JP6791252B2 - 提示情報選択装置、提示情報選択方法及びプログラム - Google Patents

提示情報選択装置、提示情報選択方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、提示情報選択装置、提示情報選択方法及び記録媒体に関する。
ユーザの興味を推定し、推定した興味に基づいて情報を提供する幾つかの技術が提案されている。
例えば、特許文献1には、ネットワーク化されたシステムのユーザに推薦を提供する方法が記載されている。この方法では、複数のユーザのメディアプロファイルを比較して、興味あるメディアに関して第1のユーザと類似するユーザ候補を識別する。また、この方法では、第1のユーザによるオンライン取引トランザクションに関するイベントを検出し、検出したイベントに関する推薦を生成する。そして、この方法では、ユーザ候補の興味あるメディアに基づき推薦をカスタマイズし、カスタマイズされた推薦をユーザ候補に提供する。
特表2013−536966号公報
ユーザに適切な情報を提供するために、ユーザの興味の推定方法が重要である。
例えば、ユーザの興味を推定する方法の1つとしてユーザの嗜好を推定し、嗜好に合った情報を提供することが考えられる。しかしながら、ユーザの嗜好と欲求とは必ずしも一致せず、提供された情報がユーザの好みではあるが欲しくはないということが考えられる。
この点に関し、特許文献1に記載の発明では、ユーザの好みを興味として用いることは記載されているものの、ユーザの好み(嗜好)と欲求とが一致しない可能性に対する対応策は示されていない。
本発明は、上述の課題を解決することのできる提示情報選択装置、提示情報選択方法及び記録媒体を提供することを目的としている。
本発明の第1の態様によれば、提示情報選択装置は、ユーザの現状を示す情報である現状情報を取得する現状情報取得手段と、前記ユーザの願望を示す情報である願望情報を取得する願望情報取得手段と、前記ユーザに提示する情報の候補である提示情報候補を取得する候補取得手段と、前記現状情報と前記願望情報との相違に基づいて、前記提示情報候補の中から前記ユーザへの提示情報を選択する情報選択手段と、を備える。
本発明の第2の態様によれば、提示情報選択方法では、ユーザの現状を示す情報である現状情報を取得し、前記ユーザの願望を示す情報である願望情報を取得し、前記ユーザに提示する情報の候補である提示情報候補を取得し、前記現状情報と前記願望情報との相違に基づいて、前記提示情報候補の中から前記ユーザへの提示情報を選択する。
本発明の第3の態様によれば、記録媒体は、ユーザの現状を示す情報である現状情報を取得することと、前記ユーザの願望を示す情報である願望情報を取得することと、前記ユーザに提示する情報の候補である提示情報候補を取得することと、前記現状情報と前記願望情報との相違に基づいて、前記提示情報候補の中から前記ユーザへの提示情報を選択することと、をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録する。
この発明によれば、ユーザの欲求を提示情報の選択に反映させることができるので、ユーザが欲する情報を提示できる可能性を高めることができる。
本発明の実施形態に係る提示情報選択装置の機能構成を示す概略ブロック図である。 現状情報取得部192が取得する行動情報の例を示す図である。 現状モデルの例を示す図である。 現状モデルのレーダーチャート形式での表示例を示す図である。 ペルソナ形式の現状モデルの表示例を示す図である。 願望モデルの例を示す図である。 願望モデルのレーダーチャート形式での表示例を示す図である。 ペルソナ形式の願望モデルの表示例を示す図である。 提示情報候補群の例を示す図である。 候補スコア対応情報の例を示す図である。 現状情報と願望情報との相違の例を示す図である。 現状モデルと願望モデルとを重ね合わせて表示する表示例を示す図である。 情報選択部195による提示情報候補からの情報の選択例を示す図である。 提示情報選択装置100がユーザに提示する情報を選択する処理の手順の例を示すシーケンス図である。 本発明に係る情報提示装置の最小構成を示す概略構成図である。
以下、本発明の実施形態を説明するが、以下の実施形態は請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の実施形態に係る提示情報選択装置の機能構成を示す概略ブロック図である。図1に示すように、提示情報選択装置100は、通信部110と、表示部120と、操作入力部130と、記憶部180と、制御部190とを備える。制御部190は、ブラウザ機能部191と、現状情報取得部192と、願望情報取得部193と、候補取得部194と、情報選択部195とを備える。
また、提示情報選択装置100は、インターネット(Internet)900に通信接続する。
提示情報選択装置100は、提示情報選択装置100のユーザに情報を選択的に提示する装置である。ここで言う提示情報選択装置100のユーザは、提示情報選択装置100が情報を提供する対象の人である。以下では、提示情報選択装置100のユーザを単にユーザと称する。
本実施形態では、提示情報選択装置100は、インターネット900上の商品情報及びサービス情報などインターネット900から得られる情報をユーザに提示する。但し、提示情報選択装置100がユーザに提示する情報の情報源はインターネット900に限らない。例えば、提示情報選択装置100が情報提供用のデータベースに通信接続し、このデータベースから情報を取得するようにしてもよい。あるいは、このデータベースが提示情報選択装置100に内蔵されていてもよい。
提示情報選択装置100は、例えばパソコン(Personal Computer;PC)、タブレット端末装置、又は、汎用サーバ装置などの汎用コンピュータが提示情報選択機能のアプリケーションプログラムを実行することで構成される。あるいは、提示情報選択装置100は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)を用いて構成されるなど、専用のハードウェアにて構成されていてもよい。
