JP6790949B2 - 蓄電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、並列接続された電池モジュールを有する蓄電装置に関する。
並列接続された電池モジュールに過電流が流れないように制御する技術が知られている。
関連する技術として、例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3などがある。
特開2009−212020号公報 特開2014−103822号公報 特開2016−119839号公報
しかしながら、充放電後、並列接続された電池モジュールと負荷とが接続されていない、又は、電池モジュールから負荷へ電流が流れていない無負荷の状態において、電池モジュールが有する電池間の電圧差及び電池の内部抵抗などにより、電池モジュールに還流電流が発生する。そのため以下に示す(1)(2)のような場合において、並列接続された電池モジュールに還流電流に起因する過電流が流れる虞がある。
(1)異常の発生により並列接続から切り離した電池モジュールが正常復帰し、電池モジュールに還流電流が流れている最中に、異常から正常復帰した電池モジュールを再度並列接続した場合
(2)充電開始前に、並列接続された電池モジュールに還流電流が流れている最中に、充電装置から電池モジュールへ電力供給を開始した場合
本発明の一側面に係る目的は、並列接続された電池モジュールに流れる還流電流に起因する過電流が、並列接続された電池モジュールに流れることを防止する蓄電装置を提供することである。
本発明に係る一つの形態である蓄電装置は、並列接続された電池モジュールと、電池モジュールの電池に直列接続された接続部と、異常が発生した場合に、異常が発生した電池モジュールの接続部を遮断状態にし、異常から正常復帰した場合に接続部を導通状態にする制御部と、を有する。
制御部は、充放電停止後、異常から正常復帰した電池モジュールの接続部が遮断状態のとき、異常から正常復帰した電池モジュール以外の他の電池モジュールに流れる還流電流を示す第一の還流電流値を取得する。
また、制御部は、充放電停止後、異常から正常復帰した電池モジュールの接続部を導通状態にしたと想定し、異常から正常復帰した電池モジュールと他の電池モジュールとに流れる還流電流を示す第二の還流電流値を推定する。
続いて、制御部は、第一の還流電流値と第二の還流電流値とを加算し、異常から正常復帰した電池モジュールと他の電池モジュールとに流れる電流を示す第一の推定電流値を推定する。
そして、制御部は、第一の推定電流値のいずれかが、過電流であるか否かを判定する閾値以上の場合、異常から正常復帰した電池モジュールの接続部を遮断状態のままにし、第一の推定電流値それぞれが、閾値より小さい場合、異常から正常復帰した電池モジュールの接続部を導通状態にする。
また、制御部は、充電開始前で、かつ異常から正常復帰した電池モジュールの接続部を導通状態にした後、異常から正常復帰した電池モジュールと他の電池モジュールとに流れる還流電流を示す第三の還流電流値を取得する。
また、制御部は、充電開始前に、充電時に異常から正常復帰した電池モジュールと他の電池モジュールとに流れる充電電流を示す充電電流値を求める。
続いて、制御部は、第三の還流電流値と充電電流値とを加算し、充電時に異常から正常復帰した電池モジュールと他の電池モジュールとに流れる電流を示す第二の推定電流値を推定する。
そして、制御部は、第二の推定電流値のいずれかが、閾値以上の場合、充電を開始せず、第二の推定電流値それぞれが、閾値より小さい場合、充電を開始する。
本発明に係る他の形態である蓄電装置は、並列接続された電池モジュールと、電池モジュールを制御する制御部と、を有する。
制御部は、充電開始前に、並列接続された電池モジュールに流れる還流電流を示す還流電流値を取得する。
また、制御部は、充電開始前に、並列接続された電池モジュールに流れる充電電流を示す充電電流値を求め、還流電流値と充電電流値とを加算し、充電時に並列接続された電池モジュールに流れる電流を示す推定電流値を推定する。
続いて、制御部は、推定電流値のいずれかが、過電流であるか否かを判定する閾値以上の場合、充電を開始せず、推定電流値それぞれが、閾値より小さい場合、充電を開始する。
また、蓄電装置は、電池モジュールの電池に直列接続された接続部を有する。
制御部は、異常が発生した場合に、異常が発生した電池モジュールの接続部を遮断状態にし、異常から正常復帰した場合に接続部を導通状態にする。
また、制御部は、充電開始前で、かつ異常から正常復帰した電池モジュールの接続部を導通状態にした後、並列接続された電池モジュールに流れる還流電流を示す還流電流値を取得する。
また、制御部は、充電開始前に、並列接続された電池モジュールに流れる充電電流を示す充電電流値を求める。
続いて、制御部は、還流電流値と充電電流値とを加算し、充電時に並列接続された電池モジュールに流れる電流を示す推定電流値を推定する。
