JP6624884B2 - バイオマスフェノール液化樹脂 - Google Patents
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Description
その反面、大気中の二酸化炭素の濃度が400ppmに達するなど環境問題が深刻となり、また石油資源の減少、枯渇といった資源問題も意識されるようになってきている。そのような背景のもとで、再生産可能な資源である植物を中心とするバイオマスを、材料やエネルギー源としてより多く活用することが世界的に強く求められている。
また、特許文献2に類似内容の学術論文も発表されている(非特許文献2参照)。
本発明として、例えば、下記のものを挙げることができる。
[2]バイオマスとフェノール類との液化反応物に、酸性触媒存在下においてフェノール類とフルクトースとの反応により得られる反応組成物を0.5〜80質量%、またはモノテルペンアルコール、テレビン油もしくはテルペン樹脂を0.5〜50質量%配合することにより得られる、上記[1]に記載のバイオマスフェノール液化樹脂。
[3]バイオマスが、木材、竹などの植物体、セルロース、デンプン、プルラン等の多糖、デキストリン、スクロース等の小糖、フルクトース、グルコースなどの単糖などの植物成分である、上記[1]または[2]に記載のバイオマスフェノール液化樹脂。
[6]バイオマスが、木材、竹などの植物体、セルロース、デンプン、プルラン等の多糖、デキストリン、スクロース等の小糖、フルクトース、グルコースなどの単糖などの植物成分である、上記[5]に記載のバイオマスフェノール液化樹脂の製造方法。
[7]上記[5]または[6]に記載の製造方法によりバイオマスフェノール液化樹脂を製造する工程、および前記工程により得られたバイオマスフェノール液化樹脂を加工する工程を含むことを特徴とする、フェノール樹脂加工品の製造方法。
1 本発明液化樹脂について
本発明液化樹脂は、酸性触媒存在下においてフェノール類とフルクトースとの反応により得られる反応組成物(以下、「フルクトース変性組成物」ともいう。)、またはモノテルペンアルコール、テレビン油もしくはテルペン樹脂(以下、これらをまとめて「配合油」ともいう。)を、フェノール類によるバイオマス液化反応物の添加物として含有することを特徴とする。なお、本発明液化樹脂には、特許文献2に記載の化合物Aは実質的に含まれていない。
本発明液化樹脂は、フルクトース変性組成物を含むことができる。かかるフルクトース変性組成物は、本発明液化樹脂に対し可塑剤ないし硬化促進剤としての機能を有するものと考えられる。
上記フルクトース変性組成物は、酸性触媒存在下においてフェノール類とフルクトースとの反応(フェノール類によるフルクトースの液化)により得ることができる。このものは、当該反応により得られる化合物の集合体であり、未反応物など様々な化合物を包含することから、当該化合物を構造・組成等により特定することは非常に困難である。
フルクトース含有糖類の場合、その固形分全体を100質量部としてフルクトースを5質量部以上含有すればよく、30質量部以上含有することが好ましく、55質量部以上、特に95質量部以上含有することがより好ましい。フルクトース含有量が5質量部未満であると、フルクトース変性組成物を充分量得られないおそれがある。
酸性触媒の使用量としては、酸性触媒の種類などにより異なるが、フルクトースとフェノール類との合計を100質量部とした場合、0.1〜50質量部の範囲内が適当であり、0.2〜10質量部の範囲内が好ましい。酸性触媒の使用量が0.1質量部未満であると充分な量のフルクトース変性組成物が生成されないおそれがあり、50質量部より多いと酸分解やゲル化を惹起するおそれがある。
本発明液化樹脂は、配合油を含むことができる。かかる配合油は、加熱混練による使用において好ましい。当該配合油は、フルクトース変性組成物と同様、本発明液化樹脂に対し可塑剤ないし硬化促進剤としての機能を有するものと考えられる。
上記配合油としては、モノテルペンアルコール、テレビン油、テルペン樹脂が挙げられるが、この中、モノテルペンアルコール、テルペン樹脂が好ましい。