本実施形態では、提示情報選択装置100が、ユーザが操作するコンピュータと一体に構成されている場合を例に説明する。但し、提示情報選択装置100が、ユーザが操作するコンピュータとは別の装置として構成されていてもよい。また、提示情報選択装置100が、複数のコンピュータ(の各ユーザ)に情報を提示するサーバ装置として構成されていてもよい。
通信部110は、他の機器と通信を行う。特に、通信部110は、インターネット900を介してインターネットサーバ装置と通信接続する。ここでいうインターネットサーバ装置は、インターネット上でサービスを提供するコンピュータである。
表示部120は、例えば液晶パネル又はLED(Light Emitting Diode)パネルなどの表示画面を備え、各種画像を表示する。
操作入力部130は、例えばキーボード及びマウス、又は、表示部120の表示画面に設けられてタッチパネルを構成するタッチセンサ、又はこれらの組み合わせなどの入力デバイスを備え、ユーザ操作を受ける。
記憶部180は、提示情報選択装置100が備える記憶デバイスを用いて構成され、各種情報を記憶する。記憶部180の一部または全部が、提示情報選択装置100に外付けの記憶デバイス又はNAS(Network Attached Storage)を用いて構成されるなど、提示情報選択装置100の外部の装置を用いて構成されていてもよい。
制御部190は、提示情報選択装置100の各部を制御して各種機能を実行する。制御部190は、提示情報選択装置100が備えるCPU(Central Processing Unit、中央処理装置)が記憶部180からプログラムを読み出して実行することで構成される。あるいは、制御部190が専用のハードウェアにて構成されていてもよい。
ブラウザ機能部191は、ユーザにウェブブラウザ(Web Browser)機能を提供する。ブラウザ機能部191として一般的なウェブブラウザを用いることができる。
なお、上述したように、提示情報選択装置100が、ユーザが操作するコンピュータと別の装置として構成されていてもよい。この場合、ブラウザ機能部191は、ユーザが操作するコンピュータに設けられてユーザにウェブブラウジング機能を提供する。
現状情報取得部192は、現状情報を取得する。ここでいう現状情報は、ユーザの現状を示す情報である。例えば、現状情報は、ユーザが行った行動を示す情報であってもよい。あるいは、現状情報は、ユーザが有している資格、ユーザの身体的な状態、又は、ユーザの精神的な状態など、ユーザの状態を示す情報であってもよい。あるいは、現状情報は、ユーザが所持している物の情報であってもよい。あるいは、現状情報は、これらの組み合わせであってもよい。
本実施形態では、現状情報取得部192が、ブラウザ機能部191から行動情報を取得し、行動情報から現状モデルを生成する場合を例に説明する。行動情報、現状モデルのいずれも現状情報の例に該当する。
ここでいう行動情報は、ユーザの行動を示す情報である。本実施形態では、現状情報取得部192が、ウェブブラウジング(Web Browsing)におけるユーザの行動を示す情報を行動情報として取得する場合を例に説明する。
また、ここでいう現状モデルは、ユーザの現状を項目毎にスコア化した情報である。本実施形態では、現状情報取得部192が、ユーザがウェブブラウジングにて閲覧した商品情報及びサービス情報をスコア化して現状モデルを生成する場合を例に説明する。
なお、行動モデルと後述する願望モデルとを総称してユーザモデルと表記する。
図2は、現状情報取得部192が取得する行動情報の例を示す図である。図2の例では行動情報が表形式の情報として構成されており、1行分の情報が1つの商品又はサービスに対するユーザの行動を示す。図2に示す行動情報は、「ユーザID」欄と、「閲覧サイト」欄と、「アクション」欄と、「商品」欄とを含んで構成されている。
「ユーザID」欄にはユーザIDが格納される。ユーザIDは、ユーザを識別するための識別情報である。なお、提示情報選択装置100が対象とするユーザが一人のみの場合は、行動情報にユーザIDが含まれていなくてもよい。後述する他の情報についても同様である。
「閲覧サイト」欄にはユーザIDで示されるユーザが閲覧したウェブサイトのアドレスが格納される。
「アクション」欄には、ユーザが閲覧したサイトで行ったアクション(行動)を示すアクション情報が格納される。アクション情報の「購入」は、その商品を購入したことを示す。「閲覧」は、その商品(の情報)を閲覧したことを示す。
「商品」欄には、「アクション」欄に示されるアクションの対象となった商品の情報が格納される。「商品」欄に商品名が格納されていてもよいし、商品の種類を示す情報が格納されていてもよい。あるいは、これらの組み合わせが「商品」欄に格納されていてもよい。
例えば、行L111は、ユーザID「AU001」のユーザがウェブサイト「aaa.xxx.com」でサッカーシューズ(の情報)を閲覧したことを示す。また、行L112は、ユーザID「AU001」のユーザがウェブサイト「bbb.yyy.com」で漫画を購入したことを示す。
現状情報取得部192は、ユーザがウェブブラウジングを行った際にブラウザ機能部191から情報を取得する。特に、現状情報取得部192は、閲覧サイトのアドレス、ユーザが閲覧したウェブページに表示された商品(商品情報)及びサービス(サービス情報)、及び、これら商品及びサービスのうちユーザが購入した商品及びサービスの情報を取得する。
そして、現状情報取得部192は、ブラウザ機能部191から取得した情報を用いて行動情報を生成し、記憶部180に記憶させる。
図3は、現状モデルの例を示す図である。図3の例では現状モデルが表形式の情報として構成されており、各行に項目毎のスコアが示されている。図3に示す現状モデルは、「ユーザID」欄と、「項目」欄と、「スコア」欄とを含んで構成されている。
