JP6790378B2 - 飲料供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、飲料供給装置に関し、より詳細には、飲料容器が載置されるベンドステージを備え、装置本体の内部で生成された飲料をベンドステージに載置された飲料容器に供給する飲料供給装置に関するものである。
従来、例えば給茶機等のように、飲料容器であるカップが載置されるベンドステージを備え、装置本体の内部で生成された飲料をベンドステージのカップに供給する飲料供給装置が知られている。
そのような飲料供給装置では、飲料が選択された場合に、選択された種類の飲料を装置本体の内部で生成し、生成した飲料をカップに供給するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特許第4832122号公報
ところで、上述した特許文献1には明示されていないが、ベンドステージは、排水口が形成されるとともに簀の子構造を有する板状部材が設置され、かつ該板状部材にカップが載置される底部を備えているのが一般的である。
そのため、飲料供給装置では、底部に形成された排水口に対し、飲み残した飲料や利用者が所有する水筒の飲料等の水が排出されることを許容していた。
そこで、上記飲料供給装置では、排出された水が飛散して前方に飛び出してしまうことを防止すべく、底部の前後方向の寸法を十分に確保しつつ、該底部の左右の両側部に左右一対の平板状の側部が設けられるとともに該底部の後方縁部に上記側部の相互間を連結する背壁部が設けられていた。
しかしながら、このようにベンドステージの底部の前後方向の寸法を確保することは、ベンドステージの奥行き寸法の大型化につながり、結果的に、装置本体におけるベンドステージの設置スペースの大型化を招来し、好ましくない。
本発明は、上記実情に鑑みて、ベンドステージの奥行き寸法の小型化を図りつつ、排出された水が前方に向けて飛散することを防止することができる飲料供給装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る飲料供給装置は、飲料容器が載置されるベンドステージを備え、装置本体の内部で生成された飲料を前記ベンドステージに載置された前記飲料容器に供給する飲料供給装置において、前記ベンドステージは、排水口が形成されるとともに簀の子構造を有する板状部材が設置され、かつ該板状部材に前記飲料容器が載置される底部と、前記底部の後方縁部より上方に向けて延在し、かつ前方に向けて凹となる態様で湾曲してなる背壁部とを備え、前記板状部材及び前記底部の少なくとも一方に形成され、かつ前記底部に排出されて前記背壁部の左右両側部にて前方に回り込んだ水が前方に向けて飛散することを規制する突部を備えたことを特徴とする。
また本発明は、上記飲料供給装置において、前記突部は、前記板状部材の左右両端部において、下方に向けて突出する態様で形成されたことを特徴とする。
本発明によれば、板状部材及び底部の少なくとも一方に形成された突部が、底部に排出されて背壁部の左右両側部にて前方に回り込んだ水が前方に向けて飛散することを規制するので、従来のように、ベンドステージの底部の奥行き寸法を拡大させる必要がない。従って、ベンドステージの奥行き寸法の小型化を図りつつ、排出された水が前方に向けて飛散することを防止することができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態である飲料供給装置の内部構造を示す斜視図である。 図2は、図1に示した前面扉の正面図である。 図3は、図1に示した飲料供給装置において一部の構成要素を離脱させた状態を示す分解斜視図である。 図4は、図1及び図3に示した飲料供給部を示す斜視図である。 図5は、図1及び図3に示した飲料供給部を示す斜視図である。 図6は、図1及び図3に示した飲料供給部を示す分解斜視図である。 図7は、図1及び図3に示した飲料供給部を示す分解斜視図である。 図8は、図4〜図7に示した飲料供給部のうちベンドステージと板状部材との分解斜視図である。 図9は、図4〜図7に示した飲料供給部のうちノズルトレイとノズルカバーとの分解斜視図である。 図10は、図4〜図7に示した飲料供給部を構成する板状部材の斜視図である。 図11は、図4等に示した板状部材の要部の拡大縦断面図である。 図12は、図4及び図5に示したベンドステージ及び板状部材の縦断面図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る飲料供給装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態である飲料供給装置の内部構造を示す斜視図である。ここで例示する飲料供給装置は、例えば給茶機等のように、カップ等の飲料容器C(図12参照)に対して選択された種類の飲料を供給するものであり、装置本体10を備えている。
