JP6790073B2 - チャネル特有の調整可能性を有するマルチ開口撮像装置 - Google Patents

チャネル特有の調整可能性を有するマルチ開口撮像装置 Download PDF

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Description

本発明は、相互に隣接して配置された光チャネルの単一ラインアレイを含むマルチ開口撮像装置に関する。
従来のカメラは、対物フィールド全体または全視野を撮像する1つの撮像チャネルを含む。このようなカメラは、撮像システムを適合させ、したがって製造公差および使用温度範囲を拡大し、および/またはオートフォーカスおよび光学画像安定化機能を可能にする適応構成要素を含む。マルチ開口撮像システムは、それぞれが全視野の一部のみを撮像するいくつかの撮像チャネルからなる。
本発明の目的は、コストと撮像品質との間の改善された比率で製造され得るマルチ開口撮像装置を提供することである。
この目的は、独立請求項の主題によって達成される。
本発明の根底をなすアイデアは、各光チャネルのイメージセンサ領域、各光チャネルの光学系および各チャネルのビーム偏向装置間の各位置のチャネル特有の変化に対するあるいは各光チャネルの光学系の光学的特徴あるいは各光チャネルの光路の偏向に関するビーム偏向装置の光学特性のチャネル特有の変化に関する調整手段を有する互いに隣接して配置された光チャネルの単一ラインアレイを有するマルチ開口撮像装置を提供することであり、かつ、デフォルト値が記憶された記憶装置および/または調整装置のチャネル特有の制御のためにセンサデータをデフォルト値に変換するためのコントローラを用いて、例えばマルチ開口撮像装置の製造公差への要求および/またはこの手順により伴う追加の複雑さが再び補償されるような温度変化に対する位置及び形状の不変性に関してマルチ開口撮像装置への要求の低減を可能にする。調整手段は、マルチ開口撮像装置の光学的画像安定化コントローラおよび/またはマルチ開口撮像装置の手動またはオートフォーカス調整機能によって制御されるアクチュエータに加えて提供されてもよい。
有利な実施形態は、従属請求項の主題である。以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態を詳細に説明する。
図1は、一実施形態によるマルチ開口撮像装置の概略斜視図を示す図である。 図2は、図1の調整手段が備えることができ、イメージセンサ領域、光学系及び/又はそれぞれのチャネルのビーム偏向デバイスセグメントの間のチャネル特有の相対移動を実行するアクチュエータを例示するためのチャネルの1つの概略側面断面図を示すずである。 図3は、図1の調整手段が備えることができ、ライン延長方向に平行な軸の周りのビーム偏向装置の回転を実行するアクチュエータを例示するためのチャネルの1つの概略側面断面図を示す図である。 図4は、図1の調整手段が備えることができる相変化素子を示すために、光チャネルの1つの概略側面断面図を示す図である。 図5は、マルチ開口撮像装置の概略斜視図を示し、図1の調整手段、記憶装置および/またはコントローラ、および画像安定化コントローラおよびオートフォーカス制御を省略しているが、説明のために、図1の手段に加えて、例えば、マルチ開口撮像装置の画像安定化コントローラまたはオートフォーカスコントローラの一部である潜在的な追加アクチュエータの特定の例が示されている図である。 図6は、マルチ開口撮像装置の設置を説明するための携帯装置の斜視図を示す図である。 図7は、立体視目的のための2つのマルチ開口撮像装置の設置を説明するための携帯装置の斜視図である。 図8aは、図1の変形例によるマルチ開口撮像装置の側面断面図を示しており、前記チャネルの光軸は、前記対をなす異なる傾斜のファセットの数が低減されるように、前記ライン延長方向に平行な共通平面内で発散的に進行するように、プレ発散することを示す図である。 図8bは、図1の変形例によるマルチ開口撮像装置の上面図をそれぞれ示しており、前記チャネルの光軸は、前記対をなす異なる傾斜のファセットの数が低減されるように、前記ライン延長方向に平行な共通平面内で発散的に進行するように、プレ発散することを示す図である。
図1は、マルチ開口撮像装置の一実施形態を示す。図1のマルチ開口撮像装置10は、イメージセンサ12と、それぞれの光学系161,162,163,164によって定義された複数の光チャネル14とを含む。各光チャネル141,142,143,144は、それぞれの光学系161〜164によって、イメージセンサ12のそれぞれのイメージセンサ領域121,122,123及び124上のマルチ開口撮像装置10の全視野のチャネル特有の部分を投影し、部分視野は部分的に重なっている。イメージセンサ12は、例えば、イメージセンサ領域121〜124に画素アレイを含むチップであってもよい。あるいは、イメージセンサ12は、イメージセンサ領域121〜124ごとに1つの画素アレイチップを備えることができる。イメージセンサ12が、イメージセンサ領域121〜124上に連続して延びる画素アレイ、すなわちイメージセンサ領域121〜124が位置する矩形または凸延長部の他のタイプの画素アレイを含むことも考えられ、この場合、このイメージセンサ12の共通の連続画素アレイのイメージセンサ領域121〜124のみが例えば読出される。もちろん、これらの選択肢の異なる混合物も可能であり、例えば、2つまたは複数のチャネル用に1つのチップが存在し、また他のチャネル用に別のチップなどが存在する。イメージセンサ12のいくつかのチップの場合、これらは、例えば、すべて一緒に、またはグループなどで、1つまたは複数のボードに実装することができる。
光学系161〜164は、それぞれ、例えば、レンズまたはレンズ群からなる。
好ましくは、イメージセンサ領域121〜124は、共通平面、すなわち、光チャネル14の画像平面またはその光学系に配置される。図1において、この平面は、例えば、デカルト座標系のx軸及びy軸によって張られた又は定義された平面に平行であり、図1では以下の説明を簡略化するために示されており、符号20が付されている。
