JP6792594B2 - 鋼板の洗浄装置 - Google Patents

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Description

本発明は、鋼板の洗浄装置に関する。
土木工事や護岸工事などにおいて、地面などを掘削して形成された穴にはその壁面が崩れてしまうことを防ぐために、土留めとして壁面に矢板が設置される。かかる矢板は、長尺な板状の部材であり、木製のものやコンクリート製のものもあるが、鋼板製のものが一般的に使用される。土留めのために使用された矢板は、土留めの必要性が無くなると引き抜かれて再使用されるが、再使用する前には水によって洗浄される。
従来、矢板の洗浄は人手によって行われることが一般的であった。この場合、矢板に水をかけながら作業者がブラシなどで矢板表面を擦って、矢板に付着した土などを落としていた。しかし、矢板は数十mの長さを有しており、しかも、一回の土留め作業には何十枚も使用されるため、作業後の矢板を洗浄する作業は非常に重労働であった。
そこで、矢板の洗浄作業を行う装置が開発されている(特許文献1、2参照)。
特許文献1には、矢板に衝撃を加えて矢板に付着している泥を落とした後、ローラーコンベアによって矢板をその長手方向に沿って搬送しながら高圧水を吹き付けて矢板に付いた泥を洗い流す装置が開示されている。
また、特許文献2には、ローラーコンベアによって矢板をその長手方向に沿って搬送しながら、矢板に高圧水を吹き付けつつブラシで矢板を擦って洗浄する装置が開示されている。
特開昭59−22689号公報 特開平1−130772号公報
しかし、特許文献1、2のいずれの装置も、矢板を一本ずつ搬送しながら洗浄する方法を採用している。上述したように、矢板は非常に長いため、矢板をその長手方向に送りながら一本ずつ洗浄した場合には、一本の矢板を洗浄するために非常に長い時間を要する。しかも、複数本の矢板を洗浄しなければならないので、一つの現場において土留めに使用した全ての矢板を洗浄するには非常に時間がかかる。
本発明は上記事情に鑑み、複数本の鋼板を短時間で洗浄できる鋼板の洗浄装置を提供することを目的とする。
本発明の鋼板の洗浄装置は、複数本の鋼板が配置される配置面を有する鋼板配置部と、該鋼板配置部の上方に配置された、前記鋼板配置部の配置面の第一方向に沿った方向かつ該配置面の第一方向に向かう方向に洗浄水を吹き付ける洗浄ノズルと、該洗浄ノズルを前記鋼板配置部の配置面の第一方向に沿った方向と交差する第二方向に移動させる洗浄ノズル横行部と、前記洗浄ノズルを前記鋼板配置部の配置面の第一方向に沿って移動させる洗浄ノズル縦行部と、該洗浄ノズル縦行部および前記洗浄ノズル横行部の作動を制御する制御部と、を備え、該制御部は、前記洗浄ノズル横行部によって前記第二方向に沿って前記洗浄ノズルを移動させる横行移動と、前記洗浄ノズル縦行部によって前記配置面の第一方向に沿って該配置面の第一方向における前記鋼板配置部の配置面の長さよりも短い距離だけで前記洗浄ノズルを移動させる縦行移動と、を繰り返すように、前記洗浄ノズル縦行部および前記洗浄ノズル横行部の作動を制御することを特徴とする。
本発明の鋼板の洗浄装置によれば、鋼板配置部の配置面の第一方向と長手方向が平行となるように複数の鋼板を並べて、洗浄ノズルを洗浄ノズル縦行部および洗浄ノズル横行部によって移動させれば、複数の鋼板を同時に洗浄することができる。したがって、多数の鋼板を効率よく洗浄することができる。
本実施形態の鋼板の洗浄装置1の概略側面図である。 (A)は本実施形態の鋼板の洗浄装置1の概略正面図であり、(B)は本実施形態の鋼板の洗浄装置1の概略平面図である。 本実施形態の鋼板の洗浄装置1による洗浄作業の概略説明図である。 本実施形態の鋼板の洗浄装置1による洗浄作業の概略説明図である。 洗浄機構20の概略拡大説明図である。
本実施形態の鋼板の洗浄装置は、鋼板等を洗浄する装置であって、複数の鋼板を同時に洗浄できるようにしたことに特徴を有している。