「ユーザID」欄にはユーザIDが格納される。
「項目」欄には、行動情報に示される商品及びサービスを特徴毎に分類する項目が格納される。
図3の例で、「TV、ゲーム、漫画」の項目には、娯楽に関する商品及びサービスが分類される。
「サッカー」の項目には、スポーツに関する商品及びサービスが分類される。「居酒屋」の項目には、飲み会に利用可能なタイプの飲食店(飲食サービス)が分類される。
「資格、免許」の項目には、資格取得のための本及び講座、免許取得のための教習所など、資格及び免許に関する商品及びサービスが分類される。
「健康」の項目には、健康増進グッズ及び病院(医療サービス)など、健康に関する商品及びサービスが分類される。
「スコア」欄には、商品及びサービスが分類された項目毎のスコアが格納される。
現状情報取得部192は、例えば、記憶部180が記憶している直近1年分の行動情報など、直近の所定期間の行動情報を解析して現状モデルを生成する。現状モデルの生成に関しては、特開2010−262534号公報(例えば、図7および図9参照)、又は、特願2015−062055号(特開2016−181196号公報)に記載されている技術などを用いることができる。
商品及びサービスを少なくとも1つの項目へ分類するために、現状情報取得部192が、商品説明及びサービス説明からキーワードを抽出するようにしてもよい。そして、記憶部180が、キーワードと項目との対応関係を示す情報を予め記憶しておき、現状情報取得部192が、抽出したキーワードをこの情報に適用して分類を行うようにしてもよい。
なお、現状情報取得部192が、1つの商品又はサービスを複数の項目に分類するようにしてもよい。
各項目のスコア算出について、現状情報取得部192が、各項目に分類された商品及びサービスの閲覧回数(表示部120が表示した回数)の合計をスコアに換算するようにしてもよい。あるいは、現状情報取得部192が、各項目に分類された商品及びサービスの閲覧時間(表示部120が表示した時間)の合計をスコアに換算するようにしてもよい。
あるいは、商品毎及びサービス毎に、当該商品毎及びサービスが属する項目の情報と、当該商品毎及びサービスのスコアの情報が予め定められていてもよい。現状情報取得部192が、この予め定められている項目に基づいて商品及びサービスの分類を行い、項目毎に、当該項目に属する商品及びサービスのスコアを合計するようにしてもよい。
現状情報取得部192は、生成した現状モデルを表示部120に表示させる。表示部120が表示した現状モデルをユーザが書き換えることで、後述する願望モデルが得られる。
但し、表示部120が、現状モデルを表示する形式は、図3の例のような表形式に限らない。例えば、表示部120がレーダーチャート(Radar Chart)の形式で現状モデルを表示するようにしてもよい。
図4は、現状モデルのレーダーチャート形式での表示例を示す図である。図4の例では、表示部120は、図3の例における観察モデルをレーダーチャート形式で表示している。
このように、表示部120が現状モデルをレーダーチャート形式で表示することで、ユーザは、現状モデルにおけるスコアをより直感的に把握することができる。
表示部120が、現状モデルの表形式での表示に加えてレーダーチャート形式でも表示するようにしてもよい。あるいは、表示部120が、現状モデルの表形式での表示に代えてレーダーチャート形式で表示するようにしてもよい。
あるいは、現状情報取得部192が、スコア形式の現状モデルに加えて、あるいは代えて、ユーザの行動を文章で表現した情報を生成し、表示部120に表示させるようにしてもよい。以下では、ユーザの行動を文章で表現する形式をペルソナ形式と称する。また、ユーザの現状の行動をペルソナ形式で示した情報をペルソナ形式の現状モデルと称する。
図5は、ペルソナ形式の現状モデルの表示例を示す図である。図5の例では、ペルソナ形式の現状モデルが表形式の情報として構成されている。
図5に示すペルソナ形式の現状モデルでは、「ユーザID」欄には、ユーザIDが格納されている。「性別」欄には、ユーザの性別が格納されている。「年齢」欄には、ユーザの年齢が格納されている。
ペルソナ形式の現状モデルは、ユーザ自身の情報として表示されていてもよいし、架空の人物の情報として表示されていてもよい。「年齢」欄にも、「○○歳」というように正確な年齢が格納されていてもよいし、図5の例のようにおおよその年齢が格納されていてもよい。
あるいは、ペルソナ形式の現状モデルが、「性別」欄及び「年齢」欄のうちいずれか一方又は両方を含んでいなくてもよい。
「平日:昼の過ごし方」、「平日:夜の過ごし方」、「休日:昼の過ごし方」、「休日:夜の過ごし方」の各欄には、該当する時間帯におけるユーザの現状の行動パターンが簡単な文章で示されている。
例えば、記憶部180が各時間帯の行動パターンのテンプレートを予め記憶しておく。また、記憶部180が、スコア形式の現状モデルにおけるスコアと行動パターンとの対応関係情報を予め記憶しておく。そして、現状情報取得部192は、スコア形式の現状モデルにおけるスコアを参照してペルソナ形式の現状モデルを生成する。
あるいは、現状情報取得部192が、ユーザがコンピュータ(本実施形態では提示情報選択装置100)に登録したスケジュール情報からユーザの行動パターンを解析してペルソナ形式の現状モデルを生成するようにしてもよい。この場合、スケジュール情報が現状情報の例に該当する。
あるいは、現状情報取得部192が、ユーザのブログ等のプロフィール情報からユーザの行動パターンを解析してペルソナ形式の現状モデルを生成するようにしてもよい。この場合、プロフィール情報が現状情報の例に該当する。
表示部120がペルソナ形式の現状モデルを表示することで、ユーザは、自らの現状の行動パターンを具体的にイメージし易くなる。