イメージセンサ12に平行な平面、すなわちxy平面に平行な平面では、光学系161〜164は、例えば、互いに隣接して配置されている。図1の例では、イメージセンサ平面内のイメージセンサ領域121〜124の相対的な位置は、光学系161〜164の光学中心がイメージセンサ領域121〜124の中心に対して中心合わせされるように、光学系161〜164の相対的位置に合同的に配置され、光学系161〜164はx軸およびy軸に沿って、すなわちイメージセンサ12に対して横方向に配置される。これは、図1の例では、光チャネル141〜144の光軸221〜224が互いに平行であり、座標系20のz軸に平行であり、光軸がイメージセンサ領域121〜124および光学系161〜164のどの光学軸がセンタリングされるべきであるかを意味する。これまでに説明したイメージセンサ領域121〜124および光学系161〜164の配置に代わるものもあり得ることが指摘されている。例えば、光軸221〜224の発散も考えられる。光路の最初の平行発散の代替案は、以下でさらに議論される。
光学系161〜164は、それぞれのイメージセンサ領域121〜124上のマルチ開口撮像装置10の異なる、部分的に重複する部分視野内のシーン内の対象物を投影し、イメージセンサ12から対応する距離または対応する間隔で配置される。
複数の光チャネル141〜144は、単一ラインアレイとして示されている。光チャネル141〜144は、x軸に沿って互いに隣接して配置される。従って、x軸は、アレイ14のライン延長方向に対応する。また、イメージセンサ領域121〜124は、この方向に沿って互いに隣接して配置されている。図1では、光チャネルの数は例示的に4つであるが、2つよりも多い異なる数も可能である。
光チャネルの線形アレイでは、イメージセンサ12および光学系16によってライン延長方向に沿って下方に制限されるように、マルチ開口撮像デバイス10の延長部は、レンズの直径より大きい。z軸に沿った、すなわち光チャネル141〜144の光軸または光路に沿ったイメージセンサ12と光学系16との相互配置によって決定されるような、マルチアパチャ撮像デバイス10の最小延長部は、z軸に沿った最小延長よりも小さいが、単一ラインアレイとしての光チャネル141〜144の実現のために、ライン延長方向xに垂直な横方向yにおけるマルチ開口撮像装置の最小延長よりも大きい。y方向は、個々の光チャネル141〜144の横方向の延長によって、例えば、y軸に沿った光学系161〜164の延長が例えば、ホルダ18を含むように、決定される。この状況では、用途、すなわち、ハウジングが非常に薄い、例えば携帯電話などの可搬型装置のハウジングへのマルチ開口撮像装置の設置、に応じて、ビーム偏向のない光チャネルの視野が、実際にマルチ開口撮像装置10の所望の視野の方向から外れた方向に向けられるように、イメージセンサ12および光学系161〜164を方向付けることが望ましい場合がある。例えば、イメージセンサ12及び光学系161〜164が平らなハウジングの最大面又は主面に対して垂直に向けられるように、すなわちイメージセンサ12及び光学系161〜164の間の光軸221〜224がこれら主面に平行であるように、一方、撮影されるシーンは、それに垂直な方向にあり、すなわち、例えば前面である一主面の前にあり、あるいは、例えばハウジングの背面である他の主面の正面に例示的に表示ユニットを備えているように、例えば、マルチ開口撮像装置10を設置することが望ましい場合がある。
このため、マルチ開口撮像装置10は、複数の光チャネル14の光路または光軸221〜224を偏向させるビーム偏向装置を備え、その結果、マルチ開口撮像装置10から見て、マルチ開口撮像装置10の全視野は、z軸の方向ではなく、他の箇所にある。図1は、偏向後のマルチ開口撮像装置10の全視野が基本的にy軸に沿っている、すなわち偏向が基本的にzy平面内で行われる例示的な場合を示す。
前に説明したように、図1の実施形態では、ビーム偏向装置24による偏向前または偏向なしのまたは例えば光学系161〜164での光軸221〜224は、互いに平行であり、図1に示されているように、そうでなければ、これらはわずかに逸脱するだけである。光学系161〜164およびイメージセンサ領域121〜124の対応する中心位置決めは、製造が容易であり、設置サイズの最小化に関して有利である。光チャネルの光路の平行性はまた、個々のチャネル141〜14Nによってカバーされる部分視野または更なる手段、すなわちビーム偏向なしでそれぞれのイメージセンサ領域121〜124に投影される部分視野をほぼ完全に重複させる。図1のビーム偏向装置24の別の機能は、マルチ開口撮像装置10による全視野をより大きくカバーするために、チャネルの部分視野141〜14Nは比較的程度は小さいが互いに重なり合うように光路に発散を与える。
例えば、ビーム偏向装置24の前またはなしで光チャネル141〜144の光路の光軸221〜224が互いに平行であるかまたは逸脱していると仮定すると、すべてのチャネルにわたって平均化された方向に沿った平行な方向と比較して、光チャネル141〜14Nの部分視野の最小開口角の1/10未満である。追加の手段を用いることなく、部分視野が大部分のために重なり合う。追加の手段を用いることなく、部分視野が大部分のために重なり合う。したがって、図1のビーム偏向装置24は、各光チャネル141〜14N に対して、光学的に平面で相互に傾斜しているこのチャネルに明白に関連付けられた反射ファセット261〜264を含む。すなわち、光チャネルの部分的な視野は、空間角に関してはあまり重なり合わず、例えば、光チャネル141〜14Nの個々の部分視野の開口角の1.5倍を超える開口角を含む全視野をカバーする。図1の例示的なケースでは、反射ファセット261〜264の相互の傾斜は、例えば、部分視野301〜304の2次元配列に従って、全視野28をカバーするためにX軸に沿って直線的に互いに隣接して配置された光チャネル141〜14Nを提供する。
図1の実施形態では、光チャネル141〜144の光軸221〜224の角度偏差/偏向が、ビーム偏向前の光軸の平均化された方向とビーム偏向後の光軸の平均化された方向とで張られた平面内で、即ち、一方では、図1の例におけるxy平面内で、他方では、最後に述べた平面に垂直でビーム偏向後の光軸の平均方向に平行な平面内で、考慮される。図1の例は、ビーム偏向後の平均的方向がy軸に対応する例示的な場合に対応する。平均して、光チャネルの光軸は、x軸周りのyz平面内で90°偏向され、平均して光軸はyz平面から傾斜していない。
Figure 0006790073