これら配合油は、一種を用いても、二種以上を併用してもよい。
本発明液化樹脂は、例えば、バイオマスとフェノール類との液化反応物に、フルクトース変性組成物、または配合油を混合することにより製造することができる(製法A)。また、酸性触媒存在下におけるバイオマスとフェノール類との液化反応において、フルクトースを液化原料として配合することにより製造することができる(製法B)。
製法Aは、バイオマスとフェノール類との液化反応物に、フルクトース変性組成物、または配合油を常法により混合することにより実施される。
酸性触媒の使用量としては、バイオマスとフェノール類との合計を100質量部とした場合、0.1〜50質量部の範囲内が適当であり、0.2〜10質量部の範囲内が好ましい。酸性触媒の使用量が0.1質量部未満であると充分な量の当該液化反応物が生成されないおそれがあり、50質量部より多いと酸分解やゲル化を惹起するおそれがある。
得られた当該液化反応物に、フルクトース変性組成物を0.5〜80質量%の範囲内、または配合油を0.5〜50質量%の範囲内、好ましくは両者の場合とも1.5〜20質量%の範囲内、より好ましくは両者の場合とも2.0〜15質量%の範囲内で配合し常法により混合することによって、本発明液化樹脂を製造することができる。
製法Bは、酸性触媒存在下におけるバイオマスとフェノール類との液化反応において、フルクトースを液化原料として配合することにより実施される。バイオマス原料としてフルクトースを追加する以外は、製法Aと同様に実施することができる。その際、バイオマスとフェノール類との質量比率や酸性触媒の使用量におけるバイオマス量は、フルクトースを加えた量と考えればよい。
本発明は、本発明液化樹脂を用いて製造されるフェノール樹脂加工品を含む。かかる加工品としては、例えば、成形品、接着剤、発泡体、炭素繊維、結合剤、塗料などフェノール樹脂が使われる加工品であればいずれも挙げることができる。具体的には、例えば、自動車部品(エアーコンプレッサー用・パワーステアリング用・テンショナー用の各種プーリ等)、電気・電子・重電部品(プリント配線基板、配電盤ブレーカー、マグネットスイッチ、コンセントプラグ等として)、歯車、摺動ライニング、軸受などの機械部品をはじめ日用雑貨(お椀、トレイ、茶卓、鍋・やかんのとって・つまみ、アイロンハンドル、灰皿等)等の成形品、住宅や冷凍倉庫用断熱パネル、剣山等の発泡体、合板接着剤等の接着剤、自動車のパワステホースの断熱材、防火服用繊維、断熱手袋用繊維、有害ガス吸着用活性炭素繊維、耐火レンガ・シェルモールド用の結合剤、自動車の下塗り塗料、食品用缶の内面塗料、船舶用塗料、化学装置の耐食塗料を挙げることができる。
具体的に上記フェノール樹脂加工品は、成形品の場合、例えば、本発明液化樹脂と、硬化剤、硬化促進剤、内部離型剤、充填剤などとを適当な混合機(例、ボールミル、混練押出機、2軸ロール混練機等の2軸混練機)を用いて混合し、この混合物を所望の金型に充填し、熱圧成形することにより製造することができる。また、本発明液化樹脂を適当な溶媒(例、アセトン、メタノール)に懸濁し、それと硬化剤等とを混練し、乾燥した後、所望の金型に充填し、熱圧成形することにより製造することができる。
上記内部離型剤としては、例えば、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、カルナバワックスを挙げることができる。この中、ステアリン酸亜鉛が好ましい。
上記充填剤としては、例えば、木粉、ナットシェルの粉、セルロース粉末、綿繊維、細断布、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維、ポリビニルアルコール繊維、カーボン繊維、芳香族ポリアミド繊維、ガラス繊維、グラファイト、硫化モリブデン、炭酸カルシウム、マイカ、シリカ粉末、タルク、陶土、珪灰石を挙げることができる。この中、木粉、セルロース粉末が好ましい。
各製造物の物性は、次のようにして測定した。
熱流動特性は、島津製作所社製島津フローテスターCFT−500を用いて測定した。熱流動温度(Tf)の測定には昇温測定法を、溶融粘度(η)の測定には定温測定法を用いた。各測定時の条件は以下の通りである。
