JP6794721B2 - 止め輪装着状態検出治具 - Google Patents

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Description

本発明は、相互に筒軸方向に沿って摺動自在に同心配置されている外筒と内筒の端面位置差に基づいて、軸体に装着されている止め輪の装着状態を検出するための止め輪装着状態検出治具に関する。
機械を組み立てる際は、部品を軸体に嵌合した後に部品を軸体の長手方向の所定の位置に固定することがある。例えば、自動車変速機を組み立てる際は、ハブスリーブをアウトプットシャフトに嵌合した後にハブスリーブをアウトプットシャフトの長手方向の所定の位置に固定する必要がある。
部品を軸体の長手方向の所定の位置に固定する時は止め輪を使用している。人為的過誤等によって軸体に止め輪を正しく固定していない場合があるため、止め輪の装着状態を目視によって確認している。
実開平3−4245号公報
しかしながら、機械によっては止め輪が小さく薄いため、止め輪の装着状態を目視によって確認するのにも限界があった。
従って、本発明の目的は、止め輪の装着状態を機械的に検出することができる止め輪装着状態検出治具を提供することにある。
本発明は、相互に筒軸方向に沿って摺動自在に同心配置されている外筒と内筒の端面位置差に基づいて、部品を軸体に嵌合した後に前記部品を前記軸体の長手方向の所定の位置に固定する止め輪の装着状態を検出するための止め輪装着状態検出治具において、前記外筒と前記内筒は、天部を有している有天筒状の外形を呈しており、前記外筒は、前記止め輪の装着状態を検出する時に前記軸体に正しく装着されている前記止め輪の外周よりも外側の領域に位置される端面を有しており、前記内筒は、前記止め輪の装着状態を検出する時に前記軸体に正しく装着されている前記止め輪の外周よりも内側の領域に位置される端面と、前記天部の筒内中央に形成されている位置調整用凸部と、を有しており、前記位置調整用凸部は、前記止め輪の装着状態を検出する時に前記軸体の端面中央に形成されている心押穴に挿入されることによって前記内筒並びに前記外筒と前記軸体とを同心配置させ、前記外筒の前記天部と前記内筒の前記天部との間の間隙に配置されると共に前記間隙の短縮又は拡大によってON状態とOFF状態とが切り替えられる押圧式ON/OFF検出器を備えている止め輪装着状態検出治具を提供する。
本発明によれば、止め輪の装着状態を機械的に検出することができる止め輪装着状態検出治具を提供することができる。
本発明に係る止め輪装着状態検出治具の構造を示す部分断面図である(止め輪を軸体に正しく装着している状態)。 本発明に係る止め輪装着状態検出治具の構造を示す部分断面図である(止め輪を軸体に装着していない状態)。 本発明に係る止め輪装着状態検出治具の構造を示す部分断面図である(止め輪を軸体に正しく装着していない状態)。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に順って説明する。
図1乃至3に示す通り、本発明の実施の形態に係る止め輪装着状態検出治具100は、相互に筒軸方向Xに沿って摺動自在に同心配置されている外筒101と内筒102の端面位置差ΔLに基づいて、部品103を軸体104に嵌合した後に部品103を軸体104の長手方向の所定の位置に固定する止め輪105の装着状態を検出するための治具である。
外筒101は、外筒側天部106を有している有天筒状の外形を呈していると共に、止め輪105の装着状態を検出する時に軸体104に正しく装着されている止め輪105の外周よりも外側の領域A1に位置される外筒側端面107を有している。
外筒101の内径は、軸体104に正しく装着されている止め輪105の外径と略同一であるか、又は軸体104に正しく装着されている止め輪105の外径よりも若干大きい。
止め輪105が軸体104に正しく装着されているとは、止め輪105の内周面が軸体104に形成されている環状溝108の溝面の略全周に亘って接触するように止め輪105が軸体104に装着されている状態を意味している。
また、止め輪105が軸体104に正しく装着されていないとは、止め輪105が軸体104に装着されているものの、止め輪105が未着座(止め輪105の合口が閉じられておらず、止め輪105が縮径されていない状態、即ち、止め輪105の内周面が環状溝108の溝面の略全周に亘って接触するように軸体104に装着されていない状態)であることを意味している。
内筒102は、内筒側天部109を有している有天筒状の外形を呈していると共に、止め輪105の装着状態を検出する時に軸体104に正しく装着されている止め輪105の外周よりも内側の領域A2に位置される内筒側端面110を有している。
内筒102の外径は、軸体104に正しく装着されている止め輪105の外径と略同一であるか、又は軸体104に正しく装着されている止め輪105の外径よりも若干小さい。更に、内筒102の外径は、外筒101の内径と略同一であるか、又は外筒101の内径よりも若干小さい。
止め輪装着状態検出治具100によって検出される止め輪105の装着状態は、止め輪105の装着有無(止め輪105が軸体104に装着されているか否か)並びに装着正誤(止め輪105が軸体104に正しく装着されているか否か)を含んでいる。
止め輪装着状態検出治具100は、外筒側天部106と内筒側天部109との間の間隙に配置されると共に間隙の筒軸方向Xの短縮又は拡大によってON状態とOFF状態とが切り替えられる押圧式ON/OFF検出器111を備えている。
押圧式ON/OFF検出器111は、ストレートコンネ112が取り付けられているケーブル113と接続されていると共に、ケーブル113を介して電源の供給と情報の伝達とを行うことができる。
外筒側天部106と内筒側天部109との間の間隙が筒軸方向Xに短縮されることによって、押圧式ON/OFF検出器111のボールスイッチ114が内筒側天部109により上方に押圧されて、押圧式ON/OFF検出器111がON状態となる。このとき、外筒側端面107が内筒側端面110よりも図示下側に位置するため、止め輪105が軸体104に正しく装着されていると判断することができる(図1を参照)。
外筒側天部106と内筒側天部109との間の間隙が筒軸方向Xに拡大されることによって、押圧式ON/OFF検出器111のボールスイッチ114の押圧が解除されて、押圧式ON/OFF検出器111がOFF状態となる。このとき、外筒側端面107が内筒側端面110と同一位置に位置するため、止め輪105が軸体104に装着されていないと判断することができると共に(図2を参照)、止め輪105が軸体104に正しく装着されていないと判断することができる(図3を参照)。
止め輪105が軸体104に装着されていない状態並びに止め輪105が軸体104に正しく装着されていない状態は、両方とも製品において不具合を誘発する虞があるため、止め輪105を軸体104に正しく装着し直す必要がある。
外筒側天部106に押圧式ON/OFF検出器111を搭載するための搭載部115が形成されている。搭載部115は、押圧式ON/OFF検出器111を保持するための筒部116と、押圧式ON/OFF検出器111を所定の位置に固定するための鍔部117と、を有している。
更に、外筒側天部106に押圧式ON/OFF検出器111を被覆するための被覆部118が締結部品119を通じて取り付けられている。被覆部118の外周面にローレット加工部120が形成されている。ローレット加工部120によって人の手で止め輪装着状態検出治具100を容易に摘むことができると共に確実に保持することができるようになる。
内筒102は、内筒側天部109の筒内中央に形成されている位置調整用凸部121を有している。位置調整用凸部121は、止め輪105の装着状態を検出する時に軸体104の端面中央に形成されている心押穴122に挿入されることによって内筒102並びに外筒101と軸体104とを同心配置させる。
内筒102に軸体104を容易に収容することができるように内筒102の内径を軸体104の外径よりも若干大きく形成していても、位置調整用凸部121によって内筒102と軸体104とを位置調整することができるため、外筒101と内筒102と軸体104とを同軸に配置することができる。
そのため、止め輪105が軸体104に正しく装着されている場合は、外筒側端面107を止め輪105の外周よりも外側の領域A1に正しく位置させることができると共に、内筒側端面110を止め輪105の外周よりも内側の領域A2に正しく位置させることができる。よって、止め輪装着状態検出治具100によって止め輪105の装着状態を正しく検出することが可能となる。
位置調整用凸部121の先端部は、心押穴122への挿入を容易にするために、円錐形状に形成されている。また、心押穴122としては、軸体104を旋削加工する際に使用する心押穴122を利用することが望ましい。
外筒101に貫通孔123が形成されていると共に、貫通孔123を通じて内筒102に締結部品124が締結されている。貫通孔123は、締結部品124よりも若干大きく形成されている。
そのため、外筒101と内筒102は、所定の範囲(即ち、押圧式ON/OFF検出器111のON状態とOFF状態とを切り替えることができる程度の範囲)において相互に筒軸方向Xに沿って摺動自在になるようにされている。よって、外筒101と内筒102は、バラバラに分離されることがなく、作業者による取り扱いも容易である。
以上の通り、本発明によれば、止め輪105の装着状態を機械的に検出することができる止め輪装着状態検出治具100を提供することができる。
100 止め輪装着状態検出治具
101 外筒
102 内筒
103 部品
104 軸体
105 止め輪
106 外筒側天部
107 外筒側端面
108 環状溝
109 内筒側天部
110 内筒側端面
111 押圧式ON/OFF検出器
112 ストレートコンネ
113 ケーブル
114 ボールスイッチ
115 搭載部
116 筒部
117 鍔部
118 被覆部
119 締結部品
120 ローレット加工部
121 位置調整用凸部
122 心押穴
123 貫通孔
124 締結部品