装置本体10は、前面に開口(以下、前面開口ともいう)11が形成された直方状の筐体であり、該前面開口11が前面扉12により開閉されるものである。ここで前面扉12は、装置本体10の前面開口11を覆うのに十分な大きさを有したものであり、装置本体10の左側前端部に揺動可能に軸支されている。かかる前面扉12には、図2に示すように、上部に商品選択ボタン13が設けられているとともに、下部に矩形状の扉開口14が設けられている。
商品選択ボタン13は、複数設けられており、それぞれ利用者が供給を希望する飲料等を選択する選択手段である。より具体的には、4種類の飲料のそれぞれに対して冷温の飲料を選択する商品選択ボタン13と加温の飲料を選択する商品選択ボタン13とが設けられるとともに、冷水を選択する商品選択ボタン13と、湯を選択する商品選択ボタン13とが設けられている。
図3は、図1に示した飲料供給装置において一部の構成要素を離脱させた状態を示す分解斜視図である。この図3にも示すように、装置本体10の内部には、ミキシング部20、冷水供給ノズル21、湯供給ノズル22及び飲料供給部30が設けられている。
ミキシング部20は、複数(図示の例では4つ)設けられている。これらミキシング部20は、装置本体10の内部において左右に並ぶように配置された原料キャニスタ23の下部において、左右に並ぶよう設けられている。このようなミキシング部20は、自身の上方に配置された原料キャニスタ23から供給された粉体状の飲料原料と、図示せぬ原水回路から供給された飲料原水(冷水又は湯)とを図示せぬ撹拌パドルで撹拌混合させて飲料を生成するものである。
かかるミキシング部20には、下方に向けて突出する飲料ノズル20aが設けられており、この飲料ノズル20aより生成された飲料を吐出するものである。
冷水供給ノズル21は、上記原水回路から供給された冷水を吐出するものである。湯供給ノズル22は、冷水供給ノズル21と隣り合うように設けられており、上記原水回路から供給された湯を吐出するものである。
図4〜図7は、それぞれ図1及び図3に示した飲料供給部30を示すものであり、図4及び図5は斜視図、図6及び図7は分解斜視図である。これら図4〜図7に示すように、飲料供給部30は、ベンドステージ40と、ノズルトレイ50と、ノズルカバー60と、板状部材70とを備えて構成されている。
図8は、図4〜図7に示した飲料供給部30のうちベンドステージ40と板状部材70との分解斜視図であり、図9は、図4〜図7に示した飲料供給部30のうちノズルトレイ50とノズルカバー60との分解斜視図である。これら図8及び図9も適宜利用して飲料供給部30について説明する。
ベンドステージ40は、例えば樹脂材により構成された成形品であり、底部41と背壁部42とを有している。底部41は、前方縁部が前方に向けて凸となる態様で湾曲し、この前方縁部に連続する後方縁部が後方に向けて凸となる態様で湾曲することで、上方から見た場合に左右方向が長手方向となる長円状の形態を成すものである。このような底部41には、右側後方部に排水口43が形成されており、該排水口43に向かうに連れて漸次下方に傾斜している。ここで、排水口43は、図示せぬ排水管に連通されており、外部に水を排出するための開口である。
背壁部42は、底部41の後方縁部より上方に向けて延在することで形成されている。この背壁部42は、上述したように底部41の後方縁部が後方に向けて凸となる態様で湾曲されているので、前方に向けて凹となる態様で湾曲している。
このような背壁部42の上端部分には、第1切欠44、左側係止突起45及び右側係止突起46が形成されている。第1切欠44は、背壁部42の上端部分の左右方向の中央部分に形成されており、詳細は後述するが、冷水供給ノズル21及び湯供給ノズル22を貫通させる貫通孔部31を形成するものである。
