JP6792220B2 - 外反母趾用サポーター - Google Patents
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Description
足の親指を挿入するための親指挿入部と、
足先に装着するための足先装着部と
を備え、
その略全体が伸縮性生地で形成された外反母趾用サポーターであって、
親指挿入部が、
足の親指の外周部一側を覆う面状部αと、
足の親指の外周部他側を覆う面状部βと、
面状部βの指先側の縁部から連続して設けられ、面状部αの内面側に重なった状態で折り返された面状部γと
を有するとともに、
面状部αの幅方向一側の縁部α1と、面状部βの幅方向一側の縁部β1と、面状部γの幅方向一側の縁部γ1とが、互いに重ねられて縫着された縫着部Aとされて、
面状部αの幅方向他側の縁部α2と、面状部βの幅方向他側の縁部β2と、面状部γの幅方向他側の縁部γ2とが、互いに重ねられて縫着された縫着部Bとされる一方、
面状部αの指先側の縁部と、面状部βの指先側の縁部とが、互いに縫着されていない非縫合部とされた
ことを特徴とする外反母趾用サポーター
を提供することによって解決される。
足先装着部を、
甲を覆う面状部δと、
足裏から足首後面に至る範囲を覆いながらも、踵を露出させるための踵用開口部が設けられた面状部εと、
を有する1枚の生地からなるものとし、
面状部δが、縫合部Dを有しながらも、
面状部εが、縫合部を有さない
ものとすることも好ましい。
本発明に係る外反母趾用サポーター10は、図1及び図2に示すように、親指を挿入するための親指挿入部11と、足先に装着するための足先装着部12とを備えたものとなっており、足先に装着して(履いて)使用するものとなっている。この外反母趾用サポーター10は、その略全体が伸縮性生地で形成されており、親指挿入部11の付根付近の側面(小指が位置する側とは反対側の側面)を、足先装着部12の側(後方)に引っ張った状態とし、親指の先端が小指側を向かないようにすることで、外反母趾を予防又は矯正するものとなっている。
親指挿入部11は、図3に示すように、足の親指の外周部一側(本実施態様の外反母趾用サポーター10では親指の爪を覆う側)を覆う面状部αと、足の親指の外周部他側(本実施態様の外反母趾用サポーター10では親指の腹を覆う側)を覆う面状部βと、面状部βの指先側の縁部から連続して設けられ、面状部αの内面側に重なった状態で折り返された面状部γとを有している。足の親指は、面状部βの内面(上面)と面状部γの内面(下面)との隙間に挿入するようになっている。親指挿入部11の付根部分における、小指側の側面は、図4及び図5の切欠部11aに示すように、切り欠いた形状としており、親指挿入部11における小指から遠い側が後方へ強く引っ張られやすくしている。
足先装着部12は、図1及び図2に示すように、面状部δと面状部εとを有している。面状部δは、足の甲を覆う部分となっており、本実施態様の外反母趾用サポーター10では、甲の左側を覆う面状部δ1と、甲の右側を覆う面状部δ2とを繋ぎ合せることによって形成している。一方、面状部εは、足裏から足首後面に至る範囲を覆う部分となっており、本実施態様の外反母趾用サポーター10では、足裏を覆う面状部ε1と足首後面を覆う帯状の面状部ε2と(上述した「足首後面被覆部」に相当する。)とで構成している。
続いて、外反母趾用サポーター10の製造方法について説明する。本実施態様の外反母趾用サポーター10は、以下の工程1〜6を経て、製造したものとなっている。
まず、図6の形状に裁断された伸縮性生地を、縁部β1と縁部γ1とが重なって、縁部β2と縁部γ2とが重なるように、面状部γを面状部βのウラ側(内面側。図6の紙面奥側。)に折り返す。
[工程2]
工程1を終えた伸縮性生地を、縁部α1と縁部β1とが重なって、縁部α2と縁部β2とが重なるように、面状部αを面状部βのオモテ側(外面側。図6の紙面手前側。)に折り返す。このとき、縁部α1と縁部β1と縁部γ1とが重なって、縁部α2と縁部β2と縁部γ2とが重なった状態となっている。
[工程3]
工程2を終えた伸縮性生地を、縁部α1と縁部β1と縁部γ1とが重なった部分で縫合して縫合部Aとするとともに、縁部α2と縁部β2と縁部γ12とが重なった部分で縫合して縫合部Aとする。これにより、親指挿入部11が形成されるが、このときの親指挿入部11は、オモテとウラがひっくり返った状態になっている。このように、オモテとウラがひっくり返った状態で縫合するのは、縫合部Aの縫い代や、縫合部Bの縫い代が、外反母趾用サポーター10の外面に現れないようにするためである。
工程3を終えた伸縮性生地を、縁部δ3と縁部δ4とが重なるように、伸縮性生地を筒状に折り曲げる。この筒状の折り曲げは、伸縮性生地のオモテ側が内側となり、伸縮性生地のウラ側が外側となるように行う。
[工程5]
工程4を終えて筒状となった伸縮性生地を、縁部δ3と縁部δ4とが重なった部分で縫合して縫合部Bとする。これにより、足先装着部12が形成されるが、このときの足先装着部12は、オモテとウラがひっくり返った状態になっている。このように、オモテとウラがひっくり返った状態で縫合するのは、縫合部Dの縫い代が、外反母趾用サポーター10の外面に現れないようにするためである。
工程6を終えた伸縮性生地(外反母趾用サポーター10)の足先装着部12のオモテとウラをひっくり返すとともに、親指挿入部11のオモテとウラもひっくり返す。これにより、図4及び図5に示す外反母趾用サポーター10が得られる。このときには、縫合部Aの縫い代と、縫合部Bの縫い代と、縫合部Dの縫い代は、筒状に形成された伸縮性生地(外反母趾用サポーター10)の内面側に隠れて、外面側には現れないようになっている。
