JP6794232B2 - 情報処理装置およびその情報処理装置の制御方法またはプログラム - Google Patents

情報処理装置およびその情報処理装置の制御方法またはプログラム Download PDF

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Description

入力する文字列の候補を表示することのできる情報処理装置、制御方法およびプログラムである。
ユーザがメールアドレスを入力するときに、予め登録しておいたドメイン名を入力するドメイン名の候補として表示する情報処理装置が知られている。このような情報処理装置では、ユーザが候補のなかからドメイン名を選んで、そのドメイン名を入力することができる。特許文献1には、ユーザがメールアドレスの入力を行ったときにメールアドレスのアットマーク以降の文字列を抽出してドメイン名の候補として記憶することが記載されている。記憶されたドメイン名は、次回以降のメールアドレスの入力時にドメイン名の候補として表示される。
特開2008−204483号公報
上記のような情報処理装置では、ユーザ毎に画面に表示するドメイン名の候補を決定していない。どのユーザが情報処理装置を使う場合にも、ユーザに関わらず予め記憶されているドメイン名の候補が表示されてしまう。そのため、あるユーザにとっては入力する機会のないドメイン名が入力するドメイン名の候補として表示されてしまい使い勝手がわるくなってしまうことがある。
本発明は、情報処理装置を使用するユーザ毎に、表示するドメイン名の候補を決定することを目的とする。
本発明に係る情報処理装置は、ユーザの識別子とメールアドレスを関連づけて記憶する記憶手段と、ユーザの識別子の入力を受付ける受付手段と、ドメイン名の取得設定として前記記憶手段に記憶されているメールアドレスからドメイン名を取得する設定であった場合に、前記入力を受付けたユーザの識別子に関連付けられて前記記憶手段に記憶されているメールアドレスのドメイン名を、候補として表示する表示手段と、前記表示された候補から、ドメイン名を入力するための入力手段と、を有することを特徴とする。
本発明は、情報処理装置を使用するユーザ毎に、表示するドメイン名の候補を決定することができる。
本発明を適用した情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明を適用した情報処理装置を含むシステム構成の一例を示す図である。 操作部に表示されるログイン画面の一例を示す図である。 操作部に表示される基本画面の一例を示す図である。 操作部に表示されるメールアドレス入力画面の一例を示す図である。 操作部に表示されるメールアドレス入力画面のポップアップ画面の一例を示す図である。 本実施形態にログインからログアウトまでの処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態に係る認証処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態に係るドメイン名取得処理を示すフローチャートである。 本実施形態のアドレス入力処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係る送信処理の流れを示すフローチャートである。 操作部に表示される送信画面の一例を示す図である。 操作部に表示されるアドレス帳画面の一例を示す図である。 本実施形態に係るアドレス帳処理の流れを示すフローチャートである。 操作部に表示されるドメイン名情報の取得設定画面の一例を示す図である。 操作部に表示されるドメイン名入力画面の一例である。 本実施形態に係るドメイン情報の取得設定処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態においてハードディスクに記憶されるドメイン名データベースおよびアドレス帳の模式図である。
(第1の実施形態)
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施例で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
図1に本発明の情報処理装置のハードウェアブロック構成図の一例を示す。1は本発明を実装する情報処理装置である。本実施形態における情報処理装置はメールアドレスを用いて画像データ等のやりとりを行うことのできる複合機等の装置である。
制御部20は、CPU11、RAM12、ネットワークI/F16、ハードディスク13操作部I/F14、スキャナ19を含む。これらは、メインバス18を介して情報をやりとりすることができる。情報処理装置1は、ネットワークI/F(Interface)16を介してメールサーバ等の他の通信機器の接続されるネットワーク2に接続されている。尚、本実施例では特に断りが無い限り、CPU11がメインバス18を介してRAM12、ハードディスク13、操作部I/F14、ネットワークI/F16、スキャナI/F17を制御する。
CPU11は、ハードディスク13等の記憶装置に記憶された制御プログラムを読み出して、情報処理装置1の制御を行う。RAM12は、CPU11のワークエリアおよび一時的な記憶領域を提供する。ハードディスク13は、CPU11の実行するプログラムの記憶および様々な設定やファイルを格納する記憶装置である。ハードディスク13は、フロッピーディスクやNVRAM(Non−Volatile RAM)等の他の記憶装置であっても構わない。またハードディスク13には、情報処理装置1がネットワーク2を介して他の情報処理装置に文書を送信する際に使用する送信先を管理するアドレス帳が記憶されている。アドレス帳はユーザ毎に個人アドレス帳として管理されており、ログインしているユーザ以外の個人アドレス帳を見たり、他のユーザのアドレス帳に登録されている送信先を他のユーザのアドレス帳から読み出して使用したりすることはできない。また、ハードディスク13はユーザ毎に本人のメールアドレスを管理している。