(1)成形用組成物(コンパウンド)の調製
コンパウンドは以下の配合で調製した。
80×10×4mm寸法の金型にコンパウンド5.8gを充填し、160〜170℃、30MPaで5分間熱圧成形して曲げ試験用試験片を作製した。試験片は室温23℃、相対湿度50%の恒温恒湿下で48時間以上状態調節した後、幅および厚さを各3か所ずつノギスで測定した。
曲げ試験には島津製作所社製Shimadzu Autograph AGS-5kNGを用い、JIS K6911に準拠して荷重速度2.0mm/min、支点間距離64mmの条件下で測定を行った。曲げ強度、曲げ弾性率は同社製ソフトShikibuを用いて求めた。曲げ試験は各試料につき二回ずつ行った。
予め酸性触媒として、5質量部のメタノールに3質量部の硫酸を水冷下でゆっくりと滴下し、次いで60℃に加温して30分間、撹拌下で反応したものを用意した。200L容液化装置(轟産業社製)にフェノールと、上記の予め合成したメチル硫酸を、フェノール、メタノールおよび硫酸の質量比が95:5:3になるように、合計100L秤取り、撹拌した。次いで、液化装置にスギ間伐材粉末を、仕込まれたフェノールの1/2.5質量倍導入し、減圧留去により木粉に含まれている水を除いた。その間に液温を130℃まで高め、その温度に到達後50分間フェノール液化反応を行った。
得られたバイオマスフェノール液化物の薄板固形物はハンマーで打ち砕いて破片状のものとし容器に保管した。この状態のスギ間伐材粉末のフェノール液化物を、以下「大量生産木材液化物」という。
上記調製例1の場合と同様に、酸性触媒として、5質量部のメタノールに3質量部の硫酸を水冷下でゆっくりと滴下し、次いで60℃に加温して30分間、撹拌下で反応したものを用意した。
一方、80℃で12時間以上乾燥させた木粉試料9.00gをテフロン(登録商標、以下同じ)内筒に秤量し、ここにフェノール、メタノールおよび硫酸の重量比が95:5:3になるように、フェノールと上記の酸性触媒を秤量し加えた。このテフロン内筒にテフロン製のふたをした上で強振し、混合した後、ステンレス製耐圧反応管に入れ、強振して混合したのち、所定の温度(130℃)に設定したオイルバス中に沈め、400rpmで60分間攪拌下での反応を行った。反応後、耐圧反応管を氷水中で15分間冷却し、黒色の液体を得た。
上記調製例1の場合と同様に、酸性触媒として、5質量部のメタノールに3質量部の硫酸を水冷下でゆっくりと滴下し、次いで60℃に加温して30分間、撹拌下で反応したものを用意した。
一方、60℃で12時間以上乾燥させたフルクトース9.00gをテフロン内筒に秤量し、ここにフェノール、メタノールおよび硫酸の重量比が95:5:3になるように、フェノールと上記の酸性触媒を秤量し加えた。このテフロン内筒にテフロン製のふたをした上で強振し、混合した後、ステンレス製耐圧反応管に入れ、強振して混合したのち、120℃に設定したオイルバス中に沈め、400rpmで60分間攪拌下での反応を行った。反応後、耐圧反応管を氷水中で15分間冷却し、黒緑色の液体を得た。
調製例1で作製した大量生産木材液化物を乳鉢で微粉状にし、その2.91gに調製例3で作製したフルクトース変性組成物0.09gを加え、乳鉢で微細化しながら混ぜ合わせ、本発明液化樹脂を得た。これは、フルクトース変性組成物を全体の3質量%ブレンドしたことになる。
その混合物を1g秤取り、フローテスターに供して熱流動試験を行った。得られた熱流動温度は90℃であった。大量生産木材液化物の熱流動温度は112℃であったので、このものにフルクトース変性組成物を3質量%加えることにより熱流動温度が22℃低くなった。また、155℃における大量生産木材液化物の溶融粘度は、フルクトース変性組成物添加前には、45.1Pa・Sであったが、該組成物を3質量%ブレンドすることにより、32.2Pa・Sにまで減少した。従って、フルクトース変性組成物は大量生産木材液化物の熱流動性を高めたことが確認された。