これまで説明してきた図1のマルチ開口撮像装置10のセットアップは、全体像を撮影する前またはその時点での所望のまたは瞬間的な調整に関係している。図1のマルチ開口撮像装置10は、典型的には、前に述べた調整を用いて、例えば同じ時間に、全視野28内のシーンを表す全体像を形成するために、イメージセンサ領域121〜124によって撮影された画像を結合するプロセッサ85を含む。プロセッサ85が、光チャネル141〜144によってイメージセンサ領域121〜124上に投影された画像を結合し、イメージセンサ領域121〜124によって撮影された、または全体画像を形成するために結合するために使用するアルゴリズムは、例えば、マルチ開口撮像装置10の前に説明した構成要素の特定のパラメータを維持するための仮定が、全体画像の品質がある要件を満たすために維持されるように、またはアルゴリズムが全く適用されないように設計されている。例示的に、このアルゴリズムは、以下の仮定の1つまたは複数が成り立つことが仮定されている。

1)z軸に沿った光学系 − イメージセンサ領域距離は、すべての光チャネル141〜144について等しい。

2)部分視野301〜304の相対的な位置、特に、その間の重なりは、所定の要件に対応するか、または所定の最大偏差よりも小さく逸脱する。
しかしながら、異なる理由により、上記の仮定の1つまたはいくつかが十分に保たれていないか、または十分に保たれていない可能性がある。保持しない理由は、例えば、光学系161〜164の互いの相対的位置における不正確さやイメージセンサ12に対する不正確さなど、製造上のばらつきを保つことではない。製造の不正確さはまた、ミラー偏向デバイス24の設置における不正確さ、およびファセット261〜264の互いの相対位置を含むことができる。加えて、または許容誤差の製造上の偏差の代替として、温度変化は、前に言及した仮定のうちの1つまたはいくつかを適用しないか、または十分に保持しないことがある。
イメージセンサ領域121〜124の画像を一体化または融合して全体画像を形成するために、プロセッサ85によって実行されるアルゴリズムは、ある程度まで、例えば部分視野の相対的位置の設定された配置から互いまで全視野28内で部分視野301〜304の位置の偏差等、イメージセンサ領域121〜124の最適な向きおよび配置からの要素のずれを補償することができる。画像を統合または融合するとき、プロセッサ85は、例えば、そのような偏差をある程度補償することができる。しかしながら、ある偏差限界を超える(仮定2を維持しない)とき、プロセッサ85は、例えば、偏差を補償することができない。
しかしながら、上述した仮定が、例えばある温度範囲にわたって常に維持されるようにマルチ開口撮像装置10を製造することは、マルチ開口撮像装置の製造コストを増加させる傾向がある。これを回避するために、図1のマルチ開口撮像装置10は、各光チャネル14iのイメージセンサ領域12iと、各光チャネル14iの光学系16iと、ビーム偏向装置24またはその対応するセグメント26iとの間の相対位置をチャネル特有に変更するための調整手段90、または光学特性14iまたは各光チャネルの光路の偏向に関するビーム偏向装置24のセグメント26iの光学特性をチャネル特有に変更するための調整手段90を具備する。調整手段90は、デフォルト値によって制御されるか、またはデフォルト値に従って調整作業を実行する。これらは、後述する記憶装置92および/またはコントローラ93によって提供される。
装置10は、例えば、調整手段90をチャネル特有に制御するためのデフォルト値が記憶された記憶装置92を備える。デフォルト値は予め決定され、製造業者によって記憶装置92に記憶される。さらに、図1に破線94で示されているように、プロセッサ85は、イメージセンサ領域121〜124の撮影画像の評価を使用して、例えば、画像をプロセッサ85によって融合させたり、融合して全体画像を形成したり、記憶装置92に保存されたデフォルト値を改善または更新することができる。例示的には、プロセッサ85は、以下により詳細に説明されるように、調整手段90を使用して現在の格納されたデフォルト値でマルチ開口撮像装置10を調整することによってシーンを撮影する。このように、デフォルト値は、記憶装置92から読出され、調整手段90によってチャネル特有の調整のために使用される。撮影されたイメージセンサ領域121〜124の画像を解析することによって、プロセッサ85は、これらの改善または更新されたデフォルト値を使用して、次の撮像で上記の前提条件のより正確または改善されたコンプライアンスの結果として次の撮像を行うために、撮影に使用された記憶装置92内の記憶されたデフォルト値がどのように修正されるかに関する情報を獲得する。
格納されたデフォルト値は、調整値の完全なセット、すなわち、装置10を完全に調整するための調整値のセットを含むことができる。それらは、設定された特性からチャネルの光学特性の固有のチャネル特有の偏差を低減またはキャンセルするために、上述したように選択され、以下に説明される。
デフォルト値は、例えば画像を撮影するときに、現在の状況にちょうど適している調整値のセットが常に使用されるように、例えば一連の連続的な温度間隔ごとに1つのようないくつかの調整値セットを含むことができる。従って、コントローラ93は、例えば、デフォルト値セットと異なる既定の状況との間のテーブル関連付けに、記憶装置92内でアクセスまたは参照することができる。このアクセスのために、コントローラ93は、現在の状況を示すセンサデータ、例えば、空間における装置10の温度、圧力、湿度、位置、および/または装置10の現在の加速度または現在の回転速度などに関するデータを受信し、そしてこのデータから、記憶装置92内のいくつかのデフォルト値セットのなかの1つ、すなわちセンサデータによって記述された現在の状況に最も近い所定の状況に関連するセットを判定する。センサデータは、イメージセンサ領域のイメージセンサデータから取得することもできる。例示的には、現在の温度が位置するそれぞれの温度間隔で設定された1つが、コントローラ93によって選択される。オプションのフィードバック94を使用するとき、記憶装置92から調整手段90によって撮影される特定の画像のために使用される選択されたセットのデフォルト値は、再び更新されてもよい。
格納されたデフォルト値は、例えば、格納されたデフォルト値、すなわち、部分視野の規則的な分布、光学系の焦点距離または光チャネルの被写界深度の距離からの部分視野の横方向偏差によって調整装置を制御することによって、光チャネル間の1つまたはいくつかの特性の分散の分布の尺度が減少するように構成することができる。