操作部I/F14は、操作部21と制御部20とを接続する。操作部21はタッチパネル機能を有する液晶表示部であり、操作部21は表示装置およびユーザからの入力を受け付ける入力装置として動作する。また、操作部I/F14は、操作部21に対する入力を取得して、取得した操作内容をCPU11に渡す。CPU11は操作部I/F14から受け取った情報に基づいて、操作部21に表示する表示画面を生成する。
スキャナI/F17は、スキャナ19と制御部20とを接続する。スキャナ19は原稿を読み取って画像データを生成する原稿読み取り装置である。スキャナ19は生成した画像データをスキャナI/F17を介して制御部20に入力する。当該情報処理装置1は、スキャナ19を用いて、原稿を読み取り生成した画像データをメールに添付し、他の情報処理装置に送信することができる。
図2は、本実施形態の情報処理装置1を含むシステム構成の一例を示す。情報処理装置1とメールサーバ3はネットワーク2を介して接続されている。メールサーバ3にはemail−domain.jpというドメイン名が設定されている。本実施形態では、メールアドレスを構成する文字列のアットマーク等の区切文字よりも後ろの文字列をドメイン名という。
初めに、本実施形態におけるメールアドレスの入力を行うための操作の流れについて、図3から図6を用いて説明する。
図3は、ユーザが情報処理装置1にログインするときに、操作部21に表示されるログイン画面401の一例である。ログイン画面401にはユーザID入力欄402、パスワード入力欄403、「ログイン」ボタン404が表示されている。
ユーザID入力欄402はユーザが入力したユーザIDを表示する。ユーザがユーザID入力欄402を押下したことに従って、操作部21に不図示のソフトウェアキーボードを表示し、ユーザが入力した文字列をユーザID入力欄402に表示する。本実施形態では、ユーザIDはユーザのメールアドレスであるとしているが、ユーザIDはユーザのメールアドレスに限定されるものではない。
ユーザがパスワード入力欄403を押下した場合、ユーザID入力欄402と同様にソフトウェアキーボードを操作部21に表示し、ユーザがソフトウェアキーボードのキーを押下して入力したパスワードをパスワード入力欄403に表示する。
ユーザが「ログイン」ボタン404を押下したことに従って、情報処理装置1はログイン処理を行う。本実施形態ではユーザIDとパスワードを使って、ログイン処理を行う場合について説明するが、ICカード等を用いた他の方法によりログイン処理を行うこととしてもよい。
図4は、ユーザが情報処理装置1にログインした後に、操作部21に表示される送信先に関する設定をおこなうための基本画面201の一例である。本画面は、ユーザがログイン後に所定の操作を行うことで操作部21に表示される。所定の操作とは、例えば、ユーザがFAXやEメール機能を使用するための画面において行う、送信先設定に関する画面を表示する操作である。
ボタン202は、ユーザが新規に送信先を入力するための画面を表示するためのボタンである。ボタン203は、アドレス帳を開くためのボタンである。ボタン204は、ユーザがメールアドレス入力画面において表示するドメイン名ボタンに関する設定を行うためのボタンである。「ログアウト」ボタン205は、ユーザが情報処理装置1からログアウトするための処理を行うためのボタンである。
図5は、メールアドレスの入力画面として操作部21に表示される画面の一例である。メールアドレス入力画面701は、ユーザが基本画面201でボタン202を押下した場合や、ボタン203を押下した後、アドレス帳に新しく送信先を追加する操作を行ったときに操作部21に表示される画面である。ユーザが文字入力キー706を押下することで、アドレス表示領域702に押下されたキーの文字が表示される。ドメイン名ボタン703、704はドメイン名を入力するためのボタンである。図5では、ドメイン名ボタンを二つ表示することとして説明するが、表示されるドメイン名ボタンの数はこれに限らない。ユーザがドメイン名ボタン703、704を押下したことに従って、当該ドメイン名ボタンに表示されているドメイン名がアドレス表示領域702に表示されている文字列の最後に表示される。
705はドメイン名ボタン703、704では表示していないドメイン名を表示するためのボタンである。ユーザが705を押下したことに従って、図6に示す画面801がポップアップ表示される。
領域804は、画面801の総ページ数と現在表示しているページのページ数を示す領域である。図6では、画面801は総ページ数1ページのうち1ページ目を表示しているので「1/1」と表示されている。ボタン803はページを移動するためのボタンである。図6では、現在表示されているページ以外のページがないため、ボタン803がグレーアウトされている。ページ移動が可能な場合、ボタン803はグレーアウト表示されず、ユーザがボタン803を押下したことに従って表示されるページを変更する。
ドメイン名ボタン805をユーザが押下したことに従って、当該ドメイン名がアドレス表示領域702に表示される。ユーザが数字ボタン806を押下した場合には、当該数字ボタンの右側に表示されているドメイン名ボタン805のドメイン名がアドレス表示領域702に表示される。ユーザはドメイン名ボタン805、数字ボタン806のいずれを用いてもドメイン名を入力することができる。さらに、情報処理装置1が不図示のテンキーを有することとし、テンキーを用いて数字を入力することで、入力された数字の数字ボタン806の右側に表示されたドメイン名を入力することとしてもよい。「閉じる」ボタン802は画面801を閉じるためのボタンである。ユーザはドメイン名ボタン805または数字ボタン806を押下して、ドメイン名を入力した後に、「閉じる」ボタン802を押下して画面を閉じて、メールアドレス入力画面701に戻る。
