JP6792105B2 - フェノール液化樹脂 - Google Patents
フェノール液化樹脂 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6792105B2 JP6792105B2 JP2019147017A JP2019147017A JP6792105B2 JP 6792105 B2 JP6792105 B2 JP 6792105B2 JP 2019147017 A JP2019147017 A JP 2019147017A JP 2019147017 A JP2019147017 A JP 2019147017A JP 6792105 B2 JP6792105 B2 JP 6792105B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phenol
- resin
- liquefied
- present
- compound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Furan Compounds (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
その反面、大気中の二酸化炭素の濃度が400ppmに達するなど環境問題が深刻となり、また石油資源の減少、枯渇といった資源問題も意識されるようになってきている。そのような背景のもとで、再生産可能な資源である植物を中心とするバイオマスを、材料やエネルギー源としてより多く活用することが世界的に強く求められている。
(1)まず、上述の特許文献2における未解決点を解決した、あるいは不正確な点を修正したより進んだ技術開発を進めること。
(2)他方、特許文献1の技術に見られるように、触媒の改良により木粉などバイオマスの液化は効果的に進むようになった。しかし、特許文献1の技術で得られるバイオマスフェノール液化樹脂は、高軟化点で成形時の流動性が低く、硬化させて最終製品を得るための成形において、成形加工性が満足できるものではないという問題点もあり、その解決策を得る必要がある。この課題は、液化過程でフェノリシス反応にあずからなかった未反応のフェノールを、ホルムアルデヒドと反応させて樹脂化させることにより解決できることは知られている。これに反し、非ホルムアルデヒド樹脂が求められている現状を考慮して、ホルムアルデヒドとの反応を採用せず、上記未反応フェノールを減圧留去する手法を採用したため、加工性に悪影響が出て生じた課題を解決すること。
[1]本発明化合物を含有することを特徴とする、バイオマスフェノール液化樹脂。
[2]バイオマスが、フルクトースまたはフルクトースを含有する糖質類である、上記[1]に記載のバイオマスフェノール液化樹脂。
[3]フルクトースを含有する糖質類とフェノールを含有するフェノール類とを酸性触媒存在下において反応する工程を含む、上記[1]または[2]に記載のバイオマスフェノール液化樹脂の製造方法。
[4]前記糖質類が、フルクトースを5質量%以上含有する、上記[3]に記載のバイオマスフェノール液化樹脂の製造方法。
[6]固体酸触媒が、スルホ化した活性炭または架橋ポリスチレンである、上記[5]に記載のバイオマスフェノール液化樹脂の製造方法。
[7]上記[1]または[2]に記載のバイオマスフェノール液化樹脂を用いて製造されることを特徴とする、フェノール樹脂加工品の製造方法。
[8]本発明化合物。
1 本発明液化樹脂について
本発明液化樹脂は、本発明化合物を含有することを特徴とする。本発明化合物は、硫酸など均一酸性触媒、あるいはスルホ化した活性炭や架橋ポリスチレン(例、アンバーリスト(登録商標))など固体酸触媒など酸性触媒存在下において、フルクトースとフェノールとの反応(フェノリシス)により得ることができる。したがって、一般的なバイオマスフェノール液化樹脂に本発明化合物を任意に配合し、本発明液化樹脂とすることができる他、バイオマスフェノール液化樹脂を製造する過程において、フルクトースとフェノールとが反応することにより自動的に本発明化合物が含有され、本発明液化樹脂とすることもできる。
バイオマスフェノール液化樹脂への本発明化合物の配合量、即ち本発明液化樹脂中における本発明化合物の含有量としては、本発明液化樹脂全体を100質量部とした場合、0.5〜80質量部の範囲内が適当であり、1.5〜20質量部の範囲内が好ましく、2.0〜15質量部の範囲内がより好ましい。本発明化合物の含有量が0.5質量部未満であると流動性が充分に得られないおそれがあり、80質量部より多いと配合物としての添加量を越えるおそれがある。