左側係止突起45は、背壁部42の上端部分を構成する左側水平延在部45aの左端部において左方に向けて突出するよう形成されている。右側係止突起46は、背壁部42の上端部分を構成する右側水平延在部46aの右端部において右方に向けて突出するよう形成されている。
ノズルトレイ50は、ベンドステージ40と同様に、例えば樹脂材により構成された成形品であり、複数(図示の例では4つ)の流路51と第2切欠52とを有している。これら流路51は、それぞれミキシング部20に対応して設けられている。各流路51には、後端部分に受容部51aが形成されるとともに、前端部分に下方に向けて突出する供給部51bが形成されている。ここで各流路51の受容部51aは左右方向に沿って並ぶように設けられており、各流路51の供給部51bはノズルトレイ50の左右方向の中央部分の前端側に集中して設けられている。
第2切欠52は、ノズルトレイ50の左右方向の中央部分の後方部及び上方部に亘って形成されている。この第2切欠52は、上述した第1切欠44とともに上記貫通孔部31を形成するものである。
ノズルカバー60は、ベンドステージ40及びノズルトレイ50と同様に、例えば樹脂材により構成された成形品であり、後面に開口(以下、後面開口ともいう)60aが形成された箱状の形態を成している。このようなノズルカバー60は、後面開口60aよりノズルトレイ50が相対的に進入する場合に、ノズルトレイ50の上部、前部、下部、左部及び右部の大部分を覆うものである。
かかるノズルカバー60には、受容切欠61、貫通孔用切欠62、開放部63、係合片部64、左側係止孔部65及び係止片部66が設けられている。
受容切欠61は、複数(図示の例では4つ)設けられており、ノズルトレイ50の上部を覆うノズルカバー60の上面の後端部分に形成されている。これら受容切欠61は、ノズルトレイ50がノズルカバー60の後面開口60aより相対的に進入する場合に、該ノズルトレイ50の各流路51の受容部51aに対向する部分に形成されており、該受容部51aを開放する部位である。
貫通孔用切欠62は、上面の後端部分に形成されている。この貫通孔用切欠62は、ノズルトレイ50がノズルカバー60の後面開口60aより相対的に進入する場合に、該ノズルトレイ50の第2切欠52に対向する部分に形成されており、該第2切欠52を開放する部位である。
開放部63は、ノズルトレイ50の下部を覆うノズルカバー60の下面に形成されている。この開放部63は、ノズルトレイ50がノズルカバー60の後面開口60aより相対的に進入する場合に、該ノズルトレイ50の各流路51の供給部51bを開放する部位である。
係合片部64は、複数(図示の例では2つ)設けられており、上面の左右両端側の前端部に形成された舌片状部分である。これら係合片部64には、下方に向けて突出する係合突起64aが形成されている。これら係合片部64は、ノズルトレイ50がノズルカバー60の後面開口60aより相対的に進入する場合に、ノズルトレイ50の上部に形成された長孔形状の係合孔部53に係合突起64aが挿通することでノズルカバー60とノズルトレイ50とを係合させる部位である。
左側係止孔部65は、ノズルトレイ50の左部を覆うノズルカバー60の左面に形成されている。この左側係止孔部65は、前後方向が長手方向となる長孔形状を有している。
係止片部66は、ノズルトレイ50の右部を覆うノズルカバー60の右面に形成された舌片状部分である。この係止片部66には、右側係止孔部66aが形成されている。この右側係止孔部66aは、前後方向が長手方向となる長孔形状を有するものである。
このようなノズルカバー60は、後面開口60aよりノズルトレイ50が相対的に進入することで、ノズルトレイ50の上部、前部、下部、左部及び右部の大部分を覆うようにし、係合片部64の係合突起64aがノズルトレイ50の係合孔部53に挿通することでノズルトレイ50と係合状態となる。
ノズルトレイ50と係合状態となるノズルカバー60を、左側係止孔部65にベンドステージ40の左側係止突起45が挿通させた状態にする。そして、係止片部66をベンドステージ40に近接させることにより、該係止片部66が弾性変形した後に弾性復元力により元の状態に戻ることで右側係止孔部66aにベンドステージ40の右側係止突起46を挿通させて、図4及び図5に示したように、ノズルカバー60は、ノズルトレイ50をベンドステージ40に係合させつつ該ベンドステージ40に係止される。