ドメイン名ボタン703、704、805に表示することのできるドメイン名は、たとえば、予めハードディスク13に記憶されている共有のドメイン名データベースに記憶されているドメイン名である。
上記のほかに、ログインしたユーザが使用することのできる個人アドレス帳に登録されたメールアドレスのドメイン名や、ユーザ自身のメールアドレスのドメイン名をドメイン名ボタンとして表示することができる。さらに、ユーザごとに個人のドメイン名データベースに使用するドメイン名を登録することとし、ログインしたユーザのドメイン名データベースに登録されているドメイン名をドメイン名ボタンとして表示することとしてもよい。
ログインしたユーザの個人アドレス帳に登録されたメールアドレスや、ユーザ自身のメールアドレス、ユーザ毎の個人のドメイン名データベースを用いることで、ログインするユーザ毎にドメイン名ボタンに表示するドメイン名を決めることができる。本実施形態では、ユーザが予めいずれの方法で取得したドメイン名をメールアドレス入力画面701のドメイン名ボタンに表示するかを設定しておく。そして、当該設定に従い、ドメイン名ボタンとして表示するドメイン名を取得し、メールアドレス入力画面701に表示する。
図18を用いて、ハードディスク13に記憶されている、ドメイン名ボタンに表示するドメイン名を取得するための情報について説明する。ドメイン名の取得に用いられる情報とは、ユーザ共有およびユーザ個人のドメイン名のデータベース、ユーザ個人のアドレス帳、ユーザIDとユーザのメールアドレスである。
図18(a)はハードディスク13に記憶される、いずれのユーザがログインした場合にも使用することのできる共有のドメイン名データベースの模式図である。登録番号とドメイン名が対応づけられてハードディスク13に記憶されている。メールアドレス入力画面701には、登録番号の小さいドメイン名から順に表示される。メールアドレス入力画面701のドメイン名ボタンを表示する領域に表示しきれなかったドメイン名は、ポップアップ画面801に表示される。
図18の(b)はハードディスク13に記憶される、ログインしたユーザ個人のドメイン名データベースの模式図である。ユーザID欄には、この個人のドメイン名データベースに関連付けられているユーザのユーザIDが記憶されている。図18(b)は、ユーザID「11111」のユーザの個人ドメイン名データベースである。
図18(c)はハードディスク13に記憶される、ユーザ毎に管理されている個人のアドレス帳の模式図である。個人のアドレス帳は当該アドレス帳を使用するユーザのユーザIDと各アドレスの登録番号、登録名、メールアドレスを関連付けて記憶している。図18(c)は、ユーザIDが「abcde」のユーザの個人アドレス帳を表している。
図18(d)はハードディスク13に記憶される、ログインユーザのユーザIDとメールアドレスを記憶するデータの模式図である。ユーザがログインしたときに、ログインしたユーザのメールアドレスを取得する場合に使用される。たとえば、図18(d)では、ユーザIDが「11111」のユーザがログインした場合、ログインしたユーザ自身のメールアドレスを取得すると「AAA@aaa.ne.jp」というメールアドレスが取得される。
本実施形態では、図18(a)〜(d)の形で記憶されている共有および個人のドメイン名データベースと個人のアドレス帳、メールアドレスのいずれかからドメイン名を取得して、ドメイン名ボタンを表示する。
図7は、ユーザが情報処理装置1にログインしてからログアウトするまでの処理の流れを示すフローチャートである。図7に示す処理を実行するためのプログラムは、ハードディスク13に記憶されており、当該プログラムをRAM12に展開して、CPU11が実行する。
図7のフローチャートに記載されている処理は、情報処理装置1に電源が供給されたことに従って開始される。
CPU11は、ユーザの認証処理を実行する(S101)。認証処理として実行される処理については、図8を用いて後述する。
CPU11は、ユーザがログイン後に所定の操作を行ったことに従って、図4に示す基本画面201を操作部21に表示する(S102)。
CPU11は、ユーザが操作部21に表示された基本画面201において、新規送信先の入力を行うためのボタン202が押下されたかを判定する(S103)。ボタン202が押下されたと判定した場合、CPU11はハードディスク13に記憶されている設定情報に基づいてドメイン名取得処理を行う(S104)。ドメイン名取得処理でCPU11が行う処理については図9を用いて後述する。
CPU11がドメイン名取得処理を行った後、CPU11はアドレス入力処理を行う(S105)。S105においてCPU11が行う処理については図10を用いて後述する。
CPU11はアドレス入力処理を行った後、入力されたメールアドレスにメールを送信する(S106)。S106においてCPU11が行う送信処理については、図11を用いて後述する。送信処理を行ったのち、CPU11はS111の処理を実行する。
次に、S103において、ボタン202が押下されていないと判定した場合、CPU11はアドレス帳に関する設定を行うためのボタン203が押下されたかを判定する(S107)。ボタン203が押下されたと判定した場合、CPU11はハードディスク13に記憶されているアドレス帳から送信先を選択したり、ハードディスク13に記憶されているアドレス帳にアドレスを追加するためのアドレス帳処理を行う(S108)。アドレス帳処理については、図13、図14を用いて後述する。アドレス帳処理を実行したのち、CPU11はS111に記載の処理を実行する。