代替的には、デフォルト値は、例えばコントローラ93内の現在のセンサデータの適切なデフォルト値へのマッピングを固定して統合することによって、記憶装置92なしでコントローラ93において決定されてもよい。このマッピングは、センサデータとデフォルト値との間の機能的結合によって記述することができる。機能的結合は、パラメータによって適応可能であってもよい。パラメータは、フィードバック94を使用して適合させることができる。
記憶装置92は、例えば、不揮発性記憶装置であってもよい。おそらく読取り専用記憶装置であるかもしれないが、書換え可能な記憶装置も可能である。コントローラ93およびプロセッサ85は、ソフトウェア、ハードウェア、またはプログラム可能なハードウェアで実現することができる。これらは、一般的なマイクロプロセッサ上で実行されるプログラムであってもよい。コントローラ93のセンサデータを提供するためのセンサは、例えばイメージセンサ領域のような装置10に属してもよく、あるいは装置が組込まれる装置の構成要素のような外部構成要素であってもよい。以下の図を参照して以下に説明する。
調整手段90のためのいくつかの可能な実施例を以下に説明する。図1の調節手段90は、以下に説明する実施形態の変形例の1つ、いくつかまたはすべてに適用することができる。特別な組合せについても以下で詳しく説明する。
図示の変形例では、調整手段90は、例示的に、アクチュエータ14iは、対応するチャネル14iの光学系16iを光軸22iに沿って軸方向に、または光路に沿って、およびx軸および/またはy軸に沿って横方向に動かす各チャネル14iのアクチュエータ96iを備える。あるいは、アクチュエータ96iは、例えばイメージセンサ12iを動かすこともできる。一般に、アクチュエータ96iは、イメージセンサ領域12i、光学系16i、及び/又はビーム偏向装置24の対応するセグメント26iの相対的な動きを生じさせることができる。
図3に示す変形例によれば、調整手段90は例えば各チャネル14iの反射面などのセグメント26iを光軸22iすなわち、設定角度に関してその角度方向に、各チャネル14iに対して変化させるアクチュエータ98iを備える。ここで、セグメント26iは、図1に示す反射面に限定されないことに留意されたい。各セグメント26iはまた、光チャネル14iの光路がプリズムを通過する間、yz平面内で光軸22iの方向を偏向させるプリズムとして実現されてもよい。
図2および図3のアクチュエータ96iおよび98iによる相対的な移動を実現するために、すなわち、例えば並進移動方式で実施される光学系16iの移動を生成するために、ならびにアクチュエータ98iおよびX軸によるセグメント26iを傾けるために、空気圧式アクチュエータ、油圧アクチュエータ、圧電アクチュエータ、熱アクチュエータ、静電アクチュエータ、または電気力学ドライブまたはDCまたはステッピングモータまたはボイスコイルドライブを使用することができる。
図4が参照する更なる変形例によれば、調節手段90は、イメージセンサ領域12iおよび光学系16i(100i')の間または光学系16iおよびビーム偏向装置セグメント26i(100i''')の間で、前述した変形の組合せも可能であり、セグメント26i(100i'''')に統合されたそれぞれの光学系16i(100i'')に統合され得る、図4に示すような、各チャネル14iに対する相変化光学素子又は相変化素子100iを備える。相変化光学素子100iは、例えば、液晶などの屈折率の位置依存変化を引起こすことがある。これに代えてまたはこれに加えて、相変化光学素子100iは、例えば、可撓性、固体、透明材料に機械的作用を及ぼし、変形を引起こす圧電を使用することによって、または電気濡れ現象を使用することによって、光学的に活性な表面の形状を変化させる。相変化素子100i''は、例えば、光学系16iの屈折率を変化させることができる。あるいは、相変化素子100i"は、光学系16iの光学レンズ領域の形状を変化させ、それによって光学系16iの実効屈折力を変化させることができる。相変化要素100i''''は、例えば、対応する表面の仮想傾斜を引き起こすために、例えば反射ファセット上のセグメント26iの光学的に関連する表面上に正弦位相格子を生成することができる。同様に、相変化素子100i'または相変化素子100i"は、光軸を偏向させることができる。
換言すれば、相変化光学素子100iによって引起こされる相変化は、例えば、光軸22iの周りの回転対称のように、主に回転対称であり、従って、100i ''の場合には、光学系16iの焦点距離が変化する。しかしながら、対応する方向における光軸22iの偏向角または偏向の変化を引起こすために、要素100iによって引起こされる相変化は、例えば、x軸に沿って直線的に、またはy軸に沿って直線的に、ほぼ直線的であってもよい。
回転対称の位相変化は、焦点合わせに使用されてもよく、対応する光チャネル14iの部分視野の位置を補正するための線形位相変化であってもよい。
図2ないし図4を参照して導入されたアクチュエータ96i、98i及び100iは、他の種類のアクチュエータを表す。チャネル14i毎に各種類の1つが存在してもよく、これらは、記憶装置内のデフォルト値によって個々にかつ別々に制御可能であり、および/または現在のイメージセンサデータ、例えば、温度、圧力、湿度、空間における位置、加速度などのさらなるセンサのデータが考慮される。上述したように、図示されたアクチュエータの1つまたは一部のみが装置10内に存在してもよく、存在するアクチュエータは代替的に、それぞれのチャネルを個別に適合させるための少なくとも1つのチャネルまたは少なくとも2つのチャネルに存在してもよい。
もちろん混合物も可能であり、その混合物は同時に偏向および焦点距離の変化を引き起こすであろう。
図1に戻って参照すると、破線は、調整手段90に加えて、任意に、マルチ開口撮像装置10は、イメージセンサ12、光アレイ14およびビーム偏向装置24の間の、すなわち全ての光チャネル141〜144に等しい、チャネル−グローバル相対移動を生成するための1つまたは複数のアクチュエータ102を備えることができる。1つまたはいくつかの追加のアクチュエータ102は、図1に示すように、オプションとして存在するオートフォーカスコントローラ104および/またはマルチ開口撮像装置の任意に存在する画像安定化コントローラの一部であってもよい。