このようにしてベンドステージ40にノズルカバー60が係止されることにより、ベンドステージ40の第1切欠44とノズルトレイ50の第2切欠52とが互いに連続して貫通孔部31を形成する。
図10は、図4〜図7に示した飲料供給部30を構成する板状部材70の斜視図である。この図10も適宜用いて板状部材70について説明する。
板状部材70は、ベンドステージ40、ノズルトレイ50及びノズルカバー60と同様に、例えば樹脂材により構成された成形品であり、第1載置部70aと第2載置部70bとを備えて構成されている。
第1載置部70aは、上方から見た場合に左右方向が長手方向となる長円の円周状の第1フレーム材71に、左右方向が長手方向となる複数の第1横材72が前後方向に沿って互いに離隔して並設されることにより構成された簀の子構造を有するものである。
このような第1載置部70aは、ベンドステージ40の底部41を覆うのに十分な大きさを有しており、該底部41の周縁部に周方向に離隔して形成された支持突起47(図8参照)に第1フレーム材71が載置されることにより、該底部41を覆うように設置されるものである。
そして、第1載置部70aには、底部41に設置される際に、ノズルトレイ50の複数の供給部51b、冷水供給ノズル21及び湯供給ノズル22の直下領域に貫通孔73が形成されている。
第2載置部70bは、外径が上記貫通孔73の内径に適合する円周状の第2フレーム材74に、左右方向が長手方向となる複数の第2横材75が前後方向に沿って互いに離隔して並設されることにより構成された簀の子構造を有するものである。
この第2載置部70bは、第1載置部70aとは異なる色に着色されて成るものであり、貫通孔73に進入して第1載置部70aに嵌合されて飲料容器Cが載置される個所を構成している。尚、第2横材75の相互間の間隔は、第1横材72の相互間の間隔と同じとなるように調整されている。
このような第1載置部70a及び第2載置部70bを備えた板状部材70では、図11に示すように、第1横材72及び第2横材75の上面72a,75aが、前方に向かうに連れて漸次下方に傾斜している。
そして、板状部材70において、第2載置部70bよりも前方側、すなわち飲料容器Cが載置される個所よりも前方側となる第1載置部70aの第1横材72は、図11に示すように、互いに前後に隣接する第1横材72の相互間において前方側の第1横材72の上端部72bが後方側の第1横材72の上端部72bよりも高さレベルが距離αだけ低くなる態様で形成されている。
また、上記板状部材70は、突部76を有している。突部76は、左右一対となるものであり、図10に示したように、第1載置部70aの左右両端部において第1フレーム材71に連続する態様で第1横材72よりも下方に突出する態様で形成された平板状部分である。
このような板状部材70は、第1フレーム材71がベンドステージ40の支持突起47に載置されることで、該ベンドステージ40の底部41に設置される。
ところで、ベンドステージ40の底部41には、図8及び図12に示すように、複数(図示の例では2つ)の長尺状リブ48が設けられている。
これら長尺状リブ48は、左右方向が長手方向となる長尺状のものであり、底部41に板状部材70が設置される場合に、該底部41における第2載置部70bよりも前方側部分に上方に向けて突出する態様で互いに前後に離隔して設けられている。
以上のような構成を有する飲料供給装置においては、次のようにしてベンドステージ40を装置本体10に配設することができる。
前面扉12を前方に向けて揺動させて前面開口11が開放された装置本体10に対して、上述したようにノズルカバー60と係止されたベンドステージ40を、上方部分が下方部分よりも後方側に傾斜した傾斜姿勢で前方側から近接させる。そして、貫通孔部31に冷水供給ノズル21及び湯供給ノズル22を貫通させ、その後に傾斜姿勢から起立姿勢に戻すことにより、ノズルトレイ50の各受容部51aにミキシング部20の飲料ノズル20aの先端部を進入させて該装置本体10に配置させることができる(図1参照)。
この場合に、冷水供給ノズル21及び湯供給ノズル22と、貫通孔部31の下端縁部を構成する第1切欠44の縁部44a(図5参照)との離間距離、並びに飲料ノズル20aと受容部51aの底部分51c(図6参照)との離間距離が十分に確保されているものとする。