S107において、ボタン203が押下されていないと判定した場合、CPU11はボタン204が押下されたかを判定する(S109)。S109でボタン204が押下されたと判定した場合、CPU11はドメイン名の取得設定処理を行う(S110)。ドメイン名の取得設定処理とは、メールアドレス入力画面701に表示されるドメイン名ボタン703、704に表示されるドメイン名を設定するための処理である。ドメイン名の取得設定処理については図15〜図17を用いて後述する。ドメイン名の取得設定処理を実行した後、CPU11はS112の処理を実行する。
S109において、ボタン204が押下されていないと判定した場合、CPU11は「ログアウト」ボタン205が押下されたかを判定する(S111)。「ログアウト」ボタン205が押下されたと判定した場合、CPU11はログインしているユーザを情報処理装置1からログアウトさせるための処理を実行する。CPU11がログアウト処理を完了したのち、CPU11は処理をS101に戻す。
「ログアウト」ボタン205が押下されていないと判定した場合、CPU11は処理をS103に戻す。
図8は、図7のS101に示す認証処理おいて、CPU11が実行する処理の流れを示すフローチャートである。本フローチャートに係る処理は、ハードディスク13に記憶されており、CPU11がプログラムをRAM12に展開して実行することで処理が実現する。
CPU11は、図3に示すログイン画面401を操作部21に表示する(S301)。CPU11は、ログイン画面401を表示した後、ユーザからのユーザIDおよびパスワードの入力を受け付ける。
CPU11は、「ログイン」ボタン404が押下されたかを判定する(S302)。「ログイン」ボタン404が押下されたと判定した場合、CPU11は入力されたユーザIDとパスワードを用いてユーザを認証する(S303)。「ログイン」ボタン404が押下されていないと判定した場合は、S302に記載の処理を引き続き行う。本実施形態では、ハードディスク13がユーザIDとパスワードを関連付けて記憶しており、CPU11は入力されたユーザIDとパスワードを有するユーザがハードディスク13に記憶されているかを確認する。ユーザIDとパスワードを関連付けた情報はネットワーク2を介して接続される外部のサーバ等の記憶装置に記憶されていることとしてもよい。その場合、S303において、CPU11はログイン画面401に入力されたユーザIDとパスワードを有するユーザが外部のサーバに記憶されているかを確認する。
CPU11は、認証が成功したかを判定する(S304)。ログイン画面401に入力されたユーザIDとパスワードを有するユーザがハードディスク13に記憶されていた場合、CPU11は認証が成功したとして本フローチャートの処理を終了する。認証が成功しなかった場合、CPU11は処理をS302に戻す。この時、認証が失敗した旨をユーザに通知する画面を操作部21に表示することとする。
本実施形態では、図8に示す処理を認証処理として説明したが、情報処理装置を使用するユーザを識別する方法であれば公知の他の方法を用いることとしてもよい。
図9は、図7のS104に示すドメイン名取得処理おいて、CPU11が実行する処理の流れを示すフローチャートである。本フローチャートに係る処理は、ハードディスク13に記憶されており、CPU11がプログラムをRAM12に展開して実行することで処理が実現する。図9に記載の処理は、ユーザが操作部21に表示される基本画面201において、ボタン202を押下したことに従って、開始する。
CPU11は、ハードディスク13に記憶されているドメイン名の取得設定を取得する(S901)。ドメイン名の取得設定は図7のS109に記載の処理を実行することで行われる。
CPU11は、S901において取得した設定がアドレス帳からドメイン名を取得する設定であるかを判定する(S902)。S901において取得した設定がアドレス帳からドメイン名を取得する設定である場合、CPU11はハードディスク13に記憶されているログインしたユーザの個人アドレス帳に記憶されているメールアドレスを取得する(S903)。たとえば、ログインしたユーザのユーザIDが「abcde」であれば、ハードディスク13に記憶された図18(c)に示す個人のアドレス帳から登録番号1〜6の全てのメールアドレスを取得する。
CPU11は、S903で取得したメールアドレスからドメイン名を取得する(S904)。CPU11は取得したメールアドレスからアットマーク等の予め決められた区切文字よりも後ろの文字列をドメイン名として抽出する。たとえば、S901で取得したメールアドレスが「aaa@email−domain.jp」であれば「email−domain.jp」の部分をドメイン名として抽出する。これを個人のアドレス帳に登録されている全てのメールアドレスについて行う。
CPU11は、抽出したドメイン名をアドレス帳に登録されているメールアドレスの数の多い順に並べる(S905)。たとえば、図18(c)に示す個人アドレス帳では、「xxx.ne.jp」を含むメールアドレスが3つあり、「email−domain.jp」を含むメールアドレスが2つ、「yyy.co.jp」を含むメールアドレスが1つである。この場合、S905において、CPU11は取得したドメイン名を「xxx.ne.jp」「email−domain.jp」「yyy.co.jp」の順に並べる。S905の処理を終えた後、CPU11は本フローチャートに記載の処理を終了する。
S902において、S901で取得した設定がアドレス帳からドメイン名を取得する設定でない場合、CPU11が取得した設定が共通設定であるかを判定する(S906)。共通設定とは、情報処理装置1に誰がログインした場合にも、ハードディスク13に記憶されている共有のドメイン名データベースに登録されたドメイン名をドメイン名ボタンとしてメールアドレス入力画面に表示するための設定である。