願望情報取得部193は、願望情報を取得する。ここでいう願望情報は、ユーザの願望を示す情報である。具体的には、願望情報取得部193は、願望モデルを取得する。ここでいう願望モデルは、ユーザの願望を項目毎にスコア化した情報である。
本実施形態では、願望情報取得部193は、表示部120が表示した現状モデルをユーザがユーザ自らの願望に応じて書き換えた願望モデルを取得する。
図6は、願望モデルの例を示す図である。
図6の例では、ユーザは、図5に示される観察モデルに対し、「資格、免許」の項目のスコアを「0.5」に書き換える修正を行っている。また、ユーザは、「オシャレ、レストラン」の項目を追加してスコアを「0.4」とする修正を行っている。
「オシャレ、レストラン」の項目には、ファッションに関する商品及びサービスと、レストランタイプの飲食店(飲食サービス)とが分類される。
提示情報選択装置100が、ユーザが追加した項目の内容を、項目名に示されるキーワードから把握するようにしてもよい。あるいは、提示情報選択装置100が項目を把握できるように、ユーザが所定の項目のいずれかを選択するようにしてもよい。例えば、ユーザが願望モデルに行を追加した際に、表示部120がプルダウンメニュー形式で複数の項目を表示し、ユーザがいずれかの項目を選択するようにしてもよい。
図7は、願望モデルのレーダーチャート形式での表示例を示す図である。図7の例では、表示部120は、図6の例における願望モデルをレーダーチャート形式で表示している。
このように、表示部120が現状モデルをレーダーチャート形式で表示することで、ユーザは、現状モデルにおけるスコアをより直感的に把握することができる。
願望情報取得部193が、表形式で得られた願望モデルをレーダーチャート形式で表示部120に表示させるようにしてもよい。
あるいは、図4の例のように表示部120がレーダーチャート形式で表示した現状モデルをユーザが書き換えるようにしてもよい。この場合、願望情報取得部193は、書き換えられた現状モデルを願望モデルとして取得する。
あるいは、願望情報取得部193が、ペルソナ形式の願望モデルを取得するようにしてもよい。ここでいうペルソナ形式の願望モデルは、ユーザが願望する行動を文章で表現した情報である。
願望情報取得部193が、図6の例のようなスコア形式の願望モデルに基づいて、ペルソナ形式の願望モデルを生成するようにしてもよい。あるいは、ペルソナ形式の現状モデルをユーザが書き換えた情報を、願望情報取得部193がペルソナ形式の願望モデルとして取得するようにしてもよい。
図8は、ペルソナ形式の願望モデルの表示例を示す図である。図8の例では、ユーザは、図5に示されるペルソナ形式の現状モデルを書き換えており、これによってペルソナ形式の願望モデルが得られている。ユーザは、平日の昼間の過ごし方として、大学の講義の合間は、資格取得に向けて勉強をしたいという願望(ユーザが考える理想)を記載している。また、ユーザは、休日の昼間の過ごし方として、バイト(アルバイト)がない時は彼女とドライブをしたいという願望を記載している。また、ユーザは、休日の夜の過ごし方として、素敵なレストランでディナーを取りたいという願望を記載している。
なお、願望モデルを生成する方法として、上記のようにユーザ自身に入力させる方法に代えて、願望情報取得部193が願望モデルを自動生成するようにしてもよい。例えば、願望情報取得部193が、ユーザ自身のSNS等への「・・・が欲しい」、「・・・になりたい」といった書込み、又は、他ユーザのレビュー・発言に対してのコメント等に基づいて願望モデルを生成することも可能であるようにしてもよい。あるいは、ユーザにアバターをデザインさせて、デザインされたアバターより願望モデルを抽出するといった方法も可能である。
候補取得部194は、提示情報候補を取得する。ここでいう提示情報候補は、ユーザに提示する情報の候補である。
図9は、提示情報候補群の例を示す図である。図9の例では提示情報候補群が表形式の情報として構成されており、各行が提示情報候補の例に該当する。図9に示す提示情報候補群は、「商品ID」欄と、「商品名」欄と、「商品説明」欄とを含んで構成されている。
「商品ID」欄には商品IDが格納される。商品IDは、商品又はサービスを識別するための識別情報である。
「商品名」欄には商品IDで識別される商品又はサービスの名称(商品名)が格納される。
「商品説明」欄には商品IDで識別される商品又はサービスの説明(商品説明又はサービス説明)が格納されている。
例えば、行L211は、商品ID「AS001」で識別されるサービスがナイトクルージングであり、夜の海のクルージングでディナーが提供されることが示されている。行L211は、提供情報候補の例に該当する。
候補取得部194は、例えば通信部110を介してウェブサーバからウェブページ情報を取得し、ウェブページ情報を解析してそのページに示されている商品又はサービスの商品IDと、商品名と、商品説明又はサービス説明とを取得する。そして、候補取得部194は、得られた情報を用いて提供情報候補を生成し、提供情報候補群の行の形式で記憶部180に記憶させる。候補取得部194が、ユーザがブラウザ機能部191を用いて閲覧したウェブページから情報を取得するようにしてもよいし、ユーザの閲覧とは別に情報を取得するようにしてもよい。
また、候補取得部194は、願望モデルの項目別にスコアが対応付けられた提示情報候補を取得する。提示情報候補とスコアとを対応付ける情報は、提示情報候補の一部として構成されていてもよいし、提示情報候補とは別の情報として構成されていてもよい。
図10は、候補スコア対応情報の例を示す図である。ここでいう候補スコア対応情報は、提示情報候補と項目別のスコアとを対応付ける情報である。図10の例では候補スコア対応情報が表形式の情報として構成されており、各行に1つの商品又はサービス、かつ、1つの項目に対応付けられるスコアが示されている。図10に示す候補スコア対応モデルは、「商品ID」欄と「項目」欄と、「スコア」欄とを含んで構成されている。