そして、制御部は、推定電流値のいずれかが、過電流であるか否かを判定する閾値以上の場合、充電を開始せず、推定電流値それぞれが、閾値より小さい場合、充電を開始する。
並列接続された電池モジュールに流れる還流電流に起因する過電流が、並列接続された電池モジュールに流れることを防止できる。
蓄電装置の一実施例を示す図である。 (1)の場合について説明をするための図である。 (2−2)の場合について説明をするための図である。 蓄電装置の動作の一実施例を示す図である。
以下図面に基づいて実施形態について詳細を説明する。
図1は、蓄電装置1の一実施例を示す図である。蓄電装置1は、電池モジュール2(電池B1、ヒューズF1、スイッチSW1(接続部)、監視回路3(制御部)、電流計4)、制御回路5(制御部)、スイッチSW2、コネクタ6を有する。例えば、蓄電装置1は車両(例えば、PHV:Plug-in Hybrid Vehicle、EV:Electric Vehicle、電動フォークリフトなど)に搭載された電池パックなどが考えられる。
電池モジュール2は、図1に示す電池モジュール2a、電池モジュール2b、電池モジュール2c、電池モジュール2d、電池モジュール2eを示し、電池モジュール2a、2b、2c、2d、2eは互いに並列接続される。電池モジュール2aは、図1に示す電池B1a、スイッチSW1a、ヒューズF1a、監視回路3a、電流計4aを有する。電池モジュール2bは、電池B1b、スイッチSW1b、ヒューズF1b、監視回路3b、電流計4bを有する。電池モジュール2cは、不図示の電池B1c、スイッチSW1c、ヒューズF1c、監視回路3c、電流計4cを有する。電池モジュール2dは、不図示の電池B1d、スイッチSW1d、ヒューズF1d、監視回路3d、電流計4dを有する。電池モジュール2eは、電池B1e、スイッチSW1e、ヒューズF1e、監視回路3e、電流計4eを有する。なお、電池モジュール2は五つに限定されるものではない。
また、電池モジュール2には、電池B1の温度及び周辺温度を計測する温度計を設けてもよい。その場合、監視回路3と温度計とを接続し、温度計から送信された温度を示す信号又は情報を監視回路3が受信できる構成とする。
また、電池モジュール2は、電池B1の状態(例えば、電圧値、電流値、充電率、温度など)を監視し、監視した電池モジュール2の状態を示す状態情報を、制御回路5に送信する。また、電池モジュール2は、電池モジュール2の各部の状態又は制御回路5から送信された電池モジュール2の各部を制御するための制御情報に基づいて、電池モジュール2の各部を制御する。
電池B1は、図1に示す電池B1a、B1b、B1c(不図示)、B1d(不図示)、B1eを示す。電池B1は、電池パックなどに設けられた二次電池で、例えば、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池などの二次電池又は蓄電素子などである。なお、電池B1は一つ又は複数の電池を接続した組電池を用いてもよい。
スイッチSW1は、図1に示すスイッチSW1a、SW1b、SW1c(不図示)、SW1d(不図示)、SW1eを示す。スイッチSW1は、電池B1と直列接続されている。スイッチSW1は、電池モジュール2が正常である場合、導通状態となり、電池モジュール2が異常である場合、遮断状態となる。スイッチSW1は、例えば、リレーや半導体素子が考えられる。
ここで、電池モジュール2が異常であるとは、例えば、電池B1が過充電状態又は過放電状態、電池B1に過電流が流れたことを検出した過電流停止状態、電池B1の温度が上昇した高温状態、監視回路3と制御回路5が通信できない通信異常状態、スイッチSW1又はヒューズF1又は監視回路3又は電流計4が使用できない状態又は配線が断線している状態などが考えられる。
ヒューズF1は、図1に示すヒューズF1a、F1b、F1c(不図示)、F1d(不図示)、F1eを示す。ヒューズF1は、電池B1と直列接続されている。ヒューズF1は、電池B1に過電流が流れた場合に溶断する。
監視回路3は、監視回路3a、3b、3c(不図示)、3d(不図示)、3eを示す。監視回路3は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、マルチコアCPU、プログラマブルなデバイス(FPGA(Field Programmable Gate Array)やPLD(Programmable Logic Device)など)を用いて構成された回路が考えられる。また、監視回路3は、内部又は外部に記憶部を備え、記憶部に記憶されている電池モジュール2の各部を制御するプログラムを読み出して実行する。
監視回路3は、電池モジュール2の各部を制御する回路と、制御回路5と通信をする回路と、電池B1の電圧を計測する回路(電圧計)とを有する。電圧計は、監視回路3の外部に設けてもよい。
監視回路3は、例えば、監視回路3が有する電圧計又は監視回路3の外部に設けた電圧計が計測した電池B1の電圧を示す信号又は情報、電流計4が計測した電池B1に流れる電流値を示す信号又は情報、不図示の温度計が計測した電池B1の温度又は周辺温度を示す信号又は情報を取得し、それら取得した信号又は情報に基づいて電池モジュール2の上述した状態情報を生成し、生成した状態情報を通信線を介して制御回路5に送信する。また、監視回路3は、制御回路5から送信された制御情報を通信線を介して受信し、スイッチSW1の導通と遮断を制御する。
監視回路3は、電池モジュール2に異常が発生した場合に異常が発生した電池モジュール2のスイッチSW1を遮断状態にし、電池モジュール2が異常から正常復帰した場合にスイッチSW1を導通状態にする。
電流計4は、図1に示す電流計4a、4b、4c(不図示)、4d(不図示)、4eを示す。電流計4は、電池B1に流れる電流を計測する。電流計4は、例えば、シャント抵抗やホール素子などが考えられる。
制御回路5は、例えば、CPU、マルチコアCPU、プログラマブルなデバイスやPLDを用いて構成された回路が考えられる。また、制御回路5は、内部又は外部に記憶部を備え、記憶部に記憶されている蓄電装置1の各部を制御するプログラムを読み出して実行する。
制御回路5は、監視回路3との通信と、電池モジュール2及びスイッチSW2の制御とを行う。なお、制御回路5は、監視回路3と通信をし、電池モジュール2に異常が発生した場合に異常が発生した電池モジュール2のスイッチSW1を遮断状態にし、電池モジュール2が異常から正常に復帰した場合にスイッチSW1を導通状態にする制御をしてもよい。
制御回路5は、コネクタ6と充電装置CHGに接続されている充電コネクタ7とが接続され、充電装置CHGから蓄電装置1への電力供給をする場合(電池B1を充電する場合)に、通信線を介して充電装置CHGと通信をし、電池モジュール2を充電制御する。なお、車両に蓄電装置1が搭載されている場合、制御回路5は、車両に搭載されているECU(Electronic Control Unit)と通信をし、ECUとの通信に基づいて、蓄電装置1の各部の制御をしてもよい。
また、制御回路5は、コネクタ6と負荷LDに接続されている放電コネクタ8とが接続され、蓄電装置1から負荷LDへ電力供給をする場合(電池B1から放電をする場合)に、通信線を介して負荷LDと通信をし、電池モジュール2を放電制御する。
コネクタ6は、充電をする場合、充電装置CHGに電力線を介して接続される充電コネクタ7と接続し、充電装置CHGから蓄電装置1の電池B1に電力供給をする。また、コネクタ6は、放電をする場合、負荷LDに電力線を介して接続される充電コネクタ8と接続し、蓄電装置1から負荷LDへ電池B1に電力供給をする。
スイッチSW2は、制御回路5に制御され、蓄電装置1と充電装置CHGとが接続され(コネクタ6と充電コネクタ7とが接続され)、充電装置CHGから蓄電装置1へ電力供給を開始する前(充電開始前)に導通状態になり、充電装置CHGから蓄電装置1へ電力供給を終了した後(充電終了後)に遮断状態になる。また、スイッチSW2は、制御回路5に制御され、蓄電装置1と負荷LDとが接続され(コネクタ6と放電コネクタ8とが接続され)、蓄電装置1から負荷LDへの電力供給を開始する前(放電開始前)に導通状態になり、蓄電装置1から負荷LDへ電力供給を終了した後(放電終了後)に遮断状態になる。スイッチSW2は、例えば、リレーや半導体素子が考えられる。また、コネクタ6は、充電装置CHG用と負荷LD用とで別々に設けてもよい。
蓄電装置1の回路構成について説明する。
電池モジュール2aの監視回路3aの端子PIは、電流計4aの出力端子に接続される。監視回路3aの端子PV1、PV2、PV3・・・・・・PVnは、電池B1aを構成する電池それぞれの正極端子又は負極端子に接続される。監視回路3aの端子cntは、制御回路5の端子Paに接続される。電池B1aの正極端子(+)は、電流計4aの一方の端子に接続され、電池B1aの負極端子(−)は、スイッチSW1aの一方の端子に接続される。スイッチSW1aの他方の端子は、ヒューズF1aの一方の端子に接続される。
電池モジュール2bの監視回路3bの端子PIは、電流計4bの出力端子に接続される。監視回路3bの端子PV1、PV2、PV3・・・・・・PVnは、電池B1bを構成する電池それぞれの正極端子又は負極端子に接続される。監視回路3bの端子cntは、制御回路5の端子Pbに接続される。電池B1bの正極端子(+)は、電流計4bの一方の端子に接続され、電池B1bの負極端子(−)は、スイッチSW1bの一方の端子に接続される。スイッチSW1bの他方の端子は、ヒューズF1bの一方の端子に接続される。
電池モジュール2eの監視回路3eの端子PIは、電流計4eの出力端子に接続される。監視回路3eの端子PV1、PV2、PV3・・・・・・PVnは、電池B1eを構成する電池それぞれの正極端子又は負極端子に接続される。監視回路3eの端子cntは、制御回路5の端子Peに接続される。電池B1eの正極端子(+)は、電流計4eの一方の端子に接続され、電池B1eの負極端子(−)は、スイッチSW1eの一方の端子に接続される。スイッチSW1eの他方の端子は、ヒューズF1eの一方の端子に接続される。
なお、電池モジュール2c、2dの不図示の回路構成は、上記電池モジュール2a、2b、2eと同じ回路構成である。
電流計4aの他方の端子、電流計4bの他方の端子、不図示の電流計4cの他方の端子、不図示の電流計4dの他方の端子、電流計4eの他方の端子は、コネクタ6の端子6P1に接続され、コネクタ6の端子6P2は、スイッチSW2の一方の端子に接続される。スイッチSW2の他方の端子は、ヒューズF1aの他方の端子、ヒューズF1bの他方の端子、不図示のヒューズF1cの他方の端子、不図示のヒューズF1dの他方の端子、ヒューズF1eの他方の端子と接続される。
制御回路5の端子Ps2は、スイッチSW2の制御端子に接続され、制御回路5の端子Pchgは、コネクタ6の端子6P3と接続され、制御回路5の端子Pecuは、ECUとの通信・制御に用いる端子cntと接続される。
充電をする場合、コネクタ6の端子6P1は、電力線を介し、充電装置CHGの正極端子(+)に接続されるコネクタ7の一方の端子7P1と接続され、コネクタ6の端子6P2は、電力線を介し、充電装置CHGの負極端子(−)に接続されるコネクタ7の他方の端子7P2と接続され、コネクタ6の端子6P3は、通信線を介し、充電装置CHGの通信・制御に用いる端子cntに接続されるコネクタ7の端子7P3と接続される。放電をする場合、コネクタ6の端子6P1は、電力線を介し、負荷LDの正極端子(+)に接続されるコネクタ8の一方の端子8P1と接続され、コネクタ6の端子6P2は、電力線を介し、負荷LDの負極端子(−)に接続される放電コネクタ8の他方の端子8P2と接続され、コネクタ6の端子6P3は、通信線を介し、負荷LDの通信・制御に用いる端子cntに接続されるコネクタ8の端子8P3と接続される。
なお、電流計4を設ける位置は図1に限定されず、電池B1の負極端子側に設けてもよい。また、スイッチSW1、SW2、ヒューズF1を設ける位置は図1に限定されず、電池B1の正極端子側に設けてもよい。
制御部について説明する。
制御部は、例えば、監視回路3又は制御回路5又は監視回路3及び制御回路5を用いた回路構成などが考えられる。制御部は、並列接続された電池モジュール2に、還流電流に起因する過電流が流れないようにする。
還流電流は、充放電後、並列接続された電池モジュール2と負荷LDとが接続されていない、又は、電池モジュールから負荷へ電流が流れていない無負荷の状態である場合に、電池モジュール2が有する電池B1間の電圧差及び電池B1の内部抵抗により、電池モジュール2に発生する。そのため(1)異常の発生により並列接続から切り離した電池モジュール2が正常復帰して、電池モジュール2に還流電流が流れている最中に、異常から正常復帰した電池モジュール2を再度並列接続した場合や、(2)電池モジュール2に還流電流が流れている最中に、充電装置CHGから電池モジュール2へ電力供給を開始した場合に、並列接続された電池モジュール2に還流電流に起因する過電流が流れる虞がある。
なお、(2)は二つの場合が考えられる。(2−1)すべての電池モジュール2が正常、又は、異常から正常復帰する電池モジュール2がないときに、電池モジュール2に還流電流が流れている最中に、充電装置CHGから電池モジュール2へ電力供給を開始した場合と、(2−2)正常復帰した電池モジュール2を再度並列接続し、電池モジュール2に還流電流が流れている最中に、充電装置CHGから電池モジュール2へ電力供給を開始した場合である。
(1)の場合について説明する。
蓄電装置1が車両に搭載されている場合について説明をする。一つ以上の電池モジュール2に異常が発生したため、異常が発生した電池モジュール2のスイッチSW1を遮断状態にし、異常が発生した電池モジュール2が並列接続から切り離されている場合を想定する。このような想定のもと、車両が走行停止すると、制御部はスイッチSW2を遮断状態にし、電池モジュール2と負荷LDとが接続されていない無負荷状態になる。そうすると切り離されていない電池モジュール2(他の電池モジュール)の電池B1間に還流電流が発生する。そして電池モジュール2に還流電流が流れている最中に、異常から正常復帰した電池モジュール2が再度並列接続されると、異常から正常復帰した電池モジュール2とそれ以外の他の電池モジュール2との間で新たな還流電流が発生し、並列接続された電池モジュール2に新たな還流電流に起因する過電流が流れる虞がある。そこで、制御部は、並列接続された電池モジュール2に還流電流に起因する過電流が流れないように制御をする。
図2は、(1)の場合について説明をするための図である。図2(A)は、スイッチSW1a、SW1b、SW1cが導通状態で、スイッチSW1d、SW1eが遮断状態である場合における、電池B1a、B1b、B1c、B1d、B1eの電圧又は充電率を示し、図2(B)は、スイッチSW1a、SW1b、SW1cが導通状態で、スイッチSW1d、SW1eが遮断状態である場合における、電池モジュール2に流れる還流電流を示しており、図2において、電流が正の場合は、電池モジュール2へ電流が流入することを示している。
制御部は、充放電停止後、異常から正常復帰した電池モジュール2d、2eのスイッチSW1d、SW1eが遮断状態のとき、他の電池モジュール2a、2b、2cに流れる還流電流値I2(I2a、I2b、I2c:第一の還流電流値)を取得する。
例えば、図2(A)に示すように電池モジュール2の電池B1の電圧値(図2(A)のドット範囲)が、電圧V2d=電圧V2e>電圧V2b>電圧V2c>電圧V2aの関係である場合、電池B1a、B1b、B1c間の電圧差及び電池B1a、B1b、B1cの内部抵抗により、図2(B)の網掛け範囲に示すように電池モジュール2a、2b、2cに還流電流値I2a、I2b、I2cの還流電流が流れる。すなわち、異常から正常復帰した電池モジュール2d、2eが再度並列接続される前、電池モジュール2bから電池モジュール2a、2cに還流電流が流れ、電池モジュール2cから電池モジュール2aに還流電流が流れる。なお、その場合の還流電流値(図2(B)の網掛け範囲)の関係は、電流値I2a(充電方向)>電流値I2c(充電電流より放電電流の方が大きいので放電方向)>電流値I2b(放電方向)とする。なお、電池モジュール2d、2eには電流値I2d、I2eは流れない。
また、制御部は、充放電停止後、異常から正常復帰した電池モジュール2d、2eのスイッチSW1d、SW1eを導通状態にしたと想定し、異常から正常復帰した電池モジュール2d、2eと他の電池モジュール2a、2b、2cに流れる還流電流を示す還流電流値I2′(I2a′、I2b′、I2c′、I2d′、I2e′:第二の還流電流値)を推定する。
図2(C)は、スイッチSW1a、SW1b、SW1cが導通状態で、正常復帰によりスイッチSW1d、SW1eが導通状態になった場合に、電池B1に流れると推定される還流電流を示している。
例えば、図2(A)に示すように電池モジュール2の電池B1の電圧値が、電圧V2d=電圧V2e>電圧V2b>電圧V2c>電圧V2aの関係である場合に、電池B1間の電圧差及び電池B1の内部抵抗により、図2(C)に示すように電池モジュール2に還流電流が流れる。すなわち、異常から正常復帰した電池モジュール2d、2eが再度並列接続されたと想定すると、電池モジュール2d、2eから電池モジュール2a、2b、2cに還流電流が流れると推定される。なお、還流電流値(図2(C)の太枠範囲)の関係は、電流値I2a′(充電方向)=電流値I2d′(放電方向)=I2e′(放電方向)>電流値I2b′(充電方向)=電流値I2c′(充電方向)と推定される。
ここで、第二の還流電流値I2′は、電池モジュール2の電池B1の開回路電圧と内部抵抗とを用いて求める。なお、直列接続されたスイッチSW1が導通状態の電池B1の開回路電圧は、閉回路電圧から推定する。
続いて、制御部は、還流電流値I2と還流電流値I2′とを加算して、異常から正常復帰した前記電池モジュール2d、2eと他の電池モジュール2a、2b、2cに流れる電流を示す推定電流値I2+I2′(I2a+I2a′、I2b+I2b′、I2c+I2c′、I2d(=0)+I2d′、I2e(=0)+I2e′:第一の推定電流値)を推定する。
続いて、制御部は、推定電流値I2+I2′のいずれかが、過電流であるか否かを判定する閾値Vth以上の場合、異常から正常復帰した電池モジュール2d、2eのスイッチSW1d、SW1eを遮断状態のままにする。
閾値Vthは、例えば、ヒューズF1が溶断する電流値より小さい値で、かつ電池B1が劣化すると考えられる電流値より小さい値を用いることが考えられる。なお、閾値Vthは、記憶部に記憶されている。
また、制御部は、推定電流値I2+I2′それぞれが、閾値Vthより小さい場合、異常から正常復帰した電池モジュール2d、2eのスイッチSW1d、SW1eを導通状態にする。
図2(D)では、推定電流値I2a+I2a′が閾値Vth以上なので、電池モジュール2aに過電流が流れていると考えられるため、制御部は、異常から正常復帰した電池モジュール2d、2eのスイッチSW1を遮断状態のままにする。
しかし、時間の経過とともに電池モジュール2a、2b、2c間の電圧差が小さくなり、還流電流値I2a、I2b、I2cが低下するので、推定電流値I2+I2′も低下する。従って、推定電流値I2+I2′それぞれが閾値Vthより小さくなるのを待ち、異常から正常復帰した電池モジュール2d、2eのスイッチSW1d、SW1eを導通状態にする。
このように、推定電流値I2+I2′が閾値Vthより小さくなるまで、異常から正常復帰した電池モジュール2を再度並列接続しないため、並列接続された電池モジュール2に流れる還流電流に起因する過電流が電池モジュール2に流れることを防止できる。
また、並列接続された電池モジュール2に流れる還流電流に起因する過電流が電池モジュール2に流れることを防止できるので、還流電流に起因する過電流による電池B1の劣化やヒューズF1の溶断を防止できる。
(2)の場合について、(2−1)と(2−2)の場合に分けて説明する。
(2−1)すべての電池モジュール2が正常、又は、異常から正常復帰する電池モジュール2がないときに、電池モジュール2に還流電流が流れている最中に、充電装置CHGと蓄電装置1とが接続され、充電装置CHGから電池モジュール2へ電力供給が開始されると、並列接続されている電池モジュール2に流れている還流電流に充電電流が加えられた電流が、並列接続されている電池モジュール2に流れる場合、並列接続された電池モジュール2に還流電流と充電電流とに起因する過電流が流れる虞がある。そこで、制御部は、並列接続された電池モジュール2に還流電流に起因する過電流が流れないように制御をする。
(2−1)のような場合、制御部は、充電開始前に、並列接続された電池モジュール2に流れる還流電流を示す還流電流値を取得する。また、制御部は、充電開始前に、並列接続された電池モジュール2に流れる充電電流を示す充電電流値を求める。続いて、制御部は、還流電流値と充電電流値とを加算し、充電時に並列接続された電池モジュール2に流れる電流を示す推定電流値を推定する。そして、制御部は、推定電流値のいずれかが、過電流であるか否かを判定する閾値以上の場合、充電を開始せず、推定電流値それぞれが、閾値より小さい場合、充電を開始する。
(2−2)異常から正常復帰した電池モジュール2を再度並列接続し、電池モジュール2に還流電流が流れている最中に、充電装置CHGから電池モジュール2へ電力供給を開始した場合について説明する。
図3は、(2−2)の場合について説明をするための図である。図3(A)は、電池モジュール2a、2b、2c、2d、2eのいずれかが異常から正常復帰し、スイッチSW1a、SW1b、SW1c、SW1d、SW1eが導通状態になった場合に、並列接続された電池モジュール2に流れる還流電流を示している。なお、以下の説明では、電池モジュール2d、2eを異常から正常復帰した電池モジュール2として説明する。
制御部は、充電開始前で、かつ異常から正常復帰した電池モジュール2のスイッチSW1を導通状態にした後、電池モジュール2a、2b、2c、2d、2eに流れる還流電流を示す還流電流値I2″(I2a″、I2b″、I2c″、I2d″、I2e″:第三の還流電流値)を取得する。
図3(A)は、充電開始前で、かつ異常から正常復帰した電池モジュール2の接続部SW1を導通状態にした後、並列接続された電池モジュール2に還流電流が流れた場合に、還流電流値(図3(A)の網掛け範囲)の関係が、電流値I2a″(充電方向)>電流値I2c′(充電方向)>I2e′(放電方向)>電流値I2b′(放電方向)>電流値I2d′(放電方向)である場合を示している。
続いて、制御部は、充電開始前に、充電時に充電装置CHGから電池モジュール2に流れる充電電流を示す充電電流値Ichgを求める。例えば、制御部は充電装置CHGへ送信する電流指令値に基づいて充電電流値Ichgを求める。
続いて、制御部は、還流電流値I2″と充電電流値Ichgとを加算し、充電時に異常から正常復帰した電池モジュール2d、2eと他の電池モジュール2a、2b、2cに流れる電流を示す推定電流値I2″+Ichg(I2a″+Ichg、I2b″+Ichg、I2c″+Ichg、I2d″+Ichg、I2e″+Ichg:第二の推定電流値)を推定する。
続いて、制御部は、推定電流値I2″+Ichgのいずれかが、閾値Vth以上の場合、充電装置CHGから電池モジュール2への充電を開始せず、電流値I2″+Ichgそれぞれが、閾値Vthより小さい場合、充電装置CHGから電池モジュール2への充電を開始する。
図3(B)では、推定電流値I2a″+Ichgが閾値Vth以上なので、電池モジュール2aに過電流が流れていると考えられるため、制御部は充電を開始しない。
しかし、時間の経過とともに電池モジュール2間の電圧差が小さくなり、還流電流値I2″が低下するので、推定電流値I2″+Ichgも低下する。従って、推定電流値I2″+Ichgそれぞれが閾値Vthより小さくなるのを待ち、制御部は充電を開始する。
このように、推定電流値I2″+Ichgが閾値Vthより小さくなるまで、充電を開始しないため、並列接続された電池モジュール2に流れる還流電流及び充電電流に起因する過電流が電池モジュール2に流れることを防止できる。
また、並列接続された電池モジュール2に流れる還流電流及び充電電流に起因する過電流が電池モジュール2に流れることを防止できるので、還流電流及び充電電流に起因する過電流による電池B1の劣化やヒューズF1の溶断を防止できる。
蓄電装置1の動作について説明をする。
図4は、蓄電装置の動作の一実施例を示す図である。
図4では(1)と(2)の場合をまとめて説明する。ステップS1において、制御部は、充放電を停止したか否かを判定し、充放電を停止している場合(Yes)にはステップS2に移行し、充放電を停止していない場合(No)にはステップS1において充放電の停止を待つ。
ステップS2において、制御部は、異常から正常復帰した電池モジュール2のスイッチSW1が遮断状態のとき、他の電池モジュール2に流れる還流電流を示す第一の還流電流値を取得する。
ステップS3において、制御部は、充放電停止後、異常から正常復帰した電池モジュール2のスイッチSW1を導通状態にしたと想定し、電池モジュール2に流れる還流電流を示す第二の還流電流値を推定する。なお、ここで、第二の還流電流値は、電池モジュール2の電池B1の開回路電圧と内部抵抗とを用いて求める。また、スイッチSW1が導通状態の場合は、閉回路電圧から開回路電圧を推定する。なお、閉回路電圧は、充電率や電流積算値から推定してもよい。
なお、ステップS2とステップS3の順番は逆でもよい。
ステップS4において、制御部は、第一の還流電流値と第二の還流電流値とを加算して電池モジュール2に流れる電流を示す第一の推定電流値を推定する。
ステップS5において、制御部は、第一の推定電流値それぞれが過電流であるか否かを判定する閾値Vthより小さいか否かを判定し、第一の推定電流値それぞれが小さい場合(Yes)にはステップS6に移行する。また、ステップS5において、制御部は、第一の推定電流値のいずれかが閾値Vth以上の場合(No)にはステップS2に移行し、第一の推定電流値それぞれが閾値Vthより小さくなるのを待つ。
ステップS6において、制御部は、第一の推定電流値それぞれが、閾値Vthより小さい場合、異常から正常復帰した電池モジュール2のスイッチSW1を導通状態にする。
このようにステップS1からステップS6によれば、第一の推定電流値が閾値Vthより小さくなるまで、異常から正常復帰した電池モジュール2を再度並列接続しないため、並列接続された電池モジュール2に流れる還流電流に起因する過電流が電池モジュール2に流れることを防止できる。
また、並列接続された電池モジュール2に流れる還流電流に起因する過電流が電池モジュール2に流れることを防止できるので、還流電流に起因する過電流による電池B1の劣化やヒューズF1の溶断を防止できる。
ステップS7において、制御部は、充電開始前で、かつ異常から正常復帰した電池モジュール2のスイッチSW1を導通状態にした後、異常から正常復帰した電池モジュール2と他の電池モジュール2に流れる還流電流を示す第三の還流電流値を取得する。言い換えると、制御部は、充電開始前に、並列接続された電池モジュール2に流れる還流電流を示す還流電流値を取得する。
ステップS8において、制御部は、充電開始前に、充電時に異常から正常復帰した電池モジュール2と他の電池モジュール2に流れる充電電流を示す充電電流値を求める。制御部は、例えば、充電装置CHGへ送信する電流指令値に基づいて充電電流値Ichgを求める。言い換えると、制御部は、並列接続された電池モジュール2に流れる充電電流を示す充電電流値を求める。
なお、ステップS7とステップS8の順番は逆でもよい。
ステップS9において、制御部は、第三の還流電流値と充電電流値とを加算し、充電時に異常から正常復帰した電池モジュール2と他の電池モジュール2それぞれに流れる電流を示す第二の推定電流値を推定する。言い換えると、制御部は、還流電流値と充電電流値とを加算し、充電時に並列接続された電池モジュール2に流れる電流を示す推定電流値を推定する。
ステップS10において、制御部は、第二の推定電流値それぞれが過電流であるか否かを判定する閾値Vthより小さいか否かを判定し、第二の推定電流値それぞれが小さい場合(Yes)にはステップS11に移行する。また、ステップS10において、制御部は、第二の推定電流値のいづれかが閾値Vth以上の場合(No)にはステップS7に移行し、第二の推定電流値それぞれが閾値Vthより小さくなるのを待つ。
ステップS11において、制御部は、第二の推定電流値それぞれが、閾値より小さい場合、充電を開始する。
このようにステップS7からステップS11によれば、第二の推定電流値が閾値Vthより小さくなるまで、充電を開始しないため、並列接続された電池モジュール2に流れる第三の還流電流及び充電電流に起因する過電流が電池モジュール2に流れることを防止できる。
また、並列接続された電池モジュール2に流れる還流電流及び充電電流に起因する過電流が電池モジュール2に流れることを防止できるので、還流電流及び充電電流に起因する過電流による電池B1の劣化やヒューズF1の溶断を防止できる。