その後に、板状部材70をベンドステージ40に設置させつつ前面扉12を後方に向けて揺動して前面開口11を閉塞することで、扉開口14から露出した状態でベンドステージ40を配設することができる。
その一方、上記飲料供給装置においては、次のようにしてベンドステージ40を装置本体10から取り外すことができる。
前面扉12を前方に向けて揺動させて装置本体10の前面開口11を開放させつつ板状部材70をベンドステージ40から離脱させる。そして、ノズルカバー60と係止されたベンドステージ40を上方に向けて移動させてから下方部分が上方部分よりも前方側に傾斜した傾斜姿勢にすることで、飲料ノズル20aの先端部を受容部51aから離脱させる。その後に、ベンドステージ40を傾斜姿勢のまま前方に向けて移動させることにより、冷水供給ノズル21及び湯供給ノズル22が貫通孔部31から相対的に離脱させて、ベンドステージ40を取り外すことができる。
つまり、上記飲料供給装置では、ベンドステージ40がノズルカバー60と係止した状態で装置本体10に着脱可能に設けられている。
そして、ベンドステージ40が配設された飲料供給装置においては、第2載置部70bに飲料容器Cが載置された状態で、利用者により任意の商品選択ボタン13が押圧操作されると、該当するミキシング部20にて飲料原料と飲料原水とが撹拌混合されて飲料が生成される。
ミキシング部20にて生成された飲料は、飲料ノズル20aから吐出されて、該ミキシング部20の下方のノズルトレイ50の受容部51aに受容される。受容部51aに受容された飲料は、ノズルトレイ50の流路51を通過して供給部51bから吐出されて飲料容器Cに供給される。つまり、ノズルトレイ50は、ミキシング部20から吐出された飲料を、飲料容器Cに案内して供給するものである。
このようにして飲料が供給された飲料容器Cは、前面扉12の扉開口14を介して利用者により取り出される。
ところで、飲料容器Cの飲み残し飲料や利用者が所有する水筒の飲料等の水がベンドステージ40の底部41に排出されると、ベンドステージ40の背壁部42が湾曲していることもあり、排出された水の一部が背壁部42の下部に接した後に該背壁部42の左右両側部の下部において前方に向けて回り込むように流れることが考えられる。
そこで、上記飲料供給装置においては、左右一対の突部76が第1載置部70a(板状部材70)の左右両端部において第1フレーム材71に連続する態様で第1横材72よりも下方に突出する態様で形成されているので、図12の二点鎖線の矢印で示すように、背壁部42の下部に接して該背壁部42の左右両側部の下部にて前方に向けて回り込むように流れた水に当接して、該水が前方に向けて飛散することを規制する。
また、上記飲料供給装置においては、装置本体10の原水回路やミキシング部20の洗浄を行うために、定期的にリンス湯と称される洗浄湯を原水回路やミキシング部20を通過させることが行われる。このように原水回路やミキシング部20を通過した洗浄湯は、ノズルトレイ50を通じて供給部51bより吐出されてベンドステージ40の底部41に排出される。
そこで、上記飲料供給装置においては、左右方向が長手方向となる長尺状リブ48が、底部41における第2載置部70bよりも前方側部分に上方に向けて突出する態様で互いに前後に離隔して設けられているので、図12の一点鎖線の矢印で示すように、排出された洗浄湯に対して堰として機能して、洗浄湯がそれ以上前方に向けて流れることを規制する。特に、本実施の形態のように、板状部材70を構成する第1横材72及び第2横材75の上面72a,75aが前方に向かうに連れて漸次下方に傾斜していると、底部41では板状部材70を通過した洗浄湯が前方に向かって流れようとするので、より効果的である。
以上説明したように、本実施の形態である飲料供給装置によれば、ベンドステージ40がノズルカバー60と係止した状態で装置本体10に着脱可能に設けられているので、ベンドステージ40をノズルカバー60と係止した状態で装置本体10から取り外してベンドステージ40やノズルトレイ50等の清掃作業を行うことができ、清掃作業を簡単に行うことができる。
