JP6792297B1 - 発熱テープ - Google Patents

発熱テープ Download PDF

Info

Publication number
JP6792297B1
JP6792297B1 JP2019117083A JP2019117083A JP6792297B1 JP 6792297 B1 JP6792297 B1 JP 6792297B1 JP 2019117083 A JP2019117083 A JP 2019117083A JP 2019117083 A JP2019117083 A JP 2019117083A JP 6792297 B1 JP6792297 B1 JP 6792297B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
tape
printed wiring
flexible printed
wiring board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019117083A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021004450A (ja
Inventor
勉 戸谷
勉 戸谷
水野 哲也
哲也 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Beat Sonic Co Ltd
Original Assignee
Beat Sonic Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Beat Sonic Co Ltd filed Critical Beat Sonic Co Ltd
Priority to JP2019117083A priority Critical patent/JP6792297B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6792297B1 publication Critical patent/JP6792297B1/ja
Publication of JP2021004450A publication Critical patent/JP2021004450A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Led Device Packages (AREA)

Abstract

【課題】LEDチップ12を発熱源とし、高い放熱効果を得られる発熱テープ10を提供すること。【解決手段】LEDチップ12を封止する封止層14を形成するシリコンゲル等の軟質プラスチック樹脂に放熱性に優れたアルミナの粉末を混合する。発熱テープ10の放熱効果が高まり、LEDチップ12の発熱を凍結防止や暖房の熱源として効果的に利用できる。アルミナは高い絶縁性を有するので、アルミナの粉末の混合によって、LEDチップ12を封止する軟質プラスチックの絶縁性が損なわれることはない。【選択図】図1