バイオマスフェノール液化樹脂への本発明化合物の配合は、本発明化合物そのもの、またはそれを含む組成物とバイオマスフェノール液化樹脂とを常法により混合することにより行うことができる。かかる混合は、手動により、または適当な混合機を用いて行うことができる。
本発明化合物は、酸性触媒存在下において、フルクトースとフェノールとの反応により得ることができる。なお、フルクトース以外のグルコースや、マルトース、デキストリンなどとフェノールとの反応では本発明化合物は得られていない。そのため、本発明化合物は、糖質類の中でもフルクトース関連化合物とフェノールとの反応において特異的に得られるものであるといえる。
また、各異性体であってもよい。
フルクトース含有糖類の場合、その固形分全体を100質量部としてフルクトースを5質量部以上含有すればよく、30質量部以上含有することが好ましく、55質量部以上、特に95質量部以上含有することがより好ましい。フルクトース含有量が5質量部未満であると、本発明化合物を充分量得られないおそれがある。
酸性触媒の使用量としては、鉱酸や有機酸類について、その種類などにより異なるが、フルクトースとフェノールとの合計を100質量部とした場合、0.1〜50質量部の範囲内が適当であり、0.2〜10質量部の範囲内が好ましい。酸性触媒の使用量が0.1質量部未満であると充分な量の本発明化合物が生成されないおそれがあり、50質量部より多いと酸分解やゲル化を惹起するおそれがある。また、固体酸類については、その種類、バイオマスの種類などから適宜調製される。
バイオマスフェノール液化樹脂は、特許文献1などに記載された公知の方法により製造することができる。具体的には、例えば、酸性触媒存在下においてバイオマスとフェノール類とを反応(加溶媒分解、ソルボリシス)させてバイオマスを液化することにより製造することができる。
上記酸性触媒としては、例えば、鉱酸類(例えば、塩酸、硫酸、リン酸等)、有機酸類(例えば、メチル硫酸、パラトルエンスルホン酸、パラフェノールスルホン酸、シュウ酸等)を挙げることができる。この中、メチル硫酸、パラトルエンスルホン酸、パラフェノールスルホン酸が好ましい。
酸性触媒の使用量としては、バイオマスとフェノール類との合計を100質量部とした場合、0.1〜50質量部の範囲内が適当であり、0.2〜10質量部の範囲内が好ましい。酸性触媒の使用量が0.1質量部未満であると充分な量の当該液化反応物が生成されないおそれがあり、50質量部より多いと酸分解やゲル化を惹起するおそれがある。
バイオマスが糖質類である場合も基本的に上記と同じであり、バイオマスフェノール液化樹脂を得る際の糖質類とフェノール類との質量比率としては、糖質類を1質量部とした際にフェノール類がその0.5〜20質量倍の範囲内が適当であり、1.5〜6質量倍の範囲内が好ましい。
本発明液化樹脂は、例えば、鋳造用鋳型、成形材料、エポキシ硬化剤、布紙強化用バインダ、塗料、砥石用樹脂などに用いることができる。
本発明は、本発明液化樹脂を用いて製造されるフェノール樹脂加工品を含む。かかる加工品としては、例えば、成形品、接着剤、発泡体、炭素繊維、結合剤、塗料などフェノール樹脂が使われる加工品であればいずれも挙げることができる。具体的には、例えば、自動車部品(エアーコンプレッサー用・パワーステアリング用・テンショナー用の各種プーリ等)、電気・電子・重電部品(プリント配線基板、配電盤ブレーカー、マグネットスイッチ、コンセントプラグ等として)、歯車、摺動ライニング、軸受などの機械部品をはじめ日用雑貨(お椀、トレイ、茶卓、鍋・やかんのとって・つまみ、アイロンハンドル、灰皿等)等の成形品、住宅や冷凍倉庫用断熱パネル、剣山等の発泡体、合板接着剤等の接着剤、自動車のパワステホースの断熱材、防火服用繊維、断熱手袋用繊維、有害ガス吸着用活性炭素繊維、耐火レンガ・シェルモールド用の結合剤、自動車の下塗り塗料、食品用缶の内面塗料、船舶用塗料、化学装置の耐食塗料を挙げることができる。
200mLナスフラスコに、フェノールと予め合成したメチル硫酸混液をフェノール、メタノールおよび硫酸の重量比が95:5:3となるように秤取り、45℃のウォーターバス中で5分間、400rpmで攪拌した。一方、60℃で12時間以上乾燥させたβ−D−フルクトース9.00gをテフロン(登録商標、以下同じ)内筒に秤量し、ここに上記の混合液を液比3となるよう秤量し加えた。このテフロン内筒をステンレス製耐圧反応管に入れ、130℃に設定したオイルバス中に沈め、400rpmで60分間攪拌し、反応を行った。反応後、耐圧反応管を氷水中で15分間冷却し、黒色(黒緑色)の液体を得た。
呈色液体の一部を使って、この段階で未液化残渣量の定量と未反応フェノール量の定量を行った。
液化温度を、それぞれ100、110、120、140、150、あるいは160℃とした以外は、実施例1に準じて液化・乾燥し、液化物(フルクトース由来フェノール液化樹脂)を得た。