予め酸触媒として、5質量部のメタノールに3質量部の硫酸を水冷下でゆっくりと滴下し、次いで60℃に加温して30分間、撹拌下で反応したものを用意した。200mLナスフラスにフェノールと、上記の予め合成したメチル硫酸を、フェノール、メタノールおよび硫酸の質量比が95:5:3になるように、合計33.37g秤取り、45℃のウォーターバス中で15分間、400rpmで攪拌した。
調製例1で調製した大量生産木材液化物を乳鉢で微粉状にし、その23.28gにターピネオール0.72gを加え、ラボプラストミル(東洋精機製作所製、以下同じ)を用いて110℃で10分間、80rpmの混練を行い、本発明液化樹脂を得た。これは、ターピネオールを全体の3質量%ブレンドしたことになる。
調製例1で調製した大量生産木材液化物を乳鉢で微粉状にし、その22.8gにターピネオール1.2gを加え、ラボプラストミルを用いて130℃で10分間、80rpmの混練を行い、本発明液化樹脂を得た。これは、ターピネオールを全体の5質量%ブレンドしたことになる。
調製例1で調製した大量生産木材液化物を乳鉢で微粉状にし、その5.70gにターピネオール0.30gを加え、全体をメタノールで24時間,300rpmの撹拌下で溶解させ、次いでエバポレーターを用いて40℃でメタノールの減圧留去を行い、更に真空乾燥機を用いて40℃で恒量まで乾燥した。これは、ターピネオールを全体の5質量%ブレンドしたことになる。
調製例1で作製した大量生産木材液化物を乳鉢で微粉状にし、その2.91gにテルペンフェノール樹脂(ヤスハラケミカル社製YSポリスター T80、以下同じ)0.09gを加え、乳鉢で微細化しながら混ぜ合わせ、本発明液化樹脂を得た。これは、テルペン樹脂を全体の3質量%ブレンドしたことになる。
調製例1で作製した大量生産木材液化物を乳鉢で微粉状にし、その4.80gに調製例3で作製したフルクトース変性組成物1.20gを加え、全体をメタノールで24時間,300rpmの撹拌下で溶解させ、次いでエバポレーターを用いて40℃でメタノールの減圧留去を行い、更に真空乾燥機を用いて40℃で恒量まで乾燥した。これは、フルクトース変性組成物を全体の20質量%ブレンドしたことになる。
調製例1で調製した大量生産木材液化物を乳鉢で微粉状にし、その20.40gにテルペンフェノール樹脂1.20gおよび調製例3で作製したフルクトース変性組成物2.40gを加え、ラボプラストミルを用いて105℃で10分間、80rpmの混練を行い、本発明液化樹脂を得た。これは、テルペンフェノール樹脂を全体の5質量%およびフルクトース変性組成物を全体の10質量%ブレンドしたことになる。
Claims (6)
- 次の1〜3の工程を含むことを特徴とする、硬化剤を含まないバイオマスフェノール液化樹脂の製造方法。
1:バイオマス(但し、フルクトースを除く。)とフェノール類との液化反応により当該バイオマスの液化反応物を得る工程、
2:酸性触媒存在下においてフェノール類とフルクトースとの反応による反応組成物を得る工程、
3:前記液化反応物にその添加物として前記反応組成物を混合する工程。 - 前記液化反応物に添加物として混合される前記反応組成物が、製造されるバイオマスフェノール液化樹脂中、0.5〜80質量%の範囲内で含有される、請求項1に記載のバイオマスフェノール液化樹脂の製造方法。
- 前記バイオマスが、生物体または多糖、小糖もしくは単糖である、請求項1または2に記載のバイオマスフェノール液化樹脂の製造方法。
- 前記生物体が、木材、竹またはヤシの実である、請求項3に記載のバイオマスフェノール液化樹脂の製造方法。
- 前記多糖がセルロース、デンプンまたはプルランであり、前記小糖がデキストリンまたはスクロースであり、前記単糖がグルコースである、請求項3または4に記載のバイオマスフェノール液化樹脂の製造方法。
- 請求項1〜5のいずれか一項に記載の製造方法により、硬化剤を含まないバイオマスフェノール液化樹脂を製造する工程、および前記工程により得られたバイオマスフェノール液化樹脂を加工する工程を含むことを特徴とする、フェノール樹脂加工品の製造方法。
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