「商品ID」欄には商品IDが格納される。この商品IDにより、候補スコア対応情報の行と提供情報候補群の行(従って、1つの提供情報候補)とが対応付けられる。図10の例で、候補スコア対応情報の「商品ID」欄には同じ商品IDが複数行に格納されており、候補スコア対応情報の複数行が提供情報候補群の1行に対応付けられている。
「項目」欄には、願望モデルの場合と同様、商品及びサービスを特徴毎に分類する項目が格納される。候補スコア対応情報の各行に示される商品IDと項目との組み合わせにより、その行に示されるスコアが、1つの商品かつ1つの項目に対応付けられる。
例えば、行L311は、商品IDが「AS001」であるナイトクルージング(図9参照)の、「資格、免許」項目のスコアが0.1であることを示している。
候補取得部194は、例えば、記憶部180が記憶している提示情報候補群の商品説明及びサービス説明を解析することで、候補スコア対応情報を生成する。候補スコア対応情報の生成に関しては、特開2010−262534号公報、又は、特願2015−062055号(特開2016−181196号公報)に記載されている技術など公知の技術を用いることができる。
候補スコア対応情報の生成について、候補取得部194が、商品説明及びサービス説明からキーワードを抽出するようにしてもよい。そして、記憶部180が、キーワード毎かつ項目毎にスコアを示す情報を予め記憶しておき、候補取得部194が、抽出したキーワードをこの情報に適用してスコアを算出するようにしてもよい。
あるいは、商品毎、かつ、項目毎のスコアを示す情報が予め生成されていてもよい。例えば、ウェブページにおける商品の表示及びサービスの表示に対応付けて、その商品又はサービスについてのスコアが項目ごとに示されていてもよい。候補取得部194が、この情報を取得することで候補スコア対応情報を取得するようにしてもよい。
なお、図10の例では、図6の願望モデルの例に示される項目のうち、図3の現状モデルの例からスコアが更新又は追加された項目と、図6の願望モデルの例におけるスコアが所定の閾値(例えば、0.5)以上である項目とが示されている。「資格、免許」、及び、「オシャレ、レストラン」の各項目が、現状モデルからスコアが更新又は追加された項目の例に該当する。また、「TV、ゲーム、漫画」の項目が、願望モデルにおけるスコアが所定の閾値以上である項目の例に該当する。
このように、候補スコア対応情報にスコアを示す項目を限定することで、候補取得部194が候補スコア情報を生成する際の負荷を限定させることができる。
情報選択部195は、現状情報と願望情報との相違に基づいて提示情報候補のうちユーザに提示する情報を選択する。特に、情報選択部195は、項目毎に、願望モデルに示されるスコアと現状モデルに示されるスコアとの差、及び、提示情報候補に付されたスコアに基づいて、提示情報候補の中からユーザに提示する情報を選択する。
図11は、現状情報と願望情報との相違の例を示す図である。具体的には、図11は、図3に例示する現状モデルにおけるスコアと、図6に例示する願望モデルにおけるスコアとの差を項目毎に示している。以下では、現状モデルにおけるスコアと、願望モデルにおけるスコアとの差を項目毎に示す情報をスコア差分情報と称する。
図11の例では、スコア差分情報が表形式の情報として構成されており、各行に項目毎のスコアが示されている。図11に示すスコア差分情報は、「ユーザID」欄と、「項目」欄と、「スコア(現状モデル)」欄と、「スコア(願望モデル)」欄と、「差分」欄とを含んで構成されている。
「ユーザID」欄にはユーザIDが格納される。
「項目」欄には、現状モデル及び願望モデルのうち何れか一方又は両方で評価されたスコアがゼロ以上である項目が格納される。
「スコア(現状モデル)」欄には、現状モデルで評価したスコアが格納される。
「スコア(願望モデル)」欄には、願望モデルで評価したスコアが格納される。
「差分」欄には、願望モデルでの該当項目のスコアから現状モデルでの該当項目のスコアを減算した差が格納される。従って、「差分」欄に格納される値は、ユーザが特定の項目に属する商品又はサービスにかけるコストを、現状からどれぐらい変化させたいかを示している。
情報選択部195が、生成したスコア差分情報を表示部120に表示させるようにしてもよい。ユーザが、表示された差分情報を確認し、差分がユーザの意図と異なる場合には願望モデルを修正するようにしてもよい。
あるいは、表示部120が、制御部190の制御に従って、現状モデルと願望モデルとをレーダーチャート形式で重ね合わせて表示するようにしてもよい。
図12は、現状モデルと願望モデルとを重ね合わせて表示する表示例を示す図である。
図12の例では、図5及び図6に示される現状モデルと、図8及び図9に示される願望モデルとが、レーダーチャート形式で重ね合わせて表示されている。
このように、表示部120が現状モデルと願望モデルとをレーダーチャート形式で重ね合わせて表示することで、ユーザは、現状モデルと願望モデルとの相違を直感的に把握することができる。現状モデルと願望モデルとの相違がユーザの意図と異なる場合、ユーザが願望モデルを修正するようにしてもよい。特に、ユーザが、レーダーチャート形式の願望モデルを修正するようにしてもよい。これにより、ユーザは、表示部120の画面を切り替えること無しに、願望モデルの修正を行うことができる。
図13は、情報選択部195による提示情報候補からの情報の選択例を示す図である。図13の例では、図10に示す候補スコア対応情報の例に加えて、商品ID毎にユーザへの情報の提示の有無が示されている。図13の「候補(数値のみ)」欄、「候補(免許取得情報付)」欄のいずれでも、「○」はユーザに情報を提示することを示し、空欄は、ユーザに情報を提示しないことを示している。
具体的には、情報選択部195は、願望モデルを用いて提示情報候補の中からユーザに提示する情報を選択する。