β-D-フルクトースの代わりに、β-D−グルコース、β−D−マルトース、またはシュークロースを用い、これらの乾燥温度を80℃とし、前記混合液との液比をグルコースの場合は3、マルトースとシュークロースの場合は3.16とした以外は、実施例1と同様にして、液化物(グルコース由来フェノール液化樹脂、マルトース由来フェノール液化樹脂、シュークロース由来フェノール液化樹脂)を得た。
実施例1および比較例1〜3により得られた各フェノール液化物について、後述するように成形用組成物(コンパウンド)を調製し、曲げ試験片を作成して、曲げ強度の測定を行った。
その結果、以下に示すようにフルクトースのフェノール液化物からの成形物は比較例のグルコース、マルトース、およびシュークロースからの同様な成形物と同等の強度を示すとともに、石油由来のノボラック樹脂からの成形物よりも明らかに高い強度が示された。
成形用組成物(コンパウンド)を次の量比で調製した。
曲げ強度測定には島津製作所社製Shimadzu Autograph AGS-5kNGを用い、日本工業規格(JIS)K6911に準拠して荷重速度2.0mm/分、支点間距離64mmの条件下で測定を行った。曲げ強度、曲げ弾性率は同社製ソフトShikibuを用いて求めた。曲げ強度測定は各試料につき2回ずつ行った。
得られた関連の試料の強度を市販ノボラック樹脂からの成形物の強度と比較して以下に示す。
曲げ強度特性において出発物質による差異は認められなかった。また、どの液化物由来試験片も市販ノボラック樹脂を上回る曲げ強度および曲げ弾性率を示した。
実施例1および比較例1により得られた各フェノール液化物について、後述するゲルパーミエーションクロマトグラフィ(GPC)による分子量分布をそれぞれ比較したところ、出発糖がフルクトースの場合に最小の分子量を持つピークが保持時間約25.1分に認められた。ポリスチレン較正曲線における保持時間25.1分の分子量は353であったが、GPCでは正確な分子量を求めることは難しいことから、高速液体クロマトグラフ質量分析法(LC/MS)を用いて分子量を決定したところ、分子量は354と決定できた。液化温度が100〜160℃のすべての場合に該ピークがはっきりと認められた。やや鮮明さが損なわれるが、シュークロースの場合にも認められた。それに対しグルコースおよびマルトースを液化した場合には対応するピークは認められなかった。
得られた各フェノール樹脂をテトラヒドロフラン(THF)に溶解した溶液を測定試料とし、下記表5に示す条件により分子量分布を調べた。
各液化物のガラス転移点(Tg)を調べるためにDSC測定を行った。測定には日立ハイテクサイエンス社製DSC6200/EXSTAR6000を使用した。各試料について、それぞれ次のように熱履歴の除去処理を行った。すなわち、室温から140℃まで20℃/分で昇温させた後(第1加熱)、速やかに−50℃まで急冷させた。その上で、再び20℃/分で200℃まで昇温させて、DSCサーモグラムを得た。
各液化物について、島津製作所社製、島津フローテスターCFT-500を用いて熱流動特性の測定を行った。熱流動温度(Tf)の測定には昇温測定法を、溶融粘度(η)の測定には定温測定法を用いた。各測定時の条件は下記表7に示すとおりである。
実施例1により得られた液化物から、前記GPCによる保持時間約25.1分のピークに相当する物質(GPCにより分子量分別して得た最低分子量区分)を分取用薄層クロマトグラフ手法により分取し、本発明化合物を得た。そして、その本発明化合物を二次元核磁気共鳴(NMR)スペクトル分析に供した。その結果を図1(1H−1H COSY NMRスペクトラム)および図2(1H−13C HSQC NMRスペクトラム)に示す。
上記二次元核磁気共鳴(NMR)スペクトル分析のスペクトラムや、赤外線吸収スペクトル(FT−IR)測定、高速液体クロマトグラフ質量分析計(LC/MS)による分子量測定、元素分析の結果などから、分子式がC24H18O3であり、一分子中にベンゼン環を3つ持っており、また、一分子中にフェノール性水酸基を一つだけ有し、それ以外の水酸基を持たない本発明化合物の化学構造を同定することができた。水酸基に関する情報を得るためにアセチル化前後のNMR分析も行った。
液化時間をそれぞれ20分間(実施例8)、10分間(実施例9)、あるいは5分間(比較例4)とした以外は実施例1に準じて液化し、液化物を得た。
β−D−フルクトースの代わりに、β−D−グルコースを用い、液化時間をそれぞれ60分間(比較例5)、20分間(比較例6)、10分間(比較例7)、あるいは5分間(比較例8)とした以外は、実施例1に準じて液化し、液化物を得た。