S901で取得した設定が、共通設定である場合、CPU11はハードディスク13に記憶されている共有のドメイン名データベースに記憶されているドメイン名を取得する(S907)。例えば、共有のドメイン名データベースが図18(a)である場合、S907において、CPU11は登録番号が1〜5の5つのドメイン名を全て取得する。S907を行った後に、図9に示す処理を終了する。
S901で取得した設定が共通設定でない場合、CPU11は取得した設定が個人設定であるかを判定する(S908)。個人設定とは、ユーザに関連付けられてハードディスク13に記憶される個人のドメイン名データベースを用いて、ドメイン名ボタンを表示するための設定である。
S901で取得した設定が個人設定である場合、CPU11はログインしているユーザの個人のドメイン名データベースに登録されているドメイン名を取得する(S909)。例えば、ログインしたユーザが「11111」であり、個人のドメイン名データベースが図18(b)である場合、S909において、CPU11は登録番号が1〜3の3つのドメイン名を全て取得する。S909を行った後に、図9に示す処理を終了する。
S901で取得した設定が個人設定でない場合、CPU11は取得した設定が個人のメールアドレスからドメイン名を取得する設定であるかを判定する(S910)。S901で取得した情報が、個人のメールアドレスからドメイン名を取得する設定である場合、CPU11はハードディスク13から、ログインしているユーザのメールアドレスを取得する。その後、取得したメールアドレスからアットマーク等の区切文字より後ろの文字列を抽出する(S911)。たとえば、ログインユーザのユーザIDが「11111」である場合、ハードディスク13に記憶されている図18(d)からログインしたユーザのメールアドレス「AAA@aaa.ne.jp」を取得する。そして、取得したメールアドレスの@より後ろ、すなわち「aaa.ne.jp」の部分をドメイン名として取得する。S911を行った後に、図9に示す処理を終了する。
図10は、図7のS105に示すアドレス入力処理において、CPU11が実行する処理の流れを示すフローチャートである。本フローチャートに係る処理は、ハードディスク13に記憶されており、CPU11がプログラムをRAM12に展開して実行することで処理が実現する。本フローチャートは、図9に示すドメイン名取得処理が終了したことに従って開始される。
CPU11は図5に示すメールアドレス入力画面701を操作部21に表示する(S601)。
CPU11は、ドメイン名取得処理において取得したドメイン名を用いてドメイン名ボタン703、704を表示する(S602)。S602の処理が終了したのち、CPU11は操作部21を介してユーザからの文字入力キー706の押下、ドメイン名ボタン703、704、ボタン705の押下を受け付ける。ユーザは上記のキーやボタンを用いて、メールアドレスを入力する。本実施形態では、ドメイン名ボタンを複数表示するが、ドメイン名ボタンは一つであってもよい。
CPU11は、「OK」ボタン707が押下されたかを判定する(S603)。「OK」ボタン707が押下されたと判定した場合、CPU11はメールアドレスの入力終了が指示されたとして、図10のフローチャートに示す処理を終了する。このとき、アドレス表示領域702に表示されている文字列を入力されたメールアドレスとして後述する図12の送信画面1101に表示する。
「OK」ボタン707が押下されていないと判定した場合、CPU11はドメイン名ボタン703、704が押下されたかを判定する(S604)。本フローチャートではドメイン名ボタン703、704が押下されたかを判定することとして説明する。S601で取得したドメイン名の件数が多い場合にはボタン705の押下に従い、図6に示す画面を表示し、ドメイン名ボタン703、704に表示されているドメイン名以外のドメイン名を入力することができる構成であるとする。
ドメイン名ボタン703、704のいずれかが押下されたと判定した場合、CPU11は押下されたドメイン名ボタンに対応するドメイン名をアドレス表示領域702に表示されている文字列の末尾に追加して表示する(S605)。ドメイン名をアドレス表示領域702に追加した後、CPU11は処理をS603に戻す。
S604において、ドメイン名ボタン703、704が押下されなかったと判定した場合、CPU11は、文字入力キー706が押下されたかを判定する(S606)。CPU11は文字入力キー706が押下された場合に、押下された文字入力キーに対応する文字をアドレス表示領域702に表示する(S607)。CPU11は押下されたキーの文字をアドレス表示領域702に表示した後、処理をS603に戻す。
文字入力キー706が押下されていない場合、CPU11は処理をS603に戻す。
図11は、図7のS105に示す送信処理において、CPU11が実行する処理の流れを示すフローチャートである。本フローチャートに係る処理は、ハードディスク13に記憶されており、CPU11がプログラムをRAM12に展開して実行することで処理が実現する。図11に示す処理は、図10に示すアドレス入力処理が終了したことによって開始される。
CPU11は、図12に示す送信画面1101を操作部21に表示する。送信先表示領域1102は、送信先のメールアドレスが表示される領域である。「スタート」ボタン1104は、スキャナ19を用いて原稿の読み取りを行い、送信先表示領域1102に表示されている送信先にメールを送信するためのボタンである。「キャンセル」ボタン1103は当該送信処理を終了するためのボタンである。