Claims (1)

  1. 相互に筒軸方向に沿って摺動自在に同心配置されている外筒と内筒の端面位置差に基づいて、部品を軸体に嵌合した後に前記部品を前記軸体の長手方向の所定の位置に固定する止め輪の装着状態を検出するための止め輪装着状態検出治具において、
    前記外筒と前記内筒は、天部を有している有天筒状の外形を呈しており、
    前記外筒は、前記止め輪の装着状態を検出する時に前記軸体に正しく装着されている前記止め輪の外周よりも外側の領域に位置される端面を有しており、
    前記内筒は、前記止め輪の装着状態を検出する時に前記軸体に正しく装着されている前記止め輪の外周よりも内側の領域に位置される端面と、前記天部の筒内中央に形成されている位置調整用凸部と、を有しており、
    前記位置調整用凸部は、前記止め輪の装着状態を検出する時に前記軸体の端面中央に形成されている心押穴に挿入されることによって前記内筒並びに前記外筒と前記軸体とを同心配置させ
    前記外筒の前記天部と前記内筒の前記天部との間の間隙に配置されると共に前記間隙の短縮又は拡大によってON状態とOFF状態とが切り替えられる押圧式ON/OFF検出器を備えている
    ことを特徴とする止め輪装着状態検出治具。
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