本実施形態の鋼板の洗浄装置によって洗浄される鋼板等はとくに限定されない。例えば、土木工事の土留めなどに使用される矢板や山留材、覆工板等を本実施形態の鋼板の洗浄装置によって洗浄される鋼板として挙げることができる。とくに、本実施形態の鋼板の洗浄装置は、矢板などの長尺な鋼板等の洗浄に適している。
また、本実施形態の鋼板の洗浄装置によって洗浄される鋼板等の形状もとくに限定されない。例えば、平板状の鋼板や、一般的な矢板(ハット型矢板やU型鋼矢板、直線鋼矢板等)を本実施形態の鋼板の洗浄装置によって洗浄される鋼板として挙げることができる。
以下では、洗浄される鋼板が矢板Yの場合を説明する。
<本実施形態の鋼板の洗浄装置1>
図1に示すように、本実施形態の鋼板の洗浄装置1(以下、単に洗浄装置1という場合がる)は、洗浄する矢板Yが配置される鋼板配置部2と、鋼板配置部2に配置された矢板Yを洗浄する洗浄部10とを備えている。
<鋼板配置部2>
図1に示すように、鋼板配置部2は、間隔を空けて並んで配置された複数の脚部2aを備えている。この複数の脚部2aの上には、網状部材2bが配置されている。この網状部材2bは、その上面が一方(図1では左側)から他方(図1では右側)にむかって下傾する傾斜面となるように配設されている。
なお、網状部材2bの上面が特許請求の範囲にいう配置面に相当し、網状部材2bが傾斜する方向(図1では左右方向、図2(B)では上下方向)が特許請求の範囲にいう配置面の第一方向に相当する。
また、網状部材2bが傾斜する方向(配置面の第一方向)に沿った方向と交差する方向(図2(B)では左右方向)が特許請求の範囲にいう配置面の第二方向に相当する。
以下では、配置面の第一方向を縦行方向、配置面の第二方向を横行方向、といい、配置面の縦行方向に沿って移動することを縦行移動、配置面の第二方向を横行方向に沿って移動することを横行移動、という場合がある。
<洗浄部10>
図1および図2に示すように、洗浄部10は、洗浄機構20と、洗浄機構20が取り付けられるフレーム11と、フレーム11(つまり洗浄機構20)を縦行移動させる洗浄ノズル縦行部12と、洗浄機構20を横行移動させる洗浄ノズル横行部13と、洗浄ノズル縦行部12および洗浄ノズル横行部13の作動を制御する制御部15(図2(A)参照)と、を備えている。
<洗浄機構20>
図1に示すように、洗浄機構20は、洗浄水を鋼板配置部2の傾斜面(言い換えれば傾斜面上の矢板Y)に吹き付ける洗浄ノズル21を備えている(図5参照)。この洗浄ノズル21は、洗浄水を吹き出す吹き出し口21hが傾斜面の下流側(高さの低い側、図1では右側)に向いた状態となるようにノズル保持部22に設けられている。しかも、洗浄ノズル21は、傾斜方向と平行かつ傾斜面に向かう方向に洗浄水が吹き出し口21hから吹き出されるようにノズル保持部22に設けられている。
したがって、洗浄ノズル21の吹き出し口21hから洗浄水を吹き出せば、洗浄水を矢板Yの表面に吹き付けることができ、しかも、吹き付けられた洗浄水を傾斜面の下流側に向かって流すことができる。
<フレーム11>
図1および図2に示すように、鋼板配置部2の両側方には、鋼板配置部2の上面が傾斜する方向(図1では左右方向、図2(B)では上下方向、以下、傾斜方向という場合がある)に沿って一対のレール10r,10rが設置されている。
また、鋼板配置部2の上方には、鋼板配置部2を跨ぐように配置されたフレーム11が設けられている。このフレーム11は、一対の脚部11a,11aと、この一対の脚部11a,11a間に配置された梁11bと、を有している。このフレーム11の一対の脚部11a,11aは、その下端が一対のレール10r,10rにそれぞれ配置されている。この一対の脚部11a,11aの下端には、車輪11sが設けられており、この車輪11sによってフレーム11は一対のレール10r,10rに沿って移動可能、つまり、傾斜面の方向に沿って移動可能となるように設けられている。言い換えれば、フレーム11は、縦行方向に沿って移動可能に設けられている。
<洗浄ノズル縦行部12>