CPU11は、送信先表示領域1102にS104で入力されたメールアドレスを表示する(S1002)。CPU11は、「スタート」ボタン1104が押下されたかを判定する(S1003)。「スタート」ボタン1104が押下を検知すると、CPU11はスキャナI/F17にスキャナ19を用いて原稿の読み取りを開始するよう要求し、スキャナ19による原稿の読み取りを行う(S1004)。スキャナ19による原稿の読み取りが終了した後、CPU11はスキャナ19により生成された画像データをスキャナI/F17を介して受け取る。
CPU11は、S104で入力されたメールアドレスにS1004で原稿を読み取って生成した画像データを送信する(S1005)。送信を完了した後、CPU11は図11に示すフローチャートの処理を終了する。
S1003において、「スタート」ボタン1104が押下されていない場合、CPU11は「キャンセル」ボタン1103が押下されたかを判定する(S1006)。「キャンセル」ボタン1103が押下された場合、図10に示す処理を終了する。「キャンセル」ボタン1103が押下されなかった場合、CPU11は処理をS1003に戻す。
次に、図13、図14を用いて、図7のS107に記載したアドレス帳処理について説明する。アドレス帳処理とは、アドレス帳に送信先を新しく登録したり、登録されている送信先を呼び出したりするための処理である。
図13は、ユーザが基本画面201において、ボタン203を押下したときに表示されるアドレス帳画面1301の一例である。送信先指定ボタン1302はハードディスク13に記憶されているアドレス帳に登録されている送信先からメールの送信先を選択するためのボタンである。送信先追加ボタン1303は、ハードディスク13に記憶されているアドレス帳へ新しい送信先を追加するためのボタンである。
図14は、図7のS107に示すアドレス帳処理において、CPU11が実行する処理の流れを示すフローチャートである。本フローチャートに係る処理は、ハードディスク13に記憶されており、CPU11がプログラムをRAM12に展開して実行することで処理が実現する。
CPU11は、操作部21に図13に示したアドレス帳画面1301を表示する(S1201)。CPU11は、送信先指定ボタン1302が押下されたかを判定する(S1202)。送信先指定ボタン1302が押下された場合、CPU11は図8に示す認証処理で認証したユーザと関連付けされて記憶されている個人アドレス帳をハードディスク13から取得する(S1203)。
CPU11は、S1203にて取得した個人アドレス帳に記憶されている送信先の一覧を操作部21に表示する(S1204)。
CPU11は、S1204にて表示された送信先の一覧から送信先が指定されたか否かを判定する(S1205)。例えば、一覧で表示される送信先からユーザが任意の送信先を押下したことに従って、送信先が指定されたと判定する。また、不図示の送信先の一覧を表示する画面に「OK」ボタンを表示し、ユーザが送信先一覧から任意の送信先を押下して選択し、「OK」ボタンを押下したことに従って、選択された送信先が指定されたと判定してもよい。
S1205にて送信先が指定されていない場合、CPU11は引き続きS1204の処理を実行する。
S1205にて送信先が指定されたのち、CPU11は図11に述べた送信処理を実行する(S105)。
S1202において、送信先指定ボタン1302が押下されなかった場合、CPU11は送信先追加ボタン1303が押下されたかを判定する(S1206)。送信先追加ボタン1303が押下された場合、CPU11はドメイン名取得処理(S104)およびアドレス入力処理(S105)を実行する。アドレス入力処理を終了した後、CPU11は入力された送信先をハードディスク13に記憶されているログインユーザの個人アドレス帳に登録し、本フローチャートの処理を終了する(S1207)。
次に、図7のS109に記載したドメイン名の取得設定処理について図15〜図17を用いて説明する。図15および図16は、ドメイン名の取得設定を行うときに操作部21に表示される画面の一例である。
図15は、図4に示す基本画面201においてユーザがボタン204を押下したときに操作部21に表示されるドメイン名の取得設定画面1501である。ボタン1502はアドレス帳に登録されているメールアドレスからドメイン名ボタンに表示するドメイン名を取得することを設定するためのボタンである。本実施形態では、ボタン1502が選択されたことに従って、ログイン中のユーザの個人アドレス帳に登録されているメールアドレスのドメイン名をメールアドレス入力画面のドメイン名ボタンに表示する。
ボタン1503は、情報処理装置1のハードディスク13に記憶されている共有のドメイン名データベースに登録されているドメイン名をドメイン名ボタンに表示することを設定するためのボタンである。ユーザがボタン1503を押下すると、操作部21に図16に示すドメイン名入力画面1601が表示される。ここで表示されているドメイン名および、ここで入力されるドメイン名は情報処理装置1に誰がログインした場合にも共通でドメイン名ボタンの表示に使用することのできるドメイン名である。1602はドメイン名が登録されている番号を示している。当該番号が小さい順にメールアドレス入力画面701においてドメイン名ボタンを表示する。
1603はドメイン名表示領域である。ドメイン名表示領域1603にはドメイン名データベースに登録されているドメイン名が表示されている。ユーザがドメイン名表示領域を押下すると、当該表示領域に表示されているドメイン名を変更することができる。たとえば、ユーザが「email−domain.jp」と書かれたドメイン表示領域を押下したときに、操作部21にソフトウェアキーボードを表示し、ユーザが入力した文字列をドメイン名表示領域に入力することとする。ユーザが「設定」ボタン1604を押下したことに従って、ドメイン名入力画面1601の表示を終了する。
