽電池パネル2を横に出し入れ可能なものとした。
これにより、太陽電池輸送架台1が箱枠状の収容部3で主に構成されることとなるため、必要な剛性を確保しつつ太陽電池輸送架台1の軽量化を図ることができる。また、箱枠状の収容部3に太陽電池パネル2を縦置き状態で収容保持可能なパネル保持部4を備えることで、簡単な構成で多くの太陽電池パネル2を効率良く収容することができると共に、箱枠状の収容部3の側部から太陽電池パネル2を容易に出し入れし得るようにすることが可能となる。そして、箱枠状の収容部3を鋼製のラックとすることにより、雨天時の耐久性を確保すると共に、箱枠状の収容部3を固縛バンドで固縛して収容部3の形状保持を図る必要をなくすことができる。
(効果2)箱枠状の収容部3を、下部フレーム11と、下部フレーム11の上方に設けられる一対の門型のフレーム12と、一対の門型のフレーム12の上部間を連結する平行な一対の連結部材13とを有するものとした。そして、パネル保持部4を、下部フレーム11に設けられた下部仕切部材14と、一対の連結部材13に設けられた上部仕切部材15とを有するものとした。これにより、軽量で多くの太陽電池パネル2を効率良く収容でき、しかも、太陽電池パネル2の出し入れが容易な太陽電池輸送架台1を得ることが可能となる。
(効果3)下部フレーム11が矩形状とされ、一対の門型のフレーム12が、下部フレーム11の対向する二辺の上方に設けられ、平行な一対の連結部材13が、一対の門型のフレーム12の上側のコーナー部12a間を連結し、下部仕切部材14が、下部フレーム11の対向する別の二辺に沿って複数設けられ、上部仕切部材15が、一対の連結部材13のそれぞれに沿って複数設けられ、複数の下部仕切部材14および複数の上部仕切部材15が、それぞれ太陽電池パネル2が互いに干渉しない間隔16を有して設置されるようにした。
これにより、軽量で多くの太陽電池パネル2を効率良く収容でき、しかも、太陽電池パネル2の出し入れが容易な太陽電池輸送架台1を実施するための具体的な構造を得ることが可能となる。
(効果4)下部仕切部材14および上部仕切部材15を、太陽電池パネル2を保護可能な緩衝材21を有するものとした。これにより、下部仕切部材14および上部仕切部材15で仕切られている太陽電池パネル2を緩衝材21によってより確実に保護することができる。
(効果5)複数の下部仕切部材14および複数の上部仕切部材15が干渉を防止可能な間隔16を有することで、収容部3に太陽電池パネル2を効率良く収容しつつ太陽電池パネル2の損傷を確実に防止することができる。
(効果6)連結部材13を、収容部3に対して着脱可能に取付けるようにした。これにより、箱枠状の収容部3から連結部材13を取り外すことで、収容部3に対して太陽電池パネル2を入れ易くすると共に、箱枠状の収容部3から太陽電池パネル2を取り出し易くすることができる。そして、収容部3に対して連結部材13を取り付けることにより、箱枠状の収容部3から飛び出さないように太陽電池パネル2を確実に保持することができる。
(効果7)下部仕切部材14を、太陽電池パネル2の幅方向への移動を許容可能な下部パネルガイド41とすると共に、上部仕切部材15は、太陽電池パネル2の幅方向への移動を許容可能な上部パネルガイド42とした。これにより、箱枠状の収容部3に対し、太陽電池パネル2を幅方向へスライドさせて出し入れすることが可能となり、太陽電池パネル2の出し入れをスムーズにすることができる。
(効果8)少なくとも下部パネルガイド41を、太陽電池パネル2の下辺に沿って幅方向へ延びる底面部51を有するものとした。これにより、下部パネルガイド41の底面部51によって太陽電池パネル2の下辺全体を支持することができると共に、箱枠状の収容部3からの出し入れ時に、太陽電池パネル2の下辺をよりスムーズに案内することができる。
(効果9)箱枠状の収容部3が、外部の運搬機61の支持腕部62を太陽電池パネル2の面と交差する方向へ向けて差し込むための腕挿入部63を下部に(一体的に)有するようにした。これにより、箱枠状の収容部3に収容された複数枚の太陽電池パネル2の下部を横切るように腕挿入部63を差し込んだ状態で箱枠状の収容部3の下部をバランス良く支持することができるため、太陽電池パネル2に無用な負荷を与えることなく、箱枠状の収容部3を運搬機61で持ち上げたり運搬したりすることが可能となる。また、収容部3を外部の運搬機61で持ち上げたり運搬したりするのに、収容部3の下面側に運搬機61用のパレットなどを別途設置する必要をなくすことができる。
(効果10)箱枠状の収容部3が、運搬時の荷締めの際の箱枠状の収容部3の変形による太陽電池パネル2の損傷を防止可能な補強部71を有するようにした。これにより、荷締めによって太陽電池パネル2が損傷するのを確実に防止することができる。