液化触媒をメチル硫酸の代わりに固体酸触媒(アンバーリスト(登録商標)36、シグマアルドリッチ社製)を用い、液化温度を130℃とし、液化時間を60分間(比較例9)あるいは300分間(実施例10)とした以外は、実施例1と同様にして液化物をそれぞれ得た。
実施例1ならびに実施例8、9および比較例4〜8で得られた液化物について、上記した手法で測定して得たGPCクロマトグラムを図3に比較して示す。図3(1)には実施例1と実施例8、9、比較例4により得られた液化物について示している。図3(1)中、最上段は実施例1の液化物に係るGPCクロマトグラムを、2段目から最下段は順に実施例8、9、比較例4の液化物に係るGPCクロマトグラムを表す。
130℃で10分間以上反応させて得られた液化物(実施例1、8、9)には保持時間25.1分に現れる低分子量化合物が認められた。この化合物の化学構造は本発明化合物と同定されている(上記試験例2等参照)。130℃で5分間という短時間の反応(比較例4)では保持時間25.8分により低分子量の化合物の存在が認められるが、本発明化合物の前駆物質と考えられる。
図3(2)は上から順に比較例5〜8により得られたグルコース由来液化物について示しているが、保持時間25.1分のピークはなく、本発明化合物は生成されなかった。
実施例10、比較例9で得られた液化物についてのGPCクロマトグラムを図4に示す。図4中、曲線Aは実施例10の液化物に係るGPCクロマトグラムを、曲線Bは比較例9の液化物に係るGPCクロマトグラムを、コントロールは実施例1の液化物に係るGPCクロマトグラムを、それぞれ表す。
図4から明らかな通り、固体酸触媒を用いると、本発明化合物を生成するためには、反応時間を長く要するようになり、5時間の反応で保持時間25.1分のピークが認められるようになった。かかるピークは本発明化合物に相当する。
Claims (1)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019147017A JP6792105B2 (ja) | 2019-08-09 | 2019-08-09 | フェノール液化樹脂 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019147017A JP6792105B2 (ja) | 2019-08-09 | 2019-08-09 | フェノール液化樹脂 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015209587A Division JP6614483B2 (ja) | 2015-10-26 | 2015-10-26 | フェノール液化樹脂 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020015729A JP2020015729A (ja) | 2020-01-30 |
JP6792105B2 true JP6792105B2 (ja) | 2020-11-25 |
Family
ID=69580444
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019147017A Active JP6792105B2 (ja) | 2019-08-09 | 2019-08-09 | フェノール液化樹脂 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6792105B2 (ja) |
-
2019
- 2019-08-09 JP JP2019147017A patent/JP6792105B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020015729A (ja) | 2020-01-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Kržan et al. | Microwave heating in wood liquefaction | |
Shang et al. | A highly active bio-based epoxy resin with multi-functional group: synthesis, characterization, curing and properties | |
Khalil et al. | Exploring isolated lignin material from oil palm biomass waste in green composites | |
JP2023024831A (ja) | 改質リグニンの製造方法及び改質リグニン、並びに改質リグニン含有樹脂組成材料 | |