ボタン1504はユーザ毎にハードディスク13に記憶されている個人のドメイン名データベースに登録されているドメイン名をメールアドレス入力画面701に表示するための設定である。ユーザがボタン1504を押下したことに従って、図16に示すドメイン名入力画面1601を表示する。ただし、当該画面で登録されているドメイン名は情報処理装置1にログインしているユーザと同じユーザがログインしている場合にのみ、メールアドレス入力画面701に表示される。従って、異なるユーザがログインした場合には、異なるユーザが当該個人のドメイン名データベースに登録したドメイン名がドメイン名ボタンとして表示される。
ドメイン名の取得設定画面1501のボタン1505は、ログインしたユーザ自身のメールアドレスのドメイン名をドメイン名ボタンとして表示する設定である。情報処理装置1にログインすることのできるユーザには、個人のメールアドレスが与えられている。本実施形態では、ユーザと個人のメールアドレスの関係は情報処理装置1のハードディスク13に記憶されている。ただし、ユーザと個人のメールアドレスの関係が情報処理装置1と接続される外部の記憶装置に記憶されているものとしてもよい。
図17は、図7のS110に示すドメイン名の取得設定処理おいて、CPU11が実行する処理の流れを示すフローチャートである。本フローチャートに係る処理は、ハードディスク13に記憶されており、CPU11がプログラムをRAM12に展開して実行することで処理が実現する。
図17に示す処理は、操作部21に表示される基本画面201においてボタン204が押下されたことによって開始する。
CPU11は、図15に示すドメイン名の取得設定画面を操作部21に表示する(S1401)。その後、CPU11はボタン1502が押下されてアドレス帳が選択されたかを判定する(S1402)。ボタン1502が押下された場合、CPU11は操作部21にメールアドレス入力画面701を表示するときに、個人アドレス帳に登録されているメールアドレスのドメイン名を表示するという設定をハードディスク13に記憶する(S1403)。その後、本フローに記載の処理を終了する。
ボタン1502が押下されなかった場合、CPU11はボタン1503が押下されて共通設定が選択されたかを判定する(S1404)。ボタン1503が押下された場合、CPU11はハードディスク13に記憶された共有のドメイン名データベースを取得し、ドメイン名入力画面1601を操作部21に表示する(S1405)。S1405においてCPU11は図18(a)に示す共有のドメイン名データベースに記憶されている登録番号とドメイン名を用いて、図16に示すドメイン名入力画面を表示する。その後、ユーザの操作に従って、ドメイン名入力画面1601にドメイン名の登録を行う。
ユーザが「設定」ボタン1604を押下したことに従って、CPU11は、共通設定で登録されたドメイン名をメールアドレス入力画面のドメイン名ボタンに表示する設定をハードディスク13に記憶する(S1403)。ここで記憶されたドメイン名が共有のドメイン名データベースとして用いられる。その後、本フローに記載の処理を終了する。
ボタン1503が押下されなかった場合、CPU11はボタン1504が押下されて個人設定が選択されたかを判定する(S1407)。ボタン1504が押下された場合、CPU11は操作部21に図16に表示されるドメイン名入力画面を表示する(S1408)。S1408において、CPU11はハードディスク13に記憶された図18(b)に示す個人のドメイン名データベースに基づいて、図16に示すドメイン名入力画面を操作部21に表示する。その後、ユーザ操作に従ってドメイン名入力画面1601にドメイン名の登録を行う。
ユーザが「設定」ボタン1604を押下したことに従って、CPU11は現在ログインしているユーザとドメイン名入力画面1601に入力されたドメイン名を関連付けて個人設定としてハードディスク13に記憶する。このようにすることで、ユーザは個人のドメイン名データベースに登録されているドメイン名を追加したり、削除したりすることができる。CPU11は「設定」ボタン1604の押下に従って、メールアドレス入力画面に個人設定として記憶されたドメイン名をドメイン名ボタンに表示する設定をハードディスク13に記憶する(S1409)。ここで、ハードディスク13に記憶されたドメイン名が個人のドメイン名データベースとして用いられる。
ボタン1504が押下されなかった場合、CPU11はボタン1505が押下されて個人のメールアドレスが選択されたかを判定する(1410)。ボタン1410が押下された場合、CPU11は当該ユーザのログイン中はメールアドレス入力画面のドメイン名ボタンにログインしているユーザのメールアドレスのドメイン名を表示する設定をハードディスク13に記憶する(S1411)。その後、本フローチャートに記載の処理を終了する。
ボタン1505が押下されなかった場合、CPU11は処理をS1401に戻す。
第1の実施形態ではハードディスク13に個人アドレス帳が記憶されていることとして説明をした。個人アドレス帳の他に情報処理装置1を使用する全ユーザが使用することのできる共有アドレス帳をハードディスク13に記憶することとしてもよい。この場合、ドメイン名の取得設定において、アドレス帳が選択された場合には、個人アドレス帳および共有アドレス帳に登録されているメールアドレスのドメイン名をドメイン名ボタンに表示することとする。
第1の実施形態では、ドメイン名の取得設定を個人アドレス帳またはユーザ個人のメールアドレスとすることができるようにした。上記の設定では、個人アドレス帳に登録されているメールアドレスまたはログインしたユーザのメールアドレスからアットマーク等の区切文字以降の文字列を抽出し、ドメイン名ボタンとして表示する。このようにすることで、情報処理装置にログインするユーザ毎に表示するドメイン名ボタンを決定することができるようになる。