このフレーム11には、洗浄ノズル縦行部12が設けられている。この洗浄ノズル縦行部12は、フレーム11を傾斜面の傾斜方向(縦行方向)に沿って移動させるものであり、傾斜面の方向に沿ってフレーム11を間欠的に移動させることができる機能を有している。具体的には、洗浄ノズル縦行部12は、上述した車輪11sを駆動するモータと減速機を有する駆動源を備えている。このため、洗浄ノズル縦行部12は、モータの駆動を制御することによって、傾斜面の方向(縦行方向)に沿ってフレーム11を間欠的かつ所望の方向に移動させることができる。
なお、傾斜面の方向に沿ってフレーム11を間欠的に移動させることができるのであればよく、洗浄ノズル縦行部は上記の構成に限定されない。例えば、フレーム11の一端にケーブルやベルト等を取り付けて、このケーブルやベルトを巻き取ったり繰り出したりしてフレーム11を移動させる構成とすることもできる。この場合には、フレーム11の一対の脚部11a,11aの下端にスライダーを設けて、このスライダーが一対のレール10r,10rを摺動することによってフレーム11が移動するようにしてもよい。
<洗浄ノズル横行部13>
図5に示すように、フレーム11の梁11bには、洗浄ノズル横行部13を介して、洗浄ノズル21を有する洗浄機構20が取り付けられている。洗浄ノズル横行部13は、梁11bの下面に設けられた一対の横行レール13r,13rを備えている。この一対の横行レール13r,13rは、断面I状の鋼材(I鋼)で形成されており、その軸方向が梁11bの長手方向(図2では左右方向、図5では紙面に垂直な方向)に沿うようかつ互いに平行となるように設置されている。しかも、一対の横行レール13r,13rは、その軸方向がほぼ水平になるように設けられている。つまり、一対の横行レール13r,13rは、鋼板配置部2の傾斜方向とほぼ直交するように、言い換えれば横行方向と平行になるようにフレーム11の梁11bに取り付けられている。
この一対の横行レール13r,13rには、一対の横行レール13r,13rに洗浄機構20を吊り下げる吊下げ部14が設置されている。この吊下げ部14は、一対の横行レール13r,13rのフランジ部に引っ掛けられた一対の車輪14s,14sと、この一対の車輪14s,14sを回転可能に保持し一対の横行レール13r,13rを挟むように配置される連結部材14bと、を備えている。この連結部材14bが洗浄機構20のノズル保持部22に連結されている。
具体的には、一対の車輪14s,14sは、一対の横行レール13r,13rにおける互いに対向しない面から外方に突出するフランジに引っ掛けられた状態となるように設けられている。また、連結部材14bは、一対の横行レール13r,13r全体を挟むように設けられた一対の取付壁w,wと、この一対の取付壁w,wを連結する連結壁rwと、を備えている。そして、一対の取付壁w,wに一対の車輪14s,14sが回転可能に取り付けられている。
また、連結部材14bには、一対の車輪14s,14sのうち一方の車輪14s(図5では右側の車輪14s)を駆動するモータなどの駆動源13mが設けられている。この駆動源13mは、ギアやベルト等を介して駆動が伝達されるように一方の車輪14sに連結されている。
したがって、洗浄ノズル横行部13の駆動源13mを作動させれば、洗浄機構20を一対の横行レール13r,13rに沿って移動させることができる。言い換えれば、洗浄機構20を鋼板配置部2の傾斜方向とほぼ直交する方向(横行方向)に沿って移動させることができる。
なお、洗浄ノズル横行部13は、車輪14sとの間に横行レール13rのフランジ部を挟むように挟持車輪14pを備えていてもよい。かかる挟持車輪14pを備えていれば、駆動源13mを作動させた際に、車輪14sとフランジ部との間の滑りを防止できるので、洗浄機構20を一対の横行レール13r,13rに沿って安定して移動させることができる。
この場合、車輪14sと挟持車輪14pとを歯車等で連結して、両者が同時かつ逆向きに回転しかつ同時に停止するようにしておくことが望ましい。
<制御部15>