Description

本発明は発光に伴って発熱するLEDチップを発熱源とする発熱テープに関する。
この種の発熱テープの一形式として、特開2014−148863号公報には、発熱源となる複数個のLEDチップをフレキシブルプリント配線基板に実装し、軟質プラスチック樹脂で封止した発熱テープが開示されている。この発熱テープは柔軟性があるので、水道管、水栓、バルブに貼り付けて密着させ、LEDチップの発熱で水道管等の凍結防止に用いることができる。
特開2014−148863号公報
しかし、上記した従来の発熱テープはLEDチップを封止した軟質プラスチック樹脂の放熱性が低いため所望の凍結防止効果を得にくい。
本発明はかかる点に鑑み、LEDチップを発熱源とし、高い放熱効果を得られる発熱テープを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、フレキシブルプリント配線基板と、フレキシブルプリント配線基板に実装された発熱源となる複数個のLEDチップと、軟質プラスチック樹脂から成りLEDチップを封止する封止層を備えた発熱テープであって、
前記軟質プラスチック樹脂にアルミナの粉末を均一に混合したことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は請求項1に記載の発熱テープにおいて、
前記軟質プラスチック樹脂として透明なシリコンゲルを使用し、
フレキシブルプリント配線基板に形成されたリード線接続用の端子部が目視可能な半透明の封止層となるように、アルミナの粉末の混合割合を調整したことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発熱テープにおいて、
前記シリコンゲルに対し重量比で10パーセント以下となるようにアルミナの粉末を混合したことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発熱テープにおいて、
前記フレキシブルプリント配線基板の裏面、若しくはフレキシブルプリント配線基板の裏面側に両面接着テープを貼着したことを特徴とする。
請求項1に記載の発明に係る発熱テープは、LEDチップを封止する軟質プラスチック樹脂に放熱性に優れたアルミナの粉末を混合したので、発熱テープの放熱効果が高まり、LEDチップの発熱を凍結防止や暖房の熱源として効果的に利用できる。
とりわけ、アルミナは高い絶縁性を有するので、アルミナの粉末の混合によって、LEDチップを封止する軟質プラスチック樹脂の絶縁性が損なわれることはない。
透明なシリコンゲルにアルミナの粉末を混合すると、シリコンゲルは白濁する。請求項2に記載の発明によれば、アルミナの粉末の混合量を調整することにより透明なシリコンゲルを半透明にし、もってフレキシブルプリント配線基板に形成されたリード線接続用の端子部を目視可能としたので、発熱テープを接続用端子部の近辺から切断し、端子部にリード線を接続することができる。そのため、長尺な発熱テープから所望の長さの発熱テープを切り取って凍結防止や、暖房の熱源として利用し、あるいは、短尺の発熱テープ同士をリード線で繋げて長尺の発熱テープにすることができる。そのため発熱テープの使い勝手が向上する。
請求項3に記載の発明によれば、透明なシリコンゲルに10パーセント以下のアルミナの粉末を混合することにより、発熱テープの放熱効果を高めるとともに、シリコンゲルを通してリード線接続用の端子を目視できる。
アルミナの粉末の混合割合が10パーセントを超えると、放熱効果はより高まるものの、シリコンゲルの白濁度が高まって、端子を目視することが困難になる。
請求項4に記載の発明によれば、発熱テープを水道管等の凍結防止対象物に両面接着テープで貼り付けることができるので、使い勝手が良くなる。
本発明の実施例に係る発熱テープを示す部分平面図である。 図1の2−2線から切断した拡大断面図である。 リード線をはんだ付けした同発熱テープを示す平面図である。 同発熱テープの使用例を示す斜視図である。 同発熱テープの他の使用例を示す斜視図である。 本発明の他の実施例に係る発熱テープを示す拡大断面図である。
以下に本発明を図面に基づき説明する。図1〜図3には本発明の実施例に係る発熱テープ10が示されている。当該発熱テープ10はフレキシブルプリント配線基板11、フレキシブルプリント配線基板11に実装した複数個のLEDチップ12とチップ抵抗器13及びLEDチップ12とチップ抵抗器13を封止した封止層14を備えている。LEDチップ12はフレキシブルプリント配線基板11の表面に長手方向に沿って等間隔で並べられている。隣接するLEDチップ12の間には1個又は2個のチップ抵抗器13が、過電流によってLEDチップ12が損傷するのを防止するため配置されている。
図2に拡大して示すように、フレキシブルプリント配線基板11は、銅箔層11aと、銅箔層11aの上面に貼り付けた絶縁性の上面印刷シート11bと、銅箔層11aの下面に貼り付けた絶縁性のフィルムベース11cと、フィルムベース11cの下面に貼り付けた絶縁性の印刷シート11dから成る。LEDチップ12は上面印刷シート11b上に載置され、LEDチップ12の電極端子が銅箔層11aにはんだ付け11eされている。上面印刷シート11bにはリード線接続用の端子部11fが露出し、プラス記号とマイナス記号が印刷表記されている。この端子部11fは銅箔層11aに電気的に接続されている。下側印刷シート11dには両面接着テープ15が貼り付けられている。
封止層14は透明なシリコンゲルにアルミナ粉末を均一に混合したものが使用されている。透明なシリコンゲルにアルミナ粉末を混合するとシリコンゲルは白濁する。アルミナの混合量が多くなれば透明度が低下し、半透明あるいは不透明になる。本実施例ではリード線接続用の端子部11fが封止層14を通して目視可能な半透明となるように、シリコンゲルに対し重量比で10パーセント以下のアルミナの粉末を混合している。
本実施例に係る発熱テープ10の構成は以上の通りであって、LEDチップ12を封止する封止層14を形成するシリコンゲルに放熱性に優れたアルミナの粉末を混合したので、発熱テープ10の放熱効果が高まり、LEDチップ12の発熱を凍結防止や暖房の熱源として効果的に利用できる。
ちなみに、アルミナは高い絶縁性を有するので、アルミナの粉末の混合によって、LEDチップ12を封止するシリコンゲルの絶縁性が損なわれることはない。
本実施例では、シリコンゲルにアルミナの粉末を重量比で10パーセント以下とすることにより、フレキシブルプリント配線基板11に形成されたリード線接続用の端子部11fが目視可能な半透明としたので、図3に示すように、発熱テープ10を接続用端子部11fの近辺から切断し、端子部11fにリード線16をはんだ付けしてLEDチップ12の点灯を制御する電源回路17の電源コード18を接続し、あるいは長尺な発熱テープ10から所望の長さの発熱テープ10を切り取って凍結防止や、暖房の熱源として利用することも、また、短尺の発熱テープ10同士をリード線16で繋げて長尺の発熱テープ10にすることができる。図3に示す発熱テープ10では、シリコンゲルでLEDチップ12やチップ抵抗器13を封止するだけでなく、はんだ付けしたリード線16もシリコンゲルで封止して発熱テープ10全体に防水性を付与している。
また、本実施例では、発熱テープ10を水道管等の凍結防止対象物に両面接着テープ15で貼り付けることができるので、使い勝手が良い。
上記発熱テープ10を屋根20の融雪及び雪庇防止に用いた使用例を図4に示す。この屋根20には屋根材として折板21が葺設され、葺設した折板21の谷部21aの上に複数本の発熱テープ10が敷設されている。この発熱テープ10は屋根の勾配に沿って棟側から軒側へと延びている。電源コード18を屋内又は屋外に設置した家庭用電源コンセントに接続し、発熱テープ10のLEDチップ12の列を発光させると、発光に伴う発熱で折板21の上の積雪が融雪されるとともに、軒先に雪庇が発生するのを防止できる。
上記発熱テープ10を暖房装置30に用いた使用例を図5に示す。この暖房装置30は木質材から成るケース31を備えている。このケース31の側面の下部には空気取入口31aが形成され、ケース31の上端面は空気排出口31bとして開放されている。ケース31には発熱テープ10が幾重にも曲がりくねったり、若しくは、幾重にもねじれたりしたつづら折りにして収納されている。発熱テープ10に通電するとLEDチップ12が発光し、発光に伴う発熱でケース31内の空気が温められる。暖められた空気は空気排出口31bからケース31の外に排出されるとともに、空気取入口31aから空気がケース31内に流入する。
上記発熱テープ10では、LEDチップ12を取り付けたフレキシブルプリント配線基板11の表面側だけにシリコンゲルを塗布して封止層14を形成したが、図6に示す発熱テープ10Aのようにフレキシブルプリント配線基板11の表裏両面にシリコンゲルを塗布して封止層14を形成すれば、より防水性を高めることができる。
また、シリコンゲルにアルミナを混合して封止層14を形成したが、シリコンゲルに代えて他の軟質プラスチック樹脂、例えばウレタンゲル、エポキシ樹脂、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリプロピレン、ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴム等を用いることもできる。
10…発熱テープ
11…フレキシブルプリント配線基板
11f…端子部
12…LEDチップ
14…封止層
15…両面接着テープ