Jing et al. | Phenolic foams modified by cardanol through bisphenol modification | |
JP5879027B2 (ja) | リグニン添加熱硬化性樹脂 | |
Li et al. | Microwave‐assisted hydrothermal liquefaction of lignin for the preparation of phenolic formaldehyde adhesive | |
Lee et al. | Novolak PF resins prepared from phenol liquefied Cryptomeria japonica and used in manufacturing moldings | |
Briou et al. | Cardanol‐based and formaldehyde‐free flexible phenolic networks | |
JP2023024830A (ja) | 改質リグニン及び改質ポリフェノールの製造方法、並びに改質リグニンを用いた樹脂組成材料 | |
Shah et al. | Effect of alkali treated walnut shell (Juglans regia) on high performance thermosets. Study of curing behavior, thermal and thermomechanical properties | |
JP6792105B2 (ja) | フェノール液化樹脂 | |
JP2020050814A (ja) | フェノール変性リグニン樹脂を含む樹脂材料、それを用いたフェノール変性リグニン樹脂組成物および構造体 | |
JP6614483B2 (ja) | フェノール液化樹脂 | |
JP2020050815A (ja) | フェノール変性リグニン樹脂を含有する樹脂材料の製造方法、それを用いた構造体の製造方法 | |
Nayak et al. | Sisal fiber (SF) reinforced recycled polypropylene (RPP) composites | |
WO2018139074A1 (ja) | ノボラック型フェノール樹脂、樹脂組成物およびノボラック型フェノール樹脂の製造方法 | |
JP5478048B2 (ja) | フェノール樹脂 | |
JP6624884B2 (ja) | バイオマスフェノール液化樹脂 | |
JP5437053B2 (ja) | 熱硬化性成形材料および成形品 | |
EP3222665A1 (en) | Lignin resin composition, cured object, and molded object | |
US3862089A (en) | Process for the preparation of thermosetting phenolic synthetic resin | |
Li et al. | Preparation of an Abrasive Grinding Wheel Based on Tannin Resin CrossLinked by Furfuryl Alcohol, Urea and Glyoxal | |
JP5301253B2 (ja) | エポキシ樹脂硬化剤、エポキシ樹脂組成物、およびエポキシ樹脂硬化方法 | |
JP4402499B2 (ja) | 熱硬化性バイオマス樹脂組成物およびその成形品 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190813 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200611 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200624 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200820 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200918 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200924 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6792105 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |