JP6790660B2 - 溶融亜鉛めっき層の合金化方法 - Google Patents

溶融亜鉛めっき層の合金化方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6790660B2
JP6790660B2 JP2016186092A JP2016186092A JP6790660B2 JP 6790660 B2 JP6790660 B2 JP 6790660B2 JP 2016186092 A JP2016186092 A JP 2016186092A JP 2016186092 A JP2016186092 A JP 2016186092A JP 6790660 B2 JP6790660 B2 JP 6790660B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel
hot
steel sheet
alloying
induction heating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016186092A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018048388A (ja
Inventor
橋本 茂
茂 橋本
芳明 廣田
芳明 廣田
将人 平
将人 平
智史 内田
智史 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP2016186092A priority Critical patent/JP6790660B2/ja
Publication of JP2018048388A publication Critical patent/JP2018048388A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6790660B2 publication Critical patent/JP6790660B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/25Process efficiency

Landscapes

  • Coating With Molten Metal (AREA)

Description

本発明は、鋼板の溶融亜鉛めっき層の合金化方法に関する。
鋼板に亜鉛めっきするためのラインである溶融亜鉛めっきラインでは、鋼板を溶融亜鉛浴に通した後に加熱して溶融亜鉛めっき層の表層に亜鉛と鉄の合金化層を形成する。合金化の際の鋼板の加熱は、高周波電流で加熱する誘導加熱で行われ、誘導加熱としては一般的にLF(Longitudinal Flux:平行磁束)方式が採用されている(特許文献1参照)。なお、LF方式では、鋼板の周囲を囲んだ誘導コイルに高周波電流(一次電流とする)を流すことで、磁束が鋼板の進行方向と平行に発生し、この磁束を打ち消す方向に鋼板表面で発生する渦電流が集積して一次電流と逆方向に誘導電流が発生し、これにより、非接触で鋼板を加熱する。
また、LF方式以外の加熱方式としては、高温ガスによるものが知られている。
特開平6−330276号公報
しかし、特許文献1に開示のように溶融亜鉛めっき後の合金化時にLF方式の誘導加熱で加熱する場合、非磁性体の比率が高い鋼種(例えば、高張力鋼や超高張力鋼)ほど加熱効率が低下する。なぜならば、非磁性体が鋼板内に均一に存在すると仮定した場合、非磁性体比率が高いと誘導電流の電流浸透深さが大きくなり、該浸透深さが鋼板の厚みの1/2より大きいと、鋼板の表裏で発生する誘導電流が干渉しあい、鋼板断面には誘導電流が発生しないからである。
また、元々高張力鋼や超高張力鋼は、鉄と亜鉛の相互拡散速度が低いため、軟鋼より高温で合金化または低温で合金化せざるを得ない。
したがって、LF方式の誘導加熱による高張力鋼や超高張力鋼の合金化は、より高コスト、低生産の操業条件となる。
さらに、近年強度が増した超超高張力鋼では非磁性体比率が非常に高いため、LF方式では合金化に適した所望の温度まで加熱することができない。
さらにまた、現在の鉄鋼業では、多くのニーズがあるため販売している鋼種は多く、ある程度受注をまとめて生産するものの、1つのライン/装置で複数の鋼種の鋼板を生産するのが一般的である。非磁性体比率が異なる鋼種の鋼板を連続して溶融亜鉛めっきし合金化する場合、LF方式で加熱を行うと、最適な操業条件、特に通板速度の変化が生じるため、生産性の大きなロスとなる。
また、同一鋼種であっても鋼板の厚みが異なる場合、LF方式で加熱を行うときには通板速度を変化させる必要がある。
LF方式の誘導加熱以外の加熱方式として既知の、高温ガスによる加熱方式では、非磁性体比率とは関係なく加熱が可能であるが、誘導加熱に比べ加熱効率が低く、非常に距離の長い加熱帯または非常に遅い通板速度が必要になるため、現実的ではない。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、同一の装置で複数の鋼種の鋼板及び/または種々の厚みの鋼板に対し、生産性を落とさずに溶融亜鉛めっき層の合金化をすることができ、且つ、非磁性体比率が高い鋼種の鋼板に対し上記合金化をすることができる溶融亜鉛めっき層の合金化方法を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するため、本発明は、鋼板の鋼種と板厚の少なくともいずれかによらず同一の装置で、鋼板に溶融亜鉛めっきし、該溶融亜鉛めっきされた鋼板を加熱し溶融亜鉛めっき層を合金化する溶融亜鉛めっき層の合金化方法であって、前記溶融亜鉛めっきされた鋼板の加熱を、垂直磁束方式の誘導加熱で行い、非磁性体指数が40以上である鋼種の鋼板の溶融亜鉛めっき層を合金化し、前記垂直磁束方式で誘導加熱を行う誘導加熱装置を通過する前に、加熱したローラを鋼板の端部に当接させ、前記誘導加熱装置を通過する鋼板の振動を抑制することを特徴としている。
本発明の溶融亜鉛めっき層の合金化方法によれば、同一の装置で複数の鋼種の鋼板及び/または種々の厚みの鋼板に対し、生産性を落とさずに溶融亜鉛めっき層の合金化をすることができる。また、非磁性体比率が高い鋼種すなわち非磁性体指数が高い鋼種の鋼板に対し上記合金化をすることができる。
本発明の実施の形態に係る連続溶融亜鉛めっき装置の概略を示す図である。 図1の合金化加熱炉の概略を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る連続溶融亜鉛めっき装置の概略を示す図である。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図1の連続溶融亜鉛めっき装置1では、鋼板Hは、不図示の焼鈍炉で焼鈍された後、溶融亜鉛めっき浴2に導入される。
溶融亜鉛めっき浴2に導入された鋼板Hは、該浴2内に設けられたシンクロール3により、上向きに方向転換され、サポートロール4で反りが矯正された後、溶融亜鉛めっき浴2から引き出される。
そして、溶融亜鉛めっきされた鋼板Hは、その両面に向けてガスワイピングノズル5からワイピングガスが吹き付けられ、めっき付着量が調整される。
めっき付着量が調整された鋼板Hは、該鋼板Hの振動を抑制する制振装置6を通過される。制振装置6は、鋼板Hの振動を抑制する機能の他に、合金化加熱炉7に対する鋼板Hの角度を規定する機能を有していてもよい。
制振装置6による振動の抑制や角度の規定のための方式としては、高温ガス(例えば450℃以上)を鋼板Hの端部に吹き付ける方式が考えられる。また、電磁力による方式であってもよい。
さらに、例えば450℃以上に加熱したローラが鋼板Hの端部に当接することにより、鋼板Hの振動を抑制し鋼板Hの角度を規定する方式であってもよい。なお、ローラなどが当接することにより鋼板Hの溶融亜鉛めっき層は変形するが、鋼板Hが合金化加熱炉7を通板されている間において、溶融亜鉛めっき層の粘度が低くなるため、溶融亜鉛めっき層の変形部分は変形前の状態に戻る。上記ローラの幅は例えば5〜10mmである。
なお、上述の制振装置6を設けずに、ガスワイピングノズル5からのワイピングガスにより鋼板Hの振動の抑制や角度の規定を行ってもよい。
また、制振装置6を設けずに、サポートロール4のインターメッシュ量(ロール押し込み量)を調整して、鋼板Hの振動の抑制や角度の規制を行ってもよい。
制振装置6を通過後、鋼板Hは、合金化加熱炉7にて加熱され、例えば550±10℃まで昇温され、鋼板Hが上部ロール8に至るまでの間に鋼板Hの溶融亜鉛めっき層が合金化される。
合金化された鋼板Hは、不図示の冷却装置により冷却され、上部ロール8により通板方向が変換される。
このように溶融亜鉛めっき層を合金化することにより、鋼板Hの溶接性、耐食性、プレス性等を良好にすることができる。
図2は、合金化加熱炉7の概略を示す図であり、図2(A)は合金化加熱炉7の模式側面図、図2(B)は合金化加熱炉7の鋼板Hの板幅方向中央部分における模式断面図である。
合金化加熱炉7は、例えば図2に示すように、側面視及び断面視でE字型のE字型コア71、72が鋼板Hを挟んで対向するように設けられている。
E字型コア71、72は、フェライト、積層した電磁鋼板、アモルファス合金等の強磁性体コアで構成されている。また、E字型コア71、72には、その中央の凸部71a、72aに誘導コイル73、74が巻き回されている。
誘導コイル73、74は、銅などの導体で構成されており、不図示の電源に接続されている。誘導コイル73、74によって発生する磁束Mは、鋼板Hを厚さ方向に貫通する。合金化加熱炉7では、この磁束Mに垂直な誘導電流が鋼板Hの板面内に発生し、該誘導電流により鋼板Hを加熱する。つまり、合金化加熱炉7は、TF(Transverse Flux:垂直磁束)方式の誘導加熱で鋼板Hを加熱する。なお、図2に示す方式以外でも、鋼板Hを厚さ方向に貫通させる磁束を生じさせる方法であれば、同様の加熱効果を得ることができる。
従来は、合金化の際、あらゆる鋼種の鋼板についてLF方式の誘導加熱で加熱することができたため、TF方式の誘導加熱は合金化技術に導入されていなかったが、連続溶融亜鉛めっき装置1では、上述のように、合金化の際、合金化加熱炉7によるTF方式の誘導加熱で鋼板Hを加熱している。したがって、LF方式の誘導加熱で加熱する場合と異なり、鋼板Hの表裏で発生する誘導電流が干渉しあうことがない。より具体的には、TF方式の誘導加熱で加熱する場合、鋼板Hの平面方向に循環する誘導電流が発生するため、該誘導電流は、LF方式の誘導加熱で特徴的な、鋼板Hの端部をまたいで表面から裏面に回って一周する誘導電流とは異なり、干渉・相殺は生じない。そのため、LF方式の誘導加熱では加熱することができない、非磁性体比率が高い鋼種であっても、高効率で鋼板Hを加熱し合金化をすることができる。
また、連続溶融亜鉛めっき装置1では、非磁性体比率が高い鋼種だけでなく低い鋼種についても、高効率で加熱し溶融亜鉛めっきを合金化することができる。そして、その加熱効率は非磁性体比率によらない。したがって、連続溶融亜鉛めっき装置1では、鋼板Hの非磁性体比率に応じて通板速度を変化させる必要がない。
よって、連続溶融亜鉛めっき装置1では、同一の装置で複数の鋼種の鋼板に対し、生産性を落とさずに溶融亜鉛めっき層の合金化をすることができる。
さらにまた、連続溶融亜鉛めっき装置1では、合金化加熱炉7によりTF方式の誘導加熱で鋼板Hを加熱しているため、板厚が変化しても、鋼板Hの板厚に応じて高周波電力を変化させたり、放射温度計等で測定した合金化加熱炉7の出口温度に応じて高周波電力を変化させたりすれば、上記板厚に応じて通板速度を変化させる必要がない。
したがって、連続溶融亜鉛めっき装置1では、同一の装置で複数の厚さの鋼板に対し、生産性を落とさずに溶融亜鉛めっき層の合金化をすることができる。
なお、合金化加熱炉7におけるTF方式の誘導加熱の形態は上述の例に限られず、例えば、誘導コイルから発生した磁束を集中させる磁性体コアであって鋼板の板幅方向に自在に設けられたコアを利用してTF方式の誘導加熱を行ってもよい。この場合、磁性体コアの板幅方向の位置を調整することにより、板幅方向の加熱分布を調整することができる。したがって、鋼板の板幅に応じて通板速度を変化させる必要がないため、板幅を変更しても生産性を落とさずに溶融亜鉛めっき層の合金化を適切に行うことができる。
また、連続溶融亜鉛めっき装置1は、制振装置6が設けられているため、合金化加熱炉7における鋼板HとE字型コア71、72との距離を、一定にかつ近接化できるため、より確実に高効率に合金化に適した所望の温度まで加熱することができる。
非磁性体比率の異なる複数の鋼種について誘導加熱を行ったときの鋼板の温度を実機での操業結果に基づいて計算した結果を以下の表1に示す。なお、非磁性体比率については、該比率を表す後述の非磁性体指数で示し、加熱後の鋼板の温度については、高強度材の合金化時に設定される温度の一つである550℃であるときを100%、溶融亜鉛めっき浴から引き出され合金化加熱炉に到達したときの鋼板の温度である400℃を0%としたときの割合(%)で示す。板幅は1500mm、板厚は0.8mm、誘導加熱能力は最大2000kWであり、実施例は、上述の連続溶融亜鉛めっき装置1のようにTF方式で誘導加熱した場合の計算結果を示し、比較例は、LF方式で誘導加熱した場合の計算結果を示す。
ここで、非磁性体指数とは、(1−透磁率)×100で与えられる。また、透磁率の取得方法は、以下の通りである。すなわち、JIS C 2550−1:2011「電磁鋼帯試験方法」の規格に準じ、当該規格で使用されているエプスタイン測定等で磁界強さ(H)と磁束密度(B)を測定し、その測定結果とμ(透磁率)=B(磁束密度)/H(磁界強さ)の式とから透磁率を算出する。
Figure 0006790660
比較例1では、非磁性体比率が非常に低い、すなわち非磁性体指数が0である鋼種の鋼板を、150m/分の通板速度且つLF方式の誘導加熱で加熱した。この比較例1では、合金化加熱炉を通過後の鋼板の温度すなわち加熱後の鋼板の温度が100%であった。
比較例2、3、4ではそれぞれ、非磁性体指数が20、40、80である鋼種の鋼板をLF方式の誘導加熱で加熱し、その際、誘導加熱に用いる電源からの出力及び通板速度を比較例1と同様とした。これら比較例2、3、4では、合金化加熱炉での加熱後の鋼板の温度が80%、50%、18%であり、十分に加熱できていなかった。
比較例5、6、7では、非磁性体指数が20、40、80である鋼種の鋼板をLF方式の誘導加熱で加熱し、その際、誘導加熱に用いる電源からの出力を調整し比較例1より大きくし、また、通板速度を比較例1と同様とした。比較例5、6では、合金化加熱炉での加熱後の鋼板の温度が100%、99%となったが、比較例7では、出力を比較例1の場合の1.5倍としたが同加熱後の鋼板の温度が25%までしか得られなかった。
比較例8では、非磁性体指数が80である鋼種の鋼板をLF方式誘導加熱で加熱し、その際、誘導加熱に用いる電源からの出力を比較例1の場合の1.5倍とし、通板速度を合金化時に不具合が発生しない最低の速度である50m/分とした。それでも、比較例8では合金化加熱炉での加熱後の鋼板の温度が70%までしか得られなかった。
また、比較例6では、計算上、加熱後の鋼板の温度がほぼ100%となっているが、比較例6と非磁性体比率が同じ鋼種について実機でLF方式の誘導加熱で加熱すると、共振が不十分となり、板幅方向に大きな温度ムラが発生した。通常はその鋼種の非磁性体比率に合わせた最適化(マッチング操作)が必要になるが、鋼種ごとにコイルの内部空間(ギャップや幅)を変更させたり、周波数等を変更させたりすることは非現実的であり、比較例6は単独鋼種あるいは限定鋼種を製造するラインで達成できる加熱後温度の目安になる。
実施例1、2、3では、非磁性体指数が40、60、80である鋼種すなわち非磁性体比率が高い鋼種の鋼板をTF方式の誘導加熱で加熱した。また、誘導加熱に用いる電源からの出力及び通板速度は実施例間で共通とした。なお、通板速度は150m/分とした。これら実施例1、2、3では、合金化加熱炉での加熱後の鋼板の温度がともに100%であった。このように、誘導加熱にTF方式を採用すると、非磁性体比率が高くても、また、非磁性体比率に応じて出力や通板速度を変化させなくても、溶融亜鉛めっきされた鋼板を合金化に適した温度まで合金化加熱炉で加熱することができる。
また、比較例6と非磁性体指数が同じ鋼種について実機でLF方式の誘導加熱で加熱した場合と異なり、実施例1〜3と非磁性体指数が同じ鋼種について実機でTF方式の誘導加熱で加熱した場合、非磁性体指数すなわち非磁性体比率によらず適切な共振が起こるため、板幅方向に温度ムラが発生しない。非磁性体比率によらず適切な共振が起こるのは、LF方式では、誘導電流の流れ方が鋼板の表と裏とで反対方向であるため、非磁性体比率が高くなり電流深さが深くなると誘導電流のキャンセルが発生するのに対し、TF方式では、誘導電流が鋼板の板面と平行に鋼板の板厚全体を流れるため、LF方式のような誘導電流のキャンセルが発生しないからである。
本発明は、鋼板の溶融亜鉛めっき層をTF方式の誘導加熱で合金化する技術に有用である。
1…連続溶融亜鉛めっき装置
2…溶融亜鉛めっき浴
3…シンクロール
4…サポートロール
5…ガスワイピングノズル
6…制振装置
7…合金化加熱炉
71、72…E字型コア
73、74…誘導コイル
8…上部ロール