(効果11)箱枠状の収容部3が、吊上用のベルト81を掛ける位置を規定可能なベルトガイド82,83を有するようにした。これにより、箱枠状の収容部3の所定の位置に設けられたベルトガイド82,83に吊上用のベルト81を掛けることで箱枠状の収容部3を建物91の屋根92まで吊り上げることが可能になる。そのため、地上にて箱枠状の収容部3から太陽電池パネル2を荷解きして、太陽電池パネル2を1枚ずつバラバラに屋根92まで運ぶ必要がなくなり、収容部3ごと一気に複数枚の太陽電池パネル2をまとめて屋根92まで運ぶことができるようになる。
この際、吊上用のベルト81をベルトガイド82,83に掛けることで、箱枠状の収容部3にベルト81を掛ける作業が容易になると共に、掛けたベルト81の位置がズレることがなくなるので、収容部3や太陽電池パネル2に無用な負荷を与えるのを防止することができ、太陽電池パネル2を損傷することなく安定して収容部3を吊り上げることができる。
(効果12)箱枠状の収容部3が、建物91の屋根92を構成する屋根フレーム93の上に載置可能な設置足94を下部に有するようにした。これにより、箱枠状の収容部3を、複数枚の太陽電池パネル2を収容した状態のまま建物91の屋根92を構成する屋根フレーム93の上に直接載置することが可能となる。そして、屋根92の上にて収容部3から太陽電池パネル2を取り出しながら屋根92に対する太陽電池パネル2の取付けを行うことができるようになるので、作業効率を大幅に向上することができる。
(効果13)この実施例の建物91の施工方法では、太陽電池輸送架台1を、建物91の屋根92を構成する屋根フレーム93の上で、且つ、予め太陽電池パネル2が設置されていない部分101の水上パネル102と水下パネル103との境界部104に載置し、太陽電池輸送架台1の側部から内部に収容されている太陽電池パネル2を横へ取り出して、屋根フレーム93間の予め太陽電池パネル2が設置されていない部分101に直接設置するようにした。
これにより、屋根フレーム93の上に載置した太陽電池輸送架台1の側部から太陽電池パネル2を横に取り出しながら屋根92の施工をダイレクトに行うことができるようになるため、屋根92の上での太陽電池パネル2の取り出しが容易で、作業効率を大幅に向上することができる。この際、太陽電池輸送架台1を屋根フレーム93の上で、且つ、予め太陽電池パネル2が設置されていない部分101の水上パネル102と水下パネル103との境界部104に載置することで、太陽電池輸送架台1によって予め設置されている太陽電池パネル2を損傷するのを防止することができる。
(効果14)この実施例の建物91によれば、太陽電池輸送架台1を用いて太陽電池パネル2が施工された屋根92を有することにより、上記と同様の作用効果を得ることができ、施工コストの削減および施工時間の短縮を図ることができる。
以上、この発明の実施の形態を図面により詳述してきたが、実施の形態はこの発明の例示にしか過ぎないものである。よって、この発明は実施の形態の構成にのみ限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。また、例えば、各実施の形態に複数の構成が含まれている場合には、特に記載がなくとも、これらの構成の可能な組合せが含まれることは勿論である。また、実施の形態に複数の実施例や変形例がこの発明のものとして開示されている場合には、特に記載がなくとも、これらに跨がった構成の組合せのうちの可能なものが含まれることは勿論である。また、図面に描かれている構成については、特に記載がなくとも、含まれることは勿論である。更に、「等」の用語がある場合には、同等のものを含むという意味で用いられている。また、「ほぼ」「約」「程度」などの用語がある場合には、常識的に認められる範囲や精度のものを含むという意味で用いられている。
1 太陽電池輸送架台
2 太陽電池パネル
3 収容部
4 パネル保持部
11 下部フレーム
12 門型のフレーム
12a コーナー部
13 連結部材
14 下部仕切部材
15 上部仕切部材
16 干渉しない間隔
21 緩衝材
41 下部パネルガイド
42 上部パネルガイド
51 底面部
61 運搬機
62 支持腕部
63 腕挿入部
71 補強部
81 ベルト
82 ベルトガイド
83 ベルトガイド
91 建物
92 屋根
93 屋根フレーム
94 設置足
101 太陽電池パネルが設置されていない部分
102 水上パネル
103 水下パネル
104 境界部

Claims (13)

  1. 複数枚の太陽電池パネルを収容可能な箱枠状の収容部を備えると共に、