上記飲料供給装置によれば、ノズルカバー60が、ベンドステージ40に形成された右側係止突起46が挿通することを許容する右側係止孔部66aを有する係止片部66を備え、係止片部66が弾性復元力により右側係止孔部66aに右側係止突起46を挿通させたことによりベンドステージ40と係止されているので、工具等が不要となる。
上記飲料供給装置によれば、突部76が、背壁部42の下部に接して該背壁部42の左右両側部の下部にて前方に向けて回り込むように流れた水に当接して、該水が前方に向けて飛散することを規制するので、従来のように、ベンドステージの底部の奥行き寸法を拡大させる必要がない。従って、ベンドステージ40の奥行き寸法の小型化を図りつつ、排出された水が前方に向けて飛散することを防止することができる。
特に、突部76が板状部材70に設けられていることにより、板状部材70をベンドステージ40から離脱させれば、ベンドステージ40の底部41の清掃を良好に行うことができる。
上記飲料供給装置によれば、長尺状リブ48が、排出された洗浄湯に対して堰として機能して洗浄湯がそれ以上前方に向けて流れることを規制するので、洗浄湯が底部41の前端部と、板状部材70の前端部との隙間から溢れてしまうことを抑制することができる。
特に本実施の形態では、複数の長尺状リブ48が互いに前後に離隔して設けられていたので、1つ1つの長尺リブの突出高さを抑制することができ、これにより、底部41の清掃を良好に行うことができる。
上記飲料供給装置によれば、板状部材70を構成する第1横材72及び第2横材75の上面72a,75aが前方に向かうに連れて漸次下方に傾斜しているので、板状部材70と、供給部51b、冷水供給ノズル21及び湯供給ノズル22との離間距離を拡大しても、これら供給部51b等から吐出された飲料等が前方に向けて大きく飛散することを抑制でき、これにより、所定のカップだけでなく、利用者が所有する水筒を飲料容器Cとして板状部材70に載置させることができる。
上記飲料供給装置によれば、板状部材70における第2載置部70bよりも前方側の各第1横材72は、互いに前後に隣接する第1横材72の相互間において前方側の第1横材72の上端部72bが後方側の第1横材72の上端部72bよりも高さレベルが低くなる態様で形成されているので、板状部材70に載置された飲料容器Cを利用者が取り出す際に、飲料容器Cが第1横材72に引っかかってしまうことを抑制することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。
上述した実施の形態では、突部76が板状部材70に設けられていたが、本発明においては、突部が底部に設けられていてもよいし、板状部材と底部との両方に設けられていてもよい。
上述した実施の形態では、長尺状リブ48が複数設けられていたが、本発明においては、単数であってもよい。
10 装置本体
20 ミキシング部
21 冷水供給ノズル
22 湯供給ノズル
30 飲料供給部
40 ベンドステージ
41 底部
42 背壁部
48 長尺状リブ
50 ノズルトレイ
51 流路
60 ノズルカバー
70 板状部材
71 第1フレーム材
72 第1横材
74 第2フレーム材
75 第2横材
76 突部
C 飲料容器

Claims (1)

  1. 飲料容器が載置されるベンドステージを備え、装置本体の内部で生成された飲料を前記ベンドステージに載置された前記飲料容器に供給する飲料供給装置において、
    前記ベンドステージは、
    排水口が形成されるとともに簀の子構造を有する板状部材が設置され、かつ該板状部材に前記飲料容器が載置される底部と、
    前記底部の後方縁部より上方に向けて延在し、かつ前方に向けて凹となる態様で湾曲してなる背壁部と
    を備え、
    前記底部は、前記飲料容器が載置される個所よりも前方側部分に、左右方向が長手方向となる複数の長尺状のリブが上方に向けて突出する態様で互いに前後に離隔して形成されており、
    前記板状部材の左右両端部における前記長尺状のリブの後方側となる個所において下方に向けて突出するとともにその突出端部が前記底部から離隔する態様で形成され、かつ前記底部に排出されて前記背壁部の左右両側部にて前方に回り込んだ水が前方に向けて飛散することを規制する突部を備えたことを特徴とする飲料供給装置。
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