追加のアクチュエータによって補足された図1の装置10の具体例が図5に示されている。図5は、光チャネル141〜144の光学系161〜164が共通のキャリア18を介して機械的に互いに固定されている、図1のマルチ開口撮像装置10を示す。共通担体18は、例えば、図5に示すように、光学系161〜164が形成されている透明な基板、例えば、成形、接着などであってもよく、光路221または光軸224は、基板18を貫通する。代替的に、キャリア18は、例えば、各チャネル141〜144に対して、それぞれのチャネルに関連する161〜164が固定される開口部を含む不透明材料から形成されたキャリアであってもよい。この共通ホルダを使用して、例えばx方向、すなわち、アレイ14のライン延長方向に沿ったキャリア18の並進運動により、光学系161〜164にすべてのチャネルに等しいグローバルな動きを与えることが可能である。アクチュエータ102aがここに設けられている。これは、共通のキャリア18をx軸に沿って並進運動させるアクチュエータ102aによってすべての光チャネル141〜144に関して等しい光学系161〜164の並進運動を生成することを意味する。アクチュエータ102aのタイプに関しては、図2および図3を参照する実施例を参照されたい。さらに、図5の装置10は、z軸に沿った、または光軸22iに沿ったイメージセンサ12iから光学系16iまでの距離の変化がチャネルグローバル、すなわち全ての光チャネル141〜144に等しいアクチュエータ102bを含む。図5に示すように、アクチュエータ102bは、例えば、関連するイメージセンサ部分121〜124からキャリア18を介さずに距離を変化させるために、光学系161〜164にz軸に沿う並進運動をさせるが、同様にz軸に沿って並進運動をさせるアクチュエータ102aを介して、また、キャリア18のためのサスペンションとして機能する。
さらに、図5の装置10は、ビーム偏向装置24を、x軸に平行であるか、または光軸221〜224が位置する平面内にあるまたは同じものから遠くない軸の周りに回転させるアクチュエータ102cを含む。可能な実施例に関連するアクチュエータ102bおよび102cに関して、図2および3を参照する前に提供された例のリストを参照する。回転運動またはアクチュエータ102cによってビーム偏向装置24に与えられた回転運動は、ビーム偏向装置24のセグメント261ないし264に対して、すべてのチャネル141ないし144について同じ効果を有する。すなわち、チャネルグローバル特性である。ビーム偏向装置は、例えば、対応するセグメント261〜264を有するファセットミラーまたはプリズムであってもよい。
アクチュエータ102bを使用して、オートフォーカスコントローラ104は、例えば、チャネルグローバルにチャネル141〜144によって装置10による撮影の焦点を制御することができる。画像安定化コントローラ106は、例えば、ユーザによる揺れを回避するために、アクチュエータ102cによって第1の方向108に、およびアクチュエータ102aによって垂直方向110に全視野28を安定化することができる。
ここで図5の装置10は、たとえば、全視野内の部分視野の製造不正確さまたは温度誘発ドリフトを補償するように、イメージセンサ領域121〜124をチャネル特有の態様でx軸に沿っておよび/またはy軸に沿って並進移動させるために、各チャネル141〜144に対して、図2によるアクチュエータ、すなわち、各チャネル14iのアクチュエータ96iを例示的に備える。図5の装置10は、これに代えてまたはそれに加えて、製造のために望ましくないことになる、光学系161〜164の焦点距離の差を補償するためのアクチュエータ100i''を備えることができる。これに加えて、またはこれに代えて、図5の装置10は、相対的な傾斜は、部分視野301〜304による全視野28の所望のカバレッジをもたらすように、製造または温度によって生じるセグメント261〜264の相対的な傾きの偏差を互いに補償するアクチュエータ100i'''を備える。それに加えて、またはこれに代えて、装置10は、最終的に、タイプ100i'または100i'''のアクチュエータを備えることができる。
要するに、装置10は、アレイ14のライン延長方向xに平行な軸の周りでビーム偏向装置24を回転させるように構成されたアクチュエータ102cを備えることができる。回転軸は、例えば、光学軸221〜224の平面内に配置されるか、または、光学系161〜164の直径の4分の1未満だけ、回転軸から離れて配置される。あるいは、もちろん、回転軸が遠く離れている、例えば、光学系の直径よりも小さいか、または4つの光学系の直径よりも小さいことも可能である。アクチュエータ102cは、撮影時の使用によるマルチ開口撮像装置10の揺れを補償するために、例えば、5°未満又は10°未満のスパン内のような小さい角度範囲における短い応答時間でビーム偏向装置24を回転させるために設けられてもよい。この場合、アクチュエータ102cは、例えば、画像安定化コントローラによって制御される。
代替的にまたは追加的に、アクチュエータ102cは、より大きな角度シフトで部分視野301〜304(図1)の全カバレッジによって定義される全視野28をその方向に変えるように構成することができる。このように、ビーム偏向装置24を回転させて偏向を達成することも可能であり、この場合、例えば、ビーム偏向装置24を両側で反射するミラーアレイとすることによって、全視野が装置10に対して反対方向に配置される。
代替的にまたは追加的に、装置10は、基板18または基板18自体により、光学系161〜164を使用して光学系161〜164をライン延長方向に並進的に移動させるように構成されたアクチュエータ102aを備えるように構成されている。アクチュエータ102aは、例えば、ライン延長方向に沿った運動53によりミラー偏向装置24を回転させることによって実現される画像安定化を横断する画像安定化を達成するために、上述した画像安定化コントローラによって制御されてもよい。
追加的または代替的に、装置10は、被写界深度の調整を達成するように、イメージセンサ12と光学系161〜164またはイメージセンサ12と本体18との間の画像側の距離を変更するためのアクチュエータ102bをさらに備えることができる。手段54は、手動ユーザコントローラによって、または装置10のオートフォーカスコントローラによって制御されてもよい。
アクチュエータ102aは、また、基板18を支持するのに役立ち、図5に示すように、好ましくは構造高さを増加させないためにライン延長方向に沿って基板18に水平方向に隣接するように配置される。アクチュエータ102bおよび102cについては、構造高さを増加させないために、光路の平面内に配置することが好ましいこともまた真実である。