11 親指挿入部
11a 切欠部
12 足先装着部
12a 踵用開口部
12b 四指用開口部
12c 足先挿入用開口部
12c1 凸状部
20 親指を捩じる向きを示す矢印
α 親指挿入部における、足の親指の外周部一側(脚の親指の爪側)を覆う面状部
α1 面状部αの幅方向一側(外反母趾用サポーターを足先に装着したときに小指に近くなる側)の縁部
α2 面状部αの幅方向他側(外反母趾用サポーターを足先に装着したときに小指から遠くなる側)の縁部
β 親指挿入部における、足の親指の外周部他側(脚の親指の腹側)を覆う面状部
β1 面状部βの幅方向一側(外反母趾用サポーターを足先に装着したときに小指に近くなる側)の縁部
β2 面状部βの幅方向他側(外反母趾用サポーターを足先に装着したときに小指から遠くなる側)の縁部
γ 親指挿入部における、面状部βの指先側の縁部から連続して設けられ、面状部αの内面側に重なった状態で折り返される面状部
γ1 面状部γの幅方向一側(外反母趾用サポーターを足先に装着したときに小指に近くなる側)の縁部
γ2 面状部γの幅方向他側(外反母趾用サポーターを足先に装着したときに小指から遠くなる側)の縁部
δ 足先装着部における、足の甲を覆う面状部
δ1 面状部δにおける、足の甲の左側を覆う部分
δ2 面状部δにおける、足の甲の右側を覆う部分
δ3 面状部δ1の縁部
δ4 面状部δ2の縁部
ε 足先装着部における、足裏から足首後面に至る範囲を覆う面状部
ε1 面状部εにおける、足裏を覆う部分
ε2 面状部εにおける、足首後面を覆う部分
A 面状部αの縁部α1と面状部βの縁部β1と面状部γの縁部γ1との縫合部
B 面状部αの縁部α2と面状部βの縁部β2と面状部γの縁部γ2との縫合部
D 面状部δ1の縁部δ3と面状部δ2の縁部δ4との縫合部
L1 面状部αと面状部γとの重なり部分の前後長
X 親指挿入部の先端部の非縫合部
Claims (4)
- 足の親指を挿入するための親指挿入部と、
足先に装着するための足先装着部と
を備え、
その略全体が伸縮性生地で形成された外反母趾用サポーターであって、
親指挿入部が、
足の親指の外周部一側を覆う面状部αと、
足の親指の外周部他側を覆う面状部βと、
面状部βの指先側の縁部から連続して設けられ、面状部αの内面側に重なった状態で折り返された面状部γと
を有するとともに、
面状部αの幅方向一側の縁部α1と、面状部βの幅方向一側の縁部β1と、面状部γの幅方向一側の縁部γ1とが、互いに重ねられて縫着された縫着部Aとされて、
面状部αの幅方向他側の縁部α2と、面状部βの幅方向他側の縁部β2と、面状部γの幅方向他側の縁部γ2とが、互いに重ねられて縫着された縫着部Bとされる一方、
面状部αの指先側の縁部と、面状部βの指先側の縁部とが、互いに縫着されていない非縫合部とされた
ことを特徴とする外反母趾用サポーター。
- 面状部α及び面状部βが、指先側になるにつれて幅が狭くなる形状とされた請求項1記載の外反母趾用サポーター。
- 足先装着部が、
甲を覆う面状部δと、
足裏から足首後面に至る範囲を覆いながらも、踵を露出させるための踵用開口部が設けられた面状部εと、
を有する1枚の生地からなり、
面状部δは、縫合部Dを有しながらも、
面状部εは、縫合部を有さない
請求項1記載の外反母趾用サポーター。
- 面状部εにおける踵用開口部との境界縁部に、踵用開口部の内側に突き出た凸状部、又は、逆側に凹んだ凹状部が設けられた請求項3記載の外反母趾用サポーター。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2017013703A JP6792220B2 (ja) | 2017-01-27 | 2017-01-27 | 外反母趾用サポーター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017013703A JP6792220B2 (ja) | 2017-01-27 | 2017-01-27 | 外反母趾用サポーター |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2018118012A JP2018118012A (ja) | 2018-08-02 |
JP6792220B2 true JP6792220B2 (ja) | 2020-11-25 |
Family
ID=63043341
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017013703A Active JP6792220B2 (ja) | 2017-01-27 | 2017-01-27 | 外反母趾用サポーター |
Country Status (1)
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JP (1) | JP6792220B2 (ja) |
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PL400482A1 (pl) * | 2012-08-23 | 2014-03-03 | Albert Ciesielski | Urzadzenie ortopedyczne do korekty ustawienia palucha |
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2017
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