Claims (1)

  1. 鋼板の鋼種と板厚の少なくともいずれかによらず同一の装置で、鋼板に溶融亜鉛めっきし、該溶融亜鉛めっきされた鋼板を加熱し溶融亜鉛めっき層を合金化する溶融亜鉛めっき層の合金化方法であって、
    前記溶融亜鉛めっきされた鋼板の加熱を、垂直磁束方式の誘導加熱で行い、
    非磁性体指数が40以上である鋼種の鋼板の溶融亜鉛めっき層を合金化し、
    前記垂直磁束方式で誘導加熱を行う誘導加熱装置を通過する前に、加熱したローラを鋼板の端部に当接させ、前記誘導加熱装置を通過する鋼板の振動を抑制することを特徴とする溶融亜鉛めっき層の合金化方法。
JP2016186092A 2016-09-23 2016-09-23 溶融亜鉛めっき層の合金化方法 Active JP6790660B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016186092A JP6790660B2 (ja) 2016-09-23 2016-09-23 溶融亜鉛めっき層の合金化方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016186092A JP6790660B2 (ja) 2016-09-23 2016-09-23 溶融亜鉛めっき層の合金化方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018048388A JP2018048388A (ja) 2018-03-29
JP6790660B2 true JP6790660B2 (ja) 2020-11-25

Family

ID=61767314

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016186092A Active JP6790660B2 (ja) 2016-09-23 2016-09-23 溶融亜鉛めっき層の合金化方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6790660B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6960161B2 (ja) 2018-03-15 2021-11-05 国立研究開発法人科学技術振興機構 電子機能部材及び電子部品

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018048388A (ja) 2018-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5909562B2 (ja) 加熱装置及び加熱方法
RU2503527C2 (ru) Сварочная установка для свариваемых методом электросопротивления труб
US9462641B2 (en) Transverse flux strip heating with DC edge saturation
US10292210B2 (en) Transverse flux induction heating device
WO2019184104A1 (zh) 一种耐热磁畴细化型取向硅钢及其制造方法
US10005116B2 (en) High frequency induction heating apparatus and processing apparatus
JP2007095651A (ja) 金属板の誘導加熱装置及び誘導加熱方法
US20170002438A1 (en) Continuous processing line for processing a non-magnetic metal strip including a galvannealing section and method for induction heating of said strip in said galvannealing section
JP6790660B2 (ja) 溶融亜鉛めっき層の合金化方法
JP5974671B2 (ja) 極薄電磁鋼板
KR101558088B1 (ko) 유도가열 장치
KR101252640B1 (ko) 유도가열 장치 및 유도가열 방법
JP5861831B2 (ja) 鋼板の加熱装置
US20050247702A1 (en) Transverse type induction heating device
EP2167697B1 (en) Method and device for controlling the thickness of coating of a flat metal product
CN102159745A (zh) 用于在金属浸镀池出口处干燥液体镀覆金属的方法和装置
JP6763261B2 (ja) 鋼板の連続溶融亜鉛めっき装置及び合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法
JPH088051A (ja) 金属板の誘導加熱方法及び装置
EP2165000B1 (en) Method and device for controlling the thickness of a coating on a flat metal product
JP6812999B2 (ja) 金属帯の誘導加熱装置、金属帯の製造方法、及び合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法
ITMI20071167A1 (it) Metodo e dispositivo per il controllo dello spessore di rivestimento di un prodotto metallico piano
JP6880980B2 (ja) 誘導加熱装置及び誘導加熱方法
JP6528712B2 (ja) 誘導加熱コイル用鉄心、誘導加熱コイル、および加熱装置
WO2024024117A1 (ja) 金属板の誘導加熱装置、金属板の加工設備および金属板の誘導加熱方法
JP2556217B2 (ja) 連続通板する鋼板の振動および板反り防止方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190415

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20190605

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200225

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200421

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200609

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200901

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20200901

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20200908

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20200915

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201006

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201019

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6790660

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151