    該収容部が、前記太陽電池パネルを縦置きにした状態で並べて収容保持可能なパネル保持部を有し、
    該パネル保持部は、前記収容部の上辺の一つを取り外すことで、前記箱枠状の収容部の側部から前記太陽電池パネルを横に出し入れ可能なものであることを特徴とする太陽電池輸送架台。
  2. 請求項1に記載の太陽電池輸送架台において、
    前記箱枠状の収容部は、下部フレームと、該下部フレームの上方に設けられる一対の門型のフレームと、該一対の門型のフレームの上部間を連結する平行な一対の連結部材と、を有し、
    前記パネル保持部は、前記下部フレームに設けられた下部仕切部材と、一対の前記連結部材に設けられた上部仕切部材と、を有し、
    前記連結部材は、太陽電池パネルの上側の角部を係止・保持するL字断面のものとされて前記収容部の上辺を構成し、
    前記上部仕切部材は、L字断面の前記連結部材の内側に設置されて、前記連結部材とともに前記収容部から取り外せるようになっていることを特徴とする太陽電池輸送架台。
  3. 請求項2に記載の太陽電池輸送架台において、
    前記下部フレームは、矩形状をしており、
    一対の前記門型のフレームは、前記下部フレームの対向する二辺の上方に設けられ、
    平行な一対の前記連結部材は、一対の前記門型のフレームの上側のコーナー部間を連結し、
    前記下部仕切部材は、前記下部フレームの対向する別の二辺に沿って複数設けられ、
    前記上部仕切部材は、一対の前記連結部材のそれぞれに沿って複数設けられたことを特徴とする太陽電池輸送架台。
  4. 請求項2または請求項3に記載の太陽電池輸送架台において、
    前記下部仕切部材および前記上部仕切部材は、前記太陽電池パネルを保護可能な緩衝材を有していることを特徴とする太陽電池輸送架台。
  5. 請求項2ないし請求項4のいずれか1項に記載の太陽電池輸送架台において、
    前記複数の下部仕切部材および前記複数の上部仕切部材は、それぞれ前記太陽電池パネルが互いに干渉しない間隔を有して設置されたことを特徴とする太陽電池輸送架台。
  6. 請求項2ないし請求項5のいずれか1項に記載の太陽電池輸送架台において、
    前記連結部材は、前記収容部に対して着脱可能に取付けられていることを特徴とする太陽電池輸送架台。
  7. 請求項2ないし請求項6のいずれか1項に記載の太陽電池輸送架台において、
    前記下部仕切部材は、前記太陽電池パネルの幅方向への移動を許容する下部パネルガイドとされると共に、
    前記上部仕切部材は、前記太陽電池パネルの前記幅方向への移動を許容する上部パネルガイドとされていることを特徴とする太陽電池輸送架台。
  8. 請求項7に記載の太陽電池輸送架台において、
    少なくとも前記下部パネルガイドは、前記太陽電池パネルの下辺に沿って幅方向へ延びる底面部を有することを特徴とする太陽電池輸送架台。
  9. 請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の太陽電池輸送架台において、
    前記箱枠状の収容部は、外部の運搬機の支持腕部を前記太陽電池パネルの面と交差する方向へ向けて差し込むための腕挿入部を下部に有することを特徴とする太陽電池輸送架台。
  10. 請求項2ないし請求項9のいずれか1項に記載の太陽電池輸送架台において、
    前記箱枠状の収容部は、運搬時の荷締めの際の前記箱枠状の収容部の変形による前記太陽電池パネルの損傷を防止する補強部を有することを特徴とする太陽電池輸送架台。
  11. 請求項1ないし請求項10のいずれか1項に記載の太陽電池輸送架台において、
    前記箱枠状の収容部は、吊上用のベルトを掛ける位置を規定するベルトガイドを有することを特徴とする太陽電池輸送架台。
  12. 請求項1ないし請求項11のいずれか1項に記載の太陽電池輸送架台において、
    前記箱枠状の収容部は、建物の屋根を構成する屋根フレームの上に載置する設置足を下部に有することを特徴とする太陽電池輸送架台。
  13. 請求項1ないし請求項12のいずれか1項に記載の太陽電池輸送架台を、建物の屋根を構成する屋根フレームの上で、且つ、予め太陽電池パネルが設置されていない部分に設けられた水上パネルと水下パネルとの境界部に載置し、
    前記太陽電池輸送架台の側部から内部に収容されている太陽電池パネルを横へ取り出して、前記屋根フレーム間の予め太陽電池パネルが設置されていない部分に直接設置することを特徴とする屋根への太陽電池パネルの取付方法。
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