光学系161〜164は、既に述べた透明基板を介してなどの相互の間だけでなく、ビーム偏向装置に対しても、一定の相対位置で保持することができることが指摘されるべきである。好ましくは構造的な高さを増加させない、したがって好ましくは構成要素12,14および24の平面内または光路の平面内に配置される適切なフレームなどである。相対位置の不変性は、光軸に沿った光学系とビーム偏向装置との間の距離に限定され、アクチュエータ102bは、例えば、光軸に沿って並進的にビーム偏向装置24と共に光学系161〜164を移動する。光学系−ビーム偏向装置の距離は、チャネルの光路がビーム偏向装置24のセグメントによって横方向に制限されないように最小距離に設定することもでき、セグメント26iは、最適経路を制限しないために、横方向の伸長に関して最大の光学系−ビーム偏向装置の距離について寸法決めされなければならない。さらに、アクチュエータ102aが光学系161〜164をライン延長方向に沿って並進的にビーム偏向装置に導くように、相対位置の不変性は、前述したフレームが光学系およびビーム偏向装置をx軸に沿って堅固な態様で互いに保持することを意味することができる。
ビーム偏向装置24の回転運動を発生させるためのアクチュエータ102c及びマルチ開口撮像装置10の光学的画像安定化コントローラのアクチュエータ102aに関連して、上述の光チャネルの光路を偏向させるビーム偏向装置24は、画像または2次元での全画像フィールドの安定化、すなわち、基板18の並進運動によって基本的にライン延長方向に平行な第1の画像軸に沿った画像安定化、および、ビーム偏向の前あるいはなしに、基本的に光軸に平行な、または、偏向された光軸を考慮するとき、ビーム偏向装置24の回転運動を生成することにより光軸およびライン延長方向に垂直な、第2の画像軸に沿った画像安定化を可能にする。加えて、記載された構成は、上述したフレームおよびアレイ14の固定されたビーム偏向装置を、例えば、焦点調節を実現し、したがって、オートフォーカス機能を実現する、上述のアクチュエータ54により、ライン延長方向に垂直に並進移動させることができる。
完全を期すために、装置は、イメージセンサ領域を介してキャプチャするとき、チャネルを介してイメージセンサ領域に撮像されたチャネル毎のシーンの画像を撮影し、かつ、装置は任意で画像を結合または融合して、全視界内のシーンに対応する全画像を形成し、および/または例えば3D画像データおよび深度チャートを形成するための対象シーンに関する深度情報および例えば、リフォーカス(実際の撮影後のシャープネスの領域を決定する)、全焦点画像、仮想グリーンスクリーン(前景色と背景色の分離)などのソフトウエア技術的実現などの追加データを提供するプロセッサ85などのプロセッサを含むことができる。後者のタスクは、前記プロセッサによって、または外部的に実行することもできる。しかしながら、プロセッサは、マルチ開口撮像装置の外部の構成要素を表すこともできる。
図6は、これまで説明した代替案の機器10が例えば、携帯電話、スマートフォンまたはメディアプレーヤなどの携帯装置200の平坦な筐体内に組込むことができ、この場合、イメージセンサ12の平面またはイメージセンサ領域およびチャネル14の光学系のレンズ面は、例えば、平坦な筐体の平坦な延長方向に垂直に、または、厚さ方向に平行に向けられることを示す。このように、ビーム偏向装置24は、例えば、スクリーンを含む平坦な筐体の前面202の前に配置されるべき例えばマルチ開口撮像装置10の全視界を提供する。あるいは、視野が前側202とは反対側の平坦なケーシングの裏側の前に位置する場合には、このような偏向が可能である。筐体は、光チャネル14の光路を透過するように、貫通した側202に透明窓206を備えることができる。さらに、(機械的にに動かされる、エレクトロクロミック)切換え可能なダイヤフラムは、前面および/または背面の窓の開口部を通る光の入射に影響を及ぼすように取付けることができる。筐体の厚さに平行な装置10の構造高さは、筐体内の装置10の図示された位置によって小さく維持され得るので、装置200の筐体または装置自体は平坦であり得る。切換可能性はまた、側面202の反対側の側面に窓を設け、例えば、2つの位置の間でビーム偏向装置を動かすことによって提供されてもよく、例えば、後者は、図9に示されているように表裏のミラーリングを行うミラーとして1つの位置から他の位置に回転させるか、または1つの位置のためのファセットの組と、他の位置のためのファセットの他の組を含むファセットミラーとして実行され、ファセットの組は、ライン延長方向に沿って互いに隣接して配置され、ライン延長方向に沿ったビーム偏向装置の並進往復運動は、位置間での切り替えを引き起こす。例えば、自動車のような携帯可能ではない別の装置に装置10を設置することももちろん可能であろう。図7は、そのチャネルの部分視野が完全に同じ視野をカバーし、あるいは、任意には、合同であってもカバーするいくつかのモジュール10が、例えば立体視目的のために、両方のモジュールに等しいライン延長方向に沿って互いの間の基本距離Bで装置200内に設置できることを示す。2つ以上のモジュールも考えられる。モジュール10のライン延長方向は、同一直線上になくてもよく、互いに平行であってもよい。しかしながら、すでに言及したように、装置10またはモジュールは、グループ内の同じものがそれぞれ同じ全視野を完全にカバーするようにチャネルを装備することもできる。
光路または光軸が前の平行移動またはビーム偏向から外れる可能性があることはすでにすでに指摘されている。この状況は、チャネルが一種のプレ発散を提供され得るという点で以下に記載される。この光軸221〜224のプレ発散を使用して、例えば、全ての面の傾斜が異なるわけではなく、いくつかのチャネルのグループが等しく傾斜した面を例示的に含むことが可能である。後者は、一体的に形成されてもよいし、互いに連続的に、すなわち、ライン延長方向に隣接するチャネルのグループに関連するファセットとして連続的に統合されてもよい。これらのチャネルの光軸の発散は、光学系の光学中心とチャネルのイメージセンサ領域との間の横方向のオフセットによって達成されるので、これらの光軸の発散に起因する。プレ発散は、例えば、1つの平面に限定され得る。典型的には、ビーム偏向前または偏向なしの光軸は、一方の共通平面内にあるが、発散的な態様であってもよく、ファセットは他方の横断面において追加の発散のみを引き起こす、すなわちそれらは全てライン延長方向に平行であり、前述した光軸の共通平面とは異なるように互いに傾斜のみしており、ここでもいくつかのファセットは同一の傾斜を含むことができ、またはビーム偏向の前または偏向なしに、例えば、前述の光軸の共通平面内に既に存在する対で異なる光軸をチャネルのグループに共通に関連付けることができる。