ここで、図3の現状モデルでは、「資格、免許」の項目のスコアは0.1、「オシャレ、レストラン」の項目のスコアは0(なし)、「TV、ゲーム、漫画」の項目のスコアは0.5となっている。このため、仮に、情報選択部195が願望モデルを用いず現状モデルに基づいて情報を選択した場合、図9〜図10に示す提示情報候補のうち商品IDが「AS001」の「ナイトクルージング」のみがユーザに提示されると考えられる。
この場合、商品IDが「AS002」の「漫画全巻セット」についてはスコアが全くの不一致となる。また、商品IDが「AS003」の「プロマネ資格取得」、及び、商品IDが「AS004」の「合宿免許」については、「資格、免許」の項目のスコアは現状モデルのスコアと類似するが、「オシャレ、レストラン」の項目は現状モデルには含まれていない。そして、現状モデルを全体的に見た場合、「資格、免許」に関するユーザの興味は小さいと判定され、候補から外れる、もしくは提示する優先度が低いと判定されることが考えられる。
一方、情報選択部195が、現状モデルに願望モデルを加えて情報の選択を行う場合、「オシャレ、レストラン」の項目のスコア(0.4)、及び、「資格、免許」の項目のスコア(0.5)が加味される。これにより、図9〜図10に示されている全商品がユーザに提示され得る。特に、現状モデルだけでは「オシャレ、レストラン」の項目が無く、有益な情報と判定されないのに対し、願望モデルが用いられることで、「オシャレ、レストラン」に関する情報もユーザへの提供対象となる。
さらに、図11に示される「差分」のスコアから、特にユーザのニーズとして重要視される情報が「オシャレ、レストラン」に関する情報、及び、「資格、免許」に関する情報ということが判定される。これにより、情報選択部195は、これら2つの要素を重視した情報の選択を行うことができる。
なお、現状モデルと願望モデルとの差分が大きい場合、情報選択部195が、比較的スコアの低い情報を先に提示するようにしてもよい。例えば、図13の例で、情報選択部195が、初めからスコアの高い商品、商品IDが「AS003」、の情報をユーザに提供せず、あえてスコアが高くない商品、商品IDが「AS004」、の情報からユーザに提供するようにしてもよい。そして、情報選択部195が、次のステップで、スコアが高い商品IDが「AS003」の商品の情報を、オススメ情報としてユーザに提供するようにしてもよい。
次に、図14を参照して提示情報選択装置100の動作について説明する。
図14は、提示情報選択装置100がユーザに提示する情報を選択する処理の手順の例を示すシーケンス図である。
<シーケンスS1:商品情報の収集>
候補取得部194は、通信部110を介していろいろなウェブページを参照し、ウェブページに示されている商品情報及びサービス情報を取得する。そして、候補取得部194は、得られた商品情報に基づいて提示情報候補を生成する。
<シーケンスS2:EC(E-Commerce)サイトでの閲覧、商品購入>
ユーザは、ブラウザ機能部191が提供するウェブブラウザを用いてECサイト等のウェブサイトを閲覧する。気に入った商品又はサービスがあった場合、ユーザはそのウェブサイトで商品又はサービスを購入する。
<シーケンスS3:行動情報の収集>
現状情報取得部192は、ユーザが利用しているサービスでの商品閲覧・購入履歴などの行動情報をブラウザ機能部191から取得する。
<シーケンスS4:現状モデルの生成>
現状情報取得部192は、シーケンスS3で得られた行動情報に基づいて現状モデルを生成する。
<シーケンスS5:現状モデルの表示>
表示部120は、シーケンスS4で得られた現状モデルを表示する。
<シーケンスS6:現状モデルの修正>
ユーザは、シーケンスS5で表示された現状モデルを、ユーザの願望に基づいて、ユーザ自らが理想とするモデルに修正する。操作入力部130がモデル修正のユーザ操作を受け付ける。
<シーケンスS7:願望モデルの取得>
願望情報取得部193は、シーケンスS6でのユーザ修正後の現状モデルを願望モデルとして取得する。
<シーケンスS8:現状モデルと願望モデルとの相違を評価>
情報選択部195は、シーケンスS4で得られた現状情報とシーケンスS7で得られた願望モデルとの相違を評価する。具体的には、情報選択部195は、願望情報におけるスコアから現状情報におけるスコアを項目毎に減算してスコア差分情報を生成する。
<シーケンスS9:候補スコア情報の生成>
候補取得部194は、シーケンスS1で得られた提示情報候補に基づいて候補スコア情報を生成する。
<シーケンスS10:商品情報選択>
情報選択部195は、シーケンスS1で得られた提示情報候補のうち、ユーザに提示する情報(商品情報又はサービス情報、又はこれらの組み合わせ)を選択する。情報選択部195は、シーケンスS8で得られたスコア差分情報と、シーケンスS9で得られた候補スコア情報とに基づいて情報の選択を行う。
<シーケンスS11:商品情報提示>
表示部120は、シーケンスS10で得られた商品情報又はサービス情報、又はこれらの組み合わせを表示することでユーザに提示する。
以上のように、現状情報取得部192は、現状情報を取得する。願望情報取得部193は、願望情報を取得する。また、候補取得部194は、提示情報候補を取得する。そして、情報選択部195は、現状情報と願望情報との相違に基づいて、提示情報候補の中からユーザへの提示情報を選択する。
これにより、情報選択部195は、ユーザが願望をかなえたいという欲求を満たすように、ユーザの願望と現状との差分に応じた情報を提供することができる。このように、情報選択部195は、ユーザの欲求を提示情報の選択に反映させることができるので、ユーザが欲する情報を提示できる可能性を高めることができる。
また、現状情報取得部192は、ユーザの現状を項目毎にスコア化した現状モデルを取得する。願望情報取得部193は、ユーザがユーザ自らの願望に応じて現状モデルを書き換えた願望モデルを取得する。
これにより、ユーザは願望モデルを一から生成する必要が無く、現状モデルを書き換えるという比較的簡単な操作で願望モデルを生成することができる。これにより、ユーザの負担を軽減させることができる。
また、現状情報取得部192は、ユーザがコンピュータを用いて閲覧した商品情報及びサービス情報をスコア化して現状モデルを生成する。
これにより、現状情報取得部192は、ユーザによる閲覧行為に基づいて現状モデルを生成することができる。ユーザの行為に基づいて現状モデルを生成する点で、現状情報取得部192は、ユーザモデルを比較的高精度に生成することができる。
また、候補取得部194は、項目別にスコアが対応付けられた提示情報候補を取得する。情報選択部195は、願望モデルに示されるスコアと現状モデルに示されるスコアとの項目毎の差、及び、提示情報候補に付された項目毎のスコアに基づいて、提示情報候補のうちユーザへの提示情報を選択する。
これにより、候補取得部194は、願望モデルに示されるスコアと現状モデルに示されるスコアとの項目毎の差と、提示情報候補に付された項目毎のスコアとを比較するという簡単な処理でユーザへの提示情報を選択することができる。
次に、図15を参照して、本発明の最小構成について説明する。
図15は、本発明に係る情報提示装置の最小構成を示す概略構成図である。図15に示す提示情報選択装置10は、現状情報取得部11と、願望情報取得部12と、候補取得部13と、情報選択部14とを備える。
かかる構成にて、現状情報取得部11は、ユーザの現状を示す情報である現状情報を取得する。願望情報取得部12は、ユーザの願望を示す情報である願望情報を取得する。候補取得部13は、ユーザに提示する情報の候補である提示情報候補を取得する。情報選択部14は、現状情報と願望情報との相違に基づいて、提示情報候補の中からユーザへの提示情報を選択する。
これにより、情報選択部14は、ユーザが願望をかなえたいという欲求を満たすように、ユーザの願望と現状との差分に応じた情報を提供することができる。このように、情報選択部14は、ユーザの欲求を提示情報の選択に反映させることができるので、ユーザが欲する情報を提示できる可能性を高めることができる。
なお、制御部190の機能の全部または一部を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各部の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OS(Operating System)や周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM(Read Only Memory)、CD(Compact Disc)−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
上記の本発明の実施形態は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下に限定されるわけではない。
(付記1)
ユーザの現状を示す情報である現状情報を取得する現状情報取得手段と、
前記ユーザの願望を示す情報である願望情報を取得する願望情報取得手段と、
前記ユーザに提示する情報の候補である提示情報候補を取得する候補取得手段と、
前記現状情報と前記願望情報との相違に基づいて、前記提示情報候補の中から前記ユーザへの提示情報を選択する情報選択手段と、
を備える提示情報選択装置。
(付記2)
前記現状情報取得手段は、前記ユーザの現状を項目毎にスコア化した現状モデルを取得し、
前記願望情報取得手段は、前記ユーザがユーザ自らの願望に応じて前記現状モデルを書き換えた願望モデルを取得する、
付記1に記載の提示情報選択装置。
(付記3)
前記現状情報取得手段は、前記ユーザがコンピュータを用いて閲覧した商品情報及びサービス情報をスコア化して前記現状モデルを生成する、付記2に記載の提示情報選択装置。
(付記4)
前記候補取得手段は、前記項目別にスコアが対応付けられた前記提示情報候補を取得し、
前記情報選択手段は、前記願望モデルに示されるスコアと前記現状モデルに示されるスコアとの前記項目毎の差、及び、前記提示情報候補に付された前記項目毎のスコアに基づいて、前記提示情報候補のうち前記ユーザへの提示情報を選択する、
付記2または3に記載の提示情報選択装置。
(付記5)
ユーザの現状を示す情報である現状情報を取得し、
前記ユーザの願望を示す情報である願望情報を取得し、
前記ユーザに提示する情報の候補である提示情報候補を取得し、
前記現状情報と前記願望情報との相違に基づいて、前記提示情報候補の中から前記ユーザへの提示情報を選択する、
提示情報選択方法。
(付記6)
前記現状情報として、前記ユーザの現状を項目毎にスコア化した現状モデルを取得し、
前記願望情報として、前記ユーザがユーザ自らの願望に応じて前記現状モデルを書き換えた願望モデルを取得する、
付記5に記載の提示情報選択方法。
(付記7)
前記ユーザがコンピュータを用いて閲覧した商品情報及びサービス情報をスコア化して前記現状モデルを生成する、付記6に記載の提示情報選択方法。
(付記8)
前記項目別にスコアが対応付けられた前記提示情報候補を取得し、
前記願望モデルに示されるスコアと前記現状モデルに示されるスコアとの前記項目毎の差、及び、前記提示情報候補に付された前記項目毎のスコアに基づいて、前記提示情報候補のうち前記ユーザへの提示情報を選択する、
付記6または7に記載の提示情報選択方法。
(付記9)
ユーザの現状を示す情報である現状情報を取得することと、
前記ユーザの願望を示す情報である願望情報を取得することと、
前記ユーザに提示する情報の候補である提示情報候補を取得することと、
前記現状情報と前記願望情報との相違に基づいて、前記提示情報候補の中から前記ユーザへの提示情報を選択することと、
をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録した記録媒体。
(付記10)
前記プログラムは、前記コンピュータに、
前記現状情報として、前記ユーザの現状を項目毎にスコア化した現状モデルを取得することと、
前記願望情報として、前記ユーザがユーザ自らの願望に応じて前記現状モデルを書き換えた願望モデルを取得することと、
を実行させることを特徴とする付記9に記載の記録媒体。
(付記11)
前記プログラムは、前記コンピュータに、
前記ユーザがコンピュータを用いて閲覧した商品情報及びサービス情報をスコア化して前記現状モデルを生成させる付記10に記載の記録媒体。
(付記12)
前記プログラムは、前記コンピュータに、
前記項目別にスコアが対応付けられた前記提示情報候補を取得することと、
前記願望モデルに示されるスコアと前記現状モデルに示されるスコアとの前記項目毎の差、及び、前記提示情報候補に付された前記項目毎のスコアに基づいて、前記提示情報候補のうち前記ユーザへの提示情報を選択することと、
を実行させることを特徴とする付記10または11に記載の記録媒体。
(付記13)
前記プログラムは、前記コンピュータに、
前記項目別にスコアが対応付けられた前記提示情報候補を取得することと、
前記願望モデルに示されるスコアと前記現状モデルに示されるスコアとの前記項目毎の差、及び、前記提示情報候補に付された前記項目毎のスコアに基づいて、前記提示情報候補のうち前記ユーザへの提示情報を選択することと、
を実行させる付記11または12に記載の記録媒体。
この出願は、2016年9月23日に出願された日本出願特願2016−185578を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
100 提示情報選択装置
110 通信部
120 表示部
130 操作入力部
180 記憶部
190 制御部
191 ブラウザ機能部
192 現状情報取得部
193 願望情報取得部
194 候補取得部
195 情報選択部

Claims (10)

  1. ユーザの現状を示す情報である現状情報を項目毎にスコア化した現状モデルを取得する現状情報取得手段と、
    前記ユーザの願望を示す情報である願望情報を項目毎にスコア化した願望モデルを取得する願望情報取得手段と、
    前記ユーザに提示する情報の候補であり、前記項目別にスコアが対応付けられた提示情報候補を取得する候補取得手段と、
    前記提示情報候補に付された前記項目毎のスコアに基づいて、前記提示情報候補のうち、前記願望モデルに示されるスコアと前記現状モデルに示されるスコアとの差が大きい前記項目に関する前記提示情報候補ほど、及び、前記スコアが低い前記項目に関する前記提示情報候補ほど優先して、前記ユーザへの提示情報として選択する情報選択手段と、
    を備える提示情報選択装置。
  2. 記願望情報取得手段は、前記ユーザがユーザ自らの願望に応じて前記現状モデルを書き換えた前記願望モデルを取得する、
    請求項1に記載の提示情報選択装置。
  3. 前記現状情報取得手段は、前記ユーザがコンピュータを用いて閲覧した商品情報及びサービス情報をスコア化して前記現状モデルを生成する、請求項1または2に記載の提示情報選択装置。
  4. 前記願望情報取得手段は、前記ユーザによるSNSへの書き込み内容、あるいは、前記ユーザによりデザインされたアバターに基づいて、前記願望モデルを生成する、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の提示情報選択装置。
  5. 情報処理装置によって、
    ユーザの現状を示す情報である現状情報を項目毎にスコア化した現状モデルを取得し、
    前記ユーザの願望を示す情報である願望情報を項目毎にスコア化した願望モデルを取得し、
    前記ユーザに提示する情報の候補であり、前記項目別にスコアが対応付けられた提示情報候補を取得し、
    前記提示情報候補に付された前記項目毎のスコアに基づいて、前記提示情報候補のうち、前記願望モデルに示されるスコアと前記現状モデルに示されるスコアとの差が大きい前記項目に関する前記提示情報候補ほど、及び、前記スコアが低い前記項目に関する前記提示情報候補ほど優先して、前記ユーザへの提示情報として選択する、
    提示情報選択方法。
  6. 情報処理装置によって、
    記願望情報として、前記ユーザがユーザ自らの願望に応じて前記現状モデルを書き換えた前記願望モデルを取得する、
    請求項5に記載の提示情報選択方法。
  7. 情報処理装置によって、
    前記ユーザがコンピュータを用いて閲覧した商品情報及びサービス情報をスコア化して前記現状モデルを生成する、請求項5または6に記載の提示情報選択方法。
  8. 情報処理装置によって、
    前記ユーザによるSNSへの書き込み内容、あるいは、前記ユーザによりデザインされたアバターに基づいて、前記願望モデルを生成する、
    請求項5乃至7のいずれか一項に記載の提示情報選択方法。
  9. ユーザの現状を示す情報である現状情報を項目毎にスコア化した現状モデルを取得することと、
    前記ユーザの願望を示す情報である願望情報を項目毎にスコア化した願望モデルを取得することと、
    前記ユーザに提示する情報の候補であり、前記項目別にスコアが対応付けられた提示情報候補を取得することと、
    前記提示情報候補に付された前記項目毎のスコアに基づいて、前記提示情報候補のうち、前記願望モデルに示されるスコアと前記現状モデルに示されるスコアとの差が大きい前記項目に関する前記提示情報候補ほど、及び、前記スコアが低い前記項目に関する前記提示情報候補ほど優先して、前記ユーザへの提示情報として選択することと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  10. 前記プログラムは、前記コンピュータに、
    記願望情報として、前記ユーザがユーザ自らの願望に応じて前記現状モデルを書き換えた前記願望モデルを取得することと、
    を実行させることを特徴とする請求項9に記載のプログラム。
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