Claims (4)

  1. フレキシブルプリント配線基板と、フレキシブルプリント配線基板に実装された発熱源となる複数個のLEDチップと、軟質プラスチック樹脂から成りLEDチップを封止する封止層を備えた発熱テープであって、
    前記軟質プラスチック樹脂にアルミナの粉末を均一に混合したことを特徴とする発熱テープ。
  2. 前記軟質プラスチック樹脂として透明なシリコンゲルを使用し、
    フレキシブルプリント配線基板に形成されたリード線接続用の端子部が目視可能な半透明の封止層となるように、アルミナの粉末の混合割合を調整したことを特徴とする請求項1に記載の発熱テープ。
  3. 前記シリコンゲルに対し重量比で10パーセント以下となるようにアルミナの粉末を混合したことを特徴とする請求項2に記載の発熱テープ。
  4. 前記フレキシブルプリント配線基板の裏面、若しくはフレキシブルプリント配線基板の裏面側に両面接着テープを貼着したことを特徴とする請求項1に記載の発熱テープ。
JP2019117083A 2019-06-25 2019-06-25 発熱テープ Active JP6792297B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019117083A JP6792297B1 (ja) 2019-06-25 2019-06-25 発熱テープ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019117083A JP6792297B1 (ja) 2019-06-25 2019-06-25 発熱テープ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6792297B1 true JP6792297B1 (ja) 2020-11-25
JP2021004450A JP2021004450A (ja) 2021-01-14

Family

ID=73455253

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019117083A Active JP6792297B1 (ja) 2019-06-25 2019-06-25 発熱テープ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6792297B1 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6014821Y2 (ja) * 1981-01-29 1985-05-11 東陶機器株式会社 配管内の凍結防止装置
JPH1061832A (ja) * 1996-08-23 1998-03-06 Sekisui Plastics Co Ltd ヒータ付配管
JP5740601B2 (ja) * 2013-02-04 2015-06-24 株式会社ビートソニック 凍結防止方法及び凍結防止装置
JP6867132B2 (ja) * 2016-09-30 2021-04-28 株式会社小松製作所 作業機械の検出処理装置及び作業機械の検出処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021004450A (ja) 2021-01-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20070139928A1 (en) LED apparatus with temperature control function
TWI277223B (en) A low thermal resistance LED package
JP5818686B2 (ja) 一体的に形成された一体成形led光ワイヤー
CN106068068B (zh) 移动式电子设备的封盖
JP5538671B2 (ja) 発光装置およびledランプ
CN101317034A (zh) 具有热重叠模塑的led发光组件
JP2000353826A (ja) 混成集積回路装置および光照射装置
JP2009528685A (ja) 一体的に成形された一体成形発光ダイオードライトワイヤ
JP3843142B2 (ja) フレキシブル発光表示体
JP2004526307A5 (ja)
BRPI1100590A2 (pt) aparelho de iluminação
KR101075118B1 (ko) 엘이디모듈용 플렉시블 피씨비
ES2164066T3 (es) Mejoras en o relacionadas con conjuntos de calentamiento electrico.
JP2010020962A (ja) Ledランプ
JP6792297B1 (ja) 発熱テープ
CN101529150A (zh) 挠性发光体
WO2005103564A1 (fr) Module source de lumiere del encapsule dans un boitier metallique
US10781993B2 (en) Vehicle luminaire and vehicle lamp device
CN208719911U (zh) 一种具有改进结构的led灯带
CN207080843U (zh) 一种透明fpc灯条
WO2011019856A1 (en) Versatile sealed led lamp
GB2466787A (en) A light emitting diode lamp with reflective optical diffuser
JP2021077840A (ja) 放熱体
CN207298495U (zh) 一种贴片灯带
CN218119482U (zh) Led灯带

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190909

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201028

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201029

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6792297

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250