このおよび前述のプレ発散は、例えば、光学系の光学中心がライン延長方向に沿って直線上に位置することによって達成され得、一方、イメージセンサ領域の中心は、イメージセンサ平面内の直線上の点、例えば、ライン延長方向に沿ったおよび/またはライン延長方向およびイメージセンサ法線の両方に垂直な方向に沿ってチャネル特有の方法でイメージセンサ平面における前述の直線上の点からずれた点、上のイメージセンサ領域の平面の法線に沿った光学中心の投射から偏向するように構成される。あるいは、イメージセンサの中心がライン延長方向に沿って直線上に位置することによって、プレ発散を達成することができるが、光学系の中心は、光学系中心平面の直線上の点、例えば、ライン延長方向に沿ったおよび/またはライン延長方向および光学中心平面の法線に垂直な方向に沿ったチャネル特有の態様における光学中心平面において前述の直線上の点から逸脱した点、の光学系の光学中心の平面の法線に沿ったイメージセンサの光学中心の投影からずれるように配置される。前述したそれぞれの投影からのチャネル特有の偏差は、単にライン延長方向にのみ、すなわちプレ発散が使用されている共通平面内に光軸が配置されることが好ましい。光学中心とイメージセンサ領域の中心の両方は、ライン延長方向に平行な直線上にあるが、異なる中間距離に位置する。これに対して、ライン延長方向に対して垂直な横方向のレンズとイメージセンサとの間の水平方向のオフセットは、より大きな構造的な高さをもたらす。ライン延長方向における純粋な面内オフセットは構造高さを変化させないが、ファセットはより少なくなり、及び/又はファセットは角度方向の傾斜のみを含み、それにより構造がより容易になる。一方で隣接するチャネル141,142と隣接するチャネル143,144とが光軸141,142,143,144を有する共通キャリア上に保持された図5による光学系の場合の図8aと図8bに例示的に示すように、共通平面内にそれぞれ位置しているが、互いに対して斜めになっている、すなわち、プレ発散している。ファセット261,262はファセットで形成され、ファセット263,264は、ファセットの各対の間に破線で示されるように別のファセットによって形成されてもよく、唯一の2つのファセットは一方向にのみ傾斜し、両方ともライン延長方向に平行である。
さらに、例えば、超解像または対応する部分視野がこれらのチャネルによってサンプリングされることを使用し分解能を高めるために、一部の光チャネルが同じ部分視野に関連付けられるようにすることができる。そのようなグループ内の光チャネルは、例えば、ビーム偏向の前に平行であり、ファセットによって一部の視野に偏向される。有利には、グループのチャネルのイメージセンサの画素画像は、このグループの別のチャネルのイメージセンサの画素の画像の中間位置に配置される。
超解像度目的ではなく、立体視目的のためにのみ、例えば、ライン延長方向に直接的に隣接するチャネルのグループが、それらの部分的な視野を完全な視野で完全にカバーする実施例が考えられ、相互に直接的に隣接するチャネルの他のグループも全視野を完全にカバーする。
従って、上記の実施形態は、各チャネルが全視野の一部の視野を送信し、一部の視野が部分的に重なり合う単一ラインのチャネル構成を有するマルチ開口撮像装置の形態で実施されてもよい。立体画像撮影のためのステレオ、トリプル、クワドループルなどの構造のための複数のそのようなマルチ開口撮像装置を有する構造も可能である。従って、複数のモジュールは、連続した線として実装されてもよい。隣接するラインは、同一のアクチュエータおよび共通のビーム偏向要素を使用することができる。光路内に位置する1つまたは複数の実施基板は、ステレオ、トリプル、クワドループル構造を形成することができるライン全体にわたって延在してもよい。いくつかのチャネルが同じサブ画像領域を画像化する超解像度法を使用することができる。光軸は、既にビーム偏向装置がなくても発散できるので、ビーム偏向装置に必要なファセットはより少なくて済む。ファセットは有利には単一の角度成分のみを含む。イメージセンサは、単一のピースであってもよく、1つの連続した画素マトリクスまたは複数の分断された画素マトリクスのみを備えていてもよい。イメージセンサは、例えば、導電性基板上に互いに隣接して配置された多数のサブセンサで構成することができる。オートフォーカス駆動装置は、ビーム偏向素子が光学系と同期して動作されるか非稼動状態になるように構成されてもよい。

Claims (11)

  1. イメージセンサ(12)と、
    互いに隣接して配置された光チャネル(141,142,143,144)の単一ラインアレイ(14)であって、各光チャネルは、全視野(28)の部分視野(301,302,303,304)を前記イメージセンサの各イメージセンサ領域(121,122,123,124)上に投射するための光学系(161,162,163,164)を含む、光チャネル単一ラインアレイと、
    前記光チャネルの光路(221,222,223,224)を偏向させるためのビーム偏向装置(24)と、
    それぞれの光チャネルの前記イメージセンサ領域(121,122,123,124)、それぞれの光チャネルの前記光学系(161,162,163,164)および前記ビーム偏向装置(24)の間の相対位置をチャネル特有に変更するため、あるいは前記それぞれの光チャネルの前記光学系(161,162,163,164)の光学特性または前記それぞれの光チャネルの前記光路の偏向に関する前記ビーム偏向装置のセグメント(261,262,263,264)をチャネル特有に変化させるための調整手段(90;96i;98i;100i)と、
    前記調整手段のためのデフォルト値が記憶された記憶装置および/または前記調整手段をチャネル特有に制御するために前記イメージセンサのセンサデータを前記調整手段のためのデフォルト値に変換するコントローラとを備える、マルチ開口撮像装置であって、
    前記ビーム偏向装置は、前記単一ラインアレイのライン延長方向に平行な回転軸の周りにチャネル全体が回転可能なように支持されており、