また、第1の実施形態では、ドメイン名の取得設定を個人設定とすることで、個人のドメイン名データベースに登録されたドメイン名をドメイン名ボタンに表示することができる。これにより、ユーザ毎にドメイン名表示ボタンに表示されるドメイン名を決めることができるようになる。ログインしたユーザが使わないドメイン名などがドメイン名ボタンとして表示されてしまうことを防ぐことができる。
さらに、表示されたドメイン名の候補から入力するドメインの選択を受付けることで、ユーザはキーボードで一文字ずつドメイン名を入力することなく、ドメイン名の入力を行うことができる。
(その他の実施形態)
第1の実施形態では、表示するドメイン名の取得元として個人アドレス帳、共有のドメイン名データベース、個人のドメイン名データベース、ログインユーザのメールアドレスのいずれか一つからドメイン名を取得する場合について説明した。しかし、上記の取得元のうち複数からドメイン名の取得を行うこととしてもよい。
例えば、個人アドレス帳、共有のドメイン名データベース、個人のドメイン名データベース、ログインユーザのメールアドレス、それぞれをドメイン名の取得元として使用するか否かをユーザが選択できるようにしてもよい。このようにすることで、第1の実施形態よりも多くのドメイン名をドメイン名ボタンに表示することができるようになる。
また、第1の実施形態では、ログインユーザの個人アドレス帳に登録されているメールアドレスからドメイン名を取得することとした。予め、ユーザをグループ分けしておき、ログインしたユーザの所属するグループに入っている他のユーザのアドレス帳または、グループ共有のアドレス帳に登録されているメールアドレスのドメイン名をドメイン名ボタンに表示することとしてもよい。
第1の実施形態では、メールアドレス入力画面701において、ドメイン名ボタン703、704は押下することのできるキーとして表示されることとした。ただし、ドメイン名の候補を表示する方法は上記の方法に限らない。例えば、メールアドレス入力画面701においてユーザがメールアドレスを入力し、ユーザがアットマーク等の区切記号を入力したことに従ってアドレス表示領域702にドメイン名の候補を一覧で表示することとしてもよい。ユーザが一覧からドメイン名を選択することに従って、選択されたドメイン名を入力する文字列としてアドレス表示領域に表示することとしてもよい。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。この場合、そのコンピュータプログラム、及び該コンピュータプログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。

Claims (9)

  1. ユーザの識別子とメールアドレスを関連づけて記憶する記憶手段と、
    ユーザの識別子の入力を受付ける受付手段と、
    ドメイン名の取得設定として前記記憶手段に記憶されているメールアドレスからドメイン名を取得する設定であった場合に、前記入力を受付けたユーザの識別子に関連付けられて前記記憶手段に記憶されているメールアドレスのドメイン名を、候補として表示する表示手段と、
    前記表示された候補から、ドメイン名を入力するための入力手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記表示手段は前記ドメイン名を入力するためのソフトウェアキーボードのキーとして表示することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 記表示手段は、メールアドレスを新規に入力する画面に、前記候補を表示することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記取得設定を設定する設定手段をさらに有し、
    前記表示手段は、前記設定手段により設定される前記取得設定が、メールアドレスからドメイン名を取得する設定でなく、ドメイン名のデータベースから取得する設定であった場合には、共有のドメイン名データベース、または、前記ユーザの識別子に関連付けられたドメイン名データベースに含まれるドメイン名を、候補として表示することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記表示手段は前記メールアドレスから所定の区切文字よりも後ろの文字列をドメイン名として表示することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記区切文字はアットマークであることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記表示手段は、前記記憶手段に登録されたメールアドレスのドメイン名を、前記記憶手段に登録されている前記ドメイン名を含むメールアドレスの数が多い順に候補として表示することを特徴とする請求項1乃至6に記載の情報処理装置。
  8. ユーザの識別子とメールアドレスを関連付けて記憶する記憶装置を備えた情報処理装置における制御方法であって、
    ユーザの識別子の入力を受付ける受付ステップと、
    ドメイン名の取得設定として前記記憶手段に記憶されているメールアドレスからドメイン名を取得する設定であった場合に、前記入力を受付けたユーザの識別子に関連付けられて前記記憶手段に記憶されているメールアドレスのドメイン名を、候補として表示する表示ステップと、
    前記表示された候補から、ドメイン名を入力するための入力ステップと、
    を有することを特徴とする制御方法。
  9. 請求項に記載の制御方法を実現するためのコンピュータプログラム。
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