図2(A)に示すように、洗浄ノズル縦行部12の駆動源および洗浄ノズル横行部13の駆動源13mは、制御部15に電気的に接続されており、制御部15によってその作動が制御されている。より詳しくは、制御部15は、洗浄ノズル縦行部12によってフレーム11とともに洗浄機構20を傾斜方向に沿って縦行移動させる方向とタイミング、縦行移動する速度を制御する機能を有している。さらに、制御部15は、洗浄ノズル横行部13によって洗浄機構20を一対の横行レール13r,13rに沿って横行移動させる方向とタイミング、横行移動する速度を制御する機能を有している。
なお、制御部15を設ける場所はとくに限定されず、フレーム11の梁11bに設けてもよい。また、本実施形態の鋼板の洗浄装置1の外部に制御部15を設けて、有線または無線で洗浄ノズル縦行部12の駆動源や洗浄ノズル横行部13の駆動源13m等に信号を送信して、装置外部から洗浄ノズル縦行部12の駆動源や洗浄ノズル横行部13の駆動源13m等を制御するようにしてもよい。
<本実施形態の鋼板の洗浄装置1による洗浄作業>
上記のごとき構成を有する本実施形態の鋼板の洗浄装置1によれば、洗浄ノズル縦行部12および洗浄ノズル横行部13によってフレーム11および洗浄機構20を移動すれば、鋼板配置部2の網状部材2b上の複数の矢板Yを自動かつ短時間で洗浄することができる。
まず、鋼板配置部2の網状部材2b上に複数枚の矢板Yを並べて配置する。このとき、複数枚の矢板Yは、その長手方向が互いに平行かつ傾斜方向と平行となるように配置される(図2参照)。
網状部材2b上に複数枚の矢板Yが配置されると、洗浄ノズル縦行部12によってフレーム11が鋼板配置部2の傾斜面の最上流位置に配置される(図3(A))。このとき、フレーム11は、洗浄ノズル21から吹き出される洗浄水を矢板Yの上流側の端部に吹き付けることができる位置に配置される。
ついで、洗浄機構20は、洗浄ノズル横行部13によって網状部材2bの右端近傍に配置される(図4(A)参照)。すると、鋼板配置部2の網状部材2b上の複数の矢板Yを洗浄する準備が完了する。なお、洗浄機構20を配置する位置は、網状部材2bの左端近傍でもよい。
上記準備が完了すると、洗浄ノズル21から洗浄水が吹き出されるので、網状部材2bの右端近傍に配置された矢板Yに対して洗浄水が吹き付けられる。すると、この矢板Yは、上流側の端部から所定の範囲の部分が洗浄水によって洗浄される。言い換えれば、洗浄ノズル21の吹き出し口22hから一定の範囲(図4(A)のARの部分、以下洗浄範囲ARという)に位置する矢板Yの表面が洗浄される。
そして、洗浄ノズル21から洗浄水を吹き出しながら洗浄ノズル横行部13によって洗浄機構20を移動させれば、複数の矢板Yは、右端に位置するものから順次洗浄範囲ARに位置する表面が洗浄される。
やがて、洗浄機構20が左端まで移動すると、洗浄ノズル横行部13による洗浄機構20の移動が停止される。すると、洗浄ノズル縦行部12によってフレーム11が傾斜方向の下流側に向かって移動する。そして、フレーム11が傾斜方向における洗浄範囲ARの長さL3と同じ距離または若干短い距離だけ移動すると、洗浄ノズル縦行部12によってフレーム11の移動が停止される(図3(B)、図4(B)参照)。
フレーム11の移動が停止されると、洗浄ノズル横行部13によって洗浄機構20は左端から右端に向かって移動される。つまり、洗浄ノズル横行部13によって洗浄機構20は前回移動した方向と逆方向に移動される。
やがて、洗浄機構20が右端まで移動すると、洗浄ノズル横行部13による洗浄機構20の移動が停止される。すると、洗浄ノズル縦行部12によってフレーム11が傾斜方向の下流側に向かって移動する。
そして、フレーム11が傾斜方向における洗浄範囲の長さL3と同じ距離または若干短い距離だけ移動すると、洗浄ノズル縦行部12によってフレーム11の移動が停止され、再び洗浄ノズル横行部13によって洗浄機構20は右端から左端に向かって移動される。
鋼板配置部2の網状部材2bの下流端部近傍にフレーム11が到達するまで上記工程が繰り返され、フレーム11が鋼板配置部2の網状部材2bの下流端部近傍に到達すると、複数の矢板Yの洗浄が終了する。
洗浄が終わった矢板Yはクレーンなどによって鋼板配置部2の網状部材2bの上から取り除かれる。すると、つぎに洗浄する複数枚の矢板Yが鋼板配置部2の網状部材2b上に並べて配置され、上記と同様の手順で複数枚の矢板Yが洗浄される。
以上のように、本実施形態の鋼板の洗浄装置1によれば、洗浄ノズル縦行部12および洗浄ノズル横行部13によってフレーム11および洗浄機構20を移動させるだけで、鋼板配置部2の網状部材2b上の複数の矢板Yを自動かつ短時間で洗浄することができる。
また、鋼板配置部2は、網状部材2b上に矢板Yを載せるようになっているので、洗浄水が傾斜面上に溜まらず迅速に排水できる。すると、一旦、洗浄水によって矢板Yから除去された泥などが矢板Yに再付着することを防止できる。
なお、洗浄機構20を横行させる方向は交互に入れ替わるようにしてもよいし、毎回同じ方向に横行させてもよい。上述したように、横行させる方向が交互に入れ替わるようにすれば、洗浄機構20が洗浄作業をせずに横行する期間を少なくできるので、洗浄効率を向上させることができるという利点が得られる。
洗浄ノズル横行部13によって洗浄機構20を移動させる速度は、矢板Yの表面の汚れの程度などに応じて適宜設定される。つまり、洗浄ノズル横行部13は、汚れの状態に応じて洗浄機構20を横行させる移動速度を調整可能な機能を有しており、矢板Yの表面の汚れの程度などに応じて洗浄機構20を横行させる移動速度は適宜設定される。例えば、矢板Yの表面の汚れがひどい場合には、洗浄機構20を移動させる速度が遅くなり、矢板Yの表面の汚れが簡単に落とせる場合には、洗浄機構20を移動させる速度が速くなる。
また、洗浄ノズル横行部13は洗浄機構20を間欠的に移動させるようにしてもよい。例えば、洗浄機構20が所定の距離だけ横行移動すると横行移動を停止してその状態で洗浄機構20による矢板Yの洗浄を実施する。所定の時間だけ矢板Yの洗浄を実施すると、洗浄機構20を一定の距離だけ横行移動させる。そして、所定の距離だけ洗浄機構20を横行移動させると横行移動を停止させて、洗浄機構20による矢板Yの洗浄を実施する。このように間欠移動しながら矢板Yの洗浄を実施するようにすれば、洗浄機構20が停止した状態で矢板Yを洗浄できるので、洗浄効果を高くできる。とくに、洗浄機構20を一定の距離だけ横行移動させた際に、前回停止した際に洗浄した領域と今回停止した際に洗浄する領域とが一重なるようにすれば、洗浄漏れが生じにくくなる。
さらに、フレーム11を一定の距離だけ縦行移動させる際に、フレーム11が傾斜方向における洗浄範囲ARの長さL3よりも短い距離だけ移動させると、縦行方向において洗浄漏れが生じにくくなる。
<鋼板配置部2について>
鋼板配置部2の傾斜面の水平面に対する傾斜角度はとくに限定されない。鋼板配置部2上に安定して矢板Yを配置でき、しかも、洗浄水をスムースに下流側に流すことができる角度であればよい。例えば、鋼板配置部2の傾斜面の水平面に対する傾斜角度は2度程度以下が好ましい。
また、鋼板配置部2の網状部材2bの上面は傾斜面となっていなくてもよい。つまり、鋼板配置部2の網状部材2bの上面は水平面になっていてもよい。この場合、矢板Y上の水などは矢板Y上に溜まる可能性がある。しかし、洗浄ノズル21から吹き出す洗浄水の水圧や流量が十分に大きければ、洗浄水によって矢板Y上の水などを流して矢板Y上から除去することができる。具体的には、洗浄水を縦行方向に向けて吹き出すように洗浄ノズル21を配置すれば、板Y上の水などを縦行方向に沿って流すことができる。しかも、フレーム11の縦行移動、つまり、洗浄ノズル21の縦行方向によって矢板Y上の水などを縦行方向に流す効果を高めることができる。
また、鋼板配置部2は、必ずしも網状部材2bを備えていなくてもよい。その場合には、
鋼板配置部2の複数の脚部2aの上に直接矢板Yを載せるようにすればよい。この場合でも、脚部2a間の空間から洗浄水を迅速に排水できるので、洗浄水によって除去された泥などが矢板Yに再付着することを防止できる。この場合には、複数の脚部2aの両端に位置する脚部2a(図1では左端と右端の脚部2a)の上面を繋ぐ面(仮想傾斜面)の傾斜角度が上記角度となり、かつ、両端に位置する脚部2aの間の脚部2aの上端が仮想傾斜面よりも上方に位置しないように配設される。
さらに、鋼板配置部2は、単なる板状の部材を複数の脚部2aの上に載せて、その板状の部材の上に矢板Yを載せるようにしてもよい。
<洗浄機構20>
本実施形態の鋼板の洗浄装置1では、洗浄機構20の洗浄ノズル21によって洗浄水を吹き付けて矢板Yを洗浄できるが、洗浄機構20が以下の構造を有していれば、より洗浄効果を高めることができる。
<洗浄ノズル21>
図5に示すように、洗浄機構20の洗浄ノズル21は、筒状であってその先端に吹き出し口21hが形成されたものである。この洗浄ノズル21は、上述したように、洗浄水を吹き出す吹き出し口21hが傾斜方向の下流側を向いた状態となるようにノズル保持部22に設けられている。しかも、洗浄ノズル21は、傾斜方向と平行かつ傾斜面に向かう方向に洗浄水が吹き出し口21hから吹き出されるようにノズル保持部22に設けられている。具体的には、洗浄ノズル21は、その軸方向が鋼板配置部2の網状部材2bの傾斜方向に沿うように設けられており、その吹き出し口21hが鋼板配置部2の網状部材2bの傾斜方向の下流側を向くように配設されている。
この洗浄ノズル21は、その基端にチューブ等を介して洗浄水供給部23に接続されている。この洗浄水供給部23は、高圧の洗浄水を洗浄ノズル21に所定の流量で供給できるものである。したがって、洗浄水供給部23を作動させれば、高圧の洗浄水を洗浄ノズル21の吹き出し口21hから吹き出すことができるので、高圧の洗浄水を矢板Yの表面に吹き付けて洗浄水によって矢板Yを洗浄することができる。
なお、洗浄水供給部23から洗浄ノズル21に供給される洗浄水の水圧や流量はとくに限定されず、洗浄対象の矢板Yの汚れ度合いや素材、鋼板配置部2上面の傾斜角度等などによって適宜調整される。例えば、鋼板をハット型やU型、直線等の形状にした一般的な矢板Yであれば、水圧は5〜20Pa程度に調整され、流量は50〜100L/min.程度に調整される。
また、洗浄ノズル21は、その軸方向が水平よりも下向き、とくに、鋼板配置部2の網状部材2b上面の水平に対する角度よりもその軸方向が大きく下方に向くように設けられていることが望ましい。このように洗浄ノズル21を設ければ、洗浄ノズル21から吹き出される洗浄水を確実に矢板Yの上面に吹き付けることができるので、洗浄効果を高くできる。
<往復移動機構25>
洗浄ノズル21は、上記のような状態でノズル保持部22に固定されていてもよい。しかし、吹き出し口21hが鋼板配置部2の網状部材2bの傾斜方向に沿って往復移動するようになっていれば、洗浄水による矢板Yの洗浄効果を高めることができる。つまり、前記洗浄ノズル21が揺動した際に、洗浄ノズル21の吹き出し口21hから吹き出される洗浄水が網状部材2bの傾斜方向に沿って往復移動するようになっていれば、洗浄水による矢板Yの洗浄効果を高めることができる。吹き出し口21hを往復移動させる機構はとくに限定されず、どのような構造を採用してもよい。
例えば、図5に示すように、横行方向と平行に配置された軸26を設けて、この軸26に洗浄ノズル21の基端を回転可能に連結する。つまり、軸26を支点として、その先端が揺動するように、軸26を介して洗浄ノズル21をノズル保持部22に連結する。また、洗浄ノズル21に、その軸方向と平行なスリット27hを有するカム板27を設ける。
軸26よりも傾斜方向の下流側には、傾斜軸26と平行な回転軸28aをノズル保持部22に回転可能に設ける。この回転軸28aは、その基端がモータ等の駆動源に連結されており、駆動源の駆動力によって回転可能とする。一方、回転軸28aの先端には、回転軸28aと直交する回転面28fを有する回転板28を設ける。そして、この回転板28の回転面28fには、カム板27のスリット27hの軸方向に沿って移動可能に挿入された状態となるようにカム28cを設ける。
以上のごとき構造とすれば、駆動源によって回転軸28aが回転されれば、回転軸28aに設けられている回転板28も回転するので、回転板28に設けられているカム28cは回転軸28aの周りを周回移動する。すると、カム28cはカム板27のスリット27hの軸方向に沿って移動可能であるから、回転板28の回転に伴ってカム28cがカム板27のスリット27hの軸方向に移動する。洗浄ノズル21は軸26を支点としてその先端が揺動可能であるので、カム28cの移動に伴って洗浄ノズル21はその先端が揺動する(図5の点線参照)。洗浄ノズル21は、傾斜方向と平行かつ傾斜面に向かう方向に洗浄水が吹き出し口21hから吹き出されるようにノズル保持部22に設けられている。したがって、洗浄ノズル21の先端を揺動させれば、洗浄ノズル21から矢板Yに吹き付けられる洗浄水を矢板Yの長手方向に移動させることができるし、矢板Yに洗浄水が吹き付けられる角度も変化させることができるので、矢板Yの洗浄効果を高めることができる。
なお、矢板Yの長手方向だけでなく長手方向と交差する方向でも洗浄ノズル21から洗浄水を矢板Yに吹き付ける角度が変更できるようになっていれば、矢板Yの洗浄効果をさらに高めることができる。また、矢板Yの長手方向と交差する方向でも洗浄水を矢板Yに吹き付ける角度を変更できるようになっていることが望ましい。
上述したカム28cとカム板27が特許請求の範囲にいうカム機構に相当する。なお、カム機構は、上記のごとき構成に限られず、回転板28の回転によって洗浄ノズル21の先端を揺動させることができるものであればよい。
また、洗浄ノズル21の先端を揺動させる構成は、上述したような、回転板28とカム機構を利用するものに限定されない。例えば、上記のように軸26を支点として洗浄ノズル21の先端が揺動可能になっていれば、洗浄ノズル21の先端部分とノズル保持部22との間にシリンダ機構を設けてもよい。この場合には、シリンダ機構を伸縮すれば、洗浄ノズル21の先端を上下に揺動させることができる。
<複数の洗浄ノズル21>
洗浄ノズル21は、1本でもよいし2本以上設けてもよい。複数本の洗浄ノズル21を傾斜方向に並べて配置すれば、一回で洗浄できる範囲を広くできるので、洗浄時間を短くできる。また、複数本の洗浄ノズル21を横行方向に沿って並べて配置すれば、一回横行方向に移動させるだけで、同じ場所を複数回洗浄できるので、矢板Yの洗浄効果を高めることができる。
また、複数本の洗浄ノズル21を横行方向に並べて配置し、かつ、往復移動機構25を各洗浄ノズル21に設けた場合には、複数本の洗浄ノズル21の吹き出し口21hが往復移動する位相がズレるように各洗浄ノズル21の往復移動を制御することが望ましい。かかる構成とすれば、矢板Yの汚れや矢板Y上の洗浄水を洗い流しやすくなるという効果が得られる。
例えば、上述したような回転板28とカム機構によって各洗浄ノズル21の往復移動を制御している場合には、各洗浄ノズル21の往復移動を制御する回転板28の回転軸28aを同軸として、カム28cの位置が異なるようにする。すると、回転板28が回転した際に、カム板27のスリット27hの軸方向におけるカム28cの位置が異なるので、各洗浄ノズル21の往復移動した際に、吹き出し口21hの傾斜方向の位置(つまり位相)を異なるようにすることができる。
また、洗浄ノズル21は上下方向に複数本並べて配置してもよい。この場合は、横行方向に複数本のノズルを並べた場合とは異なる洗浄効果が得られる。
<高さ調整機能30>
洗浄ノズル21の吹き出し口21hから吹き出される洗浄水が矢板Yに吹き付けられる位置は、吹き出し口21hと矢板Yとの鉛直方向に位置によって決定される。したがって、矢板Yの形状や大きさが変化すれば、洗浄水が矢板Yに吹き付けられる位置も変化する。
そこで、洗浄機構20は、洗浄水が矢板Yに吹き付けられる位置を矢板Yに合わせて調整する高さ調整機能30を備えていてもよい。高さ調整機能30の構成はとくに限定されない。例えは、図5に示すように、洗浄ノズル横行部13の連結部材14bと洗浄機構20のノズル保持部22との間にラックピニオン機構を設けて高さ調整機能30とすることができる。具体的には、洗浄ノズル横行部13の連結部材14bに、その軸方向が鉛直方向と平行となるようにラック31を設ける。そして、このラック31の下端をノズル保持部22に連結する。一方、連結部材14bには、駆動モータや手動ハンドル等によって回転される軸33を設けて、この軸33にラック31と噛み合うピニオン32を設ける。すると、駆動モータや手動ハンドル等によって軸33を回転すれば、ピニオン32の回転にともなって、ラック31が軸方向に移動するので、ノズル保持部22を昇降させることができ、洗浄ノズル21の吹き出し口21hと矢板Yとの鉛直方向の高さを調整することができる。
また、洗浄ノズル横行部13の連結部材14bと洗浄機構20のノズル保持部22との間にシリンダ機構を設けて高さ調整機能30とすることもできる。この場合も、シリンダ機構を伸縮させれば、洗浄ノズル横行部13の連結部材14bと洗浄機構20のノズル保持部22との間の距離を変化させることができるので、洗浄ノズル21の吹き出し口21hと矢板Yとの鉛直方向の高さを調整することができる。
本発明の鋼板の洗浄装置は、鋼板製の矢板や山留材、覆工板等を洗浄する装置として適している。
1 鋼板の洗浄装置
2 鋼板配置部
10 洗浄部
12 洗浄ノズル縦行部
13 洗浄ノズル横行部
15 横行部
20 洗浄機構
21 洗浄ノズル
21h 吹き出し口
25 往復移動機構
26 軸
27 カム板
27h スリット
28 回転板
28c カム
30 高さ調整機構
31 ラック
32 ピニオン
Y 矢板

Claims (4)

  1. 複数本の鋼板が配置される配置面を有する鋼板配置部と、
    該鋼板配置部の上方に配置された、前記鋼板配置部の配置面の第一方向に沿った方向かつ該配置面に向かう方向に洗浄水を吹き付ける洗浄ノズルと、
    該洗浄ノズルを前記鋼板配置部の配置面の第一方向に沿った方向と交差する第二方向に移動させる洗浄ノズル横行部と、
    前記洗浄ノズルを前記鋼板配置部の配置面の第一方向に沿って移動させる洗浄ノズル縦行部と、
    該洗浄ノズル縦行部および前記洗浄ノズル横行部の作動を制御する制御部と、を備え、
    該制御部は、
    前記洗浄ノズル横行部によって前記第二方向に沿って前記洗浄ノズルを移動させる横行移動と、前記洗浄ノズル縦行部によって前記配置面の第一方向に沿って該配置面の第一方向における前記鋼板配置部の配置面の長さよりも短い距離だけで前記洗浄ノズルを移動させる縦行移動と、を繰り返すように、前記洗浄ノズル縦行部および前記洗浄ノズル横行部の作動を制御するものであり、
    前記吹き出し口から洗浄水を吹き出す方向が互いに平行となるように設けられた複数の前記洗浄ノズルを備えており、
    前記洗浄ノズルが揺動した際に、該洗浄ノズルの吹き出し口から吹き出される洗浄水が前記配置面の第一方向に沿って往復移動するように、該洗浄ノズルを揺動させる往復移動機構を備えており、
    該往復移動機構は、
    前記吹き出し口が往復移動する位相がズレるように前記複数の洗浄ノズルの揺動を制御する
    ことを特徴とする鋼板の洗浄装置。
  2. 前記洗浄ノズルが、
    一端に前記吹き出し口が設けられ、他端が前記第二方向と平行な軸を支点として揺動可能に設けられた軸状の部材によって形成されており、
    前記往復移動機構が、
    前記第二方向と平行な回転軸周りに回転する回転板と、
    該回転板と前記洗浄ノズルを連結し、該回転板が回転すると前記洗浄ノズルの先端を前記配置面の第一方向に沿って揺動させるカム機構と、を備えている
    ことを特徴とする請求項1記載の鋼板の洗浄装置。
  3. 前記洗浄ノズルと前記鋼板配置部との距離を調整する高さ調整機能を有している
    ことを特徴とする請求項1または2記載の鋼板の洗浄装置。
  4. 前記鋼板配置部は、
    その配置面を形成する網状部材からなる天板を備えている
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載の鋼板の洗浄装置。
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