    前記マルチ開口撮像装置の光学的画像安定化制御装置によって制御される、前記回転軸を中心とした前記ビーム偏向装置(24)の回転運動を生成するための第1のアクチュエータ(102c)をさらに備え、
    第1の画像軸に沿った画像安定化は前記光チャネルの単一ラインアレイの光学系の並進運動により引き起こされ、かつ、第2の画像軸に沿った画像安定化は前記ビーム偏向装置の回転運動を発生させることによって引き起こされるように、前記マルチ開口撮像装置の前記光学的画像安定化制御装置によってさらに制御される、前記単一ラインアレイの前記ライン延長方向に沿った前記光チャネルの単一ラインアレイの光学系の並進移動のための第2のアクチュエータ(102a)をさらに備える、
    マルチ開口撮像装置。
  2. 前記調整手段は、
    少なくとも1つ、少なくとも2つ、または各チャネル(14i)について、それぞれのチャネルの光学系をそれぞれのチャネルの光経路に対して横方向および/または縦方向に移動させるためのアクチュエータ(96i)を備える、請求項1に記載のマルチ開口撮像装置。
  3. 前記調整手段は、
    少なくとも1つ、少なくとも2つ、または各チャネル(14i)について、前記各光チャネルの前記光学系(16i)の光学面の屈折率の局所分布または形状または前記各光チャネルの前記光路の偏向に関する前記ビーム偏向装置の前記セグメント(26i)を変更するための位相変化素子(100i)を備える、請求項1または2に記載のマルチ開口撮像装置。
  4. 前記調整手段は、
    少なくとも1つ、少なくとも2つ、または各チャネル(14i)について、前記各光チャネルの光路の偏向に関する前記ビーム偏向装置の前記セグメントを傾斜させるためのアクチュエータ(98i)を備える、請求項1ないし3のいずれかに記載のマルチ開口撮像装置。
  5. 前記調整手段に加えて、前記イメージセンサと前記単一ラインアレイと前記ビーム偏向装置の間でチャネル全体の相対運動を生成するためのアクチュエータ(102)をさらに備える、請求項1ないし4のいずれかに記載のマルチ開口撮像装置。
  6. 前記調整手段に加えて存在する前記アクチュエータは、前記マルチ開口撮像装置のオートフォーカスコントローラ(104)または画像安定化制御装置(106)の一部である、請求項5に記載のマルチ開口撮像装置。
  7. 前記複数の光チャネルの前記光路(221,222,223,224)に沿って前記複数の光チャネルの光学系を並進運動させるための第3のアクチュエータ(102b)をさらに備える、請求項1ないし6のいずれかに記載のマルチ開口撮像装置。
  8. 前記第3のアクチュエータ(102b)は、前記マルチ開口撮像装置のフォーカス制御装置により制御される、請求項7に記載のマルチ開口撮像装置。
  9. 前記デフォルト値は、光チャネル間の1つまたはいくつかの特性の分布のばらつきの尺度が、記憶された前記デフォルト値によって調整装置を制御することによって低減されるように前記コントローラが構成されるように適合されている、または光チャネル間の1つまたはいくつかの特性の分布のばらつきの尺度が、記憶された前記デフォルト値によって調整装置を制御することによって低減されるように前記コントローラが構成されるように、前記コントローラ内に、現在のセンサデータの適切なデフォルト値へのマッピングが固定的に統合され、
    ただし、記憶された前記デフォルト値は、
    部分視野の規則的な分布からの部分視野の横方向のずれ、
    光学系の焦点距離、
    前記光チャネルの被写界深度の距離である、
    請求項1ないし8のいずれかに記載のマルチ開口撮像装置。
  10. 前記デフォルト値または前記コントローラによる変換は、前記イメージセンサ領域のイメージセンサデータおよび/または温度、圧力、湿度、前記マルチ開口撮像装置の空間的位置および/または前記マルチ開口撮像装置の加速度および/またはマルチ開口撮像装置の回転速度に関するセンサのデータに依存する、請求項1〜9のいずれか1項に記載のマルチ開口撮像装置。
  11. イメージセンサ(12)と、互いに隣接して配置された光チャネル(141,142,143,144)の単一ラインアレイ(14)であって、各光チャネルは、全視野(28)の部分視野(301,302,303,304)を前記イメージセンサの各イメージセンサ領域(121,122,123,124)上に投射するための光学系(161,162,163,164)を備える、単一ラインアレイ(14)と、前記光チャネルの光路(221,222,223,224)を偏向させるためのビーム偏向装置(24)であって、前記ビーム偏向装置は、前記単一ラインアレイのライン延長方向に平行な回転軸の周りにチャネル全体が回転可能なように支持されている、ビーム偏向装置とを備えるマルチ開口撮像装置を調整するための方法であって、前記方法は、
    記憶装置から前記調整のためのデフォルト値を読出す、または前記イメージセンサのセンサデータから前記調整のための前記デフォルト値を計算するステップと、
    デフォルト値におけるセンサデータに基づいて、各光チャネルのイメージセンサ領域(121,122,123,124)、各光チャネルの光学系(161,162,163,164)および前記ビーム偏向装置(24)の間の相対位置をチャネル特有に変化させる、あるいは、各光チャネルの光学系の光学特性または各光チャネルの光路の偏向に関する前記ビーム偏向装置のセグメント(261,262,263,264)をチャネル特有に変化させるステップと、
    第1のアクチュエータ(102c)によって前記ビーム偏向装置(24)の前記回転軸の周りでの回転運動を生成し、前記マルチ開口撮像装置の光学的画像安定化制御装置によって前記第1のアクチュエータ(102c)を制御するステップと、
    光チャネルの前記単一ラインアレイの光学系を第2のアクチュエータ(102a)によって前記単一ラインアレイのライン延長方向に沿って並進移動し、第1の画像軸に沿った画像安定化が光チャネルの前記単一ラインアレイの前記光学系の並進運動によって引き起こされ、かつ第2の画像軸に沿った画像安定化が前記ビーム偏向装置の前記回転運動を発生させることによって引き起こされるように、前記マルチ開口撮像装置の前記光学的画像安定化制御装置によって前記第2のアクチュエータ(102a)を制御するステップとを含む、方法。
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