また、本発明は、以上の実施の形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変更が可能である。
1 蓄電装置
2、2a、2b、2c、2d、2e 電池モジュール
3、3a、3b、3c、3d、3e 監視回路
4、4a、4b、4c、4d、4e 電流計
5 制御回路
6 コネクタ
7 充電コネクタ
8 放電コネクタ
B1、B1a、B1b、B1c、B1d、B1e 電池
CHG 充電装置
F1、F1a、F1b、F1c、F1d、F1e ヒューズ
LD 負荷
SW1、SW1a、SW1b、SW1c、SW1d、SW1e スイッチ
SW2 スイッチ

Claims (4)

  1. 並列接続された電池モジュールと、
    前記電池モジュールの電池に直列接続された接続部と、
    異常が発生した場合に、異常が発生した前記電池モジュールの前記接続部を遮断状態にし、異常から正常復帰した場合に前記接続部を導通状態にする制御部と、を有する蓄電装置であって、
    前記制御部は、
    充放電停止後、異常から正常復帰した前記電池モジュールの前記接続部が遮断状態のとき、異常から正常復帰した前記電池モジュール以外の他の前記電池モジュールに流れる還流電流を示す第一の還流電流値を取得し、
    充放電停止後、異常から正常復帰した前記電池モジュールの前記接続部を導通状態にしたと想定し、異常から正常復帰した前記電池モジュールと他の前記電池モジュールとに流れる還流電流を示す第二の還流電流値を推定し、
    前記第一の還流電流値と前記第二の還流電流値とを加算し、異常から正常復帰した前記電池モジュールと他の前記電池モジュールとに流れる電流を示す第一の推定電流値を推定し、
    前記第一の推定電流値のいずれかが、過電流であるか否かを判定する閾値以上の場合、異常から正常復帰した前記電池モジュールの前記接続部を遮断状態のままにし、
    前記第一の推定電流値それぞれが、前記閾値より小さい場合、異常から正常復帰した前記電池モジュールの前記接続部を導通状態にする、
    ことを特徴とする蓄電装置。
  2. 請求項1に記載の蓄電装置であって、
    前記制御部は、
    充電開始前で、かつ異常から正常復帰した前記電池モジュールの前記接続部を導通状態にした後、異常から正常復帰した前記電池モジュールと他の前記電池モジュールとに流れる還流電流を示す第三の還流電流値を取得し、
    充電開始前に、充電時に異常から正常復帰した前記電池モジュールと他の前記電池モジュールとに流れる充電電流を示す充電電流値を求め、
    前記第三の還流電流値と前記充電電流値とを加算し、充電時に異常から正常復帰した前記電池モジュールと他の前記電池モジュールとに流れる電流を示す第二の推定電流値を推定し、
    前記第二の推定電流値のいずれかが、前記閾値以上の場合、充電を開始せず、
    前記第二の推定電流値それぞれが、前記閾値より小さい場合、充電を開始する、
    ことを特徴とする蓄電装置。
  3. 並列接続された電池モジュールと、
    前記電池モジュールを制御する制御部と、を有する蓄電装置であって、
    前記制御部は、
    充電開始前に、並列接続された前記電池モジュールに流れる還流電流を示す還流電流値を取得し、
    充電開始前に、並列接続された前記電池モジュールに流れる充電電流を示す充電電流値を求め、
    前記還流電流値と前記充電電流値とを加算し、充電時に並列接続された前記電池モジュールに流れる電流を示す推定電流値を推定し、
    前記推定電流値のいずれかが、過電流であるか否かを判定する閾値以上の場合、充電を開始せず、
    前記推定電流値それぞれが、前記閾値より小さい場合、充電を開始する、
    ことを特徴とする蓄電装置。
  4. 請求項3に記載の蓄電装置であって、
    前記電池モジュールの電池に直列接続された接続部を有し、
    前記制御部は、
    異常が発生した場合に、異常が発生した前記電池モジュールの前記接続部を遮断状態にし、異常から正常復帰した場合に前記接続部を導通状態にし、
    充電開始前で、かつ異常から正常復帰した前記電池モジュールの前記接続部を導通状態にした後、並列接続された前記電池モジュールに流れる還流電流を示す前記還流電流値を取得し、
    充電開始前に、並列接続された前記電池モジュールに流れる充電電流を示す前記充電電流値を求め、
    前記還流電流値と前記充電電流値とを加算し、充電時に並列接続された前記電池モジュールに流れる電流を示す前記推定電流値を推定し、
    前記推定電流値のいずれかが、過電流であるか否かを判定する前記閾値以上の場合、充電を開始せず、
    前記推定電流値それぞれが、前記閾値より小さい場合、充電を開始する、
    ことを特徴とする蓄電装置。
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